JP2576835Y2 - トイレットペーパーホルダー用カバー - Google Patents

トイレットペーパーホルダー用カバー

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JP2576835Y2
JP2576835Y2 JP1991070883U JP7088391U JP2576835Y2 JP 2576835 Y2 JP2576835 Y2 JP 2576835Y2 JP 1991070883 U JP1991070883 U JP 1991070883U JP 7088391 U JP7088391 U JP 7088391U JP 2576835 Y2 JP2576835 Y2 JP 2576835Y2
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JP
Japan
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lid
cover
support plate
plate
toilet paper
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JP1991070883U
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JPH0521793U (ja
Inventor
雅也 友好
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近藤忠商事株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ロール状トイレットペ
ーパー用トイレットペーパーホルダー(以下、単に「ホ
ルダー」という。)のカッター兼用の蓋部を覆うと共に
予備ロールの収納が可能であり、かつ装飾に用いられ
る、ホルダー用カバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】蓋部の装飾と同時に予備ロールの収納が
可能な従来のホルダー用カバーは、帯状の布地の一方に
ホルダーの蓋部の先端の形状に一致させられたポケット
部が設けられ、このポケット部にホルダーの先端部を挿
入し、そして他方の側がホルダーの基板部と蓋部の取付
軸の間の間隙を介して垂下され、水平方向に筒状の予備
ストッカー部を縫合したものが知られている。しかしこ
のホルダーでは、カッターの刃部が覆われているので、
その切断性が低下すると共に、予備ロールの重さ等によ
り蓋部を上方に開けようとする力が作用しているので、
使用中のロールから蓋部が離れるおそれがあった。ま
た、このような欠点を解消する目的で、支持板等を使用
した種々のホルダー用カバーが提案されている。以下
に、これらのホルダー用カバーについて説明する。
【0003】実開昭57−22875号公報から、1枚
のシート状素材から形成され、かつ一方にカッター兼用
蓋部のための被覆部と、他方に予備ストッカーが形成さ
れたホルダー用カバーが知られている。またその取付
は、被覆部の下端に設けられた挿通孔に差し通しされた
係止杆によって、ホルダー両端の支承部で係止すること
によって行われている。なるほどこのホルダー用カバー
では、蓋カバーにポケット部を設ける必要がないので、
カッターの切断性が損なわれることはなく、また、予備
ロールの重量によって、カッター部が使用中にロールか
ら離れることもないが、しかし、2重以上に縫合された
厚い予備ストッカーを有するカバーでは、その取付けに
際し、そのストッカー部をホルダーの基板部と蓋部との
間の狭い隙間に挿入しなければならないので、その取付
け、取外し作業が著しく面倒である。
【0004】実開昭57−36076号公報から、上端
の支承部に係止可能な係止突部を備えた合成樹脂製の板
状支持部材と、この支持部材の上端部の蓋部を覆うため
の着脱自在に装着される布製の被覆部材とを備え、さら
にその下端部に設けられた取付孔に止具を用いて着脱自
在に装着可能な予備ロール収納部材も備えたものが知ら
れている。また、このカバー用ホルダーを改良したもの
として、実開昭60−20894号公報から、予備ロー
ル収納部と、蓋兼用のカッターを覆う被覆部と、上端部
両側に懸架部と被覆部とを取付けるための取付孔及び下
端部に予備ロール収納部を取付けるための取付孔を有す
る吊垂板とを備えたものが知られており、予備ロール収
納部と被覆部の双方に設けられたループ部に係止杆を用
いてそれぞれが取付けられ、連結されている。しかし、
これらのホルダー用カバーでは、その取付前に支持部材
に対して被覆部材等を装着する必要があり、また支持部
材への予備ロール収納部材の連結も、支持部材に形成さ
れた孔部に予備ロール収納部材の先端部を挿入した後、
スナップフック等を用いて連結するか或いは被覆部に設
けられたループ部に係止杆を挿入して係止するので、そ
の取付、取外し作業はやはり面倒であるとともに、支持
部材の係止部が露出しているので、美観からも問題があ
る。
【0005】実開昭59−52997号公報から、洗濯
可能な合成樹脂製の支持板と、その支持板の上端に縫着
された蓋部を覆うための被覆部材と、支持板の下端に設
けられた2つの取付孔を挿通して連結される2本の連結
帯、或いは剛性の鉤状板材を有するスットカー部材とを
備えたものが知られており、この支持体とストッカー部
材との係合は、例えば連結帯に設けられたスナップホッ
クにより、或いは鉤状の板材の先端部を引掛けることに
より行われる。このホルダー用カバーおいて、支持板と
予備ペーパー収納部との連結が予備ペーパー収納部に設
けられた鉤状の板材の先端部を、支持板の下端に形成さ
れら取付孔に引掛けることにより行われる場合、なるほ
どその連結作業が簡単となるが、しかし、例えば予備ペ
ーパー収納部に衝撃が加わった際その係合部が外れるこ
とがあり、また、予備ペーパー収納部が揺動自在ではな
いので、予備ペーパー収納部内での予備ロールの出入れ
が著しく困難であるという問題がある。
【0006】実開昭60−60995号公報から、下縁
の左右両側に鉤状突起を有する連結板の水平上端部に、
裏面ほぼ中央部の左右両側縁部に係着した係止帯を設け
た舌状の覆い片を接合してなる上部と、環状帯の接合部
に2つの係止用ループを挟着し、上部の連結板の鉤状突
起に着脱自在に連結する予備ロール収納部とからなるも
のが知られている。このホルダー用カバーもまた、その
取付時、舌状の覆い片に係着された係止帯をカッター兼
用蓋部に挿入する必要があるので、やはりその取付け、
取外し作業が困難となる。
【0007】実開昭61−190294号公報から、ホ
ルダーの使用部で係止可能な係止爪部が設けられた略H
字形の支持板と、及び蓋カバーと予備ストッカーからな
り、蓋カバーがその基部に設けられた筒状縫合部の両側
にある掛穴で支持板に取付けられ、予備ストッカーが支
持板の下端に形成された吊り掛け腕部に挿入係合される
ものが知られている。このホルダー用カバーでは、その
取付時、略H字の支持板の腕部を、蓋カバーと予備スト
ッカーに設けられた掛孔に挿入する必要があるので、そ
の取付け、取外しが困難であるとともに、その作業を繰
り返すとすると、掛穴の縫目がほつれる危険性がある。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】そこで本考案の目的
は、上述したホルダー用カバーにおける欠点を解消し、
そしてより簡単な構造でかつホルダー用カバーの取付
け、取外しを容易なものとし、さらに予備ロール収納部
内に収納された予備ロールの収納、取出しが容易である
と共に、その作業の際に予備ストッカーが支持板から外
れることのない、ホルダー用カバーを提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題は本考案によ
り、支持板の上端と蓋カバーとの取付部が肉厚部を形成
するように取付けられ、この肉厚部によって支持板が基
板部と蓋部の取付軸の間の間隙の上端で係止され、ま
た、この支持板の下端中央部には取付孔が設けられてお
り、この取付孔に、予備ストッカーが取付けられかつ洗
濯等による塑性変形が容易に起こらない合成樹脂製の薄
板である略三角形の吊り下げ板の1つの頂部付近に設け
られたフックが揺動自在に係合される、トイレットペー
パーホルダー用カバーによって解決される。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本考案の実施例を説明
する。図1,2及び3に示す本考案の、基板部2と、こ
の基板部2から垂直に延設した一対の支持側体1と、こ
の一対の支持側板の先端に取付けられたトイレットペー
パーの取付軸7と、カッター兼用の蓋部10とを備えた
トイレットペーパーホルダー用のカバーの支持板3は、
洗濯等による塑性変形が容易に起こらない合成樹脂製の
薄板でありかつその形状はほぼ長方形である。この支持
板の厚さはホルダーの基板部2と蓋部10の取付軸の間
隙に挿入可能な厚さである。またこの支持板3の上端部
には、カッター兼用の蓋部10の全面を覆うための、蓋
部10より幾分大きな布製の蓋カバー5が取付けられて
いる。この蓋カバー5と支持板3との取付は、例えば縫
合により行われ、そして支持板3の取付け時この支持板
3をホルダーの基板部と蓋部の取付軸との間の間隙の上
端で係止するために、この取付部は、ホルダーの基板部
2と蓋部10の取付軸の間隙より厚くなるように肉厚部
に形成されている。さらにこの支持板3の下端部のほぼ
中央部には突出部が設けられており、この突出部には、
後述する吊り下げ板4に設けられたフック11のつば部
が挿通可能な取付穴12が穿設されており、そしてこの
吊り下げ板を支持板3と揺動自在に係合するめに、取付
孔12にはそこから下方に向かって延在する長孔が形成
されている。
【0011】吊り下げ板4は、上述の支持板3と同様の
材質の薄板でありかつその形状はほぼ三角形である。こ
の吊り下げ板4の1つの頂部にはフックが固着されてい
る。図4に示すようにフック11の先端部にはつば部が
備えられている。吊り下げ板4からフック1のつば部ま
での高さは、そのつば部が確実に支持板3を通り抜けで
きるように定寸されている。また、フックが固着された
頂部に向かい合った縁部には、予備トイレットペーパー
9を収納するための予備ストッカー8が取付けられてい
る。吊り下げ板4への予備ストッカー8の取付は、帯状
