JPH0724942Y2 - ブラシレスモ−タ - Google Patents

ブラシレスモ−タ

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JPH0724942Y2
JPH0724942Y2 JP1987020645U JP2064587U JPH0724942Y2 JP H0724942 Y2 JPH0724942 Y2 JP H0724942Y2 JP 1987020645 U JP1987020645 U JP 1987020645U JP 2064587 U JP2064587 U JP 2064587U JP H0724942 Y2 JPH0724942 Y2 JP H0724942Y2
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JP
Japan
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interposer
stator
circuit board
cylindrical portion
rotor
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JP1987020645U
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JPS63131584U (ja
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彰 藤田
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Nidec America Corp
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Nidec Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はブラシレスモータに関する。
〔従来の技術とその問題点〕
従来のブラシレスモータに於ては、第15図と第16図に示
すように、モータブラケットaのコイルbへの通電を切
換制御するためのロータマグネットcの回転位置を検出
するロータ位置検出器d…を、取付部材eを介して電子
回路基板fに固定していた。この取付部材eは、例え
ば、平面視円弧形状をなし、ロータ位置検出器d…を嵌
込む係止孔g…を備えたものであり、これを電子回路基
板fに取付けるのに、例えばビスh…等が使用される
が、小さいビスh…の取付作業は面倒であり手数を要
し、又、薄い基板fに確実に固定することは構造上困難
である。従って、ロータ位置検出器d…の倒れ、位置ず
れを生じ易いなどの欠点があった。基板fに固定するの
に接着剤を用いた場合にも、上記同様の欠点がある他、
取付作業の際の取付部材eの位置決めが困難であるなど
の欠点もある。第17図に示すように、各ロータ位置検出
器d…を個別に取付部材iでもって固定しても上記同様
の問題がある。
本考案は、上記問題点を解決したブラシレスモータを提
供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案のブラシレスモータでは、ボス部を有するモータ
ブラケットと、ボス部に装着される介装体と、ボス部に
軸受けを介して回転自在に装着されたロータ本体と、ロ
ータ本体に装着されたロータマグネットと、ロータマグ
ネットと協働するステータと、ロータマグネットの回転
角度位置を検出するためのロータ位置検出器が付設され
た回路基板13と、を備え、介装体は、ボス部に装着され
る円筒部と円筒部から放射状に設けられた複数個の突出
アームを有し、突出アームの各々には抱きかかえ部が設
けられており、介装体の円筒部の下端部には回路基板が
配設され、円筒部の下端部及び回路基板には、両者を所
定の位置関係に位置付けるための第一の位置決め手段が
設けられており、介装体の円筒部の上端部にはステータ
が配設され、円筒部の上端部及びステータには、両者を
所定の位置関係に位置付けるための第二の位置決め手段
が設けられており、介装体に回路基板及びステータを装
着すると、回路基板に設けられたロータ位置検出器が突
出アームの抱きかかえ部に位置付けられ、更に、介装体
の一部には切欠部が設けられ、回路基板からの引出線は
切欠部を通して外部に導出される。
〔作用〕
ロータ位置検出器は、突出アームを介して介装体に保持
される。該ロータ位置検出器が付設されている電子回路
基板は、第一位置決め手段が働くので、介装体との相対
位置にずれが生じない。又、ステータと介装体とは第二
位置決め手段が働くので相対位置にずれが生じることは
ない。従って、突出アームを有する介装体自体もモータ
ブラケットのボス部に外嵌状として支持されるので、ロ
ータ位置検出器の倒れや位置ずれが生じることはなく、
該検出器とステータとの相対位置関係は変化しないの
で、モータブラケットへの組込みが容易である。
また、介装体の一部に切欠部が設けられ、回路基板から
の引出線がこの切欠部を通して外部に導出されるので、
回路基板を介装体に装着した状態にてブラケットに容易
に取付けることができる。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面に基づいて詳説する。
第1図は本考案に係るブラシレスモータを示し、このブ
ラシレスモータは、ボス部1を有するモータブラケット
2と、該ボス部に2個の軸受け3,4を介して回転自在に
枢支される回転軸5と、介装体を介して上記ボス部1の
外径側に配設されると共にコイル7が巻設されたステー
タ8と、ロータマグネット9が固着されたロータ本体10
を有すると共に回転軸5と一体状に回転するロータ11
と、ロータ位置検出器12…が付設された電子回路基板13
と、を備えている。上記モータブラケット2はアルミニ
ウム等の非磁性体からなり、図示省略するフランジ部を
介して他部材に固定可能である。なお、37は回路基板引
出線、38はコネクタ、14はハブである。40はステータコ
イル引出線であって、基板13の所定部位に半田付され
る。
しかして、上記介装体6は、モータブラケット2の上記
ボス部1に外嵌されると共にステータ8の孔部14に挿入
される円筒部15と、該円筒部15から放射状に突設される
と共に先端に夫々ロータ位置検出器抱きかかえ部16…を
形成してなる複数本の突出アーム17…と、を一体に有し
ている。具体的には、介装体6は合成樹脂等からなり、
上記円筒部15における小径部19にはステータ8のコア18
が嵌合し、中心孔20にはモータブラケット2のボス部1
が嵌合する。なお、ロータ位置検出器12…はホール素
子、ホールIC等からなり、ロータマグネット9の回転位
置を検出するものであり、該検出器12…からの検出信号
に基づいてステータ8のコイル7への通電が切換制御さ
れ、このブラシレスモータは回転する。各検出器12…は
適度な剛性を有するリード線22…により基板13上の所定
部位に結線されると共に、ロータマグネット9の近くで
もって、しかもコア18と基板13との間の空間部所定位置
に保持される。
第2図と第3図に示すように、上記抱きかかえ部16…
は、蟻溝21を有し(第7図参照)、位置検出器12…のア
リ形状に合致するように形成してある。従って、図中矢
印方向Aに介装体6を移動して検出器12…を抱きかかえ
部16…の蟻溝21…に嵌込んだ状態にあっては、検出器12
…は介装体6に対し半径及び円周方向の何れにも動くこ
となく所定位置に保持される。突出アーム17…は円筒部
15の下端26に形成されるが、その下端26にはさらに基板
ガイド用スカート部23が形成され、基板13はこのスカー
ト部23に外嵌状として設けられる。
しかして、第1図に於て、24…は電子回路基板13と介装
体6との位置決めのための第一位置決め手段であり、25
…はステータ8と介装体6との位置決めのための第二位
置決め手段である。具体的には、第2図乃至第6図に示
すように、第一位置決め手段24は、介装体6の円筒部15
の下端26に形成してなる下方突出状の基板位置決め用ガ
イドピン27と、基板13の孔28に付設されたガイドピン用
切欠29と、からなり(第9図参照)、第二位置決め手段
25が、介装体6の円筒部15の上端30に形成してなる半径
方向突出状の位置決め用突起部31…と、ステータ8の孔
部14に形成された突起部用切欠32…と、からなる(第8
図参照)。33…は取付ネジ用孔、34…はネジ止めガイド
溝であり、基板13とステータ8の組込むに際しては、こ
れらに、基板13の孔28に付設したネジ用切欠35…及びス
テータ8のコア18に付設したネジ孔41を連通状態とした
上で、取付用ネジ36…を挿通しモータブラケット2に螺
着することによって、モータブラケット2に固着される
(第10図参照)。なお、第10図で明らかなように、ネジ
36の頭はコア18に当接して押圧し、他方、介装体6とは
僅かな間隙がある。従って、コア18ががたつきなく固定
される。なお、介装体6の下端26には前記引出線37を通
すための切欠部39が形成してある。介装体6の円筒部15
にはステータ取付用段差43が付設され前記小径部19との
境界をなし、ステータ8の介装体6への嵌込みにあたっ
てはこの段差43に当接する位置迄押込めばよい。
上記第一,第二位置決め手段24,25はステータコイルリ
ード線40…の半田付作業等を考慮して基板13とステータ
8との相対位置関係を設定し、又、介装体6におけるロ
ータ位置検出器抱きかかえ部16…の配置がロータ位置検
出器12…の位置と合致するように、突出アーム17…を円
筒部15の所定部位に形成するものとする。
しかして、基板13及びステータ8をモータブラケット2
に組込むには、第一,第二位置決め手段24,25によっ
て、基板13とステータ8とが上記所定の相対位置関係と
なるように介装体6に夫々外嵌し、さらに、ロータ位置
検出器12…を介装体6の抱きかかえ部16に嵌込む。そし
てステータコイル引出線40…の基板13への半田付を行っ
た後、第11図に示す如く、ステータ8と介装体6と基板
13とを一体状に組付けた状態にて、取付用ネジ36…によ
りモータブラケット2に組込む。
介装体6に基板13を係止するには、第12図に示すよう
に、介装体6の下端26にかぎ型断面の引掛部42を形成
し、これを基板13の孔28に弾発的に嵌込むようにしても
よい。この引掛部42については、第13図や第14図に示す
形状とするも好ましい。
上記のように本考案によれば、ステータ8と基板13とを
所望の相対位置関係とした状態にて、モータブラケット
2への組込みが可能となり、従って、他の組込み方法、
例えば基板13を先にモータブラケット2に固着し、ステ
ータコイルリード線40…を基板13に半田付けした後、ス
テータ8を組付ける方法に比較して、上記半田付作業を
容易に行うことができ、さらに組込み作業を迅速に行う
ことができる。又、回路基板13から外部へ引出される引
出線37を、介装体6の下部26に設けた切欠部39から事前
に引出しておいてモータブラケット2に組込むことがで
き作業性が向上する。
〔考案の効果〕
本考案のブラシレスモータにおいては、モータブラケッ
ト2のボス部1に装着される介装体6は、ボス部1に外
嵌される円筒部15と、この円筒部15から放射状に突出す
る複数個の突出アーム17…を有し、複数個の突出アーム
17…には抱きかかえ部16…が設けられている。また、こ
の介装体6と回路基板13には第一の位置決め手段24が設
けられていると共に、介装体6とステータ8には第二の
位置決め手段25が設けられている。従って、円筒部15に
回路基板13を装着すると、介装体6と回路基板13が第一
の位置決め手段24を介して所定の位置関係に保持され、
またこの円筒部15にステータ8を装着すると、介装体6
とステータ8とが第二の位置決め手段25を介して所定の
位置関係に保持され、更にロータ位置検出器12…が突出
アーム17…の抱きかかえ部16…に位置付けられる。その
結果、介装体6を介してステータ8とロータ位置検出器
12…を所定の位置関係に確実に保持でき、タイミング位
置を正しく設定することができる。また、介装体6を介
して回路基板13とステータ8をユニット化することが可
能となり、かくユニット化した状態のものをモータブラ
ケット2に組込むことによって、ステータコイルリード
線40…の基板13への半田付け作業を容易に行うことがで
きる。
また、介装体6に切欠部39が設けられ、回路基板13から
の引出線37がこの切欠部39を通して外部に導出されるの
で、回路基板13を介装体6に装着した状態にてこれをモ
ータブラケット2に容易に取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面側面図、第2図は
介装体の全体斜視図、第3図は介装体の断面側面部、第
4図は底面図、第5図は平面図、第6図は基板の平面
図、第7図は抱きかかえ部の断面図、第8図は第二位置
決め手段を示す部分断面図、第9図は第一位置決め手段
を示す部分断面図、第10図はステータと基板と介装体の
モータブラケットへの取付部を示す部分断面図、第11図
は同モータブラケットへの組込み方法の説明図、第12図
は基板と介装体との係止構造の他の具体例を示す部分断
面図、第13図は介装体の引掛部の他の具体例を示す部分
断面図、第14図はさらに別の具体例を示す部分断面図で
ある。第15図は従来例を示す断面側面図、第16図はその
要部平面図、第17図は別の従来例を示す平面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボス部1を有するモータブラケット2と、
    該ボス部1に装着される介装体6と、該ボス部1に軸受
    け3、4を介して回転自在に装着されたロータ本体10
    と、該ロータ本体10に装着されたロータマグネット9
    と、該ロータマグネット9と協働するステータ8と、該
    ロータマグネット9の回転角度位置を検出するためのロ
    ータ位置検出器12…が付設された回路基板13と、を備
    え、 該介装体6は、該ボス部1に装着される円筒部15と該円
    筒部15から放射状に設けられた複数個の突出アーム17…
    を有し、該突出アーム17…の各々には抱きかかえ部16…
    が設けられており、 該介装体6の該円筒部15の下端部には該回路基板13が配
    設され、該円筒部15の該下端部及び該回路基板13には、
    両者を所定の位置関係に位置付けるための第一の位置決
    め手段24が設けられており、 該介装体6の該円筒部15の上端部には該ステータ8が配
    設され、該円筒部15の該上端部及び該ステータ8には、
    両者を所定の位置関係に位置付けるための第二の位置決
    め手段25が設けられており、 該介装体6に該回路基板13及び該ステータ8を装着する
    と、該回路基板13に設けられた該ロータ位置検出器12…
    が該突出アーム17…の抱きかかえ部16…に位置付けら
    れ、 更に、該介装体6の一部には切欠部39が設けられ、該回
    路基板13からの引出線37は該切欠部39を通して外部に導
    出される、 ことを特徴とするブラシレスモータ。
JP1987020645U 1987-02-13 1987-02-13 ブラシレスモ−タ Expired - Lifetime JPH0724942Y2 (ja)

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JPS63131584U JPS63131584U (ja) 1988-08-29
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS52105013U (ja) * 1976-02-06 1977-08-10

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