JP2586379Y2 - 透光表示装置 - Google Patents

透光表示装置

Info

Publication number
JP2586379Y2
JP2586379Y2 JP1992021210U JP2121092U JP2586379Y2 JP 2586379 Y2 JP2586379 Y2 JP 2586379Y2 JP 1992021210 U JP1992021210 U JP 1992021210U JP 2121092 U JP2121092 U JP 2121092U JP 2586379 Y2 JP2586379 Y2 JP 2586379Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
character
transmitting
transmitting member
translucent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1992021210U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0573679U (ja
Inventor
力 浅賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Original Assignee
Clarion Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Clarion Co Ltd filed Critical Clarion Co Ltd
Priority to JP1992021210U priority Critical patent/JP2586379Y2/ja
Publication of JPH0573679U publication Critical patent/JPH0573679U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2586379Y2 publication Critical patent/JP2586379Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、押しボタン、パネル、
その他に使用される透光表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、オーディオ装置の押しボタンは
2色成形法によって製造されるが、これには2種類の構
造がある。その1つは照明文字部を切れ文字に形成する
構造であり、図11のような外観及び図12のような断
面を有している。この構造は、まず1次成形として透光
性部材2を用いてその前面に切れ文字7を形成した後、
2次成形として非透光性部材5を用いてその文字7の周
囲を囲むように形成する。
【0003】その他は照明文字部を継ぎ文字に形成する
構造であり、図13のような外観及び図14のような断
面を有し、さらに図15のような背面構造を有してい
る。この構造は、まず、1次成形として透光性部材2を
用いてその前面に継ぎ文字1を形成した後、2次成形と
して非透光性部材5を用いてその継ぎ文字1の周囲を囲
むように形成する。ここで特にこの継ぎ文字1の場合
は、非透光性部材5が継ぎ文字1によって2つの部分
A,Bに隔絶されるので、2次成形では図14及び図1
5に示すような裏ゲート5’を形成する必要がある。図
16は継ぎ文字を形成する場合の1次成形後の透光性部
材2の背面斜視図を示し、図17は同様に2次成形後の
非透光性部材5の背面斜視図を示している。
【0004】ボタン照明時は各々透光性部材からなる切
れ文字7又は継ぎ文字1の部分のみが透光するので、図
11及び図13のような文字照明が行なわれる。ここ
で、切れ文字7の構造は加工法優先のデザインになって
しまうので、どうしても文字形状はデザイン的に貧弱に
なってしまうのが避けられない。一方、継ぎ文字1の構
造は、文字形状が優先されるためデザイン的には優れて
いるが、裏ゲート5’の形成が必要なので、2次成形後
に凸出している裏ゲート5’をカットしなければなら
ず、成形のメリットを生かすことができない。もし裏ゲ
ート5’を残したままにしておくと、余分なスペースを
占めることになるのでオーディオ装置に組み込む場合支
障となったり、ボタン照明透過時に裏ゲート形状により
文字に異物的存在が発生し、異和感がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】このように従来の透光
表示装置では、デザイン的に優れた継ぎ文字の構造を採
用しようとすると、成形のメリットが生かせないで加工
が複雑になるという問題がある。
【0006】本考案は以上のような問題に対処してなさ
れたもので、昼間はデザインを優先すると共に夜間は照
明文字としての機能を損なうことなく、容易に成形可能
な透光表示装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案は、同一面上に文字又は図形を表す透光表示部
を有する透光性部材と、この透光性部材の周縁を囲むと
共に前面において前記透光表示部によって隔絶された少
なくとも2つの部分を有する非透光性部材とから成る透
光表示装置において、前記透光性部材の厚み方向内面で
前記非透光部材の2つの部分を連結しかつそれぞれ厚み
方向に貫通する孔を設け、この貫通孔に形成された非透
光性部材を透光性部材の背面と同一面に保つたことを特
徴とするものである。
【0008】
【作用】継ぎ文字の構造においても、非透光性部材の隔
絶された少なくとも2つの部分を透光性部材に設けた貫
通孔によって連結すると共に、この貫通孔に形成された
非透光性部材を透光性部材の背面と同一面に保つことに
より、裏ゲートのカットは不要となる。
【0009】
【実施例】以下図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。図1及び図2は本考案の透光表示装置の1次成形の
段階を示す斜視図及び図1のX−X断面図で、透光性部
材2を用いてその前面に継ぎ文字1を形成する。このと
き後の段階において成形される非透光性部材の隔絶され
た部分となる2つの部分A,Bを連結する貫通孔3を透
光性部材2の厚み方向に設けておく。Tは1次成形にお
ける透光性部材2の肉厚を示している。図6は1次成形
後の透光性部材2の背面斜視図を示している。2a,2
bは各々貫通孔3の部分A,Bとの連結穴を示してい
る。
【0010】次に図3及び図4に示すように、非透光性
部材5を用いて1次成形によって形成された継ぎ文字1
の周囲を囲むように形成し、同時に非透光性部材5を連
結穴2a,2bから注入させて前記貫通孔3内にも形成
する。このとき貫通孔3内に形成される非透光性部材
5’の肉厚は、1次成形による透光性部材2の肉厚Tと
等しくなるように成形して、透光性部材2の背面と同一
面に保つようにする。このようにして形成された非透光
性部材5’は裏ゲートとなって、図5に示すように継ぎ
文字1の背面に位置することにより継ぎ文字1は切れ文
字となる。図7は2次成形後の非透光性部材5の背面斜
視図を示している。非透光性部材5’は切れ文字用ゲー
トとして働くことになる。
【0011】以上のようにして製造された押しボタン
は、外観上はデザイン優先の継ぎ文字となっているの
で、昼間は図8に示したような表示となって、切れ文字
と比較して視認性を向上することができ、さらに高級感
をかもし出すこともできる。また、夜間は図10のよう
に背面から光源6によって照明することにより、その前
面の表示は図9に示したように裏ゲート5’の存在によ
り切れ文字7となるが、照明の機能は低下しない。
【0012】従って、裏ゲート5’は従来のようにカッ
トする必要はなく残したままにしておけるので、成形の
メリットを生かすことができるため、安価に製造できる
ようになる。さらに、裏ゲート5’を残しておいても、
その肉厚は1次成形による透光性部材2の肉厚と等しく
なっているので、従来のように凸出されていないため余
分なスペースを占めることはない。よってオーディオ装
置に組み込む場合何らの支障ともならない。これにより
スペース的に余裕のある設計が可能となる。
【0013】さらに本考案によれば、従来に比べてボタ
ン通過照明時に裏ゲートの形状差によって、従来では切
れ文字の輪郭がぼけるのに対して、切れ文字の輪郭が明
確になるので見栄えの良い表示を行なうことができるよ
うになる。
【0014】
【考案の効果】以上述べたように本考案によれば、透光
表示部によって隔絶された少なくとも2つの部分の非透
光性部材を透光性部材に設けた貫通孔によって連結する
と共に、貫通孔内の非透光性部材を透光性部材の背面と
同一面に保つようにしたので、裏ゲートのカットを不要
にすることができるため成形のメリットを生かすことが
できる。さらに昼間はデザイン優先の表示が行なえると
共に、夜間は照明の機能を損なうことなく表示を行なう
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の透光表示装置の1次成形後の構造を示
す斜視図である。
【図2】図1のX−X断面図である。
【図3】本考案の透光表示装置の2次成形後の構造を示
す斜視図である。
【図4】図3のX−X断面図である。
【図5】図4の背面構造である。
【図6】本考案の透光表示装置の1次成形後の背面斜視
図である。
【図7】本考案の透光表示装置の2次成形後の背面斜視
図である。
【図8】本考案の透光表示装置の昼間における表示例で
ある。
【図9】本考案の透光表示装置の夜間における表示例で
ある。
【図10】本考案の透光表示装置の夜間における照明方
法の説明図である。
【図11】従来の透光表示装置における切れ文字の表示
例である。
【図12】図11のX−X断面図である。
【図13】従来の透光表示装置における継ぎ文字の表示
例である。
【図14】図13のX−X断面図である。
【図15】図14の背面構造である。
【図16】従来の透光表示装置の1次成形後の背面斜視
図である。
【図17】従来の透光表示装置の2次成形後の背面斜視
図である。
【符号の説明】
1 継ぎ文字 2 透光性部材 2a,2b 連結穴 3 貫通孔 5 非透光性部材 5’ 裏ゲート(非透光性部材) 7 切れ文字

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一面上に文字又は図形を表す透光表示部
    を有する透光性部材と、この透光性部材の周縁を囲むと
    共に前面において前記透光表示部によって隔絶された少
    なくとも2つの部分を有する非透光性部材とから成る透
    光表示装置において、前記透光性部材の厚み方向内面で
    前記非透光部材の2つの部分を連結しかつそれぞれ厚み
    方向に貫通する孔を設け、この貫通孔に形成された非透
    光性部材を透光性部材の背面と同一面に保つたことを特
    徴とする透光性表示装置。
JP1992021210U 1992-03-09 1992-03-09 透光表示装置 Expired - Lifetime JP2586379Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992021210U JP2586379Y2 (ja) 1992-03-09 1992-03-09 透光表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992021210U JP2586379Y2 (ja) 1992-03-09 1992-03-09 透光表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0573679U JPH0573679U (ja) 1993-10-08
JP2586379Y2 true JP2586379Y2 (ja) 1998-12-02

Family

ID=12048635

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992021210U Expired - Lifetime JP2586379Y2 (ja) 1992-03-09 1992-03-09 透光表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2586379Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5292964B2 (ja) * 2008-07-16 2013-09-18 ヤマハ株式会社 透光式操作子ユニット
JP2010097131A (ja) * 2008-10-20 2010-04-30 Yuka Denshi Co Ltd 部分遮光性板材及び透光表示体
JP6385689B2 (ja) * 2014-03-05 2018-09-05 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 表示装置およびそれを適用した車両用空調装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51117584U (ja) * 1975-03-19 1976-09-24
JPH0825208B2 (ja) * 1986-04-23 1996-03-13 ナイルス部品株式会社 形象照明構造体及びその製造方法
JPH0825206B2 (ja) * 1989-02-28 1996-03-13 太市 藤 透光表示体

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0573679U (ja) 1993-10-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2581778Y2 (ja) 車輌用標識灯
JP2586379Y2 (ja) 透光表示装置
JP2570623Y2 (ja) 車両用装置
JP2575141Y2 (ja) 車輌用標識灯
JPH0320964Y2 (ja)
JPH04106042U (ja) 車輌用灯具
JPH0529320Y2 (ja)
JPH0113283Y2 (ja)
JPH0724723Y2 (ja) 車両用灯具
JPH0548321Y2 (ja)
JP2592672Y2 (ja) 車両用灯具
JPH086329Y2 (ja) 車両用灯具
JPH024402Y2 (ja)
JPH029451Y2 (ja)
JPH0136242Y2 (ja)
JPH067523Y2 (ja) 車両用灯具
JPS62153709U (ja)
JPS6239524Y2 (ja)
JP3527927B2 (ja) 車両用灯具
JPH0314734Y2 (ja)
JP2573830Y2 (ja) 車両用灯具
JPH0818510B2 (ja) 車両用表示装置
JPH0711361Y2 (ja) 車両用灯具
JPS6317127Y2 (ja)
JPH0597010U (ja) 車両用灯具のハウジング