JPH07247404A - フッ化ビニリデンを基材としたプラストマーとフルオロシリコーン・エラストマーのブレンドの製造法 - Google Patents

フッ化ビニリデンを基材としたプラストマーとフルオロシリコーン・エラストマーのブレンドの製造法

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JPH07247404A
JPH07247404A JP6295432A JP29543294A JPH07247404A JP H07247404 A JPH07247404 A JP H07247404A JP 6295432 A JP6295432 A JP 6295432A JP 29543294 A JP29543294 A JP 29543294A JP H07247404 A JPH07247404 A JP H07247404A
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L27/00Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L27/02Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
    • C08L27/12Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment containing fluorine atoms
    • C08L27/16Homopolymers or copolymers or vinylidene fluoride
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F259/00Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers of halogen containing monomers as defined in group C08F14/00
    • C08F259/08Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers of halogen containing monomers as defined in group C08F14/00 on to polymers containing fluorine
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L83/00Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L83/04Polysiloxanes
    • C08L83/08Polysiloxanes containing silicon bound to organic groups containing atoms other than carbon, hydrogen and oxygen

Abstract

(57)【要約】 【目的】VDFを基材としたプラストマーが高含量の、
VDFを基材としたプラストマーとフルオロシリコ−ン
・エラストマーとのブレンドを製造すること。 【構成】低温における可とう性と高い機械的強さという
特異の組合せを有する材料を得るために、フッ化ビニリ
デン重合体のようなフルオロカーボン・プラストマ−と
フルオロシリコーン・エラストマーとのブレンドの製造
法を開示する。フッ化ビニリデン重合体は、最初に放射
線を照射し、次にフルオロシリコーンと混合する。ジア
リルフタレート、トリアリルイソシアヌレ−トおよびそ
れらの混合体のような共作用剤も該2つの重合体のグラ
フトおよび相溶化を助けるのに使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラストマー系のフッ
化ビニリデン共重合体とフルオロシリコーン重合体のブ
レンドの製造法に関するものである。該ブレンドは低温
において優れた柔軟性寿命を有して電気および光学ケー
ブル、フイルムおよび圧電品のライニング・コーテイン
グおよび外被に有用である。
【0002】
【従来の技術】フッ化ビニリデン(VDF)系の重合体
および共重合体は、耐侯性および耐紫外線性が必要なと
ころのライニングおよびコーテイングに有用な材料であ
