JPH0725217Y2 - 撹拌装置 - Google Patents

撹拌装置

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JPH0725217Y2
JPH0725217Y2 JP2619890U JP2619890U JPH0725217Y2 JP H0725217 Y2 JPH0725217 Y2 JP H0725217Y2 JP 2619890 U JP2619890 U JP 2619890U JP 2619890 U JP2619890 U JP 2619890U JP H0725217 Y2 JPH0725217 Y2 JP H0725217Y2
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JP
Japan
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container
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container holder
reagent
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JP2619890U
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Inventor
孝一 若竹
Original Assignee
三井製薬工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、容器内の液体を攪拌する攪拌装置に係り、
特に、液体内の物質を常時攪拌して該物質が容器底部へ
と沈降しないように攪拌するのに好適な攪拌装置に関す
る。
〔従来技術とその課題〕
周知のように、血液検査装置で使用する検査試薬の中に
は、例えば、酵素免疫測定法(以下、EIA法という。)
などに用いられる試薬などにみられるように、絶えず試
薬を攪拌しなければ、均一な濃度を保てないものがあ
る。
このような場合、従来では、試薬容器内にマグネチック
スターラを入れて攪拌する方法や、試薬内に直接攪拌棒
を浸漬して攪拌する方法が一般的である。
しかしながら、上記従来の攪拌方法にあっては、攪拌対
象が1つの試薬容器であるため、攪拌効率が非常に悪
い、という問題を有していると共に、攪拌棒の洗浄不足
によりクロスコンタミネーション等が発生し易く、ま
た、回転攪拌のみによって試薬容器内の試薬を攪拌する
ため、攪拌効率が余り良くない、という問題を有してい
た。
この考案は、かかる現状に鑑み創案されたものであっ
て、その目的とするところは、別途攪拌装置を設けるこ
となく、簡易な構成によって、抗体不溶磁性体液などを
回転或は偏心回転及び揺動との組み合わせによる複合運
動によって攪拌することで、効率的な攪拌をすることが
できる取り扱い至便な攪拌装置を提供しようとするもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、この考案にあっては、攪拌
装置を、駆動装置によって回動される容器ホルダと、上
記容器ホルダの保持孔に回動自在に嵌合係止されてなる
回転体と、周面にギアが刻設されてなる固定ギア体と、
上記固定ギア体のギアと噛合し上記容器ホルダの回転に
よって上記回転体を回転させるギア体と、上記固定ギア
体の周面に沿って所定間隔毎に突設されてなる突起体
と、から構成し、上記回転体内に収納された容器内の液
体が、上記容器ホルダの回転によって回転攪拌されると
共に、所定位置において上記突起体と衝合して揺動攪拌
されるように構成したことを特徴とするものである。
この考案にあっては、前記回転体の周面に、前記突起体
が回転体内に侵入できるように開口し、かつ、前記回転
体には、容器を回転体の略中央部に保持させるためのバ
ネ材を配設して構成したことを特徴とするものである。
また、この考案は、上記目的を達成する他の手段とし
て、攪拌装置を、駆動装置によって回動される容器ホル
ダと、上記容器ホルダの保持孔に偏心回動自在に嵌合係
止されてなる回転体と、周面にギアが刻設されてなる固
定ギア体と、上記固定ギア体のギアと噛合し上記容器ホ
ルダの回転によって上記回転体を回転させるギア体と、
上記固定ギア体の周面に沿って所定間隔毎に突設されて
なる突起体と、から構成し、上記回転体内に収納された
容器内の液体が、上記容器ホルダの回転によって偏心し
て回転攪拌されると共に、所定位置において上記突起体
と衝合して揺動攪拌されるように、上記容器が回転体内
に収納されていることを特徴とするものも含まれる。
〔作用〕
この考案に係る攪拌装置にあっては、容器ホルダが回転
して所定の液体が収容された容器を分注位置まで移送す
る上記回転移送作動中に、該容器ホルダに回転又は偏心
回転自在に取り付けられた回転体を、前記ギアと固定ギ
ア体との噛合によって回転させ、これにより上記容器を
回転することで容器内の液体を回転攪拌すると共に、上
記回転体内に収納された容器は、上記回転移送作動中に
突起体と衝合して傾斜するので、上記容器内の液体を揺
動攪拌することができる。
〔実施例〕
以下、添付図面に示す実施例に基づき、この考案を詳細
に説明する。
第1図乃至第4図は、この考案を試薬攪拌装置に適用し
た場合を例示しており、この実施例に係る試薬攪拌装置
1は、試薬容器2が遊嵌保持される回転体3と、複数個
の回転体3を所定間隔毎に回転自在に保持するループ状
の容器ホルダ4と、該容器ホルダ4を回動させる駆動装
置5と、上記回転体3と容器ホルダ4とを連結する支持
体6と、この支持体6に固着されたギア体7と、このギ
ア体7と噛合するギア8aが外周面に刻設されてなる固定
ギア体8と、この固定ギア体8の外周面に所定間隔毎に
突設されてなる突起体9と、から構成されている。
回転体3は、第1図に示すように、断面略凹状に形成さ
れており、容器収納部3aの内径は、試薬容器2の外径よ
りも大きく形成され、試薬容器2が揺動可能な状態で遊
嵌されるように構成されている。
