JPH0724627Y2 - グロープラグカバー - Google Patents

グロープラグカバー

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JPH0724627Y2
JPH0724627Y2 JP1989151080U JP15108089U JPH0724627Y2 JP H0724627 Y2 JPH0724627 Y2 JP H0724627Y2 JP 1989151080 U JP1989151080 U JP 1989151080U JP 15108089 U JP15108089 U JP 15108089U JP H0724627 Y2 JPH0724627 Y2 JP H0724627Y2
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JP
Japan
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glow plug
cover
plug
heat generating
heat
Prior art date
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JP1989151080U
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JPH0387974U (ja
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陽厳 囲
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ディーゼルタイプのアルコールエンジンなど
で始動補助装置として使用されるグロープラグを覆うグ
ロープラグカバーに関するものである。
(従来の技術) メタノールなどのアルコールを燃料としたエンジンはデ
ィーゼルタイプのものが多く、これらのエンジンでは始
動時および冷間時における点火補助装置としてグロープ
ラグが使用されている。
このグロープラグは、第2図に示すようにプラグ本体21
の先端にこの先端より突出した状態で発熱部22を設け、
さらに発熱部22の周囲を覆った状態でプラグカバー23が
プラグ本体21に取り付けられている。このプラグカバー
23は、発熱部22を覆った部分23aと、プラグ本体21に当
接された部分23bとの間に、特に断熱手段などは設けて
いない。
(考案が解決しようとする課題) このため、発熱部22で加熱されたプラグカバー23の部分
23aにおける熱のほとんどがそのまま部分23bに伝えら
れ、さらに部分23bからプラグ本体21へ伝えられる。
したがって、プラグ本体21には、発熱部22が取り付けら
れたプラグ本体21の先端部と、プラグカバー23が接触し
た部分23bとの両方から熱が伝えられてくる。このた
め、過熱されて劣化し易く、寿命が短い。逆に、プラグ
カバー23側の先端部分23aは部分23b側へ放熱されてしま
うために十分な熱量が得られず着火性が悪いなどの問題
点があった。
本考案は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的はグロープラグの過熱を防止し寿命を向上させる
ことができるとともに、合わせて着火性も向上する構造
にしたグロープラグカバーを提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため本考案に係るグロープラグカバ
ーは、プラグ本体部に当接配置される部分と発熱部を覆
って配置される部分との間に、熱伝導を低下させるため
の肉薄部を設けたものである。
(作用) この構造によれば、発熱部を覆っている部分の熱がプラ
グ本体部を覆っている部分側へ伝えられる作用を肉薄部
で少なくすることができるので、プラグ本体部側が加熱
されるのが少なくなる。また、プラグ本体側への放熱量
も少なくなるので、発熱部をお覆っている部分が高温に
保たれる。
(実施例) 以下、本考案の実施例について図面を用いて詳細に説明
する。
第1図はグロープラグに取り付けた状態で示した本考案
の一実施例に係るグロープラグカバーの断面図である。
図において、グロープラグ1は、一般に良く知られたグ
ロープラグで、プラグ本体2の先端に、この先端より突
出した状態で発熱部3が設けられている。この発熱部3
にはプラグ本体2の中心孔内を取って配設された中心電
極4と発熱線5などが設けられており、この発熱線5に
電流が流されて発熱するようになっている。一方、プラ
グ本体2は、発熱部3を支持した小径部2aと、この小径
部2aの後端から序々に大径になって行くテーパー部2b
と、このテーパー部2bの後端から略同じ直径寸法で後方
へ向かう大径部2cとを一体に有し、また大径部2cの一部
にねじ2dが設けられている。
これに対してグロープラグカバー6は、キャップ状に形
成され、この内側に発熱部3側よりプラグ本体2を差し
込み、発熱部3とプラグ本体2の外側を覆った状態でプ
ラグ本体2に取り付けられる。このグロープラグカバー
6の内側には、グロープラグ本体2のねじ2dが螺合され
るねじ部7と、テーパー部2bに当接位置決めされるテー
パー状をした当接面8とが形成されている。また、グロ
ープラグカバー6の外側には、エンジン本体10の取り付
け穴10aにねじ止めするためのねじ部11と、位置決め用
の鍔部15とが一体に設けられている。さらに、このグロ
ープラグカバー6には、発熱部3の全体周囲を覆う部分
12とプラグ本体2に当接配置される部分13との間に絞り
状に加工してなる肉薄部14を設け、この肉薄部14で部分
12側からの熱が部分13側へ伝わりにくい状態にしてい
る。また、グロープラグカバー6内には、当接面8にテ
ーパー部2bが当接されて位置決めされるまでプラグ本体
2がねじ込まれて一体化され、グロープラグカバー6の
部分12が燃焼室内に突出した状態でエンジン本体10に取
り付けられる。
そして、グロープラグ1の発熱部3が発熱されると、こ
の熱でグロープラグカバー6の部分12が加熱され、点火
補助装置として使用される。また、この加熱された部分
12の熱は、部分13側へ流れようとするが、部分12と部分
13との間には肉薄部12が設けられているので伝わりにく
く、部分13側へ伝わるのを少なくする。これによりプラ
グ本体2側へ流れる熱を少なくしてプラグ本体2が加熱
するのを防止でき、寿命の向上が図れる。また、部分12
の放熱量が少なくなるので着火性も良くなる。
なお、本考案は上記実施例により説明したが、勿論この
実施例の構造に限定されるものではなく、例えば肉薄部
14の形状などは熱伝導を低下させるものであれば、本考
案の要旨を逸脱しない範囲で色々と設計の変更を施して
も差し支えないものである。
(考案の効果) 以上説明したとおり、本考案に係るグロープラグカバー
によれば、発熱部全体を覆って配置されている部分の熱
がプラグ本体部を覆っている部分側へ伝えられる作用を
肉薄部で少なくすることができる。これにより、プラグ
本体部側が加熱されるのが少なくなり、グロープラグの
耐久性が向上する。また、プラグ本体側への放熱量も少
なくなるので、発熱部を覆っている部分が高温に保た
れ、着火性が向上するなどの効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はグロープラグに取り付けた状態で示した本考案
の一実施例に係るグロープラグカバーの断面図、第2図
はグロープラグに取り付けた状態で従来のグロープラグ
カバーの要部を示した断面図である。 1……グロープラグ、2,21……プラグ本体、3,22……発
熱部、6,23……グロープラグカバー、12……発熱部を覆
っている部分、13……プラグ本体に当接する部分、14…
…肉薄部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】発熱線が設けられた発熱部がプラグ本体部
    の先端より突出しているグロープラグに、前記発熱部を
    覆って取り付けられるグロープラグカバーであって、 前記プラグ本体部に当接配置される部分と、前記発熱部
    全体を覆って配置される部分との間に、熱伝導を低下さ
    せるための肉薄部を設けたことを特徴とするグロープラ
    グカバー。
JP1989151080U 1989-12-27 1989-12-27 グロープラグカバー Expired - Lifetime JPH0724627Y2 (ja)

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JPH0387974U JPH0387974U (ja) 1991-09-09
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE102007019882A1 (de) * 2007-04-27 2008-11-06 Man Diesel Se Zündeinrichtung für einen Gasmotor sowie Gasmotor

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JPS56101472U (ja) * 1979-12-29 1981-08-10
JPS56127323U (ja) * 1980-02-26 1981-09-28
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JPS59231323A (ja) * 1983-06-13 1984-12-26 Ngk Spark Plug Co Ltd セラミツクグロ−プラグ

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