JPH07251765A - 弾性クローラ用横置補強体 - Google Patents
弾性クローラ用横置補強体Info
- Publication number
- JPH07251765A JPH07251765A JP7056093A JP5609395A JPH07251765A JP H07251765 A JPH07251765 A JP H07251765A JP 7056093 A JP7056093 A JP 7056093A JP 5609395 A JP5609395 A JP 5609395A JP H07251765 A JPH07251765 A JP H07251765A
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- JP
- Japan
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- wing
- longitudinal direction
- embedded
- cavity
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 抗張体のすっぽ抜けを防止できる芯金を提供
する。 【構成】 帯状本体２に埋設される芯金３の左右翼部１
０は、転輪支え突起９から外方に向かって分岐されてい
る分岐翼１０Ａを備え、該分岐翼１０Ａ間が空洞部１０
Ｂに形成され、該空洞部１０Ｂと分岐翼１０Ａにおいて
交互に絡みあって帯長手方向に沿って埋設される抗張体
５の絡み部１１を形成している。
する。 【構成】 帯状本体２に埋設される芯金３の左右翼部１
０は、転輪支え突起９から外方に向かって分岐されてい
る分岐翼１０Ａを備え、該分岐翼１０Ａ間が空洞部１０
Ｂに形成され、該空洞部１０Ｂと分岐翼１０Ａにおいて
交互に絡みあって帯長手方向に沿って埋設される抗張体
５の絡み部１１を形成している。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、弾性クローラ用横置補
強体に関する。
強体に関する。
【０００２】
【従来の技術】弾性クローラ（ゴムクローラ）は、帯状
本体の長手方向に間隔を有して横置補強体（芯金）を埋
設して、横剛性を向上させるとともに、駆動スプロケッ
トの係合力を受けさせ、一方、帯長手方向の伸びを規制
するためピアノ線等よりなる抗張体を埋設しており、こ
のクローラにおいて、抗張体の抜けを防止するために、
前記芯金の翼部に抗張体を上下で絡ませたゴムクローラ
が実開平３−４７８９５号公報で提案されている。
本体の長手方向に間隔を有して横置補強体（芯金）を埋
設して、横剛性を向上させるとともに、駆動スプロケッ
トの係合力を受けさせ、一方、帯長手方向の伸びを規制
するためピアノ線等よりなる抗張体を埋設しており、こ
のクローラにおいて、抗張体の抜けを防止するために、
前記芯金の翼部に抗張体を上下で絡ませたゴムクローラ
が実開平３−４７８９５号公報で提案されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の技術で
は、芯金の両翼部の上下面に接近した上下の抗張体を上
下にそれぞれ交差して帯状方向に埋設したものであるた
め、抗張体の絡み部分は、芯金のピッチとなり、細かな
ピッチにできないことから、ゴムとの接着性も比較的悪
く、セパレーションの要因となるという課題があった。
は、芯金の両翼部の上下面に接近した上下の抗張体を上
下にそれぞれ交差して帯状方向に埋設したものであるた
め、抗張体の絡み部分は、芯金のピッチとなり、細かな
ピッチにできないことから、ゴムとの接着性も比較的悪
く、セパレーションの要因となるという課題があった。
【０００４】そこで本発明は、芯金ピッチよりもより一
層細いピッチで抗張体の交差部（絡み部）を設けること
によって、ゴムとの接着性を増し、すっぽ抜けを確実に
防止できるようにしたことを目的とするものである。
層細いピッチで抗張体の交差部（絡み部）を設けること
によって、ゴムとの接着性を増し、すっぽ抜けを確実に
防止できるようにしたことを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、弾性材料より
なる帯状本体２の帯長手方向に間隔を有して埋設され、
