JPH019354Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH019354Y2 JPH019354Y2 JP4204583U JP4204583U JPH019354Y2 JP H019354 Y2 JPH019354 Y2 JP H019354Y2 JP 4204583 U JP4204583 U JP 4204583U JP 4204583 U JP4204583 U JP 4204583U JP H019354 Y2 JPH019354 Y2 JP H019354Y2
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- JP
- Japan
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- internal combustion
- main body
- stud
- combustion engine
- heating device
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- Expired
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 18
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 16
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 6
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 229910002804 graphite Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000010439 graphite Substances 0.000 description 3
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Resistance Heating (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(従来分野)
この考案は、正温度特性サーミスタを発熱体と
して用いた内燃機関の吸気加熱装置の改良に関す
る。
して用いた内燃機関の吸気加熱装置の改良に関す
る。
(従来技術)
内燃機関においては、寒冷地や寒冷期の特に始
動時に、一旦気化したガソリンと空気の混合気が
吸気管を経て内燃機関に送られる間にガソリンが
再液化し、この再液化したガソリンが内燃機関の
燃焼室に送られることに起因して、内燃機関の燃
費が悪化しかつ有害な排気ガスを排出するという
問題がある。この問題を解決するため、第1図に
示すように、例えば気化器1の下方の吸気管2
に、正温度特性サーミスタを発熱体として用いた
吸気加熱装置3を装着し、再液化したガソリンを
この吸気加熱装置3で加熱して再び気化し、再気
化したガソリンと空気の混合気を内燃機関(図示
しない)に送るようにすることが既に知られてい
る。
動時に、一旦気化したガソリンと空気の混合気が
吸気管を経て内燃機関に送られる間にガソリンが
再液化し、この再液化したガソリンが内燃機関の
燃焼室に送られることに起因して、内燃機関の燃
費が悪化しかつ有害な排気ガスを排出するという
問題がある。この問題を解決するため、第1図に
示すように、例えば気化器1の下方の吸気管2
に、正温度特性サーミスタを発熱体として用いた
吸気加熱装置3を装着し、再液化したガソリンを
この吸気加熱装置3で加熱して再び気化し、再気
化したガソリンと空気の混合気を内燃機関(図示
しない)に送るようにすることが既に知られてい
る。
従来のこのような内燃機関の吸気加熱装置3
は、例えば第2図に示すように、アルミニウム板
などの熱伝導の良い発熱板で形成した本体4の内
側中央に、例えばアルミニウム材のネジスタツド
5を溶接により固定する。このネジスタツド5に
黒鉛シート6を挟んでワツシヤ型の正温度特性サ
ーミスタ7を嵌め込み、さらにネジスタツド5に
嵌め込んだ絶縁カラー8と正温度特性サーミスタ
7の間にスプリング電極9を挿入し、ナツト10
を締め込むことによつてスプリング電極9のバネ
力により正温度特性サーミスタ7を黒鉛シート6
と共に本体4に押圧し、機械的固定と電気的接続
を行なう。そして正温度特性サーミスタ7の発生
熱を黒鉛シート6により良好に伝導して発熱板で
ある本体4に伝熱している。
は、例えば第2図に示すように、アルミニウム板
などの熱伝導の良い発熱板で形成した本体4の内
側中央に、例えばアルミニウム材のネジスタツド
5を溶接により固定する。このネジスタツド5に
黒鉛シート6を挟んでワツシヤ型の正温度特性サ
ーミスタ7を嵌め込み、さらにネジスタツド5に
嵌め込んだ絶縁カラー8と正温度特性サーミスタ
7の間にスプリング電極9を挿入し、ナツト10
を締め込むことによつてスプリング電極9のバネ
力により正温度特性サーミスタ7を黒鉛シート6
と共に本体4に押圧し、機械的固定と電気的接続
を行なう。そして正温度特性サーミスタ7の発生
熱を黒鉛シート6により良好に伝導して発熱板で
ある本体4に伝熱している。
しかしながら、このような従来の内燃機関の吸
気加熱装置においては、ナツト10を締め込んで
いつた場合に絶縁カラー8の先端が本体4の内面
に当接すると、ナツト10の締付け力によるネジ
スタツド5の引張り応力がネジスタツド5を本体
4の内面から引き離す方向に溶接部(ネジスタツ
ド5の先端面と本体4内面との溶接境界)5aに
直接かつ常時作用する。このためネジスタツド5
が溶接部から引き裂かれる恐れがあり、好ましく
ない。
気加熱装置においては、ナツト10を締め込んで
いつた場合に絶縁カラー8の先端が本体4の内面
に当接すると、ナツト10の締付け力によるネジ
スタツド5の引張り応力がネジスタツド5を本体
4の内面から引き離す方向に溶接部(ネジスタツ
ド5の先端面と本体4内面との溶接境界)5aに
直接かつ常時作用する。このためネジスタツド5
が溶接部から引き裂かれる恐れがあり、好ましく
ない。
(考案の目的)
この考案の目的は、このような従来の内燃機関
の吸気加熱装置における問題点を解消するもの
で、ネジスタツドの溶接部に引張り応力が働かな
いようにし、装置の耐久性および信頼性を向上す
ることにある。
の吸気加熱装置における問題点を解消するもの
で、ネジスタツドの溶接部に引張り応力が働かな
いようにし、装置の耐久性および信頼性を向上す
ることにある。
(考案の構成)
そこでこの考案の内燃機関の吸気加熱装置の特
徴は、本体の内面に溶接固定されるネジスタツド
の溶接固定側の端部にフランジ部を形成し、この
フランジ部に絶縁カラーの先端を当接させるよう
にして、ネジスタツドの溶接部に引張り応力が直
接作用しないようにしたことにある。
徴は、本体の内面に溶接固定されるネジスタツド
の溶接固定側の端部にフランジ部を形成し、この
フランジ部に絶縁カラーの先端を当接させるよう
にして、ネジスタツドの溶接部に引張り応力が直
接作用しないようにしたことにある。
(実施例)
以下、この考案の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
第3図に示すように、この考案の内燃機関の吸
気加熱装置3′においては、ネジスタツド11の
本体4内面に溶接される側の端部にフランジ部1
1aを形成する。絶縁カラー8′は従来のものよ
りフランジ部11aの厚さ分だけ短かいものでよ
い。その他の構成は第2図に示す従来のものと同
様でよい。
気加熱装置3′においては、ネジスタツド11の
本体4内面に溶接される側の端部にフランジ部1
1aを形成する。絶縁カラー8′は従来のものよ
りフランジ部11aの厚さ分だけ短かいものでよ
い。その他の構成は第2図に示す従来のものと同
様でよい。
このようなネジスタツド11によれば、ナツト
10を締め込んでいくと絶縁カラー8′の先端は
フランジ部11aの溶接部11bとは反対側の面
に当接する。従つてナツト10の締付けによるネ
ジスタツド11の引張り力はナツト10とフラン
ジ部11aの間でネジスタツド11に作用し、溶
接部11bにはスプリング電極9の反力によるも
ののみ作用する。
10を締め込んでいくと絶縁カラー8′の先端は
フランジ部11aの溶接部11bとは反対側の面
に当接する。従つてナツト10の締付けによるネ
ジスタツド11の引張り力はナツト10とフラン
ジ部11aの間でネジスタツド11に作用し、溶
接部11bにはスプリング電極9の反力によるも
ののみ作用する。
実験によれば、ネジスタツド11をM4、ナツ
ト10の締付けトルクが約5Kg−cmの時、ネジス
タツド11の引張り力は50〜60Kgとなるが、溶接
部11bが実際に受ける応力は、スプリング電極
の設定バネ力(約4Kg)に等しく、従来の装置
(第2図)における場合の1/10以下となることが
判明した。
ト10の締付けトルクが約5Kg−cmの時、ネジス
タツド11の引張り力は50〜60Kgとなるが、溶接
部11bが実際に受ける応力は、スプリング電極
の設定バネ力(約4Kg)に等しく、従来の装置
(第2図)における場合の1/10以下となることが
判明した。
(考案の効果)
以上説明したように、この考案の内燃機関の吸
気加熱装置によれば、ネジスタツドにフランジ部
を設け、絶縁カラーの先端をこのフランジ部に当
接させてナツトの締付け力を受けるようにしたの
で、ネジスタツドの引張り力が溶接部に直接作用
せずに溶接部が保護され、ネジスタツドの引き裂
かれの恐れがなくなり、装置全体の耐久性と信頼
性を向上させることができる。
気加熱装置によれば、ネジスタツドにフランジ部
を設け、絶縁カラーの先端をこのフランジ部に当
接させてナツトの締付け力を受けるようにしたの
で、ネジスタツドの引張り力が溶接部に直接作用
せずに溶接部が保護され、ネジスタツドの引き裂
かれの恐れがなくなり、装置全体の耐久性と信頼
性を向上させることができる。
第1図は従来の内燃機関の吸気加熱装置を装着
した吸気管の切断正面図、第2図は第1図の吸気
加熱装置の拡大切断正面図、第3図はこの考案の
内燃機関の吸気加熱装置の拡大切断正面図であ
る。 3′……吸気加熱装置、4……本体(発熱体)、
7……正温度特性サーミスタ、8′……絶縁カラ
ー、9……スプリング電極、10……ナツト、1
1……ネジスタツド、11a……フランジ部、1
1b……溶接部。
した吸気管の切断正面図、第2図は第1図の吸気
加熱装置の拡大切断正面図、第3図はこの考案の
内燃機関の吸気加熱装置の拡大切断正面図であ
る。 3′……吸気加熱装置、4……本体(発熱体)、
7……正温度特性サーミスタ、8′……絶縁カラ
ー、9……スプリング電極、10……ナツト、1
1……ネジスタツド、11a……フランジ部、1
1b……溶接部。
Claims (1)
- 発熱板である本体の内面にネジスタツドを溶接
により固定し、該ネジスタツドに嵌挿したワツシ
ヤ型の正温度特性サーミスタをスプリング電極と
絶縁カラーとナツトとを介して前記本体の内面に
押圧固定し給電する内燃機関の吸気加熱装置にお
いて、前記ネジスタツドの溶接固定側の端部に前
記絶縁カラーの端部が当接できるフランジ部を形
成したことを特徴とする内燃機関の吸気加熱装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4204583U JPS59148461U (ja) | 1983-03-25 | 1983-03-25 | 内燃機関の吸気加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4204583U JPS59148461U (ja) | 1983-03-25 | 1983-03-25 | 内燃機関の吸気加熱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59148461U JPS59148461U (ja) | 1984-10-04 |
JPH019354Y2 true JPH019354Y2 (ja) | 1989-03-14 |
Family
ID=30172605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4204583U Granted JPS59148461U (ja) | 1983-03-25 | 1983-03-25 | 内燃機関の吸気加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59148461U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL8801334A (nl) * | 1988-05-24 | 1989-12-18 | Texas Instruments Holland | Verbrandingsmotor van het inspuittype, en plaat bestemd om te worden aangebracht tussen de inlaatpoorten van een cilinderblok van een dergelijke motor en een inspuitstuk. |
-
1983
- 1983-03-25 JP JP4204583U patent/JPS59148461U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59148461U (ja) | 1984-10-04 |
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