また、この回転体3の周面下部には、第2図乃至第4図
に示すように、前記突起体9が進退可能な開口10が90度
間隔で2個開設されていると共に、上記回転体3の内周
面上部には、第1図に示すように、試薬容器2の外周面
に弾接して該試薬容器2を回転体3の略中央部に立設保
持するためのバネ材11が、回転体3の内周面に沿って所
要間隔毎に複数個取り付けられている。
このように構成された上記回転体3の底部には、該回転
体3内に収納された試薬容器2の底部と当接する前記支
持体6の頭部6aが回転自在に突設されたおり、該支持体
6の外周面には、上端部が回転体3の底部に固着された
前記ギア体7が回転可能に装着されている。
また、上記支持体6の下端部は、前記容器ホルダ4に開
設された保持孔12内に回転自在に挿着されている。
このように配設された上記支持体6の頭部6aは、試薬容
器2のゆるやかな凹部の中心部と当接して、試薬容器2
の軸心と支持体6の軸心とが自然に一致するように上記
試薬容器2を回転体3内にセットするように構成されて
いる。
容器ホルダ4は、モータMと、このモータMの回転軸に
固着され容器ホルダ4の下部に刻設されたギア4aと噛合
するギア5aと、から構成されてなる駆動装置5によって
抗体不溶磁性体液や酵素標識抗体液が収容された試薬容
器2を、所定の試薬分注位置(図示せず)へと移送する
ように構成されている。
そして、上記試薬分注位置に抗体不溶磁性体液又は酵素
標識抗体液を収容してなる試薬容器2が到達すると、該
試薬分注位置において、前記ピペット装置(図示せず)
が上記抗体不溶磁性体液又は酵素標識抗体液を試薬容器
2内から所要量吸引し、これを反応容器(図示せず)へ
と分注するように構成されている。
上記試薬容器2は、予め定められた位置にセットされ、
これらの位置は各々制御装置CPUにメモリーされてい
る。
また、前記試薬容器2内に収容される抗体不溶磁性体液
は、公知の磁性微粒子(約2.6μm)を抗体に固定化し
て構成されており、静置状態では、試薬容器2の底部へ
と沈降する比重を有して構成されている。
円板状に形成された固定ギア体8は、第1図に示すよう
に、支持体13に固定されており、その外周下部に刻設さ
れたギア8aが、常態において前記ギア体7と噛合するよ
うに前記支持体6よりも内側に配設されている。
また、上記固定ギア体8の外周上部には、前記突起体9
が、その周方向に沿って所定間隔毎に突設されている。
それ故、回転体3内に収納された試薬容器2内の試薬
は、容器ホルダ4が回転して試薬が容器を分注位置まで
移送する上記回転移送作動中に、前記ギア体7と固定ギ
ア体8のギア8aとの噛合によって回転攪拌されると共
に、上記回転体3内に収納された試薬容器2は、上記回
転移送作動中に、固定ギア体8に突設された突起体9と
衝合して回転体3内で傾斜した後揺動するので、上記試
薬容器2内の試薬を揺動攪拌することができる。
上記実施例に係る試薬攪拌装置1にあっては、回転体3
のギア体7が固定ギア体8のギア8aと噛合しているの
で、駆動装置5によって容器ホルダ4が回転作動する毎
に、回転体3に保持された試薬容器2が回転かつ揺動
し、その結果、該試薬容器2内に収容された抗体不溶磁
性体液などの液体が効率的に攪拌される。
第5図は、この考案の第2実施例に係る攪拌装置1を示
しており、この実施例では、容器ホルダ4に回転自在に
軸支された支持体6の軸心xと、回転体3に収納される
試薬容器2の収納時における軸心yとを偏心させるた
め、支持体6の頭部6aと試薬容器2の底部との間に回転
補助体20を介装し、支持体6の頭部6aを上記回転補助体
20の回転中心部に凹設された凹部21に嵌合させ、かつ、
上記回転補助体20の上面に設けられ上記試薬容器2のゆ
るやかな凹部2aの中心部と当接する回転中心突起22を、
上記凹部21とは偏心させて突設すると共に、回転体3の
内面上部には、前記実施例のバネ材11に代え、突起23を
所定間隔毎に複数個突設した他は、他の構成・作用は前
記第1実施例と同様であるので、図面には第1実施例と
同一の符号を付してその詳細な説明をここでは省略す
る。
このように攪拌装置1を構成することで、回転体3内に
収納された試薬容器2は、支持体6及び回転補助体20の
作用によって偏心回動すると共に、前記固定ギア体8に
突設された突起体9と衝合して回転体3内で傾斜した後
揺動するので、上記試薬容器2内の試薬を揺動攪拌する
ため、より効果的な攪拌を行なうことができる。
尚、上記各実施例では、この考案を試薬攪拌装置に適用
した場合を例にとり説明したが、この考案にあってはこ
れに限定されるものではなく、他の、例えば、血清など
の試料の攪拌装置などにも適用することができる。
〔考案の効果〕
この考案は、以上説明したように、容器ホルダが回転し
て所定の液体が収容された容器を分注位置まで移送する
上記回転移送作動中に、該容器ホルダに回転自在に取り
付けられた回転体を、前記ギアと固定ギア体との噛合に
よって回転させ、これにより上記容器を回転又は偏心回
転することで容器内の液体を回転攪拌すると共に、上記
回転体内に収納された容器を上記回転移送作動中に突起
体と衝合させて、上記容器内の液体を揺動攪拌するよう
に構成したので、独立した構成からなる攪拌装置を別途
用いる必要がなく、また、駆動源も別途用意する必要が
ないため、簡易な構成により容器内に収容された液体を
自動的に攪拌することができる。しかも、上記攪拌は、
容器の回転と揺動の複合運動によって行なうため、極め
て効率的に液体を攪拌することができる等の優れた効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の第1実施例に係る攪拌装置の構成
を示す部分断面図、第2図は同攪拌装置の概略的な構成
を示す半截平面図、第3図は回転体の構成を示す正面
図、第4図は同回転体の側面図、第5図はこの考案の第
2実施例に係る攪拌装置の要部の構成を示す部分断面図
である。 〔符号の説明〕 1……(試薬)攪拌装置、2……(試薬)容器 3……回転体、4……容器ホルダ 5……駆動装置、7……ギア体 8……固定ギア体、9……突起体 10……開口、11……バネ材

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動装置によって回動される容器ホルダ
    と、上記容器ホルダの保持孔に回動自在に嵌合係止され
    てなる回転体と、周面にギアが刻設されてなる固定ギア
    体と、上記固定ギア体のギアと噛合し上記容器ホルダの
    回転によって上記回転体を回転させるギア体と、上記固
    定ギア体の周面に沿って所定間隔毎に突設されてなる突
    起体と、から構成されてなり、上記回転体内に収納され
    た容器内の液体が、上記容器ホルダの回転によって回転
    撹拌されると共に、所定位置において上記突起体と衝合
    して揺動撹拌されるように、上記容器が回転体内に収納
    されていることを特徴とする撹拌装置。
  2. 【請求項2】前記回転体の周面に、突起体が回転体内に
    侵入できるように開口されていることを特徴とする請求
    項第1項記載の撹拌装置。
  3. 【請求項3】回転体内に、容器を回転体の略中央部に保
    持させるためのバネ材または突起が配設されていること
    を特徴とする請求項第2項記載の撹拌装置。
  4. 【請求項4】駆動装置によって回動される容器ホルダ
    と、上記容器ホルダの保持孔に偏心回動自在に嵌合係止
    されてなる回転体と、周面にギアが刻設されてなる固定
    ギア体と、上記固定ギア体のギアと噛合し上記容器ホル
    ダの回転によって上記回転体を回転させるギア体と、上
    記固定ギア体の周面に沿って所定間隔毎に突設されてな
    る突起体と、から構成されてなり、上記回転体内に収納
    された容器内の液体は、上記容器ホルダの回転によって
    偏心して回転撹拌されると共に、所定位置において上記
    突起体と衝合して揺動撹拌されるように、上記容器が回
    転体内に収納されていることを特徴とする撹拌装置。
JP2619890U 1989-12-04 1990-03-16 撹拌装置 Expired - Lifetime JPH0725217Y2 (ja)

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JP2619890U JPH0725217Y2 (ja) 1990-03-16 1990-03-16 撹拌装置
US07/620,608 US5183638A (en) 1989-12-04 1990-12-03 Automatic immunity analysis apparatus with magnetic particle separation
GB9026367A GB2239093B (en) 1989-12-04 1990-12-04 Autoimmunoassay device
FR909015175A FR2655426B1 (ja) 1989-12-04 1990-12-04
IT02227790A IT1246494B (it) 1989-12-04 1990-12-04 Apparecchio per analisi immunologica automatica

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JP2619890U JPH0725217Y2 (ja) 1990-03-16 1990-03-16 撹拌装置

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JPH03119429U JPH03119429U (ja) 1991-12-10
JPH0725217Y2 true JPH0725217Y2 (ja) 1995-06-07

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ID=31529104

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Families Citing this family (5)

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JP3688068B2 (ja) * 1996-08-29 2005-08-24 シスメックス株式会社 液体試料測定装置
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JPH03119429U (ja) 1991-12-10

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