JPH07251812A - 箱体の封緘方法および同方法に使用されるミシン目カッター - Google Patents

箱体の封緘方法および同方法に使用されるミシン目カッター

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JPH07251812A
JPH07251812A JP4090794A JP4090794A JPH07251812A JP H07251812 A JPH07251812 A JP H07251812A JP 4090794 A JP4090794 A JP 4090794A JP 4090794 A JP4090794 A JP 4090794A JP H07251812 A JPH07251812 A JP H07251812A
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JP
Japan
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tape
cardboard case
cutter
packaging tape
sealing
Prior art date
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Application number
JP4090794A
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English (en)
Inventor
Seiki Nakai
清起 中井
Kuniaki Yoshida
邦章 吉田
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】包装テープを破断させることなく確実にダンボ
ールケースなどの箱体を封緘するとともに、その箱体を
封緘する包装テープを簡単に破断して開封する。 【構成】ダンボールケースCなどの箱体が搬送される
と、その外フラップF2 の突き合わせ部を封緘する包装
テープTに接して回転ロール473がシャフト471回
りに回転し、この回転ロール473に固定されたカッタ
ー刃474によって包装テープTにミシン目状切り込み
kを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダンボールケースなど
の箱体の封緘方法および同方法に使用されるミシン目カ
ッターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、図7に示すように、組み立て
られた箱体、例えば、ダンボールケースCに製品を箱詰
めした後、その前後面の上縁にそれぞれ接続された内フ
ラップF1 およびその左右側面の上縁にそれぞれ接続さ
れた外フラップF2 を順に折り込み、外フラップF2
突き合わせ部をOPPテープやクラフトテープなどの包
装テープTを用いて封緘する封緘機が出願人から提案さ
れている。
【0003】まず、この封緘機1について、図4および
図5に基づいて説明する。この封緘機1は、基台2と、
この基台2に設けられ、ダンボールケースCを後方に搬
送する搬送装置3と、この搬送装置3を介して送り込ま
れたダンボールケースCの外フラップF2 の突き合わせ
部を包装テープTで封緘する貼付装置4から構成されて
いる。
【0004】基台2は、昇降自在な支持脚21を備えて
いる他、その略中央に門形フレーム22を設けて構成さ
れており、前述の支持脚21には、転動自在なキャスタ
ー23が取り付けられている。また、門形フレーム22
には、ダンボールケースCの外フラップF2 を内方に折
り込んだ状態に保持するため、前方に突出してガイド2
4が昇降自在に配設されている。
【0005】この結果、箱詰めされたダンボールケース
Cのコンベア装置に隣接する位置まで封緘機1を移動さ
せることができる他、後述する搬送装置3のローラコン
ベア31の搬送面を前述したコンベア装置の搬送面に合
わせて上下方向に調整することができ、さらに、ガイド
24を搬送されるダンボールケースCの高さに合わせて
上下方向に調整することができる。
【0006】また、搬送装置3は、基台2の前後方向
(ダンボールケースCの搬送方向で、図4の左右方向)
にダンボールケースCを搬送するように、基台2に回転
自在に軸支された複数本のローラコンベア31と、基台
2の左右方向(図4の紙面に直交する方向)の両側に配
設された一対の無端状ベルトコンベア32からなり、一
方のベルトコンベア32は、詳細には図示しないが、他
方のベルトコンベア32に対してダンボールケースCの
幅に合わせて進退できるようになっている。
【0007】したがって、基台2に導かれたダンボール
ケースCを一対のベルトコンベア32によって両側から