駆動スプロケットの係合部８とこの両側に転輪支え突起
９と左右翼部１０とを一体に備えている弾性クローラ用
横置補強体３において、前述の目的を達成するために、
次の技術的手段を講じている。
なる帯状本体２の帯長手方向に間隔を有して埋設され、
駆動スプロケットの係合部８とこの両側に転輪支え突起
９と左右翼部１０とを一体に備えている弾性クローラ用
横置補強体３において、前述の目的を達成するために、
次の技術的手段を講じている。
【０００６】すなわち、本発明では、前記左右翼部１０
は、転輪支え突起９から外方に向かって分岐されている
分岐翼１０Ａを備え、該分岐翼１０Ａ間が空洞部１０Ｂ
に形成され、該空洞部１０Ｂと分岐翼１０Ａにおいて交
互に絡みあって帯長手方向に沿って埋設される抗張体５
の絡み部１１を形成していることを特徴とするものであ
る。
は、転輪支え突起９から外方に向かって分岐されている
分岐翼１０Ａを備え、該分岐翼１０Ａ間が空洞部１０Ｂ
に形成され、該空洞部１０Ｂと分岐翼１０Ａにおいて交
互に絡みあって帯長手方向に沿って埋設される抗張体５
の絡み部１１を形成していることを特徴とするものであ
る。
【０００７】また、前記分岐翼１０Ａは平板状とされ、
各分岐翼１０Ａと空洞部１０Ｂとはその幅が略同幅とさ
れていることにできる。
各分岐翼１０Ａと空洞部１０Ｂとはその幅が略同幅とさ
れていることにできる。
【０００８】
【作用】帯状本体２の長手方向に埋設される抗張体５
は、空洞部１０Ｂと分岐翼１０Ａとに交互に絡み合って
帯長手方向に沿うことから、絡みピッチは細かくなり、
ゴムとの接着性も良くなる。
は、空洞部１０Ｂと分岐翼１０Ａとに交互に絡み合って
帯長手方向に沿うことから、絡みピッチは細かくなり、
ゴムとの接着性も良くなる。
【０００９】
【実施例】以下、図を参照して本発明の実施例を説明す
ると、図３において、本発明に係る弾性クローラ１は、
実質ゴム様弾性材料よりなる無端状の帯状本体２が駆動
輪と従動輪とにわたって巻掛けられて循環回走されるも
のである。前記帯状本体２には、図１および図２に示す
如く横置補強体３が帯長手方向の間隔を有して埋設され
ているとともに、該補強体３に係着手段４を介して左右
一対のピアノ線、スチールコード等からなる抗張体５が
エンドレスに埋設されている。
ると、図３において、本発明に係る弾性クローラ１は、
実質ゴム様弾性材料よりなる無端状の帯状本体２が駆動
輪と従動輪とにわたって巻掛けられて循環回走されるも
のである。前記帯状本体２には、図１および図２に示す
如く横置補強体３が帯長手方向の間隔を有して埋設され
ているとともに、該補強体３に係着手段４を介して左右
一対のピアノ線、スチールコード等からなる抗張体５が
エンドレスに埋設されている。
【００１０】横置補強体３間には、駆動スプロケットの
爪が係脱する係合孔６が形成されているとともに、帯状
本体２の接地側（外周面）には接地ラグ７が突設されて
いる。横置補強体３は、鋳物、硬質樹脂等よりなってい
て、係合孔６と対応する部分が係合部８とされ、この左
右両側には転輪支え突起９が突出されているとともに、
該支え突起９の根本を基部として翼部１０が一体に突出
されて左右方向外方に延伸されている。
爪が係脱する係合孔６が形成されているとともに、帯状
本体２の接地側（外周面）には接地ラグ７が突設されて
いる。横置補強体３は、鋳物、硬質樹脂等よりなってい
て、係合孔６と対応する部分が係合部８とされ、この左
右両側には転輪支え突起９が突出されているとともに、
該支え突起９の根本を基部として翼部１０が一体に突出
されて左右方向外方に延伸されている。
【００１１】左右の転輪支え突起９は図１（Ｂ）で示す
如く帯長手方向に多少位相がずらされ、その頂面は帯状
９Ａとされ、係合部８は断面円形とされてスプロケット
の爪が係脱し易いようにされている。左右翼部１０は支
え突起９の根本を基部として２本の平板状とされた分岐
翼１０Ａが突出され、その分岐翼１０Ａ間は空洞部１０
Ｂとされ、分岐翼１０Ａ、空洞部１０Ｂは翼部１０を３
等分するように略同幅とされている。
如く帯長手方向に多少位相がずらされ、その頂面は帯状
９Ａとされ、係合部８は断面円形とされてスプロケット
の爪が係脱し易いようにされている。左右翼部１０は支
え突起９の根本を基部として２本の平板状とされた分岐
