JPH05307447A - 画像入出力装置 - Google Patents

画像入出力装置

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JPH05307447A
JPH05307447A JP4111748A JP11174892A JPH05307447A JP H05307447 A JPH05307447 A JP H05307447A JP 4111748 A JP4111748 A JP 4111748A JP 11174892 A JP11174892 A JP 11174892A JP H05307447 A JPH05307447 A JP H05307447A
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image
data
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unit
frame memory
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JP4111748A
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Masahiro Nishio
雅裕 西尾
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 通信回線の利用状況に応じて最適な画像デー
タ転送制御が行える画像入出力装置を提供することを目
的とする。 【構成】 フレームメモリ制御部4に1バンド分の画像
データサイズを通知する手段を備えることにより、通信
相手装置は画像入出力のデータ転送制御において、通信
回線を占有する制御/占有しない制御を適時選択するこ
とが可能となる。そして本装置は、通信相手装置の選択
した通信制御手順に合わせたデータ転送することによ
り、通信回線の使用効率の最適化を図ることが可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンピユータ等の外部装
置とのデータ転送機能を備えた画像入出力装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】コンピユータ等のデータを保持する外部
装置からデータを受信し、画像を形成して出力する従来
の画像処理装置の例を図11に示す。図11に示すよう
に、例えば、インタフエース制御部401、受信バツフ
アメモリ402、メモリコントローラ403、画像生成
部404、プリンタ制御部405、出力バツフア406
およびプリンタ部407等から構成されている。そし
て、外部装置からインタフエース制御部401に送られ
るデータは、メモリコントローラ403の管理下におい
て、受信バツフアメモリ402にストアされる。この受
信バツフアメモリの形態は、ダブルバツフア、リングバ
ツフア等、画像出力装置によつて異なり、種々の形態が
ある。
【0003】以上の構成を備える従来のデータ受信制御
を図12に示す。以下、図12を参照して従来のデータ
受信制御を説明する。ステツプ5−1に示すように外部
装置からの指示をトリガとしてデータ転送を開始し、ス
テツプ5−2で1ライン分相当量のデータ受信が完了と
判断されるまでこのデータ受信を続ける。そして、1ラ
イン分相当量のデータ受信が完了した時点でステツプ5
−2よりステツプ5−3に進み、データ転送を中断す
る。そして、続くステツプ5−4で1ライン分の画像生
成を実行する。
【0004】その後ステツプ5−5でプリンタ部407
を起動する。続くステツプ5−6で1ライン分の画像の
出力が完了するまで待ち、1ライン分の画像の出力が完
了するとステツプ5−7に進み、出力ライン数が予め指
定されたライン数と一致するか否かを調べる。出力ライ
ン数が予め指定されたライン数と一致しない場合にはス
テツプS5−1に戻り、出力ライン数が予め指定された
ライン数と一致するまで、あるいは外部装置より終了信
号を受信するまで上記処理を繰り返す。出力ライン数が
予め指定されたライン数と一致すると処理を終了する。
これにより、所望するサイズの出力画像を得ることがで
きる。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例では、データ受信開始後は、指定された全画像
サイズの出力が完了するまでデータ通信に使用している
通信回線が占有される。このため、例えば、GPIB
I/FやSCSI I/Fのように、同一バス上に複数
のデバイスを接続できるシステムの場合、他のデバイス
が通信回線を使用できないという欠点があつた。
【0006】また、画像出力装置、外部装置間において
も、外部装置はスプーラ等の特別なオペレーティングシ
ステムを使用しない限り、画像データの転送が完了する
までは他のジョブが実行できないという欠点があつた。
これらの欠点は、特にフルカラー画像のように大容量の
データ転送を要する場合、特に問題となる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決することを目的としてなされたもので、上述の課題を
解決する一手段として以下の構成を備える。即ち、外部
装置との間でデータ転送可能な画像入出力装置におい
て、通信相手装置よりの通信画像種別及び画像入出力装
置の指定を受信する受信手段と、該受信手段での通信情
報を基に1バンド分の画像データ転送に必要なデータサ
イズを算出する算出手段と、通信相手装置からの要求に
応じて前記算出手段で算出したデータサイズを通知する
通知手段と、該通知手段での通知データサイズを基に実
行される前記通信相手装置よりのデータ転送制御に従い
データ転送を実行するデータ転送手段とを備える。
【0008】
【作用】以上の構成において、通信回線の利用状況に応
じて最適な画像データ転送制御が行える。例えば、コン
ピユータ等、外部装置間とのデータ転送機能を備えた画
像入出力装置において、画像入出力装置の指定を通信相
手装置から選択・指定するとともに、通信相手装置より
入出力する画像の画像種別、画像サイズ、入出力位置座
標拡大・縮小率に関する情報等を受信し、これらの情報
を基に1バンド分の画像データ転送に必要なデータサイ
ズを算出し、通信相手装置からの要求に応じ、算出した
データサイズを通知する手段を設けることで、通信回線
の利用状況に応じて最適な画像データ転送制御が行え
る。
【0009】
【実施例】以下、添付図面に従つて、本発明に係る一実
施例を詳細に説明する。以下の実施例においては、イン
クジエツト記録方法を用いた画像入出力装置を例として
説明される。 <全体の機能ブロツク図>図1及び図2は本実施例のイ
ンクジエツト記録方法を用いた画像入出力装置としての
デジタルカラー複写機の構成を示す機能ブロツク図、図
3は以上の構成を備える本実施例を適用したデジタルカ
ラー複写機の外観図を示している。
【0010】本実施例においては、全体を2つの部分に
分けることができる。図3の上部は原稿像を読み取り、
デジタルカラー画像データを出力するカラーイメージス
キャナ部(スキャナ部)1と、スキャナ部1に内蔵され
たデジタルカラー画像データの各種画像処理を行なうと
共に、外部装置とのインタフエース等の処理機能を有す
るコントローラ部2より構成される。スキャナ部1は原
稿押さえ11の下向きに置かれた立体物、シート原稿を
読み取るための機構も内蔵している。また、操作部10
はコントローラ部2に接続されており、複写機としての
各種情報を入力するためのものである。コントローラ部
2は入力された情報に応じてスキャナ部1やプリンタ部
3に動作に関する指示を行なう。さらに複雑な編集処理
を行なう必要がある場合には原稿押さえ11に替えてデ
ジタイザ等を取付け、これをコントローラ部2に接続す
ることにより高度な処理が可能になる。
【0011】図3の下部は、コントローラ部2より出力
されたカラーデジタル画像信号を記録紙に記録するため
のプリンタ部3である。本実施例においてプリンタ部3
はインクジエツト方式の記録ヘツドを使用したフルカラ
ーのインクジエツトプリンタである。プリンタ部3にお
いては、用紙カセツト20又は21より供給される記録
用紙に印刷記録を行なつた後、排紙トレイ23より出力
される。
【0012】上記説明の2つの部分は分離可能であり、
接続ケーブルを延長することによつて離れた場所に設置
することも可能になつている。また、4はフレームメモ
リ制御部である。制御部102,111,121及び1
12は、それぞれスキャナ部1、コントローラ部2、プ
リンタ部3およびフレームメモリコントロール部4の制
御を行なう制御回路であり、本実施例においてはマイク
ロコンピユータとプログラムROMとデータメモリと通
信回路等より構成されている。しかし、この制御回路の
構成は以上に限定されるものではなく、全てハードウエ
アで構成しても良い。
【0013】制御部102と制御部111間、制御部1
11と制御部112間及び制御部111と制御部121
間は、それぞれ通信回線により接続されており、カラー
複写機として動作する場合には、制御部102,12
1,112はそれぞれ制御部111の指示により動作を
行なう、所謂マスター/スレーブの制御形態を採用して
いる。
【0014】また、制御部112に接続されている外部
パラレルインタフエースを介してホスト機(不図示)か
らのコマンドより種々の動作を行なうリモートモード
(後述)の場合は、制御部112がマスターとなつて制
御部111に各指示を行ない、制御部111はこれに基
づき制御部102,121に指示を行なう形態となる。
このリモートモードへの移行はホスト機からの指示、又
は操作部10のキースイツチの操作により行なわれる。
【0015】制御部111は、カラー複写機として動作
する場合には、操作部10やデジタイザ114よりの入
力指示に従い動作を行なう。操作部10は、例えば表示
部として液晶を使用し、またその表面に透明電極よりな
るタツチパネルを具備することにより、色に関する指定
および編集動作の指定等の指示選択を行なえるように構
成されている。また、動作に関するキー、例えば複写動
作開始を指示するスタートキー、複写動作停止を指示す
るストツプキー、動作モードを標準状態に復帰するリセ
ツトキー、プロジエクタの選択を行なうプロジエクタキ
ー等の使用頻度の高いキーは独立して設けられている。
【0016】デジタイザ114は、トリミングやマスキ
ング処理等に必要な位置情報を入力するためのもので、
複雑な編集処理が必要な場合にオプションとして接続さ
れる。さらに、制御部111は、画像に関する各種の処
理を行なう多値合成部106、画像処理部107、2値
化処理部108および2値合成部109の制御を行な
う。
【0017】制御部102は、スキャナ部1の主にメカ
部分の駆動制御を行なうメカ駆動部105の制御、反射
原稿読み取り時のランプの露光制御を行なう露光制御部
103の制御およびプロジエクタを使用したときのハロ
ゲンランプ90の露光制御を行なう露光制御部104の
制御を行なう。また、制御部102は画像に関する各種
の処理を行なうアナログ信号処理部100と入力画像処
理部101の制御も行なう。
【0018】制御部121は、プリンタ部3のメカ部分
の駆動制御を行なうメカ駆動部105と、プリンタ部3
のメカ部分の動作時間のばらつきの吸収と記録ヘツド1
17〜120の機構上の並びによる遅延補正を行なう同
期遅延メモリ115との制御を行なう。以上の構成にお
けるフレームメモリ制御部4の詳細構成を図4を参照し
て以下説明する。
【0019】図4はフレームメモリ110および制御部
112をより詳細に示したブロツク図である。図4中、
303はCPUであり、本実施例では公知のマイクロプ
ロセツサを使用している。304はプログラム格納用R
OM、305はワーク域として使用するRAMである。
308及び309は不図示の外部装置とのデータ送受を
行なうGPIBコントローラ、SCSIコントローラで
あり、両者はDMAコントローラ307を介して直接フ
レームメモリ300〜302間とのデータ転送が可能で
ある。320は制御部111と通信を行なうためのメー
ルボツクスであり、公知のデユアルポートRAMにより
各種情報交換を行なう。フレームメモリ300〜302
は各々4Mバイト、計12Mバイトの容量を持つRAM
で構成されている。
【0020】このフレームメモリ領域をカバーするため
には、24ビツトアドレスバスが必要であるが、本実施
例で使用したCPU303、およびDMAコントローラ
307は、アドレスバスとして16ビツトしか備えてい
ない。このため、不足ビツト分をバンクレジスタ306
を使用して生成している。バンクレジスタ306はCP
U303によりアドレス値、その他制御情報を設定する
ことができる。
【0021】314はアドレス変換回路であり、CPU
303、バンクレジスタ306、DMAコントローラ3
07がフレームメモリ300〜302をアクセスする際
に生成するアドレス24ビツトのうち、上位9ビツトの
アドレスを変換する。次に、以上の構成を備える本実施
例の動作を、実際の画像の流れに沿つて説明する。
【0022】CCD16上に結像された読み取り画像
は、CCD16によりアナログ電気信号に変換される。
変換された画像情報は、赤(R)→緑(G)→青(B)
のようにシリアルに処理されアナログ信号処理部100
に入力される。アナログ信号処理部100では、赤、
緑、青の各色毎にサンプル&ホールド、ダークレベルの
補正、ダイナミツクレンジの制御等の信号処理を行な
う。そして、該信号処理を行なつた後に、アナログ/デ
ジタル変換(A/D変換)処理を行ない、シリアル多値
(本実施例では、各色8ビツト長)のデジタル画像信号
に変換して入力画像処理部101に出力する。
【0023】入力画像処理部101では、シリアル多値
のデジタル画像信号のままでCCD補正、γ補正等の読
み取り系で必要な補正処理を行なう。コントローラ部2
の多値合成部106は、スキャナ部1より送られてくる
シリアル多値のデジタル画像信号と、フレームメモリ1
10から送られてくるシリアル多値のデジタル画像信号
の何れの画像信号を画像処理部107に送るかという選
択、および両シリアル多値画像信号の合成処理等を行な
う回路ブロツクである。多値合成部106で選択合成さ
れた画像データは、シリアル多値のデジタル画像信号の
まま画像処理部107に送られる。
【0024】画像処理部107は、スムージング処理、
エツジ強調、黒抽出、記録ヘツド117〜120で使用
する記録インクの色補正のためのマスキング処理等を行
なう回路である。画像処理部107よりのシリアル多値
のデジタル画像信号出力は、2値化処理部108および
フレームメモリ110にそれぞれ入力される。2値化処
理部108は、シリアル多値のデジタル画像信号を2値
化するための回路であり、固定スライスレベルによる単
純2値化処理、誤差拡散法による疑似中間調処理等を選
択することができる。シリアル多値のデジタル信号は、
2値化処理部108により4色の2値パラレル画像信号
に変換される。2値合成部109へは4色、フレームメ
モリ110へは3色の画像データが送られる。
【0025】2値合成部109は、フレームメモリ11
0より送られてくる3色、又は4色の2値パラレル画像
信号と、2値化処理部108より送られてくる4色の2
値パラレル画像信号とを選択、および合成して4色の2
値パラレル画像信号にするための回路である。フレーム
メモリ制御部4の制御部112は、フレームメモリ11
0の制御を行ない、前述の多値合成部106と2値合成
部109とにタイミングを合わせ、所定の合成位置にフ
レームメモリ110に記憶されている画像データを出力
する。また、スキャナ部1から送られてくる原稿画像を
多値のまま画像処理部107から、あるいは2値画像処
理部108の出力から2値としてフレームメモリに書き
込む。
【0026】入力画像データ処理部123は、後に詳細
に説明するように、制御部112の指示により、拡大処
理、対数変換、パレツト変換等を行なう。また、制御部
112はIEEE−488の、いわゆるGPIBインタ
フエース、又はSCSIインタフエース等の汎用パラレ
ルインタフエースの制御も行つており、該インタフエー
スを介してホスト機との画像データの入出力や、ホスト
機によるリモート制御が可能に構成されている。
【0027】プリンタ部3の同期遅延メモリ115は、
プリンタ部3のメカ部の動作時間のばらつきの吸収を行
なうとともに、記録ヘツド117〜120の駆動に必要
なタイミングを生成するためのものである。ヘツドドラ
イバ116は、記録ヘツド117〜120を駆動するた
めのアナログ駆動回路であり、記録ヘツド117〜12
0を直接駆動できる信号を内部で生成する。記録ヘツド
117〜120は、それぞれシアン、マゼンタ、イエロ
ー、ブラツクのインクを吐出すことにより、記録用紙上
に画像を形成する。
【0028】本実施例の画像出力装置が外部装置との間
で画像データ転送する場合の制御は前述のフレームメモ
リ制御部4により実現しており、図4に示すROM30
4にその転送制御プログラムが格納されている。以下、
この外部装置との間で画像データ転送する場合の制御
を、図5に示すフローチヤートを参照して以下に説明す
る。
【0029】前述のとおり、本実施例においては、外部
装置とのインタフエースとして、GPIBインタフエー
ス308及びSCSIインタフエース309を備え、両
インタフエースでデータ転送可能であるが、以下の説明
はSCSIインタフエース309により画像データ通信
する場合を例に説明する。なお、GPIBインタフエー
ス308、SCSIインタフエース309のいずれを選
択するかは、フレームメモリ制御部4に設けられたハー
ドスイツチの設定状態で定まり、読み込んだハードスイ
ツチがどちらのインタフエースの使用指示かにより判別
/選択を実行する。
【0030】図5において、本実施例装置に画像データ
を転送しようとする外部装置は先ずステツプS1で本実
施例装置に対して『SET WINDOW』コマンドを
発行し、WINDOWに関する情報をフレームメモリ制
御部4に通知する。ここで、WINDOW情報とはスキ
ャナ部1、あるいはプリンタ部3により画像を入出力す
る際の詳細情報であり、本実施例においては以下に示す
1〜6の項目の指定が可能となつている。
【0031】1)画像入出力位置座標 2)入出力サイズ 3)画像種別・・・RBB24ビツト画像(8ビツト×
3)、8ビツトパレツト画像、2値ビツトマツプ画像 4)画像サイズ 5)拡大/縮小指定 6)出力用紙選択(プリンタ選択時のみ) フレームメモリ制御部4では、以上の各項目に対応する
スキャナ/プリンタそれぞれ独立した最大256個ずつ
のテーブルを備えており、各テーブルはWINDOW
IDにより識別する。なお、このテーブル内容は新規に
書き換えられるまで保持される。
【0032】次に、外部装置は、ステツプS2で本実施
例装置に対する『SCAN』コマンドを発行する。フレ
ームメモリ制御部4では、この受信『SCAN』コマン
ドのLogical Unit Number (以下、LUNと略す)が
“0”か否かを調べる。本実施例においては、スキャナ
はLUN=0、プリンタはLUN=3に定義されてい
る。このため、ステツプS3でLUNが“0”であれば
読み取り(画像送信)要求であると判断し、続くステツ
プS4でスキヤナ部1の起動を行なう。なお、『SCA
N』コマンドでWINDOW IDを指定することで、
先に説明したWINDOWを選択することができる。ス
キャナ部1の制御部102はこのコマンドを受信する
と、ステツプS4で1スキャン分の画像の読み込みを実
行してステツプS7に進み、アイドル状態(画像転送待
ち状態)に入る。
【0033】一方、ステツプS3で、LUNが“0”で
なければ(“3”であれば)画像出力要求であると判断
し、ステツプS5に進みプリンタ部3を起動する。プリ
ンタ部3の制御部111は、このコマンドを受信すると
ステツプS7に進み、すぐにアイドル状態となり、外部
装置からの画像データ転送待ちとなる。そしてステツプ
S7以後、外部装置とフレームメモリ制御部4との間で
画像の入出力制御が実行される。本実施例においては、
この入出力制御として以下に示す2パターンの制御手
順、即ちフレームメモリ制御部4に対し1スキャン分の
データ転送量を問い合わせる『GET ADTA BU
FFER』コマンドを発行する制御手順と、『GET
ADTA BUFFER』コマンドを発行しない制御手
順とを有している。以下、2つの制御手順を説明する。
【0034】なお、本実施例のデジタルカラー複写機は
図6に示すように、1枚の画像をバンド単位に分割して
いる。そして、このバンドを順次複数回繰り返してスキ
ャンして画像を形成する。 (1)『GET DATA BUFFER』コマンドを
発行する制御手順 本実施例においては、フレームメモリ制御部4は外部装
置から『GET DATA BUFFER』コマンドの
発行による問い合わせに応じ、上述した図6に示す1ス
キャン分のデータサイズを算出/通知する手段を有して
いる。従つて、この制御手順を実行する場合には、フレ
ームメモリ制御部4に対して以下に示す問い合わせ処理
を実行することになる。
【0035】外部装置は、まず、画像転送に先立ち、フ
レームメモリ制御部4に『GETDATA BUFFE
R』コマンドを発行する。このコマンドを受け取つたフ
レームメモリ制御部4は以下に示す演算を行ない、1ス
キャンあたりのバンドデータサイズを算出する。 ・RGB24ビツト画像の場合 ・・・データサイズ=(WIDTH)×Hn×3 ・8ビツトパレツト画像の場合 ・・・データサイズ=(WIDTH)×Hn ・2値ビツトマツプ画像 ・・・データサイズ=(WIDTH)×Hn÷8 ここで、(WIDTH)は画像幅(単位ピクセル)を示
す。(Hn)はバンド高さ(単位ピクセル)を示す。H
nの値は、先に指定された拡大率/縮小率によつても、
また各バンド毎にも異なり、(1≦Hn≦256)の範
囲の値を取る。また、Hnの添字nはバンド番号を意味
する。
【0036】この演算が完了した時点で、フレームメモ
リ制御部4から外部装置に対し、データサイズが通知さ
れる。1スキャン分のデータサイズを得た外部装置は、
この情報に基にして画像データの転送をおこなう。具体
的には、スキャナからの画像読み込み要求時には、『R
EAD IMAGE』コマンドを発行して画像データの
転送要求をおこない、プリンタへの画像出力時には、
『SEND IMAGE』コマンドを発行して画像デー
タの転送をおこなう。
【0037】本実施例においては、外部装置が備えてい
るバツフアサイズ、処理能力等を考慮して、画像転送の
シーケンスとして、3つのパターンを有している。その
うち、プリンタへの画像出力を行う場合、つまり『SE
ND IMAGE』コマンドを用いる場合の例を図7、
図8、図9に示す。なお、スキヤナよりの画像読み取り
を行なう場合の画像転送シーケンスも同様に3つのパタ
ーンを有している。
【0038】先ず、図7を参照して外部装置が、フレー
ムメモリ制御部4より通知されたデータサイズの画像デ
ータを、1回の『SEND IMAGE』コマンドで転
送できる場合を説明する。外部装置は、図7に示す『S
END IMAGEコマンド』のデータフエイズにおい
て、転送する画像データのサイズ(フレームメモリ制御
部4から通知されたデータサイズ)をフレームメモリ制
御部4に通知し、画像データの転送を開始する。1バン
ド分の画像データの転送が完了すると、フレームメモリ
制御部4はプリンタに対し起動要求を発行する。この起
動要求を受けたプリンタは、1バンド分の画像を印刷出
力する。そして印刷が終了するとフレームメモリ制御部
4に終了通知を発行する。この終了通知を受けたフレー
ムメモリ制御部4は外部装置に終了通知を発行し、1バ
ンド分の印刷出力を終了する。
【0039】外部装置は、これに続いて次バンドのデー
タを印刷出力させる場合には、再び『GET DATA
BUFFER』コマンドを発行して、フレームメモリ
制御部4に次バンドのデータサイズを問い合わせる。そ
して、フレームメモリ制御部4からデータサイズを受け
取つたのち、『SEND IMAGE』コマンドにより
次バンドの画像転送を行なう。以下、このシーケンスを
あらかじめ指定した画像サイズ分の出力が完了するまで
繰り返す。
【0040】次に、図8を参照して外部装置がフレーム
メモリ制御部4より通知されたデータサイズの画像デー
タを、『SEND IMAGE』コマンドを複数回発行
して転送する場合のシーケンスを説明する。外部装置
は、フレームメモリ制御部4より通知されたデータサイ
ズを基にコマンドを発行する回数、および各コマンドで
転送する画像データサイズを算出決定し、画像データの
転送を開始する。フレームメモリ制御部4は、外部装置
よりの必要な回数分(複数回)の『SEND IMAG
E』コマンドの発行に伴う1スキャン分の画像データ転
送が完了すると、プリンタに対し起動要求を発行する。
この起動要求を受けたプリンタは、1バンド分の画像を
印刷出力する。そして印刷が終了するとフレームメモリ
制御部4に終了通知を発行する。この終了通知を受けた
フレームメモリ制御部4は外部装置に終了通知を発行
し、1バンド分の印刷出力を終了する。
【0041】外部装置は、これに続いて次バンドのデー
タを印刷出力させる場合には、再び『GET DATA
BUFFER』コマンドを発行して、フレームメモリ
制御部4に対して次バンドのデータサイズを問い合わせ
る。そしてフレームメモリ制御部4からデータサイズを
受け取つたのち、『SEND IMAGE』コマンドに
より次バンドの画像転送を行なう。以下、このシーケン
スをあらかじめ指定した画像サイズ分の出力が完了する
まで繰り返す。
【0042】更に、図9を参照して、フレームメモリ制
御部4が、外部装置からの画像転送が実行された時に、
先に算出したデータサイズから、すでに転送が完了した
データサイズを減じ、常に1バンド分のプリントアウト
に必要な残り画像データサイズを保持する手段を備え、
『SEND IMAGE』コマンドの発行に先立つて、
必ず『GET DATA BUFFER』コマンドを発
行し、フレームメモリ制御部4から通知されるデータサ
イズが0になるまでデータ転送処理を繰り返す場合の制
御手順を説明する。
【0043】この場合においては、外部装置は予め上述
したような『SEND IMAGE』コマンドを発行す
る回数、および各コマンドで転送する画像データサイズ
を算出決定する必要はない。以上説明した3パターンの
シーケンスでは、各コマンド発行毎に必ずバスフリーと
なるため、通信回線を独占することがなく、この間、他
の装置が通信回線を利用することができる。
【0044】(2)『GET DATA BUFFE
R』コマンドを発行しない場合 図10は、転送データをプリンタより出力する場合を例
に、外部装置がフレームメモリ制御部4が保持するデー
タサイズ情報を使用しない場合の制御の流れを示す図で
ある。この場合においては図10に示す如く、『GET
DATA BUFFER』コマンドを発行しないで直
接『SEND IMAGE』コマンドにより画像データ
の転送を実行する。上述した様に、データサイズ情報を
使用しない場合には、1回の『SEND IMAGE』
コマンドにより全画像データを転送する。即ち、『SE
ND IMAGE』コマンド発行時に、フレームメモリ
制御部4に対して全画像サイズ分のデータ転送を通知す
る。外部装置は、フレームメモリ制御部4にこの『SE
ND IMAGE』コマンドを発行した後、続いて画像
データの転送を開始する。そして、1バンド分のデータ
転送が完了した時点でデータ転送を停止する。フレーム
メモリ制御部4は、1バンド分のデータ転送が完了する
とプリンタに対し起動要求を発行する。この起動要求を
受けたプリンタは、1バンド分の画像を印刷出力する。
そして印刷が終了するとフレームメモリ制御部4に終了
通知を発行する。この終了通知を受けたフレームメモリ
制御部4は外部装置に終了通知を発行し、1バンド分の
印刷出力を終了する。ここで、プリンタ部3は、1バン
ド分の印刷が完了するとプリンタをアイドル状態とす
る。
【0045】外部装置は、これに続いて次バンドのデー
タを印刷出力させる場合には、再び画像データの転送を
開始する。以後、データ転送→印刷を繰り返すことで全
画像の出力を完了する。なお、この場合には全画像の出
力が完了するまでバスフリー状態にはならないため、外
部装置、フレームメモリ制御部4との間で通信回線が占
有される。よつて、通信回線上に外部装置と、本実施例
に示す画像入出力装置のみが接続されている場合は、当
はシーケンスによる画像転送を実行することにより、コ
マンドの通信プロトコルによるオーバーヘツドが最小で
すむ。
【0046】以上の説明は、プリンタの画像出力を例に
説明したが、スキャナからの画像を外部装置が読み込む
場合は、『SEND IMAGE』コマンドに代えて、
『READ IMAGE』コマンドを発行することで同
様の制御手順により実現できる。以上説明した実施例に
よれば、フレームメモリ制御部4に1バンド分の画像デ
ータサイズを通知する手段を備えることにより、画像入
出力のデータ転送制御において、通信回線を占有する制
御/占有しない制御を適時選択することが可能となり、
通信回線上にネツトされたデバイスの数に応じて通信回
線の使用効率の最適化を図ることが可能となる。
【0047】[他の実施例]上述した実施例において
は、SCSIインタフエース309を使用してデータ転
送する場合を例に説明したが、本発明は以上の例に限定
されるものではなく、フレームメモリ制御部4が保持す
るデータサイズ情報を外部装置に通知することが可能な
双方向通信機能を備えたインタフエースであれば、任意
のインタフエースにおいて実現出来ることは勿論であ
る。
【0048】また、上述した実施例では、画像入出力の
ために、スキャナ、プリンタと各1台ずつの装置しか備
えていないが、装置に対して固有のLUNを割り付ける
ことで、フィルムスキャナ、アナログ入出力装置、磁気
記録装置等の各種デバイスに対し、画像の入出力が可能
となる。尚、本発明は、複数の機器から構成されるシス
テムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用して
も良い。
【0049】また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによつて達成される場合にも適用で
きることは言うまでもない。
【0050】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、通信
回線の利用状況に応じて最適な画像データ転送制御が行
える。
【図面の簡単な説明】
【図1】、
【図2】本発明に係る一実施例のデジタルカラー複写機
の構成を示すブロツク図である。
【図3】本実施例のデジタルカラー複写機の外観図であ
る。
【図4】図1及び図2に示すフレームメモリ制御部4の
詳細構成を示すブロツク図である。
【図5】本実施例のコマンドシーケンスを示すフローチ
ヤートである。
【図6】本実施例におけるバンド構成の概略を示す図で
ある。
【図7】本実施例における画像データ転送シーケンスを
示す図である。
【図8】本実施例における画像データ転送シーケンスを
示す図である。
【図9】本実施例における画像データ転送シーケンスを
示す図である。
【図10】本実施例における画像データ転送シーケンス
を示す図である。
【図11】従来の画像処理装置の機能ブロツク図であ
る。
【図12】図11に示す従来の画像処理装置における画
像転送、印字シーケンスを示す図である。
【符号の説明】
1 スキャナ部 2 コントローラ部 3 プリンタ部 4 フレームメモリコントロール部 10 操作部 15 レンズ 16 CCD 100 アナログ信号処理部 101 入力画像処理部 102 スキャナ制御部 103、104 露光制御部 105 メカ駆動部 106 多値合成部 107 画像処理部 108 2値化処理部 109 2値合成部 110 フレームメモリ 111 コントローラ制御部 112 フレームメモリコントロール部の制御部 114 デジタイザ 115 同期遅延メモリ 116 ヘツドドライバ 117〜120 記録ヘツド 121 プリンタ制御部 122 メカ制御部 123 入力画像データ処理部 124 出力画像データ処理部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部装置との間でデータ転送可能な画像
    入出力装置において、 通信相手装置よりの通信画像種別及び画像入出力装置の
    指定を受信する受信手段と、 該受信手段での通信情報を基に1バンド分の画像データ
    転送に必要なデータサイズを算出する算出手段と、 通信相手装置からの要求に応じて前記算出手段で算出し
    たデータサイズを通知する通知手段と、 該通知手段での通知データサイズを基に実行される前記
    通信相手装置よりのデータ転送制御に従いデータ転送を
    実行するデータ転送手段とを備えることを特徴とする画
    像入出力装置。
JP4111748A 1992-04-30 1992-04-30 画像入出力装置 Withdrawn JPH05307447A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07203163A (ja) * 1993-12-27 1995-08-04 Ricoh Co Ltd ファクシミリシステム
JPH08156242A (ja) * 1994-12-02 1996-06-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd インクジェット記録装置
JP2001018476A (ja) * 1999-07-07 2001-01-23 Fujitsu Ltd 連続媒体印刷装置
JP2018196156A (ja) * 2018-09-12 2018-12-06 キヤノン株式会社 データ処理装置及び方法及びプログラム

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