JPH0724465U - 塗布装置 - Google Patents

塗布装置

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Publication number
JPH0724465U
JPH0724465U JP5310493U JP5310493U JPH0724465U JP H0724465 U JPH0724465 U JP H0724465U JP 5310493 U JP5310493 U JP 5310493U JP 5310493 U JP5310493 U JP 5310493U JP H0724465 U JPH0724465 U JP H0724465U
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JP
Japan
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coating
nozzle
plate
nozzles
flow path
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Pending
Application number
JP5310493U
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English (en)
Inventor
伸二 奥田
元也 加美山
洸 永沢
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Sunstar Giken KK
Original Assignee
Sunstar Giken KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Sunstar Giken KK filed Critical Sunstar Giken KK
Priority to JP5310493U priority Critical patent/JPH0724465U/ja
Publication of JPH0724465U publication Critical patent/JPH0724465U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】粘性塗布材を塗布するための塗布装置に関し、
簡単に形態の異なる塗布を行うことのできるようにする
ことを目的とする。 【構成】ノズル支持用ブロック31と、 内部に流路4
1を有し且つノズル支持用ブロック31の下面に沿って
回転可能に設けられたプレート32と、プレート32を
回転駆動するための駆動源34と、プレート32に取り
付けられ、流路41にそれぞれ接続された複数のノズル
35,36と、各ノズル35,36への流路を遮断する
ためのバルブ37,38とを有して構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、 シーラー、プライマー、接着剤、又は塗料などの粘性塗布材を塗 布するための塗布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば塗布材をビード形状に塗布する場合において、幅又は厚さが異なるよう に、すなわち単位長あたりの塗布材の量が異なるように塗布する際には、ノズル からの塗布材の吐出量を一定とした状態で、塗布速度(被塗布面とノズルとの相 対速度)を変化させていた。
【0003】 また、塗布の目的、及び平面や段差面又は2面の交差部といった被塗布面の形 態などに応じて、例えば帯状(ビード形状)又は点状の塗布を行うというように 塗布の形態を変更する必要がある場合には、塗布の形態毎に塗布工程を設け、各 工程で専用のノズルを備えた塗布装置を用いて塗布が行われていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
塗布速度を変化させる場合には、塗布材を最適形状に塗布すること困難であっ た。
【0005】 また、それぞれ専用のノズルを備えた複数の塗布装置を用いる場合には、塗布 システムが大掛かりになるとともに、被塗布材を各塗布装置へ順に送る必要があ った。
【0006】 本考案は、上述の問題に鑑み、簡単に形態の異なる塗布を行うことのできる塗 布装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】 本考案に係る装置は、上述の課題を解決するため、ノズル支持用ブロックと、 内部に流路を有し且つ前記ノズル支持用ブロックの下面に沿って回転可能に設 けられたプレートと、前記プレートを回転駆動するための駆動源と、前記プレー トに取り付けられ、前記流路にそれぞれ接続された複数のノズルと、前記各ノズ ルへの流路を遮断するためのバルブとを有して構成される。
【0008】
【作用】
1つのノズルを被塗布面と対向する塗布位置に位置決めした状態で、このノズ ルへの流路が開かれて塗布材がノズルから被塗布面へ吐出され、ノズル形状によ り定まる形態の塗布が行われる。
【0009】 その後、塗布の形態を切り換えるために、一旦、各ノズルへの流路を遮断した 状態で、プレートが所定回転角度だけ回転駆動され、それによって以前と異なる ノズルが塗布位置に位置決めされる。そして、そのノズルへの流路が開かれて塗 布が再開される。
【0010】
【実施例】
図1は本考案に係る塗布システム1の全体の構成を示す図である。 塗布システム1は、ペール缶PLに入った塗布材TZを管路HS1に対して圧 送するための一次ポンプ11、管路HS1を介して給送される塗布材TZを流量 が一定となるように制御して給送する吐出装置12、吐出装置12から管路HS 2を介して給送される塗布材TZを吐出して被塗布材の表面に塗布するためのノ ズルユニット13、ノズルユニット13を所定の軌跡を描いて移動させるための ロボット14、ロボット14のアームの先端に取り付けられてノズルユニット1 3を図の上下方向に位置移動させるためのノズル位置決めシリンダ15、及び図 示しない制御部などから構成されている。
【0011】 吐出装置12は、ノズルユニット13の近傍であるところの、ロボット14の アーム上の適当な位置に取り付けられており、吐出時に塗布材TZの粘度を計測 することが可能となっている。吐出装置12では、モータの回転速度を制御する ことにより吐出する流量が制御され、また、塗布材TZの温度が設定した温度と なるように温度制御が行われる。
【0012】 図2は図1のノズルユニット13を拡大して示す断面正面図である。 ノズルユニット13は、シリンダ15の先端に固定されたブロック31、ブロ ック31の下面に沿って軸33を中心に回転可能に設けられた円板状のプレート 32、プレート32を回転駆動するためのロータリアクチュエータ34、吐出口 の形状及び大きさが異なる2つの塗布ノズル35,36、及び管路HS3と各ノ ズル35,36との間の流路を開閉するためのバルブ37,38などを有してい る。管路HS3は、シリンダ15のロッドの中空部からなり、管路HS2と接続 されている。
【0013】 プレート32の内部には、径方向に延びる流路41が形成されている。塗布ノ ズル35,36は、軸33を中心として対称となるように、プレート32の下面 側にバルブ37,38を介して取り付けられており、流路41の両端にそれぞれ 接続されている。
【0014】 ブロック31には、管路HS2とプレート32の流路41とを結ぶ流路40、 及び軸33が貫通する透孔31aが形成されている。透孔31aの両端の大径部 には、軸33を回転自在に支持するためのラジアルベアリング51が嵌入されて いる。ロータリアクチュエータ34は、モータ34A及びその回転駆動力を減速 して軸33に伝えるギアボックス34Bからなる。
【0015】 次に以上の構成の塗布システム1の動作について説明する。 図3は塗布の一例を示す平面図、図4は図3に対応した各部の動作状態を示す タイムチャートである。
【0016】 図3に示すように、塗布材TZを一部が幅広の帯状(ビード形状)に塗布する 場合において、まず、幅の狭い部分Aの塗布を行うために、吐出口が小径の塗布 ノズル35の先端を下方に向けた状態(図2の状態)で、塗布ノズル35から所 定量の塗布材TZを吐出させながらノズルユニット13を一定速度v1で被塗布 面に対して移動させる。塗布ノズル35の先端が部分Aの終端位置に達した時点 で、一旦、ノズルユニット13の移動を停止し、それと同時にバルブ37を閉じ る。
【0017】 続いて、幅の広い部分Bの塗布を行うために、プレート32を180°回転さ せて、塗布ノズル35に代えて吐出口が大径の塗布ノズル36を塗布位置(先端 が下方に向く位置)に配置する。
【0018】 その状態で、バルブ38を開き、塗布ノズル36から所定量の塗布材TZを吐 出させながらノズルユニット13を一定速度v1で移動させる。 そして、ノズル36の先端が部分Bの終端位置に達した時点で、ノズルユニッ ト13の移動を停止するとともにバルブ38を閉じ、再びプレート32を回転さ せて塗布ノズル35を塗布位置に配置し、塗布ノズル35によって塗布を行う。
【0019】 図5は塗布の他の例を示す平面図、図6は図5に対応した各部の動作状態を示 すタイムチャートである。 図5の例では、被塗布面上の互いに離れた位置に、互いに幅が異なるように塗 布材TZが塗布される。
【0020】 この場合にも上述の例と同様に、幅の狭い塗布には塗布ノズル35が用いられ 、幅の広い塗布には塗布ノズル36が用いられる。各塗布ノズル35,36によ る塗布の期間において、ノズルユニット13の移動は一定速度v1で行われるが 、例えば幅の狭い塗布の終了位置から幅の広い塗布の開始位置へのノズルユニッ ト13の移動は、速度v1より速い速度v2で行われる。
【0021】 なお、単位時間当たりの塗布材TZの吐出量は、塗布ノズル35,36に応じ て最適値に設定され、通常、幅の広い塗布に際しては幅の狭い塗布に比べて大き い値に設定される。
【0022】 上述の実施例においては、帯状の塗布に際して塗布の幅が異なるようにするた めに塗布ノズル35,36を切り換えて用いる例を示したが、点状(スポット状 )の塗布に適したいわゆるショット用ノズルと、帯状の塗布に適したスリット用 ノズルとをプレート32に取り付け、塗布の形態に応じてそれらノズルを切り換 えて用いるようにしてもよい。
【0023】 上述の実施例において、3つ以上の塗布ノズルを設けることができる。その場 合は、プレート32の回転により1つの塗布ノズルを塗布位置に配置できるよう に、プレート32の円周の等分割位置に1つずつ塗布ノズルを取り付け、各塗布 ノズルに塗布材TZを供給できるようにプレート32内に流路41を設ければよ い。その他、塗布ノズル35,36の形状、バルブ37,38の数及び配置位置 、ロータリアクチュエータ34の種類、ブロック31及びプレート32の形状を 含め、塗布システム1の構成、制御形態などは本考案の主旨に沿って種々変更す ることができる。
【0024】
【考案の効果】
本考案によれば、被塗布面上での塗布材の幅、厚さ、又は形状の異なる塗布を 簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る塗布システムの全体の構成を示す
図である。
【図2】図1のノズルユニットを拡大して示す断面正面
図である。
【図3】塗布の一例を示す平面図である。
【図4】図3に対応した各部の動作状態を示すタイムチ
ャートである。
【図5】塗布の他の例を示す平面図である。
【図6】図5に対応した各部の動作状態を示すタイムチ
ャートである。
【符号の説明】
1 塗布システム(塗布装置) 31 ブロック(ノズル支持用ブロック) 32 プレート 34 ロータリアクチュエータ(駆動源) 35,36 塗布ノズル(ノズル) 37,38 バルブ 41 流路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ノズル支持用ブロックと、 内部に流路を有し、前記ノズル支持用ブロックの下面に
    沿って回転可能に設けられたプレートと、 前記プレートを回転駆動するための駆動源と、 前記プレートに取り付けられ、前記流路にそれぞれ接続
    された複数のノズルと、 前記各ノズルへの流路を遮断するためのバルブとを有し
    てなることを特徴とする塗布装置。
JP5310493U 1993-09-30 1993-09-30 塗布装置 Pending JPH0724465U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5310493U JPH0724465U (ja) 1993-09-30 1993-09-30 塗布装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5310493U JPH0724465U (ja) 1993-09-30 1993-09-30 塗布装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0724465U true JPH0724465U (ja) 1995-05-09

Family

ID=12933488

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5310493U Pending JPH0724465U (ja) 1993-09-30 1993-09-30 塗布装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0724465U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101049855B1 (ko) * 2009-06-30 2011-07-19 현 규 곽 다중 분사각을 갖는 실러건

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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