JPH07247582A - 給湯温度設定システムを備えた給湯端末設備 - Google Patents

給湯温度設定システムを備えた給湯端末設備

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JPH07247582A
JPH07247582A JP3825694A JP3825694A JPH07247582A JP H07247582 A JPH07247582 A JP H07247582A JP 3825694 A JP3825694 A JP 3825694A JP 3825694 A JP3825694 A JP 3825694A JP H07247582 A JPH07247582 A JP H07247582A
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water
valve
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義昭 和田
Kazumi Kojima
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Kajima Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2バルブ型の洗面器や手洗器などにおいて、
給湯栓のみの開操作で簡単に瞬時に好みの温度の湯を出
せるようにする。 【構成】 2バルブ型洗面器1などの給水管5と給湯管
7とを、給水栓3・給湯栓4の手前で給水分岐管9で接
続して水と湯を混合する。給水分岐管9には、給湯側か
らの逆流を阻止する逆止弁10と、分岐給水の流量を調
整する分岐制水弁11を設ける。予め分岐制水弁11を
調整しておき、季節や気温に応じて混合される湯の温度
を設定しておけば、給湯栓4を開けるだけで、好みの温
度の湯を簡単な操作で瞬時に出すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、水と湯とを混合して
使用する2バルブ型の洗面器や手洗器などのように、建
築物内の給水給湯箇所に設置される給湯端末設備に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】この種の洗面器や手洗器は、制水弁を有
する給水管と、制湯弁を有する給湯管とにより、水と湯
を吐出口まで供給し、この吐出口で水と湯とを混合して
吐出する構成である。吐出口から吐出する湯の温度調整
は、2バルブ型の場合には吐出口の手前に配置された給
水栓と給湯栓を手動で開閉調整することにより行い、好
みの温度になるまで水や湯を出しながら水量と湯量を調
整していた。
【0003】また、吐出口に手動で混合調整できる混合
栓を設けたシングルレバー水栓の場合には、片手で調整
することにより水と湯を混合することができ、この場合
も好みの温度になるまで水や湯を出しながら水量と湯量
を調整していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
2バルブ型の場合には、給水栓と給湯栓の両方を開け
て、手で湯の温度を確認しながら給水栓および給湯栓を
手で調整するため、 操作が面倒であり、 好みの
温度の湯を得るまで時間がかかり、無駄な水を流失させ
ていた。
【0005】また、シングルレバー水栓の場合には、片
手で操作ができるので、比較的容易に好みの温度に設定
することができるものの、この場合にも、設定した位置
によっは再度レバーを作動させることが必要で、面倒で
あるとともに、無駄な水を消費していた。
【0006】なお、シングルレバー水栓は、デザイン的
に優れた器種がなく、高級マンション等では選定しずら
く、またレバーも洗面時には顔に当たり使いずらいとい
う欠点もある。
【0007】この発明は、前述のような問題点を解消す
べくなされたもので、その目的は、デザイン性の良い2
バルブ型の洗面器や手洗器などにおいて、給湯栓のみの
開操作で簡単に瞬時に好みの温度の湯を出せる給湯温度
設定システムを備えた給湯端末設備を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、給水管からの
給水と給湯管からの給湯を吐出口で混合して吐出する2
バルブ型の洗面器や手洗器などの給湯端末設備におい
て、洗面器や手洗器の下部を利用して次のようなシステ
ムを組む。
【0009】(1) 給水管と給湯管とを給湯栓および給水
栓の手前において給水分岐管で接続し、この給水分岐管
に、給水側から給湯側への水の移動のみを許容する逆止
弁と、この給水側からの水量を調節する制水弁とを設け
る。
【0010】(2) 給湯管の給湯栓の手前における途中
に、水と湯を混合して吐出する混合栓を設け、この混合
栓と給水管とを給水分岐管で接続する。この混合栓は手
動で水と湯の混合量を調整できるものでもよいが、設定
温度と検出温度を比較して混合量を自動調整するサーモ
スタット付き混合栓を使用するのが好ましい。
【0011】
【作用】以上のような構成において、給水栓および給湯
栓の手前で、給水管の水が給水分岐管を通って給湯管の
湯と混合され、予め調節された給水分岐管の制水弁また
は給湯管の混合栓で所定の温度となった湯が吐出口に供
給される。給湯栓を開けるだけで、簡単にかつ瞬時に好
みの温度の湯が得られる。
【0012】給湯温度を変更したい場合には、給水分岐
管の制水弁を手動で調節し、あるいは混合栓を手動で調
節し、もしくはサーモスタット付き混合栓であれば、温
度をダイヤル等で設定すればよい。
【0013】
【実施例】以下、この発明を図示する一実施例に基づい
て説明する。これは、2バルブ型洗面器に適用した例を
示す。図1は給湯温度調整を手動で行うタイプの第1実
施例、図2は自動で行うタイプの第2実施例を示す。
【0014】<実施例1>図1において、洗面器1に
は、水Cと湯Hを吐出する中央の吐出口2と、この左右
両側に位置して水と湯の流量をそれぞれ調整する給水栓
3および給湯栓4が設けられている。給水栓3には、制
水弁6を有する給水管5が接続され、給水栓4には、制
湯弁8を有する給湯管7が接続されている。
【0015】このような構成において、給水管5と給湯
管8とを、洗面器1の下方において制水弁3および制湯
弁8の下流側部分で給水分岐管9により接続し、この給
水分岐管9の中間部に、逆止弁10を設けると共に、こ
の逆止弁10の給水側に分岐制水弁11を設ける。
【0016】逆止弁10は一般に使用されている構造の
チェック弁であり、給水側からの水のみを給湯側へ流
し、かつ給湯側からの逆流を阻止するように配置する。
分岐制水弁11は、制水弁6および制湯弁8と同じ構造
の一般に使用されている流量調整弁であり、逆止弁10
の給水側に設置することにより、給湯側へ向かう水を流
量調整できるようにする。
【0017】以上のような構成において、次のように給
湯・給水を行う。
【0018】(1) 予め分岐管9の分岐制水弁11と、必
要に応じて制湯弁8とをそれぞれ調節し、給湯栓4へ行
く湯と水の量を調節し、給湯栓4のみを開けた時の吐出
口2から流れる湯の温度を設定しておく。この設定は、
季節や気温などに応じて予め調節しておく。
【0019】(2) 給湯栓4を開ければ、吐出口2から好
みの温度の湯が流出する。従来のように、好みの温度を
得るために給湯栓と給水栓を調節する必要がなく、簡単
な操作で瞬時に所定温度の湯が得られ、また無駄な湯水
を消費することがない。
【0020】(3) 給水栓3のみを開けれは、吐出口2か
ら水が流出する。水の量が多い時には、給水管5の制水
弁6を調節すればよい。
【0021】<実施例2>図2に示すように、図1の逆
止弁10と分岐制水弁11との代わりに、サーモスタッ
ト付き混合栓20を使用している。サーモスタット付き
混合栓20は、一般に使用されている混合栓であり、構
造的には逆止弁の付いた2つの流入口20a,20bと
一つの流出口20cを有し、バルブの開度を調節するこ
とにより流入口20aと20bの流入量をそれぞれ調節
して流出口20cに任意の混合量を得る三方弁である。
【0022】さらに、この混合栓20はダイヤル等で湯
の温度を設定し、流出する湯の温度をサーミスタやサー
モカップルなどで検出し、この検出値と前記設定温度に
基づいてバルブの開度を自動調節するものである。従っ
て、温度を設定しておけば、自動的に水と湯が所定量で
混合され、設定された温度の湯が得られる。
【0023】サーモスタット付き混合栓20の流入口2
0aと給水管5とは給水分岐管21で接続し、給湯管7
の上流側配管7−1をサーモスタット付き混合栓20の
流入口20bに接続し、下流側配管7−2をサーモスタ
ット付き混合栓20の流出口20cに接続する。
【0024】以上のような構成において、次のように給
湯・給水を行う。
【0025】(1) サーモスタット付き混合栓20の設定
温度を季節や気温などに応じて予め調節しておく。この
混合栓20では、給水管5からの水と給湯管7からの湯
が適宜混合され、設定された温度の湯が給湯管7の下流
側配管7−2に吐出される。
【0026】(2) 実施例1と同様に給湯栓4を開けれ
ば、吐出口2から好みの温度の湯が流出する。従来のよ
うに、好みの温度を得るために給湯栓と給水栓を調節す
る必要がなく、簡単な設定操作で瞬時に所定温度の湯が
得られ、また無駄な湯水を消費することがない。
【0027】(3) 実施例1と同様に給水栓3のみを開け
れは、吐出口2から水が流出する。水の量が多い時に
は、給水管5の制水弁6を調節すればよい。
【0028】なお、以上は洗面器に適用した例を示した
が、これに限らず、湯と水を混合して使用するその他の
給水給湯端末設備にも適用できることはいうまでもな
い。
【0029】
【発明の効果】前述の通り、この発明は、洗面器や手洗
器など給水栓・給湯栓の手前で、給水管からの水を逆止
弁・制水弁付きの給水分岐管で、あるいは混合栓で給湯
管の湯と混合し、給湯栓へ供給するように構成したた
め、次のような効果を奏する。
【0030】(1) デザイン性の良い2バルブ型を選定し
た場合、予め制水弁や混合栓を設定しておけば、給湯栓
のみを操作するだけで、常に好みの温度の湯を簡単な操
作で時間をかけることなく出すことができ、従来の面倒
な湯温の調整を解消することができる。
【0031】(2) 従来の使用する毎に好みの温度になる
まで水と湯を流失させることがなくなり、水と湯の消費
量に無駄がなくなり、省エネルギー効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る給湯端末設備における給湯温度
設定システムの手動式タイプを示す構成図である。
【図2】この発明に係る給湯端末設備における給湯温度
設定システムの自動式タイプを示す構成図である。
【符合の説明】
1…洗面器 2…吐出口 3…給水栓 4…給湯栓 5…給水管 6…制水弁 7…給湯管 8…制湯弁 9…給水分岐管 10…逆止弁 11…分岐制水弁 20…サーモスタット付き混合栓 21…給水分岐管 C…水 H…湯

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水管からの給水と給湯管からの給湯
    を、それぞれ給水栓,給湯栓を介して吐出口に供給する
    給湯端末設備において、 給水管と給湯管とを給水栓および給湯栓の手前において
    給水分岐管で接続し、この給水分岐管に、給水側から給
    湯側への水の移動のみを許容する逆止弁と、この給水側
    からの水量を調節する制水弁とを設けたことを特徴とす
    る給湯温度設定システムを備えた給湯端末設備。
  2. 【請求項2】 給水管からの給水と給湯管からの給湯
    を、それぞれ給水栓,給湯栓を介して吐出口に供給する
    給湯端末設備において、 給湯管の給湯栓の手前における途中に、水と湯を混合し
    て吐出する混合栓を設け、この混合栓と給水管とを給水
    分岐管で接続したことを特徴とする給湯温度設定システ
    ムを備えた給湯端末設備。
JP6038256A 1994-03-09 1994-03-09 給湯温度設定システムを備えた給湯端末設備 Expired - Lifetime JP2867869B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04343927A (ja) * 1991-05-20 1992-11-30 Toto Ltd 自動湯水切り替え水栓

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04343927A (ja) * 1991-05-20 1992-11-30 Toto Ltd 自動湯水切り替え水栓

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