JPH07245699A - 画像処理装置および方法 - Google Patents
画像処理装置および方法Info
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- JPH07245699A JPH07245699A JP6034556A JP3455694A JPH07245699A JP H07245699 A JPH07245699 A JP H07245699A JP 6034556 A JP6034556 A JP 6034556A JP 3455694 A JP3455694 A JP 3455694A JP H07245699 A JPH07245699 A JP H07245699A
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- FFBHFFJDDLITSX-UHFFFAOYSA-N benzyl N-[2-hydroxy-4-(3-oxomorpholin-4-yl)phenyl]carbamate Chemical compound OC1=C(NC(=O)OCC2=CC=CC=C2)C=CC(=C1)N1CCOCC1=O FFBHFFJDDLITSX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
- Editing Of Facsimile Originals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 画像データの縮小変倍処理において、画像読
みとりセンサの移動速度を上げる方法と、画素を間引く
方法とを組み合わせることによりグモータが無理のない
トルクで対応することが可能となる。従って小型のステ
ッピングモータが使用できるようになり、小型化、静音
化、コストの低減化された画像処理装置を提供すること
を目的とする。 【構成】 リーダ41の画像読み取りセンサ1の主走査
方向への移動速度を、ステッピングモータ4の回転数に
より変更して第1の変倍処理を行い、また、画像読み取
りセンサ1で読み取った画像データから所定数の画素を
間引くことにより第2の変倍処理を行う。
みとりセンサの移動速度を上げる方法と、画素を間引く
方法とを組み合わせることによりグモータが無理のない
トルクで対応することが可能となる。従って小型のステ
ッピングモータが使用できるようになり、小型化、静音
化、コストの低減化された画像処理装置を提供すること
を目的とする。 【構成】 リーダ41の画像読み取りセンサ1の主走査
方向への移動速度を、ステッピングモータ4の回転数に
より変更して第1の変倍処理を行い、また、画像読み取
りセンサ1で読み取った画像データから所定数の画素を
間引くことにより第2の変倍処理を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像を読み取って記録紙
等に出力する画像処理装置および方法に関し、例えば画
像の変倍処理を行なう画像処理装置および方法に関する
ものである。
等に出力する画像処理装置および方法に関し、例えば画
像の変倍処理を行なう画像処理装置および方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像を読み取って記録紙等に出力
する画像処理装置において、縮小画像を記録紙上に出力
する際には、記録部の印刷速度を一定として入力部の読
み取りセンサの移動速度を可変とすることにより、対応
していた。
する画像処理装置において、縮小画像を記録紙上に出力
する際には、記録部の印刷速度を一定として入力部の読
み取りセンサの移動速度を可変とすることにより、対応
していた。
【0003】図37は、従来の画像処理装置の読み取り
センサの移動速度を、変倍率が100である場合、即ち
等倍出力を行う場合を1とした際の変倍率と相対速度と
の関係を表わす図である。
センサの移動速度を、変倍率が100である場合、即ち
等倍出力を行う場合を1とした際の変倍率と相対速度と
の関係を表わす図である。
【0004】図37によれば、変倍率25%での縮小は
100%の場合の4倍、また、変倍率12.5%での縮
小は100%の場合の8倍の速度で画像読み取とりセン
サが移動していた。即ち、変倍率が小さくなればなるほ
ど、読み取りセンサは高速で移動する必要があった。
100%の場合の4倍、また、変倍率12.5%での縮
小は100%の場合の8倍の速度で画像読み取とりセン
サが移動していた。即ち、変倍率が小さくなればなるほ
ど、読み取りセンサは高速で移動する必要があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
画像処理装置においては、以下に示すような欠点があっ
た。
画像処理装置においては、以下に示すような欠点があっ
た。
【0006】従来の画像処理装置の読み取りセンサはス
テッピングモータによって駆動されており、従って、最
小の変倍率による変倍処理の際に、ステッピングモータ
は最も高速に回転せねばならない。
テッピングモータによって駆動されており、従って、最
小の変倍率による変倍処理の際に、ステッピングモータ
は最も高速に回転せねばならない。
【0007】図38に、ステッピングモータの回転数と
ステッピングモータの出力トルクとの一般的な関係を示
す。図中「T」は、画像読み取りセンサの負荷トルクで
ある。
ステッピングモータの出力トルクとの一般的な関係を示
す。図中「T」は、画像読み取りセンサの負荷トルクで
ある。
【0008】図38によれば、ステッピングモータの回
転数を上げる、即ち、画像読みとりセンサの移動速度を
上げると、ステッピングモータの出力トルクが低下す
る。また、図中斜線で示したステッピングモータの出力
トルクが画像読み取りセンサの負荷トルク「T」よりも
小さくなる部分では、画像読みとりセンサの負荷トルク
よりもステッピングモータの出力トルクを大きくする必
要がある。
転数を上げる、即ち、画像読みとりセンサの移動速度を
上げると、ステッピングモータの出力トルクが低下す
る。また、図中斜線で示したステッピングモータの出力
トルクが画像読み取りセンサの負荷トルク「T」よりも
小さくなる部分では、画像読みとりセンサの負荷トルク
よりもステッピングモータの出力トルクを大きくする必
要がある。
【0009】従って、ステッピングモータの出力トルク
を大きくするために、どうしてもステッピングモータの
形状そのものが大きくなり、画像処理装置の小型化が困
難となると同時に、コスト的にも高くなってしまってい
た。
を大きくするために、どうしてもステッピングモータの
形状そのものが大きくなり、画像処理装置の小型化が困
難となると同時に、コスト的にも高くなってしまってい
た。
【0010】また、最小の変倍率を想定してステッピン
グモータを選択した場合には、等倍,拡大時にはトルク
のマージンは大きくとれる反面、ステッピングモータは
トルクのマージンが大きい場合には駆動音が大きくなる
という傾向があるため、騒音対策が必要となってしまっ
ていた。
グモータを選択した場合には、等倍,拡大時にはトルク
のマージンは大きくとれる反面、ステッピングモータは
トルクのマージンが大きい場合には駆動音が大きくなる
という傾向があるため、騒音対策が必要となってしまっ
ていた。
【0011】更に、画像読みとりセンサを高速に、かつ
安定して移動させるためには、ステッピングモータにお
いて一定速度になるまで回転速度を少しずつ増やしてい
くための助走距離が必要となり、画像処理装置の小型化
がやはり困難となると同時に、コスト的にも高くなって
しまっていた。
安定して移動させるためには、ステッピングモータにお
いて一定速度になるまで回転速度を少しずつ増やしてい
くための助走距離が必要となり、画像処理装置の小型化
がやはり困難となると同時に、コスト的にも高くなって
しまっていた。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した課題を
解決するためになされたものであり、上述した課題を解
決するために以下の構成を備える。
解決するためになされたものであり、上述した課題を解
決するために以下の構成を備える。
【0013】即ち、変倍率を設定する変倍率設定手段
と、画像有効信号のタイミングに従って画像を読み取る
画像読み取り手段と、前記画像読み取り手段を主走査方
向に移動させる移動手段と、前記移動手段を駆動する駆
動手段と、前記駆動手段を制御する駆動制御手段と、画
像データを記憶する画像記憶手段と、画像データを間引
く画像間引き手段と、前記画像記憶手段に記憶された画
像データを出力する画像出力手段とを有し、前記駆動制
御手段と前記画像間引き手段との組み合わせにより前記
変倍率設定手段により設定された変倍率に従って変倍処
理を行うことを特徴とする。
と、画像有効信号のタイミングに従って画像を読み取る
画像読み取り手段と、前記画像読み取り手段を主走査方
向に移動させる移動手段と、前記移動手段を駆動する駆
動手段と、前記駆動手段を制御する駆動制御手段と、画
像データを記憶する画像記憶手段と、画像データを間引
く画像間引き手段と、前記画像記憶手段に記憶された画
像データを出力する画像出力手段とを有し、前記駆動制
御手段と前記画像間引き手段との組み合わせにより前記
変倍率設定手段により設定された変倍率に従って変倍処
理を行うことを特徴とする。
【0014】
【作用】以上の構成により、画像データの縮小変倍処理
において、画像読みとりセンサの移動速度、即ち、ステ
ッピングモータの回転速度を上げる方法と、画素を間引
く方法とを組み合わせることによりステッピングモータ
が無理のないトルクで対応することが可能となる。従っ
て小型のステッピングモータが使用できるようになり、
また、画像読みとりセンサを定速に立ち上げるまでの助
走距離が短くてすむようになり、画像処理装置の小型化
や静音化、コストの低減化が可能となるという特有の作
用効果がある。
において、画像読みとりセンサの移動速度、即ち、ステ
ッピングモータの回転速度を上げる方法と、画素を間引
く方法とを組み合わせることによりステッピングモータ
が無理のないトルクで対応することが可能となる。従っ
て小型のステッピングモータが使用できるようになり、
また、画像読みとりセンサを定速に立ち上げるまでの助
走距離が短くてすむようになり、画像処理装置の小型化
や静音化、コストの低減化が可能となるという特有の作
用効果がある。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る一実施例
を詳細に説明する。
を詳細に説明する。
【0016】<第1実施例>図1は、本実施例のインク
ジェット方式の画像処理装置の構成を示す図である。
ジェット方式の画像処理装置の構成を示す図である。
【0017】図1において、21は画像処理装置本体で
あり、41は画像読み取り部、42は画像出力部であ
る。本実施例においては、画像読み取り部41はリーダ
であり、画像出力部42はプリンタである。
あり、41は画像読み取り部、42は画像出力部であ
る。本実施例においては、画像読み取り部41はリーダ
であり、画像出力部42はプリンタである。
【0018】リーダ41において、1はCCDラインセ
ンサ等で構成される画像読み取りセンサであり、原稿を
読み取り、原稿の情報をR(レッド),G(グリー
ン),B(ブルー)の画像信号(アナログ値)に変換す
る。2はフォトインタラプタ等で構成される、リーダ4
1の主走査の基準位置を検出する位置センサであり、3
はリーダ41の副走査の基準位置を検出する位置センサ
である。4は画像読み取りセンサ1を主走査方向に動か
すためのステッピングモータであり、5は画像読み取り
センサ1とステッピングモータ4を結ぶのベルトであ
り、6はベルト5に張力を加えるプーリおよびプーリ軸
である。
ンサ等で構成される画像読み取りセンサであり、原稿を
読み取り、原稿の情報をR(レッド),G(グリー
ン),B(ブルー)の画像信号(アナログ値)に変換す
る。2はフォトインタラプタ等で構成される、リーダ4
1の主走査の基準位置を検出する位置センサであり、3
はリーダ41の副走査の基準位置を検出する位置センサ
である。4は画像読み取りセンサ1を主走査方向に動か
すためのステッピングモータであり、5は画像読み取り
センサ1とステッピングモータ4を結ぶのベルトであ
り、6はベルト5に張力を加えるプーリおよびプーリ軸
である。
【0019】また、7は上述した画像読み取りセンサ
1,位置センサ2,ステッピングモータ4,およびベル
ト5,プーリ6等を搭載した走査盤であり、この上でリ
ーダ41の主走査が行われる。8は走査盤7を副走査方
向に移動させるためのステッピングモータであり、9は
走査盤7とステッピングモータ8とを結ぶベルトであ
り、40はベルト9に張力を加えるプーリおよびプーリ
軸である。
1,位置センサ2,ステッピングモータ4,およびベル
ト5,プーリ6等を搭載した走査盤であり、この上でリ
ーダ41の主走査が行われる。8は走査盤7を副走査方
向に移動させるためのステッピングモータであり、9は
走査盤7とステッピングモータ8とを結ぶベルトであ
り、40はベルト9に張力を加えるプーリおよびプーリ
軸である。
【0020】また、22は、リーダ41によって読み取
られる原稿である。
られる原稿である。
【0021】プリンタ42において、23は記録紙であ
り、プリンタ42の出力が行われる。10はプリンタ4
2の主走査の基準位置を検出する位置センサであり、1
1はプリンタ42の記録紙の有/無および用紙の基準位
置(用紙の先端)を検出する位置センサである。12は
C(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー),K
(クロ)のインクを用紙に印字するための、各色100
個のノズルより構成されているプリントヘッドである。
13はプリントヘッド12を主走査方向に動かすための
ステッピングモータであり、14はプリントヘッド12
とステッピングモータ13を結ぶベルトであり、15は
ベルト14に張力を加えるプーリおよびプーリ軸であ
る。
り、プリンタ42の出力が行われる。10はプリンタ4
2の主走査の基準位置を検出する位置センサであり、1
1はプリンタ42の記録紙の有/無および用紙の基準位
置(用紙の先端)を検出する位置センサである。12は
C(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー),K
(クロ)のインクを用紙に印字するための、各色100
個のノズルより構成されているプリントヘッドである。
13はプリントヘッド12を主走査方向に動かすための
ステッピングモータであり、14はプリントヘッド12
とステッピングモータ13を結ぶベルトであり、15は
ベルト14に張力を加えるプーリおよびプーリ軸であ
る。
【0022】また、16は記録紙23の先端を押さえ、
かつ、記録紙を搬送するためのローラであり、17は記
録紙の後端を押さえ、かつ、記録紙を搬送するためのロ
ーラである。18は記録紙23をプリンタ42の副走査
方向に動かすためのステッピングモータであり、19は
ローラ16とステッピングモータ18を結ぶベルトであ
り、20はローラ17とステッピングモータ18を結ぶ
ベルトである。
かつ、記録紙を搬送するためのローラであり、17は記
録紙の後端を押さえ、かつ、記録紙を搬送するためのロ
ーラである。18は記録紙23をプリンタ42の副走査
方向に動かすためのステッピングモータであり、19は
ローラ16とステッピングモータ18を結ぶベルトであ
り、20はローラ17とステッピングモータ18を結ぶ
ベルトである。
【0023】上述したような本実施例の画像処理装置
は、図1では不図示のCPUによってその各構成は制御
されている。CPUの制御については後述する。
は、図1では不図示のCPUによってその各構成は制御
されている。CPUの制御については後述する。
【0024】上述したような図1に示す本実施例の画像
処理装置のリーダ41の画像読み取り範囲、およびプリ
ンタ42の画像出力範囲を、図2および図3に示す。
処理装置のリーダ41の画像読み取り範囲、およびプリ
ンタ42の画像出力範囲を、図2および図3に示す。
【0025】図2は、リーダ41が1回の主走査で読み
取る原稿22の範囲を示す図である。図中、画像読み取
りセンサ1は100個のフォトセンサを備えており、即
ち1回の主走査で、副走査方向に100画素を読み取る
ことができる。画像読み取りセンサ1が原稿22上を副
走査方向に100画素分の移動を繰り返すことにより、
原稿22がすべて読み取られる。
取る原稿22の範囲を示す図である。図中、画像読み取
りセンサ1は100個のフォトセンサを備えており、即
ち1回の主走査で、副走査方向に100画素を読み取る
ことができる。画像読み取りセンサ1が原稿22上を副
走査方向に100画素分の移動を繰り返すことにより、
原稿22がすべて読み取られる。
【0026】また、図3はプリンタ42が1回の主走査
で記録紙23上に出力する範囲を示す図である。図中、
プリントヘッド12は各色100個のノズルを備えてお
り、即ち1回の主走査で副走査方向に100画素を印刷
出力することができる。プリントヘッド12が記録紙2
3上を副走査方向に100画素分の移動を繰り返すこと
により、記録紙23上に画像が出力される。
で記録紙23上に出力する範囲を示す図である。図中、
プリントヘッド12は各色100個のノズルを備えてお
り、即ち1回の主走査で副走査方向に100画素を印刷
出力することができる。プリントヘッド12が記録紙2
3上を副走査方向に100画素分の移動を繰り返すこと
により、記録紙23上に画像が出力される。
【0027】次に、上述したリーダ41およびプリンタ
