JP2761035B2 - 給紙分離装置 - Google Patents

給紙分離装置

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JP2761035B2
JP2761035B2 JP1153103A JP15310389A JP2761035B2 JP 2761035 B2 JP2761035 B2 JP 2761035B2 JP 1153103 A JP1153103 A JP 1153103A JP 15310389 A JP15310389 A JP 15310389A JP 2761035 B2 JP2761035 B2 JP 2761035B2
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separation
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separation roller
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隆志 樽木
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、原稿載置部上に載置された原稿を一枚ずつ
分離して給紙する給紙分離装置に関するものである。
従来の技術 従来、複写機等において用いられている給紙分離装置
としては、第5図に示すものが一般的である。まず、原
稿1を載置する原稿載置部(図示せず)の給紙側に対向
させて軸心回りに回転自在な分離ローラ2が設けられて
いる。つぎに、原稿載置部側と分離ローラ2側との間に
スプリング3の付勢力によって張設された分離ベルト4
が設けられており、この分離ベルト4は分離ローラ2の
外周面の一部に巻き付けられている。なお、分離ベルト
4は、伸縮性のないベルト芯材の表面に液状のゴムをコ
ーティングして形成されている。
ここで、原稿載置部上に載置された原稿1は呼出しロ
ーラ(図示せず)の回転により分離ローラ2側に搬送さ
れ、さらに、分離ローラ2の回転により分離ローラ2と
分離ベルト4との間に挿入される。二枚以上の原稿が挿
入された場合は、最下位置の原稿1のみが分離ローラ2
の回転により搬送され、それ以外の原稿1は分離ベルト
4との摩擦により搬送を阻止され、原稿1の重送が防止
される。
発明が解決しようとする課題 まず、ベルト芯材にコーティングしてあるゴム厚が薄
いため、すぐに摩耗してしまい、分離ベルト4の耐久性
が低いという欠点がある。さらに、コーティングしてあ
るゴムが摩耗して削れることにより分離ベルト4の摩擦
力が低下し、原稿1の重送が発生し易くなる。
また、分離ベルト4の分離ローラ2への巻き付け角θ
が大きいため、分離ベルト4と分離ローラ2との接触面
積が大きくなるとともに分離圧が分散され、原稿載置部
への原稿1の載置枚数が多くなるにつれて原稿1の重送
が発生し易くなる。
課題を解決するための手段 原稿載置部上に載置された原稿を一枚ずつ分離して給
紙する給紙分離装置において、前記原稿載置部の給紙側
に対向させた軸心回りに回転自在な分離ローラとベルト
芯材の少なくとも片面に分離材を固定した分離ベルトと
を設け、前記原稿載置部側と前記分離ローラ側との間に
張設した前記分離ベルトを前記分離ローラの外周面の一
部に巻き付けるとともに前記分離材を前記分離ローラの
外周面に当接させ、前記ベルト芯材の前記分離ローラへ
の巻き付け角に対して前記分離材の前記分離ローラへの
巻き付け角を小さく設定した。
作用 ベルト芯材の少なくとも片面に分離材を固定した分離
ベルトを設け、分離材を分離ローラの外周面に当接させ
たことにより、分離材の厚さ寸法が大きくなるために短
期間で摩耗してしまうということがなく、分離ベルトの
耐久性が向上する。さらに、分離材が摩耗しても一定の
摩擦力を維持することができ、分離性能が維持され、特
に、ベルト芯材の分離ローラへの巻き付け角に対して分
離材の前記分離ローラへの巻き付け角が小さいため、分
離材の先端部に分離圧が集中し、分離性能が向上する。
実施例 本発明の第一の実施例を第1図及び第2図に基づいて
説明する。複写機本体(図示せず)の上部に設けられた
原稿載置部(図示せず)には原稿5が載置されており、
この原稿載置部の給紙側に対向させて軸心回りに回転自
在な分離ローラ6が設けられている。前記原稿載置部側
と前記分離ローラ6側との間には分離ベルト7が配設さ
れており、分離ベルト7の一端はベルトホルダー8に固
定されるとともに分離ベルト7の他端にはスプリング9
が張設され、分離ベルト7の一部は前記分離ローラ6の
外周面の一部に巻き付けられている。なお、前記分離ベ
ルト7は、伸縮性のないベルト芯材10の片面に伸縮性を
有するウレタンゴムやプロロプレンゴム等の分離材11を
貼り合わせて形成されており、分離材11のみが前記分離
ローラ6の外周面に当接されている。
また、前記ベルト芯材10の前記分離ローラ6の外周面
への巻き付け角がθであるのに対し、前記分離材11の
前記分離ローラ6の外周面への巻き付け角がθであ
り、θはθより小さく設定されている。
このような構成において、原稿載置部上に載置された
原稿5は、原稿載置部と分離ローラ6との間に配設され
た呼出しローラ(図示せず)の回転により分離ローラ6
側へ搬送され、さらに、分離ローラ6の回転により分離
ローラ6と分離ベルト7との間に挿入される。二枚以上
原稿5が挿入された場合は、最下位置の原稿5のみが分
離ローラ6の回転により搬送され、それ以外の原稿1は
分離ベルト7の分離材11との摩擦により搬送を阻止さ
れ、原稿5の重送が阻止される。なお、分離ローラ6に
