JPH07247660A - 木質系防音床板 - Google Patents

木質系防音床板

Info

Publication number
JPH07247660A
JPH07247660A JP6058192A JP5819294A JPH07247660A JP H07247660 A JPH07247660 A JP H07247660A JP 6058192 A JP6058192 A JP 6058192A JP 5819294 A JP5819294 A JP 5819294A JP H07247660 A JPH07247660 A JP H07247660A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wooden
cheesecloth
floorboard
nonwoven fabric
cold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6058192A
Other languages
English (en)
Inventor
Naotoshi Kira
直敏 吉良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dantani Plywood Co Ltd
Original Assignee
Dantani Plywood Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dantani Plywood Co Ltd filed Critical Dantani Plywood Co Ltd
Priority to JP6058192A priority Critical patent/JPH07247660A/ja
Publication of JPH07247660A publication Critical patent/JPH07247660A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04FFINISHING WORK ON BUILDINGS, e.g. STAIRS, FLOORS
    • E04F15/00Flooring
    • E04F15/18Separately-laid insulating layers; Other additional insulating measures; Floating floors
    • E04F15/20Separately-laid insulating layers; Other additional insulating measures; Floating floors for sound insulation
    • E04F15/206Layered panels for sound insulation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Floor Finish (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板表面に形成されている化粧層の応力や水
分の吸放出等が原因で発生する木質系防音床板の反りを
防止する。 【構成】 表面に化粧層を有する木質基板の下面に不織
布、合成樹脂シートが積層一体化された木質系防音床板
において、前記木質基板と不織布との間に寒冷沙を介在
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は木質系防音床板の反り
を防止できる構成に関する。
【0002】
【従来の技術】表面に化粧層を有する木質基板の下面に
不織布、合成樹脂シートが積層一体化された木質系防音
床板が特開昭64−1855号、特開平2−28256
1号等に開示されている。このような木質系防音床板
は、通常リフォームを考慮して木質基板の厚さは前記文
献にも記載されているように6mm以下と比較的薄い方
が好ましいとされている。
【0003】
【発明が解決すべき課題】しかし、このような構成では
木質基板は十分な拘束力を有していないことにより、表
面に貼着されている化粧層の応力や水分の吸放出等が原
因で床板に上反りが発生してしまう問題があった。ま
た、床下地の緩やかな凹凸にも円滑に施工できるように
する為、木質基板の裏面に溝を形成して柔軟性を付与し
た構成もあるが、木質基板自体の拘束力が失われて激し
く反り上がり、場合によって施工が困難になってしまう
問題もあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求の範囲に記載の通
り、表面に化粧層を有する木質基板の下面に不織布、合
成樹脂シートが積層一体化された木質系防音床板におい
て、前記木質基板と不織布との間に寒冷沙が介在された
ことを特徴とする構成を採用することにより前記課題が
解決できることを見出した。
【0005】
【作用】この発明によれば、寒冷沙は不織布や合成樹脂
シートのように著しい伸縮を示さない為、木質基板の表
面に貼着されている化粧層に対抗して裏面側に寒冷沙が
密着状態で貼着されていることで床板の反りが防止でき
る。
【0006】以下、実施例とその図面に基づいて詳しく
説明する。
【0007】
【実施例】図1に、木質基板2の下面に不織布4、合成
樹脂シート5が積層一体化された木質系防音床板におい
て、前記木質基板2と不織布4との間に寒冷沙3が介在
された構成が示されている。木質基板2は合板、パーテ
ィクルボード、繊維板等が単体、あるいは複合されたも
ので、厚さは3〜9mm程度と比較的薄いものが用いら
れる。この木質基板2の周縁部には施工を容易にする為
に接合用の本実加工を施してもよい。
【0008】木質基板2の表面には突板や合成樹脂シー
ト、化粧紙等を接着剤を介して貼着して化粧層1が形成
される。また、化粧層1はシート状物を貼着せず木質基
板2上に直接印刷や塗装を施して形成してもよい。
【0009】木質基板2の裏面には寒冷沙3が貼着され
る。寒冷沙3はポリエステル、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ナイロン等の水分に影響され難い伸縮の少ない
合成樹脂が好ましく、目の粗い網状に形成されたもの
で、造花、カーテン等に用いられているものでも使用す
ることができる。この寒冷沙3の貼着によって化粧層1
の有する応力や水分の吸放出等によって生じる木質基板
2の反りを防止する。
【0010】この発明で用いる寒冷沙3は、太さでは
0.02〜0.8mmの範囲がよく、太さが0.02m
m以下のものでは強度が不足して拘束力が期待できず、
0.8mm以上では太すぎて接着性に問題を生じる。目
数としては10〜1000メッシュ、好ましくは20〜
800メッシュの範囲がよく、10メッシュよりも粗い
ものでは網目間の隙間が大きすぎて接着性に問題を生じ
る。なお、1000メッシュ以上でも特に問題はないが
コストが若干高くなる。
【0011】また、寒冷沙3の下面には不織布4が貼着
される。不織布4はポリエステル、ポリエチレン、ポリ
プロピレン等の合成樹脂からなり、厚さは1mm程度の
ものが用いられる。
【0012】そして、不織布4の下面には合成樹脂シー
ト5が貼着される。合成樹脂シート5はポリエステル、
ウレタン等の合成樹脂からなり、厚さは1〜3mm程度
のものが用いられる。この合成樹脂は10〜40倍程度
に発泡させるとクッション作用により防音性能を向上さ
せることができる。
【0013】図3ではこの発明の他の実施例を示してい
る。厚さ3mm程度の薄い木質基板2aと厚さ9mm程
度の木質基板2bとの間に発泡合成ゴムからなる制振シ
ート6を介在して制振性を高めている。この制振シート
6と木質基板2aとの間にはこの発明の特徴である寒冷
沙3を介在して床板の反りを防止できるようにしていす
る。さらに、木質基板2bの裏面側から多数の条溝7を
形成して床下地の緩やかな凹凸にも柔軟に密着できるよ
うにしている。また、さらに最下面の合成樹脂シートに
は両面に凹凸を付与して空隙部8を形成し、この空隙部
8により床衝撃を吸収してさらに防音効果を高めてい
る。
【0014】
【発明の効果】この発明によれば、木質基板の表面に貼
着されている化粧層に対抗して裏面側に寒冷沙が密着状
態で貼着されている為、寒冷沙は不織布や合成樹脂シー
トのように著しい伸縮を示さないことにより化粧層の応
力にも対抗して床板の反りが防止できる。したがって、
施工も円滑に行うことができ、また、施工後も床板間に
突き上げが発生することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の木質系防音床板の断面図。
【図2】従来の木質系防音床板の断面図。
【図3】この発明の他の実施例の木質系防音床板の断面
図。
【符号の説明】
1 化粧層 2 木質基板 3 寒冷沙 4 不織布 5 合成樹脂シート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に化粧層を有する木質基板の下面に
    不織布、合成樹脂シートが積層一体化された木質系防音
    床板において、前記木質基板と不織布との間に寒冷沙が
    介在されたことを特徴とする木質系防音床板。
  2. 【請求項2】 寒冷沙がポリエステル、ポリエチレン、
    ポリプロピレン、ナイロン等の合成樹脂から選ばれたも
    のであることを特徴とする請求項1記載の木質系防音床
    板。
  3. 【請求項3】 寒冷沙が太さ0.02〜0.8mmの範
    囲、目数10〜1000メッシュの範囲であることを特
    徴とする請求項1または請求項2記載の木質系防音床
    板。
JP6058192A 1994-03-02 1994-03-02 木質系防音床板 Pending JPH07247660A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6058192A JPH07247660A (ja) 1994-03-02 1994-03-02 木質系防音床板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6058192A JPH07247660A (ja) 1994-03-02 1994-03-02 木質系防音床板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07247660A true JPH07247660A (ja) 1995-09-26

