JP2537409B2 - パワ―ショベルによる土砂締め固め装置 - Google Patents

パワ―ショベルによる土砂締め固め装置

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JP2537409B2
JP2537409B2 JP1149359A JP14935989A JP2537409B2 JP 2537409 B2 JP2537409 B2 JP 2537409B2 JP 1149359 A JP1149359 A JP 1149359A JP 14935989 A JP14935989 A JP 14935989A JP 2537409 B2 JP2537409 B2 JP 2537409B2
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洋 大島
雅登 畠山
克 広沢
豊一 小野
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KYUSHU DENRYOKU KK
Komatsu Ltd
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、土砂の掘削及び埋め戻し作業するパワーシ
ョベルにより土砂を締め固めする装置に関する。
〔従来の技術〕
土砂を締め固めするには振動ローラ、転圧機等の振動
発生源に備えた締め固め専用の機械が知られている。
他方、土砂の掘削及び埋め戻し作業する土工作業機械
としてはブーム、アーム、バケットを備えたパワーショ
ベルが知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ケーブルや管体などを地中に埋設するには、パワーシ
ョベルで溝を掘削し、その溝にケーブルや管体を配設し
た後にパワーショベルで埋め戻しているが、パワーショ
ベル自体で埋め戻した土砂を締め固めできず、前述の締
め固め専用の機械で締め固めしているので、作業効率が
悪くなってしまうばかりか、2台の土木作業機械を必要
としてしまう。
そこで、本発明はパワーショベルのバケットを利用し
て土砂を締め固めできるようにしたパワーショベルによ
る土砂締め固め装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
本発明のパワーショベルによる土砂締め固め装置は、
車体にブーム3をブームシリンダ4で上下揺動自在に設
け、そのブーム3にアーム5をアームシリンダ6で上下
揺動自在に設け、そのアーム5にバケット7をバケット
シリンダ8で上下揺動自在に設けたパワーショベルにお
いて、前記バケット7のアーム側背面に設けられ油圧モ
ータ21を駆動することで振動を発生する加振機9と、 ポンプの吐出圧油を前記油圧モータ21に供給する加振
位置gと、ポンプの吐出圧油をタンクに流出する停止位
置hに切換えられる加振用操作弁26と、 前記ブームシリンダ4の伸長室4aと縮小室4bを連通し
かつタンク側に連通する浮位置jとブームシリンダ4の
伸長室4aと縮小室4bをブーム操作弁25に接続する連通位
置iに切換えられるブーム浮操作弁27と、 前記加振用操作弁26と前記ブーム浮操作弁27を同時に
加振位置g、浮位置jと停止位置h、連通位置iに切換
え操作する操作レバー29 を設けたものである。
これにより、土砂の掘削作業、埋め戻し作業を行なう
パワーショベルのバケット7を利用して土砂を締め固め
できる。
また、加振用操作弁26を加振位置g、ブーム浮操作弁
27を浮位置jとしてブームシリンダ4が浮状態で加振機
9を駆動して締め固めできる。
しかも、加振用操作弁26とブーム浮操作弁27は1本の
操作レバー29により同時に加振位置g、浮位置jと停止
位置h、連通位置iにそれぞれ切換えできる。
〔実施例〕
パワーショベルは第3図に示すように、下部走行体1
に上部車体2を旋回機構により旋回自在に設け、その上
部車体2にブーム3をブームシリンダ4で上下揺動自在
に取付け、ブーム3の先端にアーム5をアームシリンダ
6で上下揺動自在に取付け、アーム5の先端にバケット
7をバケットシリンダ8で上下揺動自在に設けてある。
前記バケット7の背面におけるアーム5側には加振機
9が設けられ、上部車体2に屋根10が一対の支持脚11,1
1で取付けてあると共に、一対の支持脚11,11間に亘って
設けたガイド12に沿って電力供給ケーブル13の車体側が
左右に移動自在となり、その電力供給ケーブル13の一端
はコネクタ14で上部車体2に接続してある。
第4図のように、前記上部車体2の後部に形成した収
納室15内に電動モータ16と油圧ポンプ17が配設され、前
記電力供給ケーブル13で供給された電力で電動モータ16
を駆動して油圧ポンプ17を回転駆動して圧油を吐出さ
せ、その吐出圧油を図示しないバルブで前記各シリンダ
や加振機に供給してブーム3、アーム5、バケット7、
加振機9等を駆動するようにして電動式パワーショベル
としてある。
前記加振機9は加振機ケース20内に図示しない偏心重
りを備えた軸を設け、その軸を油圧モータ21で駆動する
ようにした油圧式加振機であり、その油圧モータ21には
第2図に示す油圧回路でポンプの吐出圧油が供給され
る。
この油圧回路は、第1、第2ポンプ22,23と旋回操作
弁24とブーム操作弁25と加振用操作弁26とブーム浮操作
弁27を備え、旋回操作弁24を正転位置a又は逆転位置b
とすると第1ポンプ22の吐出圧油が旋回モータ28に供給