挾み込みつつ、ローラコンベア31と協働して後方に送
り出すことができる。
【0008】一方、貼付装置4は、その詳細を図5に示
すように、前述したガイド24と同様に門形フレーム2
2に昇降自在に設けられ、左右方向に間隔をおいてステ
ー(図示せず)を介して連結された一対の側板41と、
この側板41に固定され、包装テープロールRを軸支す
る支持アーム42と、側板41の前方に位置して回動自
在に軸支されたテープ貼着板43と、包装テープTを切
断するカッター44と、側板41の後方に位置して回動
自在に軸支され、ダンボールケースCの外フラップF2
の突き合わせ部を封緘した包装テープTを押圧する押圧
ローラ45から構成されている。
【0009】そして、支持アーム42は、側板41に固
定されたアーム本体421と、このアーム本体421の
先端に回転自在に軸支され、包装テープロールRの巻芯
を装着可能なコア422と、アーム本体421の下部に
回転自在に軸支されたローラ423からなり、包装テー
プロールRの包装テープTは、ローラ423を経て後述
するテープ貼着板43に向けて引き出されている。
【0010】テープ貼着板43は、側板41に設けた回
転軸43a回りに回転自在に軸支された貼着板本体43
1と、この貼着板本体431に回転自在に軸支され、包
装テープTを案内するガイドローラ432と、貼着板本
体431に取り付けられたテープ保持爪433からな
り、包装テープロールRから繰り出された包装テープT
は、ガイドローラ432を経て貼着板本体431とテー
プ保持爪433とで形成される空間を通過した後、その
粘着面を前方に向けて貼着板本体431の下端を越えて
垂れ下がるように導き出されている。
【0011】また、カッター44は、側板41に設けた
回転軸44a回りに回転自在に軸支された板状のカッタ
ーカム441と、このカッターカム441に固定された
カッター刃442と、カッターカム441を常時カッタ
ー刃442が包装テープTを切断する方向に付勢するス
プリング443と、カッターカム441の回動を規制す
るストッパ444からなり、ダンボールケースCの搬送
時、その前面がカッターカム441に当接することによ
り、スプリング443の付勢力に抗して押し上げ、一
方、ダンボールケースCの後端が通過すると、スプリン
グ443の付勢力によってストッパ444に当接する位
置に復帰するようになっている。
【0012】なお、カッターカム441は板状に形成さ
れ、前述した貼着板本体431および包装テープTと干
渉しないようになっている。
【0013】さらに、押圧ローラ45は、側板41に設
けた回転軸45a回りに回転自在に軸支されたローラプ
レート451と、このローラプレート451の先端に回
転自在に軸支されたローラ452と、このローラ452
を常時ダンボールケースCの表面と接する方向に付勢す
るスプリング453からなり、ダンボールケースCの搬
送時、前述したテープ貼着板43を介してダンボールケ
ースCの外フラップF 2 の突き合わせ部を封緘した包装
テープTをスプリング453の付勢力によりローラ45
2が回転しつつ押圧するようになっている。
【0014】また、この押圧ローラ45の上部とテープ
貼着板43の略中央部間には、連結ロッド46が掛け渡
されており、両者を連動させるようにしている。すなわ
ち、ダンボールケースCの搬送時、その前面がテープ貼
着板43の貼着板本体431に当接して後方に向けて回
動させると、連結ロッド46が押圧ローラ45を押し出
すことになり、押圧ローラ45をスプリング453の付
勢力に抗して前方に向けて回動させるようにしている。
【0015】なお、スプリング453によって付勢され
ている押圧ローラ45およびテープ貼着板43の回動を
規制するため、図示しないストッパが側板41に取り付
けられている。
【0016】次に、このように構成した封緘機1の作動
について説明すると、まず、ガイド24および貼付装置
4をダンボールケースCの高さに合わせて昇降させると
ともに、一対のベルトコンベア32の間隔をダンボール
ケースCの左右側面間隔に略一致するように調整する。
その後、製品が箱詰めされたダンボールケースCを搬入
すると、ダンボールケースCは、搬送装置3を構成する
ローラコンベア31およびベルトコンベア32を介して
後方に向けて搬送される。この際、ダンボールケースC
の外フラップF2 は、ガイド24で押し込まれて折り込
まれた状態に保持されている。そして、ダンボールケー
スCが搬送され、その前面がテープ貼着板43の貼着板
本体431に当接すると、貼着板本体431の前面に沿
って粘着面を前方に向けて垂れ下がった包装テープTが
粘着すると同時に、貼着板本体431を後方に向けて回
動させ、上方に押し上げる。このテープ粘着板43の回
動は、連結ロッド46を介して押圧ローラ45を前方に
向けて回動させると同時に、その先端がカッター刃44
2の刃先近傍に達し、カッター刃442に包装テープT
が接触するのを防止する。
【0017】さらに、ダンボールケースCが後方に搬送
されると、包装テープロールRが回転して包装テープT
を繰り出す一方、ダンボールケースCの前面がカッター
44のカッターカム441に当接する結果、スプリング
443の付勢力に抗してカッターカム441を後方に向
けて回動させ、上方に押し上げることから、カッター刃
442を包装テープTと接触しないように上方に退避さ
せる。一方、テープ貼着板43の回動により、連結ロッ
ド46を介して押圧ローラ45は、スプリング453の
付勢力に抗して前方に押し上げられており、ダンボール
ケースCの外フラップF2 の突き合わせ部に貼着された
包装テープTをローラ452がスプリング453の付勢
力によって押圧し、さらに、包装テープTをダンボール
ケースCの搬送に追従して回転しながら貼り付ける。
【0018】このようにしてダンボールケースCの外フ
ラップF2 の突き合わせ部がダンボールケースCの搬送
に追従して包装テープTによって貼り付けられる。この
際、ダンボールケースCの後端がテープ貼着板43を通
過しても、押圧ローラ45がダンボールケースCの上面
に接していることから、テープ貼着板43は後方に向け
て押し上げられたままの位置にある。さらに、ダンボー
ルケースCが搬送されてその後端がカッターカム441
の先端から離脱すると、カッターカム441は、スプリ
ング443の付勢力によって前方に向けて回動し、カッ
ター刃442が包装テープTを切断する。そして、包装
テープTが切断された状態でダンボールケースCがさら
に搬送され、その後端がローラ452から離脱すると、
ローラ452はスプリング453の付勢力によって後方
に向けて回動し、ダンボールケースCの後面に包装テー
プTの端部を押圧し、貼り付ける。一方、押圧ローラ4
5の回動によって連結ロッド46を介してテープ貼着板
43が押し出されることになり、切断された包装テープ
Tは、その先端が貼着板本体431の下端を越えて垂れ
下がり、次のダンボールケースCの搬入に備えることに
なる。
【0019】ところで、このように封緘されたダンボー
ルケースCが仕向地まで輸送されて開封する場合、包装
テープTによっては人手で容易に破断することができな
い場合があり、その際にはカッターナイフなどを使用し
なければならず、製品に傷をつけるおそれがある。
【0020】このため、ダンボールケースCを封緘する
際、図6に示すように、間隔をおいて刃先を形成した円
板刃Kを用いて包装テープTに予め間隔をおいて切り込
みを形成し、この切り込みを形成した包装テープTでダ
ンボールケースCの外フラップF2 の突き合わせ部を封
緘することも試みられている。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな封緘機でダンボールケースを封緘する場合、包装テ
ープに一定の張力を作用させた状態で封緘する関係上、
包装テープが封緘時に破断することがある。その場合
は、強度の高い包装テープに交換しなければならず、コ
ストが上昇する他、作業性が低下するなどの問題があっ
た。また、前述した円板刃では、切り込みのピッチが常
に一定であり、包装テープの強度に合わせて切り込みの
ピッチを変更することができなかった。
【0022】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、包装テープを破断させることなく確実にダ
ンボールケースなどの箱体を封緘するとともに、その包
装テープをカッターナイフなどを用いることなく簡単に
破断することのできる包装テープの封緘方法および同方
法に使用されるミシン目カッターを提供するものであ
る。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明の箱体の封緘方法
は、折り込まれた箱体の外フラップの突き合わせ部を包
装テープで封緘した後、その包装テープにミシン目状切
り込みを形成することを特徴とするものである。
【0024】また、本発明の箱体の封緘方法に使用され
るミシン目カッターは、シャフトに回転自在に軸支され
た回転ロールと、この回転ロールの外周面から突出する
1個もしくは複数個のカッター刃から構成され、箱体の
搬送時、回転ロールが箱体の外フラップの突き合わせ部
を封緘した包装テープに接して回転することにより、カ
ッター刃を介して包装テープにミシン目状切り込みを形
成することを特徴とするものである。
【0025】
【作用】請求項1記載の箱体の封緘方法によれば、折り
込まれた箱体の外フラップの突き合わせ部を包装テープ
で封緘した後、合わせてその包装テープにミシン目状切
り込みを形成する。
