JPH0724723Y2 - 車両用灯具 - Google Patents

車両用灯具

Info

Publication number
JPH0724723Y2
JPH0724723Y2 JP1988164786U JP16478688U JPH0724723Y2 JP H0724723 Y2 JPH0724723 Y2 JP H0724723Y2 JP 1988164786 U JP1988164786 U JP 1988164786U JP 16478688 U JP16478688 U JP 16478688U JP H0724723 Y2 JPH0724723 Y2 JP H0724723Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dummy
concave surface
housing
outer lens
dummy portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1988164786U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0284206U (ja
Inventor
重夫 鈴木
弘嗣 国枝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Stanley Electric Co Ltd filed Critical Stanley Electric Co Ltd
Priority to JP1988164786U priority Critical patent/JPH0724723Y2/ja
Publication of JPH0284206U publication Critical patent/JPH0284206U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0724723Y2 publication Critical patent/JPH0724723Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、自動車など車両に取付けられる前照灯など車
両用灯具に関するものであり、詳細には自動車デザイン
との整合のため非発光とされるダミー部が設けられた灯
具に係るものである。
【従来の技術】
従来の、この種の車両用灯具21の例を示すものが第3図
であり、この車両用灯具21には前照灯としての機能を有
する機能部21aに連続してアウターレンズ22がラジエー
タグリル23の下部まで回込むダミー部21bがデザイン状
の要請から設けらている。 このダミー部21bの構造を示すものが第4図であり、前
記アウターレンズ22の背面に、例えば銀色塗料により塗
装面24aが形成されたハウジング24が近接させて設けら
れ、前記機構部21aと違和感を生じないように図られる
ものであり、上記した構成からも当然に、このダミー部
21bは非発光とされるものである。
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記ダミー部21bにおいて前記アウター
レンズ22とハウジング24とを接近させたことから、第一
には奥行感が不足し機能部21aとのデザイン整合性に不
足すると云う問題点を生じ、第二には前記した銀色塗装
の塗装ムラなどが明らかに観視され、品質感を損なうと
云う問題点を生ずるものとなっていた。 上記した問題点を解決するために、第5図に示すように
前記アウターレンズ22とハウジング24との間隙を充分に
設けることも考えられるが、実施した場合には関係法規
などで全長が定められている自動車において、実質的な
作用の無い前記ダミー部21bに寸法を振り当てた場合に
は居住空間の圧縮など、より重大な問題点を生ずるもの
となり、これらの問題点の解決が課題とされるものであ
った。
【課題を解決するための手段】
本考案は、前記した従来の課題を解決するための具体的
手段として、ダミー部が設けられ、このダミー部が非発
光とされる車両用灯具において、前記ダミー部の前面と
成るアウターレンズは一面の凹レンズとされていること
を特徴とする車両用灯具を提供することで、寸法を延長
すること無く違和感を生じないダミー部として、前記し
た従来の課題を解決するものである。
【実施例】
つぎに、本考案を図に示す一実施例に基づいて詳細に説
明する。 第1図に符号1で示すものは車両用灯具であり、この車
両用灯具1には機能部1aとダミー部1bとが設けられてい
ることは従来例のものと同様であり、更に第2図に断面
で示すように、前記ダミー部1bはアウターレンズ2と、
銀色塗料により塗装面3aが形成されたハウジング3とが
近接させられたものであることも従来例と同様である
が、本考案により前記アウターレンズ2の前記ダミー部
1bに対応する位置は、背面側を凹面2aとすることで一面
の凹レンズとされている。 尚、前記凹面2aは球状凹面に限るものでなく、例えば楕
円凹面、円筒凹面など如何なる凹面でも良いものであ
り、要は前記ダミー部1bの形状に合うように適宜なもの
を選択すれば良い。 また、前記凹面2aに、前記機能部1aに施されたレンズカ
ットと相似し、一体感を向上させるためのダミーカット
などを重複して設けることは自由であり、このことが本
考案の要旨を損なうものでないことも云うまでもない。
また、説明は前照灯の例で説明したが、例えば尾灯、方
向指示灯、後退灯などに実施することも自由であること
も云うまでもない。
【作用】
本考案によりダミー部1bのアウターレンズ2の背面に凹
面2aを形成し、この部分を一面の凹レンズとしたこと
で、外部から、このアウターレンズ2を介してハウジン
グ3を観視するときには、凹レンズの作用により前記ハ
ウジング3が縮小されて観視されるものとなり、これに
より奥行感を生ずるものとなる。
【考案の効果】
以上に説明したように本考案により、ダミー部のアウタ
ーレンズの背面に凹面を形成し一面の凹レンズとしたこ
とで、ハウジングを縮小して観視させて充分な奥行感を
感じさせ、以て機能部とのデザイン的な整合を前記ハウ
ジングを近接させた好ましい状態で可能とすると云う極
めて優れた効果を奏するものであり、併せて、縮小して
観視させることで塗装面に生ずる塗装ムラも感知され難
くし、車両用灯具全体の品質感も向上させる効果も奏す
るものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る車両用灯具の一実施例を示す正面
図、第2図は第1図のII−II線に沿う断面図、第3図は
従来例を示す正面図、第4図は第3図のIV−IV線に沿う
断面図、第5図は別の従来例の断面図である。 1……車両用灯具 1a……機能部、1b……ダミー部 2……アウターレンズ 2a……凹面 3……ハウジング 3a……塗装面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダミー部が設けられ、このダミー部が非発
    光とされている車両用灯具において、前記ダミー部の前
    面となるアウターレンズは一面の凹レンズとされている
    ことを特徴とする車両用灯具。
JP1988164786U 1988-12-20 1988-12-20 車両用灯具 Expired - Fee Related JPH0724723Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988164786U JPH0724723Y2 (ja) 1988-12-20 1988-12-20 車両用灯具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988164786U JPH0724723Y2 (ja) 1988-12-20 1988-12-20 車両用灯具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0284206U JPH0284206U (ja) 1990-06-29
JPH0724723Y2 true JPH0724723Y2 (ja) 1995-06-05

Family

ID=31450689

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988164786U Expired - Fee Related JPH0724723Y2 (ja) 1988-12-20 1988-12-20 車両用灯具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0724723Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58173103U (ja) * 1982-05-13 1983-11-19 株式会社小糸製作所 自動車用灯具の前面レンズ
JPS61177302U (ja) * 1985-04-05 1986-11-05

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0284206U (ja) 1990-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2605958Y2 (ja) 車輌用標識灯
KR970037317A (ko) 차량용 전조등(head lamp for vehicles)
JPH0741830U (ja) 車輌用標識灯
JPH0724723Y2 (ja) 車両用灯具
JPH0654118U (ja) 車両用灯具
JPH0320964Y2 (ja)
JP2586379Y2 (ja) 透光表示装置
JPH0735210Y2 (ja) 車両用灯具のレンズ
JPH0539011Y2 (ja)
JPH069364Y2 (ja) 車輛用灯具
JPH0633603Y2 (ja) 自動車用リアコンビネ−ションランプ
JPH0346403Y2 (ja)
JPH067523Y2 (ja) 車両用灯具
JP2599850Y2 (ja) 車両用灯具
JP2539820Y2 (ja) 自動車用照明器具のレンズ
JPH0642914Y2 (ja) 自動車用エンブレム
JP2567713Y2 (ja) リアコンビネーションランプ
JPH0342562Y2 (ja)
JPH0711361Y2 (ja) 車両用灯具
JPH0514405Y2 (ja)
JPH0743962B2 (ja) 車両用灯具
JP2599123Y2 (ja) 車輌用灯具
JPH0545809U (ja) 車両用前照灯
JPH0650142U (ja) ダウンライト
JPH0664306U (ja) 車両用灯具

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees