JPH07244575A - 速度変換回路 - Google Patents

速度変換回路

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JPH07244575A
JPH07244575A JP6035857A JP3585794A JPH07244575A JP H07244575 A JPH07244575 A JP H07244575A JP 6035857 A JP6035857 A JP 6035857A JP 3585794 A JP3585794 A JP 3585794A JP H07244575 A JPH07244575 A JP H07244575A
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JP
Japan
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signal
conversion circuit
read
speed conversion
phase comparison
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6035857A
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English (en)
Inventor
Shigeo Sekiyama
繁雄 関山
Masayuki Horie
昌幸 堀江
Toshiyuki Sakai
俊行 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力データを異なる速度を有する2つの出力
データに変換する速度変換回路に関し、速度変換回路の
価格を低廉化することを目的とする。 【構成】 入力データを第1の速度を有する第1の出力
データおよび第2の速度を有する第2の出力データに変
換する速度変換回路であって、前記入力データを記憶す
る記憶手段10と、前記第1の出力データを読み出す信
号を作成する第1の読み出し信号作成手段60と、前記
第2の出力データを読み出す信号を作成する第2の読み
出し信号作成手段70と、前記第1および第2の読み出
し信号作成手段60,70の出力を選択して、前記記憶
手段10に供給する選択手段80,90とを具備するよ
うに構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、速度変換回路に関し、
特に、入力データを異なる速度を有する2つの出力デー
タに変換する速度変換回路に関する。近年、例えば、I
SDN(Integrated Service Digital Network) の実用
化に伴って、入力データを異なる速度を有する2つの出
力データに変換する速度変換回路が提供されている。と
ころで、異なる2種類の周波数へ速度変換を行う場合に
は、第1ステップとして、2種類の周波数のクロックの
内、1つの周波数のクロックへの速度変換を行い、さら
に、この速度変換された信号を第2ステップとして、も
う1つの周波数のクロックへの速度変換を行う、という
2段階のステップを踏むようになっている。そして、速
度変換を記憶手段を用いて行う場合には、各ステップに
おいてそれぞれ記憶手段が必要となるため、2つの記憶
手段を設けなければならない。そこで、1つの記憶手段
により2種類の周波数へ速度変換を行うことのできる速
度変換回路の提供が要望されている。
【0002】
【従来の技術】図10は従来の速度変換回路の一例を示
すブロック図である。同図において、参照符号200,210
は記憶手段、220,230,240 は制御信号作成手段、そし
て、250,260 はリタイミング手段を示している。従来、
或る周波数(クロック1)に同期した入力データ1を、
それとは異なる2つの周波数(クロック2,クロック
3)に速度変換する場合、次のようにして行っていた。
【0003】まず、図10に示されるように、第1ステ
ップとして、入力データ1を記憶手段200 に制御信号作
成手段220 からの制御信号に従って書き込む。次に、ク
ロック2に同期して動作する制御信号作成手段230 から
の制御信号によって、記憶手段200 から読み出された信
号をリタイミング手段250 でリタイミングすることによ
り、クロック2に同期した出力データ2を得る。
【0004】さらに、第2ステップとして、出力データ
2を制御信号作成手段230 からの制御信号に従って、記
憶手段210 に書き込む。次に、クロック3に同期して動
作する制御信号作成手段240 からの制御信号によって、
記憶手段210 から読み出された信号をリタイミング手段
260 でリタイミングすることにより、クロック3に同期
した出力データ3を得る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、図10を参照し
て説明したように、入力データを異なる速度を有する2
つの出力データに変換する速度変換回路においては、2
つの記憶手段200,210 が必要とされており、さらに、制
御信号作成手段230 は書き込み用の制御信号および読み
出し用の制御信号の2種類の制御信号を作成する必要が
あった。その結果、記憶手段の容量が増大すると共に、
制御信号作成手段の回路規模が大きくなって、速度変換
回路を低価格で提供することが困難となっていた。
【0006】本発明は、上述した従来の速度変換回路が
有する課題に鑑み、入力データを異なる速度を有する2
つの出力データに変換する速度変換回路を1つの記憶手
段により構成して速度変換回路の価格を低廉化すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、入力デ
ータを第1の速度を有する第1の出力データおよび第2
の速度を有する第2の出力データに変換する速度変換回
路であって、前記入力データを記憶する記憶手段10
と、前記第1の出力データを読み出す信号を作成する第
1の読み出し信号作成手段60と、前記第2の出力デー
タを読み出す信号を作成する第2の読み出し信号作成手
段70と、前記第1および第2の読み出し信号作成手段
60,70の出力を選択して、前記記憶手段10に供給
する選択手段80,90とを具備する速度変換回路が提
供される。
【0008】選択手段は、第1および第2の読み出し信
号作成手段60,70からの読み出しアドレス信号を選
択するアドレス信号選択手段80と、第1および第2の
読み出し信号作成手段60,70からの読み出し活性化
信号を選択する活性化信号選択手段90とを具備するよ
うに構成してもよい。速度変換回路は、さらに、入力デ
ータを記憶手段10に書き込む信号を作成する書き込み
信号作成手段50を具備してもよい。速度変換回路は、
入力データにおけるフォーマットを変換した第1の出力
データおよび第2の出力データを出力するように構成し
てもよい。速度変換回路は、異なるクロックタイミング
を持つ3つの同期網間に適用するように構成してもよ
い。
【0009】速度変換回路は、さらに、入力データを並
列信号に変換するシフトレジスタ回路20と、第1の読
み出し信号作成手段60からの制御信号により、記憶手
段10から読み出された並列信号をシリアル信号に変換
する第1のシリアル/パラレル変換回路30と、第2の
読み出し信号作成手段70からの制御信号により、記憶
手段10から読み出された並列信号をシリアル信号に変
換する第2のシリアル/パラレル変換回路40を具備す
るように構成してもよい。
【0010】速度変換回路は、さらに、記憶手段10の
書き込み側の信号と読み出し側の信号の位相比較を行う
第1の位相比較手段100を具備してもよい。速度変換
回路は、さらに、第1の読み出し信号作成手段60と第
2の読み出し信号作成手段70との位相比較を行う第2
の位相比較手段110を具備してもよい。速度変換回路
は、第1の位相比較手段100における書き込み位相と
読み出し位相との位相比較において、電源立ち上げ後最
初の位相比較を行わずに、第1の読み出し信号作成手段
60を初期化するように構成してもよい。
【0011】
【作用】本発明の速度変換回路によれば、記憶手段10
で入力データを記憶し、選択手段80,90により選択
された第1の読み出し信号作成手段60または第2の読
み出し信号作成手段70により、第1の速度を有する第
1の出力データまたは第2の速度を有する第2の出力デ
ータを出力するようになっている。すなわち、選択手段
80,90により、第1の読み出し信号作成手段60か
らの信号(読み出しアドレス信号および読み出し活性化
信号)を選択して記憶手段10に供給することによっ
て、第1の速度を有する第1の出力データを出力させ
る。また、選択手段80,90により、第2の読み出し
信号作成手段70からの信号(読み出しアドレス信号お
よび読み出し活性化信号)を選択して記憶手段10に供
給することによって、第2の速度を有する第2の出力デ
ータを出力させる。
【0012】このように、本発明の速度変換回路によれ
ば、1つの記憶手段10により速度の異なる2つの出力
データを得ることができ、入力データを異なる速度を有
する2つの出力データに変換する速度変換回路の価格を