【0026】この結果、包装テープを破断させることな
く確実に箱体を封緘することができるとともに、その包
装テープをカッターナイフなどを用いることなく簡単に
破断して開封することができる。
【0027】また、請求項2記載の箱体の封緘方法に使
用されるミシン目カッターによれば、箱体が搬送される
と、その外フラップの突き合わせ部を封緘する包装テー
プに接して回転ロールがシャフト回りに回転することか
ら、この回転ロールに固定されたカッター刃によって包
装テープにミシン目状切り込みが形成される。
【0028】この結果、封緘機や製函機に簡単に取り付
けることが可能となり、箱体を封緘する包装テープに確
実にミシン目状切り込みを形成することができ、封緘さ
れた箱体を開封する際、包装テープを簡単に破断するこ
とができる。
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0030】なお、説明の便宜上、図4および図5に示
した部材と同一の部材には同一の符号を用いる他、それ
らの詳細な説明は省略する。
【0031】図1には、ダンボールケースCの封緘機1
を構成する貼付装置4が示されており、この貼付装置4
は、前述した支持アーム42、テープ貼着板43、カッ
ター44、押圧ローラ45を備えるとともに、ミシン目
カッター47を設けて構成されている。
【0032】このミシン目カッター47は、ダンボール
ケースCの搬送方向の下流端に位置して設けられてお
り、図2にその詳細を示すように、一対の側板41に固
定されたシャフト471と、このシャフト471に回転
自在に軸支された一対の円筒状ホルダー472を連結し
て形成された回転ロール473と、この回転ロール47
3に間隔をおいて固定されたカッター刃474と、この
カッター刃474を保護してシャフト471に回転自在
に軸支された保護カバー475からなり、カッター刃4
74は、ダンボールケースCの搬送方向から見て左右方
向の中央、すなわち、ダンボールケースCの外フラップ
2 の突き合わせ部に臨んで位置するように、一対のホ
ルダー472の連結接合面にネジを介して挾み込まれて
いる。この結果、カッター刃474の取り付け位置を簡
単に変更することができる。
【0033】なお、保護カバー475は、その重心位置
によって常に図1に示す位置におかれている。
【0034】したがって、前述したように、テープ貼着
板43、カッター44および押圧ローラ45を介してダ
ンボールケースCの外フラップF2 の突き合わせ部が包
装テープTで封緘されて下流側に送り出された場合、ダ
ンボールケースCの前面が保護カバー475に当接し、
シャフト471回りに押し上げると同時に、そのダンボ
ールケースCに貼着された包装テープTに接して回転ロ
ール473が回転を開始する。この結果、カッター刃4
74が回転しつつミシン目状切り込みkを包装テープT
に形成することができる(図3参照)。そして、ダンボ
ールケースCの後端がミシン目カッター47を通過すれ
ば、保護カバー475は、その重心バランスにより、シ
ャフト471回りに回動して元の位置に復帰する。
【0035】この場合、カッター刃474の個数を増減
することにより、回転ロール473の1回転について、
包装テープTに形成されるミシン目状切り込みkの個数
を増減することができ、このため、包装テープTの強度
に合わせて適正な切り込みピッチを選択することができ
る。また、その取り付け間隔は必ずしも一定である必要
はなく、任意に設定することができる。さらに、カッタ
ー刃474の取り付け位置をダンボールケースCの進行
方向から見て左右方向に移動させることにより、ダンボ
ールケースCの外フラップF2 の突き合わせ部以外の位
置で包装テープTにミシン目状切り込みkを形成するこ
ともできる。また、ホルダー472を3個以上に用いて
回転ロール473を形成し、それらの連結接合面にそれ
ぞれカッター刃474を適当な間隔をおいて固定するこ
とにより、包装テープTに2条以上のミシン目状切り込
みkを適当な間隔で形成することもできる。
【0036】なお、本実施例においては、箱詰めされた
ダンボールケースCの上面側外フラップF2 の突き合わ
せ部を包装テープTで封緘し、その包装テープTにミシ
ン目状切り込みkを形成する封緘機について説明した
が、ダンボールケースCの上面側外フラップF2 の突き
合わせ部とともに、その底面側外フラップF2 の突き合
わせ部を合わせて包装テープTで封緘することもでき
る。この場合は、門形フレーム22に設けた貼付装置4
と上下対称となるように、基台2に貼付装置4を配設す
ればよい。そして、この基台2に設けた貼付装置4にも
ミシン目カッター47を配置することにより、底面側外
フラップF2 の突き合わせ部を封緘する包装テープTに
もミシン目状切り込みkを形成することができる。
【0037】また、前述した実施例においては、予め組
み立てられたダンボールケースCに製品を箱詰めし、そ
の外フラップF2 の突き合わせ部を包装テープTで封緘
する封緘機1について説明したが、図8に示すように、
ケース用ダンボールDを開き出し、その前後面の下縁に
それぞれ接続された内フラップF1 および左右側面の下
縁にそれぞれ接続された外フラップF2 を順次折り込ん
だ後、それらの外フラップF2 の突き合わせ部を包装テ
ープTで封緘して組み立てる製函機に適用してその包装
テープTにミシン目状切り込みを形成することもでき
る。
【0038】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の箱体の封
緘方法によれば、折り込まれた箱体の外フラップの突き
合わせ部を包装テープで封緘した後、その包装テープに
ミシン目状切り込みを形成することにより、包装テープ
を破断させることなく確実に箱体を封緘することができ
るとともに、その包装テープをカッターナイフなどを用
いることなく簡単に破断して開封することができる。
【0039】また、請求項2記載の箱体の封緘方法に使
用されるミシン目カッターによれば、シャフトに回転自
在に軸支された回転ロールと、この回転ロールの外周面
から突出する1個もしくは複数個のカッター刃から構成
したことにより、封緘機や製函機に簡単に取り付けるこ
とが可能となり、箱体を封緘する包装テープに確実にミ
シン目状切り込みを形成することができ、封緘された箱
体を開封する際、包装テープを簡単に破断することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】封緘機の貼着装置を一部省略して示す側面図で
ある。
【図2】図1の貼着装置に設けられたミシン目カッター
の斜視図である。
【図3】図1の貼着装置によって封緘された箱体をミシ
ン目カッターとともに示す斜視図である。
【図4】従来の封緘機を示す側面図である。
【図5】図4の封緘機の貼着装置を一部省略して示す側
面図である。
【図6】従来の封緘機による封緘方法を説明する概略図
である。
【図7】箱体の封緘要領を示す説明図である。
【図8】ケース用ダンボールの製函要領を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 封緘機 2 基台 3 搬送装置 4 貼着装置 41 側板 42 支持アーム 43 テープ貼着板 44 カッター 45 押圧ローラ 46 連結ロッド 47 ミシン目カッター 471 シャフト 472 ホルダー 473 回転ロール 474 カッター刃 475 保護カバー C ダンボールケース F2 外フラップ T 包装テープ R 包装テープロール k ミシン目状切り込み

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折り込まれた箱体の外フラップの突き合
    わせ部を包装テープで封緘した後、その包装テープにミ
    シン目状切り込みを形成することを特徴とする箱体の封
    緘方法。
  2. 【請求項2】 シャフトに回転自在に軸支された回転ロ
    ールと、この回転ロールの外周面から突出する1個もし
    くは複数個のカッター刃から構成され、箱体の搬送時、
    回転ロールが箱体の外フラップの突き合わせ部を封緘し
    た包装テープに接して回転することにより、カッター刃
    を介して包装テープにミシン目状切り込みを形成するこ
    とを特徴とする箱体の封緘方法に使用されるミシン目カ
    ッター。
JP4090794A 1994-03-11 1994-03-11 箱体の封緘方法および同方法に使用されるミシン目カッター Pending JPH07251812A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4090794A JPH07251812A (ja) 1994-03-11 1994-03-11 箱体の封緘方法および同方法に使用されるミシン目カッター

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JP4090794A JPH07251812A (ja) 1994-03-11 1994-03-11 箱体の封緘方法および同方法に使用されるミシン目カッター

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JP (1) JPH07251812A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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