JP3662307B2 - ハンガー陳列ボード - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、吊り下げて陳列販売する為のハンガー陳列ボードに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のハンガー陳列ボードは、底板と側板の底辺どうしを接着固定して、底板の背部角から45度の折線を入れる事によって折り畳む構造で、竿具は別個の物を差し込んで固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
糊の接着を省く事によって製造を簡略化し、竿具を予め連接しておく事によって紛失を防ぐ事の解決を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する為に、側板の底辺へ係止凹部を設け、底板の両側へ係止片を突出させて係止凹部へ嵌め込んで固定するのであり、係止凹部の外側縁を内側へ軽く突出させた突起を設ける事によって係止片が重力で下がって外れるのを防ぎ、係止片の基部が突起とのぶつかりを回避する目的で側折線の下端部領域へ切溝を設け、ハンガーボードの背板へは複数の引掛け孔を整列した状態で設け、引掛け孔へ引掛けて固定する竿棒の基盤の上部へ支板を設け、支板は蝶番の働きを成し、竿棒は上げられた状態で収納されており、竿棒を引き下ろして水平にする事で基盤の下に設けられたロック板が引掛け孔の引掛け底辺の裏側へ位置して竿具はロックされる。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明は腰のある厚紙を素材に用い、竿具は硬質のプラスチックを素材に用いて製造する。
【0006】
本発明の実施の形態について図面を参照して説明すると、本発明のハンガーボードを展開した状態で示す平面図の図1に於いて、背板3を縦長矩形で設け、背板3の両側へ谷折り線の側折線4を介して側板5を対で設け、側板5は縦長矩形が基本であるが例えば商品が横から見て目立ち易い様に商品陳列箇所の部分の箇所を窪ますなどの自由にデザインした形状にして設け、側板5の底辺へ係止凹部6を設け、係止凹部6は底辺の中央よりも外側へずれた箇所に位置付け、係止凹部6は横長矩形であるが、外側縁を『フ』の字形状に突出させて突起7として設け、突起7の上外部領域はシートの厚み分よりやや広めに空け、背板3の下縁へ谷折り線の底折線8を介して底板9を横長矩形で設け、底板9の両側へ組み立て時に係止凹部6と接する箇所へ係止片10を突出させて設け、係止片の上下両端縁を半円形状で突出させる事によって係止片10の基部は窪んだ状態と成り、この窪みの内外側の方は突起7とぶつかり、このぶつかりを背方へ回避する目的で側折線4の下端部領域を切り込んで切溝11を設け、背板3へ複数の引掛け孔12を整列した状態で設け、引掛け孔12の形状は縦長矩形であるが、両側を『フ』の字状に突出させて括れ域13を設け、括れ域13の上外領域は竿具の支板の厚みよりやや広くしたスペースを残して棚域14として設け、引掛け孔12の底辺部を引掛け底辺15と称して設け、ハンガーボード1は紐で吊り下げて使用する事から、背板3の上端領域の両側へ吊り下げ穴22を設け、吊り下げ紐はやや長めに取って、その中央領域へPR板23を通して設け、PR板23は矩形や自由にデザイン化された形状で、上下領域に紐を通す為の吊り下げ穴22を設ける。
【0007】
商品を吊り下げるのに用いる竿具を正面方向から示した斜視図の図2に於いて、基盤16を設け、基盤16は円形が基本であるが上下縁を水平な平面にし、基盤16の正面中央を正面方向へ直角に円柱棒で突出させて竿棒17を設け、竿棒17の端部領域は上へ屈折しており、基盤16の上縁を背方へ水平にハンガーボードのシートの厚みよりやや多い目に伸ばして伸ばされた面の背縁を上へ直角に伸ばして『L』形状の支板18を設け、基盤16の下縁を背方へ水平にハンガーボードのシートの厚みよりやや多い目に伸ばして伸ばされた面の背縁を下へ直角に伸ばして逆さの『L』形状でロック板19を設け、ロック板19の縦板は短く、屈折角の外側箇所よりやや下の位置から正面下方向へ45度の角度を有する傾斜面で傾斜部20を設ける。
【0008】
ハンガーボードの下部領域を左側面方向から部分的に示した斜視図の図3に於いて、側板5を正面方向へ折り起こし、底板9を持ち上げて固定するのであり、この固定つまりロックの方法は係止凹部6へ係止片10の基部が嵌合して行われ、係止片10が嵌め込まれる直前の段階では突起7と係止片10の外側基部とがぶつかっており、このぶつかりを回避する方法として切溝11が設けられており、切溝11が開く事によって背板3の下端部領域は背方へ湾曲して突起7とのぶつかりを回避し、突起7を上へ過ぎた直後に背板3の下部領域がバネの働きをして突起7の上のスペースに収まって係止片10はロックされ、側板5の横への広がりを防止する他、底板9が重力によって下へ外れるのを防止する。
【0009】
本発明を組み立てた状態で正面方向から示した斜視図の図4に於いて、側板5下部に有する係止凹部6へ底板9に有する係止片10が勘合している事によって糊で接着しなくても立体的に組み立てられ、竿具2の竿棒17へ商品は吊されて陳列販売され、本発明は紐21で吊され、紐21の中間地点へPR板23を付ける事によって商品のPR効果を高める事ができる。
【0010】
竿具の嵌め込まれた状態を背部から部分的に示した要部透視斜視図の図5に於いて、竿具2を引掛け孔12へ取り付ける手順は基盤16の上端に有する支板18を棚域14へ挿入して縦に90度回転させる事で支板18の縦板が背板3の背面へ回ってロックされ、引掛け孔12の両側が内側へ食み出して括れ域13を設けて棚域14を有した事によって、支板18の縦回転挿入時に支板18が下へずれ落ちるのを防止する事ができ、竿具2の基盤16が背板3へ接する状態になればロック板19は引掛け底辺15上を乗り越えて背板3の背面でロックされ、傾斜部20を設けた事によってロック板19の背下角がぶつからずに引掛け底辺15の乗り越えをスムーズに行える。
【0011】
本発明の収納状態を正面方向から示した斜視図の図6に於いて、係止凹部6と係止片10とが嵌合していなければ側板5の底辺と底板9の側辺とが離れていて平な状態と成り、竿具2は引掛け孔12の上端箇所で上向きに倒された状態で収納される。
【0012】
図6で表示した竿具2が引掛け孔12へ引掛けられている状態の一つを拡大して示した斜視図の図7に於いて、支板18は棚域14へ引っ掛かっている事によって蝶番の役目を果たし、引掛け孔12と常に連接している事によって竿具2が紛失する恐れは無くなり、支板18が棚域14から脱落するのを防止する方法として、支板18の端部の両側へ突出箇所を設けても良く、支板18の背端縁を接着テープによって固定しても良い。
【0013】
【発明の効果】
係止凹部へ係止片が嵌合する事によって側板の底辺と底板の両側が連接されるので糊で接着しなくても立体的に組み立てる事ができ、引掛け孔の上部領域へ棚域を設け、棚域へ支板を差し込む事によって蝶番の役目を果たし、竿具2は上方へ折り倒されて平な状態と成り、常に連接されている事から紛失の恐れが無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のハンガーボードを展開した状態で示す平面図。
【図2】竿具を正面方向から示した斜視図。
【図3】ハンガーボードの下部領域を左側面方向から部分的に示した斜視図。
【図4】本発明を組み立てた状態で正面方向から示した斜視図。
【図5】竿具の嵌め込まれた状態を背部から部分的に示した要部透視斜視図。
【図6】本発明の収納状態を正面方向から示した斜視図。
【図7】図6で表示した竿具の取り付け状態の一つを拡大して表示した斜視図。
【符号の説明】
1 ハンガーボード
2 竿具
3 背板
4 側折線
5 側板
6 係止凹部
7 突起
8 底折線
9 底板
10 係止片
11 切溝
12 引掛け孔
13 括れ域
14 棚域
15 引掛け底辺
16 基盤
17 竿棒
18 支板
19 ロック板
20 傾斜部
Claims (1)
- ハンガーボード1を設け、ハンガーボード1へ取り付ける竿具2を設け、ハンガーボード1に於いて、中央へ背板3を設け、背板3の両側へ谷折り線の側折線4を介して側板5を対の状態で設け、側板5は縦長矩形が基本であるが自由にデザインした形状にして設け、側板5の下縁へ係止凹部6を設け、係止凹部6の側外縁を内側へ少々突出させて突起7を設け、背板3の底辺へ谷折り線の底折線8を介して底板9を設け、底板9の両側へ組み立て時に係止凹部6と接する箇所へ係止片10を設け、係止片10の基部は窪んでおり、側折線4の下端部領域を切り込んで切溝11として設け、背板3へ竿具2を引掛ける為の引掛け孔12を整列した状態で複数設け、引掛け孔12は縦長矩形が基本となっているが両側縁が内側へ迫り出す括れ域13を設け、括れ域13の形状は角の丸い『フ』の字状であり、括れ域13を介する上部領域を棚域14として設け、引掛け孔12の下縁を引掛け底辺15として設け、竿具2に於いて、基盤16を中央に設け、基盤16の正面中央から正面方向へ水平に飛び出して竿棒17を設け、竿棒17の先端は脱落防止の目的から上方へ屈折しており、基盤16は円形を基本としているが上下縁は水平な平縁を成し、基盤16の上縁から背方へ水平に突出させ、突出箇所の背縁を直角に上方へ屈折させた『L』字形状で支板18を設け、基盤16の下縁から背方へ水平に突出させ、突出箇所の背縁を直角に下方へ屈折させた逆さの『L』字形状でロック板19を設けるのであり、ロック板19の縦板は短くて背部上方から正面部下方へかけて傾斜させて切り取った傾斜部20を設け、引掛け孔12へ竿具2を引掛ける方法は支板18の縦板を横にして棚域14へ通し、支板18の屈折箇所の内側を支点として竿棒17を引き下ろす事によってロック板19が引掛け底辺15の裏側へ来てロックされるのであり、ロック板19に傾斜部20がある事によって引掛け底辺15をスムーズに越える事ができ、竿具12は取り外して輸送しても良く、支板18の端部の両側へ出っ張りを設けたり、裏面を接着テープで接着する事によって支板18が蝶番の役目を果たす様にしても良く、ハンガーボード1は紐21によって吊されるので、ハンガーボード1の上端部領域の両側へ吊り下げ穴22を対で設け、ハンガーボード1を吊り下げる紐21を長めにして、紐21の中央領域へ自由にデザイン化された形状のPR板23を設け、PR板23へ紐21を通す事から下端部領域の両側と上部領域へ対の状態で吊り下げ穴22を設けた、ハンガー陳列ボード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25492495A JP3662307B2 (ja) | 1995-10-02 | 1995-10-02 | ハンガー陳列ボード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25492495A JP3662307B2 (ja) | 1995-10-02 | 1995-10-02 | ハンガー陳列ボード |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0994142A JPH0994142A (ja) | 1997-04-08 |
JP3662307B2 true JP3662307B2 (ja) | 2005-06-22 |
Family
ID=17271756
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25492495A Expired - Lifetime JP3662307B2 (ja) | 1995-10-02 | 1995-10-02 | ハンガー陳列ボード |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3662307B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11242A (ja) * | 1997-06-10 | 1999-01-06 | Sekisui Jushi Co Ltd | 陳列什器の補助具およびこれを用いた陳列什器システム |
JP2000270980A (ja) * | 1999-03-23 | 2000-10-03 | Tanakaya Inc | 吊下げ陳列板 |
JP6264073B2 (ja) * | 2014-02-12 | 2018-01-24 | 大日本印刷株式会社 | 陳列装置 |
-
1995
- 1995-10-02 JP JP25492495A patent/JP3662307B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0994142A (ja) | 1997-04-08 |
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