JPH0519403Y2 - - Google Patents

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JPH0519403Y2
JPH0519403Y2 JP5401086U JP5401086U JPH0519403Y2 JP H0519403 Y2 JPH0519403 Y2 JP H0519403Y2 JP 5401086 U JP5401086 U JP 5401086U JP 5401086 U JP5401086 U JP 5401086U JP H0519403 Y2 JPH0519403 Y2 JP H0519403Y2
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hydraulic
valve
breaker
oil
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、バツクホーの油圧回路の切換装置
に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、バツクホー等の掘削機械に、舗装路面、
岩石等を破砕するためのブレーカーを付設するこ
とができるようにしたものが考案されており、こ
のブレーカーには、ブレーカー使用時には作動さ
せる必要がない油圧シリンダー等の油圧配管をカ
プラー等でつなぎ換えて油圧を供給するように構
成されている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかしながら、ブレーカーは、使用する作動油
量が多く、この作動油は、往復とも切換前の油圧
シリンダー等を制御するための油圧弁を通過する
ために、同弁の抵抗による動力のロスが大きく、
また作動油の加熱等の問題があつた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案では、多数の油圧アクチユエーターを制
御するコントロールバルブ23にブレーカー15
の油圧モータ16と多数の油圧アクチユエーター
の内、1つの油圧アクチユエーター14を選択し
て、各々制御する油圧弁21を接続すると共に、
同弁21に往復油路カプラー19,19aを介し
てブレーカーと接続可能にした油圧回路におい
て、油圧弁21と同カプラー19,19aの戻り
側油路にロータリ式切換弁20を介設して、ブレ
ーカー15からの戻り油が同切換弁20から直接
作動油タンク22に還流すべく構成してなるバツ
クホーの油圧回路の切換え装置を提供するもので
ある。
(ホ) 作用・効果 この考案によれば、ブレーカーからの戻り油
は、切換弁を介し、油圧弁の抵抗を受けることな
く直接タンクに還流するので、動力のロスが減少
すると共に、作動油加熱の問題が解消されるとい
う効果がある。
なお、ブレーカーは一方向の油圧にて作動する
ものであり、逆方向油圧を必要としないものであ
る。
(ヘ) 実施例 この考案の実施例を図面にもとずき詳細すれ
ば、Aは油圧にて駆動されるバツクホーを示し、
走行部1の略中央に旋回基台2を立設し、同基台
2に旋回機体3を左右旋回自在に連設し、同機体
3の後部に油圧ポンプ4,4a及びエンジン5を
内蔵した原動機部6を配設し、同中央部に運転部
を配設し、同機体3の前端に突設したブラケツト
7を介して掘削作業部8の基端のブーム支持体9
を左右回動自在に枢着している。
掘削作業部8は、基端側からブーム10、アー
ム11及びバケツト12を順次連設して構成され
ており、それぞれ配設した油圧シリンダー13に
より上下回動自在とされている。
また、ブーム10の先端にはブレーカー15が
上下回動自在に枢着されており、油圧シリンダー
13aの伸縮作動によつて、同ブレーカー15の
使用時には、同シリンダー13aを収縮させてブ
レーカー15を下向きとし、不使用時には同シリ
ンダー13aを伸長させてブレーカー15を後向
きに収納するようにしている。
またブレーカー15は、内部に一方向回転の油
圧モーター16を内蔵しており、同モーター16
の回転を、ビツト17の往復運動に変換して同ビ
ツド17の先端にて舗装路面或は岩石等を破砕す
るように構成されており、同モーター16への油
圧供給は、バケツト作動用の油圧シリンダー14
と同シリンダー14制御のための油圧弁21間の
油圧配管18の中途に容易に接続及び切離し可能
のカプラー19,19aを配設して、同カプラー
19,19aにて同シリンダー14への油圧配管
18を切離し、同カプラー19,19aの圧油供
給側に油圧モーター16の圧油流入側を接続し、
同モーター16の圧油流出側を切換弁20を介
し、後述の油圧弁21及びコントロールバルブ2
3を経由することなく作動油タンク22に接続す
ることによりなされている。
なおカプラー19,19aは、切離された開放
端が自動的に閉塞されるように構成されており、
切換弁20は、手動あるいは電磁パイロツト作動
ロータリ三方弁またはスプール式三方弁で、作動
油流通抵抗の少ないものを用いている。
第3図において21は油圧弁を示し、同油圧弁
21はバツクホーAの油圧アクチユエーター全体
を制御するためのコントロールバルブ23を介し
て油圧ポンプ4,4aに接続しており、従つて油
圧シリンダー14へは、油圧ポンプ4,4aから
コントロールバルブ23、油圧弁21を介して正
逆方向の油圧が供給され、ブレーカー15の油圧
モーター16には、上記油圧弁21から分岐して
一方向油圧が供給され、ブレーカー15からの戻
り油は切換弁20を介し直接作動油タンク22に
戻る回路構成となつている。
従つて、ブレーカー15からの戻り油は、極め
て少ない抵抗で作動油タンク22に還流すること
になり、動カロス及び作動油加熱等の弊害が防止
されている。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案による油圧回路の切換装置を
有するバツクホーの全体側面図、第2図は、第1
図−断面図、第3図は油圧回路図。 14……油圧シリンダー、15……ブレーカ
ー、19,19a……カプラー、20……切換
弁、21……油圧弁、22……作動油タンク、2
3……コントロールバルブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多数の油圧アクチユエーターを制御するコント
    ロールバルブ23にブレーカー15の油圧モータ
    16と多数の油圧アクチユエーターの内、1つの
    油圧アクチユエーター14を選択して、各々制御
    する油圧弁21を接続すると共に、同弁21に往
    復油路カプラー19,19aを介してブレーカー
    と接続可能にした油圧回路において、油圧弁21
    と同カプラー19,19aの戻り側油路にロータ
    リ式切換弁20を介設して、ブレーカー15から
    の戻り油が同切換弁20から直接作動油タンク2
    2に還流すべく構成してなるバツクホーの油圧回
    路の切換装置。
JP5401086U 1986-04-09 1986-04-09 Expired - Lifetime JPH0519403Y2 (ja)

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JP5401086U JPH0519403Y2 (ja) 1986-04-09 1986-04-09

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JP5401086U JPH0519403Y2 (ja) 1986-04-09 1986-04-09

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JPS62169053U JPS62169053U (ja) 1987-10-27
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JP5303919B2 (ja) * 2007-12-10 2013-10-02 井関農機株式会社 作業車両

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