Family

ID=13077164

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6058192A Pending JPH07247660A (ja) 1994-03-02 1994-03-02 木質系防音床板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07247660A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200470245Y1 (ko) * 2012-07-11 2013-12-06 이계정 목모보드 복합흡음재
CN114016700A (zh) * 2021-11-24 2022-02-08 葛郡 一种鱼骨拼地板及其制作方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200470245Y1 (ko) * 2012-07-11 2013-12-06 이계정 목모보드 복합흡음재
CN114016700A (zh) * 2021-11-24 2022-02-08 葛郡 一种鱼骨拼地板及其制作方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8234829B2 (en) Floor panel and method for the manufacture thereof
RU2007144510A (ru) Панель с двухслойной изоляцией против ударного шума
JPH07247660A (ja) 木質系防音床板
JP2667985B2 (ja) 置床構造
JP2687085B2 (ja) 床 板
JP3084620B2 (ja) 床 材
JPH08232450A (ja) 木質系防音床材
JP3069891B2 (ja) 床 材
JPH09296593A (ja) 木質床材
JPH06240852A (ja) 木質系防音床板
JP2900223B2 (ja) 床 材
JP2520081B2 (ja) 防湿性を有する内装材
JP2650017B2 (ja) 床 板
JP2646184B2 (ja) 床 板
JPH08114022A (ja) 防音床板
JP2576213Y2 (ja) ド ア
JP2602459B2 (ja) 遮音性木質系床材
JP2589423Y2 (ja) 床 板
JP2513776Y2 (ja) 遮音性木質系床材
JPH0752277Y2 (ja) 木質系防音床板
JPH11172905A (ja) 防音床の構造
JP2607015Y2 (ja) 床 板
JPH10238092A (ja) 木質系防音床材
JP2001059332A (ja) 畳 床
JPH10140808A (ja) 床下地材