JPH0725010A - インクジェットヘッド - Google Patents

インクジェットヘッド

Info

Publication number
JPH0725010A
JPH0725010A JP15220093A JP15220093A JPH0725010A JP H0725010 A JPH0725010 A JP H0725010A JP 15220093 A JP15220093 A JP 15220093A JP 15220093 A JP15220093 A JP 15220093A JP H0725010 A JPH0725010 A JP H0725010A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
flow path
head
cover
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP15220093A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3178490B2 (ja
Inventor
Yoshihiro Kondo
宣裕 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seikosha KK
Original Assignee
Seikosha KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seikosha KK filed Critical Seikosha KK
Priority to JP15220093A priority Critical patent/JP3178490B2/ja
Publication of JPH0725010A publication Critical patent/JPH0725010A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3178490B2 publication Critical patent/JP3178490B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2202/00Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
    • B41J2202/01Embodiments of or processes related to ink-jet heads
    • B41J2202/10Finger type piezoelectric elements

Landscapes

  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 インク流路のカバー部にインク吐出用の制御
回路を搭載することにより、小型、低コストで製造が容
易なせん断モード型のインクジェットヘッドを提供す
る。 【構成】 ノズル13からのインクの吐出を制御する制
御回路17を、インク流路12を覆うようにヘッド基板
11上に重ね合わされるカバープレート16上に搭載
し、プリンタ本体からの印刷情報に基づいて制御回路1
7によりリード線18と電気的接続手段21とリード線
15を介して電極14に選択的に電圧を印加してノズル
13からインクを吐出させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェットヘッド
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開昭63−252750号公報にせん
断モード型のインクジェットヘッドおよびその製造方法
が開示されている。このせん断モード型のインクジェッ
トヘッドは、PZT等の圧電セラミックス基板に切削加
工等により、互いに圧力隔壁によって分離されたインク
流路を形成し、このインク流路の一部にインクを吐出す
るためのノズルを形成し、そのインク流路の壁面に電極
を形成し、この電極に電圧を印加することによって隔壁
をせん断モードで変形させてノズルからインクを吐出さ
せるものである。そのインクジェットヘッドにおいて
は、インク流路が形成されている流路基板上に、インク
の吐出を制御する駆動回路であるLSIチップが搭載さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のインクジェ
ットヘッドは、駆動回路の配置に問題があった。
【0004】圧電材料からなる流路基板に駆動回路を搭
載し、流路隔壁に形成されている電極とを接続するため
には配線パターンが必要となる。流路基板に配線パター
ンを形成する方法は2つあるが、1つはPZT等の圧電
材料基板に配線パターンを形成した後にインク流路を機
械加工で形成する方法、もう1つは基板にインク流路を
形成した後に配線パターンを形成する方法である。しか
し、両者とも問題があった。
【0005】前者の配線パターンを形成した基板にイン
ク流路を形成する方法は、配線に合せてインク流路をダ
イシングソー等で切削する際に位置を精度良く合わせる
ことが困難である。また、インク流路切削の際に配線パ
ターンを傷付ける可能性が高く、断線等の欠陥の原因と
なっていた。
【0006】後者の流路の形成された凹凸のある基板に
配線パターンを形成する方法は、フォトレジストを均一
な厚さで塗布するのが困難である。
【0007】さらに、PZT等の圧電材料は高価であ
り、基板面積を小さくしないとコストが安くならない
が、上記従来のように圧電基板に駆動回路とその配線パ
ターンを搭載すると、基板面積がかなり大きくなり、コ
ストが高くなってしまうという問題がある。
【0008】本発明は、小型、低コストで製造が容易な
せん断モード型のインクジェットヘッドを提供すること
を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、圧電材料から
なる圧力隔壁により分離された複数のインク流路および
このインク流路内のインクを吐出させるためのノズルが
形成されたヘッド基板と、このヘッド基板のインク流路
壁面に設けた電極と、上記ノズルからのインクの吐出を
制御するための制御回路を搭載したカバー部と、上記電
極と上記制御回路とを接続する接続手段とを有し、上記
カバー部を上記ヘッド基板に重ね合わせて上記インク流
路を覆い、上記電極に電圧を印加して上記インク流路の
壁面を変形させることによって上記ノズルからインクを
吐出せしめるようにして、上記課題を解決するものであ
る。
【0010】なお、上記ヘッド基板は、インク流路底面
にノズルが形成されているものであることが好ましい。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0012】図1に本発明によるインクジェットヘッド
の構成を示す。同図において、11はPZT等の圧電材
料からなる厚さ0.5 〜2 mm程度のヘッド基板であり、
インク流路12およびノズル13が形成されている。イ
ンク流路12の壁面には電極14が設けてあり、この電
極14はリード線15によってインク流路12の外部と
電気的に接続可能となっている。16はインク流路12
を覆うようにヘッド基板11に重ね合わせられるカバー
プレートで、セラミックやガラスやプラスチックやプリ
ント基板として用いられる材料等からなり、厚さは0.5
〜2 mm程度である。カバープレート16上にはノズル
13からのインクの吐出を制御するための制御回路(L
SIチップ)17が搭載してあるとともに、制御回路1
7からのリード線18〜18が設けてある。また、カバ
ープレート16のヘッド基板11側にはインク流路12
にインクを供給するための流路19と、流路19とイン
ク供給手段(図示せず。)とをつなげるための貫通孔2
0が形成してある。リード線15とリード線18はワイ
ヤボンディング等の電気的接続手段21によって接続し
てある。
【0013】図2にカバープレート16をはずした状態
のヘッド基板11を示す。ヘッド基板11には複数のイ
ンク流路12〜12が形成してあり、各インク流路12
の底面にはノズル13が形成されている。互いに隣接す
るインク流路12からのリード線15は互いに逆方向に
引き出してある。
【0014】図3に制御回路17の内部構成を示す。同
図において、31はプリンタ本体(図示せず。)から送
られてくる印刷情報を一時的に記憶する一時記憶手段、
32は一時記憶手段31に記憶された印刷情報に基づい
て電極14に選択的に電圧を印加する駆動回路であり、
上記印刷情報に基づいてリード線18、電気的接続手段
21、リード線15を介して電極14に選択的に電圧を
印加し、インク流路12の壁面を変形させてノズル13
からインクを吐出させる。
【0015】つぎに、図1に示したインクジェットヘッ
ドの製造方法を説明する。
【0016】まず、ヘッド基板11の製造方法を説明す
る。
【0017】まず、ヘッド基板11にダイシングソー等
により、インク流路12となる深い溝と、リード線15
を形成するための浅い溝を複数本形成する。例えば、深
い溝は深さ400 μm、幅90μm、長さ15mm程度、浅い
溝は深さ10μm、幅90μm、長さ2 mm程度である。
【0018】つぎにノズル13を形成する。これはYA
GレーザやF2 ,ArF,KrF,XeCl,XeF等
のエキシマレーザ等の照射によりインク流路12の底面
に形成できる。
【0019】つぎに、インク流路12の壁面に電極14
となる導電材料を設ける。これは斜め方向からの真空蒸
着法等でAl,Ni,Cr等を厚さ1μm程度に成膜す
る。また、必要に応じて保護絶縁層を形成する。その
後、ヘッド基板11の表面を研磨して電極と配線の分離
を行なう。
【0020】このようして、図2に示したヘッド基板1
1が完成する。
【0021】つぎに、カバープレート16の製造方法を
説明する。
【0022】まず、機械的な切削やエッチング等により
流路19を形成する。
【0023】つぎに、リード線18を形成する。これは
Al,Ni,Cr,Cu等の金属をフォトリソグラフィ
により厚さ0.1 〜1 μm程度でパターニングする。その
際、カバープレート16の表面は平坦であり、容易にフ
ォトレジストを均一な厚さに塗布できるので精度良く形
成できる。
【0024】つぎに、上記インク供給手段とつなげるた
めの貫通孔20をドリル等を用いて形成する。
【0025】つぎに、制御回路17をダイボンディング
し、ワイヤーボンディング等でリード線18と接続す
る。
【0026】なお、必要に応じて上記インク供給手段と
貫通孔20を連絡するパイプ等を接着する。
【0027】このようにしてカバープレート16が完成
する。
【0028】つぎに、ヘッド基板11とカバープレート
16を接着し、ワイヤーボンィング等の電気的接続手段
21によりリード線15とリード線18を接続する。こ
のようにして、図1に示したインクジェットヘッドが完
成する。
【0029】なお、上記実施例ではノズル13をインク
流路12の底面に設けたが、これに限らず、例えばカバ
ープレート16に設けるようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、インク流路を覆うよう
にヘッド基板に重ね合わされるカバー部にインクの吐出
を制御する制御回路を搭載したので、ヘッドを小型化で
きるとともに駆動回路とインク流路内の電極との接続部
の構成を簡素化でき、低コストで小型で高信頼性のイン
クジェットヘッドを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるインクジェットヘッドの構成を示
した説明図
【図2】本発明によるインクジェットヘッドの要部の構
成を示した説明図
【図3】本発明によるインクジェットヘッドの要部の構
成を示した説明図
【符号の説明】
11 ヘッド基板 12 インク流路 13 ノズル 14 電極 15 リード線 16 カバープレート 17 制御回路 18 リード線 21 電気的接続手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電材料からなる圧力隔壁により分離さ
    れた複数のインク流路およびこのインク流路内のインク
    を吐出させるためのノズルが形成されたヘッド基板と、 このヘッド基板のインク流路壁面に設けた電極と、 上記ノズルからのインクの吐出を制御するための制御回
    路を搭載したカバー部と、 上記電極と上記制御回路とを接続する接続手段と、 を有し、上記カバー部を上記ヘッド基板に重ね合わせて
    上記インク流路を覆い、上記電極に電圧を印加して上記
    インク流路の壁面を変形させることによって上記ノズル
    からインクを吐出せしめることを特徴とするインクジェ
    ットヘッド。
  2. 【請求項2】 上記ヘッド基板は、インク流路底面にノ
    ズルが形成されていることを特徴とする請求項1記載の
    インクジェットヘッド。
JP15220093A 1993-06-23 1993-06-23 インクジェットヘッド Expired - Fee Related JP3178490B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15220093A JP3178490B2 (ja) 1993-06-23 1993-06-23 インクジェットヘッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15220093A JP3178490B2 (ja) 1993-06-23 1993-06-23 インクジェットヘッド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0725010A true JPH0725010A (ja) 1995-01-27
JP3178490B2 JP3178490B2 (ja) 2001-06-18

Family

ID=15535251

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15220093A Expired - Fee Related JP3178490B2 (ja) 1993-06-23 1993-06-23 インクジェットヘッド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3178490B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11291493A (ja) * 1998-04-06 1999-10-26 Seiko Epson Corp インクジェット式記録ヘッド
US6572221B1 (en) 1997-10-10 2003-06-03 Xaar Technology Limited Droplet deposition apparatus for ink jet printhead
US6966635B2 (en) 1998-08-21 2005-11-22 Seiko Epson Corporation Ink jet recording head and ink jet recording apparatus comprising the same
JP2012051253A (ja) * 2010-09-01 2012-03-15 Toshiba Tec Corp インクジェットヘッド及びインクジェットヘッドの製造方法
JP2014162120A (ja) * 2013-02-26 2014-09-08 Seiko Epson Corp 配線構造体、配線構造体の製造方法、液滴吐出ヘッドおよび液滴吐出装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6572221B1 (en) 1997-10-10 2003-06-03 Xaar Technology Limited Droplet deposition apparatus for ink jet printhead
JPH11291493A (ja) * 1998-04-06 1999-10-26 Seiko Epson Corp インクジェット式記録ヘッド
US6966635B2 (en) 1998-08-21 2005-11-22 Seiko Epson Corporation Ink jet recording head and ink jet recording apparatus comprising the same
JP2012051253A (ja) * 2010-09-01 2012-03-15 Toshiba Tec Corp インクジェットヘッド及びインクジェットヘッドの製造方法
US8613499B2 (en) 2010-09-01 2013-12-24 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Inkjet head and manufacturing method of inkjet head
JP2014162120A (ja) * 2013-02-26 2014-09-08 Seiko Epson Corp 配線構造体、配線構造体の製造方法、液滴吐出ヘッドおよび液滴吐出装置
US9579892B2 (en) 2013-02-26 2017-02-28 Seiko Epson Corporation Wiring structure, method of manufacturing wiring structure, liquid droplet ejecting head, and liquid droplet ejecting apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP3178490B2 (ja) 2001-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100761893B1 (ko) 미세방울 침전 장치
JPH10278282A (ja) インクジェットヘッドの製造方法
EP0993952B1 (en) Piezoelectric vibrator unit, method for manufacturing the same, and ink jet recording head comprising the same
JPH0725010A (ja) インクジェットヘッド
JPH0994954A (ja) インクジェット記録装置
JPH11300971A (ja) インクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置
JP3610811B2 (ja) インクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置
JP3551748B2 (ja) インクジェット式記録ヘッド
JP4581605B2 (ja) インクジェットヘッド及びインクジェットヘッドの製造方法
JPH07156397A (ja) インクジェット記録装置
JP2001054946A (ja) インクジェットヘッド
JPH11309867A (ja) インクジェット式記録ヘッドの製造方法
JPH11157070A (ja) インクジェット式記録ヘッド
JP3384294B2 (ja) インクジェット式記録ヘッド
JPH11170505A (ja) インクジェット式記録ヘッド
JPH11300961A (ja) インクジェット式記録ヘッド及びその製造方法
JP2003017770A (ja) 圧電素子ユニット及びインクジェット式記録ヘッド並びにこれらの製造方法
JPH0858090A (ja) インク噴射装置及びその製造方法
JP2024058748A (ja) 液体吐出ヘッドの製造方法及び液体吐出ヘッド
JPH11105281A (ja) アクチュエータ及びインクジェット式記録ヘッド
JP2002029057A (ja) インクジェットプリントヘッド
JPH1178015A (ja) インクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置
JPH11115185A (ja) インクジェット式記録ヘッド
JPH07137251A (ja) インクジェットヘッド
JP3371780B2 (ja) インクジェット式記録ヘッド

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010314

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080413

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090413

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090413

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100413

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110413

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110413

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120413

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130413

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees