JPH07251778A - 緩衝装置付き自転車フレーム - Google Patents

緩衝装置付き自転車フレーム

Info

Publication number
JPH07251778A
JPH07251778A JP4570394A JP4570394A JPH07251778A JP H07251778 A JPH07251778 A JP H07251778A JP 4570394 A JP4570394 A JP 4570394A JP 4570394 A JP4570394 A JP 4570394A JP H07251778 A JPH07251778 A JP H07251778A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
pipe
shock absorber
bicycle
front frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4570394A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3340834B2 (ja
Inventor
Hiroshi Todoroki
寛 轟
Nobuaki Shimada
信秋 島田
Kenichi Takai
謙一 高井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Cycle Co Ltd
Original Assignee
Bridgestone Cycle Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Cycle Co Ltd filed Critical Bridgestone Cycle Co Ltd
Priority to JP4570394A priority Critical patent/JP3340834B2/ja
Publication of JPH07251778A publication Critical patent/JPH07251778A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3340834B2 publication Critical patent/JP3340834B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
  • Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 パワーロスがなく、軽量にして剛性が大であ
り、緩衝性能のすぐれた自転車フレームを提供するこ
と。 【構成】 ヘッドパイプ3とメインパイプ17からなる
前フレームFを一体的に形成する。立パイプ18とハン
ガーパイプ5とチェーンステー19と後爪12とバック
ホーク20を一体的に結合して後フレームRを形成す
る。前記立パイプ18の中間部近傍で、クランク軸6と
平行な連結軸21を有するジョイント部22を介して前
記前フレームFと後フレームRとを回動自在に連結す
る。この前フレームFと後フレームRとの間にショック
アブソーバー23を介装する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、緩衝装置を付した自転
車のフレームに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の従来技術としては、例えば実公
昭49−42587号公報および特表平5−50283
7号公報に開示されているものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の技術に
は、下記のような問題点がある。すなわち、この従来の
自転車フレームは、クランク(ギヤ駆動)軸を保持する
ハンガーパイプの後方に、略三角形状の後フレームをピ
ン連結しているため、ペダルを踏んでクランクギヤに駆
動力を加えた時に、チェーン張力によって、略三角形状
の後フレームがクランク軸回りに回動しようとするトル
クが作用する。すなわち、この従来装置では、駆動エネ
ルギーの一部が、後フレームを介して搭乗者の体重に自
転車の重量を加えたものを上下動させるための仕事(エ
ネルギー)に使われてしまうから、これがパワーロスに
繋がると言う問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の問題点を解決する
ため本発明においては、ヘッドパイプとメインパイプか
らなる前フレームを一体的に形成し、立パイプとハンガ
ーパイプとチェーンステーと後爪とバックホークを一体
的に結合して後フレームを形成し、前記立パイプの中間
部近傍で、クランク軸と平行な連結軸を有するジョイン
ト部を介して前記前フレームと後フレームとを回動自在
に連結し、この前フレームと後フレームとの間にショッ
クアブソーバーを介装して緩衝装置付き自転車フレーム
を構成する。
【0005】また前記した自転車フレームにおいて、前
後フレームのジョイント部が立パイプの中心軸より前方
に位置すると共に、このジョイント部が自転車の駆動チ
