JPH07245289A - 半導体ウエハ用ウエット処理装置 - Google Patents

半導体ウエハ用ウエット処理装置

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JPH07245289A
JPH07245289A JP3687194A JP3687194A JPH07245289A JP H07245289 A JPH07245289 A JP H07245289A JP 3687194 A JP3687194 A JP 3687194A JP 3687194 A JP3687194 A JP 3687194A JP H07245289 A JPH07245289 A JP H07245289A
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JP
Japan
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tank
weighing
chemicals
chemical solution
liquid
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Pending
Application number
JP3687194A
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English (en)
Inventor
Yoriichi Sakamoto
頼一 坂本
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 薬液の秤量精度を向上させると共に薬液の濾
過精度も向上させる新規な半導体ウエハ用ウエット処理
装置を提供する点。 【構成】 複数の薬液秤量槽4、4′を隣接する内槽7
と外槽8の2重構造とし、常時内槽7に薬液3、3′を
溢れさせ一定量の薬液を外槽8に溜め、その内槽7の全
量を混合薬液処理槽2に給液することにより高精度の秤
量及び給液を可能にする。更に付設する循環機構9によ
り、薬液秤量槽4、4′内の薬液を連続して濾過するこ
とにより塵埃の捕捉率が高められて、清浄な処理液5を
薬液混合処理槽2に給液できる。したがって安定した処
理が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体ウエハを初めとす
る精密電子部品材料の薬液処理に係り、特に低塵埃下で
の薬液処理に好適する。
【0002】
【従来の技術】本発明に係る半導体ウエハ用ウエット処
理装置は、半導体ウエーハ表面の清浄や半導体ウエーハ
に被着したレジストの剥離などに利用しており、後者を
例にして従来の技術を説明する。半導体基板に能動素子
や受動素子もしくは両者、更に回路用素子などを造込む
には、公知の方法例えばフォトリソグラフィ(Photo Lit
hography) による方式が一般的であり、当然レジストが
使用される。このレジストの除去には灰化処理の外に薬
剤を利用するいわゆるウエット処理も利用されている。
【0003】このウエット処理用装置を図2により説明
すると、左右対象の部品で構成され、最終的には半導体
ウエーハ50を収容する混合薬液処理槽51へ秤量され
た薬液52を供給することにより一定の混合比の処理液
53を得る。以後の説明は一方の部品のみを対象に説明
する。
【0004】例えばロット単位の半導体ウエーハ50を
収納したキャリア54を混合薬液処理槽51内に給液さ
れた処理液53に浸漬して薬液処理を行うが、その前に
後述する液面センサを利用して薬液の秤量を薬液秤量槽
55により行う。それにはタンク56に収容した薬液5
2を例えばイワキポンプ社製のダイヤフラムポンプ57
により薬液秤量槽55内に供給し、その途中にフィルタ
58ならびに第1バルブ59を付設する。
【0005】すなわちフィルタ58により薬液52の清
浄化を行って、半導体ウエーハ50への異物の付着を防
止し、混合薬液処理槽51へ供給された一定量の薬液5
2液面付近には液面センサ60を設置し、更に薬液秤量
槽55ならびに混合薬液処理槽54間を結ぶ配管61に
は第2バルブ62も付設する。このような部品で構成す
る装置一対を配置して半導体ウエハ用処理装置63を構
成する。
【0006】半導体ウエハ用ウエット処理装置63は第
1バルブ59を開いた状態で、ポンプ57を稼働して薬
液52を薬液秤量槽55に供給し、更に液面センサ60
により液面を規定値に制御して一定量を確保する。次に
第2バルブ62を開放状態として秤量された薬液52
を、混合薬液処理槽51へ供給する。
【0007】以上の部品と一対の他の部品により他の薬
液52′の一定量ならびに薬液52の一定量を、混合薬
液処理槽55へ供給して所定の混合比を備えた処理液5
3を得る。この処理液53によりキャリア54に収容し
たロット単位の半導体ウエーハ50を混合薬液処理槽5
5内で処理する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】現在市販されている液
面センサ60は光電式、静電容量式、超音波式ならびに
フロート式であるが,秤量槽に供給される薬液52、5
2′の波打ちにより検出精度が悪い。このために高精度
の秤量ができず処理液53の混合比を一定値に抑えるこ
とができない。これにはポンプ57の性能にも由来す
る。と言うのは、薬液52には酸性溶液またはアルカリ
溶液を使用されることに配慮して、テフロン製ポンプ5
7を用い、間欠的に動作する例えばイワキポンプ社製ダ
イヤフラムポンプにより、薬液52、52′の液面が波
打つ現象が避けられない。
【0009】本発明はこのような事情により成されたも
ので、特に薬液の秤量精度を向上させると共に薬液の濾
過精度も向上させる新規な半導体ウエハ用ウエット処理
装置を提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】複数の薬液秤量槽と,こ
の薬液秤量槽を構成する内槽より溢れた薬液を収容・流
出させる外槽と,この内槽に接続する半導体ウエハを処
理する混合薬液処理槽とに本発明に係る半導体ウエハ用
ウエット処理装置の特徴がある。
【0011】更に前記薬液秤量槽用外槽に接続する薬液
循環秤量槽と,この薬液循環秤量槽に接続する前記半導
体ウエハを処理する混合薬液処理槽、更にまた、前記循
環機構を構成するポンプ及びフィルタと,前記循環機構
に供給された薬液を前記ポンプにより再び前記薬液秤量
槽へ逆送する薬液とにも特徴がある。
【0012】
【作用】以上のように本発明に係る半導体ウエハ用ウエ
ット処理装置では複数の薬液秤量槽に、隣接する2重構
造を採用して、常時その内槽に薬液を溢れさせることに
より一定量の薬液を溜め、その全量を混合薬液処理槽に
給液することにより高精度の秤量及び給液が可能にし
た。
【0013】更に循環秤量槽を設置することにより、薬
液秤量槽内の薬液を連続して濾過を可能にし、薬液中の
塵埃の捕捉率が高められ、清浄な薬液を混合薬液処理槽
に給液できるので、安定した処理が可能になる。
【0014】
【実施例】本発明に係る実施例を図1を参照して説明す
る。
【0015】従来の技術と同様に左右対象の部品で構成
され、最終的には半導体ウエーハ1を収容する混合薬液
処理槽2へ、秤量された薬液3を薬液秤量槽4、4′か
ら給液することにより一定の混合比の処理液5を得る。
【0016】一方の部品による装置について説明する
と、混合薬液処理槽2には、キャリア6に収納した例え
ばロット単位の半導体ウエーハ群1を配置し、給液され
た一定の混合比の処理液5に浸漬して処理を行うが、そ
の前に後述する液面センサを利用して薬液の秤量を薬液
秤量槽4、4′で行う。
【0017】一定の混合比の処理液5は、レジスト剥
離、半導体基板の表面処理更にライト(Light) エッチン
グなどに利用され、混合薬液処理槽2への混合比率はそ
の目的により違う。レジスト剥離には、硫酸3:過酸化
水素1(硫酸)〜硫酸2:過酸化水素1、表面処理では
純水50:TMH(広田化学商品名:アルカリ性)1な
らびに過酸化水素1、更にライトエッチングには純水1
00:フッ酸1などの混合比とする。なおこの混合比率
は容積比である。
【0018】このような一定の混合比の処理液5を混合
薬液処理槽2へ給液するには、本発明に係る半導体ウエ
ハ用ウエット処理装置では薬液秤量槽4、4′を2槽構
造にする。
【0019】すなわち図1に示すように隣接した内槽7
と外槽8により薬液秤量槽4、4′を構成し、これに循
環秤量槽9を付設する。循環秤量槽9は第1バルブ1
0、テフロン製の間欠的に動作するダイヤフラムポンプ
11ならびにフィルタ12を配管13により薬液秤量槽
4、4に接続する。その際外槽8とバルブ10を、内槽
7とフィルタ12を配管13により接続する。
【0020】フィルタ12は支持体(図示せず)に例え
ば布状のテフロンを張り、しかも異物との接触面積をか
せぐために波状に折り目を付けたものを使用する。
【0021】一方、前記した各薬液はタンク14に収容
し、配管13′により第2バルブ15とダイヤフラムポ
ンプ11に接続する。また、薬液秤量槽4、4′の内槽
7は第3バルブ16と薬液秤量槽4に配管13″により
接続して半導体ウエハ用ウエット処理装置17を構成す
る。
【0022】このような構造の半導体ウエハ用ウエット
処理装置における動作を続いて説明すると、第1バルブ
10と第2バルブ15を開き、ダイヤフラムポンプ11
を稼働することによりタンク14に収容した薬液3は、
フィルタ12により濾過されてから薬液秤量槽4の内槽
7に供給される。
【0023】そこで引続き内槽7に薬液3を供給して溢
れさせ、外槽8にも供給する。その液面は液面センサ1
8により管理するが、光電式、静電容量式、超音波式な
らびにフロート式が使用できる。
【0024】更にダイヤフラムポンプ11を稼働させ
て、第2バルブ15からフィルタ12へ更に内槽7に供
給する。このパスを造るには、先ず内槽7に薬液3を常
時溢れさせておくことが必須な要件になる。
【0025】引続いて第3バルブ16を開いて薬液3を
混合薬液処理槽2へ給液するが、他方の薬液秤量槽4′
からも他の薬液3′を混合薬液処理槽2へ給液すること
により一定の混合比の処理液5が得られ、所定の処理が
行われる。
【0026】前記実施例と別に本発明に関わる半導体ウ
エーハ用ウエット処理装置では、前記循環秤量槽を構成
するポンプ及びフィルタを備える外に,前記循環秤量槽
に供給された薬液を前記ポンプにより再び逆送すること
も可能である。又、実施例はダイヤフラムポンプを例に
して記載したが、マグネットポンプならびにベローズポ
ンプも適用可能であり、当然本発明に包含される。
【0027】マグネットポンプにあっては、薬液の連続
供給ができるので脈流がなく、エアが含まれると吸引で
きなくなるので、循環用として利用可能である。これに
対してベローズポンプはダイヤフラムポンプに比較して
脈流が小さく、薬品に対して耐蝕性が高いので寿命が長
いが、その分高価格なので一般的でない。以上のように
本発明はダイヤフラムポンプに限定されるものでない。
【0028】ただし、秤量槽への薬液供給と、循環機構
の循環にダイヤフラムポンプを適用した際には、その切
替えによっているので部品削減をもたらす。
【0029】
【発明の効果】このように本発明に係る半導体ウエハ用
ウエット処理装置では、循環機構を付設することによ
り、混合薬液処理槽に給液される処理液中の塵埃を大幅
に低減できるので、ひいては半導体素子の歩留を向上す
る。
【0030】更に、薬液量は内槽を満杯にすることによ
り、液面センサの検出精度やダイヤフラムポンプからの
供給速度による液面の波打ちの影響を受けず、正確に秤
量できる。従って薬液の混合比も一定に維持される結
果、安定した処理ができ、製品の品質向上につながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体ウエハ用ウエット処理装置
の要部を示す図である。
【図2】従来の半導体ウエハ用ウエット処理装置の要部
を示す図である。
【符号の説明】
1、50:半導体ウエーハ、 2、51:混合薬液処理槽、 3、3′、52、52′:薬液、 55、4、4′:薬液秤量槽、 5、53:処理液、 6、54:カセット、 7:内槽、 8:外槽、 9:循環秤量槽、 10、15、16、59、62:バルブ、 11、57:ダイヤフラムポンプ、 12、58:フィルタ、 13、13′、13″:配管、 14、56:タンク、 17:半導体ウエハ用ウエット処理装置 18:液面センサ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の薬液秤量槽と,この秤量槽を構成す
    る内槽より溢れた薬液を収容・流出させる外槽と,この
    内槽に接続する半導体ウエハを処理する混合薬液処理槽
    とを具備することを特徴とする半導体ウエハ用ウエット
    処理装置
  2. 【請求項2】前記秤量槽用外槽に接続する薬液循環秤量
    槽と,この薬液循環秤量槽に接続する前記半導体ウエハ
    を処理する混合薬液処理槽とを具備することを特徴とす
    る請求項1記載の半導体ウエハ用ウエット処理装置
JP3687194A 1994-03-08 1994-03-08 半導体ウエハ用ウエット処理装置 Pending JPH07245289A (ja)

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JP3687194A JPH07245289A (ja) 1994-03-08 1994-03-08 半導体ウエハ用ウエット処理装置

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JP (1) JPH07245289A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002204941A (ja) * 2001-01-15 2002-07-23 Tamagawa Machinery Co Ltd 薬液製造装置
KR100483313B1 (ko) * 1997-09-17 2005-08-01 동경 엘렉트론 주식회사 처리장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100483313B1 (ko) * 1997-09-17 2005-08-01 동경 엘렉트론 주식회사 처리장치
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