JP3258601B2 - 自動分析装置 - Google Patents

自動分析装置

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JP3258601B2
JP3258601B2 JP19277897A JP19277897A JP3258601B2 JP 3258601 B2 JP3258601 B2 JP 3258601B2 JP 19277897 A JP19277897 A JP 19277897A JP 19277897 A JP19277897 A JP 19277897A JP 3258601 B2 JP3258601 B2 JP 3258601B2
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利美 河村
祐三郎 難波
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Sanko Junyaku Co Ltd
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Eisai Co Ltd
Sanko Junyaku Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーティクルを含
有するパーティクル溶液を貯留するパーティクルビンの
回転によってパーティクル溶液の攪拌を効果的に行な
い、パーティクル溶液中のパーティクルの沈降の防止を
効果的に行なうことを可能とした自動分析装置に関す
る。
【0002】
【関連技術】本発明でいう自動分析装置としては、例え
ば抗原抗体反応により検体中の特定物質を測定するため
の免疫自動測定装置が知られている。
【0003】この抗原抗体反応を利用した免疫測定法と
しては、1ステップ方式及び2ステップ方式の非競合サ
ンドイッチ法及び競合法が知られている。
【0004】1ステップ方式の非競合サンドイッチ法に
より、試料として患者から採取した血液等の検体に含ま
れる抗原の量を測定する方法を説明する。例えば、合成
樹脂製の容器内壁や粒(パーティクル)等の不溶性の単
体(固相)に結合した抗体(以下「固相抗体」という)
と、放射性物質、蛍光物質、素等の標識物質を結合し
た抗体(以下「標識抗体」という)とを予め添加してあ
る反応管に、測定対象の検体を添加する。
【0005】これによって反応管内においては、検体中
に含まれている抗原が上記固相抗体と抗原抗体反応(免
疫反応)して抗原抗体複合体を生成し、また同時にこの
抗原抗体複合体に標識抗体も複合して、固相抗体−抗原
−標識抗体という3つの成分がサンドイッチになった複
合体が生成する。このようにして、検体中の抗原を仲介
物として、標識抗体の標識を固相に結合させる。
【0006】次にこの固相に結合された標識以外のもの
であって、反応管内に添加された抗原とは結合しなかっ
た余分の標識抗体や、免疫反応に関与しなかった抗体成
分等を分離(以下「B/F分離」という)する操作を行
ない、最終的に、固相に結合した抗原量に比例する標識
量を、標識の性質を利用した物理的あるいは化学的な手
法で定量測定して、検体中の抗原濃度を求める。
【0007】一方、2ステップ方式の非競合サンドイッ
チ法は、まず固相抗体のみを予め添加した反応管に、検
体を添加することで第1の反応を行なわせた後に、標識
を添加して第2の反応を行なわせ測定を行なう方法
である。
【0008】またこれら非競合サンドイッチ法とは別
に、上述した固相抗体に対し、予め標識物質で標識した
抗原(一般に「標識抗原」という)と、検体中の抗原を
競争的に反応させる競合法と称される方法も知られてい
る。
【0009】このような免疫測定法においては、不溶性
の単体(固相)としてパーティクル(フェライトをプラ
スチックで被覆したもの)を用いる場合には、パーティ
クルを均一に供給するためパーティクルを溶液中に浮遊
させた状態で反応管に供給する必要がある。しかし、パ
ーティクルは水よりも比重が大きいためパーティクルビ
ン中のパーティクル溶液を攪拌しパーティクルが溶液中
で均一に拡散して沈降しないように攪拌することが必要
であった。
【0010】このパーティクルビン中のパーティクル溶
液の攪拌手段としては、攪拌棒をパーティクルビン内に
挿入して攪拌する方法がとられている。この攪拌棒を用
いる場合には、パーティクルビン内のパーティクル溶液
の種類が変わった場合に、攪拌棒をそのまま使用すると
他種溶液の混入(コンタミネーション)が発生してしま
う。そのため、溶液の種類が変わるたびに攪拌棒を洗浄
する必要があった。この洗浄処理はそれだけ工程的に複
雑になり、また洗浄機構も自動化する必要があり、機構
的にも複雑化するという問題があった。
【0011】さらに、パーティクル溶液は高価なもので
あるが、パーティクルビンを直立した状態で保持してパ
ーティクル溶液を吸引するためにかなりの量の吸引不能
量を残したまま廃棄されていたため、コスト的に見てか
なり不経済なものであった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した問
題点に鑑みなされたもので、パーティクルビンを回転さ
せることによってパーティクルが均一に拡散して沈降し
ないようにパーティクル溶液を攪拌することにより、従
来の攪拌棒によるパーティクル溶液の攪拌処理を不要と
するとともに他種溶液の混入(コンタミネーション)の
可能性を皆無とした自動分析装置を提供することを目的
とする。
【0013】また、パーティクル溶液の吸引不能量を最
少とすることによって高価なパーティクル溶液の廃棄量
を減少せしめコストダウンを図ることを可能とした自動
分析装置を提供することも目的とする。
【0014】上記課題を解決するために、本発明の自動
分析装置は、多数の反応管を支持してなる反応管ターレ
ットを回転させ、各反応管に対してパーティクルの供給
及び標識試薬の分注を順次行なって自動分析を行なう自
動分析装置であり、パーティクルを含有するパーティク
ル溶液を貯留するパーティクルビンと、 該パーティク
ルビンの上部を係止し下部を回動可能とした状態で保持
する試薬保持手段と、該試薬保持手段の下方に設けられ
かつ周辺部に穿設された嵌入孔に該パーティクルビンを
嵌挿してなる攪拌テーブルと、上端部に偏心ピンを突設
し該偏心ピンを該攪拌テーブルの中央下面部にベアリン
グを介して連結してなる攪拌シャフトと、該攪拌シャフ
トを回転させる第1駆動手段とを有し、該攪拌シャフト
を回転させることによって偏心ピンが偏心運動するとと
もに該攪拌テーブルが水平回転運動し、これにより該パ
ーティクルビンの上部係止部を支点としてパーティクル
ビンの下部を回動せしめ、該パーティクルが均一に拡散
するように該パーティクル溶液を攪拌することを特徴と
する。
【0015】前記パーティクルビンの回動の態様として
は、該パーティクルビンの上部を係止し下部を回動可能
とした状態で保持する試薬保持手段を有し、該パーティ
クルビンの上部係止部を支点として該パーティクルビン
の下部を回動せしめるようにするのが好適である。
【0016】前記パーティクルビンを常時傾斜した状態
で回動せしめ、該パーティクルビンの内側底部周縁部に
位置するパーティクル溶液を吸引可能とすることによ
り、該パーティクルビンに吸引不能分として残存するパ
ーティクル溶液を最少とすることが可能となる利点があ
る。
【0017】上記パーティクルビンの下部を回動させる
構成についていえば、前記試薬保持手段と、該試薬保持
手段の下方に設けられかつ周辺部に穿設された嵌入孔に
前記パーティクルビンを嵌挿してなる攪拌テーブルと、
上端部に偏心ピンを突設し該偏心ピンを該攪拌テーブル
の中央下面部にベアリングを介して連結してなる攪拌シ
ャフトと、該攪拌シャフトを回転させる第1駆動手段と
を有し、該攪拌シャフトを回転させることによって偏心
ピンが偏心運動するとともに該攪拌テーブルが水平回転
運動し、これにより該パーティクルビンの上部係止部を
支点としてパーティクルビンの下部を回動せしめるよう
にすることができる。
【0018】前記試薬保持手段に複数個のパーティクル
ビンを保持せしめ、複数のパーティクルビンを回転させ
て順次使用するように構成することもできる。この場合
は上記したパーティクルビンの下部を回動させる構成に
加え、前記攪拌テーブルの下方に設けられた回転プレー
トと、該攪拌テーブルと該回転プレートとを互いに水平
回転可能に接続する揺動接続手段と、前記攪拌シャフト
に回転自在に取りつけられかつ該回転プレートに連結さ
れた回転プーリと、該回転プーリを回転させる第2駆動
手段とをさらに有し、前記試薬保持手段に複数個のパー
ティクルビンを保持せしめ、該回転プーリを回転させる
ことによって複数個のパーティクルビンをパーティクル
供給位置に順次位置せしめるようにしたものである。
【0019】前記試薬保持手段としては、パーティクル
ビンの上部を着脱自在に係止し下部を回動可能とした試
薬ホルダーと、該試薬ホルダーを着脱自在に保持する試
薬テーブルとから構成することができる。
【0020】上記試薬ホルダーにはパーティクルビン及
び標識試薬ビンを同時に保持できる構造とすることがで
きる。その場合、該パーティクルビンは、パーティクル
ビン及び標識試薬ビンの上部をそれぞれ着脱自在に係止
し、前記攪拌テーブルにパーティクルビン嵌挿用の嵌入
孔の他に該標識試薬ビン遊挿用の遊挿孔を穿設し、該遊
挿孔に該標識試薬ビンの下部を遊挿してなり、該攪拌テ
ーブルが水平回転運動すると、該パーティクルビンは該
攪拌テーブルの運動とともに回動するが、該標識試薬ビ
ンは攪拌テーブルの運動時にも該攪拌テーブルと接触す
ることはなく静止状態を維持することができる。
【0021】前記揺動接続手段としては攪拌テーブルと
回転プレートとを互いに水平回転可能に接続する構成で
あれば特別の限定はないが、好ましい構成としては、接
続ロッドを有し、該接続ロッドの上部を前記攪拌テーブ
ルの下面にかつ該接続ロッドの下部を前記回転プレート
の上面にそれぞれ枢動自在に枢着し、該攪拌テーブルと
該回転プレートを互いに水平回転可能に接続するととも
に該回転プレートと前記試薬テーブルとを互いに連結す
ればよい。
【0022】パーティクル溶液及び標識試薬は所定の温
度に保たれて使用する必要があり、本発明の自動分析装
置には保温手段を設けるのが好ましく、例えば、前記パ
ーティクルビン及び標識試薬ビンを保温する保温ケース
を前記回転プレートの下方で前記回転プーリに連結し、
該保温ケースを該回転プレートとともに回転可能とした
構成とすることができる。
【0023】前記試薬ホルダーの前面に、測定項目や運
転条件等を示すバーコードを取り付けておけば、測定に
あたっての測定項目や運転条件等を同時に自動的に読取
ることができる利点がある。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一つの実施の形態
を添付図面に基づいて説明する。
【0025】図1は本発明に係る免疫自動測定装置の一
つの実施の形態を示す上面図である。図2は図1の正面
図である。図3は本発明の免疫自動測定装置の試薬テー
ブル機構の一部を取り除いて示した拡大上面図である。
図4は図3の断面図である。図5はパーティクルビン及
び標識試薬ビンを係止している試薬ホルダーの拡大斜視
図である。図6は図5の状態からパーティクルビン及び
標識試薬ビンの係止を解除した状態を示す拡大斜視図で
ある。図7はパーティクルビンの水平回転の状態を示す
図面であり、図7(a)は上面図、図7(b)はB−B
線断面図、図7(c)はC−C線断面図及び図7(d)
はD−D線断面図である。図8は攪拌テーブルと回転プ
レートとの接続状態を示す断面説明図である。
【0026】図1において、12は本発明に係る自動分
析装置、具体的には免疫自動測定装置で、所定速度で間
欠的に回転移動する反応管ターレット14を有してい
る。該反応管ターレット14の上面周辺部には、複数個
の反応管ホルダー16を内周列及び外周列の2列に配設
してなる反応管保持部18が形成されている。該反応管
ターレット14上面に設けられる反応管ホルダー16の
設置数は、反応の態様により適宜設定すればよいが、図
1の例では、内周列及び外周列がそれぞれ30個、合計
60個の反応管ホルダー14を設置した例を示してい
る。
【0027】20は反応管ラックで、多数の受け部21
に反応管を保持する(図1の例では2個の反応管ラック
を設置した場合が示されている)。22は、反応管移載
手段で、下部に反応管把持部22aを有しており、反応
管ラック20の受け部21に保持された反応管を反応管
ホルダー16に移載し、かつ一の反応管ホルダー16に
保持された反応管を所望個数の反応管ホルダー16をス
キップして他の反応管ホルダー16に移載する作用を行
う。
【0028】この場合、内周列又は外周列の反応管ホル
ダー16に保持された反応管を同じ周列の反応管ホルダ
ー16に移載することもできるし、他の周列の反応管ホ
ルダー16に移載することもできる。該反応管移載手段
22は該反応管保持部18に反応管を供給する反応管供
給作用と、該反応管保持部18から測定済の反応管を取
り出し廃棄する反応管廃棄作用とを行なう。
【0029】26は、該反応管にパーティクルを供給す
るパーティクル供給手段で、その下部にパーティクルノ
ズル26aが設けられている。28は、該反応管に標識
試薬を分注する試薬分注手段で、その下部に試薬ノズル
28aが設けられている。30は、B/F分離を行うた
めの洗浄手段である。32は、該反応管に測定用試薬を
分注する測定用試薬分注手段である。34は、該反応管
の反応後の反応溶液における標識物の量を測定する測定
手段である。
【0030】36は、試薬テーブル機構で、試薬テーブ
ル37を有している。該試薬テーブル37には取付孔3
7a,37aが穿設されており、該取付孔37a,37
aを介して試薬ホルダー38,38が着脱自在に取りつ
けられている。該試薬ホルダー38,38にはパーティ
クルビン40及び標識試薬ビン42がそれぞれ着脱自在
に取りつけられている。
【0031】44は基板で、該基板44上には第1駆動
手段である攪拌モータ46が支柱48を介して設けられ
ている。該攪拌モータ46には第1駆動プーリ50が直
結されている。
【0032】52は攪拌シャフトで、その上端には該攪
拌シャフトの上面中心から偏心して上方に突出した偏心
ピン54が設けられている(図4及び図8)。該偏心ピ
ン54の上端部は、上記試薬テーブル37の下面側に間
隙を介して設けられた攪拌テーブル56の中央部にベア
リング58を介して回転自在に取りつけられている(図
8)。
【0033】該攪拌テーブル56には、該パーティクル
ビン40の下部部分を嵌挿する該パーティクルビン40
の下部部分の径よりもやや大なる径を有する嵌入孔57
及び該標識試薬ビン42の下部部分を遊挿する該標識試
薬ビン42の下部部分の径よりも大なる径(後述するよ
うに攪拌テーブル56は水平運動せしめられるが、その
際に該攪拌テーブル56と該標識試薬ビン42とが接触
しない径を有することが必要である)を有する遊挿孔5
9がそれぞれ穿設されている。
【0034】該攪拌シャフト52の下端部には第1プー
リ60が固着されている。前記第1駆動プーリ50と該
第1プーリ60とは第1タイミングベルト62によって
連結されている。該第1駆動プーリ50が回転すると、
該第1プーリ60に伝達され、該第1プーリ60が攪拌
シャフト52とともに回転するようになっている。
【0035】64は上記攪拌シャフト52の外周面を回
転自在に被覆するように設けられた固定スリーブであ
る。該固定スリーブ64は支板66を介して上記攪拌モ
ータ46及び第2駆動手段となるテーブル回転モータ7
0にそれぞれ接続されている。
【0036】該テーブル回転モータ70には第2駆動プ
ーリ72が直結されている。74は該固定スリーブ64
の外周面に回転自在に設けられた回転プーリである。該
第2駆動プーリ72と該回転プーリ74とは第2タイミ
ングベルト76によって連結されている。77は該テー
ブル回転モータ70を該基板44に支持する支柱であ
る。
【0037】前記攪拌テーブル56の下方に設けられた
カップ状の回転プレート78の中央部は開口され、該開
口を介して該回転プーリ74の上面に接続されている。
80は該パーティクルビン40及び標識試薬ビン42を
保温する保温ケースである。該保温ケース80は該回転
プレート78を下方及び外方から包囲するように前記試
薬テーブルの下方に位置するように、前記支板66上に
立設された支持脚68,68によって支持設置されてい
る。該保温ケース80の外周面には保温材82が取りつ
けられている。
【0038】該回転プレート78と前記試薬テーブル3
7とは接続部84によって互いに接続されている。ま
た、該回転プレート78と前記攪拌テーブル56とは揺
動接続手段86を介して互いに水平回転可能に接続され
ている。
【0039】図8に示すように、該揺動接続手段86
は、接続ロッド88を有している。該接続ロッド88の
上部及び下部は該攪拌テーブル56の下面及び該回転プ
レート78の上面に設けられた球面継手90,92によ
って、それぞれ枢動自在に枢着されている。
【0040】前記第2駆動プーリ72が半回転すると、
回転プーリ74に伝達され、前記回転プレート78及び
保温ケース80が半回転し、それと同時に試薬テーブル
37が半回転し、さらに揺動接続手段86を介して攪拌
テーブル56も半回転する。したがって、試薬テーブル
37に取りつけられた一対の試薬ホルダー38,38の
位置が互いに入れ替わることになる。一方の試薬ホルダ
ー38のパーティクルビン40中のパーティクル溶液及
び標識試薬ビン42中の標識試薬を使い切ってしまった
場合には、新たな試薬ホルダー38に直ちに切り換える
ことができる。
【0041】本発明の自動分析装置12においては、試
薬テーブル37に着脱自在に取りつけられる試薬ホルダ
ー38の構成も従来知られていないものであり、図5〜
図7に基づいてさらに詳細に説明する。
【0042】該試薬ホルダー38は、一端部に設けられ
たヒンジ部94を介して開閉自在に互いに係合する一対
のホルダー片96,98から構成されている。それぞれ
のホルダー片96,98には前記パーティクルビン40
及び標識試薬ビン42の上部を係止する係止孔100,
102を形成する半円部100a,100b及び102
a,102bが設けられている。
【0043】一方のホルダー片96の他端下部には係合
突部104が突設されており、他方のホルダー片98の
他端下部には係合受部106が設けられている。例え
ば、該ホルダー片96,98を開放しておき該半円部1
00a,100b及び102a,102bに合致するよ
うにパーティクルビン40及び標識試薬ビン42を位置
させて(図6)、該ホルダー片96,98を閉じ、該係
合突部104を係合受部106に係合させれば、該パー
ティクルビン40及び標識試薬ビン42は該係止孔10
0,102にその上部が係止され、下部は回動自在な状
態で保持されることとなる(図5)。
【0044】該パーティクルビン40と標識試薬ビン4
2とを取り外す場合には、該係合突部104と係合受部
106との係合状態を解消し、該ホルダー片96、98
を開放すればよい。
【0045】該パーティクルビン40を該試薬ホルダー
38にその上部を係止させた状態で、前述したように、
その下部を水平回転運動させれば、図7(a)(b)
(c)に示すように、該パーティクルビン40は常時傾
斜した状態で回転運動する。したがって、パーティクル
供給手段26のノズル26aの先端を傾斜した底部に位
置させることができるので、吸引不能分として残存する
パーティクル溶液を最少とすることができる利点があ
る。
【0046】図7(a)(b)(d)から明らかなよう
に標識試薬は攪拌する必要がないために回転させること
なく静止状態を維持して操作が行なわれる。しかし、必
要に応じて、パーティクルビン40を水平回転運動させ
る機構と同様の構成を適用して水平回転運動を行なわせ
ることができることは勿論である。