ェーンの引張側チェーンラインから上方に位置するよう
にして緩衝装置付き自転車フレームを構成する。
【0006】また前記した自転車フレームにおいて、前
後フレームのジョイント部が立パイプの中心軸より後方
に位置すると共に、このジョイント部が自転車の駆動チ
ェーンの引張側チェーンラインから上方に位置するよう
にして緩衝装置付き自転車フレームを構成する。
【0007】また、ヘッドパイプと上部立パイプとを連
結部材により一体的に結合して前フレームを形成し、下
部立パイプとハンガーパイプとバックホークと後爪と、
前記下部立パイプとバックホーク間の連結部材を一体的
に結合して後フレームを形成し、この後フレームの連結
部材を自転車の駆動チェーンの引張側チェーンラインか
ら上方に位置させ、前記上部立パイプの下端部および前
記下部立パイプの上端部の近傍でクランク軸と平行な連
結軸を有するジョイント部を介して前記前フレームと後
フレームとを回動自在に連結し、このジョイント部が前
記引張側チェーンラインから上方に位置すると共に、前
記前フレームと後フレームとの間にショックアブソーバ
ーを介装して緩衝装置付き自転車フレームを構成する。
【0008】また、ヘッドパイプと上部立パイプとを連
結部材により一体的に結合して前フレームを形成し、下
部立パイプとハンガーパイプとバックホークと後爪をモ
ノコック構造によって略L型に一体的に成形して後フレ
ームを形成し、前記上部立パイプの下端部および前記下
部立パイプの上端部の近傍でクランク軸と平行な連結軸
を有するジョイント部を介して前記前フレームと後フレ
ームとを回動自在に連結し、このジョイント部が自転車
の駆動チェーンの引張側チェーンラインから上方に位置
すると共に、前記前フレームと後フレームとの間にショ
ックアブソーバーを介装して緩衝装置付き自転車フレー
ムを構成する。
【0009】また、ヘッドパイプとメインパイプからな
る前フレームを一体的に形成し、立パイプとハンガーパ
イプとチェーンステーとバックホークと後爪を一体的に
結合して後フレームを形成し、前記ハンガーパイプの近
傍でクランク軸と平行な連結軸を有するジョイント部を
介して前記前フレームと後フレームとを回動自在に連結
し、この前フレームと後フレームとの間にショックアブ
ソーバーを介装して緩衝装置付き自転車フレームを構成
する。
【0010】また前記した自転車フレームにおいて、前
フレームと後フレームとの間に介装したショックアブソ
ーバーを、ラバータイプのショックアブソーバーとして
もよい。
【0011】
【作用】上述のように本発明においては、すべての実施
例において、後フレームを剛構造的に一体に形成し、こ
の後フレーム内にクランク軸を支持するハンガーパイプ
および後車軸を支持する後爪を設けたから、ペダル踏み
込み時においても、チェーンテンションによるハンガー
回りの回転力が発生しないため、前記した従来装置に生
じたパワーロスも発生しない。
【0012】また本発明の自転車フレームは、すべての
実施例において、前フレームと後フレームに二分割さ
れ、そのジョイント部が略車体重心軸近傍にあるので、
前輪および後輪のショック入力に対して十分な緩衝効果
が得られる。また、構造がシンプルで、組立性も容易で
あり、軽量化にも有利である。
【0013】また本発明において、ヘッドパイプとメイ
ンパイプからなる前フレームを一体的に形成すると共
に、立パイプとハンガーパイプとチェーンステーと後爪
とバックホークを一体的に結合して後フレームを形成
し、前記立パイプの中間部近傍で、クランク軸と平行な
連結軸を有するジョイント部を設け、この前後フレーム
との間にショックアブソーバーを介装したものは、特に
後フレームの剛性が大で、組立も容易である。
【0014】また本発明において、後フレームの下部立
パイプとバックホークの連結部材を、自転車の駆動チェ
ーンの引張側チェーンラインから上方に位置させた構成
としたものは、上述の作用効果に加えて、後爪やハンガ
ーパイプが下方に突出した形状で、前記連結部材とチェ
ーンは干渉しない構造であるから、チェーンを途中で切
り離すことなく、環状のままであっても、チェーンの着
脱が容易に出来る。したがって、後輪の着脱も容易であ
り、組立作業性が向上すると共に、特に軽快車型のパン
ク修理時には、チェーンを途中で切り離すことなく後輪
の離脱が容易にできるので便利である。
【0015】また本発明において、ヘッドパイプとメイ
ンパイプからなる前フレームを一体的に形成し、立パイ
プとハンガーパイプとチェーンステーとバックホークと
後爪を一体的に結合して後フレームを形成し、ハンガー
パイプの近傍にジョイント部を設け、前後フレーム間に
ショックアブソーバーを介装したものは、上述の作用効
果に加えて、特に前フレームの構造が簡単であり、立パ
イプとメインパイプとの間の空間が大きいから婦人車に
も適している。
【0016】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例を説明す
る。図1,2,4,8,9は、それぞれ本発明を適用し
た自転車を示すもので、図中1は前輪,2は前ホーク,
3はヘッドパイプ,4はハンドル,5はハンガーパイ
プ,6はクランク軸,7はクランクアーム,8はペダ
ル,9はクランクギヤ,10は後輪,11は後車軸,1
2は後爪,13はスプロケット,14は自転車の駆動チ
ェーン,14aはその引張側チェーンライン,14bは
弛み側チェーンライン,15はシートポスト,16はサ
ドルである。
【0017】図1および図2は本発明の第1実施例を示
すもので、本実施例においては、ヘッドパイプ3とメイ
ンパイプ17からなる前フレームFを一体的に形成し、
立パイプ18とハンガーパイプ5とチェーンステー19
と後爪12とバックホーク20を一体的に結合して後フ
レームRを形成し、前記立パイプ18の中間部近傍で、
クランク軸6と平行な連結軸21を有するジョイント部
22を介して前記前フレームFと後フレームRとを回動
自在に連結し、この前フレームFのメインパイプ17の
中間部と後フレームRの立パイプ18の下端部との間に
ショックアブソーバー23を介装する。
【0018】図中24はメインパイプ17に突設したブ
ラケット,25はそのブラケット24とショックアブソ
ーバー23との連結ピン,26は立パイプ18に突設し
たブラケット,27はそのブラケット26とショックア
ブソーバー23との連結ピンである。また、この実施例
では、前フレームFと後フレームRとのジョイント部2
2を立パイプ18の中心軸より前方に位置させると共
に、このジョイント部22が自転車の駆動チェーン14
の引張側チェーンライン14aより上方に位置させてあ
る。
【0019】図3は本発明の第2実施例を示す自転車フ
レームを示すもので、図中前記符号と同一の符号は同等
のものを示している。この第2実施例は、前記第1実施
例と略同様の構成であるが、バックホーク20の上端を
立パイプ18の上端部に結合した点と、ジョイント部2
2を立パイプ18の中心軸より後方に位置させた点が異
なっている。その他の構成は第1実施例のものと同様で
ある。
【0020】また図4〜図6は、本発明の第3実施例を
示すもので、本実施例では、ヘッドパイプ3と上部立パ
イプ28とをメインパイプ状の連結部材29により一体
的に結合して前フレームFを形成し、下部立パイプ30
とハンガーパイプ5とバックホーク20と後爪12と、
前記下部立パイプ30とバックホーク20間の連結部材
31を一体的に結合して後フレームRを形成し、この後
フレームRの連結部材31を自転車の駆動チェーン14
の引張側チェーンライン14aから上方に位置させ、前
記上部立パイプ28の下端部および前記下部立パイプ3
0の上端部の近傍でクランク軸6と平行な連結軸21を
有するジョイント部22を介して前記前フレームFと後
フレームRとを回動自在に連結し、このジョイント部2
2が前記引張側チェーンライン14aから上方に位置す
ると共に、前記前フレームFと後フレームRとの間にシ
ョックアブソーバー23を介装する。なお、その他前記
符号と同一の符号は同等のものを示している。
【0021】また図7は、本発明の第4実施例を示すも
ので、本実施例では、ヘッドパイプ3と上部立パイプ2
8とを連結部材である上パイプ32と下パイプ33によ
り一体的に結合して前フレームFを形成し、下部立パイ
プ30とハンガーパイプ5とバックホーク20と後爪1
2をモノコック構造によって略L型に一体的に成形して
後フレームRを形成し、前記上部立パイプ28の下端部
および前記下部立パイプ30の上端部の近傍でクランク
軸6と平行な連結軸21を有するジョイント部22を介
して前記前フレームFと後フレームRとを回動自在に連
結し、このジョイント部22が自転車の駆動チェーン1
4の引張側チェーンライン14aから上方に位置すると
共に、前記前フレームFと後フレームRとの間にショッ
クアブソーバー23を介装する。なお前記符号と同一の
符号は同等のものを示している。
【0022】また図8〜図10は、本発明の第5実施例
を示すもので、本実施例では、ヘッドパイプ3とメイン
パイプ17からなる前フレームFを一体的に形成し、立
パイプ18とハンガーパイプ5とチェーンステー19と
バックホーク20と後爪12を一体的に結合して後フレ
ームRを形成し、前記ハンガーパイプ5の近傍でクラン
ク軸6と平行な連結軸21を有するジョイント部22を
介して前記前フレームFと後フレームRとを回動自在に
連結し、この前フレームFと後フレームRとの間にショ
ックアブソーバー34を介装する。
【0023】図中35は立パイプ18の下端部におい
て、前方へ向って突設したブラケットで、前記ジョイン
ト部22を形成するものである。また本実施例で使用し
ているショックアブソーバー34はコイルばね式のもの
で、36はメインパイプ17に突設したブラケット,3
7はそのブラケット36とショックアブソーバー34の
前部を連結する連結ピン,38は立パイプ18に突設し
たブラケット,39はそのブラケット38とショックア
ブソーバー34の後部を連結する連結ピンである。
【0024】また図11は、本発明の第6実施例を示す
もので、これは前記第5実施例のショックアブソーバー
34をゴムを使用したラバータイプのショックアブソー
バー40にしたもので、その他の構成は第5実施例と同
様であるから、同等のものに同一の符号を付して説明は
省略する。
【0025】本発明の自転車フレームは上述のように構
成したから、図1に示す自転車が走行中に、前輪1が障
害物D1 に衝突すると、その段差の乗り上げ時に前輪1
はジョイント部22の軸21を支点として矢印A1 のよ
うに斜上方に回動し、この時ショックアブソーバー23
は矢印A2 の方向に伸長して衝撃入力を吸収する。
【0026】また図2に示す自転車が走行中に、後輪1
0が障害物D2 に衝突すると、その段差の乗り上げ時に
後車軸11が矢印B1 のようにジョイント部22の軸2
1を支点として斜上方に回動し、この時ショックアブソ
ーバー23は矢印B2 の方向に伸長して衝撃入力を吸収
する。この作用は図4の場合も同様であり、本発明の自
転車フレームは、いずれの場合も前後輪共に十分な緩衝
効果が得られる。
【0027】また図4〜図7に示した自転車フレームに
は、チェーンステー19がなく、連結部材31もチェー
ン14の引張側チェーンライン14aの上方に位置し
て、チェーン14と干渉しないようにしてあるから、後
輪10を外す場合にも図5に示すように、エンドレスチ
ェーン14を切り離すことなく車体から外すことができ
る。したがってこのようにした場合は、後輪の着脱が容
易になり、組立作業性が向上すると共に、特に軽快車型
のパンク修理時には、チェーンを途中で切り離すことな
く後輪の離脱が容易にできるので便利である。
【0028】また図8に示す自転車が走行中に、前輪1
が障害物D1 に衝突すると、その段差の乗り上げ時に前
輪1がジョイント部22の軸21を支点として矢印A1
のように上方に回動し、この時ショックアブソーバー3
4が矢印A2 の方向に圧縮されて衝撃入力を吸収する。
【0029】また図9に示す自転車が走行中に、後輪1
0が障害物D2 に衝突すると、その段差の乗り上げ時に
後車軸11は矢印B1 のようにジョイント部22の軸2
1を支点として上方に回動し、この時ショックアブソー
バー34が矢印B2 の方向に圧縮されて衝撃入力を吸収
する。この場合はジョイント部22の位置が低いため、
矢印A1 ,B1 は略真上に向いているので、車体に作用
する応力が軽減される。またショックアブソーバー3
4,40は圧縮型であるから、引張型のものより小型化
が容易であるという利点もある。
【0030】
【発明の効果】上述のように本発明においては、すべて
の実施例において、後フレームRを剛構造的に一体に形
成し、この後フレームR内にクランク軸6を支持するハ
ンガーパイプ5および後車軸11を支持する後爪12を
設けたから、ペダル踏み込み時においても、チェーンテ
ンションによるハンガー回りの回転力が発生しないた
め、前記した従来装置に生じたパワーロスが発生しない
という効果が得られる。
【0031】また本発明の自転車フレームは、すべての
実施例において、前フレームFと後フレームRに二分割
され、そのジョイント部22が略車体重心軸近傍にある
ので、前輪1および後輪10のショック入力に対して十
分な緩衝効果が得られる。また、構造がシンプルで、組
立性も容易であり、軽量化にも有利であるという効果が
得られる。
【0032】また本発明において、ヘッドパイプ3とメ
インパイプ17からなる前フレームFを一体的に形成す
ると共に、立パイプ18とハンガーパイプ5とチェーン
ステー19と後爪12とバックホーク20を一体的に結
合して後フレームRを形成し、前記立パイプ18の中間
部近傍で、クランク軸6と平行な連結軸21を有するジ
ョイント部22を設け、この前後フレームF,Rとの間
にショックアブソーバー23を介装したものは、特に後
フレームRの剛性が大で、組立も容易であるという効果
が得られる。
【0033】また本発明において、後フレームRの下部
立パイプ30とバックホーク20の連結部材31を、自
転車の駆動チェーン14の引張側チェーンライン14a
から上方に位置させた構成としたものは、上述の作用効
果に加えて、後爪12やハンガーパイプ5が下方に突出
した形状で、前記連結部材31とチェーン14は干渉し
ない構造であるから、チェーン14を途中で切り離すこ
となく、環状のままであっても、チェーン14の着脱が
容易に出来る。したがって、後輪10の着脱も容易であ
り、組立作業性が向上すると共に、特に軽快車型のパン
ク修理時には、チェーン14を途中で切り離すことなく
後輪10の離脱が容易にできるので便利であるという効
果が得られる。
【0034】また本発明において、ヘッドパイプ3とメ
インパイプ17からなる前フレームFを一体的に形成
し、立パイプ18とハンガーパイプ5とチェーンステー
19とバックホーク20と後爪12を一体的に結合して
後フレームRを形成し、ハンガーパイプ5の近傍にジョ
イント部22を設け、前後フレームF,R間にショック
アブソーバー34または40を介装したものは、上述の
作用効果に加えて、特に前フレームFの構造が簡単であ
り、立パイプ18とメインパイプ17との間の空間が大
きいから婦人車にも適しているという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自転車フレームを有する自転車の全体
