JPH07251962A - 給紙装置 - Google Patents
給紙装置Info
- Publication number
- JPH07251962A JPH07251962A JP6045650A JP4565094A JPH07251962A JP H07251962 A JPH07251962 A JP H07251962A JP 6045650 A JP6045650 A JP 6045650A JP 4565094 A JP4565094 A JP 4565094A JP H07251962 A JPH07251962 A JP H07251962A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- feeding device
- needle
- sheet
- paper feeding
- Prior art date
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- Pending
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- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】分離性能を阻害することなく用紙の使用範囲を
拡げられる給紙装置を提供する。 【構成】給紙ローラ７の幅方向におけるほぼ中央にはそ
の円周方向に沿って一定の深さの溝部９が形成され、そ
の溝部９には多数の針状体としての針１０が植設されて
いる。針１０は、給紙ローラ７の外周面より長さａ分飛
び出し、用紙送り方向に対してその中心を通る直線に対
し角度θだけ傾けられている。
拡げられる給紙装置を提供する。 【構成】給紙ローラ７の幅方向におけるほぼ中央にはそ
の円周方向に沿って一定の深さの溝部９が形成され、そ
の溝部９には多数の針状体としての針１０が植設されて
いる。針１０は、給紙ローラ７の外周面より長さａ分飛
び出し、用紙送り方向に対してその中心を通る直線に対
し角度θだけ傾けられている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、給紙ローラと該給紙ロ
ーラ当接する分離部材を有し、堆積載置された用紙を１
枚ずつ給紙する給紙装置に関する。
ーラ当接する分離部材を有し、堆積載置された用紙を１
枚ずつ給紙する給紙装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】上記形式の給紙装置は、公知であり、プ
リンタ、複写機、ファクシミリ、印刷機等における転写
紙の給紙や原稿の給紙用として付設されており、その一
例を図９に示す。
リンタ、複写機、ファクシミリ、印刷機等における転写
紙の給紙や原稿の給紙用として付設されており、その一
例を図９に示す。
【０００３】図９において、符号１は底板２にカットし
た用紙３が積載された用紙載置部としての給紙カセット
である。この給紙カセット１が画像形成装置の所定位置
に装着されると、押し上げアーム５及び該アームを付勢
するスプリング６を有する底板押し上げ手段４によって
最上用紙が所定の位置、すなわち、最上用紙が給紙ロー
ラ７に圧接されるまで押し上げられる。給紙ローラ７に
は、分離部材としてのフリクションパッド８が押圧スプ
リング１３の作用によって圧接されている。
た用紙３が積載された用紙載置部としての給紙カセット
である。この給紙カセット１が画像形成装置の所定位置
に装着されると、押し上げアーム５及び該アームを付勢
するスプリング６を有する底板押し上げ手段４によって
最上用紙が所定の位置、すなわち、最上用紙が給紙ロー
ラ７に圧接されるまで押し上げられる。給紙ローラ７に
は、分離部材としてのフリクションパッド８が押圧スプ
リング１３の作用によって圧接されている。
【０００４】このフリクションパッド方式の如く、給紙
ローラ７に分離部材を圧接させている給紙装置では、給
紙ローラ７の回転により用紙が送り出されたとき、分離
部ではμ１を給紙ローラ７と最上用紙との摩擦係数、μ
２をフリクションパッド８と用紙との摩擦係数、μ３を
用紙間の摩擦係数とすると、μ１＞μ２＞μ３の摩擦力
の序列関係で、最上用紙のみが下流へ送られ、２枚目以
降の用紙は分離部のニップで送り出しが阻止されるよう
に構成されている。
ローラ７に分離部材を圧接させている給紙装置では、給
紙ローラ７の回転により用紙が送り出されたとき、分離
部ではμ１を給紙ローラ７と最上用紙との摩擦係数、μ
２をフリクションパッド８と用紙との摩擦係数、μ３を
用紙間の摩擦係数とすると、μ１＞μ２＞μ３の摩擦力
の序列関係で、最上用紙のみが下流へ送られ、２枚目以
降の用紙は分離部のニップで送り出しが阻止されるよう
に構成されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
給紙装置では給紙ローラ７が摩擦係数の大きいゴム材で
作られているが、現状のゴムの給紙ローラ７では通紙で
きる紙の厚み範囲及び用紙間の摩擦係数に限界があり、
限界を越えた用紙を使用すると、上記したμ１＞μ２＞
μ３の摩擦力の序列関係が崩れる等により、良好な給紙
動作が得られず、用紙の使用範囲を拡げられないという
問題があった。
給紙装置では給紙ローラ７が摩擦係数の大きいゴム材で
作られているが、現状のゴムの給紙ローラ７では通紙で
きる紙の厚み範囲及び用紙間の摩擦係数に限界があり、
限界を越えた用紙を使用すると、上記したμ１＞μ２＞
μ３の摩擦力の序列関係が崩れる等により、良好な給紙
動作が得られず、用紙の使用範囲を拡げられないという
問題があった。
【０００６】本発明は、上記した従来の不具合を解消
し、分離性能を阻害することなく用紙の使用範囲を拡げ
られる給紙装置を提供することを目的としている。
し、分離性能を阻害することなく用紙の使用範囲を拡げ
られる給紙装置を提供することを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、給紙ローラと該給紙ローラ当接する分離部
材を有し、用紙載置に積載された用紙を１枚ずつ給紙す
る給紙装置において、前記給紙ローラの幅方向ほぼ中央
に周方向の溝部を形成し、該溝部に先端が給紙ローラの
外周面よりも突出し、かつ用紙送り方向に対し先端が付
け根に対し上流側となるように傾けた多数の弾性を有す
る針状体を植設したことを特徴としている。
に本発明は、給紙ローラと該給紙ローラ当接する分離部
材を有し、用紙載置に積載された用紙を１枚ずつ給紙す
る給紙装置において、前記給紙ローラの幅方向ほぼ中央
に周方向の溝部を形成し、該溝部に先端が給紙ローラの
外周面よりも突出し、かつ用紙送り方向に対し先端が付
け根に対し上流側となるように傾けた多数の弾性を有す
る針状体を植設したことを特徴としている。
【０００８】さらに、本発明は上記目的を達成するため
に、前記分離部材における前記給紙ローラの溝部とほぼ
対向する位置に凹部を形成したことを特徴としている。
に、前記分離部材における前記給紙ローラの溝部とほぼ
対向する位置に凹部を形成したことを特徴としている。
【０００９】さらにまた、本発明は上記目的を達成する
ために、布状体に多数の針状体を一方向、かつ一定角度
傾けて植設し、該布状体を前記給紙ローラの溝部に両面
テープを介して貼着したことを特徴としている。
ために、布状体に多数の針状体を一方向、かつ一定角度
傾けて植設し、該布状体を前記給紙ローラの溝部に両面
テープを介して貼着したことを特徴としている。
【００１０】さらにまた、本発明は上記目的を達成する
ために、前記布状体が前記給紙ローラの溝部より幅広に
形成され、該溝部の底部に布状体の両側が嵌合する嵌合
部を形成したことを特徴としている。
ために、前記布状体が前記給紙ローラの溝部より幅広に
形成され、該溝部の底部に布状体の両側が嵌合する嵌合
部を形成したことを特徴としている。
【００１１】さらにまた、本発明は上記目的を達成する
ために、薄い金属板に対し、突起を残した多数の打ち抜
き孔を形成し、突起を所定角度曲げて針状体を形成した
ことを特徴としている。
ために、薄い金属板に対し、突起を残した多数の打ち抜
き孔を形成し、突起を所定角度曲げて針状体を形成した
ことを特徴としている。
【００１２】
【作用】上記構成によれば、前記給紙ローラの幅方向ほ
ぼ中央に周方向の溝部を形成し、該溝部に先端が給紙ロ
ーラの外周面よりも突出し、かつ用紙送り方向に対し先
端が付け根に対し上流側となるように傾けた多数の針状
体を植設したので、薄紙の重送及び厚紙の不送りを抑え
られ、用紙の使用範囲が拡大することができる。
ぼ中央に周方向の溝部を形成し、該溝部に先端が給紙ロ
ーラの外周面よりも突出し、かつ用紙送り方向に対し先
端が付け根に対し上流側となるように傾けた多数の針状
体を植設したので、薄紙の重送及び厚紙の不送りを抑え
られ、用紙の使用範囲が拡大することができる。
【００１３】
【実施例】以下、本発明の実施例に添付図面に従って説
明する。図１は、本発明に係る給紙装置の主要部を示す
説明図であり、図９と同一部材には同一符号を付してい
る。図１において、給紙ローラ７の幅方向におけるほぼ
中央にはその円周方向に沿って一定の深さの溝部９が形
成され、その溝部９には多数の針状体としての針１０が
植設されている。針１０は、その先端が給紙ローラ７の
外周面よりも突出し、かつ用紙送り方向に対し先端が付
け根に対し上流側となるように傾けられている。すなわ
ち、針１０は給紙ローラ７の外周面より長さａ分飛び出
し、用紙送り方向に対してその中心を通る直線に対し角
度θだけ傾けられている。また、針１０は外部からの力
に対して初期の角度よりさらに傾き、角度θ’になり、
外部の力から釈放されれば、元の状態に戻る弾力性を有
している。
明する。図１は、本発明に係る給紙装置の主要部を示す
説明図であり、図９と同一部材には同一符号を付してい
る。図１において、給紙ローラ７の幅方向におけるほぼ
中央にはその円周方向に沿って一定の深さの溝部９が形
成され、その溝部９には多数の針状体としての針１０が
植設されている。針１０は、その先端が給紙ローラ７の
外周面よりも突出し、かつ用紙送り方向に対し先端が付
け根に対し上流側となるように傾けられている。すなわ
ち、針１０は給紙ローラ７の外周面より長さａ分飛び出
し、用紙送り方向に対してその中心を通る直線に対し角
度θだけ傾けられている。また、針１０は外部からの力
に対して初期の角度よりさらに傾き、角度θ’になり、
外部の力から釈放されれば、元の状態に戻る弾力性を有
している。
【００１４】かく構成の給紙装置は、薄紙の用紙３を通
紙する場合、給紙ローラ７が矢印方向に回転すると、フ
リクションパッド８の位置近くから針１０が用紙３に接
触する。このとき、傾いている針１０は用紙３に接する
と、さらに角度θ’まで傾くため、針１０で用紙３を傷
つける恐れはない。最上用紙が送られるとき、給紙ロー
ラ７とフリクションパッド８間において、薄紙の場合針
１０の復元力が紙の腰よりも強いので用紙３がたわみ、
給紙ローラ７とフリクションパッド８のニップは幅Ｌ１
から幅Ｌ２に増すことにより、分離時の摩擦力が増加
し、薄紙で発生し易い重送に対し有利に働く。また、厚
紙を給紙する場合には紙の腰が針１０の復元力より大き
いため用紙３はたわまないで、針の復元力が用紙３を送
り出す力として働くため、厚紙給紙時に発生する不送り
に対して有利に働く。従って、針１０を設けたことによ
り、薄紙の重送、厚紙の不送りを抑えられので、用紙３
の使用範囲が拡大できる。
紙する場合、給紙ローラ７が矢印方向に回転すると、フ
リクションパッド８の位置近くから針１０が用紙３に接
触する。このとき、傾いている針１０は用紙３に接する
と、さらに角度θ’まで傾くため、針１０で用紙３を傷
つける恐れはない。最上用紙が送られるとき、給紙ロー
ラ７とフリクションパッド８間において、薄紙の場合針
１０の復元力が紙の腰よりも強いので用紙３がたわみ、
給紙ローラ７とフリクションパッド８のニップは幅Ｌ１
から幅Ｌ２に増すことにより、分離時の摩擦力が増加
し、薄紙で発生し易い重送に対し有利に働く。また、厚
紙を給紙する場合には紙の腰が針１０の復元力より大き
いため用紙３はたわまないで、針の復元力が用紙３を送
り出す力として働くため、厚紙給紙時に発生する不送り
に対して有利に働く。従って、針１０を設けたことによ
り、薄紙の重送、厚紙の不送りを抑えられので、用紙３
の使用範囲が拡大できる。
【００１５】図２及び図３は、本発明の別の実施例を示
す説明図で、本例ではフリクションパッド８に給紙ロー
ラ７の溝部９と対向する位置に凹部１１を形成してい
る。この場合、凹部１１は図２に示すように、フリクシ
ョンパッド８を分割してその基部１４に張り付けてもよ
い。
す説明図で、本例ではフリクションパッド８に給紙ロー
ラ７の溝部９と対向する位置に凹部１１を形成してい
る。この場合、凹部１１は図２に示すように、フリクシ
ョンパッド８を分割してその基部１４に張り付けてもよ
い。
【００１６】かく構成の給紙装置は、厚紙を給紙する場
合、用紙３がたわまないので、上記実施例と同様に針の
復元力が用紙３を送り出す力として働く効果が得られ
る。さらに、薄紙を給紙する場合には凹部１１によって
給紙ローラ７の中央で用紙３がよりたわむため、紙間の
摩擦係数がさらに低減される。よって、薄紙の重送をよ
り確実に防止することができる。
合、用紙３がたわまないので、上記実施例と同様に針の
復元力が用紙３を送り出す力として働く効果が得られ
る。さらに、薄紙を給紙する場合には凹部１１によって
給紙ローラ７の中央で用紙３がよりたわむため、紙間の
摩擦係数がさらに低減される。よって、薄紙の重送をよ
り確実に防止することができる。
【００１７】図４及び図５は、本発明のさらに別の実施
例を示す説明図で、布状体２０に多数の針１０を一方向
に傾けて植設し、金属で作ったマジックテープ（商品
名）の針側の如く、布状体２０に針１０を取り付けてい
る。従って、針１０はマジックテープ（商品名）のよう
に布状体２０に設けていることで、布状体２０から抜け
にくい構造となっている。そして、針１０付き布状体２
０を給紙ローラ７の溝部９に両面テープを介して貼着
し、このとき、植設した針１０の傾きが用紙送り方向に
対し先端が付け根に対し上流側となるように貼着してい
る。
例を示す説明図で、布状体２０に多数の針１０を一方向
に傾けて植設し、金属で作ったマジックテープ（商品
名）の針側の如く、布状体２０に針１０を取り付けてい
る。従って、針１０はマジックテープ（商品名）のよう
に布状体２０に設けていることで、布状体２０から抜け
にくい構造となっている。そして、針１０付き布状体２
０を給紙ローラ７の溝部９に両面テープを介して貼着
し、このとき、植設した針１０の傾きが用紙送り方向に
対し先端が付け根に対し上流側となるように貼着してい
る。
【００１８】かく構成の給紙装置は、針１０が布状体２
０から抜けにくいので、抜けた針１０による悪影響を防
ぐことができる。この場合、図６に示すように、布状体
２０を給紙ローラ７の溝９の幅よりも幅広に形成し、か
つ溝９の底部に布状体２０の幅Ｗと同幅にする嵌合部１
２を形成することで、布状体２０を嵌合部１２に嵌める
だけで取り付けられる。
０から抜けにくいので、抜けた針１０による悪影響を防
ぐことができる。この場合、図６に示すように、布状体
２０を給紙ローラ７の溝９の幅よりも幅広に形成し、か
つ溝９の底部に布状体２０の幅Ｗと同幅にする嵌合部１
２を形成することで、布状体２０を嵌合部１２に嵌める
だけで取り付けられる。
【００１９】図７及び図８は、本発明のさらに別の実施
例を示す説明図で、薄い金属板３０に対し、長さｂの突
起３１を残した多数の打ち抜き孔３２を形成し、突起３
１を所定角度θ”曲げて針状体を形成している。この金
属板３０は、幅Ｗに形成することで、図６に示す給紙ロ
ーラ７の嵌合部１２に嵌合させて取り付けられる。この
とき、給紙ローラ７の溝９の曲率で突起３１の角度θ”
が図８の角度θになる。
例を示す説明図で、薄い金属板３０に対し、長さｂの突
起３１を残した多数の打ち抜き孔３２を形成し、突起３
１を所定角度θ”曲げて針状体を形成している。この金
属板３０は、幅Ｗに形成することで、図６に示す給紙ロ
ーラ７の嵌合部１２に嵌合させて取り付けられる。この
とき、給紙ローラ７の溝９の曲率で突起３１の角度θ”
が図８の角度θになる。
【００２０】かく構成の給紙装置は、金属板の押し抜き
加工で製造しているので、安価であり、しかも針状体で
ある突起３１の抜けることがない。
加工で製造しているので、安価であり、しかも針状体で
ある突起３１の抜けることがない。
【００２１】以上、本発明の好ましい実施例について説
明したが、本発明は上記実施例に限定されず、各種改変
できるものである。例えば、給紙ローラの溝部はほぼ中
央に形成したが、この溝部は給紙ローラの幅方向左右両
側に分けて形成しても良い。
明したが、本発明は上記実施例に限定されず、各種改変
できるものである。例えば、給紙ローラの溝部はほぼ中
央に形成したが、この溝部は給紙ローラの幅方向左右両
側に分けて形成しても良い。
【００２２】また、本発明の給紙装置は分離部材がフリ
クションパッドに限らず、ローラ状等の適宜な摩擦部材
を用いるものに適用できる。
クションパッドに限らず、ローラ状等の適宜な摩擦部材
を用いるものに適用できる。
【００２３】
【発明の効果】請求項１の構成によれば、給紙ローラの
幅方向ほぼ中央に周方向の溝部を形成し、該溝部に先端
が給紙ローラの外周面よりも突出し、かつ用紙送り方向
に対し先端が付け根に対し上流側となるように傾けた多
数の針を植設したので、薄紙の重送、厚紙の不送りを抑
えられ、用紙の使用範囲が拡大できる。
幅方向ほぼ中央に周方向の溝部を形成し、該溝部に先端
が給紙ローラの外周面よりも突出し、かつ用紙送り方向
に対し先端が付け根に対し上流側となるように傾けた多
数の針を植設したので、薄紙の重送、厚紙の不送りを抑
えられ、用紙の使用範囲が拡大できる。
【００２４】請求項２の構成によれば、薄紙を給紙する
場合には凹部によって給紙ローラ中央で紙がよりたわむ
ため、紙間の摩擦係数がさらに低減される。よって、薄
紙の重送をより確実に防止することができる。
場合には凹部によって給紙ローラ中央で紙がよりたわむ
ため、紙間の摩擦係数がさらに低減される。よって、薄
紙の重送をより確実に防止することができる。
【００２５】請求項３の構成によれば、針が布状体から
抜けにくいので、抜けた針による悪影響を防ぐことがで
きる。
抜けにくいので、抜けた針による悪影響を防ぐことがで
きる。
【００２６】請求項４の構成によれば、布状体や金属板
の取り付け取り外しが容易で、布状体や金属板の両側の
浮き上がりも防止できる。
の取り付け取り外しが容易で、布状体や金属板の両側の
浮き上がりも防止できる。
【００２７】請求項５の構成によれば、針状体の製造が
簡単で、針状体である突起が抜けることがなく有利であ
る。
簡単で、針状体である突起が抜けることがなく有利であ
る。
【図１】本発明に係る給紙装置の主要部を示す側面説明
図である。
図である。
【図２】本発明に係る給紙装置の他の実施例を示す主要
部を示す断面説明図である。
部を示す断面説明図である。
【図３】図２の側面説明図である。
【図４】本発明に係る給紙装置のさらに他の実施例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図５】図４の布状体を示す側面説明図である。
【図６】給紙ローラの変形例を示す断面説明図である。
【図７】本発明に係る給紙装置のさらに他の実施例を示
す側面説明図である。
す側面説明図である。
【図８】本発明に係る給紙装置のさらに他の実施例を示
す金属体の斜視図である。
す金属体の斜視図である。
【図９】従来の給紙装置を示す側面説明図である。
３ 用紙 ７ 給紙ローラ ８ フリクションパッド ９ 溝 １０ 針 １１ 凹部 １２ 嵌合部 ２０ 布状体 ３０ 金属体 ３１ 突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三木 克彦 東京都大田区中馬込１丁目３番６号 株式 会社リコー内 (72)発明者 山岸 勝 東京都大田区中馬込１丁目３番６号 株式 会社リコー内 (72)発明者 後藤 一雄 東京都大田区中馬込１丁目３番６号 株式 会社リコー内
Claims (5)
- 【請求項１】 給紙ローラと該給紙ローラ当接する分離
部材を有し、用紙載置に積載された用紙を１枚ずつ給紙
する給紙装置において、 前記給紙ローラに周方向に延びる溝部を形成し、該溝部
に先端が給紙ローラの外周面よりも突出し、かつ用紙送
り方向に対し先端が付け根に対し上流側となるように傾
けた多数の弾性を有する針状体を植設したことを特徴と
する給紙装置。 - 【請求項２】 請求項１に記載の給紙装置において、前
記分離部材における前記給紙ローラの溝部とほぼ対向す
る位置に凹部を形成したことを特徴とする給紙装置。 - 【請求項３】 請求項１または２に記載の給紙装置にお
いて、布状体に多数の針状体を一方向、かつ一定角度傾
けて植設し、該布状体を前記給紙ローラの溝部に両面テ
ープを介して貼着したことを特徴とする給紙装置。 - 【請求項４】 請求項３に記載の給紙装置において、前
記布状体が前記給紙ローラの溝部より幅広に形成され、
該溝部の底部に布状体の両側が嵌合する嵌合部を形成し
たことを特徴とする給紙装置。 - 【請求項５】 請求項１または２に記載の給紙装置にお
いて、薄い金属板に対し、突起を残した多数の打ち抜き
孔を形成し、突起を所定角度曲げて針状体を形成したこ
とを特徴とする給紙装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6045650A JPH07251962A (ja) | 1994-03-16 | 1994-03-16 | 給紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6045650A JPH07251962A (ja) | 1994-03-16 | 1994-03-16 | 給紙装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07251962A true JPH07251962A (ja) | 1995-10-03 |
Family
ID=12725258
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6045650A Pending JPH07251962A (ja) | 1994-03-16 | 1994-03-16 | 給紙装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07251962A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013056725A (ja) * | 2011-09-07 | 2013-03-28 | Gunze Ltd | 生地のピックアップローラ及びピックアップ装置 |
| CN111689283A (zh) * | 2020-06-07 | 2020-09-22 | 深圳长盛高精密五金有限公司 | 一种方便安装的组合式打印机轴 |
-
1994
- 1994-03-16 JP JP6045650A patent/JPH07251962A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013056725A (ja) * | 2011-09-07 | 2013-03-28 | Gunze Ltd | 生地のピックアップローラ及びピックアップ装置 |
| CN111689283A (zh) * | 2020-06-07 | 2020-09-22 | 深圳长盛高精密五金有限公司 | 一种方便安装的组合式打印机轴 |
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