翼１０Ａが突出され、その分岐翼１０Ａ間は空洞部１０
Ｂとされ、分岐翼１０Ａ、空洞部１０Ｂは翼部１０を３
等分するように略同幅とされている。
【００１２】抗張体５は一方の分岐翼１０Ａの上面に係
合し、空洞部１０Ｂをもぐって他方の分岐翼１０Ａの下
面に係合するように上下交互に波打ち状として帯長手方
向に埋設され、ここに、翼部１０は絡み部１１とされて
いる。
合し、空洞部１０Ｂをもぐって他方の分岐翼１０Ａの下
面に係合するように上下交互に波打ち状として帯長手方
向に埋設され、ここに、翼部１０は絡み部１１とされて
いる。
【００１３】
【発明の効果】以上詳述した通り本発明によれば、横置
補強体の埋設ピッチよりも細かなピッチで抗張体を絡ま
せることができて、該抗張体の接着性は良くなり、耐久
性が向上できる。
補強体の埋設ピッチよりも細かなピッチで抗張体を絡ま
せることができて、該抗張体の接着性は良くなり、耐久
性が向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例を示し、（Ａ）は平面図、
（Ｂ）は斜視図、（Ｃ）は絡み部の断面図である。
（Ｂ）は斜視図、（Ｃ）は絡み部の断面図である。
【図２】弾性クローラの断面図である。
【図３】弾性クローラの説明図である。
２ 帯状本体 ３ 横置補強体 ５ 抗張体 ８ 係合部 ９ 転輪支え突起 １０ 翼部 １０Ａ 分岐翼部 １０Ｂ 空洞部
Claims (2)
- 【請求項１】 弾性材料よりなる帯状本体（２）の帯長
手方向に間隔を有して埋設され、駆動スプロケットの係
合部（８）とこの両側に転輪支え突起（９）と左右翼部
（１０）とを一体に備えている弾性クローラ用横置補強
体（３）において、 前記左右翼部（１０）は、転輪支え突起（９）から外方
に向かって分岐されている分岐翼（１０Ａ）を備え、該
分岐翼（１０Ａ）間が空洞部（１０Ｂ）に形成され、該
空洞部（１０Ｂ）と分岐翼（１０Ａ）において交互に絡
みあって帯長手方向に沿って埋設される抗張体（５）の
絡み部（１１）を形成していることを特徴とする弾性ク
ローラ用横置補強体。 - 【請求項２】 分岐翼（１０Ａ）は平板状とされ、各分
岐翼（１０Ａ）と空洞部（１０Ｂ）とはその幅が略同幅
とされていることを特徴とする請求項１記載の弾性クロ
ーラ用横置補強体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7056093A JPH07251765A (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | 弾性クローラ用横置補強体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7056093A JPH07251765A (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | 弾性クローラ用横置補強体 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5057298A Division JP2509435B2 (ja) | 1993-03-17 | 1993-03-17 | 弾性クロ―ラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07251765A true JPH07251765A (ja) | 1995-10-03 |
Family
ID=13017497
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7056093A Pending JPH07251765A (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | 弾性クローラ用横置補強体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07251765A (ja) |
-
1995
- 1995-03-15 JP JP7056093A patent/JPH07251765A/ja active Pending
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