42における各主走査・副走査の動作の制御について、
図4を参照して説明する。
42における各主走査・副走査の動作の制御について、
図4を参照して説明する。
【0028】図4は、上述した図1の画像処理装置の構
成図においては不図示であったCPU24による、リー
ダ41およびプリンタ42における各主走査・副走査の
動作を制御する構成を示す図である。図中、上述した図
1と同様の構成には同一番号を付してある。
成図においては不図示であったCPU24による、リー
ダ41およびプリンタ42における各主走査・副走査の
動作を制御する構成を示す図である。図中、上述した図
1と同様の構成には同一番号を付してある。
【0029】図4において、24はリーダ41,プリン
タ42の主走査,副走査の制御やキー入力,LED表
示,編集装置との通信等の制御を行うCPUである。図
1に示すリーダ41の主走査および副走査方向の基準位
置検出を行う位置センサ2,3と、プリンタ42の主走
査および副走査方向の基準位置検出を行う位置センサ1
0,11により検知された信号はCPU24に送信さ
れ、CPU24はその信号に基づいてモータドライバ2
5〜28を駆動することにより、各ステッピングモータ
4,8,13,18に電力が供給される。
タ42の主走査,副走査の制御やキー入力,LED表
示,編集装置との通信等の制御を行うCPUである。図
1に示すリーダ41の主走査および副走査方向の基準位
置検出を行う位置センサ2,3と、プリンタ42の主走
査および副走査方向の基準位置検出を行う位置センサ1
0,11により検知された信号はCPU24に送信さ
れ、CPU24はその信号に基づいてモータドライバ2
5〜28を駆動することにより、各ステッピングモータ
4,8,13,18に電力が供給される。
【0030】以上説明したような構成を備える本実施例
の画像処理装置においては、リーダ41で読み取った画
像情報をプリンタ42で出力する。
の画像処理装置においては、リーダ41で読み取った画
像情報をプリンタ42で出力する。
【0031】次に、リーダ41で読み取った画像情報に
対して特殊な色変換等の編集を行う場合について説明す
る。
対して特殊な色変換等の編集を行う場合について説明す
る。
【0032】図5に、本実施例における画像処理装置本
体21が編集装置107にケーブル43を介して接続さ
れている様子を示す。画像処理装置21は装置上面に操
作パネル等の操作部66を、編集装置107は同様に操
作部108を備えており、それぞれ操作者による制御を
受けると同時に、装置の状態を示す。
体21が編集装置107にケーブル43を介して接続さ
れている様子を示す。画像処理装置21は装置上面に操
作パネル等の操作部66を、編集装置107は同様に操
作部108を備えており、それぞれ操作者による制御を
受けると同時に、装置の状態を示す。
【0033】図6に、上述した画像処理装置21の操作
部66の詳細構成を示す。図中、67は複写設定枚数を
少なくするためのマイナスキーであり、68は複写設定
枚数を多くするためのプラスキーである。69は複写中
の動作を強制的に中断するためのストップキーであり、
70は複写開始を設定するためのコピーキーである。ま
た、71は出力濃度を薄くするための設定キーであり、
72は出力濃度を濃くするための設定キーである。73
は複写設定枚数を表示するための7セグメント型LED
を用いた表示部であり、また、74は出力濃度の設定値
を表示するための濃度表示部であり、F1〜F9までの
濃度レベルに分割されている。75は変倍率を小さくす
るためのマイナスキーであり、76は変倍率を大きくす
るためのプラスキーである。77は変倍率を表示する表
示部であり、変倍処理を行わない場合には「100%」
を示している。
部66の詳細構成を示す。図中、67は複写設定枚数を
少なくするためのマイナスキーであり、68は複写設定
枚数を多くするためのプラスキーである。69は複写中
の動作を強制的に中断するためのストップキーであり、
70は複写開始を設定するためのコピーキーである。ま
た、71は出力濃度を薄くするための設定キーであり、
72は出力濃度を濃くするための設定キーである。73
は複写設定枚数を表示するための7セグメント型LED
を用いた表示部であり、また、74は出力濃度の設定値
を表示するための濃度表示部であり、F1〜F9までの
濃度レベルに分割されている。75は変倍率を小さくす
るためのマイナスキーであり、76は変倍率を大きくす
るためのプラスキーである。77は変倍率を表示する表
示部であり、変倍処理を行わない場合には「100%」
を示している。
【0034】次に、図7に上述した編集装置107の操
作部108の詳細構成を示す。図中、109は出力濃度
を薄くするための設定キーであり、110は出力濃度を
濃くするための設定キーである。111は、R(レッ
ド)をG(グリーン)に色変換するモードを選択するた
めのキーであり、112はR(レッド)をB(ブルー)
に色変換するモードを選択するためのキーであり、11
3は全画像をR(レッド)だけで出力する色変換モード
を選択するためのキーである。114は出力濃度の設定
値を表示するための濃度表示部であり、115はR(レ
ッド)をG(グリーン)に色変換するモードが選択され
ていることを示すLEDの表示部であり、116はR
(レッド)をB(ブルー)に色変換するモードが選択さ
れていることを示すLEDの表示部であり、117は全
画像をR(レッド)だけで出力する色変換モードが選択
されていることを示すLEDの表示部である。
作部108の詳細構成を示す。図中、109は出力濃度
を薄くするための設定キーであり、110は出力濃度を
濃くするための設定キーである。111は、R(レッ
ド)をG(グリーン)に色変換するモードを選択するた
めのキーであり、112はR(レッド)をB(ブルー)
に色変換するモードを選択するためのキーであり、11
3は全画像をR(レッド)だけで出力する色変換モード
を選択するためのキーである。114は出力濃度の設定
値を表示するための濃度表示部であり、115はR(レ
ッド)をG(グリーン)に色変換するモードが選択され
ていることを示すLEDの表示部であり、116はR
(レッド)をB(ブルー)に色変換するモードが選択さ
れていることを示すLEDの表示部であり、117は全
画像をR(レッド)だけで出力する色変換モードが選択
されていることを示すLEDの表示部である。
【0035】以上説明したように編集装置107に接続
された画像処理装置21における画像処理を、図8を参
照して説明する。
された画像処理装置21における画像処理を、図8を参
照して説明する。
【0036】図8は、本実施例における画像処理装置お
よび編集装置において実際に画像処理を行う際の構成を
示すブロック図である。
よび編集装置において実際に画像処理を行う際の構成を
示すブロック図である。
【0037】図8において、図中破線で区切られた上部
が画像処理装置21における構成を示し、下部が編集装
置107における構成を示す。
が画像処理装置21における構成を示し、下部が編集装
置107における構成を示す。
【0038】50は画像読み取りセンサ1で得られたア
ナログ画像信号を8ビットのデジタル画像信号に変換す
るためのA/D変換部であり、A/D変換部50により
デジタル信号に変換された画像情報は、変倍部51によ
り縮小および拡大等の変倍処理が行われる。変倍部51
の動作の詳細については、後述する。次に、画像情報は
シェーディング補正部52に入力され、画像読み取りセ
ンサ1を構成する各フォトセンサの感度バラツキや、原
稿を照明する不図示のランプの明るさのバラツキ等の影
響を少なくするために、画像信号の補正が行われる。
ナログ画像信号を8ビットのデジタル画像信号に変換す
るためのA/D変換部であり、A/D変換部50により
デジタル信号に変換された画像情報は、変倍部51によ
り縮小および拡大等の変倍処理が行われる。変倍部51
の動作の詳細については、後述する。次に、画像情報は
シェーディング補正部52に入力され、画像読み取りセ
ンサ1を構成する各フォトセンサの感度バラツキや、原
稿を照明する不図示のランプの明るさのバラツキ等の影
響を少なくするために、画像信号の補正が行われる。
【0039】続いて画像信号セレクタ53において、画
像読み取りセンサ1によって読み取られた原稿の画像情
報か、または後述する編集装置107の画像メモリ10
1に予め格納されている画像情報のいずれか一方が選択
される。
像読み取りセンサ1によって読み取られた原稿の画像情
報か、または後述する編集装置107の画像メモリ10
1に予め格納されている画像情報のいずれか一方が選択
される。
【0040】そして対数変換部54において、画像信号
セレクタ53で選択されたR(レッド),G(グリー
ン),B(ブルー)の画像情報は、C(シアン),M
(マゼンタ),Y(イエロー)に変換され、色補正部5
5において、画像読み取りセンサ1の色に対する出力特
性と出力用インクの色の特性を合わせるために、色補正
される。次いで2値化部56において、8ビットの多値
データである画像信号は1ビットの2値データに変換さ
れる。
セレクタ53で選択されたR(レッド),G(グリー
ン),B(ブルー)の画像情報は、C(シアン),M
(マゼンタ),Y(イエロー)に変換され、色補正部5
5において、画像読み取りセンサ1の色に対する出力特
性と出力用インクの色の特性を合わせるために、色補正
される。次いで2値化部56において、8ビットの多値
データである画像信号は1ビットの2値データに変換さ
れる。
【0041】そして画像信号はプリントヘッドドライバ
57に送られ、2値化部56で得られた2値データに基
づいて、プリントヘッド12に電力を供給する。
57に送られ、2値化部56で得られた2値データに基
づいて、プリントヘッド12に電力を供給する。
【0042】58は、上述した各構成部に供給される画
像クロックおよび画像有効信号を発生する画像クロック
発生部であり、詳細は後述する。画像クロックおよび画
像有効信号は編集装置107の画像メモリ101からも
出力されており、画像クロックセレクタ59によってい
ずれかの画像クロックおより画像有効信号が選択され
る。
像クロックおよび画像有効信号を発生する画像クロック
発生部であり、詳細は後述する。画像クロックおよび画
像有効信号は編集装置107の画像メモリ101からも
出力されており、画像クロックセレクタ59によってい
ずれかの画像クロックおより画像有効信号が選択され
る。
【0043】60は、画像処理装置21から編集装置1
07へ、または編集装置107から画像処理装置21
へ、画像信号,画像クロック,画像有効信号等の受け渡
しのための信号線を接続するI/Fコネクタであり、画
像処理装置21のCPU24と、編集装置107のCP
U100との間の情報のを受け渡しも行われる。
07へ、または編集装置107から画像処理装置21
へ、画像信号,画像クロック,画像有効信号等の受け渡
しのための信号線を接続するI/Fコネクタであり、画
像処理装置21のCPU24と、編集装置107のCP
U100との間の情報のを受け渡しも行われる。
【0044】上述したようなI/Fコネクタ60を介し
た処理を、更に詳細に説明する。
た処理を、更に詳細に説明する。
【0045】シェーディング補正部52において補正処
理が行われた画像信号はI/Fコネクタ60を介して編
集装置107の画像メモリ101に送られ、該画像信号
に対して、編集装置107では各種編集処理を実施する
ことができる。編集処理済みの画像信号は、I/Fコネ
クタ60を介して対数変換部54へ送られる。
理が行われた画像信号はI/Fコネクタ60を介して編
集装置107の画像メモリ101に送られ、該画像信号
に対して、編集装置107では各種編集処理を実施する
ことができる。編集処理済みの画像信号は、I/Fコネ
クタ60を介して対数変換部54へ送られる。
【0046】また、編集装置107の画像メモリ101
よりの画像信号および画像クロックを使用するか否か
は、画像信号セレクタ53、および画像クロックセレク
タ59を切り換えることにより選択できる。
よりの画像信号および画像クロックを使用するか否か
は、画像信号セレクタ53、および画像クロックセレク
タ59を切り換えることにより選択できる。
【0047】上述した画像信号セレクタ53および画像
クロックセレクタ59における選択の様子を、画像処理
装置21に編集装置107が接続され、編集モードとし
て図7に示す編集装置107の操作部108においてR
単色が選択されている、即ちLED117が点灯してい
る場合を例として、図9を参照して説明する。
クロックセレクタ59における選択の様子を、画像処理
装置21に編集装置107が接続され、編集モードとし
て図7に示す編集装置107の操作部108においてR
単色が選択されている、即ちLED117が点灯してい
る場合を例として、図9を参照して説明する。
【0048】図9は、編集装置107においてR単色モ
ードが選択されているときの画像信号の処理の様子を示
す図である。
ードが選択されているときの画像信号の処理の様子を示
す図である。
【0049】図8に示すシェーディング補正部52が作
動し、画像メモリ101に入力されるR,G,Bの画像
信号は、図9に示すように例えば、R0+G0+B0と
いうように1画素毎に加算され、平均値が得られる。こ
こで得られた平均値をR信号に置きかえ、他のG信号,
B信号を「0」として、信号成分が無いとすることによ
り、R単色への色変換の編集処理を行なう。R単色処理
が実施された画像信号は、I/Fコネクタ60,画像信
号セレクタ53を介して対数変換部54に入力され、最
終的に記録紙23に出力される。
動し、画像メモリ101に入力されるR,G,Bの画像
信号は、図9に示すように例えば、R0+G0+B0と
いうように1画素毎に加算され、平均値が得られる。こ
こで得られた平均値をR信号に置きかえ、他のG信号,
B信号を「0」として、信号成分が無いとすることによ
り、R単色への色変換の編集処理を行なう。R単色処理
が実施された画像信号は、I/Fコネクタ60,画像信
号セレクタ53を介して対数変換部54に入力され、最
終的に記録紙23に出力される。
【0050】さらに、編集装置107において濃度変換
が設定されている場合について、図10を参照して説明
する。
が設定されている場合について、図10を参照して説明
する。
【0051】図10は濃度変換時における、濃度設定値
毎の濃度変換前のデータ(入力データ)と濃度変換後の
データ(出力データ)との関係を示す図である。この関
係は、編集装置内の不図示のROMに変換テーブルとし
て格納されている。
毎の濃度変換前のデータ(入力データ)と濃度変換後の
データ(出力データ)との関係を示す図である。この関
係は、編集装置内の不図示のROMに変換テーブルとし
て格納されている。
【0052】編集装置107の操作部108上の濃度表
示部114に表示されているF1〜F9までの各レベル
の濃度設定値により、画像メモリ101への入力画像信
号を図10に示す変換テーブルに合わせて変換すること
により、画像信号の濃度変換が行われる。
示部114に表示されているF1〜F9までの各レベル
の濃度設定値により、画像メモリ101への入力画像信
号を図10に示す変換テーブルに合わせて変換すること
により、画像信号の濃度変換が行われる。
【0053】次に、図11を参照して、本実施例におけ
る変倍処理の基本的な動作について説明する。
る変倍処理の基本的な動作について説明する。
【0054】図11は、本実施例の各変倍率での変倍処
理における、原稿22の読み取り範囲と記録紙23への
出力範囲を示す図である。
理における、原稿22の読み取り範囲と記録紙23への
出力範囲を示す図である。
【0055】図11によれば、まず変倍率が100%の
場合は、もちろん原稿22の読み取り範囲が100画素
であったとすれば、記録紙23への出力範囲も100画
素である。一方、200%の拡大処理を行う場合には、
読み取り範囲50画素分で、出力範囲100画素分を満
たす。また、逆に50%への縮小処理を行う場合には、
読み取り範囲100画素に対して出力範囲は50画素と
なり、75%縮小の場合にも同様に、読み取り範囲10
0画素に対し出力範囲は75画素となる。
場合は、もちろん原稿22の読み取り範囲が100画素
であったとすれば、記録紙23への出力範囲も100画
素である。一方、200%の拡大処理を行う場合には、
読み取り範囲50画素分で、出力範囲100画素分を満
たす。また、逆に50%への縮小処理を行う場合には、
読み取り範囲100画素に対して出力範囲は50画素と
なり、75%縮小の場合にも同様に、読み取り範囲10
0画素に対し出力範囲は75画素となる。
【0056】次に、図12を参照して、本実施例の画像
処理装置における複写処理について説明する。
処理装置における複写処理について説明する。
【0057】図12は、本実施例の画像処理装置におけ
る原稿1ページの複写処理を示すフローチャートであ
る。
る原稿1ページの複写処理を示すフローチャートであ
る。
【0058】図6に示す画像処理装置21のコピーキー
70が押下されることにより、本実施例における複写処
理が開始される。
70が押下されることにより、本実施例における複写処
理が開始される。
【0059】まず、図12のステップS1において、図
1に示すリーダ41の主走査のステッピングモータ4と
副走査のステッピングモータ8を回転させるように、図
4に示すCPU24からモータドライバ25,26に信
号を送って、図1に示す画像読み取りセンサ1を、位置
センサ2および3により得られる主走査,副走査の基準
位置まで移動させる。
1に示すリーダ41の主走査のステッピングモータ4と
副走査のステッピングモータ8を回転させるように、図
4に示すCPU24からモータドライバ25,26に信
号を送って、図1に示す画像読み取りセンサ1を、位置
センサ2および3により得られる主走査,副走査の基準
位置まで移動させる。
【0060】次にステップS2において、図1に示すプ
リンタ42の主走査のステッピングモータ13と副走査
のステッピングモータ18を回転させるように、図4に
示すCPU24からモータドライバ27,28に信号を
送って、図1に示すプリントヘッド12を、位置センサ
10および11により得られる主走査,副走査の基準位
置、即ち位置センサ10をプリントヘッド12が横切る
位置まで移動させる。そして記録紙23を給紙し、記録
紙を検知する位置センサ11を記録紙23が横切るまで
用紙送りローラ17を回転させる。位置センサ11で記
録紙23を検知後、更に記録紙23を一定量送り、図1
に示すように記録紙23をセットする。尚、用紙送りロ
ーラ16,17は、ベルト19,20を介してプリンタ
42の用紙送り(副走査)のステッピングモータ18が
回転することにより、記録紙23を搬送する。副走査の
ステッピングモータ18は、図4に示すCPU24から
モータドライバ28に信号を送ることにより、回転す
る。
リンタ42の主走査のステッピングモータ13と副走査
のステッピングモータ18を回転させるように、図4に
示すCPU24からモータドライバ27,28に信号を
送って、図1に示すプリントヘッド12を、位置センサ
10および11により得られる主走査,副走査の基準位
置、即ち位置センサ10をプリントヘッド12が横切る
位置まで移動させる。そして記録紙23を給紙し、記録
紙を検知する位置センサ11を記録紙23が横切るまで
用紙送りローラ17を回転させる。位置センサ11で記
録紙23を検知後、更に記録紙23を一定量送り、図1
に示すように記録紙23をセットする。尚、用紙送りロ
ーラ16,17は、ベルト19,20を介してプリンタ
42の用紙送り(副走査)のステッピングモータ18が
回転することにより、記録紙23を搬送する。副走査の
ステッピングモータ18は、図4に示すCPU24から
モータドライバ28に信号を送ることにより、回転す
る。
【0061】そして処理はステップS3へ進み、複写処
理開始前に図6に示す操作部66から予め操作者により
設定されていた変倍率により、当該複写処理は縮小処理
であるのか、拡大処理であるのかを判断する。縮小処理
時には処理はステップS10に進み、等倍処理又は拡大
処理時は、ステップS4に進む。
理開始前に図6に示す操作部66から予め操作者により
設定されていた変倍率により、当該複写処理は縮小処理
であるのか、拡大処理であるのかを判断する。縮小処理
時には処理はステップS10に進み、等倍処理又は拡大
処理時は、ステップS4に進む。
【0062】ステップS4においては、図3に示すよう
なプリンタ42の副走査方向の書き込みの最大範囲(シ
アン,マゼンタ,イエロー,クロの各100画素)を基
準として、以降の処理を行うように、CPU24の所定
の変数等を変更、記憶する。
なプリンタ42の副走査方向の書き込みの最大範囲(シ
アン,マゼンタ,イエロー,クロの各100画素)を基
準として、以降の処理を行うように、CPU24の所定
の変数等を変更、記憶する。
【0063】次にステップS5において、プリンタ42
の最大出力範囲画素数を変倍率で割り、その結果を10
0倍することにより、リーダ41の読み取り範囲の画素
数を得る。例えば、図10に示した200%拡大処理に
ついては、100/200×100=50となり、リー
ダ41での読み込みに必要な範囲画素数50が得られ
る。
の最大出力範囲画素数を変倍率で割り、その結果を10
0倍することにより、リーダ41の読み取り範囲の画素
数を得る。例えば、図10に示した200%拡大処理に
ついては、100/200×100=50となり、リー
ダ41での読み込みに必要な範囲画素数50が得られ
る。
【0064】そして処理はステップS6に進み、リーダ
41,プリンタ42をそれぞれ主走査方向に1回スキャ
ンさせ、原稿22の情報をリーダ41で読み込み、記録
紙23に読み込んだ情報を出力して、ステップS7に進
む。ステップS7では、ステップS6で実施された主走
査方向のスキャンが複写の最終主走査か否かを判断し、
最終主走査であった場合には複写処理を終了する。ステ
ップS7において最終主走査でないと判断された場合
は、ステップS8へ進む。
41,プリンタ42をそれぞれ主走査方向に1回スキャ
ンさせ、原稿22の情報をリーダ41で読み込み、記録
紙23に読み込んだ情報を出力して、ステップS7に進
む。ステップS7では、ステップS6で実施された主走
査方向のスキャンが複写の最終主走査か否かを判断し、
最終主走査であった場合には複写処理を終了する。ステ
ップS7において最終主走査でないと判断された場合
は、ステップS8へ進む。
【0065】ステップS8において、リーダ41の画像
読み取りセンサ1の位置を、図4に示すCPU24から
モータドライバ26に信号を送り、リーダ41の副走査
のステッピングモータ9を必要数回転させることによ
り、ステップS5で得られた画素数だけ、副走査方向に
移動させる。
読み取りセンサ1の位置を、図4に示すCPU24から
モータドライバ26に信号を送り、リーダ41の副走査
のステッピングモータ9を必要数回転させることによ
り、ステップS5で得られた画素数だけ、副走査方向に
移動させる。
【0066】次にステップS9において、プリンタ42
の記録紙23の位置を、図4に示すCPU24からモー
タドライバ28に信号を送り、プリンタ42の副走査の
ステッピングモータ18を回転し、100画素分副走査
方向に移動させる。そして処理はステップS6に戻り、
前記処理を必要なだけ繰り返す。
の記録紙23の位置を、図4に示すCPU24からモー
タドライバ28に信号を送り、プリンタ42の副走査の
ステッピングモータ18を回転し、100画素分副走査
方向に移動させる。そして処理はステップS6に戻り、
前記処理を必要なだけ繰り返す。
【0067】一方、ステップS10においては、図2に
示すようなリーダ41の副走査方向の読み込みの最大範
囲(レッド,グリーン,ブルーの各100画素)を基準
として、以降の処理を行うように、CPU24の所定の
変数等を変更、記憶する。
示すようなリーダ41の副走査方向の読み込みの最大範
囲(レッド,グリーン,ブルーの各100画素)を基準
として、以降の処理を行うように、CPU24の所定の
変数等を変更、記憶する。
【0068】次にステップS11において、リーダ41
の最大読み込み範囲画素数に変倍率を乗じ、その結果を
100で割ることにより、プリンタ42の出力範囲の画
素数を得る。例えば、図10に示した50%縮小処理に
ついては、100×50/100=50となり、プリン
タ42での出力に必要な範囲画素数50が得られる。ま
た、75%縮小処理については、100×75/100
=75となり、同じくプリンタ42での出力に必要な範
囲画素数75が得られる。
の最大読み込み範囲画素数に変倍率を乗じ、その結果を
100で割ることにより、プリンタ42の出力範囲の画
素数を得る。例えば、図10に示した50%縮小処理に
ついては、100×50/100=50となり、プリン
タ42での出力に必要な範囲画素数50が得られる。ま
た、75%縮小処理については、100×75/100
=75となり、同じくプリンタ42での出力に必要な範
囲画素数75が得られる。
【0069】そして処理はステップS12に進み、リー
ダ41,プリンタ42をそれぞれ主走査方向に1回スキ
ャンさせ、原稿22の情報をリーダ41で読み込み、記
録紙23に読み込んだ情報を出力して、ステップS13
に進む。ステップS13では、ステップS12で実施さ
れた主走査方向のスキャンが複写の最終主走査か否かを
判断し、最終主走査であった場合には複写処理を終了す
る。ステップS13において最終主走査でないと判断さ
れた場合は、ステップS14へ進む。
ダ41,プリンタ42をそれぞれ主走査方向に1回スキ
ャンさせ、原稿22の情報をリーダ41で読み込み、記
録紙23に読み込んだ情報を出力して、ステップS13
に進む。ステップS13では、ステップS12で実施さ
れた主走査方向のスキャンが複写の最終主走査か否かを
判断し、最終主走査であった場合には複写処理を終了す
る。ステップS13において最終主走査でないと判断さ
れた場合は、ステップS14へ進む。
【0070】ステップS14において、リーダ41の画
像読み取りセンサ1の位置を、図4に示すCPU24か
らモータドライバ26に信号を送り、リーダ41の副走
査のステッピングモータ9を必要数回転させることによ
り、100画素分副走査方向に移動させる。
像読み取りセンサ1の位置を、図4に示すCPU24か
らモータドライバ26に信号を送り、リーダ41の副走
査のステッピングモータ9を必要数回転させることによ
り、100画素分副走査方向に移動させる。
【0071】次にステップS15において、プリンタ4
2の記録紙23の位置を、図4に示すCPU24からモ
ータドライバ28に信号を送り、プリンタ42の副走査
のステッピングモータ18を回転し、ステップS11で
得られた画素数だけ副走査方向に移動させる。そして処
理はステップS12に戻り、前記処理を必要なだけ繰り
返す。
2の記録紙23の位置を、図4に示すCPU24からモ
ータドライバ28に信号を送り、プリンタ42の副走査
のステッピングモータ18を回転し、ステップS11で
得られた画素数だけ副走査方向に移動させる。そして処
理はステップS12に戻り、前記処理を必要なだけ繰り
返す。
【0072】尚、上述した図12に示す複写処理におい
て、どのステップにおいても図6に示すストップキー6
9が操作者によって押下された場合には、強制的に処理
は中断される。
て、どのステップにおいても図6に示すストップキー6
9が操作者によって押下された場合には、強制的に処理
は中断される。
【0073】次に、図13および図14を参照して本実
施例における画像信号と画像有効信号、および画像クロ
ックとの関係について説明を行う。
施例における画像信号と画像有効信号、および画像クロ
ックとの関係について説明を行う。
【0074】図13は、リーダ41およびプリンタ42
における主走査処理および副走査処理と、画像有効信号
との関係を示す図であり、図14は画像有効信号と、画
像信号と画像クロックとの関係を示すタイミングチャー
トである。
における主走査処理および副走査処理と、画像有効信号
との関係を示す図であり、図14は画像有効信号と、画
像信号と画像クロックとの関係を示すタイミングチャー
トである。
【0075】図13に示すように、本実施例において副
走査方向とは、画像読み取りセンサ1のフォトセンサの
並び方向およびプリントヘッド12のノズルの並び方向
として定義し、副走査方向の画像有効信号をVEとす
る。副走査方向の画像有効範囲はVEのハイレベルが対
応する。即ち、1回のVEの立ち上がりで画像読み取り
センサ1を副走査方向に構成する各フォトセンサが、そ
れぞれ1画素を読み取る。
走査方向とは、画像読み取りセンサ1のフォトセンサの
並び方向およびプリントヘッド12のノズルの並び方向
として定義し、副走査方向の画像有効信号をVEとす
る。副走査方向の画像有効範囲はVEのハイレベルが対
応する。即ち、1回のVEの立ち上がりで画像読み取り
センサ1を副走査方向に構成する各フォトセンサが、そ
れぞれ1画素を読み取る。
【0076】また、同様に主走査方向とは、画像読み取
りセンサ1が原稿22を読み取りながら移動する方向、
およびプリントヘッド12が記録紙23にデータを出力
しながら移動する方向として定義し、主走査方向の画像
有効信号をBVEとする。主走査方向の画像有効範囲は
BVEのハイレベルが対応する。
りセンサ1が原稿22を読み取りながら移動する方向、
およびプリントヘッド12が記録紙23にデータを出力
しながら移動する方向として定義し、主走査方向の画像
有効信号をBVEとする。主走査方向の画像有効範囲は
BVEのハイレベルが対応する。
【0077】図14において1T,2T,4T,8Tは
画像クロックであり、1Tの1/2周期が2T,2Tの
1/2周期が4T,4Tの1/2周期が8Tとなってい
る。主走査方向の画像有効信号BVEはVEの立ち上り
で変化し、BVEがハイレベルである時間(画像有効範
囲)は原稿および記録紙幅,変倍率等により変化する。
また、副走査方向の画像有効信号VEは、1Tの立ち上
りで変化し、VEがハイレベルである時間(画像有効範
囲)は画像読み取りセンサ1のフォトセンサ数、プリン
トヘッド12のノズル数により変化する。
画像クロックであり、1Tの1/2周期が2T,2Tの
1/2周期が4T,4Tの1/2周期が8Tとなってい
る。主走査方向の画像有効信号BVEはVEの立ち上り
で変化し、BVEがハイレベルである時間(画像有効範
囲)は原稿および記録紙幅,変倍率等により変化する。
また、副走査方向の画像有効信号VEは、1Tの立ち上
りで変化し、VEがハイレベルである時間(画像有効範
囲)は画像読み取りセンサ1のフォトセンサ数、プリン
トヘッド12のノズル数により変化する。
【0078】VDは画像信号であり、1画素はR(レッ
ド),G(グリーン),B(ブルー),X(ブラック)
の成分から構成されている。X信号は図8に示す色補正
部55で作り出され、画像信号の中にセットされる。画
像クロック4Tの1周期はVDのR,G,B,Xの各成
分と同じ周期になっており、画像クロック1T,2Tが
ハイレベルのときはR信号、1Tがハイレベルで2Tが
ローレベルのときはG信号、1Tがローレベルで2Tが
ハイレベルのときはB信号、1T,2T共にローレベル
のときはX信号にそれぞれ対応している。
ド),G(グリーン),B(ブルー),X(ブラック)
の成分から構成されている。X信号は図8に示す色補正
部55で作り出され、画像信号の中にセットされる。画
像クロック4Tの1周期はVDのR,G,B,Xの各成
分と同じ周期になっており、画像クロック1T,2Tが
ハイレベルのときはR信号、1Tがハイレベルで2Tが
ローレベルのときはG信号、1Tがローレベルで2Tが
ハイレベルのときはB信号、1T,2T共にローレベル
のときはX信号にそれぞれ対応している。
【0079】上述した図14における画像クロック1
T,2T,4T,8Tの生成について、図15を参照し
て説明する。
T,2T,4T,8Tの生成について、図15を参照し
て説明する。
【0080】図15の(a)に示すように、まず画像基
本クロックとして、8Tが生成される。画像基本クロッ
ク8Tは、2周期でR0等、1画素の1成分に同期して
いる。本実施例においては図15の(b)に示すよう
に、1画素毎の処理に適した1周期が1画素に同期して
いる画像クロック1Tを、画像基本クロック8Tから生
成する。その際に、4T,2Tの画像クロックも生成さ
れる。
本クロックとして、8Tが生成される。画像基本クロッ
ク8Tは、2周期でR0等、1画素の1成分に同期して
いる。本実施例においては図15の(b)に示すよう
に、1画素毎の処理に適した1周期が1画素に同期して
いる画像クロック1Tを、画像基本クロック8Tから生
成する。その際に、4T,2Tの画像クロックも生成さ
れる。
【0081】画像基本クロック8Tから、4T,2T,
1Tの画像クロックを生成する構成を、図16に示す。
図16において、410〜412は1/2分周器であ
り、画像基本クロック8Tは、1/2分周器410を通
ることにより1/2分周されて4Tが生成され、次段で
1/2分周器411を通ることにより1/2分周されて
2Tが生成され、次段で1/2分周器412を通ること
により1/2分周されて1Tが生成される。
1Tの画像クロックを生成する構成を、図16に示す。
図16において、410〜412は1/2分周器であ
り、画像基本クロック8Tは、1/2分周器410を通
ることにより1/2分周されて4Tが生成され、次段で
1/2分周器411を通ることにより1/2分周されて
2Tが生成され、次段で1/2分周器412を通ること
により1/2分周されて1Tが生成される。
【0082】次に、本実施例の変倍処理における、特に
副走査方向の変倍処理について説明する。
副走査方向の変倍処理について説明する。
【0083】図17は、上述した図8に示す変倍部51
の詳細構成および、副走査方向の変倍処理の例を示す図
である。
の詳細構成および、副走査方向の変倍処理の例を示す図
である。
【0084】図17において、32は画像情報を記憶し
ておくための画像メモリとなるRAMであり、33は画
像情報をRAM32に格納するためのライト信号、また
は読み込むためのリード信号を発生するリード/ライト
制御部である。29は上述した図8のAD変換部50よ
り出力された画像情報をRAM32に格納する際のライ
トアドレスを発生するライトアドレス制御部であり、3
0はRAM32に格納されている画像情報を読み込む際
のリードアドレスを発生するリードアドレス制御部であ
る。
ておくための画像メモリとなるRAMであり、33は画
像情報をRAM32に格納するためのライト信号、また
は読み込むためのリード信号を発生するリード/ライト
制御部である。29は上述した図8のAD変換部50よ
り出力された画像情報をRAM32に格納する際のライ
トアドレスを発生するライトアドレス制御部であり、3
0はRAM32に格納されている画像情報を読み込む際
のリードアドレスを発生するリードアドレス制御部であ
る。
【0085】また、31はアドレスバスによりRAM3
2に接続されているセレクタAであり、リード/ライト
制御部33のリード/ライト選択状態により、ライトア
ドレス制御部29またはリードアドレス制御部30のど
ちらの出力アドレスを選択するかを選択する。また、3
4はデータバスによってRAM32に接続されているセ
レクタBであり、リード/ライト制御部33がライト信
号を出力している場合に入力画像信号をRAM32のデ
ータバスに送られ、リード/ライト制御部33がリード
信号を出力している場合にRAM32のデータバス上に
出力画像が送られるように、画像信号の流れを選択す
る。
2に接続されているセレクタAであり、リード/ライト
制御部33のリード/ライト選択状態により、ライトア
ドレス制御部29またはリードアドレス制御部30のど
ちらの出力アドレスを選択するかを選択する。また、3
4はデータバスによってRAM32に接続されているセ
レクタBであり、リード/ライト制御部33がライト信
号を出力している場合に入力画像信号をRAM32のデ
ータバスに送られ、リード/ライト制御部33がリード
信号を出力している場合にRAM32のデータバス上に
出力画像が送られるように、画像信号の流れを選択す
る。
【0086】また、35は副走査方向の入力画像の構成
を示しており、図8に示すAD変換部50から出力され
た画像情報である。尚、Rn,Gn,Bn,Xnで副走
査方向のn番目の画素nを示す。また、36は入力画像
35を副走査方向に50%縮小変倍した際に得られる出
力画像の構成を示し、37は同様に副走査方向に200
%拡大変倍した際に得られる出力画像構成を示す。尚、
入力画像35および変倍出力画像36,37において、
1画素の信号はXnで示されるブラック成分を「0」と
して含んでいるものとする。
を示しており、図8に示すAD変換部50から出力され
た画像情報である。尚、Rn,Gn,Bn,Xnで副走
査方向のn番目の画素nを示す。また、36は入力画像
35を副走査方向に50%縮小変倍した際に得られる出
力画像の構成を示し、37は同様に副走査方向に200
%拡大変倍した際に得られる出力画像構成を示す。尚、
入力画像35および変倍出力画像36,37において、
1画素の信号はXnで示されるブラック成分を「0」と
して含んでいるものとする。
【0087】図17において例えば50%縮小変倍時に
は、入力画像35をRAM32に格納する際に、例えば
画素0のレッド成分R0をRAM32の0番地へ格納
し、グリーン成分G0を1番地、ブルー成分B0を2番
地へ格納する。そして、画素1についてはRAM32へ
の格納は行わない。そして次に、画素2のR2をRAM
32の3番地へ格納し、G2を4番地、B2を5番地に
格納する。以上説明したようにして、50%縮小時に
は、画素の間引きを行いながらRAM32に書き込んで
行く。そして、出力画像36を得る時に、RAM32の
0番地から順に読みだして行くことにより、50%縮小
画像情報を得ることができる。
は、入力画像35をRAM32に格納する際に、例えば
画素0のレッド成分R0をRAM32の0番地へ格納
し、グリーン成分G0を1番地、ブルー成分B0を2番
地へ格納する。そして、画素1についてはRAM32へ
の格納は行わない。そして次に、画素2のR2をRAM
32の3番地へ格納し、G2を4番地、B2を5番地に
格納する。以上説明したようにして、50%縮小時に
は、画素の間引きを行いながらRAM32に書き込んで
行く。そして、出力画像36を得る時に、RAM32の
0番地から順に読みだして行くことにより、50%縮小
画像情報を得ることができる。
【0088】一方、例えば200%の拡大変倍時には、
入力画像35をRAM32の0番地から順に全て書き込
んで行く。そして出力画像を得る時には、まずRAM3
2の0番地からR0を読み込み、1番地からG0を読み
込み、2番地からB0を読み込む。そして次に、再度0
番地から2番地を読み込み、R0,G0,B0の画像デ
ータを順に得る。次に、RAM32のアドレスを3番地
に移動してR1を読み込み、4番地からG1を読み込
み、5番地からB1を読み込む。以下同じ処理を繰り返
すことにより、200%拡大画像情報を得ることができ
る。
入力画像35をRAM32の0番地から順に全て書き込
んで行く。そして出力画像を得る時には、まずRAM3
2の0番地からR0を読み込み、1番地からG0を読み
込み、2番地からB0を読み込む。そして次に、再度0
番地から2番地を読み込み、R0,G0,B0の画像デ
ータを順に得る。次に、RAM32のアドレスを3番地
に移動してR1を読み込み、4番地からG1を読み込
み、5番地からB1を読み込む。以下同じ処理を繰り返
すことにより、200%拡大画像情報を得ることができ
る。
【0089】以上説明したようにして本実施例における
副走査方向の変倍処理が行われる。上述した副走査方向
に変倍された画像の出力の例を、図18および図19に
示す。
副走査方向の変倍処理が行われる。上述した副走査方向
に変倍された画像の出力の例を、図18および図19に
示す。
【0090】図18および図19は、記録紙23上に5
0%縮小画像を出力する様子を示す図である。
0%縮小画像を出力する様子を示す図である。
【0091】図18において、プリンタ42のプリント
ヘッド12は副走査方向に100個のノズルを保有して
いるが、50%縮小画像を出力する際には、50個のノ
ズルのみを使用する。まず、記録紙23上のに示す領
域に、画像データの50個のノズルにより、100画素
分のデータが50%縮小された画像が出力される。同様
にして、記録紙23がステッピングモータ18により送
られ、次に図19ので示す領域、そしてで示す領域
にそれぞれ縮小された画像データが出力される。
ヘッド12は副走査方向に100個のノズルを保有して
いるが、50%縮小画像を出力する際には、50個のノ
ズルのみを使用する。まず、記録紙23上のに示す領
域に、画像データの50個のノズルにより、100画素
分のデータが50%縮小された画像が出力される。同様
にして、記録紙23がステッピングモータ18により送
られ、次に図19ので示す領域、そしてで示す領域
にそれぞれ縮小された画像データが出力される。
【0092】以上説明したように、本実施例における副
走査方向の変倍処理については、画像メモリへの画像デ
ータの書き込み、または読み込みを制御するだけで、任
意の倍率に対して対応することが可能である。
走査方向の変倍処理については、画像メモリへの画像デ
ータの書き込み、または読み込みを制御するだけで、任
意の倍率に対して対応することが可能である。
【0093】次に、本実施例の主走査方向の変倍処理に
ついて、図20〜21を参照して説明する。尚、本実施
例においては、主走査方向の変倍処理がその中核をなす
ものである。
ついて、図20〜21を参照して説明する。尚、本実施
例においては、主走査方向の変倍処理がその中核をなす
ものである。
【0094】本実施例においてプリントヘッド12は変
倍率に関係なく、常に一定の速度で主走査方向に移動す
る構成になっている。従って、本実施例における主走査
方向の変倍処理では、その変倍率に応じて画像読み取り
センサ1の主走査方向の移動速度を変更することにより
対応している。即ち、等倍処理における画像読み取りセ
ンサ1の主走査方向の移動速度を基準にして、縮小変倍
時には主走査方向の移動速度を早く、拡大変倍時には主
走査方向の移動速度を遅くすることにより、主走査方向
の変倍処理に対応している。
倍率に関係なく、常に一定の速度で主走査方向に移動す
る構成になっている。従って、本実施例における主走査
方向の変倍処理では、その変倍率に応じて画像読み取り
センサ1の主走査方向の移動速度を変更することにより
対応している。即ち、等倍処理における画像読み取りセ
ンサ1の主走査方向の移動速度を基準にして、縮小変倍
時には主走査方向の移動速度を早く、拡大変倍時には主
走査方向の移動速度を遅くすることにより、主走査方向
の変倍処理に対応している。
【0095】図20は、本実施例において各変倍率(1
00%,50%,25%)での主走査方向の画像を読み
取る様子を示す図である。
00%,50%,25%)での主走査方向の画像を読み
取る様子を示す図である。
【0096】図20の(a)に100%変倍、即ち等倍
処理における、原稿22上で画像読み取りセンサ1が主
走査方向に画像を読み取るサンプル位置を矢印で示す。
図20の(a)によれば、100%等倍処理では画像読
み取りセンサ1が予め決定されている所定の速度で移動
し、原稿22上の位置00,10,20,30,40,
50,60,70,80,90,100,…で示す位置
のデータを読み取る。また同様にプリントヘッド12も
画像読み取りセンサ1が移動するのと同じ速度で記録紙
23上の主走査方向を移動しながら画像データを出力す
るため、各画素の原稿22上の位置と記録紙23上の位
置とで1対1の対応が得られ、100%の等倍処理が可
能となる。
処理における、原稿22上で画像読み取りセンサ1が主
走査方向に画像を読み取るサンプル位置を矢印で示す。
図20の(a)によれば、100%等倍処理では画像読
み取りセンサ1が予め決定されている所定の速度で移動
し、原稿22上の位置00,10,20,30,40,
50,60,70,80,90,100,…で示す位置
のデータを読み取る。また同様にプリントヘッド12も
画像読み取りセンサ1が移動するのと同じ速度で記録紙
23上の主走査方向を移動しながら画像データを出力す
るため、各画素の原稿22上の位置と記録紙23上の位
置とで1対1の対応が得られ、100%の等倍処理が可
能となる。
【0097】また、図20の(b)に50%縮小変倍処
理における、原稿22上で画像読み取りセンサ1が主走
査方向に画像を読み取るサンプル位置を矢印で示す。5
0%縮小変倍処理においては、プリントヘッド12は図
20の(a)に示す100%等倍処理の場合と同じ速度
で主走査方向に移動しながら画像データを出力するが、
画像読み取りセンサ1は主走査方向に100%等倍処理
時の2倍の速度で移動するため、画像読み取りセンサ1
の主走査方向の単位時間あたりの移動距離は、100%
における主走査方向の単位時間あたりの移動距離の2倍
になる。
理における、原稿22上で画像読み取りセンサ1が主走
査方向に画像を読み取るサンプル位置を矢印で示す。5
0%縮小変倍処理においては、プリントヘッド12は図
20の(a)に示す100%等倍処理の場合と同じ速度
で主走査方向に移動しながら画像データを出力するが、
画像読み取りセンサ1は主走査方向に100%等倍処理
時の2倍の速度で移動するため、画像読み取りセンサ1
の主走査方向の単位時間あたりの移動距離は、100%
における主走査方向の単位時間あたりの移動距離の2倍
になる。
【0098】しかし、画像読み取りセンサ1が主走査方
向に画像を読みとるタイミングは図8に示す画像クロッ
ク発生部58により制御されており、50%縮小変倍時
でも100%等倍処理時でも一定である。従って、図2
0の(b)に示す50%縮小変倍時には、原稿22の上
の位置00,20,40,60,80,100,…で示
すデータを読みとり、定速で移動するプリントヘッド1
2で出力することにより、記録紙23上に主走査方向に
おける50%縮小変倍画像を形成することが可能にな
る。
向に画像を読みとるタイミングは図8に示す画像クロッ
ク発生部58により制御されており、50%縮小変倍時
でも100%等倍処理時でも一定である。従って、図2
0の(b)に示す50%縮小変倍時には、原稿22の上
の位置00,20,40,60,80,100,…で示
すデータを読みとり、定速で移動するプリントヘッド1
2で出力することにより、記録紙23上に主走査方向に
おける50%縮小変倍画像を形成することが可能にな
る。
【0099】同様に、図20の(c)に示す25%縮小
変倍時においては、画像読み取りセンサ1を100%等
倍処理時の4倍の速度で主走査方向に移動させることに
より、実線矢印の位置00,40,80で示す画素のみ
を読み取り、主走査方向における25%縮小画像を記録
紙23上に出力することが可能になる。
変倍時においては、画像読み取りセンサ1を100%等
倍処理時の4倍の速度で主走査方向に移動させることに
より、実線矢印の位置00,40,80で示す画素のみ
を読み取り、主走査方向における25%縮小画像を記録
紙23上に出力することが可能になる。
【0100】しかし、上述したように、画像読み取りセ
ンサ1の主走査方向の移動速度を上げるためにはステッ
ピングモータ4の回転数を上げなければならず、それに
はステッピングモータの出力トルクの低下という問題が
含まれてしまう。従って本実施例では、画像読み取りセ
ンサ1の主走査方向の移動速度は2倍、即ち図20の
(b)に示す50%縮小変倍を最高速とし、50%を越
える縮小変倍処理に関しては主走査方向の画素の間引き
処理を併用することにより対応する。
ンサ1の主走査方向の移動速度を上げるためにはステッ
ピングモータ4の回転数を上げなければならず、それに
はステッピングモータの出力トルクの低下という問題が
含まれてしまう。従って本実施例では、画像読み取りセ
ンサ1の主走査方向の移動速度は2倍、即ち図20の
(b)に示す50%縮小変倍を最高速とし、50%を越
える縮小変倍処理に関しては主走査方向の画素の間引き
処理を併用することにより対応する。
【0101】従って図20の(c)に示す25%縮小変
倍処理においては、図20の(b)と同様に、画像読み
取りセンサ1の主走査方向の移動速度を100%等倍処
理時の2倍とする。従って、図20の(b)と同様に原
稿22上の位置00,20,40,60,80,100
の位置の画像データが画像読み取りセンサ1で読み取ら
れる。次に、原稿22上の位置00,20,40,6
0,80,100の位置に対応する副走査方向の画像有
効信号VE信号を1個おきに間引く(無効にする)、即
ち、原稿22上の位置00,40,80のみを有効にす
ることにより、図20の(c)に示す25%縮小変倍処
理に対応した主走査方向の画像信号を得ることができ
る。即ち、図中点線の矢印で示す画像読み取り位置2
0,60,100に対応する副走査方向の画像有効信号
VEをローレベルに固定することにより、画像読み取り
センサ1を主走査方向に100%等倍処理時の移動速度
の2倍で移動させ、VEを間引くことにより、等化的に
25%縮小変倍に相当する画像データを得ることが可能
になる。
倍処理においては、図20の(b)と同様に、画像読み
取りセンサ1の主走査方向の移動速度を100%等倍処
理時の2倍とする。従って、図20の(b)と同様に原
稿22上の位置00,20,40,60,80,100
の位置の画像データが画像読み取りセンサ1で読み取ら
れる。次に、原稿22上の位置00,20,40,6
0,80,100の位置に対応する副走査方向の画像有
効信号VE信号を1個おきに間引く(無効にする)、即
ち、原稿22上の位置00,40,80のみを有効にす
ることにより、図20の(c)に示す25%縮小変倍処
理に対応した主走査方向の画像信号を得ることができ
る。即ち、図中点線の矢印で示す画像読み取り位置2
0,60,100に対応する副走査方向の画像有効信号
VEをローレベルに固定することにより、画像読み取り
センサ1を主走査方向に100%等倍処理時の移動速度
の2倍で移動させ、VEを間引くことにより、等化的に
25%縮小変倍に相当する画像データを得ることが可能
になる。
【0102】図21に、以上説明した図20の各変倍率
における主走査方向の画像有効信号BVE、副走査方向
の画像有効信号VEと、1VEにつき出力される副走査
方向の画像信号VDの示す画素数を、100%等倍処理
時を100画素として示す。
における主走査方向の画像有効信号BVE、副走査方向
の画像有効信号VEと、1VEにつき出力される副走査
方向の画像信号VDの示す画素数を、100%等倍処理
時を100画素として示す。
【0103】図21の(a)は100%等倍処理時の例
を示しており、各VE毎の副走査方向に出力される画像
信号VDの示す画素数は100画素である。
を示しており、各VE毎の副走査方向に出力される画像
信号VDの示す画素数は100画素である。
【0104】また、図21の(b)は50%縮小変倍時
の例を示しており、上述した図17に示す構成により副
走査方向に1画素毎の間引き処理を施された画像信号V
Dの示す画素数は50画素である。尚、この時画像読み
取りセンサ1を主走査方向に100%等倍処理時の2倍
の速さで移動させており、従って主走査方向においても
50%縮小変倍処理が実現される。
の例を示しており、上述した図17に示す構成により副
走査方向に1画素毎の間引き処理を施された画像信号V
Dの示す画素数は50画素である。尚、この時画像読み
取りセンサ1を主走査方向に100%等倍処理時の2倍
の速さで移動させており、従って主走査方向においても
50%縮小変倍処理が実現される。
【0105】また、図21の(c)は同様に25%縮小
変倍時の例を示しており、上述した図17に示す構成に
より副走査方向の画像信号VDの示す画素数はその4画
素中3画素が間引かれることにより、VE毎の副走査方
向の画像信号VDの示す画素数は25画素となる。尚、
この時画像読み取りセンサ1を主走査方向に100%等
倍処理時の2倍の速さで移動させ、かつ副走査方向の画
像有効信号VEを1つおきに間引いたことにより、主走
査方向においても25%縮小変倍処理が実現される。
変倍時の例を示しており、上述した図17に示す構成に
より副走査方向の画像信号VDの示す画素数はその4画
素中3画素が間引かれることにより、VE毎の副走査方
向の画像信号VDの示す画素数は25画素となる。尚、
この時画像読み取りセンサ1を主走査方向に100%等
倍処理時の2倍の速さで移動させ、かつ副走査方向の画
像有効信号VEを1つおきに間引いたことにより、主走
査方向においても25%縮小変倍処理が実現される。
【0106】以上説明したように本実施例においては、
縮小変倍処理を行う際に、画像読み取りセンサ1の主走
査方向の移動速度を変更し、更に、移動方向1ライン分
の画像データを間引くことにより、主走査方向の縮小を
可能にするものである。
縮小変倍処理を行う際に、画像読み取りセンサ1の主走
査方向の移動速度を変更し、更に、移動方向1ライン分
の画像データを間引くことにより、主走査方向の縮小を
可能にするものである。
【0107】本実施例においては、設定変倍率99%〜
50%まではリーダ41の主走査方向のステッピングモ
ータ4の移動速度のみを可変とすることにより対応する
が、設定変倍率49%〜25%においてはリーダ41の
主走査方向のステッピングモータ4の移動速度の変更に
加え、副走査方向の画像有効信号VEの間引き処理(最
小の25%変倍時にVEを1個おきに間引く)を更に実
施する。
50%まではリーダ41の主走査方向のステッピングモ
ータ4の移動速度のみを可変とすることにより対応する
が、設定変倍率49%〜25%においてはリーダ41の
主走査方向のステッピングモータ4の移動速度の変更に
加え、副走査方向の画像有効信号VEの間引き処理(最
小の25%変倍時にVEを1個おきに間引く)を更に実
施する。
【0108】図22は、例えば副走査方向の画像有効信
号VEを2個に1個を間引いた際の、操作者により設定
された変倍率と、画像読み取りセンサ1の主走査方向に
おける移動速度の変化率との関係を示す図である。
号VEを2個に1個を間引いた際の、操作者により設定
された変倍率と、画像読み取りセンサ1の主走査方向に
おける移動速度の変化率との関係を示す図である。
【0109】図22において、操作者により設定された
変倍率をA%とし、画像読み取りセンサ1が主走査方向
に移動する速度を、100%等倍処理時を基準とした際
の変化率をB%とし、また、副走査方向の画像有効信号
VEをC個に対してD個間引くとすると、本実施例にお
いては A=B×((C−D)/C) の関係が成り立つように、A,B,C,Dを決定すれば
よい。
変倍率をA%とし、画像読み取りセンサ1が主走査方向
に移動する速度を、100%等倍処理時を基準とした際
の変化率をB%とし、また、副走査方向の画像有効信号
VEをC個に対してD個間引くとすると、本実施例にお
いては A=B×((C−D)/C) の関係が成り立つように、A,B,C,Dを決定すれば
よい。
【0110】図23に、原稿22をそれぞれ100%,
50%,25%に変倍処理した際の原稿22上の座標お
よびプリンタ42での出力結果を示す。
50%,25%に変倍処理した際の原稿22上の座標お
よびプリンタ42での出力結果を示す。
【0111】図23の(a)は、原稿22の座標を「0
0〜7B」で示しており、これはもちろん100%等倍
処理した際の記録紙23上における座標に等しい。ま
た、図23の(b)は、図23の(a)に示す原稿22
を、50%縮小変倍した際の記録紙23上における座標
であり、同様に図23の(c)は、25%縮小変倍した
際の記録紙23上における座標である。これらにより、
図23の(a)に示す原稿22は縮小変倍において、主
走査方向、副走査方向共に、それぞれ同率に縮小変倍さ
れていることがわかる。
0〜7B」で示しており、これはもちろん100%等倍
処理した際の記録紙23上における座標に等しい。ま
た、図23の(b)は、図23の(a)に示す原稿22
を、50%縮小変倍した際の記録紙23上における座標
であり、同様に図23の(c)は、25%縮小変倍した
際の記録紙23上における座標である。これらにより、
図23の(a)に示す原稿22は縮小変倍において、主
走査方向、副走査方向共に、それぞれ同率に縮小変倍さ
れていることがわかる。
【0112】次に、図24および図25を参照して、上
述した副走査方向の画像有効信号VEを間引く処理につ
いて説明する。
述した副走査方向の画像有効信号VEを間引く処理につ
いて説明する。
【0113】図24は、上述した副走査方向の画像有効
信号VEを間引くための構成を示す図である。図24に
示す構成は、本実施例においては上述した図8に示す変
倍部51に備えられているが、例えば図8に示すシェー
ディング補正部52からプリントヘッドドライバ57ま
での間の構成内や、また編集装置107内に画像メモリ
A101と対になって備えられていてもよい。
信号VEを間引くための構成を示す図である。図24に
示す構成は、本実施例においては上述した図8に示す変
倍部51に備えられているが、例えば図8に示すシェー
ディング補正部52からプリントヘッドドライバ57ま
での間の構成内や、また編集装置107内に画像メモリ
A101と対になって備えられていてもよい。
【0114】図24において、カウンタ200はVEの
立上りエッジが入る毎に加算され、カウント値を出力す
る。また、カウンタ200は主走査方向の画像有効信号
BVEがローレベルである時に、出力が「0」にクリア
されるように構成されている。NAND回路202は、
一方の入力にVEが入力され、他方の入力にカウンタ2
00の出力のLSBを反転器201で反転した信号が入
力される。そして、カウンタ200の出力のLSBがハ
イレベルとなるタイミングで、VEをマスクするように
動作する。
立上りエッジが入る毎に加算され、カウント値を出力す
る。また、カウンタ200は主走査方向の画像有効信号
BVEがローレベルである時に、出力が「0」にクリア
されるように構成されている。NAND回路202は、
一方の入力にVEが入力され、他方の入力にカウンタ2
00の出力のLSBを反転器201で反転した信号が入
力される。そして、カウンタ200の出力のLSBがハ
イレベルとなるタイミングで、VEをマスクするように
動作する。
【0115】セレクタ203のA入力はNAND回路2
02によりVEの一部がマスクされた信号であり、セレ
クタ203のB入力はVE信号である。セレクタ203
の選択信号―A/Bがローレベルの時には出力YにA入
力の信号が、選択信号―A/Bがハイレベルの時には出
力YにB入力の信号が出力される。即ち、CPU24に
データバスを介して接続されたラッチ204をCPU2
4がセット/リセットすることにより、ラッチ204の
出力をローレベルとハイレベルに制御することにより、
VEを間引くか否かをセレクタ203で選択することが
できる。
02によりVEの一部がマスクされた信号であり、セレ
クタ203のB入力はVE信号である。セレクタ203
の選択信号―A/Bがローレベルの時には出力YにA入
力の信号が、選択信号―A/Bがハイレベルの時には出
力YにB入力の信号が出力される。即ち、CPU24に
データバスを介して接続されたラッチ204をCPU2
4がセット/リセットすることにより、ラッチ204の
出力をローレベルとハイレベルに制御することにより、
VEを間引くか否かをセレクタ203で選択することが
できる。
【0116】尚、上述した図22で示したように、本実
施例においては縮小変倍率99%〜50%の時はラッチ
204の出力がハイレベルであり、縮小変倍率49%〜
25%の時はラッチ204の出力がローレベルになるよ
うに、CPU24によりラッチ204にデータが書き込
まれ、VEの間引きの制御が行われている。
施例においては縮小変倍率99%〜50%の時はラッチ
204の出力がハイレベルであり、縮小変倍率49%〜
25%の時はラッチ204の出力がローレベルになるよ
うに、CPU24によりラッチ204にデータが書き込
まれ、VEの間引きの制御が行われている。
【0117】図25に、以上説明した図24の構成にお
ける各信号のタイミングチャートを示す。図25によれ
ば、カウンタ200の出力のLSBがハイレベルである
時に、VEが間引かれることがわかる。VEが間引かれ
た結果、図17に示すリード/ライト制御部33におい
て、VEが間引かれた位置に対応する画素は、RAM3
2に書き込まれないことになる。
ける各信号のタイミングチャートを示す。図25によれ
ば、カウンタ200の出力のLSBがハイレベルである
時に、VEが間引かれることがわかる。VEが間引かれ
た結果、図17に示すリード/ライト制御部33におい
て、VEが間引かれた位置に対応する画素は、RAM3
2に書き込まれないことになる。
【0118】図26に、本実施例の複写処理における主
走査方向の走査制御のフローチャートを示す。
走査方向の走査制御のフローチャートを示す。
【0119】図26のステップS501において、まず
リーダ41の画像読み取りセンサ1を基準位置に移動さ
せる。続いてステップS502でプリンタ42のプリン
トヘッド12を基準位置に移動させる。そしてステップ
S503において、設定された変倍率が100%以下で
あるか否か、即ち縮小変倍処理であるか否かを判断す
る。ステップS503において縮小変倍処理でないと判
断されると処理はステップS506へ進み、縮小変倍処
理であると判断されるとステップS504に進む。
リーダ41の画像読み取りセンサ1を基準位置に移動さ
せる。続いてステップS502でプリンタ42のプリン
トヘッド12を基準位置に移動させる。そしてステップ
S503において、設定された変倍率が100%以下で
あるか否か、即ち縮小変倍処理であるか否かを判断す
る。ステップS503において縮小変倍処理でないと判
断されると処理はステップS506へ進み、縮小変倍処
理であると判断されるとステップS504に進む。
【0120】ステップS504においては、縮小変倍率
が50%以上100%未満であるか否かを判断する。ス
テップS504において縮小変倍率が50%未満である
と判断されるとステップS505に進み、50%以上1
00%未満であると判断されるとステップS506に進
む。ステップS505では、副走査方向の画像有効信号
VEの間引き処理を行うことを示すフラグをオンにす
る。ステップS506では、上述したように画像読み取
りセンサ1の主走査方向の走査速度を算出・変更する。
以上の処理により、出力準備が完了する。
が50%以上100%未満であるか否かを判断する。ス
テップS504において縮小変倍率が50%未満である
と判断されるとステップS505に進み、50%以上1
00%未満であると判断されるとステップS506に進
む。ステップS505では、副走査方向の画像有効信号
VEの間引き処理を行うことを示すフラグをオンにす
る。ステップS506では、上述したように画像読み取
りセンサ1の主走査方向の走査速度を算出・変更する。
以上の処理により、出力準備が完了する。
【0121】そしてステップS507において、リーダ
41,プリンタ42ともに主走査方向のスキャンを実行
する。この時のリーダ41のスキャン速度は、ステップ
S506において変更された速度であり、プリンタ42
のスキャン速度は規定速度のままである。
41,プリンタ42ともに主走査方向のスキャンを実行
する。この時のリーダ41のスキャン速度は、ステップ
S506において変更された速度であり、プリンタ42
のスキャン速度は規定速度のままである。
【0122】処理はステップS508に進み、最終の主
走査が終了したか否かを判断する。ステップS508に
おいて最終主走査が終了したと判断されると処理を終了
し、未終了であると判断されるとステップS509に進
む。ステップS509においてはリーダ41を規定長
分、副走査方向に移動する。次にステップS509で、
プリンタ42を規定長分、副走査方向に移動する。そし
て処理はステップS507に戻り、以降の処理を主走査
終了となるまで繰り返す。
走査が終了したか否かを判断する。ステップS508に
おいて最終主走査が終了したと判断されると処理を終了
し、未終了であると判断されるとステップS509に進
む。ステップS509においてはリーダ41を規定長
分、副走査方向に移動する。次にステップS509で、
プリンタ42を規定長分、副走査方向に移動する。そし
て処理はステップS507に戻り、以降の処理を主走査
終了となるまで繰り返す。
【0123】以上説明したようにして、本実施例におい
ては主走査方向の縮小変倍処理を実現している。
ては主走査方向の縮小変倍処理を実現している。
【0124】次に、上述した図8において、画像処理装
置21へのI/Fコネクタ60を挟んだ編集装置107
の接続について、以下、更に詳細に説明する。
置21へのI/Fコネクタ60を挟んだ編集装置107
の接続について、以下、更に詳細に説明する。
【0125】図27は、画像処理装置21のCPU24
および編集装置107のCPU100のI/Fコネクタ
60を介した信号の受け渡しの様子を示す図である。
および編集装置107のCPU100のI/Fコネクタ
60を介した信号の受け渡しの様子を示す図である。
【0126】図27において、61は画像処理装置21
の操作部66上のキー入力部であり、62は画像処理装
置21の操作部66上のLEDを用いた表示部であり、
63は画像処理装置21の5V等の電源が入力されてい
ることを編集装置107に報知するための画像処理装置
コネクト(FCNT)信号を発生するトランジスタであ
る。また、64はトランジスタ63のベース電流を決め
るための抵抗であり、65はI/Fコネクタ60に編集
装置107等、何も接続されていない場合に、HCNT
信号ラインをグランドレベルにするためのプルダウン抵
抗である。
の操作部66上のキー入力部であり、62は画像処理装
置21の操作部66上のLEDを用いた表示部であり、
63は画像処理装置21の5V等の電源が入力されてい
ることを編集装置107に報知するための画像処理装置
コネクト(FCNT)信号を発生するトランジスタであ
る。また、64はトランジスタ63のベース電流を決め
るための抵抗であり、65はI/Fコネクタ60に編集
装置107等、何も接続されていない場合に、HCNT
信号ラインをグランドレベルにするためのプルダウン抵
抗である。
【0127】102は編集装置107の操作部108上
のキー入力部であり、103は編集装置107の操作部
108上のLEDを用いた表示部であり、104は編集
装置107の5V等の電源が入力されていることを画像
処理装置21に報知するための編集装置コネクト(HC
NT)信号を発生するトランジスタである。また、10
5はトランジスタ104のベース電流を決めるための抵
抗であり、106はI/Fコネクタ60に画像処理装置
21が接続されていない場合に、FCNT信号ラインを
グランドレベルにするためのプルダウン抵抗である。
のキー入力部であり、103は編集装置107の操作部
108上のLEDを用いた表示部であり、104は編集
装置107の5V等の電源が入力されていることを画像
処理装置21に報知するための編集装置コネクト(HC
NT)信号を発生するトランジスタである。また、10
5はトランジスタ104のベース電流を決めるための抵
抗であり、106はI/Fコネクタ60に画像処理装置
21が接続されていない場合に、FCNT信号ラインを
グランドレベルにするためのプルダウン抵抗である。
【0128】尚、キー入力部61および102,表示部
62および103は、各装置上にそれぞれ複数存在す
る。
62および103は、各装置上にそれぞれ複数存在す
る。
【0129】図27において、画像処理装置21のコネ
クト信号(FCNT)は、画像処理装置21の電源(5
V)が投入されているときに5Vを示すハイレベルとな
り、I/Fコネクタ60を介して編集装置107へ、画
像処理装置21が動作準備完了であることを報知する。
クト信号(FCNT)は、画像処理装置21の電源(5
V)が投入されているときに5Vを示すハイレベルとな
り、I/Fコネクタ60を介して編集装置107へ、画
像処理装置21が動作準備完了であることを報知する。
【0130】編集装置107のコネクト信号(HCN
T)は、編集装置の電源(5V)が投入されているとき
に5Vを示すハイレベルとなり、I/Fコネクタ60を
介して画像処理装置21へ編集装置107が動作準備完
了であることを報知する。FCNT,HCNT信号によ
り、画像処理装置21、編集装置107は互いのCPU
に電源が投入されていることが検知でき、CPU24,
CPU100の両方に電源が入ってから通信を開始す
る。
T)は、編集装置の電源(5V)が投入されているとき
に5Vを示すハイレベルとなり、I/Fコネクタ60を
介して画像処理装置21へ編集装置107が動作準備完
了であることを報知する。FCNT,HCNT信号によ
り、画像処理装置21、編集装置107は互いのCPU
に電源が投入されていることが検知でき、CPU24,
CPU100の両方に電源が入ってから通信を開始す
る。
【0131】画像処理装置21、編集装置107間の通
信において、画像処理装置21のCPU24はまずリク
エスト信号(REQ)をハイレベルに設定して編集装置
107のCPU100へ出力し、CPU100からの応
答信号(ACK)がハイレベルになるのを待つ。編集装
置107のCPU100はCPU24からのREQ信号
がハイレベルになると、通信に必要なデータ(RDAT
A)を内部のレジスタにセットし、ACK信号をハイレ
ベルにセットして、CPU24側へ通信の準備が整った
ことを報知する。CPU24はACK信号がハイレベル
となると、通信用クロック(CLK)を出力し、CPU
24とCPU100の間において以降のデータ交換をC
LKに同期して行なう。尚、CPU24からCPU10
0への通信データをSDATA、CPU100からCP
U24への通信データをRDATAとする。
信において、画像処理装置21のCPU24はまずリク
エスト信号(REQ)をハイレベルに設定して編集装置
107のCPU100へ出力し、CPU100からの応
答信号(ACK)がハイレベルになるのを待つ。編集装
置107のCPU100はCPU24からのREQ信号
がハイレベルになると、通信に必要なデータ(RDAT
A)を内部のレジスタにセットし、ACK信号をハイレ
ベルにセットして、CPU24側へ通信の準備が整った
ことを報知する。CPU24はACK信号がハイレベル
