JPH0724447Y2 - 動力掘削機におけるpto用コネクタ構造 - Google Patents
動力掘削機におけるpto用コネクタ構造Info
- Publication number
- JPH0724447Y2 JPH0724447Y2 JP5105989U JP5105989U JPH0724447Y2 JP H0724447 Y2 JPH0724447 Y2 JP H0724447Y2 JP 5105989 U JP5105989 U JP 5105989U JP 5105989 U JP5105989 U JP 5105989U JP H0724447 Y2 JPH0724447 Y2 JP H0724447Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pto
- hydraulic oil
- working machine
- oil passage
- control valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Operation Control Of Excavators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、動力作業機におけるPTO用コネクタ構造に関
するものである。
するものである。
(ロ)従来の技術 従来、動力掘削機においては、掘削作業用コントロール
バルブの他に、削岩機などのPTO作業機を操作するPTO作
業機用コントロールバルブが別に装備されているものが
存在する。
バルブの他に、削岩機などのPTO作業機を操作するPTO作
業機用コントロールバルブが別に装備されているものが
存在する。
(ハ)考案が解決しようとする課題 ところが、PTO作業機用コントロールバルブは、PTO作業
機が一種類のみ接続できるものであるから、複数のPTO
作業機を同時に作動させることができず、したがって、
作業現場での作業能率が低いものであった。
機が一種類のみ接続できるものであるから、複数のPTO
作業機を同時に作動させることができず、したがって、
作業現場での作業能率が低いものであった。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案では、油圧ポンプとPTO作業機用コントロールバ
ルブとを接続して、同PTO作業機用コントロールバルブ
に作動油路A及び作動油路Bの二つの油路を連結して切
換自在とし、一方の作業油路Aの先端には第1PTO作業機
を接続すると共に、他方の作動油路Bの途中には、第2P
TO作業機を接続できるコネクタ本体と、三方向切換弁を
有する三方向バルブ本体とを一体連結して位置させ、同
コネクタ本体には、作動油タンクに接続する戻り管を設
け、かつ、三方向バルブ本体の先端には作動油路Cを介
して前記第1PTO作業機を連結し、さらに、三方向切換弁
の切換により、前記作動油路Cと戻り管を連通可能と
し、又は、前記作動油路Cと作動油路Bと連通可能とす
ることを特徴とする動力掘削機におけるPTO用コネクタ
構造を提供せんとするものである。
ルブとを接続して、同PTO作業機用コントロールバルブ
に作動油路A及び作動油路Bの二つの油路を連結して切
換自在とし、一方の作業油路Aの先端には第1PTO作業機
を接続すると共に、他方の作動油路Bの途中には、第2P
TO作業機を接続できるコネクタ本体と、三方向切換弁を
有する三方向バルブ本体とを一体連結して位置させ、同
コネクタ本体には、作動油タンクに接続する戻り管を設
け、かつ、三方向バルブ本体の先端には作動油路Cを介
して前記第1PTO作業機を連結し、さらに、三方向切換弁
の切換により、前記作動油路Cと戻り管を連通可能と
し、又は、前記作動油路Cと作動油路Bと連通可能とす
ることを特徴とする動力掘削機におけるPTO用コネクタ
構造を提供せんとするものである。
(ホ)作用 バケットアームの先端に大型ブレーカなどの第1PTO作業
機を連結した場合は、三方向バルブ本体及びコネクタ本
体と戻り管を接続して、同三方向バルブ本体の先端と、
作動油路Aの先端とに上記第1PTO作業機を接続し、作動
油路Aより加圧作業油を供給して第1PTO作業機を回動駆
動し、戻り作動油を三方向バルブ本体及びコネクタ本体
を介して直接戻り管に循環させるものであり、したがっ
て、背圧が小さいので油圧駆動力が大きくなるものであ
る。また、第1PTO作業機を正逆転させる場合は、三方向
