JP3045554B2 - シート搬送装置の給紙コロ - Google Patents
シート搬送装置の給紙コロInfo
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- JP3045554B2 JP3045554B2 JP3048247A JP4824791A JP3045554B2 JP 3045554 B2 JP3045554 B2 JP 3045554B2 JP 3048247 A JP3048247 A JP 3048247A JP 4824791 A JP4824791 A JP 4824791A JP 3045554 B2 JP3045554 B2 JP 3045554B2
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- Japan
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- sheet
- paper feed
- feeding roller
- sheet feeding
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、断面が円形の１部を切
り欠いた半月形状の給紙コロを具備するシート搬送装置
に関する。
り欠いた半月形状の給紙コロを具備するシート搬送装置
に関する。
【０００２】
【従来の技術】複写機、プリンタ、ファクシミリなどの
画像形成装置のシート搬送装置では、断面が円形の１部
を切り欠いた半月形状の給紙コロを用い、待機時は給紙
コロがシートに接触せず、給紙コロの駆動時のみその円
弧形の給紙接触外周部がシートに接触する構成としたも
のは周知である。
画像形成装置のシート搬送装置では、断面が円形の１部
を切り欠いた半月形状の給紙コロを用い、待機時は給紙
コロがシートに接触せず、給紙コロの駆動時のみその円
弧形の給紙接触外周部がシートに接触する構成としたも
のは周知である。
【０００３】これを図６により説明すれば、従来のシー
ト搬送装置では、給紙カセット１の上方に間隔を置いて
半月形状の給紙コロ２が配置されており、この給紙コロ
２の給紙接触外周部にはローレット形状のギザ３が設け
られている。４は平坦な切欠面、そして５はコーナ爪で
ある。
ト搬送装置では、給紙カセット１の上方に間隔を置いて
半月形状の給紙コロ２が配置されており、この給紙コロ
２の給紙接触外周部にはローレット形状のギザ３が設け
られている。４は平坦な切欠面、そして５はコーナ爪で
ある。
【０００４】この構成のものは、給紙カセットの挿入時
に給紙コロをシートから離間するために従来必須であっ
た機構を必要とせず、単に給紙コロを回転させればよい
ので、シート搬送装置の構成を簡便にすることができる
という利点がある。さらに、前記給紙接触外周部にロー
レット形状のギザを設けることにより、該外周部の摩擦
係数を増大してシート搬送力を高めている。
に給紙コロをシートから離間するために従来必須であっ
た機構を必要とせず、単に給紙コロを回転させればよい
ので、シート搬送装置の構成を簡便にすることができる
という利点がある。さらに、前記給紙接触外周部にロー
レット形状のギザを設けることにより、該外周部の摩擦
係数を増大してシート搬送力を高めている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】半月形状の給紙コロを
装置本体に取付ける場合、図６のように、給紙コロ２が
給紙カセット１の上方に充分の間隔を置いて配置されて
いるときは問題は生じない。しかし、近年装置本体をコ
ンパクトにする傾向があり、シート搬送装置もできるだ
け高さを低く抑えて小スペースにする要求がなされてい
る。この要求に応えるため、給紙コロは給紙カセットの
上方に比較的狭い間隔で配置されることになる。
装置本体に取付ける場合、図６のように、給紙コロ２が
給紙カセット１の上方に充分の間隔を置いて配置されて
いるときは問題は生じない。しかし、近年装置本体をコ
ンパクトにする傾向があり、シート搬送装置もできるだ
け高さを低く抑えて小スペースにする要求がなされてい
る。この要求に応えるため、給紙コロは給紙カセットの
上方に比較的狭い間隔で配置されることになる。
【０００６】給紙コロは装置本体に角度誤差をもって取
付けられると、図７に示すように、その給紙接触外周部
の１つの端位置が下がる結果となる。このような状態で
給紙カセット１を矢印７の方向に着脱するとき、特に給
紙カセットをわずかに持ち上げて引き抜くようなとき、
前記端位置が給紙カセットのシートと接触してこのシー
トが引きずられ、該シートが給紙カセットより抜け落ち
る現象が発生する。
付けられると、図７に示すように、その給紙接触外周部
の１つの端位置が下がる結果となる。このような状態で
給紙カセット１を矢印７の方向に着脱するとき、特に給
紙カセットをわずかに持ち上げて引き抜くようなとき、
前記端位置が給紙カセットのシートと接触してこのシー
トが引きずられ、該シートが給紙カセットより抜け落ち
る現象が発生する。
【０００７】さらに、半月形状の給紙コロの給紙接触外
周部は、円筒面かまたはローレット形状のギザが設けら
れている。いずれにしても、給紙コロにはシート搬送力
が求められる。この点を、図８により説明する。
周部は、円筒面かまたはローレット形状のギザが設けら
れている。いずれにしても、給紙コロにはシート搬送力
が求められる。この点を、図８により説明する。
【０００８】図８において、シート搬送力をＦ、摩擦係
数をμ、そして給紙圧をＰとすれば、 Ｆ ＝ μ Ｐ となる。Ｆが小さいと不送りの原因になるが、Ｐが一定
とすると、前記の不送りはμに依存する。従って、シー
ト搬送力Ｆを大きくするには、摩擦係数μを大きくすれ
ばよいことになる。摩擦係数μを大きくするために、給
紙コロの材質や表面状態を適宜選択する。このため、給
紙コロの周面を単なる円筒面よりもローレット形状とな
し、また給紙コロのゴム硬度を下げることが行われてい
る。しかし、ゴム硬度をあまり軟かくすると、給紙コロ
の精度が悪くなり、また給紙コロ中のオイルが滲みだし
てきて、シートを汚す不都合が生ずる。
数をμ、そして給紙圧をＰとすれば、 Ｆ ＝ μ Ｐ となる。Ｆが小さいと不送りの原因になるが、Ｐが一定
とすると、前記の不送りはμに依存する。従って、シー
ト搬送力Ｆを大きくするには、摩擦係数μを大きくすれ
ばよいことになる。摩擦係数μを大きくするために、給
紙コロの材質や表面状態を適宜選択する。このため、給
紙コロの周面を単なる円筒面よりもローレット形状とな
し、また給紙コロのゴム硬度を下げることが行われてい
る。しかし、ゴム硬度をあまり軟かくすると、給紙コロ
の精度が悪くなり、また給紙コロ中のオイルが滲みだし
てきて、シートを汚す不都合が生ずる。
【０００９】本発明の課題は、シート搬送装置の半月形
状給紙コロにおける前述の不都合をなくするように、同
給紙コロの構造を改良することである。
状給紙コロにおける前述の不都合をなくするように、同
給紙コロの構造を改良することである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】前記の課題は、本発明に
より、給紙コロの給紙接触外周部の給紙開始位置に薄肉
のＬ型突出部を形成し、この突出部の先端部が給紙コロ
の回転方向にみて後方を指向するようにすることにより
解決される。
より、給紙コロの給紙接触外周部の給紙開始位置に薄肉
のＬ型突出部を形成し、この突出部の先端部が給紙コロ
の回転方向にみて後方を指向するようにすることにより
解決される。
【００１１】さらに本発明は、前記の課題を解決するた
めに、給紙コロの給紙接触外周部の給紙開始位置に突出
部を形成し、この突出部の根本部に空間を持たせること
を提案する。
めに、給紙コロの給紙接触外周部の給紙開始位置に突出
部を形成し、この突出部の根本部に空間を持たせること
を提案する。
【００１２】
【実施例】以下に、本発明をレーザプリンタに適用した
実施例を図面により説明する。
実施例を図面により説明する。
【００１３】図１において、レーザプリンタの装置本体
１０内にベルト状感光体１１が設けられ、矢印で示すそ
の回転方向に順に帯電装置１２、現像装置１３、転写装
置１４、クリーニング装置１５が配置されている。１６
は給紙カセット、そして１７は光書き込み装置である。
１０内にベルト状感光体１１が設けられ、矢印で示すそ
の回転方向に順に帯電装置１２、現像装置１３、転写装
置１４、クリーニング装置１５が配置されている。１６
は給紙カセット、そして１７は光書き込み装置である。
【００１５】給紙カセット１６に半月形状の給紙コロ１
８が設けられており、給紙カセット上のシートを一枚づ
つ送り出し、このシートはレジストローラ対１９により
タイミングをとられて、感光体１１上に搬送される。前
