JP3527927B2 - 車両用灯具 - Google Patents

車両用灯具

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友昭 関
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  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用灯具に関するもの
であり、詳細には前記車両用灯具の生産性の向上と、美
観の向上とを図るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の車両用灯具90の構成の
例を示すものが図4であり、この車両用灯具90のハウ
ジング91は、例えば二灯の灯具の灯体92、93を接
合部94を介して接続し一体化した形状として形成され
ている。そして、前記灯体92、93の開口部の周縁に
は、それぞれにシール溝92a、93aが設けられ、そ
れぞれの灯体92、93に対応する色彩などとしたレン
ズ95、96が取付けられるものとされている。
【0003】また、前記ハウジング91には、このハウ
ジング91の外周に沿い車体80に当接する防水リブ9
1aが設けられ、該防水リブ91aと前記車体80との
間にパッキン81を挟持させることで車両用灯具90の
背面側に直接に雨水などが達することのないようにされ
ている。
【0004】ここで、前記レンズ95、96の構成につ
いて更に詳細に説明を行えば、一方のレンズ、例えばレ
ンズ95にはステップ部95aが設けられ、他方のレン
ズ96を面一の状態として重ねられるようにされてい
る。従って、レンズ95、96をそれぞれの対応するシ
ール溝92a、93aにシール材97で取付けるときに
は前記ステップ部95aの部分でレンズ96側を上方と
するように重なり合い、間隙などを生じないものとし
て、車両用灯具90としての一体感を演出するものとさ
れている。
【0005】このときに、上方となるレンズ96にはフ
ック部96aが設けられて、前記ハウジング91の接合
部94に設けられた横穴94aと嵌合し、例えば組立時
にレンズ96側に浮き上がりを生じないものとされてい
る。また、前記ハウジング91には灯体92、93の数
に対応する光源98aを取付けた電球ソケット98が前
記車体80に設けた車体開口部80aから着脱自在なも
のとされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の構成の車両用灯具90において、ハウジング9
1の接合部94に横穴94aを形成する際には、車体8
0側に車体開口部80aが設けられているので、背面か
らの浸水も考慮しなければならず、背面側に開口を設け
られず、従って図中にスライド型Sで示すようにハウジ
ング91の内面で処理をしなければならず、金型構成が
煩雑化し生産効率が低下する問題点を生じていた。
【0007】また、前記スライド型Sを採用すること
で、このスライド型Sの退路にあたるシール溝93aに
欠損部分を生じ、シール材97の漏れを生じるものとな
るので、この部分に金属板などで形成した当て板99を
設ける必要性も生じ、生産工程が煩雑化すると共に、前
記当て板99がレンズ96を透視して観視されて観者に
違和感を与え、車両用灯具90の美観が損なわれると言
う問題点も生じ、これらの点の解決が課題とされるもの
となっていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記した従来の
課題を解決するための具体的な手段として、少なくとも
二灯の灯体が接合部を介して一体として形成されたハウ
ジングと、前記ハウジングの外周に沿い車体に当接する
ように設けられる防水リブと、前記ハウジングのそれぞ
れの灯体に対応して形成されるレンズとから成り、前記
レンズの一方には前記ハウジングの接合部に沿い他方の
レンズが一方のレンズの上方に面一で重なるようにステ
ップ部が設けられ、且つ、前記上方となるレンズの側に
は前記接合部に設けられた横穴に嵌着するフック部が設
けられる車両用灯具において、前記防水リブは前記接合
部の部分も取囲むように形成されて背面に設けた車体と
でこの接合部の部分を密閉し、前記横穴は前記接合部の
抜き方向に沿い移動する雌雄金型の喰い切り部により形
成されていることを特徴とする車両用灯具を提供するこ
とで課題を解決するものである。
【0009】
【実施例】つぎに、本発明を図に示す一実施例に基づい
て詳細に説明する。図1に符号1で示すものは本発明に
係る車両用灯具であり、この車両用灯具1のハウジング
2は複数、例えば2個の灯体3、4が接合部5を介して
一体に形成されているものである点は従来例のものと同
様である。
【0010】また、前記灯体3、4の開口部にはそれぞ
れにシール溝3a、4aが形成されて、それぞれの灯体
3、4に対応して形成されたレンズ6、7がシール材8
などにより取付けられるものであり、このときに一方、
例えばレンズ6にはステップ部6aが設けられて、他方
のレンズ7が面一で上方に重なるようにされ、更に他方
のレンズ7にはフック部7aが形成されている点も同様
である。
【0011】そして、前記ハウジング2の外周に沿って
は防水リブ2aが本発明においても設けられるものとさ
れるが、これに加えて前記接合部5を取囲むように接合
部防水リブ2bが設けられるものとされている。尚、前
記防水リブ2aと接合部防水リブ2bとは必ずしも独立
している必要はなく、ハウジング2の外周部分など両者
が併走する部分においては、防水リブ2aと接合部防水
リブ2bとを交わらせて接合し兼用させても良い。
【0012】従って、車体20側に設けられる開口部2
0aも灯体3に対応する位置と、灯体4に対応する位置
との二箇所に分けて設けられるものとされ、前記接合部
5の背面には車体20が存在するものとされ、前記接合
部防水リブ2bはこの部分の車体20にパッキン21を
介して当接するものとされている。
【0013】このようにハウジング2が形成されたこと
で、このハウジング2を車体20にパッキン21を介し
て取付を行うときには、前記接合部防水リブ2bの内
側、即ち、接合部5の部分はハウジング2の背面側から
見た状態では車体20により閉塞されて密閉状態とな
り、この背面側からの浸水の恐れはないものとなる。
【0014】このことは、言い換えれば前記接合部5の
部分は車体20に取付が行われた以後には背面側からの
浸水を考慮する必要がないものとなるので、接合部5の
背面側が開口していても、自動車に取付が行われた実際
の使用状態では浸水を生じる恐れのないものとなる、
【0015】上記に基づいて、本発明では接合部5に、
前記した他方のレンズ7に設けられているフック部7a
に係合する目的として設けられる横穴5aを、図2に示
すように接合部5の抜き方向に沿い移動する雌金型Fと
雄金型Mとの喰い切り部Kにより形成するものとし、従
来例で採用されていたスライド金型を不要とするもので
ある。
【0016】また、電球ソケット9は灯体3および灯体
4に対応する数の白熱電球などの光源9aが取付可能と
して一体に形成されるものである点は従来例と同様であ
るが、本発明により前記接合部5の背面には車体20が
存在するものとされたことで、前記電球ソケット9は前
記車体20の更に背面からハウジング2に嵌着されるも
のとされている。
【0017】従って、上記のハウジング2への嵌着にあ
たり、前記電球ソケット9は接合部5の背面に存在する
車体20を跨ぐものとなり、このときに若しも電球ソケ
ット9と車体20とに干渉を生じるようであれば、電球
ソケット9側の該当する部分を、例えばアーチ状などに
変形させるなど対処すれば良い。
【0018】次いで、上記の構成とした本発明の車両用
灯具1の作用および効果について説明を行えば、先ず、
前記ハウジング2に設けられる横穴5aが接合部5の抜
き方向に沿う金型で形成可能となるので、従来例のスラ
イド金型は不要となり金型の構成が単純化すると共にシ
ール溝3a(またはシール溝4a)の一部が欠損するこ
ともなくなり、従来例で必要とされていた当て板の取付
も不要として組立工数も低減する。
【0019】同時に、前記シール溝3a(またはシール
溝4a)の欠損をなくしたことで、レンズ6、7を透視
して観視される灯体3、4の内面にはハウジング2が成
形されたときの部材以外の部材は存在しないものとな
り、例えば上記の当て板などが観視され観者に違和感を
与えることを防止するものとなる。
【0020】図3に示すものは本発明の別な実施例であ
り、前の実施例は、車両用灯具1のハウジング2が灯体
3と灯体4との二灯の組合せで形成されているものとし
て説明したが、本発明は二灯に限定されるものでなく、
図示のように車両用灯具10のハウジング11は灯体1
2と灯体13と灯体14との三灯の組合せ、或いはそれ
以上として実施することが可能である。
【0021】このときには、前記灯体12、13、14
とのそれぞれの間には横穴15aを設けた接合部15が
前の実施例と同様にして設けられ、それぞれの接合部1
5には接合部防水リブ11bが防水リブ11aと共に設
けられ、そして、それぞれの灯体12、13、14のシ
ール溝12a、13a、14aにはレンズ16、17、
18がシール材8、ステップ部16a、18aおよびフ
ック部17aにより取付けられるものとされている。ま
た、灯体の数と同数の光源19aを取付可能とした電球
ソケット19も前の実施例と同様にして取付けられる。
尚、この実施例における作用、効果は前の実施例と同様
であるので、ここでの詳細な説明は省略する。
【0022】
【発明の効果】以上に説明したように本発明により、防
水リブは接合部の部分も取囲むように形成されて背面に
設けた車体とでこの接合部の部分を密閉し、横穴は前記
接合部の抜き方向に沿い移動する雌雄金型の喰い切り部
により形成されている車両用灯具としたことで、ハウジ
ングに設けられる横穴が接合部の抜き方向に沿う金型で
形成可能となるので、従来例のスライド金型は不要とな
り金型の構成が単純化すると共にシール溝の一部が欠損
することもなくなり、当て板の取付も不要として組立工
数も低減し生産性の向上に極めて優れた効果を奏するも
のとなる。
【0023】また、同時に上記の構成により、シール溝
の欠損をなくしたことで、レンズを透視して観視される
灯体の内面にはハウジングが成形されたときの部材以外
の部材は存在しないものとなり、上記の当て板などが観
視され観者に違和感を与えることを防止し美観の向上に
も優れた効果を奏するものとなる。
【0024】更には、ハウジングに取付けられる電球ソ
ケットは、該ハウジングに設けられた灯体の数と同数の
光源が取付可能として一体に形成され、接合部の背面に
設けられた車体の更に背面側からハウジングに嵌着され
るものとすることで、上記のように接合部の背面に車体
が存在するときにも、一動作で電球交換等を可能とし、
取扱を従来以上に煩雑化させない効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る車両用灯具の一実施例を示す断
面図である。
【図2】 同じ実施例の要部の形成状態を示す説明図で
ある。
【図3】 同じく本発明の別な実施例を示す断面図であ
る。
【図4】 従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1、10……車両用灯具 2、11……ハウジング 2a、11a……防水リブ 2b、11b……接合部防水リブ 3、4、12、13、14……灯体 3a、4a、12a、13a、14a……シール溝 5、15……接合部 5a、15a……横穴 6、7、16、17、18……レンズ 6a、16a、18a……ステップ部 7a、17a……フック部 8……シール材 9、19……電球ソケット
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−157234(JP,A) 実開 昭57−104403(JP,U) 実開 昭61−136408(JP,U) 実開 昭62−107310(JP,U) 実開 平5−17813(JP,U) 実開 昭61−153205(JP,U) 実開 平5−61904(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F21S 8/10 B60Q 1/00 - 1/56

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも二灯の灯体が接合部を介して
    一体として形成されたハウジングと、前記ハウジングの
    外周に沿い車体に当接するように設けられる防水リブ
    と、前記ハウジングのそれぞれの灯体に対応して形成さ
    れるレンズとから成り、前記レンズの一方には前記ハウ
    ジングの接合部に沿い他方のレンズが一方のレンズの上
    方に面一で重なるようにステップ部が設けられ、且つ、
    前記上方となるレンズの側には前記接合部に設けられた
    横穴に嵌着するフック部が設けられる車両用灯具におい
    て、前記防水リブは前記接合部の部分も取囲むように形
    成されて背面に設けた車体とでこの接合部の部分を密閉
    し、前記横穴は前記接合部の抜き方向に沿い移動する雌
    雄金型の喰い切り部により形成されていることを特徴と
    する車両用灯具。
  2. 【請求項2】 前記ハウジングに取付けられる電球ソケ
    ットは、該ハウジングに設けられた灯体の数と同数の光
    源が取付可能として一体に形成され、前記接合部の背面
    に設けられた車体の更に背面側から前記ハウジングに嵌
    着されることを特徴とする請求項1記載の車両用灯具。
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