バルブ本体の三方向切換弁を切換えて第1PTO作業機と作
動油路Bとを接続して、PTO作業機用コントロールバル
ブの操作で、加圧作動油を作動油路A、又は作動油路B
に交互に供給して正逆回転が自在にできるものである。
また、第2PTO作業機を使用する場合は、コネクタ本体に
設ける作動油路を第2PTO作業機と接続することにより簡
単に第2PTO作業機を作動させることができるものであ
る。
機を連結した場合は、三方向バルブ本体及びコネクタ本
体と戻り管を接続して、同三方向バルブ本体の先端と、
作動油路Aの先端とに上記第1PTO作業機を接続し、作動
油路Aより加圧作業油を供給して第1PTO作業機を回動駆
動し、戻り作動油を三方向バルブ本体及びコネクタ本体
を介して直接戻り管に循環させるものであり、したがっ
て、背圧が小さいので油圧駆動力が大きくなるものであ
る。また、第1PTO作業機を正逆転させる場合は、三方向
バルブ本体の三方向切換弁を切換えて第1PTO作業機と作
動油路Bとを接続して、PTO作業機用コントロールバル
ブの操作で、加圧作動油を作動油路A、又は作動油路B
に交互に供給して正逆回転が自在にできるものである。
また、第2PTO作業機を使用する場合は、コネクタ本体に
設ける作動油路を第2PTO作業機と接続することにより簡
単に第2PTO作業機を作動させることができるものであ
る。
(ヘ)効果 以上の如く本考案によれば、大型で大容量のPTO作業機
を接続する場合は、三方向バルブ本体及びコネクタ本体
と戻り管を接続して、同三方向バルブ本体の先端に接続
する作動油路Cと、作動油路Aの先端とに第1PTO作業機
を接続し、同第1PTO作業機からの戻り作動油を直接戻り
管に循環することができるので背圧が小さくなり、した
がって、第1PTO作業機の駆動力が大きくなり、各種の作
業を能率的に行うことができるものである。
を接続する場合は、三方向バルブ本体及びコネクタ本体
と戻り管を接続して、同三方向バルブ本体の先端に接続
する作動油路Cと、作動油路Aの先端とに第1PTO作業機
を接続し、同第1PTO作業機からの戻り作動油を直接戻り
管に循環することができるので背圧が小さくなり、した
がって、第1PTO作業機の駆動力が大きくなり、各種の作
業を能率的に行うことができるものである。
また、第1PTO作業機が正逆回転を行うものであるとき
は、三方向バルブ本体の三方向切換弁を切換えることに
より、PTO作業機用コントロールバルブの操作にて正逆
回転が自在に行えるものである。そして、コネクタ本体
には第2PTO作業機を接続自在としたので、小型のハンド
ブレーカ等により現場作業を能率的に行うことができる
ものである。そして、全体として構造が簡単でありなが
ら、掘削作業やその他の破砕作業が能率的に行い得るも
のである。
は、三方向バルブ本体の三方向切換弁を切換えることに
より、PTO作業機用コントロールバルブの操作にて正逆
回転が自在に行えるものである。そして、コネクタ本体
には第2PTO作業機を接続自在としたので、小型のハンド
ブレーカ等により現場作業を能率的に行うことができる
ものである。そして、全体として構造が簡単でありなが
ら、掘削作業やその他の破砕作業が能率的に行い得るも
のである。
(ト)実施例 本考案の実施例を図面にもとづき詳説すれば、第1図に
おいて、(1)はバックホーの旋回フレームで、前部に
ブラケット(2)を介して上下昇降自在及び左右揺動自
在に主ブーム(3)を連結している。(4)は主ブーム
(3)の先端に連結するバケットアームで、先端に掘削
用バケット(5)を連結している。また、第1図及び第
2図(油圧回路図)において、(6)は旋回フレーム
(1)上に搭載するエンジンで、3個の油圧ポンプ
(7)(8)(9)を直結状に連結している。(10)は
作動油タンク、(11)は作業機用コントロールバルブ仕
組で、9個のコントロールバルブより構成されている。
(12)は排土板(13)を上下動させるコントロールバル
ブ、(14)は旋回モータ(15)を操作するコントロール
バルブ、(16)はブレーカなどのPTO作業機(17)を駆
動操作するコントロールバルブ、(18)は掘削用バケッ
ト(5)を操作するコントロールバルブ、(19)はクロ
ーラ走行装置(20)の右側油圧モータ(21)を操作する
コントロールバルブ、(22)は主ブーム(3)を上下動
させるコントロールバルブである。また、(23)は主ブ
ーム(3)を左右方向に作動させるコントロールバル
ブ、(24)はクローラ走行装置(20)の左側油圧モータ
(25)を操作するコントロールバルブ、(26)はバケッ
トアーム(4)を作動させるコントロールバルブ、(2
7)は排土板(13)用油圧シリンダ、(28)は掘削用バ
ケット(5)を作動させる油圧シリンダ、(29)は主ブ
ーム(3)用油圧シリンダ、(30)はバケットアーム
(4)用油圧シリンダ、(31)は主ブーム(3)を左右
方向に作動させるスイングシリンダである。
おいて、(1)はバックホーの旋回フレームで、前部に
ブラケット(2)を介して上下昇降自在及び左右揺動自
在に主ブーム(3)を連結している。(4)は主ブーム
(3)の先端に連結するバケットアームで、先端に掘削
用バケット(5)を連結している。また、第1図及び第
2図(油圧回路図)において、(6)は旋回フレーム
(1)上に搭載するエンジンで、3個の油圧ポンプ
(7)(8)(9)を直結状に連結している。(10)は
作動油タンク、(11)は作業機用コントロールバルブ仕
組で、9個のコントロールバルブより構成されている。
(12)は排土板(13)を上下動させるコントロールバル
ブ、(14)は旋回モータ(15)を操作するコントロール
バルブ、(16)はブレーカなどのPTO作業機(17)を駆
動操作するコントロールバルブ、(18)は掘削用バケッ
ト(5)を操作するコントロールバルブ、(19)はクロ
ーラ走行装置(20)の右側油圧モータ(21)を操作する
コントロールバルブ、(22)は主ブーム(3)を上下動
させるコントロールバルブである。また、(23)は主ブ
ーム(3)を左右方向に作動させるコントロールバル
ブ、(24)はクローラ走行装置(20)の左側油圧モータ
(25)を操作するコントロールバルブ、(26)はバケッ
トアーム(4)を作動させるコントロールバルブ、(2
7)は排土板(13)用油圧シリンダ、(28)は掘削用バ
ケット(5)を作動させる油圧シリンダ、(29)は主ブ
ーム(3)用油圧シリンダ、(30)はバケットアーム
(4)用油圧シリンダ、(31)は主ブーム(3)を左右
方向に作動させるスイングシリンダである。
また、(32)は旋回フレーム(1)の中央部に設けるス
イベルジョイン、(33)は作動油タンク(10)より作動
油を油圧ポンプ(7)(8)(9)へ供給する吸込管、
(34)(35)(36)は各油圧ポンプ(7)(8)(9)
とコントロールバルブ仕組(11)とを接続する供給管で
ある。
イベルジョイン、(33)は作動油タンク(10)より作動
油を油圧ポンプ(7)(8)(9)へ供給する吸込管、
(34)(35)(36)は各油圧ポンプ(7)(8)(9)
とコントロールバルブ仕組(11)とを接続する供給管で
ある。
そして、(37)はコントロールバルブ仕組(11)と作動
油タンク(10)とを接続する戻り管、(38)は旋回モー
タ(15)及びPTO作業機(17)からの戻り作動油を作動
油タンク(10)まで戻す戻り管である。
油タンク(10)とを接続する戻り管、(38)は旋回モー
タ(15)及びPTO作業機(17)からの戻り作動油を作動
油タンク(10)まで戻す戻り管である。
また、(39)及び(40)は、コントロールバルブ(16)
とPTO作業機(17)とを連通する作動油路A・Bで、同
作動油路B(40)の中間にはPTO作業機用のPTOコネクタ
(41)を設けている。
とPTO作業機(17)とを連通する作動油路A・Bで、同
作動油路B(40)の中間にはPTO作業機用のPTOコネクタ
(41)を設けている。
そして、同PTOコネクタ(41)は、第3図に示す如く、
コネクタ本体(42)と三方向バルブ本体(43)を一体連
結して構成されている。(41−1)は固定用ボルトであ
る。
コネクタ本体(42)と三方向バルブ本体(43)を一体連
結して構成されている。(41−1)は固定用ボルトであ
る。
また、第3図において、(44)はコネクタ本体(42)の
戻り管で前記戻り管(38)と接続している。(45)はコ
ネクタ本体(42)の左側に設ける通路aで、第4図に示
す如く、中間に横方向に通路b(46)を設けている。
(47)は右側に設ける通路dで、中間に横方向に通路e
(48)を設けている。(49)は三方向バルブ本体(43)
の左側に設ける通路fで、前記コネクタ本体(42)の通
路b(46)と接続していると共に、中間に三方向切換弁
(50)を設けている。そして、前記作動油路A(39)と
通路f(49)に延設する作動油路c(51)とによって、
これらに連結する第1PTO作業機(17−1)を駆動するよ
うに構成している。また、(52)は三方向バルブ本体
(43)の右側に設ける通路gで、上方は途中が逆L形に
屈折して、前記三方向切換弁(50)に接続していると共
に、下方はコネクタ本体(42)の通路d(47)と連通し
ている。そして、前記コネクタ本体(42)の通路b(4
6)に延設する作動油路D(53)と、通路e(48)に延
設する作動油路E(54)とによって、これらに接続する
第2PTO作業機(17−2)を駆動するように構成してい
る。また、上記三方向切換弁(50)は、レバー操作によ
り作動油を戻り管(44)と、作動油路B(40)とに選択
自在に接続することができるように構成している。ま
た、(55)は三方向バルブ本体(43)の通路f(49)の
下部に設ける凹溝でOリング(56)を嵌装している。
(57)は通路g(52)の下部に設ける凹溝でOリング
(58)を嵌装している。
戻り管で前記戻り管(38)と接続している。(45)はコ
ネクタ本体(42)の左側に設ける通路aで、第4図に示
す如く、中間に横方向に通路b(46)を設けている。
(47)は右側に設ける通路dで、中間に横方向に通路e
(48)を設けている。(49)は三方向バルブ本体(43)
の左側に設ける通路fで、前記コネクタ本体(42)の通
路b(46)と接続していると共に、中間に三方向切換弁
(50)を設けている。そして、前記作動油路A(39)と
通路f(49)に延設する作動油路c(51)とによって、
これらに連結する第1PTO作業機(17−1)を駆動するよ
うに構成している。また、(52)は三方向バルブ本体
(43)の右側に設ける通路gで、上方は途中が逆L形に
屈折して、前記三方向切換弁(50)に接続していると共
に、下方はコネクタ本体(42)の通路d(47)と連通し
ている。そして、前記コネクタ本体(42)の通路b(4
6)に延設する作動油路D(53)と、通路e(48)に延
設する作動油路E(54)とによって、これらに接続する
第2PTO作業機(17−2)を駆動するように構成してい
る。また、上記三方向切換弁(50)は、レバー操作によ
り作動油を戻り管(44)と、作動油路B(40)とに選択
自在に接続することができるように構成している。ま
た、(55)は三方向バルブ本体(43)の通路f(49)の
下部に設ける凹溝でOリング(56)を嵌装している。
(57)は通路g(52)の下部に設ける凹溝でOリング
(58)を嵌装している。
また、三方向バルブ本体(43)を使用しないときは、コ
ネクタ本体(42)の通路a(45)上部をプラグにて塞い
で使用するものである。
ネクタ本体(42)の通路a(45)上部をプラグにて塞い
で使用するものである。
本考案の実施例は上記のように構成されており、したが
って、エンジン(6)を始動させると、これに連結する
油圧ポンプ(7)(8)(9)が回動して高圧作動油を
作業用コントロールバルブ仕組(11)へ供給する。そし
て、クローラ走行装置用のコントローラバルブ(19)
(24)を操作して左右の油圧モータ(21)(25)を回動
させ機体を前後進させるものである。また、主ブーム用
コントロールバルブ(22)及びバケットアーム用コント
ロールバルブ(26)、並びにバケット用コントロールバ
ルブ(18)を操作することにより掘削用バケット(5)
によって掘削作業を行うものである。
って、エンジン(6)を始動させると、これに連結する
油圧ポンプ(7)(8)(9)が回動して高圧作動油を
作業用コントロールバルブ仕組(11)へ供給する。そし
て、クローラ走行装置用のコントローラバルブ(19)
(24)を操作して左右の油圧モータ(21)(25)を回動
させ機体を前後進させるものである。また、主ブーム用
コントロールバルブ(22)及びバケットアーム用コント
ロールバルブ(26)、並びにバケット用コントロールバ
ルブ(18)を操作することにより掘削用バケット(5)
によって掘削作業を行うものである。
また、バックホーのバケットアーム(4)の先端に、大
型ブレーカなどの第1PTO作業機(17−1)を連結してコ
ンクリートの破砕作業を行う場合は、PTO作業機用コン
トロールバルブ(16)を中立位置Nより正転位置Fにし
て作動油路A(39)に高圧作動油を導き、同作動油路A
(39)と作動油路C(51)との先端に上記第1PTO作業機
(17−1)を接続する。そして、第1PTO作業機(17−
1)を駆動した戻り油を作動油路C(51)より三方向バ
ルブ本体(43)に戻し、さらに、三方向切換弁(50)
を、第3図の如く、直通状態にして戻り管(44)より作
動油タンク(10)へ循環させるものである。したがっ
て、この場合は、作動油が三方向バルブ本体(43)より
作動油タンク(10)へ直接流れるので背圧が小さく大容
量の大型ブレーカなどの運転が可能である。
型ブレーカなどの第1PTO作業機(17−1)を連結してコ
ンクリートの破砕作業を行う場合は、PTO作業機用コン
トロールバルブ(16)を中立位置Nより正転位置Fにし
て作動油路A(39)に高圧作動油を導き、同作動油路A
(39)と作動油路C(51)との先端に上記第1PTO作業機
(17−1)を接続する。そして、第1PTO作業機(17−
1)を駆動した戻り油を作動油路C(51)より三方向バ
ルブ本体(43)に戻し、さらに、三方向切換弁(50)
を、第3図の如く、直通状態にして戻り管(44)より作
動油タンク(10)へ循環させるものである。したがっ
て、この場合は、作動油が三方向バルブ本体(43)より
作動油タンク(10)へ直接流れるので背圧が小さく大容
量の大型ブレーカなどの運転が可能である。
また、第1PTO作業機(17−1)を正転可能なスクリュー
オーガとした場合は、三方向バルブ本体(43)の三方向
切換弁(50)を時計方向に90°回転させて作動油路C
(51)と作動油路B(40)を連通する。そして、PTO作
業機用コントロールバルブ(16)を中立位置(N)より
正転位置(F)及び逆転位置(R)とに交互に操作する
ことにより、だ1PTO作業機(17−1)のスクリューオー
ガは正逆転を繰り返して各種作業を行うことができるも
のである。
オーガとした場合は、三方向バルブ本体(43)の三方向
切換弁(50)を時計方向に90°回転させて作動油路C
(51)と作動油路B(40)を連通する。そして、PTO作
業機用コントロールバルブ(16)を中立位置(N)より
正転位置(F)及び逆転位置(R)とに交互に操作する
ことにより、だ1PTO作業機(17−1)のスクリューオー
ガは正逆転を繰り返して各種作業を行うことができるも
のである。
また、コネクタ本体(42)の作動油路D(53)及び作動
油路E(54)の先端に、小型のハンドブレーカなどを第
2PTO作業機(17−2)として接続できるものであり、こ
の場合三方向バルブ本体(43)の三方向切換弁(50)を
直通状態(第3図の状態)とするものである。そして、
第1PTO作業機(71−1)と第2PTO作業機(17−2)を兼
用して使用することもできるものである。
油路E(54)の先端に、小型のハンドブレーカなどを第
2PTO作業機(17−2)として接続できるものであり、こ
の場合三方向バルブ本体(43)の三方向切換弁(50)を
直通状態(第3図の状態)とするものである。そして、
第1PTO作業機(71−1)と第2PTO作業機(17−2)を兼
用して使用することもできるものである。
以上の如く、本考案によれば、油圧ポンプ(9)とPTO
作業機用コントロールバルブ(16)とを接続して、同PT
O作業機用コントロールバルブ(16)に作動油路A(3
9)及び作動油路B(40)の二つの油路を連結して切換
自在とし、一方の作動油路A(39)の先端には第1PTO作
業機(17−1)を接続すると共に、他方の作動油路B
(40)の途中には、第2PTO作業機(17−2)を接続でき
るコネクタ本体(42)と、三方向切換弁(50)を有する
三方向バルブ本体(48)とを一体連結して位置させ、同
コネクタ本体(42)には、作動油タンク(10)に接続す
る戻り管(44)を設け、かつ、三方向バルブ本体(43)
の先端には作動油路C(51)を介して前記第1PTO作業機
(17−1)を連結し、さらに、三方向切換弁(50)の切
換により、前記作業油路C(51)と戻り管(44)を連結
可能とし、又は、前記作動油路C(51)と作動油路B
(40)と連通可能としたものであるから、大型で大容量
のPTO作業機(17)を使用する場合は、三方向バルブ本
体(43)及びコネクタ本体(42)と戻り管(44)を接続
して同三方向バルブ本体(43)の先端と作動油路A(3
9)の先端とに第1PTO作業機(17−1)を接続して、同
第1PTO作業機(17−1)からの戻り作動油を直接戻り管
(44)に循環することができるので背圧が小さくなり、
したがって、第1PTO作業機(17−1)の駆動力が大きく
なり、各種の作業を能率的に行うことができるものであ
る。
作業機用コントロールバルブ(16)とを接続して、同PT