され、中立位置cとすると第1ポンプ22の吐出圧油が出
口ポート24aに供給されるようになり、ブーム操作弁25
を伸長位置d、縮少位置eとすると第2ポンプ23の吐出
圧油がブームシリンダ4の伸長室4a、縮少室4bに供給さ
れ、中立位置fとすると第2ポンプ23の吐出圧油はタン
クに流出するようになり、加振用操作弁26は停止位置h
と加振位置gを備え、加振位置gとすると旋回用操作弁
24の出口ポート24aが加振用の油圧モータ21に供給され
るようになり、ブーム浮操作弁27は連通位置iと浮位置
jを備え、浮位置jとするとブームシリンダ4の伸長室
4aと縮少室4bが連通しかつタンク側に連通してブームシ
リンダ4が外力で自由に伸縮するようになり、このブー
ム浮操作弁27と加振用操作弁26は1本の操作レバー29で
同時操作され、操作レバー29を加振位置とすると加振用
操作弁26は加振位置g、ブーム浮操作弁27が浮位置jと
なるようにしてある。
次に土砂の締め固め方法を説明する。
第1図のように、バケット7の掘削刃側背面7aを接地
させた後に、操作レバー29を加振位置とする。
これによって加振用操作弁26が加振位置gとなって第
1ポンプ22の吐出圧油が加振用の油圧モータ21に供給さ
れ、ブーム浮操作弁27が浮位置jとなってブームシリン
ダ4が浮状態となるので、バケット7の掘削刃側背面7a
はブーム3、アーム5、バケット7の自重によって地面
に押しつけられながら加振機9によって振動が付与さ
れ、地面を締め固めできると共に、アーム5、ブーム3
はバケット7に作用する振動によって上部車体2に対し
て任意に上下方向に微振動しバケット7が地面に対する
追従が良く一様に締め固めできると共に、各部が破損す
ることがなく、しかもアームシリンダ6を伸縮すること
でブームシリンダ4が自由に伸縮してブーム3が自由に
上下方向に揺動るすからバケット7を地面に沿って水平
方向に移動でき、アームシリンダ6に圧油を供給してア
ーム5に上下に揺動することでバケット7を地面に沿っ
て移動させ連続して地面を締め固めできる。
〔発明の効果〕
土砂の掘削作業、埋め戻し作業を行なうパワーショベ
ルのバケット7を利用して土砂を締め固めできる。
また、加振用操作弁26を加振位置gを、ブーム浮操作
弁27を浮位置jとしてブームシリンダ4が浮状態で加振
機9を駆動して締め固めするから、ブーム3、アーム5
が一体となって外力によって上下方向に揺動しバケット
7の地面に対する追従性が良く一様に締め固めできるば
かりか、アームシリンダ6を伸縮させるだけでバケット
7を水平方向に移動して地面を連続して締め固めでき
る。
しかも、加振用操作弁26とブーム浮操作弁27は1本の
操作レバー29により同時に加振位置g、浮位置jと停止
位置h、連通位置iにそれぞれ切換えられるから、その
操作が簡単となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は締め固め作業の
動作説明図、第2図は油圧回路図、第3図はパワーショ
ベルの正面図、第4図は電動モータ取付部の説明図であ
る。 3はブーム、4はブームシリンダ、5はアーム、6はア
ームシリンダ、7はバケット、8はバケットシリンダ、
9は加振機。
フロントページの続き (72)発明者 広沢 克 神奈川県平塚市小鍋島377 (72)発明者 小野 豊一 神奈川県平塚市徳延688―5 (56)参考文献 実開 昭63−190346(JP,U) 実開 平1−69852(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体にブーム3をブームシリンダ4で上下
    揺動自在に設け、そのブーム3にアーム5をアームシリ
    ンダ6で上下揺動自在に設け、そのアーム5にバケット
    7をバケットシリンダ8で上下揺動自在に設けたパワー
    ショベルにおいて、 前記バケット7のアーム側背面に設けられ油圧モータ21
    を駆動することで振動を発生する加振機9と、 ポンプの吐出圧油を前記油圧モータ21に供給する加振位
    置gと、ポンプの吐出圧油をタンクに流出する停止位置
    hに切換えられる加振用操作弁26と、 前記ブームシリンダ4の伸長室4aと縮小室4bを連通しか
    つタンク側に連通する浮位置jとブームシリンダ4の伸
    長室4aと縮小室4bをブーム操作弁25に接続する連通位置
    iに切換えられるブーム浮操作弁27と、 前記加振用操作弁26と前記ブーム浮操作弁27を同時に加
    振位置g、浮位置jと停止位置h、連通位置iに切換え
    操作する操作レバー29 を設けたことを特徴とするパワーショベルによる土砂締
    め固め装置。
JP1149359A 1989-06-14 1989-06-14 パワ―ショベルによる土砂締め固め装置 Expired - Lifetime JP2537409B2 (ja)

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JPH0317318A JPH0317318A (ja) 1991-01-25
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JPH0344837Y2 (ja) * 1987-05-26 1991-09-20
JPH0344838Y2 (ja) * 1987-10-27 1991-09-20

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