を示す側面図である。
【図2】図1の自転車の後輪の緩衝作用を示す側面図で
ある。
【図3】第2実施例の自転車フレームの側面図である。
【図4】第3実施例の自転車フレームを有する自転車の
側面図である。
【図5】図4の自転車フレームの分解状態を示す側面図
である。
【図6】図4の自転車フレームの側面図である。
【図7】第4実施例の自転車フレームの側面図である。
【図8】第5実施例の自転車フレームを有する自転車の
側面図である。
【図9】図8の自転車の後輪の緩衝作用を示す側面図で
ある。
【図10】その自転車フレームの側面図である。
【図11】第6実施例の自転車フレームの側面図であ
る。
【符号の説明】
1 前輪 2 前ホーク 3 ヘッドパイプ 4 ハンドル 5 ハンガーパイプ 6 クランク軸 7 クランクアーム 8 ペダル 9 クランクギヤ 10 後輪 11 後車軸 12 後爪 13 スプロケット 14 チェーン 14a 引張側チェーンライン 14b 弛み側チェーンライン 15 シートポスト 16 サドル 17 メインパイプ 18 立パイプ 19 チェーンステー 20 バックホーク 21 連結軸(軸) 22 ジョイント部 23 ショックアブソーバー 24 ブラケット 25 連結ピン 26 ブラケット 27 連結ピン 28 上部立パイプ 29 連結部材 30 下部立パイプ 31 連結部材 32 上パイプ 33 下パイプ 34 ショックアブソーバー 35 ブラケット 36 ブラケット 37 連結ピン 38 ブラケット 39 連結ピン 40 ショックアブソーバー

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドパイプとメインパイプからなる前
    フレームを一体的に形成し、立パイプとハンガーパイプ
    とチェーンステーと後爪とバックホークを一体的に結合
    して後フレームを形成し、前記立パイプの中間部近傍
    で、クランク軸と平行な連結軸を有するジョイント部を
    介して前記前フレームと後フレームとを回動自在に連結
    し、この前フレームと後フレームとの間にショックアブ
    ソーバーを介装したことを特徴とする緩衝装置付き自転
    車フレーム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自転車フレームにおい
    て、前後フレームのジョイント部が立パイプの中心軸よ
    り前方に位置すると共に、このジョイント部が自転車の
    駆動チェーンの引張側チェーンラインから上方に位置す
    ることを特徴とする緩衝装置付き自転車フレーム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の自転車フレームにおい
    て、前後フレームのジョイント部が立パイプの中心軸よ
    り後方に位置すると共に、このジョイント部が自転車の
    駆動チェーンの引張側チェーンラインから上方に位置す
    ることを特徴とする緩衝装置付き自転車フレーム。
  4. 【請求項4】 ヘッドパイプと上部立パイプとを連結部
    材により一体的に結合して前フレームを形成し、下部立
    パイプとハンガーパイプとバックホークと後爪と、前記
    下部立パイプとバックホーク間の連結部材を一体的に結
    合して後フレームを形成し、この後フレームの連結部材
    を自転車の駆動チェーンの引張側チェーンラインから上
    方に位置させ、前記上部立パイプの下端部および前記下
    部立パイプの上端部の近傍でクランク軸と平行な連結軸
    を有するジョイント部を介して前記前フレームと後フレ
    ームとを回動自在に連結し、このジョイント部が前記引
    張側チェーンラインから上方に位置すると共に、前記前
    フレームと後フレームとの間にショックアブソーバーを
    介装したことを特徴とする緩衝装置付き自転車フレー
    ム。
  5. 【請求項5】 ヘッドパイプと上部立パイプとを連結部
    材により一体的に結合して前フレームを形成し、下部立
    パイプとハンガーパイプとバックホークと後爪をモノコ
    ック構造によって略L型に一体的に成形して後フレーム
    を形成し、前記上部立パイプの下端部および前記下部立
    パイプの上端部の近傍でクランク軸と平行な連結軸を有
    するジョイント部を介して前記前フレームと後フレーム
    とを回動自在に連結し、このジョイント部が自転車の駆
    動チェーンの引張側チェーンラインから上方に位置する
    と共に、前記前フレームと後フレームとの間にショック
    アブソーバーを介装したことを特徴とする緩衝装置付き
    自転車フレーム。
  6. 【請求項6】 ヘッドパイプとメインパイプからなる前
    フレームを一体的に形成し、立パイプとハンガーパイプ
    とチェーンステーとバックホークと後爪を一体的に結合
    して後フレームを形成し、前記ハンガーパイプの近傍で
    クランク軸と平行な連結軸を有するジョイント部を介し
    て前記前フレームと後フレームとを回動自在に連結し、
    この前フレームと後フレームとの間にショックアブソー
    バーを介装したことを特徴とする緩衝装置付き自転車フ
    レーム。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の自転車フレームにおい
    て、前フレームと後フレームとの間に介装したショック
    アブソーバーを、ラバータイプのショックアブソーバー
    としたことを特徴とする緩衝装置付き自転車フレーム。
JP4570394A 1994-03-16 1994-03-16 緩衝装置付き自転車フレーム Expired - Fee Related JP3340834B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4570394A JP3340834B2 (ja) 1994-03-16 1994-03-16 緩衝装置付き自転車フレーム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4570394A JP3340834B2 (ja) 1994-03-16 1994-03-16 緩衝装置付き自転車フレーム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07251778A true JPH07251778A (ja) 1995-10-03
JP3340834B2 JP3340834B2 (ja) 2002-11-05

Family

ID=12726734

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4570394A Expired - Fee Related JP3340834B2 (ja) 1994-03-16 1994-03-16 緩衝装置付き自転車フレーム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3340834B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19706861B4 (de) * 1997-02-21 2004-08-26 Sachsen-Zweirad-Gmbh Klapprad mit gefedertem Rahmen
WO2017004821A1 (zh) * 2015-07-09 2017-01-12 许理彦 交叉杆型单车结构

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19706861B4 (de) * 1997-02-21 2004-08-26 Sachsen-Zweirad-Gmbh Klapprad mit gefedertem Rahmen
WO2017004821A1 (zh) * 2015-07-09 2017-01-12 许理彦 交叉杆型单车结构

Also Published As

Publication number Publication date
JP3340834B2 (ja) 2002-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3778536B2 (ja) リンク式フロントサスペンションの支持構造
JP4011769B2 (ja) 自動二輪車のボトムリンク式前輪懸架装置
JP3768788B2 (ja) 車両のスイングアーム式懸架装置
JP2000159178A (ja) 二輪車の前輪懸架装置
JP4129297B2 (ja) 自転車用後部懸架装置
JP2002068066A5 (ja)
US6761241B2 (en) Front suspension fork assembly
JPH08282572A (ja) スイングユニット式車両におけるスイングアーム構造
CN110461701B (zh) 蹲式自行车
WO2012063098A1 (en) Rear suspension unit for after market use in folding bikes
JPH09109974A (ja) 自転車用フレーム
JP4694451B2 (ja) 前輪懸架装置
JPH05105168A (ja) 自転車用フレームの緩衝装置
JPH07251778A (ja) 緩衝装置付き自転車フレーム
JP3373635B2 (ja) 緩衝装置付き自転車フレーム
CN205440640U (zh) 一种多功能车架及自行车
JPH07223577A (ja) 緩衝装置付き自転車フレーム
KR200496483Y1 (ko) 이륜차량의 완충구조
CN218141926U (zh) 摩托车
CN218141923U (zh) 摩托车
JPH0136710Y2 (ja)
KR20080012097A (ko) 이륜차용 완충장치
CN2139549Y (zh) 具有缓冲和减震功能的自行车
CN2283030Y (zh) 减振自行车
JPS61178281A (ja) 自動三輪車の後輪緩衝装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees