JPH0724560U - ワーク吸着具 - Google Patents

ワーク吸着具

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Publication number
JPH0724560U
JPH0724560U JP6428992U JP6428992U JPH0724560U JP H0724560 U JPH0724560 U JP H0724560U JP 6428992 U JP6428992 U JP 6428992U JP 6428992 U JP6428992 U JP 6428992U JP H0724560 U JPH0724560 U JP H0724560U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
suction
skirt
skirt portion
pad
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6428992U
Other languages
English (en)
Inventor
正明 金子
Original Assignee
ティーディーケイ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ティーディーケイ株式会社 filed Critical ティーディーケイ株式会社
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Publication of JPH0724560U publication Critical patent/JPH0724560U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワークの吸着時に、吸着パッドのスカート部
が撓むのに伴ってうねり変形することによるワークの吸
着位置ズレを簡単な機構で防ぐ。 【構成】 吸着パッド1のスカート部1aを撓み変形さ
せてワークを吸着する治具で、スカート部1aの円周と
平行位置する縁端面2aを有し、その縁端面2aを吸着
パッド1によるワーク吸着面に位置決め当接させる枠部
2を備え、スカート部1aの先端側を少なくともワーク
吸着に要する撓み許容間隔分だけ枠部2の縁端面2aよ
り離間位置させて、吸着パッド1を枠部2の内側に支軸
3で一体に軸受け固定した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、薄膜ウェハーやフロッピーデスクの如きワークを吸持する治具とし て用いられるワーク吸着具の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、薄膜ウェハーやフロッピーデスクの如きワークを吸持する治具の大表 例として、スカート部を撓み変形させてワークを吸着するゴム系の吸着パッドが 用いられている。
【0003】 然し、この吸着パッドではスカート部をワークの吸着面に位置決め当接させて スカート部を支軸側から押圧すると、そのスカート部が撓むのに伴ってうねり変 形することによりワークの吸着位置ズレが生じ易い。このため、その吸着パッド で吸持したワークを次の所定位置に持運び載置する等の際に位置ズレが生じ、当 該ワークに対する的確な処理が施せない等の事態が生ずる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、ワークの吸着時に吸着パッドのスカート部が撓むのに伴ってうねり 変形することによるワークの吸着位置ズレを簡単な機構で防げるよう改良したワ ーク吸着具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るワーク吸着具は吸着パッドのスカート部を撓み変形させてワーク を吸着する治具で、スカート部の円周と平行位置する縁端面を有し、その縁端面 を吸着パッドによるワーク吸着面に位置決め当接させる枠部を備え、スカート部 の先端側を少なくともワーク吸着に要する撓み許容間隔分だけ枠部の縁端面より 離間位置させて、吸着パッドを枠部の内側に支軸で一体に軸受け固定することに より構成されている。
【0006】
【作用】
このワーク吸着具ではワークを吸着するべく、吸着パッドのスカート部をワー クの吸着面に位置決め当接させてスカート部を支軸側から押圧すると、そのスカ ート部が撓み変形し、ワークを吸持するのに伴って、枠部の縁端面がワークの吸 着面に直ちに当接するから、この枠部がワークの吸着面に対する全体の位置決め 作用を発揮することにより、スカート部がうねり変形することによるワークの吸 着位置ズレを確実に防止することができる。
【0007】
【実施例】
以下、添付図面を参照して説明すれば、図中、符号1はスカート部1aを有す る吸着パッド、2は枠部、3は支軸を示す。
【0008】 吸着パッド1はゴム系の軟質弾性材料で形成され、スカート部1aと共に支軸 3を軸止めするボス部1aが一体に形成されている。枠部2は、ポリテトラフル エチレン(商品名:ジュラコン、デュポン社製)等の樹脂を用いて形成するとよ い。図1で示す枠部2は、有底の円筒形のものに形成されている。この他に、ド ーム型やフォーク状の周回りを有する枠状に形成することもできる。その枠部2 は縁端面2aがワークの吸着面に当接するよう吸着パッド1の円周と平行に位置 され、基部2bには支軸3の軸部を挿通する軸受け孔2cが設けられている。支 軸3は、枠部2の基部2bより内側略中央に挿通されている。この枠部2の内側 に挿通された軸端側にはボス部1bをはめ込み固定することにより吸着パッド1 が取り付けられ、外方に突出位置する軸端側は吸着具の装備機器に取り付けるよ うねじ4で枠部2に固定されている。
【0009】 吸着パッド1は、スカート部1aの先端側を少なくともワーク吸着に要する撓 み許容間隔分だけ枠部2の縁端面2aより離間位置させて、枠部2の内側に支軸 3で一体に軸受け固定されている。その撓み許容分はスカート部1aの先端側を 枠部2の縁端面2aよりワーク吸着に要する撓み寸法分a1 だけ外方に突出位置 させ、また、図2でも示す如くスカート部1aがワーク吸着で撓み変形すること による広がり寸法分a2 だけ枠部2の縁内面から離間位置することにより取り付 けられている。具体的には、吸着パッド1のスカート外周で直径28mm,枠部2 の内周縁で直径32mmの大きさのものであると、突出寸法a1 を1〜2mm,広が り寸法a2 を2mm程度取ればよい。唯、これは一例を示すものであり、吸着パッ ド1の大きさに応じて適宜設定すればよい。
【0010】 このように構成するワーク吸着具では薄膜ウェハーやプロッピーデスク等のワ ークを吸着するべく、吸着パッド1のスカート部1aをワークの吸着面に位置決 め当接させてスカート部1aを支軸3側より押圧するよう操作する。それに伴っ て、スカート1aが撓み変形することによりワークを吸持すると、枠部2の縁端 面2aがワークの吸着面に直ちに当接することから、この枠部2がワークの吸着 面に対する全体の位置決め作用を発揮する。従って、吸着パッド1はスカート部 1aをうねらすよう変形することがなく、ワークに対する吸着位置ズレを確実に 防止することができる。また、その吸着パッド1並びに枠部2の材質から、15 0℃程度の高温に帯熱されたワークであっても適用でき、金属チャック等で挟持 するのと違ってワークを傷付けることもない。なお、上述した実施例ではワーク として薄膜ウェハーやプロッピーデスク等を例示したが、これ以外に各種の物品 に適用することができる。
【0011】
【考案の効果】
以上の如く、本考案に係るワーク吸着具に依れば、ワークを吸着パッドで正確 に位置決めさせて吸持でき、また、ワークを傷付けるのも防ぐようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るワーク吸着具を側断面で示す説明
図である。
【図2】同吸着具を吸着パッドのスカート部側から平面
で示す説明図である。
【符号の説明】
1 吸着パッド 1a 吸着パッドのスカート部 2 枠部 2a 枠部の縁端面 3 支軸 a1 ,a2 スカート部の撓み許容間隔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸着パッドのスカート部を撓み変形させて
    ワークを吸着する治具であって、スカート部の円周と平
    行位置する縁端面を有し、その縁端面を吸着パッドによ
    るワーク吸着面に位置決め当接させる枠部を備え、スカ
    ート部の先端側を少なくともワーク吸着に要する撓み許
    容間隔分だけ枠部の縁端面より離間位置させて、吸着パ
    ッドを枠部の内側に支軸で一体に軸受け固定したことを
    特徴とするワーク吸着具。
JP6428992U 1992-08-21 1992-08-21 ワーク吸着具 Withdrawn JPH0724560U (ja)

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JP6428992U JPH0724560U (ja) 1992-08-21 1992-08-21 ワーク吸着具

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JPH0724560U true JPH0724560U (ja) 1995-05-09

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ID=13253930

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

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