JPH07247584A - 横型ドレーン - Google Patents

横型ドレーン

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JPH07247584A
JPH07247584A JP6034607A JP3460794A JPH07247584A JP H07247584 A JPH07247584 A JP H07247584A JP 6034607 A JP6034607 A JP 6034607A JP 3460794 A JP3460794 A JP 3460794A JP H07247584 A JPH07247584 A JP H07247584A
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    • E04DROOF COVERINGS; SKY-LIGHTS; GUTTERS; ROOF-WORKING TOOLS
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    • E04D13/04Roof drainage; Drainage fittings in flat roofs, balconies or the like
    • E04D13/0404Drainage on the roof surface
    • E04D13/0409Drainage outlets, e.g. gullies
    • E04D13/0431Drainage outlets, e.g. gullies with horizontal evacuation over the border of the roof
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E03WATER SUPPLY; SEWERAGE
    • E03FSEWERS; CESSPOOLS
    • E03F5/00Sewerage structures
    • E03F5/04Gullies inlets, road sinks, floor drains with or without odour seals or sediment traps
    • E03F5/0407Floor drains for indoor use
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 雨水の排水を迅速に行い得るようにし、落葉
等により雨水の導入孔が塞がれないようにし、人が躓か
ないようにし、部品数を減らす。 【構成】 床18に設けた凹部30に設置可能なトレイ
状の水受け容器3の雨水流れ方向D下流側に、排水管9
と接続し得るよう水平方向へ延びる排水孔8が穿設され
た短管7を接続し、水受け容器3の上面に、雨水流れ方
向D下流側に向い周縁側から幅方向中央側へ延在すると
共に上端が雨水流れ方向D上流側に向って傾斜した複数
の案内突条13を有し且つ隣り合う案内突条13間に雨
水をドレーン本体2内へ導入する導入孔を備えた水平カ
バー11を有するドレーンカバー10を設置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は横型ドレーンに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】ビルやマンション等の建築物の屋上や各
階のベランダに設けられている排水口には、雨水を排水
するためのドレーンが使用されており、該ドレーンとし
ては、雨水を上方から導入すると共に下方へ排出する、
いわゆる縦型ドレーンが一般的である。
【0003】しかし、ベランダの直下に部屋があるよう
な場合には、縦型ドレーンを設置するのは困難であるた
め、このような場合には雨水を横方向から導入し横方向
へ排出する、いわゆる横型ドレーンを設置する必要があ
る。
【0004】而して、従来の横型ドレーンの一例は図8
〜図10に示されており、横型ドレーンaは、ドレーン
本体bとドレーンケーシングcとドレーンカバーdを備
えている。
【0005】ドレーン本体bは、略水平なトレイ状の水
受け容器eと該水受け容器eの後部に接続された垂壁状
の縦向きフランジfを備えて側面形状が略L字状になる