の布地を輪状にしてその両端部を吊り下げ板4の縁部に
縫合することによって行なう。この予備ストッカー8
は、予備トイレットペーパー9を十分把持できる大きさ
に形成されている。
【0012】次に本考案のホルダー用カバーの取付け手
順を説明する。先ず、蓋カバー5が取付けられた支持板
3を、その反対側からホルダーの基板部2と蓋部10の
取付軸との間隙に挿入し、垂下する。その際、この支持
板3は、支持板3と蓋カバー5との取付部に形成された
肉厚部によってその間隙の上端で係止される。次いで、
予備ストッカー8を備えた吊り下げ板4を次のように支
持板3と係合する。即ち、吊り下げ板4に固着されてい
るフック11のつば部を支持板3の取付孔12を挿通
し、そして長孔に沿って吊り下げ板4を下ろして、係合
する。これにより、支持板3と吊り下げ板4との係合部
は揺動自在となり、例えばペーパーを切り取る際に生じ
る振動或いは予備ストッカーに加わる衝撃等によっても
その係合部が外れない。
【0013】
【発明の効果】以上に説明したように本考案のホルダー
用カバーは、蓋カバーと支持板及び予備ストッカーと吊
り下げ板が、例えば縫合により取付けられた2つの部品
から構成され、さらに支持板が、蓋カバーとの取付部に
形成された肉厚部によってホルダーの基板部と蓋部の取
付軸との間の間隙の上端で係止するように構成されてい
るので、部品点数が少なく、その上その取付け、取外し
作業が著しく簡単となるとともに、美観にも優れてお
り、また予備トイレットペーパーを収納した予備ストッ
カーの荷重によって蓋部が使用中にトイレットペーパー
から離れることもなく、さらに支持板と吊り下げ板と
が、支持板に設けられた取付孔に、吊り下げ板に固着さ
れたフックを挿通し、その取付孔に接続した長孔で係合
されるので、ペーパーを切り取る際に生じる振動或いは
予備ストッカーに加わる衝撃等によってもその係合部が
外れることがなく、その上係合部が揺動自在であるの
で、予備ロール収納部内にある予備ロールの収納、取出
しが容易であると共に、その作業を行う際にもその係合
部が外れることがないという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のトイレットペーパーホルダー用カバー
の使用状態を示す斜視図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】本考案による蓋カバーと支持体との、及び予備
ストッカーと吊り下げ板との取付状態を示す図である。
【図4】図3のA−A線に沿った断面図である。
【符号の説明】
1 支持側板 2 基板部 3 支持板 4 吊り下け板 5 蓋カバー 6 トイレットペーパー 7 ロール状トイレットペーパー取付け軸 8 予備ストッカー 9 予備トイレットペーパー 10 蓋部 11 フック 12 取付孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板部(2)から垂直に延設した一対の
    支持側体(1)と、この一対の支持側板(1)の先端に
    取付けられたトイレットペーパーの取付軸(7)と、支
    持側板(1)の基端に設けられた取付軸に取付けられた
    トイレットペーパーをカバーするカッター兼用の蓋部
    (10)と、支持側板(1)の上面で係止されかつ基板
    部(2)と蓋部(10)の取付軸との間の間隙に垂下さ
    れた、洗濯等による塑性変形が容易に起こらない合成樹
    脂製の薄板である支持板(3)と、この支持板(3)の
    上端に取付けられ蓋部(10)の全面を覆う蓋カバー
    (5)と、支持板(3)の下端に着脱自在に取付けられ
    た予備ストッカー(8)とを備えたトイレットペーパー
    ホルダー用カバーにおいて、 支持板(3)の上端と蓋カバー(5)との取付部が肉厚
    部を形成するように取付けられ、この肉厚部によって支
    持板(3)が基板部(2)と蓋部(10)の取付軸の間
    の間隙の上端で係止され、また、この支持板(3)の下
    端中央部には取付孔(12)が設けられており、この取
    付孔に、予備ストッカー(8)が取付けられかつ洗濯等
    による塑性変形が容易に起こらない合成樹脂製の薄板で
    ある略三角形の吊り下げ板(4)の1つの頂部付近に設
    けられたフック(11)が揺動自在に係合されることを
    特徴とする、トイレットペーパーホルダー用カバー。
JP1991070883U 1991-09-04 1991-09-04 トイレットペーパーホルダー用カバー Expired - Lifetime JP2576835Y2 (ja)

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JPH0521793U JPH0521793U (ja) 1993-03-23
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5952997U (ja) * 1982-09-30 1984-04-07 東陶機器株式会社 紙巻器カバ−

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