記せる光書き込み装置１７、帯電装置１２、現像装置１
３により形成された感光体１１上のトナー像は、転写装
置１４にてここに搬送されて来たシートに転写され、か
くトナー像を転写されたシートは定着装置２０を経て排
紙トレイ２１に排出されストックされる。
８が設けられており、給紙カセット上のシートを一枚づ
つ送り出し、このシートはレジストローラ対１９により
タイミングをとられて、感光体１１上に搬送される。前
記せる光書き込み装置１７、帯電装置１２、現像装置１
３により形成された感光体１１上のトナー像は、転写装
置１４にてここに搬送されて来たシートに転写され、か
くトナー像を転写されたシートは定着装置２０を経て排
紙トレイ２１に排出されストックされる。
【００１６】半月形状の給紙コロの摩擦係数を大きくし
た本発明による構成を、図２ないし図５により説明す
る。
た本発明による構成を、図２ないし図５により説明す
る。
【００１７】図２において、給紙コロ１８の給紙接触外
周部の両端位置のうち、接触開始端位置１８ｂに薄肉の
Ｌ型突出部２６が形成され、この突出部の先端部２６ａ
が給紙コロ１８の回転方向にみて後方を指向するように
しており、この先端部２６ａはローレット状ギザ１８ａ
よりもたわみ易くなっている。
周部の両端位置のうち、接触開始端位置１８ｂに薄肉の
Ｌ型突出部２６が形成され、この突出部の先端部２６ａ
が給紙コロ１８の回転方向にみて後方を指向するように
しており、この先端部２６ａはローレット状ギザ１８ａ
よりもたわみ易くなっている。
【００１８】かく形成された突出部２６は、給紙コロ１
８の回転につれ、図３に示すように、その先端部２６ａ
が容易にたわみ、見掛け上ゴム硬度が軟になったと同じ
状態を呈する。給紙コロ１８の回転がさらに進み、先端
部２６ａがシートより離れるときは、図４に示すよう
に、僅かの時間の間ゴムの復元力Ｋがシートに作用し、
これに送り力を与える。この復元力Ｋは、最上側シート
のみに働いて２枚目以降のシートには及ばず、２枚目以
降のシートは慣性により後に残ることになるので、給紙
コロの分離性能が著しく改善され、重送が防止される。
ローレット状ギザやラック状歯の場合、山形先端部分の
みの変形による復元力では、このような分離性能の改善
は期待できない。
８の回転につれ、図３に示すように、その先端部２６ａ
が容易にたわみ、見掛け上ゴム硬度が軟になったと同じ
状態を呈する。給紙コロ１８の回転がさらに進み、先端
部２６ａがシートより離れるときは、図４に示すよう
に、僅かの時間の間ゴムの復元力Ｋがシートに作用し、
これに送り力を与える。この復元力Ｋは、最上側シート
のみに働いて２枚目以降のシートには及ばず、２枚目以
降のシートは慣性により後に残ることになるので、給紙
コロの分離性能が著しく改善され、重送が防止される。
ローレット状ギザやラック状歯の場合、山形先端部分の
みの変形による復元力では、このような分離性能の改善
は期待できない。
【００１９】図５に示す実施例において、給紙コロ１８
の接触開始端位置１８ｂにδだけ径の大きくなった突出
部２７が設けられており、これに空間部２８が配置さ
れ、それによって突出部２７の先端部２７ａの肉厚は薄
くなっている。従って、給紙カセットのシートに接触す
るとき、該先端部２７ａは容易に内側へ変形することに
なり、結局給紙コロの外周部の摩擦力が高くなったこと
と同じになり、搬送力が大きくなる。また、給紙コロの
回転につれて該先端部２７ａがシートとの接触より離れ
るとき、内側へ変形した先端部２７ａの復元力により、
図４により説明したと同じ効果が得られる。先端部２７
ａの外周部は、他の外周部と同じくローレット状ギザ等
を設けて摩擦係数を高めることもできる。
の接触開始端位置１８ｂにδだけ径の大きくなった突出
部２７が設けられており、これに空間部２８が配置さ
れ、それによって突出部２７の先端部２７ａの肉厚は薄
くなっている。従って、給紙カセットのシートに接触す
るとき、該先端部２７ａは容易に内側へ変形することに
なり、結局給紙コロの外周部の摩擦力が高くなったこと
と同じになり、搬送力が大きくなる。また、給紙コロの
回転につれて該先端部２７ａがシートとの接触より離れ
るとき、内側へ変形した先端部２７ａの復元力により、
図４により説明したと同じ効果が得られる。先端部２７
ａの外周部は、他の外周部と同じくローレット状ギザ等
を設けて摩擦係数を高めることもできる。
【００２３】
【発明の効果】本発明の構成により、給紙コロ外周部の
接触開始点における摩擦係数を高めて不送りをなくし、
さらに突出部の復元力を利用して分離性能を高めること
ができる。
接触開始点における摩擦係数を高めて不送りをなくし、
さらに突出部の復元力を利用して分離性能を高めること
ができる。
【図１】本発明による半月形状の給紙コロを用いたレー
ザプリンタの断面図である。
ザプリンタの断面図である。
【図２】本発明により接触開始点の摩擦係数を高めるよ
うに構成した給紙コロを給紙カセットの上方に配置した
図である。
うに構成した給紙コロを給紙カセットの上方に配置した
図である。
【図３】図２に示す給紙コロの作動説明図である。
【図４】同じく図２に示す給紙コロの作動説明図であ
る。
る。
【図５】本発明の別の実施例として接触開始点の摩擦係
数を高めるように構成した給紙コロを給紙カセットの上
方に配置した図である。
数を高めるように構成した給紙コロを給紙カセットの上
方に配置した図である。
【図６】従来の半月形状の給紙コロを給紙カセットの上
方に配置した図である。
方に配置した図である。
【図７】図６に示す給紙コロの傾いた取付けを示す図で
ある。
ある。
【図８】従来の半月形状の給紙コロの給紙圧と摩擦係数
と搬送力との関係の説明図である。
と搬送力との関係の説明図である。
１８ 給紙コロ １８ａ ローレット形状のギザ １８ｂ 接触開始端位置 ２６ Ｌ型突出部 ２６ａ 突出部の先端部 ２７ 突出部 ２７ａ 突出部の先端部 ２８ 空間部
Claims (2)
- 【請求項１】 断面が円形の１部を切り欠き、待機時に
シートの接触せず駆動時にシートに接触する半月形状の
給紙コロを具備するシート搬送装置において、 該給紙コロの給紙接触外周部の給紙開始位置に薄肉のＬ
型突出部を形成し、この突出部の先端部が給紙コロの回
転方向にみて後方を指向するようにしたことを特徴とす
る給紙コロ。 - 【請求項２】 断面が円形の１部を切り欠き、待機時に
シートの接触せず駆動時にシートに接触する半月形状の
給紙コロを具備するシート搬送装置において、 該給紙コロの給紙接触外周部の給紙開始位置に突出部を
形成し、この突出部の根本部に空間を持たせたことを特
徴とする給紙コロ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3048247A JP3045554B2 (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | シート搬送装置の給紙コロ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3048247A JP3045554B2 (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | シート搬送装置の給紙コロ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04286554A JPH04286554A (ja) | 1992-10-12 |
| JP3045554B2 true JP3045554B2 (ja) | 2000-05-29 |
Family
ID=12798113
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3048247A Expired - Fee Related JP3045554B2 (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | シート搬送装置の給紙コロ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3045554B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100692573B1 (ko) | 2005-08-31 | 2007-03-13 | 삼성전자주식회사 | 화상형성기기의 급지장치 |
-
1991
- 1991-03-13 JP JP3048247A patent/JP3045554B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04286554A (ja) | 1992-10-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |