JPS5830965A - 衿保形部材 - Google Patents

衿保形部材

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JPS5830965A
JPS5830965A JP12799981A JP12799981A JPS5830965A JP S5830965 A JPS5830965 A JP S5830965A JP 12799981 A JP12799981 A JP 12799981A JP 12799981 A JP12799981 A JP 12799981A JP S5830965 A JPS5830965 A JP S5830965A
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piece
waist
front surface
support
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JP12799981A
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望月 淳司
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D85/00Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
    • B65D85/18Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for wearing apparel, headwear or footwear
    • B65D85/182Shirt packaging and display supports

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
  • Outerwear In General, And Traditional Japanese Garments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、商品としてのドレスシャツ、スポーツシャツ
、ブラウス等、衿を立体的な立ち衿仕上げにし、衿腰を
整形して衿元を揃えた衣類の衿での、この整形状態を立
体的に保形をする為の仕上げ包装用又は展示用の副資材
に関する。
以下、本発明の高度性及び進歩性を明確にする上で、本
発明に関連する先行技術の諸種不備(下記の(1)ない
し(13))を列記すると、国際公開番号WO81/0
1826(発明者は本発明と同一人)の明細書で開示し
た衿保持片(以下、本片という)は、同明細書に詳記し
た様な諸種欠点を伴う、刺着ピンと羽根形小形キーパー
との組合せ、立体成形の大形キーパー又はY字形長大片
によらずに、衿元(衿羽根の付け根両端)を自動的に揃
え且つこれを保持できる簡便部材である。然るに、本片
の不備な点を先ず列記すると、展示商品として好ましい
衿の外観、とりわけ衿腰の前面とこの付近の外観は、該
前面が特に目立つ部位だけに厳密さが要求され、単に同
前面の衿足面(衿腰の前端面)の第1釦を止め且つ衿元
を揃えただけでは不十分であり、即ち、外側の衿足面と
該衿足面に接続する前立(左右身頃の重合する部分)の
上端付近とに生じる浮上がりを除去することも、衿元の
揃えと同様に肝要である。しかし本片は、(1)衿足面
及び前立の斯様な浮上がりを除去することに関しては、
全く無効である。
しかも本片は、(2)手前に凸に湾曲している衿腰前面
に略対応した、体裁良い湾曲性(特に本片の下線がわで
のそれ)を発揮し得ない為、斯様な本片の存在が、スッ
キリした外観を損うのは勿論のこと、その上、衿元の挟
持用としての本片の挟持縁が挟持する衿羽根の裏面の部
位も、湾曲不足の分だけ衿羽根の付け根がわから離れて
おり、挟持効果の減退は否めねい。一方、本片の両端を
衿腰の側面方向まで幅広に成せば、衿羽根の押圧力で、
本片の上部がわが多少とも湾曲するものの、この押圧に
よる本片の曲げモーメントよりも、本片自体がその素材
上有す弾性の方が優り、肝心な本片の下縁がわ及び上記
挟持縁を含む上部がわの十分な湾曲化は、望み得ないば
かりか、この不十分な湾曲では、(3)突張った本片の
上縁が、目立ち且つ柔軟な、衿羽根の内部表面を見苦し
く局部的に膨出させてしまう。従い、斯様な単なる幅広
化は、資材コスト上不利なのは勿論のこと、商品外観上
逆効果でもある。この為、支障少なく本片を幅広化する
には、本片の二点鎖線図示例の様に、上記挟持縁及び幅
広化する本片の両脇を、及び突起形態で成して、該突起
に後方向への可撓性を、及び突起と突起との間に前方に
■の湾曲性を各付与し、衿羽根への膨出作用を緩和する
必要があった。ところが、突起形態の挟持縁では、直に
衿に作用した左右方向又は前後方向からの衝撃に対して
は、突起自体が可撓しないまでも、(4)衿元両脇の衿
羽根の裏面から外れてしまい易くなり、もし外れると最
も肝心な本来の用(揃った衿元の保持)さえも成さなく
なり、衿元の離隔という、外観上致命的な欠陥が露呈し
てしまう。
また、前記の各衿元保持部材(即ち、刺着ピン、大形成
形キーパー、Y字形長大片及び本片)のいずれもが、衿
腰の側面・後面に作用する押圧力や、衝撃等の荷重を支
持できないのは勿論のこと、その形態上、衿腰前面を支
持することさえも後記した様に不充分である為、通常は
、カラーホルダと俗称の長尺状且つ衿腰よりも腰高のプ
ラスチックシート製の帯片を併用しており、即ち、確認
した衿回りサイズに見合って選定した該ホルダの孔部と
端部とで、巻形に係止してから、衿腰内面に装填し、こ
れにより衿への荷重を代替して支持し、衿腰への負担を
軽減させている。然るに、斯様なカラーホルダに伴う不
備としては、この装填に際し、(5)衿回りサイズの確
認、係合用孔部の選定及び係止という各煩わしい作業を
要しており、しかもこの使用中には、カラーホルダが衿
腰の全内面を被って露呈している上に、同ホルダの上縁
がわが衿腰よりも突出しているため、(6)目障りで衿
の外観を低下させるばかりか、この突出している上縁の
コーナーやエッジが、これを被う内装袋に外観状見苦し
い膨出、白濁、擦過傷等の汚点を生じさせている。
それ故、これら不備を多少とも緩和させる為、最も目立
ち且つ荷重を受け易い衿元に相当する。カラーホルダの
中央部分の腰高は、相対的に低く成してある。ところが
この為、その衿元付近には直に荷重が作用し易くなり、
時にこの荷重が作用すると、衿腰前面が、元来から後に
傾斜した形態で、傾倒し易いのは仕方ないとしても、同
前面とカラーホルダとが係止し合ってない為、併用中の
衿元保持部材は、(7)衿腰前面と一緒にズレ動いて傾
倒してしまい、荷重を代替して支持できないのは勿論の
こと、衿元保持部材のこの傾倒に伴って、外側の衿足面
と該面に続く前立の上端との浮上がりが、一層顕著に目
立ってしまい、しかも、本片及びY字形長大片において
は、衿腰前面でのその突張り作用が衰え、衿元を挟持す
る部分の外れ易さにも一層拍車がかかってしまい、商品
外観上の維持重大事である。
その他、日本国実用新案公報、昭40−1531号に示
された衿保型具(以下、本具という)は、上記ホルダと
異なり、その上縁が衿腰から全く突出していないだけに
、上方からの荷重が衿に直に作用してしまうのは仕方な
いとして、この荷重が特に衿元付近に作用すると、衿元
両脇の衿羽根の裏面が、本具の如何なる部位によっても
物理的に何ら挟持されていない為、第1釦の釦孔の余裕
で、(8)衿足面がその脇の方向に回動してしまい、最
も肝心な衿元が開いてしまうか、又は本具と衿腰との双
方の前面が係止し合っていない為、(9)衿腰前面がズ
レ動いて、傾倒若しくは屈撓してしまい、衿足面及び該
面に続く前立の上端が浮上がってしまうという、これら
無視できぬ不満を有している。
しかも本具は、期様に衿腰前面の支持や保持が不十分と
いうだけでなく、前方支持方と後方支持片とに分離した
二体構成品の為、その在庫管理上、煩わしいのは勿論の
こと、(10)衿腰前面に沿う上記前方支持片の曲げモ
ーメントが小さくなってしまい、その湾曲性を阻害して
いる。その上、本具の装着には、第1釦と前方支持片の
中心との双方の位置の一致を配慮しつつ、衿羽根と衿腰
外面との間隙という狭小部分で、確認した衿回りサイズ
に見合って選定した前方支持片の左右の係合用突起と、
後方支持片の切れ目とを、各係止するという、(11)
極めて煩雑な作業を余儀なくされており、しかも前方支
持片の係合用突起が鋸歯状の為、一度係止すると食い込
んで引っ掛かり外し難く、(12)装着後の修正や消費
者の取外しに手間を要する。また衿回りサイズが同一で
も、衿腰の外面の周長は品種別で僅かに異なることが多
いが、この僅かな差異にも適合し得る程の、(13)任
意の微調整は、本具では全く不可能であり、この点不都
合極まりない。
以上のこれら不満が、本具の広範普及上の障害となって
いる。
本発明は、立ち上がった衿腰の支持機能と共に、整形し
た衿腰の前面、前立及び衿元の各保持機能をも兼備して
いるにも拘らず、前記での先行技術に伴う諸種不備が皆
無であり、産業上の有用性に富む衿保形部材の提供を目
的としている。
本発明の要旨を再掲すると、本発明・衿保形部材は、衿
腰を整形し衿元の揃った衣類の衿での、該衿の立体的な
支持用部材兼、衿腰の前面、前立の上端及び衿元の各保
持用部材として、可撓弾性を有すシート状適素材を可と
し、当該部材を衿の羽根内に装着した際に、揃った衿元
を効果的に保持でき且つ衿腰の前面に略対応した傾斜状
態で該前面を支持できる寸法・形態の、切欠状挟持縁、
係止溝及び支持縁、並びに傾斜用機能部位を各備えた、
幅広状保持片部を有し、衿腰の前面に圧接して略対応し
た湾曲状態の上記保持片部を介して該前面を保持でき且
つ衿の羽根と衿の側面・後面とを支持できる寸法・形態
の、長尺状翼部を、上記保持片部の左右両脇に一体に連
設して成る。
本発明部材の利用上の、極立った特徴としては、該部材
が簡略且つ単体の構成品であるにも拘らず、衿の支持と
共に、衿腰前面と衿元との保持さえも可能である点、装
着・取扱い作業が極めて簡便である点、そして衿腰回り
サイズに対する適合調整が無段階で済む点である。
以下、図面の実施例をもとに本発明の構成を説明すると
、1は、合成樹脂シート、板紙等の可撓弾性を有すシー
ト状各適素材を可とする衿保形部材で、第3図に例示し
た衣類の衿での、羽根Wを支える衿腰Tの衿足面Y・Y
(羽根Wよりも突出している衿腰Tの前端面)の第1釦
Zを掛け止め且つ衿足面Y・Yを整形して、衿元Vを揃
えた状態を前提とする。前面F(但し、衿腰Tの内、衿
足面Y・Y及びこの両脇周辺の外面を指し、その外観状
態は、急角度で湾曲し且つ後傾斜し、さらにこの傾斜面
が続いている)。後面B(但し、衿腰Tの内、首筋がわ
の外面を指す)及び側面S・S(但し、衿腰Tの内、上
記前面Fと後面Bとの連係面を指す)の、これら衿腰T
に密接する様に、羽根W内に装着するもので、立ち衿(
羽根W及び衿腰Tが立体的に立ち上がっている)仕上げ
にした衣類の衿の支持用部材兼、前面F、前立Mの上端
及び衿元Vの各保持用部材としての機能を有しており、
幅広状保持片部2と長尺状翼部3・3とから成る。簡略
形態の単体構成品である。
上記保持片部2は、上記保形部材1を羽根W内に装着し
た際に、揃った衿元Vを効果的に保持でき、且つ後傾斜
している前面Fに略対応した傾斜状態で該前面Fを支持
できる寸法・形態の、切欠状挟持縁21、係止溝22及
び支持縁23、並びに傾斜用機能部位24又は25を各
備えており、さらに詳記すると、上記挟持縁21は、上
縁11から切欠成し、衿元Vの両脇での羽根Wの裏面の
付け根寄りに必定の許容空間に、十二分に突入し得る深
さと開きを有しており、第1図では一例として略V字形
であるが、その他、略U字形(第2図例、第1図でのそ
れよりも鋭い)、略Y字形(第5図例)等でも所期の効
果を各発揮し得る。上記係止溝22及び支持縁23の部
位は、挟持縁21が上記許容空間に突入した際での、そ
れぞれ、釦Zの止め系の位置及び前面Fの下端の位置に
、各略対応しており、さらに係止溝22は、第1図例で
は、下方を向いて下縁12に開口した溝と連接し、第2
図例では、同じく下向きだが、釦Zより大きな孔と連接
しており、及び第5図例では、上向きで、挟持縁21を
成す切欠と連接している。
上記傾斜用機能部位24(第1図例)又は同部位25(
第2図例)は、第1図では、前面Fをそのまま平面状に
展開したとき示される。該面Fの下縁の曲率に、支持縁
23を略対応させた曲線形として備えており、第2図で
は、保持片部2の両脇に、上縁11から下縁12の付近
迄切込み設けた、左右一対の溝として備えている。
上記翼部3・3は、上記部材1を羽根Wに装着した際に
、水平方向に湾曲している前面Fに沿わせ圧接して略対
応した湾曲状態の、保持片部2をを介して該前面Fを保
持でき、且つ羽根W、S・S及び後面Bを各支持できる
寸法・形態であって、片部2の左右両脇と一体に連設し
ている。さらに詳記すると、同翼部3・3の形状・長さ
及び高さは、それぞれ、側面S・Sから後面Bに至る形
状・周長及び羽根Wの垂直高さに略対応しており、従い
、翼部3・3の少くとも両端31・31は、後面Bと首
筋がわの羽根Wの裏面との、立ち衿仕上げの衿に必定で
あるところの、緊密な間隙に達し得る構成である。
第3図は、第1図例の部材1を衿に装着した利用状態を
示しており、一例としてのこの用法を説明すると、釦Z
の止め糸に係止溝22を差込んで引っ掛けて、片部2を
前面Fに配してから、側面S・Sから後面Bにかけての
下方にゆるく沿わせた翼部3・3を、羽根Wの下方の開
放がわから、羽根Wの裏面と衿腰T外面との間隙にその
まま差込み、但し、差込みの途中で、両端31・31の
双方の下部が羽根Wの外に未だ露出している段階で、こ
の差込みを中段して、先ず衿元Vが挟持縁21を成す切
欠の内部に落ち込んでいない場合は、挟持縁21を衿元
Vの両脇の羽根Wの部分で被覆しておき(即ち、被覆す
ると該縁21が前記許容空間に突入して、自動的に衿元
Vも揃う)、次に両端31・31の双方が重合する方向
にこの双方を引き寄せて、片部2を前面Fに適度に圧接
させたら(即ち、圧接させると、片部2自体が前面にF
に略対応した形態に湾曲して傾斜すると共に、該前面F
は後面Bのがわに引き付けられる)。中段した差込みを
再開し、翼部3・3をそのまま完全に差込めば、完了す
るのであり、この装着作業は極めて簡易である。尚、第
2図例の部材1の用法に就き、上記のそれと全く同様で
よく、第4図に同部材1の装着完了状態を、便宜上、衿
を省いて示してある。
第1図と第2図との係止溝22の差異は、第1図例の開
放状の溝22の方が、第2図の閉鎖状のそれよりも釦Z
を差込み易いが、反面、片部2を前面Fに極端に圧接さ
せると、溝22の下方の溝が若干開き気味に変形し、こ
の開いた部分に相当する前面Fは圧接されなくなってし
まう。また第5図例の溝22の様に、上部が開放状のも
のは、釦Zを非常に差込み易いが、反面、上方からの荷
重に対しては、片部2の傾斜した立ち上がり状態の安定
性を若干損い兼ねない為、斯様な溝22は、機能部位2
4を備えていて上記安定性が各段に高いところの、第1
図例の様な片部2の方にのみ、限定して設ける必要があ
る。
斯様な構成・用法に基く、本発明部材1の作用・効果を
次に掲記すると、片部2の湾曲化については、両端31
・31の部位が、前面Fから十分に遠隔で、片部2の曲
げモーメントが大きくなる為と、片部2が前面Fに圧接
している為、(第1図例の片部2は勿論のこと、機能部
位25を備えた第2図例のそれでも)片部2は極めて湾
曲し易く、従い湾曲状態は、前面Fに用意に対応した望
ましいものであり、また、挟持縁21も湾曲分だけ引っ
込んだ位置に備わる。
片部2の傾斜化については、第1図例では、その機能部
位24の曲部長の方が、これと対向する上縁11よりも
長い為、片部2を装着して湾曲させると、機能部位24
が前面Fの下端がわに位置するのに対し、上縁11のが
わは、自動的に後方に引っ込んで全体的に傾斜し、この
状態は前面Fに対応している。同じく第2図例では、片
部2全体の湾曲に伴って、羽根Wの裏面の付け根がわに
引き寄せられた。片部2の両脇の上縁が、この付け根の
付近の堅い部位により、強い押圧力を受ける為、機能部
位25の作用で移動性を有す片部2は、羽根Wを局部的
に膨出させることなく傾斜し、この状態は前面Fに略対
応している。
両端31・31の双方が何ら係止し合わないにも拘らず
、前面Fに圧接し、湾曲した片部2の状態は、継続して
十分保持されており、輸送中や店頭陳列中に通常受ける
程度の衝撃その他の荷重では、何ら形崩れをしないので
あり、この意外とも思われる保形作用を理論的の説くと
、翼部3・3の内、少くとも両端31・31が、首筋が
わの羽根Wの裏面と後面Bとの緊密な間隙に介在して、
挟まれていること、及び後面B両端のコーナー部分の急
カーブが、翼部3・3の摩擦力を増大させると共に、両
端31・31への脱抜力の伝達を減衰させていること、
並びに翼部3・3自体の復元弾性が、羽根Wの裏面と衿
腰T外面との接触摩擦を高めているいことの、これら相
俟っての結果である。これ故、衿に対して直に荷重が作
用した場合も、衿腰Tの立ち上がりの状態は、片部2と
翼部3・3とで支持されるが、特にこの荷重が衿元Vや
この付近に作用しても、前面Fに圧接し、釦Zを係止し
、そして湾曲した片部2の状態は、翼部3・3がしっか
り保持している為、引き付けられ、且つ片部2の支持で
傾斜して立ち上がった前面の状態も保持される。
従い、部材1の装着により、前面Fが引き付けられた状
態においては、該面Fの一部を成すところの外側の衿足
面Yと一緒に、該面Yと接続している前立Mの上端付近
も引き付けられる為、従来からこの衿足面Yと前立Mと
に発生して見苦しかったその浮上がりも除去されており
、当然この状態は、商品外観上極めて好ましい。
前面Fの立ち上がりは、片部2の特徴的形態及び釦Zの
係止、並びに前面Fに沿って外観良く湾曲・傾斜化した
片部2の突っ張り状態により、支持されており、しかも
この支持状態のまま、片部2が後面Bのがわに計測して
引き付けられている為、挟持縁21によって、衿元Vの
両脇の羽根Wの裏面の付け根寄りの固い部位(即ち、前
記の本片の挟持縁では、達し得なかった部位)を引っ掛
けての、衿元Vを挟持した状態も、確実に保持される。
従って、本発明部材1は、簡略且つ単体の構成品にも拘
らず、その利用上、荷重に抗し、立体的な衿の支持と共
に、前面F、前立Mの上端及び衿元Vの外観良い保持さ
えも各可能であり、これら保形によって、従来不十分で
あった衿の商品外観を、完璧化するという類比稀な特徴
を有している。
その他の特徴的な事として、装着後の部材1は、羽根W
でその大部分が被覆されて隠れており、衿腰Tからの上
方突出がない為、従来のカラーホルダでの様な見苦しい
外観上・対内装袋上の各支障が皆無であり、しかも部材
1は、それ自体が単体構成品である上に、前記用法から
も明らかの様に、その装着に際して従来のカラーホルダ
や前記の衿保型具が要した、衿回りサイズの確認、係合
部の選定及び係止という、これら煩わしい作業を必要と
しない為、この取扱いは極めて簡便である。
さらに特徴的な事として、衿腰Tの外面の周長に対する
適合調整は、両脇31・31双方の単なる引き寄せと引
き戻しとによる。手加減だけで済み、無段階の為、衿回
りサイズの差異に係わらず、その汎用性が向上して良い
本発明部材1は、以上の作用・効果から明らかの様に、
現在実用中の先行技術(但し、前記本片は量産準備中)
の諸種不備(前記(1)ないし(13))を一掃してい
るだけに、この産業上の利用性は極めて高く、実用上大
なる効果を奏するものである。
尚、所望により、直列状に複数の打錐孔を設ければ、該
孔の縁に膨出したバリと後面Bとの、及び該バリと同孔
との、それぞれ引っ掛かり作用が生じるため、翼部3・
3の被保持性の向上に効果的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す正面図、第2図は同じ
く他の実施例を示す正面図、第3図は第1図例の本発明
の利用状態を一部切欠いて示す斜視図、第4図は第2図
例の本発明の装着状態を、衿を省いて示した斜視図、第
5図は幅広状保持片部の変形例の主要部のみを示す正面
図。 1は衿保形部材、2は幅広状保持片部、3は長尺状翼部
、21は切欠状挟持縁、22は係止溝、23は支持縁、
24・25は傾斜用機能部位、Wは羽根、Zは第1釦、
Vは衿元、Fは前面、Bは後面、Tは衿腰。 実用新案登録出願人 望月 淳司

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 衿腰を整形し衿元の揃った衣類の衿での、該衿の立体的
    な支持用部材兼、衿腰の前面、前立の上端及び衿元の各
    保持用部材とし、可撓弾性を有すシート状適素材を可と
    し、当該部材を衿の羽根内に装着した際に、揃った衿元
    を効果的に保持でき且つ衿腰の前面に略対応した傾斜状
    態で該前面を支持できる寸法・形態の、切欠状挟持線、
    係止溝及び支持縁、並びに傾斜用機能部位を各備えた。 幅広状保持片部を有し、衿腰の前面に圧接して略対応し
    た湾曲状態の上記保持片部を介して該前面を保持でき且
    つ衿の羽根と衿腰の側面・後とを支持できる寸法・形態
    の、長尺状翼部を、上記保持斤部左右両脇に一体に連接
    して成る。衿保形部材。
JP12799981A 1981-08-15 1981-08-15 衿保形部材 Pending JPS5830965A (ja)

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