低廉化することができる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る速度変換
回路の実施例を説明する。図1は本発明に係る速度変換
回路の一実施例を示すブロック図である。同図におい
て、参照符号10は記憶手段、20はシフトレジスタ回
路、30,40はパラレル/シリアル変換回路、50,
60,70は制御信号作成手段、80,90は選択手
段、そして、100,110 は位相比較手段を示している。こ
こで、図1は、例えば、加入者線終端装置を示し、具体
的に、クロック1は加入者線受信クロックで、周波数は
6.312MHz、クロック2は装置内クロックで、周波数は
6.312MHz、そして、クロック3は装置内クロックで、
周波数は1.544MHzである。
【0014】記憶手段10は、例えば、デュアルポート
RAM等のリード/ライトが独立に行われるようになっ
ており、また、シフトレジスタ回路20は、入力データ
1をnビットの並列信号(例えば、8ビットの並列デー
タ信号)に変換するために使用される。パラレル/シリ
アル変換回路(第1のシリアル/パラレル変換回路)3
0は、制御信号作成手段(第1の読み出し信号作成手
段)60からの読み出し制御信号によって、記憶手段1
0から読み出されるnビットの並列信号を出力データ2
のフォーマットに変換するために使用され、また、パラ
レル/シリアル変換回路(第2のシリアル/パラレル変
換回路)40は、制御信号作成手段(第2の読み出し信
号作成手段)70からの読み出し制御信号によって、記
憶手段10から読み出されるnビットの並列信号を出力
データ3のフォーマットに変換するために使用される。
ここで、制御信号作成手段60は、例えば、789ビッ
トのカウンタで構成されて自走するようになっており、
また、制御信号作成手段70は、例えば、193ビット
のカウンタで構成されて自走するようになっている。さ
らに、シフトレジスタ回路20は、例えば、8ビットの
シフトレジスタとして構成され、また、パラレル/シリ
アル変換回路30,40は、例えば、ロード信号に同期
した8ビットのパラレル/シリアルシフトレジスタとし
て構成されている。尚、具体例として、入力データ1お
よび出力データ2のフォーマットを図2(a) に示し、ま
た、出力データ3のフォーマットを図2(b) に示す。
【0015】制御信号作成手段(書き込み信号作成手
段)50は、記憶手段10の書き込み制御信号を作成す
るもので、クロック1に同期して動作するようになって
いる。ここで、制御信号作成手段50は、例えば、78
9ビットのカウンタから構成され、外部フレームパルス
により初期化される。制御信号作成手段(第1の読み出
し信号作成手段)60は、記憶手段10から出力データ
2を読み出すための読み出し制御信号を作成するもの
で、クロック2に同期して動作するようになっており、
また、制御信号作成手段(第2の読み出し信号作成手
段)70は、記憶手段10から出力データ3を読み出す
ための読み出し制御信号を作成するもので、クロック3
に同期して動作するようになっている。
【0016】選択手段(アドレス信号選択手段)80
は、制御信号作成手段60および制御信号作成手段70
から出力されたアドレス制御信号を選択して記憶手段1
0に供給するためのものであり、また、選択手段(活性
化信号選択手段)90は、制御信号作成手段60および
制御信号作成手段70から出力される読み出し活性化信
号(リード・イネーブル信号)を選択して記憶手段10
に供給するためのものである。
【0017】位相比較手段(第1の位相比較手段)100
は、制御信号作成手段50で作成される書き込み位相
と、制御信号作成手段60で作成される読み出し位相と
の位相比較を行うためのものであり、また、位相比較手
段(第2の位相比較手段)110は、制御信号作成手段60
で作成される読み出し位相と、制御信号作成手段70で
作成される読み出し位相との位相比較を行うためのもの
である。
【0018】本実施例の速度変換回路は、入力データを
シフトレジスタ回路20でnビット(例えば、8ビッ
ト)の並列信号に変換することにより、記憶手段10へ
の書き込みを離散的に行う。さらに、制御信号作成手段
60からの読み出し制御信号および制御信号作成手段7
0からの読み出し制御信号を選択手段80,90で切り
換えることにより、記憶手段10から2つの異なる周波
数のデータをそれぞれの周波数で離散的に(バースト的
に)読み出す。そして、読み出されたnビットの並列信
号をパラレル/シリアル変換回路30,40で所望のフ
ォーマットに変換するようになっている。
【0019】このように、本実施例の速度変換回路は、
記憶手段への書き込み/読み出しをバースト的に行うこ
とによって、記憶手段の1つの出力端子から異なる周波
数の信号を取り出している。これにより、1つの記憶手
段を使用するだけで、或る周波数で入力された信号を2
つの異なる周波数の信号に速度変換を行うことができる
ようになっている。
【0020】図2は本発明の速度変換回路に使用する入
出力データのフォーマットの一例を示す図であり、同図
(a) は入力データ1および出力データ2のフォーマット
を示し、また、同図(b) は出力データ3のフォーマット
を示している。図3は本発明の速度変換回路における書
き込み側の動作の一例を示すタイムチャートであり、記
憶手段(デュアルポートRAM)10の書き込み側のイ
ンタフェースを示すものである。
【0021】図1および図3を参照して、記憶手段10
には、信号S3が低レベル“0”のとき、信号S2のア
ドレスに従って、信号S1のデータが書き込まれる。こ
こで、記憶手段10に対する書き込み処理は、ほぼ24
ビット周期でバースト的に行われる。図4は本発明の速
度変換回路における読み出し側(6.3MHz:正確には、6.31
2MHz) の動作の一例を示すタイムチャートであり、記憶
手段10のクロック2に同期した読み出し側のインタフ
ェースを示すものである。
【0022】クロック2に同期した読み出し制御信号
は、制御信号作成手段60からの信号(選択制御信号)
S8が高レベル“1”のとき、選択手段80は信号S4
を選択して記憶手段10へ信号(読み出しアドレス信
号)S9として供給し、また、選択手段90は信号S5
を選択して記憶手段10へ信号(読み出し活性化信号:
リード・イネーブル信号)S10として供給する。ここ
では、選択制御信号S8が高レベル“1”の場合につい
て説明する。
【0023】すなわち、選択制御信号S8が高レベル
“1”のとき、制御信号作成手段(第1の読み出し信号
作成手段)60からの読み出しアドレス信号S4および
読み出し活性化信号S5が選択されて、記憶手段10に
供給される。これにより、記憶手段10からは、読み出
し活性化信号S5(S10)が低レベル“0”のときの
読み出しアドレス信号S4(S9)に対応したアドレス
のデータ(例えば、8ビットの並列信号)S11が読み
出される。この読み出された8ビットの並列信号S11
は、制御信号作成手段60からの信号S12に同期して
パラレル/シリアル変換回路30によりシリアル変換さ
れ、出力データ2が出力されることになる。
【0024】図5は本発明の速度変換回路における読み
出し側(1.5MHz:正確には、1.544MHz) の動作の一例を示
すタイムチャートであり、記憶手段10のクロック3に
同期した読み出し側のインタフェースを示すものであ
る。クロック3に同期した読み出し制御信号は、制御信
号作成手段60からの信号(選択制御信号)S8が低レ
ベル“0”のとき、選択手段80は信号S6を選択して
記憶手段10へ信号(読み出しアドレス信号)S9とし
て供給し、また、選択手段90は信号S7を選択して記
憶手段10へ信号(読み出し活性化信号:リード・イネ
ーブル信号)S10として供給する。ここでは、選択制
御信号S8が低レベル“0”の場合について説明する。
【0025】すなわち、選択制御信号S8が低レベル
“0”のとき、制御信号作成手段(第2の読み出し信号
作成手段)70からの読み出しアドレス信号S6および
読み出し活性化信号S7が選択されて、記憶手段10に
供給される。これにより、記憶手段10からは、読み出
し活性化信号S7(S10)が低レベル“0”のときの
読み出しアドレス信号S6(S9)に対応したアドレス
のデータ(例えば、8ビットの並列信号)S11が読み
出される。ただし、読み出されるデータは192ビット
分なので、アドレスは“00”〜“17”(16進)ま
でカウントする。この読み出された8ビットの並列信号
S11は、制御信号作成手段70からの信号S13に同
期してパラレル/シリアル変換回路40によりシリアル
変換され、出力データ3が出力されることになる。
【0026】図6は本発明の速度変換回路における位相
比較手段(100) の動作の一例を説明するための図であ
る。図1に示されるように、位相比較手段(第1の位相
比較手段)100において、制御信号作成手段(書き込み信
号作成手段)50で作成される信号S14および制御信
号作成手段(第1の読み出し信号作成手段)60で作成
される信号S15が位相比較される。すなわち、図6に
示されるように、信号S15が高レベル“1”となるパ
ルス幅の中に信号S14が高レベル“1”となるパルス
幅が存在する場合には、制御信号作成手段60は初期化
されないようになっている。一方、信号S15が高レベ
ル“1”となるパルス幅の中に信号S14が高レベル
“1”となるパルス幅が存在しない場合、すなわち、信
号S14の高レベル“1”のパルス幅が信号S15の高
レベル“1”のパルス幅からはずれた場合には、位相比
較手段100 からの信号S16としてクロック2対する1
ビット幅のパルスが出力される。そして、この信号S1
6によって、制御信号作成手段60が初期化され、再び
信号S14が出力される位相に信号S15が出力され
る。このとき、信号S15は、信号S14のパルスがほ
ぼ中心になるように作成される。
【0027】図7は本発明の速度変換回路における位相
比較手段(110) の動作の一例を説明するための図であ
り、図8は本発明の速度変換回路における位相比較手段
(110)の動作の特徴を説明するための図である。図7に
示されるように、制御信号作成手段(第1の読み出し信
号作成手段)60で作成される信号S17のパルス幅
は、クロック2に対して5ビット幅である。これは、ク
ロック2が6.312MHz、クロック3は1.544MHzであ
り、また、6.312MHzで4ビットのパルス幅は、1.544
MHzで1ビットのパルス幅より小さいので、6.312MHz
で4ビットのパルスを1.544MHzのクロックでリタイミ
ングする場合、リタイミングできない位相が存在するた
めである。
【0028】図1に示されるように、位相比較手段(第
2の位相比較手段)110において、制御信号作成手段(第
1の読み出し信号作成手段)60で作成される信号S1
7および制御信号作成手段(第2の読み出し信号作成手
段)70で作成される信号S18が位相比較される。す
なわち、図7に示されるように、信号S17が高レベル
“1”となるパルス幅の中に信号S18が高レベル
“1”となるパルス幅が存在する場合には、制御信号作
成手段70は初期化されないようになっている。一方、
信号S17の高レベル“1”のパルス幅が信号S18の
高レベル“1”のパルス幅からはずれた場合には、位相
比較手段110 からの信号S19としてクロック2対する
1ビット幅のパルスが出力される。そして、この信号S
19によって、制御信号作成手段70が初期化され、再
び信号S17が出力される位相に信号S18が出力され
る。ここで、図8に示されるように、信号S19は、信
号S17が信号S18からはずれた場合に出力される
が、多少のずれでは出力されず、はずれた分のパルスが
クロック3によってリタイミングできる位相になること
により出力される。
【0029】図9は本発明の速度変換回路における位相
比較手段(100) の電源立ち上げ直後の動作を説明するた
めの図であり、電源立ち上げ後の最初の位相比較を示す
ものである。図9に示す位相では、制御信号作成手段
(第1の読み出し信号作成手段)60を初期化する信号
S16は出力されず、ぎりぎりの位相でなるため、不安
定な状態となってしまう。そこで、電源立ち上げ後、最
初の信号S14が出力されるまでの間高レベル“1”と
なる信号S20で信号S15をマスクすることにより、
立ち上げ後の最初の信号S14をクロック2でリタイミ
ングした信号S16にり制御信号作成手段60を初期化
する。これによって、次の周期で作成される信号S14
と信号S15との位相関係を図6に示したように最適な
ものとすることができる。
【0030】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明の速度変
換回路によれば、入力データを異なる速度を有する2つ
の出力データに変換する速度変換回路を1つの記憶手段
により構成することによって、速度変換回路の価格を低
廉化することができる。さらに、本発明の速度変換回路
によれば、装置構成上における回路規模を削減すること
ができ、且つ、低消費電力化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る速度変換回路の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明の速度変換回路に使用する入出力データ
のフォーマットの一例を示す図である。
【図3】本発明の速度変換回路における書き込み側の動
作の一例を示すタイムチャートである。
【図4】本発明の速度変換回路における読み出し側(6.3
MHz)の動作の一例を示すタイムチャートである。
【図5】本発明の速度変換回路における読み出し側(1.5
MHz)の動作の一例を示すタイムチャートである。
【図6】本発明の速度変換回路における位相比較手段(1
00) の動作の一例を説明するための図である。
【図7】本発明の速度変換回路における位相比較手段(1
10) の動作の一例を説明するための図である。
【図8】本発明の速度変換回路における位相比較手段(1
10) の動作の特徴を説明するための図である。
【図9】本発明の速度変換回路における位相比較手段(1
00) の電源立ち上げ直後の動作を説明するための図であ
る。
【図10】従来の速度変換回路の一例を示すブロック図
である。
【符号の説明】
10…記憶手段 20…シフトレジスタ 30…パラレル/シリアル変換回路(第1のパラレル/
シリアル変換回路) 40…パラレル/シリアル変換回路(第2のパラレル/
シリアル変換回路) 50…制御信号作成手段(書き込み信号作成手段) 60…制御信号作成手段(第1の読み出し信号作成手
段) 70…制御信号作成手段(第2の読み出し信号作成手
段) 80…選択手段(アドレス信号選択手段) 90…選択手段(活性化信号選択手段) 100 …位相比較手段(第1の位相比較手段) 110 …位相比較手段(第2の位相比較手段)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力データを第1の速度を有する第1の
    出力データおよび第2の速度を有する第2の出力データ
    に変換する速度変換回路であって、 前記入力データを記憶する記憶手段(10)と、 前記第1の出力データを読み出す信号を作成する第1の
    読み出し信号作成手段(60)と、 前記第2の出力データを読み出す信号を作成する第2の
    読み出し信号作成手段(70)と、 前記第1および第2の読み出し信号作成手段(60,7
    0)の出力を選択して、前記記憶手段(10)に供給す
    る選択手段(80,90)とを具備することを特徴とす
    る速度変換回路。
  2. 【請求項2】 前記選択手段は、前記第1および第2の
    読み出し信号作成手段(60,70)からの読み出しア
    ドレス信号を選択するアドレス信号選択手段(80)
    と、前記第1および第2の読み出し信号作成手段(6
    0,70)からの読み出し活性化信号を選択する活性化
    信号選択手段(90)とを具備することを特徴とする請
    求項1の速度変換回路。
  3. 【請求項3】 前記速度変換回路は、さらに、前記入力
    データを前記記憶手段(10)に書き込む信号を作成す
    る書き込み信号作成手段(50)を具備することを特徴
    とする請求項1の速度変換回路。
  4. 【請求項4】 前記速度変換回路は、前記入力データに
    おけるフォーマットを変換した前記第1の出力データお
    よび前記第2の出力データを出力するようになっている
    請求項1の速度変換回路。
  5. 【請求項5】 前記速度変換回路は、異なるクロックタ
    イミングを持つ3つの同期網間に適用するようになって
    いる請求項1の速度変換回路。
  6. 【請求項6】 前記速度変換回路は、さらに、 前記入力データを並列信号に変換するシフトレジスタ回
    路(20)と、 前記第1の読み出し信号作成手段(60)からの制御信
    号により、前記記憶手段(10)から読み出された並列
    信号をシリアル信号に変換する第1のシリアル/パラレ
    ル変換回路(30)と、 前記第2の読み出し信号作成手段(70)からの制御信
    号により、前記記憶手段(10)から読み出された並列
    信号をシリアル信号に変換する第2のシリアル/パラレ
    ル変換回路(40)とを具備することを特徴とする請求
    項1の速度変換回路。
  7. 【請求項7】 前記速度変換回路は、さらに、前記記憶
    手段(10)の書き込み側の信号と読み出し側の信号の
    位相比較を行う第1の位相比較手段(100)を具備す
    ることを特徴とする請求項1の速度変換回路。
  8. 【請求項8】 前記速度変換回路は、さらに、前記第1
    の読み出し信号作成手段(60)と前記第2の読み出し
    信号作成手段(70)との位相比較を行う第2の位相比
    較手段(110)を具備することを特徴とする請求項7
    の速度変換回路。
  9. 【請求項9】 前記速度変換回路は、前記第1の位相比
    較手段(100)における書き込み信号と読み出し信号
    との位相比較において、電源立ち上げ後最初の位相比較
    を行わずに、前記第1の読み出し信号作成手段(60)
    を初期化するようにしたことを特徴とする請求項7の速
    度変換回路。
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