となると、通信用クロック(CLK)を出力し、CPU
24とCPU100の間において以降のデータ交換をC
LKに同期して行なう。尚、CPU24からCPU10
0への通信データをSDATA、CPU100からCP
U24への通信データをRDATAとする。
【0132】CLKに同期してSDATAおよびRDA
TAを交換した後、CPU24はREQ信号をローレベ
ルに設定し、CPU100からのACK信号がローレベ
ルになるのを待つ。CPU100はREQ信号がローレ
ベルとなるとSDATAおよびRDATAの交換が終了
したと判断し、CPU24から受信したSDATAが収
まっている内部のレジスタよりデータを読み込んで必要
な領域にセットする。そして、ACK信号をローレベル
にセットしてCPU24にSDATAを受け取ったこと
を報知する。
TAを交換した後、CPU24はREQ信号をローレベ
ルに設定し、CPU100からのACK信号がローレベ
ルになるのを待つ。CPU100はREQ信号がローレ
ベルとなるとSDATAおよびRDATAの交換が終了
したと判断し、CPU24から受信したSDATAが収
まっている内部のレジスタよりデータを読み込んで必要
な領域にセットする。そして、ACK信号をローレベル
にセットしてCPU24にSDATAを受け取ったこと
を報知する。
【0133】CPU24はCPU100からのACK信
号がローレベルになったことを検知すると、1回の通信
を終了する。さらにCPU24,CPU100間でデー
タの交換が必要な場合には、前記処理を繰り返す。
号がローレベルになったことを検知すると、1回の通信
を終了する。さらにCPU24,CPU100間でデー
タの交換が必要な場合には、前記処理を繰り返す。
【0134】図28に、上述した図27に示す構成での
通信における、各信号のタイミングチャートを示す。
通信における、各信号のタイミングチャートを示す。
【0135】図28によれば、REQ信号がセットされ
たことを検出してACK信号を出力することにより、以
後CLKに同期してデータ通信が開始される。必要なS
DATAおよびRDATAを交換した後、REQ信号を
リセットして、これによりACK信号がリセットされる
ことにより、通信を終了する。
たことを検出してACK信号を出力することにより、以
後CLKに同期してデータ通信が開始される。必要なS
DATAおよびRDATAを交換した後、REQ信号を
リセットして、これによりACK信号がリセットされる
ことにより、通信を終了する。
【0136】次に、編集装置107等、I/Fコネクタ
60に接続されている接続機器を画像処理装置21のC
PU24が判別する種々の方法について、図29を参照
して説明する。
60に接続されている接続機器を画像処理装置21のC
PU24が判別する種々の方法について、図29を参照
して説明する。
【0137】図29は、画像処理装置21のCPU24
と、例えば編集装置107等の、何らかの接続装置との
I/Fコネクタ60を介した信号の受け渡しの様子を示
す図である。図29において、図27と同一の構成には
同一番号を付し、説明を省略する。
と、例えば編集装置107等の、何らかの接続装置との
I/Fコネクタ60を介した信号の受け渡しの様子を示
す図である。図29において、図27と同一の構成には
同一番号を付し、説明を省略する。
【0138】図29の構成において、CPU24が接続
装置を判別する第1の方法を、図30を参照して説明す
る。
装置を判別する第1の方法を、図30を参照して説明す
る。
【0139】図30は、画像処理装置21に接続されて
いる接続装置をCPU24が判別する処理を示すフロー
チャートであり、接続される装置として、少なくとも2
つ以上の候補が存在する。
いる接続装置をCPU24が判別する処理を示すフロー
チャートであり、接続される装置として、少なくとも2
つ以上の候補が存在する。
【0140】図30において、まずステップS101で
接続装置が接続されたか否かを、画像処理装置21のC
PU24がHCNT信号のレベルをチェックすることに
より判断する。HCNT信号が5Vを示すハイレベルで
あった場合は、接続装置が接続されたと判断し、処理は
ステップS102へ進む。一方、HCNT信号が0Vを
示すローレベルであった場合は、何も接続されていない
と判断され、接続装置が接続されるまでステップS10
1の処理を繰り返す。
接続装置が接続されたか否かを、画像処理装置21のC
PU24がHCNT信号のレベルをチェックすることに
より判断する。HCNT信号が5Vを示すハイレベルで
あった場合は、接続装置が接続されたと判断し、処理は
ステップS102へ進む。一方、HCNT信号が0Vを
示すローレベルであった場合は、何も接続されていない
と判断され、接続装置が接続されるまでステップS10
1の処理を繰り返す。
【0141】次にステップS102において、画像処理
装置21のCPU24からREQ信号を「ON」(ハイ
レベル)にして、通信開始を報知する。そしてステップ
S103に進み、画像処理装置21のCPU24に備え
られた内部タイマをスタートさせ、ステップS104に
進む。
装置21のCPU24からREQ信号を「ON」(ハイ
レベル)にして、通信開始を報知する。そしてステップ
S103に進み、画像処理装置21のCPU24に備え
られた内部タイマをスタートさせ、ステップS104に
進む。
【0142】ステップS104では接続装置の通信準備
が完了したか否かをチェックするため、画像処理装置2
1のCPU24が接続装置からのACK信号のレベルを
チェックする。ステップS104において、ACK信号
が「ON」(ハイレベル)の場合は、画像処理装置21
と接続装置間の通信によるデータ交換が可能と判断し、
処理はステップS105へ進む。一方、ACK信号が
「OFF」(ローレベル)の場合には、画像処理装置2
1と接続装置間の通信が未だ準備中であると判断し、ス
テップS110へ進む。
が完了したか否かをチェックするため、画像処理装置2
1のCPU24が接続装置からのACK信号のレベルを
チェックする。ステップS104において、ACK信号
が「ON」(ハイレベル)の場合は、画像処理装置21
と接続装置間の通信によるデータ交換が可能と判断し、
処理はステップS105へ進む。一方、ACK信号が
「OFF」(ローレベル)の場合には、画像処理装置2
1と接続装置間の通信が未だ準備中であると判断し、ス
テップS110へ進む。
【0143】ステップS105では、ステップS103
でスタートさせたCPU24内のタイマで計測された時
間が予め設定されていた時間t1 以内であるか否かを判
断する。タイマで計測された時間がt1 以内ならばステ
ップS109へ進み、t1 を越えていればステップS1
06へ進む。ステップS106では、ステップS103
でスタートさせたタイマで計測された時間が予め設定さ
れていた時間t2 以内であるか否かを判断する。タイマ
で計測された時間がt2 以内ならばステップS109へ
進み、t2 を越えていればステップS107へ進む。
でスタートさせたCPU24内のタイマで計測された時
間が予め設定されていた時間t1 以内であるか否かを判
断する。タイマで計測された時間がt1 以内ならばステ
ップS109へ進み、t1 を越えていればステップS1
06へ進む。ステップS106では、ステップS103
でスタートさせたタイマで計測された時間が予め設定さ
れていた時間t2 以内であるか否かを判断する。タイマ
で計測された時間がt2 以内ならばステップS109へ
進み、t2 を越えていればステップS107へ進む。
【0144】ステップS107においては、I/Fコネ
クタ60に接続装置として装置Aが接続されていると、
CPU24の内部記憶エリアに登録する。そして以降の
通信は、例えば同期/非同期・ボーレート・パリティの
有/無・偶数/奇数パリティ方法等、CPU間の通信に
必要な条件を予め決まっている装置Aのモードで実施す
るようにCPU24の通信モードを設定し、接続機器が
装置Aであると登録して、処理を終了する。また、ステ
ップS108においては、I/Fコネクタ60に接続装
置として装置Bが接続されていると、CPU24の内部
記憶エリアに登録しする。そして以降の通信は装置Bの
モードで実施するように、CPU24の通信モードを設
定し、接続機器が装置Bであると登録して、処理を終了
する。また、ステップS109においては、I/Fコネ
クタ60に接続装置として装置Cが接続されていると、
CPU24の内部記憶エリアに登録しする。そして以降
の通信は装置Cのモードで実施するように、CPU24
の通信モードを設定し、接続機器が装置Cであると登録
して、処理を終了する。
クタ60に接続装置として装置Aが接続されていると、
CPU24の内部記憶エリアに登録する。そして以降の
通信は、例えば同期/非同期・ボーレート・パリティの
有/無・偶数/奇数パリティ方法等、CPU間の通信に
必要な条件を予め決まっている装置Aのモードで実施す
るようにCPU24の通信モードを設定し、接続機器が
装置Aであると登録して、処理を終了する。また、ステ
ップS108においては、I/Fコネクタ60に接続装
置として装置Bが接続されていると、CPU24の内部
記憶エリアに登録しする。そして以降の通信は装置Bの
モードで実施するように、CPU24の通信モードを設
定し、接続機器が装置Bであると登録して、処理を終了
する。また、ステップS109においては、I/Fコネ
クタ60に接続装置として装置Cが接続されていると、
CPU24の内部記憶エリアに登録しする。そして以降
の通信は装置Cのモードで実施するように、CPU24
の通信モードを設定し、接続機器が装置Cであると登録
して、処理を終了する。
【0145】ステップS110においては、ステップS
103でスタートさせたタイマが、予め設定されたタイ
ムアウト時間を経過したか否かを判断する。タイムアウ
ト時間内であればステップS104へ戻り、タイムアウ
ト時間を越えていたならばステップS111へ進む。ス
テップS111では、CPU24の内部にインタフェー
ス回路異常を示すフラグをセットし、処理を終了する。
103でスタートさせたタイマが、予め設定されたタイ
ムアウト時間を経過したか否かを判断する。タイムアウ
ト時間内であればステップS104へ戻り、タイムアウ
ト時間を越えていたならばステップS111へ進む。ス
テップS111では、CPU24の内部にインタフェー
ス回路異常を示すフラグをセットし、処理を終了する。
【0146】上述した図29に示すステップS105お
よびステップS106の判定処理におけるHCNT,R
EQ,ACK信号のタイミングチャートを、図32の
(a)に示す。図32の(a)によれば、HCNTが
「ON」となってからREQ信号が「ON」となり、そ
の瞬間からACK信号が「ON」となるまでの時間t1
からt3 により、各装置を判定する。
よびステップS106の判定処理におけるHCNT,R
EQ,ACK信号のタイミングチャートを、図32の
(a)に示す。図32の(a)によれば、HCNTが
「ON」となってからREQ信号が「ON」となり、そ
の瞬間からACK信号が「ON」となるまでの時間t1
からt3 により、各装置を判定する。
【0147】尚、上述した図29に示す例によれば、接
続装置として装置A,B,Cの3つを判断対象とした
が、ACK信号の応答時間に差があれば、もちろん対象
装置がいくつあってもよい。
続装置として装置A,B,Cの3つを判断対象とした
が、ACK信号の応答時間に差があれば、もちろん対象
装置がいくつあってもよい。
【0148】次に、図29の構成において、CPU24
が接続機器を判別する第2の方法を、図31を参照して
説明する。
が接続機器を判別する第2の方法を、図31を参照して
説明する。
【0149】図31は、画像処理装置21に接続されて
いる接続機器をCPU24が判別する処理を示すフロー
チャートである。図31においては、接続される装置の
候補が2つである場合について説明するが、そのうちの
少なくとも1つは、CPU24に対して即時応答できる
ものとする。
いる接続機器をCPU24が判別する処理を示すフロー
チャートである。図31においては、接続される装置の
候補が2つである場合について説明するが、そのうちの
少なくとも1つは、CPU24に対して即時応答できる
ものとする。
【0150】図31において、まずステップS201で
CPU24がHCNT信号のレベルをチェックする。ス
テップS201においてHCNTのレベルがLからHに
変化した場合には、I/Fコネクタ60に何らかの機器
が接続された、または接続されている機器の電源が入れ
られたと判断し、ステップS202に進み接続機器の判
別処理がを行う。ステップS201においてHCNT信
号がローレベルのままであれば、処理はステップS20
1に戻り、先へは進まない。
CPU24がHCNT信号のレベルをチェックする。ス
テップS201においてHCNTのレベルがLからHに
変化した場合には、I/Fコネクタ60に何らかの機器
が接続された、または接続されている機器の電源が入れ
られたと判断し、ステップS202に進み接続機器の判
別処理がを行う。ステップS201においてHCNT信
号がローレベルのままであれば、処理はステップS20
1に戻り、先へは進まない。
【0151】ステップS202において、CPU24は
REQ信号をハイレベルにセットしてステップS203
に進み、2m秒の時間をおいてからステップS204に
進む。ステップS204では、CPU24が接続装置か
らのACK信号がハイレベルであるか否かを判断する。
ステップS204においてACK信号がハイレベルであ
ればステップS205に進み、ローレベルであればステ
ップS204の処理を繰り返す。
REQ信号をハイレベルにセットしてステップS203
に進み、2m秒の時間をおいてからステップS204に
進む。ステップS204では、CPU24が接続装置か
らのACK信号がハイレベルであるか否かを判断する。
ステップS204においてACK信号がハイレベルであ
ればステップS205に進み、ローレベルであればステ
ップS204の処理を繰り返す。
【0152】ステップS205では、CPU24はRE
Q信号をローレベルにセットしてステップS206に進
み、2m秒の時間をおいてからステップS207に進
む。ステップS207では、CPU24が接続装置から
のACK信号がハイレベルであるか否かを判断する。ス
テップS207においてACK信号がハイレベルであれ
ばステップS208に進み、接続装置は装置Dであると
判断してCPU24内の内部記憶エリアに装置名を登録
し、通信方式を決定して処理を終了する。
Q信号をローレベルにセットしてステップS206に進
み、2m秒の時間をおいてからステップS207に進
む。ステップS207では、CPU24が接続装置から
のACK信号がハイレベルであるか否かを判断する。ス
テップS207においてACK信号がハイレベルであれ
ばステップS208に進み、接続装置は装置Dであると
判断してCPU24内の内部記憶エリアに装置名を登録
し、通信方式を決定して処理を終了する。
【0153】一方、ステップS207においてACK信
号がローレベルであればステップS209に進み、接続
装置は装置Eであると判断してCPU24内の内部記憶
エリアに装置名を登録し、通信方式を決定して処理を終
了する。
号がローレベルであればステップS209に進み、接続
装置は装置Eであると判断してCPU24内の内部記憶
エリアに装置名を登録し、通信方式を決定して処理を終
了する。
【0154】上述した図31に示すステップS207の
判定処理におけるHCNT,REQ,ACK信号のタイ
ミングチャートを、図32の(b)に示す。図32の
(b)によれば、HCNTが「ON」となってから、R
EQ信号が「ON」となると同時にACK信号が「O
N」となった場合を示す。このようにREQ信号とAC
K信号とが同時に「ON」となったか否かにより、各装
置を判定する。
判定処理におけるHCNT,REQ,ACK信号のタイ
ミングチャートを、図32の(b)に示す。図32の
(b)によれば、HCNTが「ON」となってから、R
EQ信号が「ON」となると同時にACK信号が「O
N」となった場合を示す。このようにREQ信号とAC
K信号とが同時に「ON」となったか否かにより、各装
置を判定する。
【0155】即ち、CPU24よりのREQ信号に対
し、接続装置からのACK信号がどのタイミングで応答
されたかにより接続装置を判定する。図31に示す処理
では、ACK信号が返送されるまでの時間が2m秒まで
を「即答」として判断したが、これはもちろんI/Fコ
ネクタ60やケーブルの性能等により、適宜変更可能で
ある。
し、接続装置からのACK信号がどのタイミングで応答
されたかにより接続装置を判定する。図31に示す処理
では、ACK信号が返送されるまでの時間が2m秒まで
を「即答」として判断したが、これはもちろんI/Fコ
ネクタ60やケーブルの性能等により、適宜変更可能で
ある。
【0156】以上説明した方法の他にも、例えば図32
の(c)に示す方法による接続装置の判別も可能であ
る。
の(c)に示す方法による接続装置の判別も可能であ
る。
【0157】まず、上述した図31に示す例と同様、C
PU24がHCNT信号のレベルをチェックし、HCN
TのレベルがLからHに変化した場合に、I/Fコネク
タ60に何らかの装置が接続されているか、または、接
続装置の電源が入れられたと判断する。すると、CPU
24はREQ信号をハイレベルにセットして接続装置に
出力する。尚。この場合のREQ信号は、「OFF」と
なるまでの時間が予め定められている。そして、REQ
信号がハイレベルである間に、接続装置からのACK信
号のレベルが、LからHを経てLになるのが何回行なわ
れるかをカウントし、そのカウント値により、接続され
ている装置を判断する。
PU24がHCNT信号のレベルをチェックし、HCN
TのレベルがLからHに変化した場合に、I/Fコネク
タ60に何らかの装置が接続されているか、または、接
続装置の電源が入れられたと判断する。すると、CPU
24はREQ信号をハイレベルにセットして接続装置に
出力する。尚。この場合のREQ信号は、「OFF」と
なるまでの時間が予め定められている。そして、REQ
信号がハイレベルである間に、接続装置からのACK信
号のレベルが、LからHを経てLになるのが何回行なわ
れるかをカウントし、そのカウント値により、接続され
ている装置を判断する。
【0158】また、更に、図32の(d)に示す方法で
も、接続装置の判別が可能である。
も、接続装置の判別が可能である。
【0159】まず、上述した図31に示す例と同様、C
PU24がHCNT信号のレベルをチェックし、HCN
TのレベルがLからHに変化した場合に、I/Fコネク
タ60に何らかの装置が接続されているか、または、接
続装置の電源が入れられたと判断する。すると、CPU
24はREQ信号をハイレベルにセットして、接続装置
に出力し、接続装置からのACK信号のレベル変化をチ
ェックする。
PU24がHCNT信号のレベルをチェックし、HCN
TのレベルがLからHに変化した場合に、I/Fコネク
タ60に何らかの装置が接続されているか、または、接
続装置の電源が入れられたと判断する。すると、CPU
24はREQ信号をハイレベルにセットして、接続装置
に出力し、接続装置からのACK信号のレベル変化をチ
ェックする。
【0160】図23の(d)に示すように、接続装置か
ら返信されたACK信号が、0Vから他の電圧レベルに
変化した場合に、CPU24は接続機器からの情報が返
って来たものと判断する。尚、ACK信号の信号電圧
は、CPU24にA/Dコンバータ等を備えることによ
り検知できる。そして、CPU24は、検知されたAC
K信号の電圧レベルによって、接続装置を判断する。例
えば、ACKの電圧が1Vのときは、装置Fが接続さ
れ、ACKの電圧が4Vのときは装置Gが接続されてい
ると判断する。
ら返信されたACK信号が、0Vから他の電圧レベルに
変化した場合に、CPU24は接続機器からの情報が返
って来たものと判断する。尚、ACK信号の信号電圧
は、CPU24にA/Dコンバータ等を備えることによ
り検知できる。そして、CPU24は、検知されたAC
K信号の電圧レベルによって、接続装置を判断する。例
えば、ACKの電圧が1Vのときは、装置Fが接続さ
れ、ACKの電圧が4Vのときは装置Gが接続されてい
ると判断する。
【0161】以上説明したように、画像処理装置21に
接続された装置を特定するための各種の判別方法につい
て説明を行ったが、これらのいくつかを組み合わせるこ
とによっても、接続機器を特定することが可能である。
また、上述した例では、通信手コマンド/レスポンスに
よる判別方法について説明を行ったが、例えばI/Fコ
ネクタ60内の画像データや画像クロック等の信号に対
して、所定のパターンにより接続装置を特定することも
可能である。
接続された装置を特定するための各種の判別方法につい
て説明を行ったが、これらのいくつかを組み合わせるこ
とによっても、接続機器を特定することが可能である。
また、上述した例では、通信手コマンド/レスポンスに
よる判別方法について説明を行ったが、例えばI/Fコ
ネクタ60内の画像データや画像クロック等の信号に対
して、所定のパターンにより接続装置を特定することも
可能である。
【0162】以上説明したように本実施例によれば、画
像の縮小変倍処理を画像読み取りセンサの主走査方向の
スキャン速度を上げ、かつ画素の間引き処理を行うこと
により、ステッピングモータにかかるトルクを無理のな
い程度に抑えることができ、小型のステッピングモータ
で十分に対応できるようになる。また、画像読み取りセ
ンサが定速に立ち上がるまでの助走距離の短縮化も可能
となる。従って画像処理装置本体の小型化、静音化が図
れると同時にコスト的にも優れた画像処理装置を提供で
きる。
像の縮小変倍処理を画像読み取りセンサの主走査方向の
スキャン速度を上げ、かつ画素の間引き処理を行うこと
により、ステッピングモータにかかるトルクを無理のな
い程度に抑えることができ、小型のステッピングモータ
で十分に対応できるようになる。また、画像読み取りセ
ンサが定速に立ち上がるまでの助走距離の短縮化も可能
となる。従って画像処理装置本体の小型化、静音化が図
れると同時にコスト的にも優れた画像処理装置を提供で
きる。
【0163】尚、本実施例においては特に主走査方向の
縮小変倍処理について説明を行ったが、拡大変倍処理に
ついては、画像読み取りセンサの主走査方向の移動速度
の変更のみで対応可能である。
縮小変倍処理について説明を行ったが、拡大変倍処理に
ついては、画像読み取りセンサの主走査方向の移動速度
の変更のみで対応可能である。
【0164】<第2実施例>以下、本発明に係る第2実
施例について、図33〜図35を参照して説明する。
施例について、図33〜図35を参照して説明する。
【0165】第2実施例においては、上述した第1実施
例における副走査方向の画像有効信号VEの間引き処理
を別の構成によって実現するものであり、それ以外の構
成は第1実施例と同様である。また第2実施例において
は、副走査方向の画像有効信号VEの間引き処理は2個
に1個を間引くことに固定とする まず、画像処理装置21の操作部66から操作者が目的
とする変倍率を設定し、コピーボタン70を押下するこ
とにより、上述した第1実施例と同様に図26のフロー
チャートに従って変倍処理が実行される。
例における副走査方向の画像有効信号VEの間引き処理
を別の構成によって実現するものであり、それ以外の構
成は第1実施例と同様である。また第2実施例において
は、副走査方向の画像有効信号VEの間引き処理は2個
に1個を間引くことに固定とする まず、画像処理装置21の操作部66から操作者が目的
とする変倍率を設定し、コピーボタン70を押下するこ
とにより、上述した第1実施例と同様に図26のフロー
チャートに従って変倍処理が実行される。
【0166】第2実施例においては、例えば図26のス
テップS503〜506における処理の内容が、上述し
た第1実施例と異なる。
テップS503〜506における処理の内容が、上述し
た第1実施例と異なる。
【0167】図33に、第2実施例における画像有効信
号VEを間引くための構成を示す。
号VEを間引くための構成を示す。
【0168】図33において、上述した第1実施例の図
24に示す構成と同様の構成には同一番号を付し、説明
を省略する。図33において205はRAMであり、第
2実施例においてVE信号を間引くか否かの情報が格納
される。
24に示す構成と同様の構成には同一番号を付し、説明
を省略する。図33において205はRAMであり、第
2実施例においてVE信号を間引くか否かの情報が格納
される。
【0169】第2実施例において実際に画像を出力する
際の処理を、図34のタイミングチャートを参照して説
明する。尚、RAM205には予め偶数アドレスには
「1」(ハイレベル)、奇数アドレスには「0」(ロー
レベル)のデータが格納されている。
際の処理を、図34のタイミングチャートを参照して説
明する。尚、RAM205には予め偶数アドレスには
「1」(ハイレベル)、奇数アドレスには「0」(ロー
レベル)のデータが格納されている。
【0170】図34において、主走査方向の画像有効信
号BVEが立ち上がるタイミングでカウンタ200のリ
セットが解除され、カウンタ200ではクロック入力端
子から副走査方向の画像有効信号VEの立上りエッジが
入る毎に、カウントアップが行なわれ、カウンタ値が出
力される。カウンタ200の出力はRAM205のアド
レスに対応しており、RAM205の各アドレスに予め
格納されているデータはDBφより読みだされる。
号BVEが立ち上がるタイミングでカウンタ200のリ
セットが解除され、カウンタ200ではクロック入力端
子から副走査方向の画像有効信号VEの立上りエッジが
入る毎に、カウントアップが行なわれ、カウンタ値が出
力される。カウンタ200の出力はRAM205のアド
レスに対応しており、RAM205の各アドレスに予め
格納されているデータはDBφより読みだされる。
【0171】NAND回路202の一方入力端子にはR
AM205のDBφに接続されており、NAND回路2
02の他方入力端子にはVE信号が入力される。NAN
D回路202において入力されるDBφがハイレベルで
ある場合にはハイレベルであるVE信号がNAND回路
202から出力され、DBφがローレベルである場合に
はNAND回路202の出力はローレベルに保たれる。
AM205のDBφに接続されており、NAND回路2
02の他方入力端子にはVE信号が入力される。NAN
D回路202において入力されるDBφがハイレベルで
ある場合にはハイレベルであるVE信号がNAND回路
202から出力され、DBφがローレベルである場合に
はNAND回路202の出力はローレベルに保たれる。
【0172】以上説明したようにして、第2実施例にお
いてはVE信号を間引くことができ、49%〜25%時
に必要となるVE信号を作成することができる。
いてはVE信号を間引くことができ、49%〜25%時
に必要となるVE信号を作成することができる。
【0173】以下、第2実施例における、上述した第1
実施例の図26のステップS503〜506の変倍準備
処理を、図35を参照して説明する。
実施例の図26のステップS503〜506の変倍準備
処理を、図35を参照して説明する。
【0174】図35は上述した図33に示す構成におけ
る縮小変倍準備処理を示すフローチャートであり、上述
した第1実施例の図26に示すステップS503〜S5
06における処理に対応する。
る縮小変倍準備処理を示すフローチャートであり、上述
した第1実施例の図26に示すステップS503〜S5
06における処理に対応する。
【0175】図35において、まずステップS301で
縮小処理であるのか否かの判断を行う。縮小処理であれ
ばステップS302へ進み、縮小処理でなければステッ
プS305に進む。ステップS302においては、縮小
の変倍率が99%〜50%の範囲に入っているか、又は
49%〜25%の範囲に入っているかを判断する。変倍
率が99%〜50%の範囲に入っている場合はステップ
S305へ進み、変倍率が49%〜25%の範囲に入っ
ている場合はステップS303へ進む。
縮小処理であるのか否かの判断を行う。縮小処理であれ
ばステップS302へ進み、縮小処理でなければステッ
プS305に進む。ステップS302においては、縮小
の変倍率が99%〜50%の範囲に入っているか、又は
49%〜25%の範囲に入っているかを判断する。変倍
率が99%〜50%の範囲に入っている場合はステップ
S305へ進み、変倍率が49%〜25%の範囲に入っ
ている場合はステップS303へ進む。
【0176】ステップS303において、CPU24は
RAM205に画像有効信号VEを間引くか否かを制御
するタイミング信号を書き込む。例えば、RAM205
のアドレスバス(AN〜A0)とデータバス(DBφ)
は、CPU24のアドレス,データバスに接続できるよ
うに不図示のセレクタにより選択可能になっているとと
もに、RAM205を選択するチップセレクト信号、R
AM205にデータバスの信号を書き込むためのライト
信号、及びRAM206に記憶されているデータをデー
タバスに出力するためのリード信号を有している。
RAM205に画像有効信号VEを間引くか否かを制御
するタイミング信号を書き込む。例えば、RAM205
のアドレスバス(AN〜A0)とデータバス(DBφ)
は、CPU24のアドレス,データバスに接続できるよ
うに不図示のセレクタにより選択可能になっているとと
もに、RAM205を選択するチップセレクト信号、R
AM205にデータバスの信号を書き込むためのライト
信号、及びRAM206に記憶されているデータをデー
タバスに出力するためのリード信号を有している。
【0177】ステップS303において、SRAM20
5にはCPU24によって、例えばアドレス0を「1」
に、アドレス1を「0」に、アドレス2を「1」に、ア
ドレス3をに「0」にというように、偶数アドレスに対
しては「1」、奇数アドレスに対しては「0」であるデ
ータを書き込み、アドレスが1増す毎に「1」,
「0」,「1」,「0」・・・を繰り返すデータパター
ンを設定する。そして処理はステップS304に進む。
5にはCPU24によって、例えばアドレス0を「1」
に、アドレス1を「0」に、アドレス2を「1」に、ア
ドレス3をに「0」にというように、偶数アドレスに対
しては「1」、奇数アドレスに対しては「0」であるデ
ータを書き込み、アドレスが1増す毎に「1」,
「0」,「1」,「0」・・・を繰り返すデータパター
ンを設定する。そして処理はステップS304に進む。
【0178】ステップS304では、リーダ41の画像
読み取りセンサ1の主走査方向に移動する速度を変更す
る割合を決定する。第2実施例においては拡大,等倍,
縮小処理で99%〜50%の変倍率が設定されている場
合には、画像読み取りセンサ1の主走査方向の移動速度
を変更する割合は操作者が設定した変倍率をそのまま用
いる。一方、縮小処理で、操作者が設定した変倍率が4
9%〜25%の場合には、操作者が設定した変倍率を2
倍にした変倍率を画像読み取りセンサの主走査方向の移
動速度を変更する割合とする。尚、第2実施例において
は、リーダ41お主走査のステッピングモータ4は、主
走査方向の移動速度を変更する割合に基づいて、その回
転数が決定され、画像読みとりセンサ1の移動速度を調
整するように構成されている。
読み取りセンサ1の主走査方向に移動する速度を変更す
る割合を決定する。第2実施例においては拡大,等倍,
縮小処理で99%〜50%の変倍率が設定されている場
合には、画像読み取りセンサ1の主走査方向の移動速度
を変更する割合は操作者が設定した変倍率をそのまま用
いる。一方、縮小処理で、操作者が設定した変倍率が4
9%〜25%の場合には、操作者が設定した変倍率を2
倍にした変倍率を画像読み取りセンサの主走査方向の移
動速度を変更する割合とする。尚、第2実施例において
は、リーダ41お主走査のステッピングモータ4は、主
走査方向の移動速度を変更する割合に基づいて、その回
転数が決定され、画像読みとりセンサ1の移動速度を調
整するように構成されている。
【0179】一方、ステップS305においては、RA
M205の全ての範囲に、CPU24が「1」の信号を
書き込み、ステップS304へ進む。
M205の全ての範囲に、CPU24が「1」の信号を
書き込み、ステップS304へ進む。
【0180】以上説明したようにして、第2実施例にお
いてはRAM205にVE信号の間引きを制御するタイ
ミング信号を書き込むことにより、VE信号の1個おき
の間引き処理が可能となる。
いてはRAM205にVE信号の間引きを制御するタイ
ミング信号を書き込むことにより、VE信号の1個おき
の間引き処理が可能となる。
【0181】以上説明したように第2実施例においても
上述した第1実施例と同様の効果が得られる。
上述した第1実施例と同様の効果が得られる。
【0182】<第3実施例>以下、本発明に係る第3実
施例について、図36を参照して説明する。
施例について、図36を参照して説明する。
【0183】第3実施例における構成は上述した第1実
施例および第2実施例と同様であるため、説明を省略す
る。
施例および第2実施例と同様であるため、説明を省略す
る。
【0184】第3実施例においては、リーダ41の主走
査方向の移動速度は基本的にリーダ41の主走査方向の
ステッピングモータ4の回転数で対応できる範囲内にお
いて可変とする。一方、目的とする移動速度がリーダ4
1の主走査方向のステッピングモータ4の回転速度の対
応では得られない場合については、リーダ41の主走査
方向の移動速度を所定の速度で固定し、更に副走査方向
の画像有効信号VEを間引くことで、目的の変倍率で縮
小された画像データを得る。
査方向の移動速度は基本的にリーダ41の主走査方向の
ステッピングモータ4の回転数で対応できる範囲内にお
いて可変とする。一方、目的とする移動速度がリーダ4
1の主走査方向のステッピングモータ4の回転速度の対
応では得られない場合については、リーダ41の主走査
方向の移動速度を所定の速度で固定し、更に副走査方向
の画像有効信号VEを間引くことで、目的の変倍率で縮
小された画像データを得る。
【0185】以下、第3実施例における、変倍準備処理
を、図36を参照して説明する。
を、図36を参照して説明する。
【0186】図36は上述した第2実施例において説明
した図33に示す構成における縮小変倍準備処理を示す
フローチャートであり、上述した第1実施例の図26に
示すステップS503〜S506における処理に対応す
る。
した図33に示す構成における縮小変倍準備処理を示す
フローチャートであり、上述した第1実施例の図26に
示すステップS503〜S506における処理に対応す
る。
【0187】図36において、まずステップS401で
縮小処理であるのか否かの判断を行う。縮小処理であれ
ばステップS402へ進み、縮小処理でなければステッ
プS405に進む。ステップS402においては、縮小
の変倍率が99%〜50%の範囲に入っているか、又は
49%〜25%の範囲に入っているかを判断する。変倍
率が99%〜50%の範囲に入っている場合はステップ
S405へ進み、変倍率が49%〜25%の範囲に入っ
ている場合はステップS403へ進む。
縮小処理であるのか否かの判断を行う。縮小処理であれ
ばステップS402へ進み、縮小処理でなければステッ
プS405に進む。ステップS402においては、縮小
の変倍率が99%〜50%の範囲に入っているか、又は
49%〜25%の範囲に入っているかを判断する。変倍
率が99%〜50%の範囲に入っている場合はステップ
S405へ進み、変倍率が49%〜25%の範囲に入っ
ている場合はステップS403へ進む。
【0188】ステップS403において、CPU24は
RAM205に画像有効信号VEを間引くか否かを制御
するタイミング信号を書き込む。
RAM205に画像有効信号VEを間引くか否かを制御
するタイミング信号を書き込む。
【0189】尚、第3実施例においては、操作者により
設定された変倍率99%〜50%の範囲ではリーダ41
の主走査方向のステッピングモータ4の回転速度を可変
とすることで目的とするリーダ41の主走査方向の移動
速度が得られるが、変倍率49%〜25%の範囲では、
必要とされる高速回転にステッピングモータ4の回転速
度は対応できない。即ち、変倍率49%〜25%の縮小
処理時において、リーダ41の主走査方向の移動速度は
50%に対応する速度とし、更にVE信号を間引くこと
により、変倍率49%〜25%に対応する縮小画像デー
タを得る。
設定された変倍率99%〜50%の範囲ではリーダ41
の主走査方向のステッピングモータ4の回転速度を可変
とすることで目的とするリーダ41の主走査方向の移動
速度が得られるが、変倍率49%〜25%の範囲では、
必要とされる高速回転にステッピングモータ4の回転速
度は対応できない。即ち、変倍率49%〜25%の縮小
処理時において、リーダ41の主走査方向の移動速度は
50%に対応する速度とし、更にVE信号を間引くこと
により、変倍率49%〜25%に対応する縮小画像デー
タを得る。
【0190】RAM205には、CPU24により
「1」,「0」の繰り返しデータパターンが書き込まれ
る。第3実施例においてCPU24がRAM205上に
作成する「1」,「0」のデータパターンは、画像読み
取りセンサ1の移動速度の変更の割合、即ち50%と、
操作者により設定された変倍率によって決定される。例
えば設定変倍率が25%である場合は移動速度が50%
となることを考慮し、VE信号の数を半分にすれば良い
ことは明白であり、1VEおきにVE信号を間引くた
め、「1」,「0」,「1」,「0」,「1」,・・・
の繰り返しデータパターンとなる。また、設定変倍率が
49%である場合には、50個のVE信号のうち1個を
間引くことで対応できるため、RAM205へは「1」
が49個,「0」が1個,「1」が49個,「0」が1
個・・・の繰り返しデータパターンを書き込む。
「1」,「0」の繰り返しデータパターンが書き込まれ
る。第3実施例においてCPU24がRAM205上に
作成する「1」,「0」のデータパターンは、画像読み
取りセンサ1の移動速度の変更の割合、即ち50%と、
操作者により設定された変倍率によって決定される。例
えば設定変倍率が25%である場合は移動速度が50%
となることを考慮し、VE信号の数を半分にすれば良い
ことは明白であり、1VEおきにVE信号を間引くた
め、「1」,「0」,「1」,「0」,「1」,・・・
の繰り返しデータパターンとなる。また、設定変倍率が
49%である場合には、50個のVE信号のうち1個を
間引くことで対応できるため、RAM205へは「1」
が49個,「0」が1個,「1」が49個,「0」が1
個・・・の繰り返しデータパターンを書き込む。
【0191】次に処理はステップS404に進み、画像
読みとりセンサ1の主走査方向の移動速度を50%に変
更する。
読みとりセンサ1の主走査方向の移動速度を50%に変
更する。
【0192】一方、ステップS405においては、RA
M205はCPU24によって「1」のデータをすべて
の範囲に書き込む。即ち、画像有効信号VEは全く間引
かれないことになる。そしてステップS406におい
て、画像読みとりセンサ1の主走査方向の移動速度は、
操作者により設定された変倍率に等しい倍率になるよう
に設定される。
M205はCPU24によって「1」のデータをすべて
の範囲に書き込む。即ち、画像有効信号VEは全く間引
かれないことになる。そしてステップS406におい
て、画像読みとりセンサ1の主走査方向の移動速度は、
操作者により設定された変倍率に等しい倍率になるよう
に設定される。
【0193】以上説明した様に、第3実施例においても
上述した第1および第2実施例と同様の効果が得られ
る。
上述した第1および第2実施例と同様の効果が得られ
る。
【0194】尚、第1および第3実施例においては、読
み取りセンサの移動速度を、変倍率50%に対応するも
のを最大値としたが、これに限定せずに画像処理装置を
構成するステッピングモータの特性に応じて決定しても
よい。
み取りセンサの移動速度を、変倍率50%に対応するも
のを最大値としたが、これに限定せずに画像処理装置を
構成するステッピングモータの特性に応じて決定しても
よい。
【0195】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることは言うまでもない。
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることは言うまでもない。
【0196】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
画像データの縮小変倍処理において、画像読みとりセン
サの移動速度、即ち、ステッピングモータの回転速度を
上げる方法と、画素を間引く方法とを組み合わせること
によりステッピングモータが無理のないトルクで対応す
ることが可能となる。従って小型のステッピングモータ
が使用できるようになり、また、画像読みとりセンサを
定速に立ち上げるまでの助走距離が短くてすむようにな
り、画像処理装置の小型化や静音化、コストの低減化が
可能となる。
画像データの縮小変倍処理において、画像読みとりセン
サの移動速度、即ち、ステッピングモータの回転速度を
上げる方法と、画素を間引く方法とを組み合わせること
によりステッピングモータが無理のないトルクで対応す
ることが可能となる。従って小型のステッピングモータ
が使用できるようになり、また、画像読みとりセンサを
定速に立ち上げるまでの助走距離が短くてすむようにな
り、画像処理装置の小型化や静音化、コストの低減化が
可能となる。
【0197】
【図1】本発明に係る第1実施例の画像処理装置の構成
を示す図である。
を示す図である。
【図2】本実施例におけるリーダの1回の主走査による
原稿の読み取り範囲を示す図である。
原稿の読み取り範囲を示す図である。
【図3】本実施例におけるプリンタの1回の主走査によ
る記録紙への出力範囲を示す図である。
る記録紙への出力範囲を示す図である。
【図4】本実施例における各主走査・副走査の動作を制
御する構成を示す図である。
御する構成を示す図である。
【図5】本実施例における画像処理装置と編集装置の接
続の様子を示す図である。
続の様子を示す図である。
【図6】本実施例における画像処理装置の操作部の構成
を示す図である。
を示す図である。
【図7】本実施例における編集装置の操作部の構成を示
す図である。
す図である。
【図8】本実施例における画像処理装置および編集装置
における画像処理の構成を示すブロック図である。
における画像処理の構成を示すブロック図である。
【図9】本実施例における編集装置におけるR単色モー
ドでの画像処理の様子を示す図である。
ドでの画像処理の様子を示す図である。
【図10】本実施例における濃度設定値毎の濃度変換テ
ーブルを示す図である。
ーブルを示す図である。
【図11】本実施例における各変倍率での原稿の読み取
り範囲と記録紙への出力範囲を示す図である。
り範囲と記録紙への出力範囲を示す図である。
【図12】本実施例の複写処理における副走査方向の走
査制御を示すフローチャートである。
査制御を示すフローチャートである。
【図13】本実施例における主走査処理および副走査処
理と画像有効信号との関係を示す図である。
理と画像有効信号との関係を示す図である。
【図14】本実施例における画像有効信号と画像信号,
画像クロックとの関係を示すタイミングチャートであ
る。
画像クロックとの関係を示すタイミングチャートであ
る。
【図15】本実施例における画像クロックの種類を示す
図である。
図である。
【図16】本実施例における画像クロックを生成する構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図17】本実施例における変倍部の詳細構成および変
倍処理の例を示す図である。
倍処理の例を示す図である。
【図18】本実施例における記録紙上に50%画像を出
力する様子を示す図である。
力する様子を示す図である。
【図19】本実施例における記録紙上に50%画像を出
力する様子を示す図である。
力する様子を示す図である。
【図20】本実施例における各変倍率(100%,50
%,25%)での主走査方向の画像を読み取る様子を示
す図である。
%,25%)での主走査方向の画像を読み取る様子を示
す図である。
【図21】本実施例における各変倍率でのVEおよびV
D信号の関係を示す図である。
D信号の関係を示す図である。
【図22】本実施例における変倍率と主走査方向の移動
速度の変化率との関係を示す図である。
速度の変化率との関係を示す図である。
【図23】本実施例における各変倍率での原稿上の座標
および出力結果を示す。
および出力結果を示す。
【図24】本実施例における画像有効信号VEを間引く
ための構成を示す図である。
ための構成を示す図である。
【図25】本実施例における図24の構成における各信
号のタイミングチャートを示す図である。
号のタイミングチャートを示す図である。
【図26】本実施例の複写処理における主走査方向の走
査制御を示すフローチャートである。
査制御を示すフローチャートである。
【図27】本実施例における画像処理装置と編集装置と
の信号の受け渡しの様子を示す図である。
の信号の受け渡しの様子を示す図である。
【図28】本実施例における図27の構成における各信
号のタイミングチャートを示す図である。
号のタイミングチャートを示す図である。
【図29】本実施例における画像処理装置と接続装置と
の信号の受け渡しの様子を示す図である。
の信号の受け渡しの様子を示す図である。
【図30】本実施例における接続装置を判別する処理を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図31】本実施例における接続装置を判別する処理を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図32】本実施例における接続装置の判別処理におけ
るHCNT,REQ,ACK信号のタイミングチャート
である。
るHCNT,REQ,ACK信号のタイミングチャート
である。
【図33】本発明に係る第2実施例における画像有効信
号VEを間引くための構成を示す図である。
号VEを間引くための構成を示す図である。
【図34】第2実施例における図33の構成における各
信号のタイミングチャートを示す図である。
信号のタイミングチャートを示す図である。
【図35】第2実施例における画像有効信号VEを間引
く処理を示すフローチャートである。
く処理を示すフローチャートである。
【図36】本発明に係る第3実施例における画像有効信
号VEを間引く処理を示すフローチャートである。
号VEを間引く処理を示すフローチャートである。
【図37】従来の画像処理装置における変倍率と画像読
み取りセンサの相対速度との関係を示す図である。
み取りセンサの相対速度との関係を示す図である。
【図38】従来の画像処理装置におけるステッピングモ
ータの回転数と出力トルクとの一般的な関係を示す図で
ある。
ータの回転数と出力トルクとの一般的な関係を示す図で
ある。
1 画像読み取りセンサ 2,3,10,11 位置センサ 4,8 リーダのステッピングモータ 5,8,14,19,20 ベルト 7 主走査盤 12 プリントヘッド 13,18 プリンタのステッピングモータ 22 原稿 23 記録紙 41 リーダ 42 プリンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉島 喜代久 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 本山 栄一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 野中 隆 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 新井 康治 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 林 俊男 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内
Claims (9)
- 【請求項1】 変倍率を設定する変倍率設定手段と、 画像有効信号のタイミングに従って画像を読み取る画像
読み取り手段と、 前記画像読み取り手段を主走査方向に移動させる移動手
段と、 前記移動手段を駆動する駆動手段と、 前記駆動手段を制御する駆動制御手段と、 画像データを記憶する画像記憶手段と、 画像データを間引く画像間引き手段と、 前記画像記憶手段に記憶された画像データを出力する画
像出力手段とを有し、 前記駆動制御手段と前記画像間引き手段との組み合わせ
により前記変倍率設定手段により設定された変倍率に従
って変倍処理を行うことを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項2】 前記駆動制御手段のみによる変倍処理
と、前記駆動制御手段と前記画像間引き手段との組み合
わせによる変倍処理とを選択することを特徴とする請求
項1記載の画像処理装置。 - 【請求項3】 前記変倍率設定手段により設定された変
倍率をA%、前記駆動制御手段による変倍率をB%、前
記画像間引き手段による間引き率をEとした場合におい
て、A=B×Eの関係が成り立つことを特徴とする請求
項2記載の画像処理装置。 - 【請求項4】 前記駆動制御手段による変倍率Bを固定
とし前記画像間引き手段による間引き率Eを可変とする
ことにより変倍処理を行うことを特徴とする請求項3記
載の画像処理装置。 - 【請求項5】 前記駆動制御手段による変倍率Bを可変
とし前記画像間引き手段による間引き率Eを固定とする
ことにより変倍処理を行うことを特徴とする請求項3記
載の画像処理装置。 - 【請求項6】 前記画像間引き手段による間引き率Eは
画像を構成する画素C個に対してD個を間引くとき、E
=(C−D)/Cの関係が成り立つことを特徴とする請
求項3記載の画像処理装置。 - 【請求項7】 前記画像読み取り手段は1回の画像有効
信号のタイミングで少なくとも2つの画素を読み取るこ
とを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の画像
処理装置。 - 【請求項8】 前記画像間引き手段は画像有効信号を間
引くことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載
の画像処理装置。 - 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれかに記載の画像
処理装置における画像処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6034556A JPH07245699A (ja) | 1994-03-04 | 1994-03-04 | 画像処理装置および方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6034556A JPH07245699A (ja) | 1994-03-04 | 1994-03-04 | 画像処理装置および方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07245699A true JPH07245699A (ja) | 1995-09-19 |
Family
ID=12417594
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6034556A Withdrawn JPH07245699A (ja) | 1994-03-04 | 1994-03-04 | 画像処理装置および方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07245699A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111625083A (zh) * | 2019-02-28 | 2020-09-04 | 卡西欧计算机株式会社 | 电子设备、动作方法以及存储介质 |
-
1994
- 1994-03-04 JP JP6034556A patent/JPH07245699A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111625083A (zh) * | 2019-02-28 | 2020-09-04 | 卡西欧计算机株式会社 | 电子设备、动作方法以及存储介质 |
CN111625083B (zh) * | 2019-02-28 | 2023-07-14 | 卡西欧计算机株式会社 | 电子设备、动作方法以及存储介质 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010508 |