より搬送された最下位置の原稿5は、分離ローラ6の外
周面に当接状態で回転するプルアウトローラ12により前
記複写機本体に設けられたコンタクトガラス(図示せ
ず)上に向けて搬送される。
ここで、分離材11の厚さ寸法は、第5図に基づいて説
明した従来例のコーティングタイプのゴム厚寸法に比べ
てはるかに大きい。このため、分離材11が摩耗により削
れてベルト芯材10が露出する状態になるまでは長時間が
かかり、分離ベルト7の耐久性が向上するとともに長期
間にわたって安定した分離性能が維持される。
さらに、分離ローラ6の外周面に当接する分離材11の
分離ローラ6への巻き付き角θがベルト芯材10の分離
ローラ6への巻き付き角θより小さいため、分離材11
の先端部に分離圧が集中するエッジ効果が生じ、原稿載
置部への原稿5の載置枚数が多くなっても原稿5の重送
が防止される。また、分離ローラ6と分離材11との間へ
の二枚目以上の原稿5の入り込み寸法が小さくなるた
め、原稿5の引き抜きを小さな力で行え、操作性が向上
する。
ついで、本発明の第二の実施例を第3図に基づいて説
明する。なお、第1図及び第2図において説明した部分
と同一部分は同一符号で示し、説明も省略する。(以
下、同様)。本実施例は、分離ローラ6の外周面にロー
レット状の凹部13を形成したものである。
従って、分離ローラ6の外周面の摩擦係数が大きくな
り、最下位置の原稿5の分離搬送力が向上する。さら
に、分離ローラ6の回転に伴って分離材11の先端部が間
欠的に凹部13に対向することにより、分離材11によるエ
ッジ効果が高まり、原稿5の重送がより一層確実に防止
される。
ついで、本発明の第三の実施例を第4図に基づいて説
明する。本実施例は、分離ローラ6に巻き付ける分離ベ
ルト14の全体をウレタンゴムやプロロプレンゴム等によ
り形成したものであり、分離ベルト14の前記分離ローラ
6に巻き付けられた部分には、前記分離ローラ6の外周
面に当接する部分と分離ローラ6の外周面に当接しない
部分とを仕切る段差部15が形成されている。
従って、分離ベルト14が一体構成であるために安価と
なり、また、全体がウレタンゴムやプロロプレンゴム等
により形成されているために摩耗等に対する耐久性が高
くなり、さらに、段差部15によるエッジ効果によって原
稿5の重送が防止される。
発明の効果 本発明は、上述のようにベルト芯材の少なくとも片面
に分離材を固定した分離ベルトを設け、分離材を分離ロ
ーラの外周面に当接させて分離ベルトを張設したことに
より、分離材の厚さ寸法が大きくなるために摩耗による
分離性能の低下を防止することができ、従って、分離ベ
ルトの分離性能を長期間にわたって維持することができ
るとともに分離ベルトの耐久性を向上させることがで
き、さらに、ベルト芯材の分離ローラへの巻き付け角に
対して分離材の前記分離ローラへの巻き付け角を小さく
設定したことにより、分離材の先端部に分離圧を集中さ
せて分離性能を向上させることができる等の効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一の実施例を示す正面図、第2図は
その一部を拡大して示す正面図、第3図は本発明の第二
の実施例を示す正面図、第4図は本発明の第三の実施例
を示す正面図、第5図は従来例を示す正面図である。 5……原稿、6……分離ローラ、7……分離ベルト、10
……ベルト芯材、11……分離材、14……分離ベルト

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿載置部上に載置された原稿を一枚ずつ
    分離して給紙する給紙分離装置において、前記原稿載置
    部の給紙側に対向させた軸心回りに回転自在な分離ロー
    ラとベルト芯材の少なくとも片面に分離材を固定した分
    離ベルトとを設け、前記原稿載置部側と前記分離ローラ
    側との間に張設した前記分離ベルトを前記分離ローラの
    外周面の一部に巻き付けるとともに前記分離材を前記分
    離ローラの外周面に当接させ、前記ベルト芯材の前記分
    離ローラへの巻き付け角に対して前記分離材の前記分離
    ローラへの巻き付け角を小さく設定したことを特徴とす
    る給紙分離装置。
JP1153103A 1989-06-15 1989-06-15 給紙分離装置 Expired - Lifetime JP2761035B2 (ja)

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JP1153103A JP2761035B2 (ja) 1989-06-15 1989-06-15 給紙分離装置

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JPH0318531A JPH0318531A (ja) 1991-01-28
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ID=15555039

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61136837A (ja) * 1984-12-07 1986-06-24 Hitachi Ltd 自動給紙装置

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JPS61136837A (ja) * 1984-12-07 1986-06-24 Hitachi Ltd 自動給紙装置

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