JPH0725104Y2 - カーテンのガイド環取付け構造 - Google Patents

カーテンのガイド環取付け構造

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JPH0725104Y2
JPH0725104Y2 JP1988008243U JP824388U JPH0725104Y2 JP H0725104 Y2 JPH0725104 Y2 JP H0725104Y2 JP 1988008243 U JP1988008243 U JP 1988008243U JP 824388 U JP824388 U JP 824388U JP H0725104 Y2 JPH0725104 Y2 JP H0725104Y2
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JP
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curtain
snap
guide ring
convex
hanging
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JP1988008243U
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JPH01112787U (ja
Inventor
曠 長谷川
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エスエム工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は、例えば、吊設したカーテンを垂直方向に開
閉する場合に、カーテンの開閉ガイドとして利用される
カーテンのガイド環取付け構造に関する。
(ロ)従来の技術 従来、上述のようにガイド環を裏面に取付けたカーテン
は、例えば実開昭61-126883号公報及び意公昭55-17347
号公報等の公知例がある。
前者のカーテンには、窓枠に吊設したカーテンの裏面縦
方向にテープ状の芯地等を介して複数個のガイド環を直
接的に縫合して取付ける。
後者のカーテン紐掛け具は、ガイド環を形成した凸状部
材の係合面中央部に先端部傘状の係止突起を突設し、こ
の凸状部材と係合する環状部材の孔周縁部に三角形の係
止爪を突設して、凸状部材の係止突起をカーテンの裏面
側より環状部材の係止爪間に挿通すると共に、挿通され
た係止突起の傘状先端部を係止爪の先端部に係止して取
付ける構造である。
(ハ)考案が解決しようとする課題 従来の技術で述べた前者の取付け方は、カーテンにガイ
ド環を直接的に縫合しているので、ガイド環の取付け及
び取外し作業に手間と時間が掛るだけでなく、ガイド環
を取らずにカーテンのクリーニングを行うので、ガイド
環との擦れでカーテンの生地が痛み易く、また、ガイド
環の縫合部分にほつれや破れ等が生じるという問題点を
有している。
後者のカーテン紐掛け具は、凸状部材に突設した係止突
起の傘状先端部が、環状部材に突設した係止爪の先端部
に係止して抜止めされるので、凸状部材と環状部材とを
一旦係合させると取外すことができず、上述と同様の問
題点を有している。
(ニ)課題を解決するための手段 上述の問題点を解決するため、このカーテンのガイド環
取付け構造は、窓枠上部のカーテン吊設枠より垂下した
複数本の吊り紐を、カーテンの裏面に取付けたガイド環
に夫々挿通して、カーテンを吊り紐に沿って集束ガイド
するガイド環取付け構造であって、上記ガイド環の外周
部に、スナップ作用で分離・結合可能なスナップ留め具
を構成する保持スナップ又は凸状スナップの一方を直接
連設し、該スナップ留め具を構成する保持スナップ又は
凸状スナップの他方をカーテンのガイド環取付け位置に
固着すると共に、上記スナップ留め具を構成する保持ス
ナップと凸状スナップとを係合してカーテンにガイド環
を取付けて構成している。
(ホ)作用 この考案は、カーテンの裏面に取付けたスナップ留め具
を構成する保持スナップ又は凸状スナップに、ガイド環
に連設したスナップ留め具を構成する保持スナップ又は
凸状スナップを係合して取付ける。
(ヘ)考案の効果 この考案によれば、スナップ留め具を構成する保持スナ
ップと凸状スナップとのスナップ作用を利用してカーテ
ンにガイド環を取付けるので、保持スナップと凸状スナ
ップとを分離又は結合するだけでカーテンに対するガイ
ド環の着脱が素人でも簡単に行え、カーテン吊設作業の
能率アップを図ることができる。
しかも、上述のカーテンをクリーニングする場合、カー
テンとガイド環との取外しが簡単且つ迅速に行えるの
で、窓枠からカーテンを取外すというクリーニング前の
準備作業に手間が掛らないと共に、ガイド環を取外した
状態でカーテンのクリーニングが行えるので、クリーニ
ング時に於いてカーテンの生地を痛めることなく、カー
テンを綺麗にクリーニングすることができる。
さらに、クリーニング後のカーテンの取付けは、ガイド
環をスナップ留め具で結合すればよいので、カーテン取
付け時にガイド環の取付け間隔を考える必要なく、多数
のガイド環を、簡単にしかも迅速に、元の状態に取付け
ることができ、取付け作業に手間が掛からずに済む。
(ト)考案の実施例 この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面はカーテンの裏面に取付けられるガイド環の取付け
構造を示し、第3図及び第4図に於いて、窓枠上部(図
示省略)に架設したカーテン吊設枠1の長さ方向へ等間
隔に隔てて複数本の各吊り紐2…を垂下し、この各吊り
紐2…と対応するカーテン3の裏面縦方向に、合成樹脂
製のスナップ留め具4を介して複数個の各ガイド環5…
を等間隔に取付けて、このカーテン3の上縁部をカーテ
ン吊設枠1の側面にマジックテープ6で固定し、カーテ
ン吊設枠1より垂下した各吊り紐2…をカーテン3の裏
面に取付けた各ガイド環5…に挿通して、カーテン3の
下縁部に各吊り紐2…の端部を夫々固定している。
なお、上述のカーテン3の下縁部には線条に形成した重
り3aを縫い付けている。
上述のスナップ留め具4は、第1図及び第2図にも示す
ように、ガイド環5の外周部に一体形成した凸状スナッ
プ7と、カーテン3の裏面に取付ける環状の保持スナッ
プ8とから構成している。
上述の凸状スナップ7は、この凸状スナップ7を構成す
る2枚の円盤体7a,7aを高周波溶接して一体的に形成
し、この凸状スナップ7の裏面側中央部には吊り紐2の
挿通を許容するガイド環5を裏面に対して直角に突設
し、凸状スナップ7の係合面中央部には、後述する保持
スナップ8の係合孔8bと係合する係合軸7bを突設すると
共に、この係合軸7bの先端部軸方向に切欠部7cを軸中央
部まで形成し、さらに、係合軸7bの先端部外周縁7dを係
合孔8bの内径より若干大径に形成している。
この凸状スナップ7に突設した係合軸7bの周囲係合面に
は、生地への縫付けに利用する複数個の各丸孔7e…を開
口している。
前述の保持スナップ8は、布製テープ9の長さ方向に等
間隔を隔てて取付け孔9aを開口し、この取付け孔9aを介
して、保持スナップ8を構成する2枚の円盤体8a,8aを
高周波溶接して一体的に取付けた後、カーテン吊設枠1
より垂下した各吊り紐2…と対応する本数の各布製テー
プ9…を、各吊り紐2…と対応するカーテン3の裏面縦
方向に夫々縫合している。
この保持スナップ8の中央部には、凸状スナップ7に突
設した係合軸7bと係合する係合孔8bを開口し、この係合
孔8bの周囲平面部には、生地への縫付けに利用する複数
個の各丸孔8c…を開口している。
前述の各吊り紐2…は、第3図にも示すように、カーテ
ン吊設枠1の内部に軸支した各プーリ10…に夫々掛けて
一方の枠端部へ誘導し、この枠端部の紐ロック装置11内
に軸支されたローラ12と、このローラ12と対接する方向
へ揺動可能に支持された揺動ローラ13との間に挿通して
垂下し、この各吊り紐2…の端部を一本に集束して操作
ロープ14を構成している。
図示実施例は上記の如く構成するものにして以下作用動
作を説明する。
先ず、第1図に示すように、カーテン3の裏面に布製テ
ープ9を介して取付けた保持スナップ8の係合孔8bに、
ガイド環5を形成した凸状スナップ7の係合軸7bを材料
弾性に抗して圧入することで、圧入時に係合軸7bの切欠
部7cが緊縮して係合孔8bへの挿通が許容され、この係合
軸7bを貫通させると先端部の切欠部7cが材料弾性により
元の状態に復元するスナップ作用により、第2図に示す
ように、係合孔8bの内周縁に係合軸7bの先端部外周縁7d
が係合保持され、カーテン3へのガイド環5の取付けが
完了する。
この後、カーテン吊設枠1より垂下した各吊り紐2を縦
方向の各ガイド環5…に挿通してカーテン3の下縁部に
端部を固定する。
そして、カーテン3を開放する場合、操作ロープ14を引
下げ操作して各吊り紐2…の一端側を引下げると、カー
テン3が下縁部より徐々に引上げられ窓枠上部(図示省
略)に集束される。
なお、操作ロープ14より手を離すとカーテン3の自重に
より若干降下し、同時に、反動で揺動ローラ13がローラ
12側に揺動して各吊り紐2…を挾持して固定するので、
任意の開放位置にカーテン3が固定される。
一方、カーテン3より各ガイド環5…を取外す場合、保
持スナップ8の係合孔8bより凸状スナップ7の係合軸7b
を切欠部7cの材料弾性に抗して引抜くことで、引抜時に
係合軸7bの切欠部7cが緊縮して引抜きが許容され、カー
テン3より各ガイド環5…を簡単に取外すことができ
る。
このようにカーテン3の裏面に取付けられた保持スナッ
プ8と、ガイド環5を形成した凸状スナップ7とのスナ
ップ作用を利用してカーテン3にガイド環5を取付ける
ので、スナップ留め具4を構成する保持スナップ8と凸
状スナップ7とを分離又は係合するだけでカーテン3に
対するガイド環5の着脱が素人でも簡単に行え、カーテ
ン3吊設作業の能率アップを図ることができる。
しかも、上述のカーテン3をクリーニングする場合、カ
ーテン3とガイド環5との取外しが簡単且つ迅速に行え
るので、窓枠上部(図示省略)からカーテン3を取外す
というクリーニング前の準備作業に手間が掛らないと共
に、ガイド環5を取外した状態でカーテン3のクリーニ
ングが行えるので、クリーニング時に於いてカーテン3
の生地を痛めることなく、カーテン3を綺麗にクリーニ
ングすることができる。
なお、この考案は、上述の実施例の構成のみに限定され
るものではない。
例えば、上述の凸状スナップ7にガイド環5を形成して
布製テープ9に取付け、この布製テープ9に取付けた凸
状スナップ7と、カーテン3の裏面に取付けた保持スナ
ップ8とを対応させて取付けるもよく、 また、前述の保持スナップ8をカーテン3の生地に対し
直接縫い付けるもよい。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、 第1図はスナップ留め具の拡大斜視図、 第2図はスナップ留め具の縦断側面図、 第3図はカーテン及びガイド環を示す全体斜視図、 第4図は第3図に示すカーテン縦断側面図である。 2……吊り紐、3……カーテン 4……スナップ留め具、5……ガイド環 7……凸状スナップ、7b……係合軸 7c……切欠部、7d……外周縁 8……保持スナップ、8b……係合孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】窓枠上部のカーテン吊設枠より垂下した複
    数本の吊り紐を、カーテンの裏面に取付けたガイド環に
    夫々挿通して、カーテンを吊り紐に沿って集束ガイドす
    るガイド環取付け構造であって、 上記ガイド環の外周部に、スナップ作用で分離・結合可
    能なスナップ留め具を構成する保持スナップ又は凸状ス
    ナップの一方を直接連設し、 該スナップ留め具を構成する保持スナップ又は凸状スナ
    ップの他方をカーテンのガイド環取付け位置に固着する
    と共に、 上記スナップ留め具を構成する保持スナップと凸状スナ
    ップとを係合してカーテンにガイド環を取付けた カーテンのガイド環取付け構造。
JP1988008243U 1988-01-26 1988-01-26 カーテンのガイド環取付け構造 Expired - Lifetime JPH0725104Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH01112787U JPH01112787U (ja) 1989-07-28
JPH0725104Y2 true JPH0725104Y2 (ja) 1995-06-07

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006070448A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Toso Co Ltd 日射遮蔽装置の操作コード端末

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58175792U (ja) * 1982-05-19 1983-11-24 メタコ企業株式会社 折畳み収納式遮蔽膜等の支持具
JPH0531995Y2 (ja) * 1986-08-04 1993-08-17

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JPH01112787U (ja) 1989-07-28

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