る。それらの用途の範囲は、それが−30℃以下の温度
で可とう性(柔軟性)を示すと、極めて広くなる。
【0003】通常の使用温度におけるプラストマー系V
DF共重合体のようなフルオロエラストマーは、フルオ
ロシリコーン・エラストマーよりも優れた機械的性質を
有する。しかしフルオロシリコーン・エラストマーは、
炭素系フルオロエラストマーよりも優れている顕著な低
温特性で知られている。また、フルオロシリコーン・エ
ラストマーはジメチルシリコーン・エラストマーよりも
優れた化学的耐性を示す。
【0004】硬化前にフルオロシリコーン・ガムを添加
することによって、VDFを基材としたガムの加工性、
特に、押出性を改良する研究も知られている。硬化は高
硬化速度を得るために有機過酸化物、および任意に共同
硬化剤(または共作用剤(Coagent))を使用す
ることによって行なわれる。しかしながら、ガラス転移
温度に関してフルオロカーボン・エラストマーの低温特
性は変わっていない。我々によって行った実験は、VD
Fを基材としたプラストマーの低温可とう性はVDFを
基材としたガムの場合のようにフルオロシリコーン・エ
ラストマーの添加によって改善されないことを示した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】驚きかつ予想外なこと
に、プラストマー系のVDFを基材とした共重合体の−
30℃以下の低温における可とう性が、フルオロシリコ
ーン・ガムの使用によってVDF系プラストマーの良好
な機械的性質を維持しながら改善できることがわかっ
た。それらの結果は、本発明によって2つの重合体を混
合する方法を用いることによって得られる。
【0006】本発明の利点は、VDFプラストマー共重
合体Bとフルオロシリコーン・エラストマーAを共作用
剤Cの存在下で混合することによって得られる。しかし
ながら、そのVDFプラストマー共重合体はVDFを基
材としたプラストマーBに放射線を照射した後のみフル
オロシリコーン・エラストマーAと混合される。その予
備混合照射工程が、本発明の優れた材料の生成に必要な
ことが予想外なことにわかった。
【0007】従って、本発明の目的は、VDFを基材と
したプラストマーが多いフルオロシリコーン・エラスト
マーとVDFを基材としたプラストマーとのブレンドを
製造することである。
【0008】本発明の方法は、フッ化ビニリデンを基材
としたプラストマーBから成る組成物に放射線を照射
し;プラストマーBへの放射線照射の前または後に、該
B成分へグラフトすることができる多不飽和化合物であ
る共作用剤Cを80〜165℃の温度においてフッ化ビ
ニリデンを基材としたプラストマーBと混合してC/B
の重量比が0.05〜0.4の混合物を提供し;B成分
に放射線を照射した後に、フルオロシリコーン・ガムA
5〜46重量部とC成分とB成分の混合物54〜95重
量部を混合して、A+B+Cの和が100重量部で、A
/Bが0.05〜0.9のブレンドを生成し;任意に、
A成分とB成分およびC成分の混合物との混合中に、9
5℃またはそれ以下の温度で1時間またはそれ以下の半
減期を特徴とした遊離期開始剤(I1)を添加し、A、
B、Cおよび(I1 )成分の混合物を80〜140℃の
温度で加熱し、任意に安定剤、着色剤、充てん材、塩基
性酸化物および潤滑剤から選んだ1種以上の添加物を添
加し;および前記ブレンドに、135℃またはそれ以上
の温度において1時間またはそれ以下の半減期を特徴と
する遊離期開始剤を添加し、加熱して該ブレンドを橋か
けする工程から成ることを特徴とする。
【0009】
【作用】一般に、本発明のVDFを主成分としたプラス
トマーが豊富なブレンドにおいて、VDFプラストマー
Bは54〜95重量%の範囲にあって、常にフルオロシ
リコーンエラストマーAより多い量である。A/Bの好
適な重量比は0.1〜0.45、そしてC/Bの重量比
は0.1〜0.2である。フルオロシリコーンエラスト
マーAの望ましい範囲は10〜30重量%である。
【0010】添加剤は、いずれもフッ素化プラストマー
の分野において周知の塩基性酸化物、安定剤、着色剤、
潤滑剤などを意味する。
【0011】照射は、高エネルギー放射線、望ましくは
Co60γ−線源また電子ビームを用いて行う。Co
60線源の全線量は、15メガラド以下、望ましくは1
〜5メガラドの範囲内にあって、その線量率は0.1メ
ガラド/時であり、好適には0.1メガラド/時の線量
率で15時間照射することが望ましい。
【0012】フルオロシリコーンエラストマーAは次式
を有し:
【0013】
【式1】 (式中のgは0または0以下の数値 pは0以外の数値 R′はメチル、フエニル、ビニルまたは水素、nは2ま
たは3、Rは炭素原子数が1〜8のペルフルオロアル
キル基、そしてTはH、または−SiR′(CH3 2
である)、重量平均分子量は100,000〜800,
000の範囲にあって、150,000〜700,00
0が望ましい。RがCF3 またはC4 9 の場合のエ
ラストマーは、ダウ・コーニング社(米国)によって製
造されている。
【0014】フッ化ビニリデンを主成分としたプラスト
マーBはフッ化ポリビニリデン、プラストマー共重合体
のフッ化ビニリデン−テトラフルオロエチレン(VDF
−TFE)、プラストマー共重合体のフッ化ビニリデン
−ヘキサフルオロプロペン(VDF−HFP)、または
プラストマー共重合体のフッ化ビニリデン−テトラフル
オロエチレン−ヘキサフルオロプロペン(VDF−TF
E−HFP)である。 それらのプラストマーは、市販
されており(Atochem NorthAmeric
a社から入手できる)、それらの分子量は100,00
0〜800,000の範囲内、望ましくは130,00
0〜600,000である。
【0015】周知のように、プラストマーはある一定の
結晶化度を示すから一定の融点範囲を有する。一般に、
それらのホモポリマーは156℃〜170℃の範囲の融
点を有し、共重合体VDF/TFEは122℃〜126
℃、共重合体VDF/HFPは140℃〜145℃の融
点を有する。
【0016】反応性共作用剤Cは、フタル酸ジアリル
(DAP)またはトリアリルイソシアヌレート(TAI
C)(これらは共にAldrich Chemical
社から入手可能)、またはそれらの混合物から選択する
ことが望ましい。該成分Cは、重量比が1/3〜3のD
APとTAICの混合物であることがさらに望ましい。
B成分とC成分およびA成分とのブレンドは、130〜
165℃の範囲に制御された温度においてジヤケットを
備えたブラベンダ・プラストグラフ・ミキサー(PL3
5型)において行なう。その混合は140℃で行なうの
が望ましかった。 ラジカル開始剤(I1 )の場合の混
合時間は、一般に80°〜140℃の範囲内の温度で1
〜15分である。(I1 )ラジカル開始剤は過酸化ベン
ゾイルおよび過酸化ラウロイルのような過酸化物であ
る。(I1 )とプラストマーBの重量比は2×10−3
〜4×10−2 の範囲にある。
【0017】(I2 )型のラジカル開始剤は少なくとも
135℃の温度において1時間の半減期をもつことを特
徴とする。その(I2 )開始剤は、過酸化ジクミル、ジ
−t−ブチルペルオキシド、2,5−ビス(t−ブチル
ペルオキシ)−2,5−ジメチルヘキシン−3(商品名
LUPERSOL 130)、2,2−ビス(t−ブチ
ルペルオキシ)−1,4−ジイソプロピルベンゼンから
選ぶことが望ましい。開始剤(I2 )と重合体ブレンド
との重量比はA+B+C100重量部当り0.01〜
0.04重量部の範囲にある。
【0018】
【実施例】本法の望ましい実施態様は次の工程から成っ
た:工程1−予備混合 VDFをベースにしたプラストマーBと所定量の反応性
共作用剤Cとを、高速ブレードミキサーで混合し、その
混合物をオーブン内で85℃×24時間、またはジヤッ
トの温度を130〜160℃に保ったブラベンダ・プラ
ストグラフ・ミキサーによって老化させた。望ましい方
法による成分Cの組成物はDAPとTAICの混合物で
あった。
【0019】工程2−予備照射 VDFプラストマ−Bまたは混合物B+CはCo60γ
−線源によって全線量1.5メガラド以下で、望ましく
は0.1メガラド/時の線量率で15時間照射した。
【0020】工程3−フルオロプラストマー富ブレンド
の調製 上記プラストマーBと反応性共作用剤Cとの被照射混合
物と少量のフルオロシリコーン・エラストマーとを、ジ
ヤケット温度を130〜165℃の温度範囲に制御した
ブラベンダ・プラストグラフ・ミキサー(PL3型)で
10〜15分間任意にさらに別の量の成分Cと95℃ま
たはそれ以下の温度で1時間の半減期を有する所定クラ
スのラジカル開始剤(I1 )と共に混合することにって
プラストマーの豊富なブレンドを得た。その混合物をラ
ジカル開始剤(I1 )が存在するときに望ましい方法に
よって130℃〜140℃において10〜15分間混合
した。次に、任意であるが、CaO、MgO、ZnO、
PbO、Fe2 3 、ジルコン酸バリウムのような酸化
物および/またはこの分野で周知の他の添加物2〜4部
をA+B+Cの100重量部当り2〜4部の割合でその
混合物に添加した。次に上記のように(I2 )を添加し
て均質化する、その際ブラベンダ・ミキサーの温度を1
60℃で10分間維持することが望ましい。
【0021】工程4−橋かけ その最終混合物は、170℃〜190℃の温度に加熱し
たプレス(Carver型)のプレート間で望ましくは
20〜50トンの圧力下5〜30分間加熱することによ
って硬化させた、別の方法では工程3で得た混合物は1
40℃から165℃にプログラムした温度に加熱した二
軸スクリユー押出機によって所定の形状に押出し、次に
オートクレーブ内で180℃×10〜30分間1〜50
の窒素気圧下で硬化させた。
【0022】実施例1〜7は比較例C0 〜C5 と共にフ
ルオロプラストマーが高含有量のブレンドを説明する。
【0023】本発明の方法に従って、プラストマ−型の
VDF共重合体の適量を混合することによって、フルオ
ロシリコーン(ガム)エラストマーの室温および高温に
おける機械的性質および溶媒耐性を高めることがてき
る。
【0024】フルオロエラストマーは従来のエラストマ
ーと比較して炭化水素溶媒の作用に対して極めて耐性が
あることは周知である。従って、市販のフロオロシリコ
ーン重合体の化学的耐性は、フッ化ビニリデン共重合体
エラストマー(65〜70%F)と比較してそれらのフ
ッ素含量(36%F)が低いためそのクラスの溶媒の作
用によってさらに影響を受けることが予想される。
【0025】本発明は、極性添加物を含有する油および
燃料に対して高温で高耐性および低透過性、および優れ
た機械的強度および可とう性のような特異の性質を要す
る膜、チューブおよびO−リング用に適したフルオロシ
リコーンを提供する。
【0026】本発明により、フルオロシリコーンゴムA
とフッ化ビニリデンプラストマー重合体(B)を高含量
としたブレンドを混合することによってフルオロシリコ
ーンエラストマーの機械的および化学的耐性において驚
くべきかつ予期しない改良を得ることができる。本発明
のフルオロシリコーンを高含量としたブレンドを得るた
めに、工程3の最後に得られるプラストマーが高含量の
混合物を特定の温度でフルオロシリコーン成分Aの別部
と混合する。次に、任意に、フルオロシリコーン技術の
補強用充てん材および他の添加物を添加することができ
る。その最終混合物は、工程4に示したように、プレス
のプレートの下またはオーブン内で加熱することによっ
て造形品に橋かけしてO−リング、膜またはチューブを
製造する。フルオロシリコーンが高含量のブレンドはV
DFプラストマーBを5〜46重量%、望ましくは10
〜35重量%含む。特に、C/Bの重量比は0.05〜
0.4、望ましくは0.1〜0.2の範囲にある。A/
Bの重量比は1.1〜18、望ましくは1.5〜8の範
囲にある。
【0027】ブレンドの硬化はクラス(I2 )のラジカ
ル開始剤以外の別の系で行なうことができる。例えば、
シリコーン技術において周知の白金触媒添加橋かけ剤や
多官能橋かけ剤を基材とした類似系を使用することがで
きる。
【0028】望ましい実施態様において、フルオロシリ
コーンが高含量のブレンドは次のように調製することが
できる:工程1〜3は前記の通り:次に工程31 −フルオロシリコーンが高含量のブレンドの調
:工程3で得たプラストマーが高含量のブレンドは、
次にブラベンダ・ミキサー内で130〜165℃の温度
において10分間さらに別の量のフルオロシリコーン成
分Aと混合させた。工程3で添加しなかった場合、遊離
基開始剤(I2 )を代りに工程31 のフルオロシリコー
ン化合物の別の量と共に添加する。
【0029】(I2 )は少なくとも135℃の温度で1
時間の半減期を有するクラスに属し、過酸化ジクミル;
ジ−t−ブチルペルオキシド;2,5−ビス(t−ブチ
ルペルオキシ)−2,5−ジメチルヘキシン−3(商品
名Lupersol 130);2,2−ビス(t−ブ
チルペルオキシ)−1,4−ジイソプロピルベンゼンか
ら選ぶことが望ましい。開始剤(I2 )と重合体ブレン
ドとの重量比はA+B+Cの重量部当り0.01〜0.
04重量部の範囲にある。エラストマー高含量ブレンド
における工程31 の最後での成分A/Bの最終重量比は
1.1〜18、望ましくは1.5〜8の範囲にあった。
【0030】次に補強剤を添加する工程32 を実施し
た。
【0031】工程32 −充てん補強剤、安定剤および/
または添加剤の配合 典型的な配合において、工程31 の最後に得られた混合
物100部とシリカ10〜30部、または任意にシリカ
とカーボンMTの混合物とを混合した。任意に、工程3
で示した酸化物系は、工程3に存在しないとき、工程3
2 で添加することができる。
【0032】最終の橋かけ工程は工程4示したように行
なうことができる。
【0033】実施例8、9および比較例C6a6
よびC7 はフルオロシリコーンが高含量のブレンドを示
す。
【0034】ブレンドの分析および確認 2、3の測定を後続の工程で行なった。例えば、融点の
変化および融解熱を測定した。本発明のブレンドのデー
タはプラストマー成分Bの結晶化度の減少を示した。
【0035】被橋かけ品の試料は、例えば、n−ブチル
アセテート中に25℃で72時間浸漬し、重量増の測定
による膨潤作用を評価することによって溶媒耐性を試験
した。硬化品は、300メッシュのステンレス鋼線ネッ
トに閉じ込めた試料を155℃で6時間還流シクロヘキ
サンにさらし、真空下90℃でその溶媒を蒸発させた後
残渣を秤量することによって残留ゲル含量を検査した。
【0036】硬化品の機械的性質はインストロン引張試
験機で測定した。それらの試料は液体窒素中で凍結破壊
後SEM(走査電顕)によっても検査した。
【0037】本発明によって得られたヘテロ架橋ブレン
ドは、破断時おける優れた引張強さおよび優れた化学的
耐性を示した。走査電子顕微鏡による試料の検査時に、
プラストマーVDF成分は微小分散して、エラストマー
フルオロシリコーン成分の部分と連続した部分を示し
た。これは、グラフト化反応性共作用剤の相溶化効果の
ためであった。
【0038】VDF高含量ブレンド 実施例1、2、3および比較例C0 、C1 、C2 実施例1 重量平均分子量が165,000、融点が123℃、そ
して窒素雰囲気下10℃/分の加熱速度でデュポン20
00型熱分析装置で第2の加熱サイクル中に測定した第
2の融解熱が39ジユール/gのVDFプラストマー
(共重合体VDF−TFE、これはAtochem社の
商品名KYNAR 7201)54.5重量部の第1の
試料に線量率0.1メガラド/時を用いてγ−線のCo
60源を15時間照射した。次にその粉末に高速ブレー
ドミキサーを使用して85℃でトリアリルイソシアヌレ
ート(TAIC)9.1重量部を混合して、85℃で2
4時間エージングした。
【0039】実施例2 共重合体KYNAR 7201が54.5重量である第
2の試料も1.5メガラド全線量を照射し、その試料に
TAIC4.55重量部とジアリルフタレート(DA
P)4.55重量部を混合して85℃で24時間エージ
ングさせた。
【0040】実施例3 KYNAR 7201と確認した共重合体5.5重量部
の第3の試料に1.5メガラドのγ−線を照射して、そ
れにトリアリルイソシアヌレート(TAIC)4.55
重量部とジアリルフタレート(DAP)4.55部を高
速ブレードミキサーによって混合した。次にこの試料に
過酸化ベンゾイル0.25重量部を混合して85℃で2
4時間加熱した。
【0041】フルオロシリコーンエラストマーとの混合 ジヤケット温度を140℃にサ−モスタット制御し、1
00rpmで運転したブラベンダ・プラストグラフ・ミ
キサ−PL35型で最終の混合物1、2および3を別々
に混合して調製した。各混合物は、さらに140℃で1
0分間式(I)のフルオロシリコーン・ガム(99.4
%3,3,3−トリフルオロプロピルメチルシロキサン
単位と0.6%メチルビニルシロキサン単位のヒドロキ
シを末端基とする共重合体で、重量平均分子量600,
000を有する)36.4重量部と溶融混合させた。
【0042】それらの混合物はミキサーから取り出し
て、環境条件下に一晩放置し、示差走査熱量計分析(D
SC)によって確認した。それらは、Co60線源から
1.5メガラドの全線量を照射したKYNAR 720
1の純粋試料と比較した(比較例Co)、それらの結果
を表1に示す。
【0043】比較例C1 KYNAR 7201とフルオロシリコーン・ガム
(I)(両者共実施例1のもの)の重量比が60:40
の混合物をブラベンダ・ミキサーで140℃において1
0分間溶融混合した。
【0044】比較例C2 KYNAR 7201,フルオロシリコーン・ガム
(I)(両者共実施例1のもの)、TAICの重量比が
それぞれ54.5:36.4:9.1の混合物をブラベ
ンダ・ミキサーで140℃において10分間溶融混合し
た。
【0045】確認 表1は、加熱速度10℃/分を用いたDSCの結果、融
点(Tm)と第2の融解熱(H)を示す。
【0046】
表1比較データから、DAPおよびTAICによってもたら
される相溶化効果があると結論できる。これは、反応性
共作用剤Cとの混合前のプラストマーBの予備照射によ
る混合物の結晶化度の低下、DAPとTAICの混合物
の示す相乗作用、および配合成分における優れた相溶性
に関係した。
【0047】実施例4 実施例1の粉末共重合体KYNAR 7201(フッ化
ビニリデン−テトラフルオロエチレン共重合体)60重
量部にCo60の1.5メガラド全線量を照射し、実施
例1の高速ブレードミキサーを使用してトリアリルイソ
シアヌレート(TAIC)5重量部とジアリルフタレー
ト(DAP)を85℃で24時間混合した。その最終混
合物は、さらに160℃で60rpmで運転したブラベ
ンダ・プラストグラフ中で10分間混合した。その温度
を130℃に下げ、過酸化ベンゾイル0.2重量部を5
分間混合し、ビニル基0.6モル%を含有する実施例1
のフルオロシリコーン・ガム30重量部、MgO:Ca
Oの1:1重量比の混合体4重量部、2,5−ビス(t
−ブチルペルオキシ)−2,5−ジメチルヘキシン−3
(商品名 LUPERSOL 130)1重量部を16
0℃で1分間混合した。その最終混合物を直ちに工程4
のプレスの鋼板の間に入れた180℃で加熱した。3分
間の加熱後、18MPaの圧力を20分間加えた。後続
の冷却中に型を圧力下に保って変形を防止した。
【0048】確認 50mgの試料を成形シートから切断し、既知重量の3
00メッシュステンレス鋼線ネットに包み、155℃で
の還流下シクロヘキサンで5時間抽出した。真空下90
℃において一定重量に乾燥後、残留物は無機添加物から
正味45.7%のゲル部分を含有した。成形シートから
ダンベル状の試料を切断して、ASTM試験法D638
に従って50mm/分の伸張速度で引張試験を行なっ
た。破断時の引張強さは11.8MPaそして伸びは7
1%であった。窒素パージ下10℃/分の加熱速度でデ
ュポン2000型示差走査熱量計を用いて熱分析を行っ
た。その結果、ピークの融点は122℃であった。
【0049】動的機械的熱分析装置(Polymer
Labs社から入手のPL706型)を使用して、−5
1℃のガラス転移温度および−37℃の脆化温度を決定
した(測定法の詳細は、T.Murayama,“Dy
namic Analysis of Palymer
ic Materials”,Elsevier出版
社、1978年、61頁を参照)。その確認データは表
2に示す。
【0050】実施例5,比較例C3 およびC4 実施例4で記載したのと同じ装置および方法、同一の相
対割合の同一配合成分を使用したが、例外はKYNAR
7201:TAIC:DAPの重量比が60:5:5
の混合物を85℃の温度でブレードミキサーを使用して
調製したことであった。その混合物にγ−線の1.5メ
ガラド線量を照射した。それら試料の性質並びに100
%共重合体KYNAR 7201(比較例C3 )および
実施例1のフルオロシリコーン・ガム(I)33重量%
と1%のLUPERSOL商標130で橋かけしたKY
NAR 7201(比較例C4 )67重量%のブレンド
の性質を表2に示す。
【0051】
【表2】 実施例6 実施例4と同一の装置、方法および配合成分、および共
重合体KYNAR 7201、TAIC、DAPの重量
比が80:5:5の混合物を使用して試料を調製した。
次にCo60γ−線を1.5メガラド照射して、実施例
1のフルオロシリコーン・ガム10重量部、過酸化ジベ
ンゾイル0.2重量部、MgOとCaOの重量比が1:
1の混合体4重量部、およびLUPERSOR 130
の1部と混合した。
【0052】プラストグラフ内160℃での混合および
180℃での硬化を実施例4で記載したのと同じ期間
(時間)で行った。
【0053】実施例4に記載した測定法を用いて、成形
した橋かけ品の試料はゲル部分66%、破断時の引張強
さ18MPa、伸び14%、融点120℃、ガラス転移
温度−53℃および脆化温度−30℃を示した。
【0054】実施例7および比較例C5 実施例4に記載したものと同一の装置および方法を用い
て、ポリフッ化ビニリデン(Atochem社の商品名
KYNAR 461で重量平均分子量550,000を
有する)、TAICおよびDAPの重量比が80:5:
5の混合物に全線量1.5メガラドのγ−線を照射し
た。これを、ブラベンダ・プラストグラフ中で実施例1
のフルオロシリコーン・ガム(I)と170℃で10分
間混合し、その温度を160℃に下げて、LUPERS
OL 130の1重量%を添加し、3分間混合した。そ
のブレンドをプレス内で180℃で120分間、16M
Paの圧力下で硬化させた。
【0055】得られた成形品の試料を前記実施例のよう
に分析した、その結果を純KYNAR 461(比較例
5 )の結果と共に表3に示す。さらに、DSCサーモ
グラムの融解エンタルピー・データから得て混合物に存
在するKYNAR 461の重量%に標準化したブレン
ドの結晶化度は純KYNAR重合体よりも20%低かっ
た。
【0056】
【表3】 フルオロシリコーン高含量ブレンド 実施例8 実施例4の装置および方法と同じもの、実施例1のKY
NAR 7201共重合体30重量部、TAIC5重量
部、DAP5重量部を用いて試料を調製して、1.5メ
ガラドを照射した。次にそれらをブラベンダ・ミキサ内
で実施例1のフルオロシリコーン・ガム(I)60重量
部と混合し、130℃に冷却し、過酸化ベンゾイル0.
2重量部、LUPERSOR 130の1重量部、およ
びMgO:CaOが1:1の重量比の混合物を混合し、
次にプレス内で18MPaの圧力下180℃で20分間
硬化させた。
【0057】橋かけした生成物の性質を表4に示す、膨
潤率は62.3%であった。
【0058】比較例C6a 実施例1のフルオロシリコーン・ガム(I)90重量
部、TAIC5重量部、DAP5重量部、過酸化ベンゾ
イル0.2重量部、MgO:MgOの重量比が50:5
0の混合体4重量部、およびLUPERSOL 130
が1重量部のブレンドを実施例8のように調製して硬化
した。硬化品の性質を表4に示す、膨潤率は162%で
あった。
【0059】実施例9 実施例8に記載した装置、方法および成分の種類と同じ
ものを使用して試料を調製した。重合体ブレンドは実施
例1のフルオロシリコーン・ガム(I)51重量部、ヒ
ュームドシリカ9重量部、1.5メガラドの放射線を照
射したKYNAR 7201の30重量部、TAIC5
重量部およびDAP5重量部を含有した。次に実施例8
に記載した量の過酸化ベンゾイル、MgO、CaOおよ
びLUPERSOR 130を添加し、続いてその混合
物をプレス内で硬化させた。硬化した材料の性質を表4
に示す、膨潤率は52%であった。
【0060】比較例C6 およびC7 試料は、表5に挙げた成分を使用し、純粋な重合体を使
用し、共作用剤Cを用いることなく、予備照射をしない
で調製した。MgO、CaOおよびLUPERSOL
130は前記の量で添加し、その混合物を実施例8およ
び9に記載したように混合および硬化させた。硬化スラ
ブの性質は表4に示す。C6 の膨潤率は221%、C7
の膨潤率は143%であった。
【0061】
【表4】
【表5】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フッ化ビニリデンを基材としたプラスト
    マーBから成る組成物に放射線を照射し;プラストマー
    Bへの放射線照射の前または後に、該B成分へグラフト
    することができる多不飽和化合物である共作用剤Cを8
    0〜165℃の温度においてフッ化ビニリデンを基材と
    したプラストマーBと混合してC/Bの重量比が0.0
    5〜0.4の混合物を提供し;B成分に放射線を照射し
    た後に、フルオロシリコーン・ガムA5〜46重量部と
    C成分とB成分の混合物54〜95重量部を混合して、
    A+B+Cの和が100重量部で、A/Bが0.05〜
    0.9のブレンドを生成し;任意に、A成分とB成分お
    よびC成分の混合物との混合中に、95℃またはそれ以
    下の温度で1時間またはそれ以下の半減期を特徴とした
    遊離期開始剤(I1)を添加し、A、B、Cおよび(I
    1 )成分の混合物を80〜140℃の温度で加熱し、任
    意に安定剤、着色剤、充てん材、塩基性酸化物および潤
    滑剤から選んだ1種以上の添加物を添加し;および前記
    ブレンドに、135℃またはそれ以上の温度において1
    時間またはそれ以下の半減期を特徴とする遊離期開始剤
    を添加し、加熱して該ブレンドを橋かけする工程から成
    ることを特徴とする、フッ化ビニリデンを基材としたプ
    ラストマーとフルオロシリコーン・エラストマーのブレ
    ンドの製造法。
  2. 【請求項2】フッ化ビニリデンを基材としたプラストマ
    −Bが、ポリフッ化ビニリデン、プラストマー共重合体
    のフッ化ビニリデン−テトラフルオロエチレン(VDF
    −TFE)、プラストマー共重合体のフッ化ビニリデン
    −ヘキサフルオロプロペン(VDF−HFP)またはプ
    ラストマー共重合体のフッ化ビニリデン−テトラフルオ
    ロエチレン−ヘキサフルオロプロペン(VDF−TFE
    −HFP)であって、その重量平均分子量が100,0
    00〜800,000の範囲にあることを特徴とする請
    求項1の方法。
  3. 【請求項3】反応性成分Cが、フタル酸ジアリル、トリ
    アリルイソシアヌレートまたはフタル酸ジアリルとトリ
    アリルイソシアヌレートの重量比が1/3〜3の混合物
    であることを特徴とする請求項1の方法。
  4. 【請求項4】請求項1の方法によって橋かけ前に得たフ
    ッ化ビニリデンを基材としたプラストマーBが多量のブ
    レンドと、フルオロシリコーン・ガムAを混合する工程
    から成り、フッ化ビニリデンを基材としたプラストマー
    がフルオロシリコーン・エラストマーを多量としたブレ
    ンドの5〜46重量%であり、A/Bの重量比が1.1
    〜18の範囲にあることを特徴とする、フルオロシリコ
    ーン・エラストマーが多量のブレンドの製造法。
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