O作業機用コントロールバルブ(16)に作動油路A(3
9)及び作動油路B(40)の二つの油路を連結して切換
自在とし、一方の作動油路A(39)の先端には第1PTO作
業機(17−1)を接続すると共に、他方の作動油路B
(40)の途中には、第2PTO作業機(17−2)を接続でき
るコネクタ本体(42)と、三方向切換弁(50)を有する
三方向バルブ本体(48)とを一体連結して位置させ、同
コネクタ本体(42)には、作動油タンク(10)に接続す
る戻り管(44)を設け、かつ、三方向バルブ本体(43)
の先端には作動油路C(51)を介して前記第1PTO作業機
(17−1)を連結し、さらに、三方向切換弁(50)の切
換により、前記作業油路C(51)と戻り管(44)を連結
可能とし、又は、前記作動油路C(51)と作動油路B
(40)と連通可能としたものであるから、大型で大容量
のPTO作業機(17)を使用する場合は、三方向バルブ本
体(43)及びコネクタ本体(42)と戻り管(44)を接続
して同三方向バルブ本体(43)の先端と作動油路A(3
9)の先端とに第1PTO作業機(17−1)を接続して、同
第1PTO作業機(17−1)からの戻り作動油を直接戻り管
(44)に循環することができるので背圧が小さくなり、
したがって、第1PTO作業機(17−1)の駆動力が大きく
なり、各種の作業を能率的に行うことができるものであ
る。
また、第1PTO作業機(17−1)が正逆回転を行うもので
あるときは、三方向バルブ本体(43)の三方向切換弁
(50)を切換えることにより、PTO作業機用コントロー
ルバルブ(16)の操作にて正逆回転が自在に行えるもの
である。そして、コネクタ本体(42)には第2PTO作業機
(17−2)を接続自在としたので小型のハンドブレーカ
等により現場作業を能率的に行うことができるものであ
る。そして、本考案は全体として構造が簡単でありなが
ら、掘削作業やその他の破砕作業が能率的に行い得るも
のである。
あるときは、三方向バルブ本体(43)の三方向切換弁
(50)を切換えることにより、PTO作業機用コントロー
ルバルブ(16)の操作にて正逆回転が自在に行えるもの
である。そして、コネクタ本体(42)には第2PTO作業機
(17−2)を接続自在としたので小型のハンドブレーカ
等により現場作業を能率的に行うことができるものであ
る。そして、本考案は全体として構造が簡単でありなが
ら、掘削作業やその他の破砕作業が能率的に行い得るも
のである。
図面は本考案の一実施例を示すものであって、第1図は
本考案を装備する動力掘削機の全体側面図、第2図は油
圧回路図、第3図は本考案要部の側断面図、第4図は第
3図I−I線における断面図である。 (9):油圧ポンプ (10):作動油タンク (16):PTO作業機用コントロールバルブ (17−1):第1PTO作業機 (17−2):第2PTO作業機 (39):作動油路A (40):作動油路B (42):コネクタ体 (43):三方向バルブ本体 (44):戻り管 (50):三方向切換弁
本考案を装備する動力掘削機の全体側面図、第2図は油
圧回路図、第3図は本考案要部の側断面図、第4図は第
3図I−I線における断面図である。 (9):油圧ポンプ (10):作動油タンク (16):PTO作業機用コントロールバルブ (17−1):第1PTO作業機 (17−2):第2PTO作業機 (39):作動油路A (40):作動油路B (42):コネクタ体 (43):三方向バルブ本体 (44):戻り管 (50):三方向切換弁
Claims (1)
- 【請求項1】油圧ポンプ(9)とPTO作業機用コントロ
ールバルブ(16)とを接続して、同PTO作業機用コント
ロールバルブ(16)に作動油路A(39)及び作動油路B
(40)の二つの油路を連結して切換自在とし、一方の作
動油路A(39)の先端には第1PTO作業機(17−1)を接
続すると共に、他方の作動油路B(40)の途中には、第
2PTO作業機(17−2)を接続できるコネクタ本体(42)
と、三方向切換弁(50)を有する三方向バルブ本体(4
3)とを一体連結して位置させ、同コネクタ本体(42)
には、作動油タンク(10)に接続する戻り管(44)を設
け、かつ、三方向バルブ本体(43)の先端には作動油路
C(51)を介して前記第1PTO作業機(17−1)を連結
し、さらに、三方向切換弁(50)の切換により、前記作
動油路C(51)と戻り管(44)を連通可能とし、又は、
前記作動油路C(51)と作動油路B(40)と連通可能と
することを特徴とする動力掘削機におけるPTO用コネク
タ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5105989U JPH0724447Y2 (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | 動力掘削機におけるpto用コネクタ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5105989U JPH0724447Y2 (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | 動力掘削機におけるpto用コネクタ構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0354855U JPH0354855U (ja) | 1991-05-27 |
JPH0724447Y2 true JPH0724447Y2 (ja) | 1995-06-05 |
Family
ID=31570154
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5105989U Expired - Fee Related JPH0724447Y2 (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | 動力掘削機におけるpto用コネクタ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0724447Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-04-28 JP JP5105989U patent/JPH0724447Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0354855U (ja) | 1991-05-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN101680463B (zh) | 可操纵的串联双速马达结构 | |
US4193733A (en) | Hydraulic excavator machine having self-contained electrohydraulic power units | |
JPH11141504A (ja) | 油圧回路装置 | |
JPH0724447Y2 (ja) | 動力掘削機におけるpto用コネクタ構造 | |
KR20210136084A (ko) | 유압기계 | |
JP3659549B2 (ja) | 建設機械用上部旋回体 | |
JP2571190Y2 (ja) | パワーショベル等の油圧回路 | |
JPH0352281Y2 (ja) | ||
WO2001086173A1 (en) | Hydraulic pump circuit for mini excavators | |
JP3950259B2 (ja) | 掘削機の油圧操作装置 | |
JPH0519403Y2 (ja) | ||
SU1313956A1 (ru) | Самоходный гидравлический экскаватор | |
JPS5926084Y2 (ja) | 2ポンプ式油圧回路 | |
JPS6016188Y2 (ja) | 自走台車に搭載する破砕機用の油圧回路 | |
JP2002038534A (ja) | 多機能の掘削作業機の追加装備された複数のアクチュエータの操作切換制御回路 | |
CN110295642B (zh) | 工程机械的液压驱动装置 | |
JP3464213B2 (ja) | バックホー | |
JPS6220528Y2 (ja) | ||
JP3654539B2 (ja) | 作業機械 | |
JPS6223887Y2 (ja) | ||
JPS61113932A (ja) | 建設機械の補助作業機用油圧回路 | |
JPS59372Y2 (ja) | バツクホ−ロ−ダのバツクホ−装置 | |
JPH0248519Y2 (ja) | ||
JPH072726Y2 (ja) | バツクホ−の油圧回路 | |
JPS6154891B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |