JP2924322B2 - ワーク搬送用ロボット - Google Patents

ワーク搬送用ロボット

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JP2924322B2
JP2924322B2 JP3184519A JP18451991A JP2924322B2 JP 2924322 B2 JP2924322 B2 JP 2924322B2 JP 3184519 A JP3184519 A JP 3184519A JP 18451991 A JP18451991 A JP 18451991A JP 2924322 B2 JP2924322 B2 JP 2924322B2
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洋 今村
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J15/00Gripping heads and other end effectors
    • B25J15/0095Gripping heads and other end effectors with an external support, i.e. a support which does not belong to the manipulator or the object to be gripped, e.g. for maintaining the gripping head in an accurate position, guiding it or preventing vibrations

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Robotics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)
  • Feeding Of Workpieces (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はワークに形成されたロケ
ート孔に嵌入するロケートピンが設けられた作業ステー
ジにワークを搬送するためのワーク搬送用ロボットに関
し、特にワークを把持するためのハンドを有するワーク
搬送用ロボットに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車車体を構成するパネル状のワーク
を作業ステージに据付けてこのワークを加工したり、こ
のワークに対して他の部品等を組付ける作業等を行なう
場合には、ワークをこれらの作業がなされる前のワーク
が収容されたストレージから、搬送用ロボットを用い
て、位置決め治具まで搬送するようにしている。このよ
うなワークの搬送には、従来、図4に示されるような搬
送用ロボットが使用されている。作業ステージ10の基
台11には、ワークWを保持する複数のフィンガーない
しフィクスチャー12が、保持治具として取付けられて
おり、更に、ワークWに予め形成されたロケート孔Hと
嵌合してワークの位置決めを行なうための複数のロケー
トピン13が、位置決め治具として取付けられている。
このような構成の作業ステージ10に向けてワークを搬
送するための搬送ロボットのアーム21には、ワークW
を把持するためのハンド22が装着されている。このハ
ンド22には、ワークWを周辺部で掴むための複数のク
ランプ部材23が設けられており、それぞれのクランプ
部材23は、空圧シリンダー24により開閉自在となっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の搬送
用ロボットのアーム21に装着されるハンド22の構造
は、ワークWをその周辺部で掴むようにする構造となっ
ているので、例えば、シーリング材が塗布された状態の
ワークWを作業ステージ10の治具に位置決め搬送する
場合には、クランプ部材23により把持し得る部位が限
定される。このため、ロボットハンド22の構造が複雑
となるだけでなく、安定した状態でワークWを搬送する
ことができないという問題点がある。
【0004】本発明は上記従来技術の問題点に鑑みてな
されたものであり、ワークに予め形成されたロケート孔
をワークの搬送の際に利用することによって、簡単な構
造のロボットハンドにより、作業ステージにおいて確実
に位置決めすることができるようにすることを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、アームに装着されたハンドに取付けられ吸
着手段により、ストレージに収容されたワークを吸着し
た状態で作業ステージまで搬送し、当該作業ステージに
設けられたロケートピンに前記ワークに開設された複数
個のロケート孔を嵌入することにより位置決めしフィン
ガーにより固定するようにした、前記作業ステージに隣
接して配置されたワーク搬送用ロボットにおいて、前記
ハンドに、前記ワークに開設されたロケート孔に嵌合す
る嵌合ピンを当該ロケート孔の数と同一の数だけかつ当
該ロケート孔に対応する位置に取付け、当該嵌合ピンを
前記ワークのロケート孔に嵌合させた状態で、前記ロケ
ートピンと同心位置まで搬送しかつ当該ロケートピンと
係合させた後に、前記ハンドの前記作業ステージへの接
近移動により前記嵌合ピンが当該ハンド側に後退るよ
うに、前記嵌合ピンを進退移動自在に前記ハンドに取付
けてなるワーク搬送用ロボットである。
【0006】
【作用】ワークをロボットのハンドに把持させるには、
ハンドをワークに接近させて、バキュームカップをワー
クの表面に密着させると共に、予めワークに形成された
ロケート孔に嵌合ピンを嵌合させる。これにより、ワー
クはロケート孔を利用して嵌合ピンにより位置決めされ
た状態で吸着手段によりハンドに把持される。この状態
でワークを作業ステージにまで搬送した後には、ワーク
を作業ステージに接近移動させて、嵌合ピンをロケート
ピンにより後退移動させることにより、ワークはハンド
から作業ステージに受け渡される。
【0007】
【実施例】以下、図示する本発明の一実施例について詳
細に説明する。図1に示される作業ステージの構造は、
図4に示された従来の作業ステージ10とほぼ同様の構
造となっており、図1に示された作業ステージ10にお
ける構成部材のうち、図4に示された部材と共通する部
材は、同一の符号を付して示されている。つまり、基台
11には、ワークWを保持するための複数のフィンガー
ないしフィクスチャー12が取付けられ、予めワークW
に形成されたロケート孔Hに嵌入するロケートピン13
が、ロケート孔Hの数と同一の数だけロケート孔Hの位
置に対応して取付けられている。図示する場合には、ロ
ケートピン13は2本取付けられている。
【0008】この作業ステージ10に隣接してワーク搬
送用ロボットが配置されており、このロボットのアーム
21には、所定の軸数機能を有するロボットハンド31
が装着されている。このハンド31には、ワークWに形
成された2つのロケート孔Hに対応して2つのハンド側
ロケートピンつまり嵌合ピン32が取付けられると共
に、ワークWの表面に密着してワークWに吸着する2つ
のバキュームカップ33が吸着手段として取付けられて
いる。嵌合ピン32とバキュームカップ33の詳細を示
すと、図2の通りである。図示するように、バキューム
カップ33はゴム等の弾性材からなるカップ本体34が
中空筒体35によりハンド31に取付けられており、筒
体35に連結されたホース36により図示しない負圧源
からの負圧によりカップ本体34がワークWを吸着す
る。
【0009】嵌合ピン32はハンド31に対してブッシ
ュ41を介して軸方向に進退移動自在に取付けられてお
り、ハンド31の上面に固着されたケース42内に収容
されている。そして、このケース42内に設けられた圧
縮コイルばね43により嵌合ピン32には、前進する方
向の弾発力が付勢されており、この嵌合ピン32の前進
限は、嵌合ピン32に形成された大径の鍔部44がケー
スの底部に当接することにより規制される。
【0010】嵌合ピン32の先端には、凸部45が形成
され、この凸部45と係合する凹部46がロケートピン
13の先端に形成されている。2本の嵌合ピン32はワ
ークWに形成されたロケート孔Hの位置に対応して設け
られており、同時に基台11に取付けられた2本のロケ
ートピン13の位置にも対応している。したがって、2
本の嵌合ピン32をロケートピン13に対して同心位置
に設定した状態で、ハンド31を作業ステージ10に下
降移動つまり接近移動させると、嵌合ピン32がロケー
トピン13に対して、それぞれの凹凸部45、46の部
分で係合する。引続いて、ハンド31を下降移動させる
と、嵌合ピン32は後退移動して、ワークWは嵌合ピン
32に嵌合した状態から、ロケートピン13に嵌合した
状態となる。これらのピン13、32における凹凸関係
を逆に設定しても良い。
【0011】図3はロケートピン13と嵌合ピン32の
それぞれの先端部の凹凸形状の他の具体例を示す図であ
り、この場合には、軸方向に延びる4本の突起47が溝
を隔てて嵌合ピン32の先端部に形成されており、ロケ
ートピン13の先端部には、同様に4本の突起48が溝
を隔てて形成されており、より確実に係合が達成される
ようになっている。尚、嵌合ピン32の外周面に螺旋状
の溝を形成し、図2に示されたブッシュ41等にこの螺
旋状の溝と係合する突起を設けることにより、嵌合ピン
32が軸方向に進退移動する際に、嵌合ピン32を僅か
に回転させるようにしても良い。
【0012】次に、上述したワーク搬送用ロボットを使
用して、ワークWを作業ステージ10に位置決め搬送す
る手順について説明する。図示しないワーク収容部に載
置されたワークWは、ワーク搬送用ロボットのアームに
設けられたハンドによって把持される。このときには、
ワークWに形成されたロケート孔Hの中に嵌合ピン32
を嵌合させると共に、バキュームカップ33のカップ本
体34がワークの表面に密着し、この状態でカップ本体
34内を負圧状態にすることにより、ワークWはハンド
に保持される。その後に、ロボットアーム21が移動す
ることにより、作業ステージ10の真上にまでワークW
は搬送される。そして、ハンド31を下降移動させる
と、嵌合ピン32はロケートピン13に接触してそれぞ
れの先端部に形成された凹凸部が係合し合う。引続く、
ハンド31の下降移動により、嵌合ピン32はばね43
の弾発力に抗して後退移動し、バキュームカップ33の
負圧を解除することによって、ワークWはロケートピン
13に受け渡されて位置決めされると共に、フィンガー
12により基台11に保持される。
【0013】上述したように、図示するワーク搬送用ロ
ボットにあっては、ワークWに形成され作業ステージに
おけるロケートピン13と嵌合する位置決め用の孔H
を、ワークWを把持するためのハンド31に設けられた
嵌合ピン32が嵌合するための孔としても利用するよう
にしたので、ワークWの把持がワークWの形状に制限さ
れることなく、簡単な構造のハンドによって、確実にワ
ークを所定の位置に位置決め搬送することができる。し
たがって、ワークの例えば外周部等に、シーリング剤が
塗布されるような場合でも、ワークWの把持位置が制限
されることなく、簡単な構造により確実にワークを把持
して位置決めすることができる。尚、バキュームカップ
33に代えて、電磁石を吸着手段として使用することも
可能である。
【0014】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ワーク
を作業ステージにおいて位置決めするためにワークに形
成されたロケート孔を、作業ステージまでワークを搬送
する際にも利用するようにした結果、ワークを作業ステ
ージに向けて接近移動させるだけで、ワークをロボット
ハンドから作業ステージに受け渡すことができ、簡単な
構造のハンドにより、確実に位置決めした状態でワーク
を所定の位置に据え付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明の一実施例に係るワーク搬送用ロボッ
トを示す斜視図、
【図2】は図1におけるA部の拡大断面図、
【図3】は嵌合ピンとロケートピンの先端部の他の構造
を示す斜視図、
【図4】は従来のワーク搬送用ロボットを示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
10…作業ステージ、11…基台、12…フィンガー、
13…ロケートピン、21…ロボットのアーム、31…
ロボットのハンド、32…嵌合ピン、33…吸着手段
H…ロケート孔、W…ワーク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23Q 7/04 B23P 19/04 B25J 15/06 B25J 19/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アームに装着されたハンドに取付けられ
    吸着手段により、ストレージに収容されたワークを吸着
    した状態で作業ステージまで搬送し、当該作業ステージ
    に設けられたロケートピンに前記ワークに開設された複
    数個のロケート孔を嵌入することにより位置決めしフィ
    ンガーにより固定するようにした、前記作業ステージに
    隣接して配置されたワーク搬送用ロボットにおいて、 前記ハンドに、前記ワークに開設されたロケート孔に嵌
    合する嵌合ピンを当該ロケート孔の数と同一の数だけか
    つ当該ロケート孔に対応する位置に取付け、当該嵌合ピ
    ンを前記ワークのロケート孔に嵌合させた状態で、前記
    ロケートピンと同心位置まで搬送しかつ当該ロケートピ
    ンと係合させた後に、前記ハンドの前記作業ステージへ
    の接近移動により前記嵌合ピンが当該ハンド側に後退
    るように、前記嵌合ピンを進退移動自在に前記ハンドに
    取付けてなるワーク搬送用ロボット。
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JPH0531643A JPH0531643A (ja) 1993-02-09
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US20160318718A1 (en) * 2015-04-29 2016-11-03 Board Of Regents, The University Of Texas System Apparatus for automatically transporting 3d printed parts between manufacturing and processing stations
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JPH0694095B2 (ja) * 1988-12-02 1994-11-24 新明和工業株式会社 自動組立装置における位置決め装置および位置決め方法

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