よう形成されており、水受け容器eをベランダ等の床面
gに設置した状態で縦向きフランジfに取付けたボルト
hを介し縦向きフランジfを壁iの前面に固定すること
により、ドレーン本体bを床面gと壁iの隅部に取付け
得るようになっている。又ドレーン本体bの縦向きフラ
ンジfには、水平方向へ延びる排水孔jが設けられ、排
水孔jの雌ねじ部kには、壁iを水平方向に貫通する排
水管lが接続されている。排水管lは壁iの外側で垂直
に曲折し、下方へ延びている。
【0006】ドレーンケーシングcは、設置した際にド
レーン本体bの水受け容器e上面に載置される水平部材
mとドレーン本体bの縦向きフランジf内側面に当接す
るようにした縦向き部材nと水平部材m及び縦向き部材
nの長手方向両側に水平部材m及び縦向き部材nを接続
するよう取付けられた側板oを備えて側面形状が直角三
角形状になるよう形成されており、水平部材m及び縦向
き部材nには、雨水をドレーンケーシングcからドレー
ン本体bへ流通させるため、水平部材m及び縦向き部材
nを厚さ方向へ貫通する大きな開口pが形成されてい
る。又側板oには、雨水を外部からドレーンケーシング
c内部へ導入するため、側板oを厚さ方向へ貫通する複
数の導入孔qが、斜辺側から水平部材m及び縦向き部材
nへ向け延びるよう、形成されている。
【0007】ドレーンカバーdはドレーンケーシングc
の斜辺に上端側から下端側へ向けて斜めに向け設置され
るよう平板状に形成されており、ドレーンカバーdに
は、雨水を外部からドレーンケーシングc内へ導入する
ため、ドレーンカバーdを厚さ方向に貫通する複数の導
入孔rが、ドレーンカバーdの斜辺方向へ延びるよう、
形成されている。
【0008】床面gに溜った雨水は、ドレーンカバーd
の導入孔r及びドレーンケーシングcの側板oに形成さ
れた導入孔qからドレーンケーシングc内へ導入され、
ドレーンケーシングcの開口pからドレーン本体bの排
水孔jへ送給され、排水孔jから排水管lを経て図示し
てない排水溝へ排出される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
横型ドレーンaの場合には、次のような問題がある。
【0010】i)平板状の側板o及びドレーンカバーd
に導入孔q,rを穿設しただけの構造であるため、雨水
が多量の場合は脇へ流れ、横型ドレーンa内へ迅速に流
入しにくい。
【0011】ii)ドレーンケーシングcの側板o外側
面及びドレーンカバーd外上面は何れも平らであるた
め、ドレーンケーシングcの側板o外側面やドレーンカ
バーdの外上面に落葉等が付着した場合には、導入孔
q,rが塞がれてしまい、雨水をスムーズにドレーン本
体b内へ導入するのが困難となり、又、小枝が導入孔
q,rに付き刺さった場合には導入孔q,rの面積が狭
まり、この場合にも雨水をスムーズにドレーン本体b内
へ導入するのが困難となる。
【0012】iii)ドレーンケーシングcの側面形状
は直角三角形状で、床面gに設置した場合側板oが床面
gや壁iから突出した状態になるため、人がドレーンケ
ーシングcに躓く虞れがある。
【0013】iv)排水管lはドレーン本体bに設けた
排水孔jの雌ねじ部kに螺合されているため、ねじの部
分から雨水が漏洩する虞れがある。
【0014】v)ドレーン本体b、ドレーンケーシング
c、ドレーンカバーdが必要であるため部品数が多くな
り、製作や据付けが繁雑である。
【0015】本発明は上述の実情に鑑み、雨水が多量の
場合でも迅速に雨水を導入することができると共に雨水
の導入孔が落葉や小枝等により塞がれたり狭められたり
する虞れがなく、且つ人が躓く虞れがなく、しかも一旦
導入された雨水が漏洩しないようにした部品数の少い横
型ドレーンを提供することを目的としてなしたものであ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、床に設けた凹
部に設置可能なトレイ状の水受け容器を有するドレーン
本体と、前記水受け容器の上面を覆い得る水平カバーを
有するドレーンカバーを備え、前記水受け容器の雨水流
れ方向下流側には、排水管と接続し得るよう水平方向へ
延びる排水孔が設けられた管体が、排水孔と水受け容器
内とを連通させるよう一体的に接続され、前記水平カバ
ーの上面には、雨水流れ方向下流側に向い周縁側から幅
方向中央側へ延在すると共に上端が前記管体から離れる
方向へ向って傾斜した複数の案内突条が上方へ向けて突
設され、各案内突条間には、雨水を水受け容器内へ導入
するための導入孔が設けられたものである。
【0017】又、本発明は、床に設けた凹部に設置可能
なトレイ状の水受け容器と該水受け容器の雨水流れ方向
下流側端縁部に立設され且つ壁に沿い設置し得る縦向き
フランジを有するドレーン本体と、前記水受け容器の上
面を覆い得る水平カバーと該水平カバーの雨水流れ方向
下流側端縁部に立設され且つ前記縦向きフランジとの間
に隙間を隔てて設置し得る縦向きカバーを有するドレー
ンカバーを備え、前記水受け容器の雨水流れ方向下流側
には、排水管と接続し得るよう水平方向へ延びる排水孔
が設けられた管体が、排水孔と水受け容器内とを連通さ
せるよう一体的に接続され、前記水平カバーの上面に
は、雨水流れ方向下流側に向い周縁側から幅方向中央側
へ延在すると共に上端が前記管体から離れる方向へ向っ
て傾斜した複数の第1の案内突条が上方へ向けて突設さ
れ、各第1の案内突条間には、雨水を水受け容器内へ導
入するための導入孔が設けられ、前記縦向きカバーの前
面には、上方から下方へ向い周縁側から幅方向中央側へ
延在すると共に先端が幅方向中央側へ向って傾斜した複
数の第2の案内突条が水平カバーに対する雨水流れ方向
上流側へ向って突設され、各第2の案内突条間には、雨
水を前記縦向きフランジと縦向きカバーの間に形成され
た隙間に導入するための導入孔が設けられたものであ
る。
【0018】更に、本発明においては、管体の水受け容
器から離れた先端側外周を水受け容器側の部分よりも小
径とし、該小径の部分に排水管を外嵌し、固定すること
ができる。
【0019】
【作用】本発明においては、雨水は、ドレーンカバーの
水平カバーの部分で案内突条に案内されつつ幅方向中央
側へ集水されるよう流れ、案内突条の斜辺により強制的
に導入孔へ導入され、導入孔からドレーン本体の水受け
容器へ流入し、水受け容器から排水孔を通って排水管へ
流出する。
【0020】又本発明においては、雨水は、ドレーンカ
バーの水平カバーの部分で第1の案内突条に案内されつ
つ幅方向中央側へ集水されるよう流れ、第1の案内突条
の斜辺により強制的に導入孔へ導入され、導入孔からド
レーン本体の水受け容器へ流入し、一方縦向きカバーの
部分で第2の案内突条に案内されつつ幅方向中央側へ集
水されるよう流下した雨水は、第2の案内突条の斜辺に
より強制的に導入孔へ導入され、導入孔から隙間へ流入
したうえ流下してドレーン本体の水受け容器へ流入し、
水平カバー及び縦向きカバーから水受け容器へ流入した
雨水は、排水孔を通って排水管へ流出する。
【0021】雨水は案内突条によりドレーンカバーの幅
方向中央側へ集水され、導入孔からドレーン本体内へ流
入するため、容易且つ確実に雨水の排水が行われる。
又、案内突条に落葉や小枝等が付着しても導入孔は塞が
れたり狭められたりすることがないため、排水に支障を
きたすことがなく、ドレーンカバーは床上方へ突出しな
いため、人が躓くこともない。更に、ドレーン本体及び
ドレーンカバーを設けるだけで良いため、部品数が少
く、製作、据付けが簡便である。
【0022】管体の水受け容器から離れた先端側外周を
水受け容器側の部分よりも小径とし、該小径の部分に排
水管を外嵌し、固定した場合には、短管と排水管の接続
部から雨水が漏洩する虞れもない。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照しつ
つ説明する。
【0024】図1〜図7は、本発明の一実施例で、本実
施例における横型ドレーン1は、ドレーン本体2と水受
け容器3を備えている。
【0025】而して、ドレーン本体2は、図2〜図4に
示すように、平面的に見て雨水流れ方向D上流側端部が
円弧状の略水平なトレイ状に形成され且つ雨水流れ方向
D下流側端部に垂直状の縁部4を有する水受け容器3
と、該水受け容器3の雨水流れ方向D下流側端部に縁部
4とつながるよう接続された垂壁状の縦向きフランジ5
を備えて側面形状が略L字状になるよう形成されてお
り、水受け容器3の外周縁部には、雨水流れ方向D上流
側から下流側へ向けて延在し且つ雨水流れ方向D下流側
端部は縦向きフランジ5に一体的に接続された水平フラ
ンジ6が取付けられている。
【0026】水受け容器3は、図1、図2に示すごとく
側面から見た場合には、雨水流れ方向D上流側端部が最
も浅く、雨水流れ方向D下流側に向い徐々に深くなるよ
う形成され、幅方向においては、図3に示すように中央
部が最も深く、両側に行くに従い徐々に浅くなるよう形
成されている。
【0027】縦向きフランジ5及び水受け容器3の縁部
4には、両者に跨るようにした短管7が縦向きフランジ
5及び水受け容器3の縁部4から雨水流れ方向D下流側
へ向け突出するよう一体的に且つ水平に設けられてお
り、短管7には、底面が水受け容器3の最深部と略同一
レベルになるよう水平に向いた排水孔8が水受け容器3
の内側と連通するよう穿設されている。排水孔8は、縦
向きフランジ5及び縁部4から雨水流れ方向D下流側へ
離れるに従い徐々に内径が大きくなるテーパ状に形成さ
れ、且つ排水孔8の底部は雨水流れ方向D下流側へ下り
傾斜になっている。又、短管7の外周は、縁部4及び縦
向きフランジ5側である雨水流れ方向D上流側が大径
で、縁部4及び縦向きフランジ5から離れた雨水流れ方
向D下流側は小径の二段状に形成され、短管7の小径の
部分の外周には、塩化ビニール等の樹脂や金属製の排水
管9を外嵌し、接着剤により固定し得るようになってい
る。
【0028】ドレーンカバー10は、図5〜図7に示す
ように、平面的に見て雨水流れ方向D上流側が円弧状に
形成され且つ全体として平板状の水平カバー11と、正
面から見て上端側が円弧状に形成され且つ下端が水平カ
バー11の雨水流れ方向D下流側端部に接続された垂壁
状の縦向きカバー12を備えて側面形状が略L字状にな
るよう形成されている。而して、水平カバー11の上面
には、図7に示すごとく、平面的に見て幅方向中心側が
外周縁側よりも雨水流れ方向D下流側に位置するよう、
外周縁両側から幅方向中心側へ延びる複数の案内突条1
3が前後へ所定の間隔で上方へ向くよう突設されてい
る。又案内突条13は、図5に示すごとく、下流側より
も上流側が管体7から離れる側へ位置するよう傾斜して
おり、各案内突条13,13間には、水平カバー11を
上下方向へ貫通する導入孔14が設けられている。
【0029】縦向きカバー12の前面には、図6に示す
ごとく、正面から見て外周側両側から幅方向中心側へ向
い下り傾斜になるよう複数の案内突条15が上下方向へ
所定の間隔で突設されている。又案内突条15は図5に
示すごとく、基端側よりも先端側が上方へ位置するよう
傾斜しており、各案内突条15,15間には、縦向きカ
バー12を前後へ貫通する導入孔16が設けられてい
る。
【0030】なお、図中、17は床18の上面に接着剤
により貼付された防水シート、19は壁20の内面に接
着剤により貼付された防水シート、21はドレーン本体
2の水平フランジ6上面及び縦向きフランジ5の雨水流
れ方向D上流側の面に接着剤により貼付された補強シー
トであり、補強シート21には、内周縁が水平カバー1
1に形成された複数の導入孔14の水平カバー11外周
縁側端部に沿うと共に縦向きカバー12に形成された複
数の導入孔16の縦向きカバー12外周縁側端部に沿う
ようにした開口22が設けられ、横型ドレーン1を所定
位置にセットした場合には、縦向きフランジ5と縦向き
カバー12との間には、補強シート21の厚さ分の隙間
23が形成されるようになっている。
【0031】又、24は縦向きフランジ5を水平方向へ
貫通する皿ビス用孔、25は皿ビス用孔24に挿通され
てドレーン本体2を壁20の内面に固定するための皿ビ
ス、26は水平カバー11を上下方向へ貫通するねじ用
長孔、27は縦向きカバー12を水平方向へ貫通するね
じ用長孔、28はねじ用長孔26を貫通した丸頭付きね
じを螺合することにより、ドレーンカバー10の水平カ
バー11をドレーン本体2の水平フランジ6に固定し得
るよう、水受け容器3に上下へ向け設けたタップ用座、
29はねじ用長孔27を貫通した丸頭付きねじを螺合す
ることにより、ドレーンカバー10の縦向きカバー12
をドレーン本体2の縦向きフランジ5に固定し得るよ
う、縦向きフランジ5に水平方向へ向け設けたタップ用
座、30は床18の壁20に近接して形成したドレーン
本体2設置用の凹部、31は壁20に設けた排水管9挿
通用の水平孔である。
【0032】横型ドレーン1を床18に取付ける際に
は、例えばドレーン本体2の短管7を壁20に設けた水
平孔31に挿通させると共にドレーン本体2の水受け容
器3を凹部30にセットし、短管7の小径部に排水管9
を外嵌、固定した後縦向きフランジ5の皿ビス用孔24
に皿ビス25を挿通させると共に皿ビス25を壁20に
螺入することにより、ドレーン本体2を壁20の内側に
固定し、凹部30及び水平孔31にモルタルを埋込む。
【0033】次に、補強シート21の開口22をドレー
ン本体2の水平フランジ6及び縦向きフランジ5に位置
合させたうえ、補強シート21の開口22側周縁をドレ
ーン本体2の水平フランジ6及び縦向きフランジ5に接
着剤を用いて貼付し、補強シート21の外周側を床18
上面及び壁20内面に接着剤を用いて貼付し、更に補強
シート21の上面に、床18の上面及び壁20の内面に
接着剤を用いて貼付した防水シート17を接着剤を用い
て貼付する。この際、防水シート17には補強シート2
1の開口22と周縁が合致するよう同じ大きさの開口を
形成する。
【0034】ドレーン本体2がセットされたら、水平カ
バー11が水受け容器3を覆い縦向きカバー12が縦向
きフランジ5の前面に位置するよう、ドレーンカバー1
0をドレーン本体2上に設置し、ドレーンカバー10の
水平カバー11に設けたねじ用長孔26及び縦向きカバ
ー12に設けたねじ用長孔27に夫々ねじを挿通させる
と共にタップ用座28,29にねじ込み、ドレーンカバ
ー10をドレーン本体2にセットする。而して、ドレー
ンカバー10を所定位置にセットした場合には、ドレー
ンカバー10の上面は、床18の上面よりも若干低い位
置となる。
【0035】床18の防水シート17上を流れる雨水
は、ドレーンカバー10の水平カバー11に形成された
案内突条13に案内されて水平カバー11上を幅方向中
央側へ流れつつ集水され、案内突条13の斜辺により強
制的に導入孔14へ導入され、導入孔14からドレーン
本体2の水受け容器3へ送給され、壁20の防水シート
19に沿い流下する雨水は、ドレーンカバー10の縦向
きカバー12に形成された案内突条15に案内されて縦
向きカバー12に沿い幅方向中央側へ流下しつつ集水さ
れ、案内突条15の斜辺により強制的に導入孔16へ導
入され、導入孔16からドレーン本体2内へ導入されて
隙間23を伝わり流下し、水受け容器3へ送給される。
而して、水受け容器3に導入された雨水は、排水孔8か
ら排水管9へ排出され、排水管9から図示してない排水
溝に排水される。
【0036】本実施例においては、雨水は案内突条1
3,15により案内されてドレーンカバー10の幅方向
中央側へ流れ、集水されると共に案内突条13,15の
斜辺により強制的に導入孔14,16へ導入されるた
め、雨水は容易且つ迅速にドレーン本体2内へ導入され
る。従って、雨水が多量であっても、床18上に雨水が
溜ることがなく、性能が良好である。
【0037】又導入孔14,16は案内突条13,13
間及び案内突条15,15間に設けられているため、ド
レーンカバー10に落葉や小枝等が付着しても導入孔1
4,16が閉塞されたり狭められたりすることはなく、
従って排水を常時円滑に行うことができる。
【0038】更に、ドレーン本体2やドレーンカバー1
0は床18の上面に突出していないため、人が躓く虞れ
がなく、安全性が高い。
【0039】更に又、排水管9は短管7の小径部に嵌入
されて固定されており、短管7は排水管9内へ挿入され
ているため、排水孔8から排水管9内へ流入した雨水が
排水管9から漏洩する虞れはない。
【0040】又更に、ドレーン本体2とドレーンカバー
10を設けるだけで良いから、部品数が少く、製作、据
付けが容易である。
【0041】防水シート17,19の内側には、ドレー
ン本体2の水平フランジ6及び縦向きフランジ5の周囲
を覆うよう補強シート21が貼付けてあるため、防水シ
ート17と床18の間や防水シート19と壁20の間に
雨水が染み込むことがなく、且つ防水シート17,19
が損傷することがない。
【0042】なお、本発明の実施例においては、ドレー
ン本体及びドレーンカバーの何れも側面形状をL字状に
する場合について説明したが、縦向きフランジや縦向き
カバーのない平坦形状にしても実施可能なこと、その
他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え
得ること、等は勿論である。
【0043】
【発明の効果】本発明の横型ドレーンによれば、請求項
第1項及び第2項の場合には、 I)雨水が多量の場合でも、容易且つ迅速に排水するこ
とが可能である、 II)ドレーンカバーに落葉や小枝等が付着した場合で
も導入孔が塞がれたり、狭められたりすることがなく、
常時確実に排水を行うことができる、 III)ドレーン本体及びドレーンカバーは床面上に突
出していないため、人が躓く虞れがなく、安全性が高
い、 IV)部品数が少く、製作、据付が容易である、 等の効果を奏し得られ、請求項第3項の場合は、請求項
第1項及び第2項の効果に加えて、雨水がボスと排水管
の接続部から漏洩する虞れがない、等種々の優れた効果
を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の横型ドレーンの一実施例を示す縦断側
面図である。
【図2】本発明の横型ドレーンに用いるドレーン本体の
側面図である。
【図3】図2のIII−III方向矢視図である。
【図4】図2のIV−IV方向矢視図である。
【図5】本発明の横型ドレーンに用いるドレーンカバー
の側面図である。
【図6】図5のVI−VI方向矢視図である。
【図7】図5のVII−VII方向矢視図である。
【図8】従来の横型ドレーンの鳥瞰図である。
【図9】図8の横型ドレーンの縦断側面図である。
【図10】図9のX−X方向矢視図である。
【符号の説明】
1 横型ドレーン 2 ドレーン本体 3 水受け容器 5 縦向きフランジ 7 短管(管体) 8 排水孔 9 排水管 10 ドレーンカバー 11 水平カバー 12 縦向きカバー 13 案内突条(第1の案内突条) 14 導入孔 15 案内突条(第2の案内突条) 16 導入孔 18 床 20 壁 23 隙間 31 水平孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床に設けた凹部に設置可能なトレイ状の
    水受け容器を有するドレーン本体と、前記水受け容器の
    上面を覆い得る水平カバーを有するドレーンカバーを備
    え、前記水受け容器の雨水流れ方向下流側には、排水管
    と接続し得るよう水平方向へ延びる排水孔が設けられた
    管体が、排水孔と水受け容器内とを連通させるよう一体
    的に接続され、前記水平カバーの上面には、雨水流れ方
    向下流側に向い周縁側から幅方向中央側へ延在すると共
    に上端が前記管体から離れる方向へ向って傾斜した複数
    の案内突条が上方へ向けて突設され、各案内突条間に
    は、雨水を水受け容器内へ導入するための導入孔が設け
    られたことを特徴とする横型ドレーン。
  2. 【請求項2】 床に設けた凹部に設置可能なトレイ状の
    水受け容器と該水受け容器の雨水流れ方向下流側端縁部
    に立設され且つ壁に沿い設置し得る縦向きフランジを有
    するドレーン本体と、前記水受け容器の上面を覆い得る
    水平カバーと該水平カバーの雨水流れ方向下流側端縁部
    に立設され且つ前記縦向きフランジとの間に隙間を隔て
    て設置し得る縦向きカバーを有するドレーンカバーを備
    え、前記水受け容器の雨水流れ方向下流側には、排水管
    と接続し得るよう水平方向へ延びる排水孔が設けられた
    管体が、排水孔と水受け容器内とを連通させるよう一体
    的に接続され、前記水平カバーの上面には、雨水流れ方
    向下流側に向い周縁側から幅方向中央側へ延在すると共
    に上端が前記管体から離れる方向へ向って傾斜した複数
    の第1の案内突条が上方へ向けて突設され、各第1の案
    内突条間には、雨水を水受け容器内へ導入するための導
    入孔が設けられ、前記縦向きカバーの前面には、上方か
    ら下方へ向い周縁側から幅方向中央側へ延在すると共に
    先端が幅方向中央側へ向って傾斜した複数の第2の案内
    突条が水平カバーに対する雨水流れ方向上流側へ向って
    突設され、各第2の案内突条間には、雨水を前記縦向き
    フランジと縦向きカバーの間に形成された隙間に導入す
    るための導入孔が設けられたことを特徴とする横型ドレ
    ーン。
  3. 【請求項3】 管体の水受け容器から離れた先端側外周
    を水受け容器側の部分よりも小径とし、該小径の部分に
    排水管を外嵌し、固定した請求項1又は2に記載の横型
    ドレーン。
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