【0047】図5において、108は該試薬ホルダー3
8の一方のホルダー片96の前面に設けられたバーコー
ドで、測定項目や運転条件等を示す。このバーコード1
08の内容を前記試薬テーブル機構36に設けられたバ
ーコードリーダー110によって自動的に読取って分析
操作を自動的に進行させることができる。
【0048】上記の構成により、その作用を説明する。
図示しないスイッチ手段をオンにすると、該免疫自動測
定装置12のモータがオンとなり起動し、反応管ターレ
ット14が所定速度で間欠的に回転運動を行ない、反応
管ホルダー16及び該反応管ホルダー16に保持された
反応管も回転する。
【0049】前記攪拌モータ46は、あらかじめ設定さ
れたプログラムに応じてコンピュータからの指令により
作動する。該攪拌モータ46が起動すると、第1駆動プ
ーリ50、タイミングベルト62、第1プーリ60を介
して攪拌シャフト52が回転し、該攪拌シャフト52の
上端の偏心ピン54が偏心回転する。
【0050】この偏心回転はベアリング58を介して攪
拌テーブル56に伝達され、該攪拌テーブル56が水平
回転運動を行なう。該攪拌テーブル56に穿設された嵌
入孔57にはパーティクルビン40の下部部分が嵌入さ
れているので、該攪拌テーブル56の水平運動にしたが
って該パーティクルビン40の下部部分も回動せしめら
れる。該パーティクルビン40内に貯留されたパーティ
クル溶液は常時攪拌され、該溶液中のパーティクルは均
一に分散した浮遊状態を維持して沈降することはない。
【0051】該攪拌テーブル56に穿設された遊挿孔5
9には標識試薬ビン42が遊挿されているが、該攪拌テ
ーブル56の水平運動範囲よりも該遊挿孔59の径は大
とされているので、該標識試薬ビン42の下部部分は回
動することなく静止状態が維持される。
【0052】この状態において、前記パーティクル供給
手段26によってパーティクルビン40からパーティク
ルが均一に浮遊するパーティクル溶液の所定量を反応管
に供給し、かつ前記標識試薬分注手段28によって標識
試薬ビン42から標識試薬の所定量を反応管に分注し、
所定の反応を行なわせる。
【0053】該パーティクルビン40はその下部部分が
回動せしめられているので、図7(c)によく示される
ように、パーティクルビン40は傾斜した状態でパーテ
ィクル供給手段26のノズル26aが内部に挿入され、
パーティクル溶液が吸引される。このようにパーティク
ルビン40が傾斜していれば、パーティクルビン40の
内部底部の周縁部からパーティクル溶液を吸引すること
ができるので、パーティクル溶液の吸引不能量は最少と
することができる利点がある。
【0054】パーティクル溶液は高価であり、吸引不能
な溶液は廃棄する他はないので、この吸引不能量を最少
とするのはコスト的に効果の高いものである。標識試薬
は最初から均一溶液として調整されているので攪拌する
必要はなく、また比較的安価であるので、傾斜させて保
持し吸引不能量を最少とする必要性も現在のところはそ
れほど大きくはない。
【0055】しかし、標識試薬ビン42についても、前
記した攪拌テーブル56に穿設した遊挿孔59の径を小
として嵌入孔とすれば、標識試薬の攪拌を行なうことが
でき、また吸引不能量を最少として吸引することができ
ることはいうまでもない。
【0056】パーティクルビン40内のパーティクル溶
液および標識試薬ビン42内の標識試薬をそれぞれ全て
吸引した場合には、新しいパーティクル溶液を入れた別
のパーティクルビン40及び新しい標識試薬を入れた別
の標識試薬ビン42と交換する必要がある。試薬テーブ
ル37の試薬ホルダー用受け穴37aが一個の場合に
は、使用済の試薬ホルダー38を試薬ホルダー用受け穴
37aから抜いて新しい試薬ホルダー38を差し込むこ
とによって行うことになる。しかし、上記した実施例の
ように試薬テーブル37に2つの試薬ホルダー用受け穴
37aを設けて、それぞれに試薬ホルダー38を差し込
んでおけば、該試薬テーブル37を回転させることによ
って使用済の試薬ホルダー38と新しい試薬ホルダー3
8を交換することが可能である。
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明の自動分析装
置によれば、パーティクルビンを回転させることによっ
てパーティクルが均一に拡散して沈降しないようにパー
ティクル溶液を攪拌することにより、従来の攪拌棒によ
るパーティクル溶液の攪拌処理を不要とするとともに他
種溶液の混入(コンタミネーション)の可能性を皆無と
し、分析操作の簡略化を図ることができるという効果を
奏する。また、パーティクル溶液の吸引不能量を最少と
することができるので、高価なパーティクル溶液の廃棄
量を最少としてコストダウンを図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る免疫自動測定装置の一つの実施の
形態を示す上面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】本発明の免疫自動測定装置の要部の上面図であ
る。
【図4】図3の断面図である。
【図5】パーティクルビン及び標識試薬ビンを係止して
いる試薬ホルダーの拡大斜視図である。
【図6】図5の状態からパーティクルビン及び標識試薬
ビンの係止を解除した状態を示す拡大斜視図である。
【図7】パーティクルビンの水平回転の状態を示す図面
であり、(a)は上面図、(b)はB−B線断面図、
(c)はC−C線断面図及び(d)はD−D線断面図で
ある。
【図8】攪拌テーブルと回転プレートとの接続状態を示
す断面説明図である。
【符号の説明】
12 自動分析装置,14 反応管ターレット,16
反応管ホルダー,18 反応管保持部,18a 内周
部,18b 外周部,20 反応管ラック,21 受け
部,22 反応管移載手段,22a 反応管把持部,2
6 パーティクル供給手段,26a パーティクルノズ
ル,28 試薬分注手段,28a 試薬ノズル,30
洗浄手段,32 測定用試薬分注手段,34 測定手
段,36 試薬テーブル機構,37 試薬テーブル,3
7a 取付孔,38 試薬ホルダー,40 パーティク
ルビン,42 標識試薬ビン,44 基板,46 攪拌
モータ,48 支柱,50 第1駆動プーリ,52 攪
拌シャフト,54 偏心ピン,56 攪拌テーブル,5
7 嵌入孔,58 ベアリング,59 遊挿孔,60
第1プーリ,62 第1タイミングベルト,64 固定
スリーブ,66 支板,68 支持脚,70 テーブル
回転モータ,72 第2駆動プーリ,74 回転プー
リ,76 第2タイミングベルト,77 支柱,78
回転プレート,80 保温ケース,82保温材,84
接続部,86 揺動接続手段,88 接続ロッド,9
0,92 球面継手,94 ヒンジ部,96,98ホル
ダー片,100,102 係止孔,100a,100
b,102a,102b 半円部,104 係合突部,
106 係合受部,108 バーコード,110 バー
コードリーダー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−226922(JP,A) 特開 昭59−19858(JP,A) 特開 昭60−231173(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 35/00 G01N 1/36 G01N 33/543 571

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の反応管を支持してなる反応管ター
    レットを回転させ、各反応管に対してパーティクルの供
    給及び標識試薬の分注を順次行なって自動分析を行なう
    自動分析装置であり、パーティクルを含有するパーティ
    クル溶液を貯留するパーティクルビンと、 該パーティ
    クルビンの上部を係止し下部を回動可能とした状態で保
    持する試薬保持手段と、該試薬保持手段の下方に設けら
    れかつ周辺部に穿設された嵌入孔に該パーティクルビン
    を嵌挿してなる攪拌テーブルと、上端部に偏心ピンを突
    設し該偏心ピンを該攪拌テーブルの中央下面部にベアリ
    ングを介して連結してなる攪拌シャフトと、該攪拌シャ
    フトを回転させる第1駆動手段とを有し、該攪拌シャフ
    トを回転させることによって偏心ピンが偏心運動すると
    ともに該攪拌テーブルが水平回転運動し、これにより該
    パーティクルビンの上部係止部を支点としてパーティク
    ルビンの下部を回動せしめ、該パーティクルが均一に拡
    散するように該パーティクル溶液を攪拌することを特徴
    とする自動分析装置。
  2. 【請求項2】 前記パーティクルビンを常時傾斜した状
    態で回動せしめ、該パーティクルビンの内側底部周縁部
    に位置するパーティクル溶液を吸引可能とすることによ
    り、該パーティクルビンに吸引不能分として残存するパ
    ーティクル溶液を最少とすることができるようにしたこ
    とを特徴とする請求項記載の自動分析装置。
  3. 【請求項3】 前記攪拌テーブルの下方に設けられた回
    転プレートと、該攪拌テーブルと該回転プレートとを互
    いに水平回転可能に接続する揺動接続手段と、前記攪拌
    シャフトに回転自在に取りつけられかつ該回転プレート
    に連結された回転プーリと、該回転プーリを回転させる
    第2駆動手段とをさらに有し、前記試薬保持手段に複数
    個のパーティクルビンを保持せしめ、該回転プーリを回
    転させることによって複数個のパーティクルビンをパー
    ティクル供給位置に順次位置せしめるようにしたことを
    特徴とする請求項1又は2記載の自動分析装置。
  4. 【請求項4】 前記試薬保持手段がパーティクルビンの
    上部を着脱自在に係止し下部を回動可能とした試薬ホル
    ダーと、該試薬ホルダーを着脱自在に保持する試薬テー
    ブルとからなることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    か1項記載の自動分析装置。
  5. 【請求項5】 前記試薬ホルダーがパーティクルビン及
    び標識試薬ビンの上部をそれぞれ着脱自在に係止し、前
    記攪拌テーブルにパーティクルビン嵌挿用の嵌入孔の他
    に該標識試薬ビン遊挿用の遊挿孔を穿設し、該遊挿孔に
    該標識試薬ビンの下部を遊挿してなり、該攪拌テーブル
    が水平回転運動すると、該パーティクルビンは該攪拌テ
    ーブルの運動とともに回転するが、該標識試薬ビンは攪
    拌テーブルの運動時にも該攪拌テーブルと接触すること
    はなく静止状態を維持するようにしたことを特徴とする
    請求項記載の自動分析装置。
  6. 【請求項6】 前記揺動接続手段が、接続ロッドを有
    し、該接続ロッドの上部を前記攪拌テーブルの下面にか
    つ該接続ロッドの下部を前記回転プレートの上面にそれ
    ぞれ枢動自在に枢着し、該攪拌テーブルと該回転プレー
    トを互いに水平回転可能に接続するとともに該回転プレ
    ートと前記試薬テーブルとを互いに連結したことを特徴
    とする請求項3〜5のいずれか1項記載の自動分析装
    置。
  7. 【請求項7】 前記パーティクルビン及び標識試薬ビン
    を保温する保温ケースを、前記回転プレートを下方及び
    外方から包囲するように前記試薬テーブルの下方に設置
    したことを特徴とする請求項5又は6記載の自動分析装
    置。
  8. 【請求項8】 前記試薬ホルダーの前面に、パーティク
    ル溶液及び標識試薬の成分を示すバーコードを取り付け
    たことを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項記載の
    自動分析装置。
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