JPH07242043A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JPH07242043A
JPH07242043A JP6031429A JP3142994A JPH07242043A JP H07242043 A JPH07242043 A JP H07242043A JP 6031429 A JP6031429 A JP 6031429A JP 3142994 A JP3142994 A JP 3142994A JP H07242043 A JPH07242043 A JP H07242043A
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JP
Japan
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self
printing
connector
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program
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JP6031429A
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Koji Goto
康治 後藤
Akira Oda
晃 織田
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【目的】多数の自己印字プログラムの中から特定のプロ
グラムを迅速かつ正確に選択実行させることのできる小
型軽量かつ低コストで取扱容易な印字装置を提供する。 【構成】データ通信回線1側のラインコネクタ2と外部
インターフェイス制御部26側の自己コネクタ27とを
介してデータ通信回線1と外部インターフェイス制御部
26とを接続分離可能に形成するとともに、識別データ
記憶手段24IDと,自己印字実行指令コネクタ体40
と,識別データ判別制御手段(21,22)と,プログ
ラム選択制御手段(21,22)と,選択自己印字実行
制御手段(21,22)とを設け、外部インターフェイ
ス制御部26の自己コネクタ27に自己印字実行指令コ
ネクタ体40を接続装着するだけで記憶された識別デー
タに対応する自己印字プログラムを選択かつ実行できる
ように構成してある。また、実行順序データに従う順序
で次々に自己印字できるように形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印字データ送信機能を
有する上位機器と,ライン印字機能および自己印字機能
を有するプリンタとをデータ通信回線で接続した印字装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図10において、印字データ(DPR)
の送信機能を有する上位機器100と、ライン印字機能
および自己印字機能を有するプリンタ10とを有線また
は無線のデータ通信回線1で接続してなる印字装置が広
く利用されている。
【0003】プリンタ10は、ライン印字プログラム格
納手段22LPと自己印字プログラム格納手段22SP
とを含む制御部20Pと、これに接続された外部インタ
ーフェイス制御部26と,印字部30と,印字駆動部3
1と,用紙送り駆動部32と,操作パネル33(キー3
3K1〜33K3)と,表示器34等とから形成されて
いる。
【0004】ライン印字機能は上位機器100から伝送
された印字データDPRとライン印字プログラムとに基
づき実行される。また、自己印字機能は自己印字プログ
ラムに基づいて実行される。この自己印字機能には、組
立調整時の各種検査用印字,フォント確認印字,点検修
理後の確認検査用印字等が含まれ、複数(例えば、6
つ)の自己印字プログラムの中からその1つを選択して
実行可能に形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかる印字
装置(1,10,100)、特にプリンタ10も例外で
なく一層の小型軽量化とコスト低減が強く望まれてい
る。かくして、操作パネル33に配設可能なキーの数も
益々減少化傾向にある。図10の場合は、3つのキー3
3K1,33K2,33K3である。
【0006】そして、キーと機能とを1対1に対応させ
た場合、図10に示すキー33K1を例えば装置電源の
ON−OFF用,キー33K2を用紙改行用,キー33
K3を用紙排出用とすると、自己印字プログラム選択用
のキーを別個に設けなければならない。しかし、これで
は、上記要請を満すことができない。
【0007】かくして従来は、3つのキー33K1〜3
3K3のうちの任意のキーを設定時間内に2回繰返して
ONする2度操作方式や任意で複数のキーを同時にON
する複数同時操作方式等を導入している。しかるに、キ
ーの減少化に反し自己印字機能に係る自己印字プログラ
ムの種類は一段と増大化傾向にあるため、上記2度操作
方式や複数同時操作方式のいずれを導入しても、さらに
は両方式を組合せて導入しても、各自己印字プログラム
を正確に選択することができなくなって来ている。しか
も、キー選択操作が複雑となるため取扱いが難しく検査
等の遅速化を招来する要因となっている。
【0008】ここに、技術的,装置構築的に相反する自
己印字プログラムの種類増大化と、キーの減少化を含む
小型軽量化および低コスト化と、の双方を一挙に解決す
ることが重要課題となっている。
【0009】本発明の目的は、多数の自己印字プログラ
ムの中から特定のプログラムを迅速かつ正確に選択実行
させることのできる小型軽量かつ低コストで取扱容易な
印字装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】自己印字機能は技術的,
専門的なことから技術専任者によって実行されかつ例え
ば通常のライン印字運転中に過誤によるオペレータのキ
ー操作によって偶発的にも実行されてしまうことを防止
しなければならないこと、およびプリンタには上位機器
に対するデータ通信機能が具備されていることに着目
し、本発明は外部インターフェイス制御部に自己印字実
行指令コネクタ体を装着接続させることによりキーを使
用することなく所望の自己印字プログラムを迅速かつ正
確に選択・特定して実行させることが可能に構成したも
のである。
【0011】すなわち、請求項1の発明に係る印字装置
は、データ通信回線を介して接続された上位機器とプリ
ンタとから形成され、プリンタに上位機器から伝送され
かつ自己側の外部インターフェイス制御部を介して受信
した印字データに基づくライン印字機能と自己内に格納
された複数の自己印字プログラムに基づく自己印字機能
とを設けた印字装置において、前記データ通信回線側の
ラインコネクタと前記外部インターフェイス制御部側の
自己コネクタとを介してデータ通信回線と外部インター
フェイス制御部とを接続分離可能に形成し、前記各自己
印字プログラムの各識別データを記憶させた識別データ
記憶手段と,1以上の識別データを記憶しかつ該ライン
コネクタに代えて該自己コネクタに接続分離可能とされ
た複数の自己印字実行指令コネクタ体と,自己コネクタ
に接続された自己印字実行指令コネクタ体へ判別信号を
送信して読取った当該識別データが該識別データ記憶手
段に記憶されているいずれの識別データであるかを判別
する識別データ判別制御手段と,判別された識別データ
に対応する自己印字プログラムを選択するプログラム選
択制御手段と,選択された自己印字プログラムに基づく
自己印字を実行させる選択自己印字実行制御手段とを設
けた、ことを特徴とする。
【0012】また、請求項2の発明に係る印字装置は、
データ通信回線を介して接続された上位機器とプリンタ
とから形成され、プリンタに上位機器から伝送されかつ
自己側の外部インターフェイス制御部を介して受信した
印字データに基づくライン印字機能と自己内に格納され
た複数の自己印字プログラムに基づく自己印字機能とを
設けた印字装置において、前記データ通信回線側のライ
ンコネクタと前記外部インターフェイス制御部側の自己
コネクタとを介してデータ通信回線と外部インターフェ
イス制御部とを接続分離可能に形成し、該ラインコネク
タに代えて該自己コネクタに接続分離可能な自己印字実
行指令コネクタ体と,接続確認信号を送信して該自己コ
ネクタに該自己印字実行指令コネクタ体が接続されてい
るか否かを判別する接続確認制御手段と,前回に実行さ
れた自己印字プログラムの識別データを前回実行識別デ
ータ記憶手段に記憶する前回実行識別データ記憶制御手
段と,前記各自己印字プログラムの実行順序データを記
憶する実行順序データ記憶手段と,該接続確認制御手段
によって自己印字実行指令コネクタ体が接続されている
ことが確認されたことを条件に該前回実行識別データ記
憶手段から前回実行識別データを読出すとともに該実行
順序データ記憶手段を検索して読出された前回実行識別
データに対応する今回に実行すべき自己印字プログラム
を特定するプログラム特定制御手段と,特定された自己
印字プログラムに基づく自己印字を実行させる特定自己
印字実行制御手段とを設けた、ことを特徴とする。
【0013】
【作用】上記構成による請求項1の発明の場合、外部イ
ンターフェイス制御部側の自己コネクタにデータ通信回
線側のラインコネクタに代えて自己印字実行指令コネク
タ体を装着接続する。すると、識別データ判別制御手段
が、当該自己印字実行指令コネクタ体に判別信号を送信
して読取った識別データが識別データ記憶手段に記憶さ
れているいずれの識別データであるか否かを判別する。
その後に、プログラム選択制御手段が判別された識別デ
ータに対応する自己印字プログラムを選択する。選択自
己印字実行制御手段は、このようにして選択された自己
印字プログラムに基づく自己印字を実行させる。
【0014】したがって、1以上の識別データを記憶さ
せた複数の自己印字実行指令コネクタ体を準備すれば、
これらを所有する者のみが所望の自己印字を迅速かつ正
確に選択実行させることができる。キーを使用しないの
で取扱いが非常に容易であるとともに、プリンタ全体の
小型軽量化,低コスト化を達成できかつ過誤によるオペ
レータのキー操作により偶発的に実行されてしまうこと
も防止できる。
【0015】また、請求項2の発明の場合、自己コネク
タに自己印字実行指令コネクタ体を装着接続すると、接
続確認制御手段が接続確認信号を送信してこれを確認す
る。すると、プログラム特定制御手段が、前回実行識別
データ記憶手段から前回実行識別データを読出すととも
に実行順序データ記憶手段を検索して当該前回実行識別
データに対応する今回実行自己印字プログラムを特定す
る。
【0016】かくして、特定自己印字実行制御手段は、
特定された自己印字プログラムに基づき自己印字を実行
する。その後に、前回実行識別データ記憶制御手段が、
今回実行した自己印字プログラムに対応する識別データ
を前回実行識別データとして、前回実行識別データ記憶
手段に記憶する。
【0017】したがって、1つの自己印字実行指令コネ
クタ体を自己コネクタに装着接続するだけで、キーによ
る選択操作をしないでも予め記憶された実行順序に従っ
て自己印字プログラムを次々に実行させることができ
る。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。 (第1実施例)本印字装置(1,10,100)は、図
1に示す如く、基本的構成が従来例(図10)と同じと
されているが、データ通信回線1側に設けたラインコネ
クタ2と外部インターフェイス制御部26側に設けた自
己コネクタ27とを介してデータ通信回線1と外部イン
ターフェイス制御部26とを接続分離可能に形成すると
ともに、複数の自己印字実行指令コネクタ体40と,識
別データ判別制御手段(21,22)と,プログラム選
択制御手段(21,22)と,選択自己印字実行制御手
段(21,22)とを設け、自己コネクタ27にライン
コネクタ2に代えて識別データを記憶させた自己印字実
行指令コネクタ体40を装着接続するだけで、当該識別
データに対応する自己印字プログラムを自動的かつ迅速
・正確に選択して当該自己印字を実行できるように構成
されている。
【0019】図1において、プリンタ10の制御部20
は、CPU21,ROM22,RAM23,EEPRO
M24等を含み、プリンタ全体を駆動制御する。
【0020】ROM22には、ライン印字プログラム格
納手段22LPと自己印字プログラム格納手段22SP
とが形成され、自己印字機能はこの自己印字プログラム
格納手段22SPに格納された6種類の自己印字プログ
ラムA〜Fにより実行される。
【0021】制御部20に接続された外部インターフェ
イス制御部26には、図2に示す自己コネクタ27が設
けられている。上位機器100とのデータ通信回線1が
10チャンネルのパラレルデータ伝送方法とされている
ので、自己コネクタ27は10組の接合部(端子)27
A,27A、…、27J,27Jを有する。
【0022】したがって、データ通信回線1の端末に
は、対応する10組の接合部(2A,2A、…、2J,
2J…図示省略)を有するラインコネクタ2が設けられ
ている。このラインコネクタ2と自己コネクタ27と
は、接続分離可能である。
【0023】なお、データ通信回線1が無線の場合は、
外部インターフェイス制御部26に着脱可能とされた空
中線(アンテナ)側にラインコネクタ2を設ければよ
い。
【0024】さて、識別データ記憶手段24IDは、E
EPROM24の一部記憶エリアに形成され、自己印字
プログラム格納手段22SPに格納された自己印字プロ
グラムA〜Fごとの識別データDP1〜DP6を記憶す
る。この実施例では、図3に示す如く、各識別データと
各自己印字プログラム名とを対応記憶させてある。
【0025】次に、自己印字実行指令コネクタ体40
は、図2に示す如く、1以上の識別データを記憶しかつ
ラインコネクタ2に代って自己コネクタ27に接続分離
可能に構成されている。したがって、10組の接合部4
0A,40A、…、40J,40Jを有する。
【0026】ここに、識別データは、この実施例の場
合、各組内の接合部40A,40A、…、40J,40
J間に接続させた記憶素子(インバータ)41A〜41
Jの組合せとして記憶するものと形成してある。但し、
図2の場合は、接合部40E,40E間を短絡接続しか
つ他の全ての各接合部間には記憶素子41A〜41D,
41F〜41Jを接続して、識別データDP1を記憶さ
せた場合である。そして、各識別データDP1〜DP6
をそれぞれに記憶させた6個の自己印字実行指令コネク
タ体27を準備してある。
【0027】次に、識別データ判別制御手段は、自己コ
ネクタ27に接続された自己印字実行指令コネクタ体2
7へ判別信号を送信(図4のST10)して読取った当
該識別データ(例えば、DP1)が識別データ記憶手段
24IDに記憶されているいずれの識別データであるか
を判別する手段で、判別プログラムを格納させROM2
2とCPU21とから形成され、図4のST11,12
で実行される。
【0028】すなわち、識別データ判別制御手段(2
1,22)は、自己コネクタ27の各接合部27A,2
7A、…、27J,27Jから例えば同一極性で同一レ
ベルの判別信号を装着接続された自己印字指令コネクタ
体40の対応する各接合部40A,40A、…、40
J,40Jへ送信する。すると、接合部40Eを除く他
の接合部40A〜40D,40F〜40Jからの帰還信
号は極性反転して戻って来る。かくして、識別データが
“DP1”であることを判別できる。当該自己印字プロ
グラム名(A)も判別できる。
【0029】プログラム選択制御手段は、識別データ判
別制御手段(21,22)によって判別された識別デー
タ(例えば、DP1)に対応する自己印字プログラム
(A)を選択する手段で、選択プログラムを格納させた
ROM22とCPU21とから形成されており、図4の
ST13で実行される。この実施例では、自己印字プロ
グラム格納手段22SPを検索して識別データ(DP
1)と対応する自己印字プログラム名(A)と同じ自己
印字プログラムを読出してRAM23に展開するものと
形成してある。
【0030】選択自己印字実行制御手段は、選択された
自己印字プログラムに基づく自己印字を実行させる手段
で、CPU21とROM22とから形成され図4のST
14で実行される。
【0031】なお、自己印字実行指令コネクタ体40に
2以上の識別データを記憶するように構成した場合に
は、この選択自己印字実行制御手段(21,22)を予
め決められた順番で選択された2以上の自己印字プログ
ラムを実行可能に形成しておくとよい。
【0032】次に、この第1実施例の作用を説明する。
自己印字プログラムAに基づく自己印字を選択実行しよ
うとする場合を考える。
【0033】技術専門者は、自己印字プログラム名Aま
たは当該識別データDP1が貼付けられた図2に示す自
己印字実行指令コネクタ体40を持参し、ラインコネク
タ2を取外した自己コネクタ27にこれを装着接続して
から、キー33K1を押下操作して装置電源を投入(O
N)する。
【0034】すると、図4のプログラムが起動され、識
別データ判別制御手段(21,22)が当該自己印字実
行指令コネクタ体40へ判別信号を送信(ST10)
し、その識別データ信号から識別データ記憶手段24I
Dに記憶されている識別データDP1と同じであると判
別する(ST11のYES,ST12)。
【0035】すると、プログラム選択制御手段(21,
22)が、判別された識別データDP1に対応する自己
印字プログラムAを選択しつつ自己印字プログラム格納
手段22SPから読出した自己印字プログラムAをRA
M23のワークエリアに展開する(ST13)。
【0036】かくして、選択自己印字実行制御手段(2
1,22)は、この選択自己印字プログラムAに基づ
き、印字部30,印字駆動部31および用紙送り駆動部
32を駆動制御しつつ自己印字する(ST14)。な
お、ST11でNO判別されると、ST15に進む。
【0037】しかして、この第1実施例によれば、デー
タ通信回線1側のラインコネクタ2と外部インターフェ
イス制御部26側の自己コネクタ27とを介してデータ
通信回線1と外部インターフェイス制御部26とを接続
分離可能に形成するとともに、識別データ記憶手段24
IDと,自己印字実行指令コネクタ体40と,識別デー
タ判別制御手段(21,22)と,プログラム選択制御
手段(21,22)と,選択自己印字実行制御手段(2
1,22)とを設け、外部インターフェイス制御部26
の自己コネクタ27に自己印字実行指令コネクタ体40
を接続装着するだけで記憶された識別データに対応する
自己印字プログラムを選択かつ実行できるように構成さ
れているので、1以上の識別データを記憶させた複数の
自己印字実行指令コネクタ体40を準備すれば、これら
を所有する者のみが所望の自己印字を迅速かつ正確に選
択実行させることができる。キーを使用しないので取扱
いが非常に容易であるとともに、プリンタ全体の小型軽
量化,低コスト化を達成できかつ過誤によるオペレータ
のキー操作により偶発的に自己印字プログラムによる自
己印字が実行されてしまうことも防止できる。
【0038】また、識別データ(例えば、DP1)を記
憶させた自己印字実行指令コネクタ体40が自己コネク
タ27に接続分離可能とされているので、各プリンタ
(10)に共通利用できるので低コストで適用性が広
い。
【0039】また、自己印字実行指令コネクタ体40は
ラインコネクタ2に代えて外部インターフェイス制御部
26(27)に接続するものとされているので、自己印
字実行中に上位機器100からの印字データ等が誤入力
されることがない。したがって、取扱いが容易で迅速な
自己印字ができる。
【0040】また、自己印字実行指令コネクタ体40に
記憶された識別データ(DP1〜DP6)は識別データ
判別制御手段(21,22)からの判別信号を用いて自
動判別されるものと構成されているので、自己印字実行
指令コネクタ体40にセキュリティーデータをも記憶さ
せておけば、外部者による誤った自己印字を一段と確実
に防止することが可能となる。
【0041】(第2実施例)この第2実施例の印字装置
(1,10,100)は、図5に示す如く、基本的構成
が第1実施例(図1)の場合と同様とされているが、自
己印字実行指令コネクタ体50には自己印字プログラム
に対応する識別データは記憶させずにかつ接続確認制御
手段(21,22)と,前回実行識別データ記憶手段2
4Fと,前回実行識別データ記憶制御手段(21,2
2)と,実行順序データ記憶手段22SQと,プログラ
ム特定制御手段(21,22)と,特定自己印字実行制
御手段(21,22)とを設け、自己印字実行指令コネ
クタ体50を自己コネクタ体27に装着接続するだけ
で、実行順序データに基づき前回実行済の自己印字プロ
グラムに対応させて予め決められた次の自己印字プログ
ラムを特定しつつその自己印字を実行できる構成とされ
ている。
【0042】自己印字実行指令コネクタ体50は、図6
に示す如く、第1実施例(図2)の自己印字実行指令コ
ネクタ体40と同様な構造とされているが自己印字プロ
グラムに対応させた識別データ(DP1〜DP6)は記
憶されていない。但し、セキュリティーデータとして各
接合部50A,50A、…、50J,50J間にインバ
ータからなる記憶素子51A〜51Jを介装してある。
【0043】接続確認制御手段は、接続確認信号を送信
(図9のST20)して自己コネクタ27に所定の自己
印字実行指令コネクタ体50が接続されているか否かを
判別する手段で、確認プログラムを格納させたROM2
2とCPU21とから形成され図9のST21で実行さ
れる。この実施例では接続確認信号が全て極性反転され
た場合に接続されていると確認する(ST21のYE
S)。
【0044】前回実行識別データ記憶制御手段は、前回
に実行された自己印字プログラムの識別データを図8に
示す前回実行識別データ記憶手段24Fに記憶する制御
手段で、記憶制御プログラムを格納させたROM22と
CPU21とから形成され図9のST25で実行され
る。この実施例では、メモリ小容量化のために自己印字
プログラムの名称をそのまま記憶するのでなく、その識
別データを記憶するものとされている。図8に示す識別
データDP2は自己印字プログラム名Bの意味である。
【0045】実行順序データ記憶手段22SQは、各自
己印字プログラムA〜Fの実行順序データを記憶する手
段で、図5に示すROM22内に形成されている。この
実施例では、図7に示す如く、実行順序データを識別デ
ータDP1〜DP6を図で縦配列記憶させた通りの順序
としてある。つまり、DP1,DP2,…の順序とされ
る。また、識別データに自己印字プログラム名(A〜
F)も参照記憶させてある。
【0046】また、プログラム特定制御手段は、識別確
認制御手段(21,22)によって自己印字実行指令コ
ネクタ体50が接続されていることが確認(図9のST
21のYES)されたことを条件に、前回実行識別デー
タ記憶手段24Fから前回実行識別データを読出すとと
もに実行順序データ記憶手段22SQを検索して読出さ
れた前回実行識別データに対応する今回に実行すべき自
己印字プログラムを特定する制御手段で、検索特定プロ
グラムを格納させたROM22とCPU21とから形成
され図9のST22,23で実行される。
【0047】特定自己印字実行制御手段は、このように
して特定された自己印字プログラムに基づく自己印字を
実行させるもので、CPU21とROM22とから形成
され図9のST24で実行される。
【0048】なお、この特定自己印字制御手段(21,
22)は、初期の場合つまり未だ図8に示す前回実行識
別データ記憶手段24Fに前回実行識別データDPiが
記憶されていない場合は、図7に示す実行順序データ記
憶手段22SQに記憶された最終の自己印字プログラム
(この実施例では、DP6の自己印字プログラムF)が
前回実行されたと擬制するものと形成してある。
【0049】また、特定印字実行制御手段(21,2
2)は、特定された1つの自己印字プログラムを実行す
るものと構成してあるが、特定された自己印字プログラ
ムに引続く他の自己印字プログラムをも一連的に実行可
能に構成してもよい。
【0050】次に、この第2実施例の作用を説明する。
最初に自己印字実行指令コネクタ体50を自己コネクタ
27に装着接続し、しかる後にキー33K1を押下操作
して装置電源を投入(ON)すると、図9に示すプログ
ラムが起動される。
【0051】すると、接続確認制御手段(21,22)
が、接続確認信号を送信して所定の自己印字実行指令コ
ネクタ体50が接続されていることを確認する(図9の
ST21のYES)。
【0052】引続き、プログラム特定制御手段(21,
22)が働き、図8に示す前回実行識別データ記憶手段
24Fから前回実行識別データを読出す(ST22)と
ともに、図7に示す実行順序データ記憶手段22SQを
検索して前回実行識別データに対応する今回実行すべき
自己印字プログラムを特定する(ST23)。
【0053】この場合は、前回実行識別データ記憶手段
24Fに何も記憶されていないので、特定自己印字実行
制御手段(21,22)は、実行順序データ記憶手段2
2SQの最初に設定記憶された識別データDP1が特定
されているものと擬制して自己印字プログラムAに基づ
く自己印字を実行する(ST24)。
【0054】この自己印字が終了すると、前回実行識別
データ記憶制御手段(21,22)が、今回実行の自己
印字プログラムAの識別データDP1を前回実行識別デ
ータとして前回実行識別データ記憶手段24Fに書込み
記憶する(ST25)。
【0055】かくして、例えば昼食後に再び自己印字実
行指令コネクタ体50を自己コネクタ27に装着接続し
て装置電源をONすれば、次には図7に示す実行順序に
基づく次の識別データDP2に対応する自己印字プログ
ラムBを特定しつつ自己印字させることができる。
【0056】しかして、この第2実施例によれば、デー
タ通信回線1側のラインコネクタ2と外部インターフェ
イス制御部26側の自己コネクタ27とを介してデータ
通信回線1と外部インターフェイス制御部26とを接続
分離可能に形成し、ラインコネクタ2に代えて自己コネ
クタ27に接続分離可能な自己印字実行指令コネクタ体
50と,接続確認制御手段(21,22)と,前回実行
識別データ記憶手段24Fと,前回実行識別データ記憶
制御手段(21,22)と,実行順序データ記憶手段2
2SQと,プログラム特定制御手段(21,22)と,
特定自己印字実行制御手段(21,22)とを設け、自
己印字実行指令コネクタ体50を自己コネクタ27に装
着接続するだけで、予め記憶された実行順序に従って自
己印字プログラムを次々に実行できる構成とされている
ので、1つの自己印字実行指令コネクタ体50を所有す
る者のみが所望の自己印字を迅速に特定実行させられ
る。したがって、第1実施例の場合と同様にキー操作を
しないでもよいから取扱いが非常に容易であるととも
に、プリンタ全体の小型軽量化,低コスト化を達成で
き、他人によるキー操作ミス等により自己印字が偶然的
に実行されてしまうことも防止できる。
【0057】また、自己印字実行指令コネクタ体50
は、全ての自己印字プログラムについて共通の1台でよ
いから、管理が楽でかつ一段と取扱いが容易である。
【0058】また、前回実行識別データ記憶制御手段
(21,22)が、今回終了の自己印字プログラム(識
別データ)を前回実行識別データ記憶手段24Fに自動
記憶するものと形成されているので、例えば、検査印字
作業が午前・午後に分かれたり異なる担当者に変って
も、全ての自己印字プログラムを重複することなく高能
率に行える。
【0059】なお、この第2実施例の前回実行識別デー
タ記憶手段24Fと前回実行識別データ記憶制御手段
(21,22)とは、今回実行の自己印字プログラムを
前回実行済識別データとして記憶させるものと構成され
ているが、実行順序データ記憶手段22SQにその順序
が決っていることから、今回実行の自己印字プログラム
に引続く次回の自己印字プログラムの識別データを記憶
させるように構成してもよい。
【0060】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、データ通信回
線側のラインコネクタと外部インターフェイス制御部側
の自己コネクタとを介してデータ通信回線と外部インタ
ーフェイス制御部とを接続分離可能に形成するととも
に、識別データ記憶手段と,自己印字実行指令コネクタ
体と,識別データ判別制御手段と,プログラム選択制御
手段と,選択自己印字実行制御手段とを設け、外部イン
ターフェイス制御部の自己コネクタに自己印字実行指令
コネクタ体を接続装着するだけで記憶された識別データ
に対応する自己印字プログラムを選択かつ実行できるよ
うに構成されているので、1以上の識別データを記憶さ
せた複数の自己印字実行指令コネクタ体を準備すれば、
これらを所有する者のみが所望の自己印字を迅速かつ正
確に選択実行させることができる。キーを使用しないの
で取扱いが非常に容易であるとともにプリンタ全体の小
型軽量化,低コスト化を達成でき、かつ過誤によるオペ
レータのキー操作により偶発的に自己印字が実行されて
しまうことも防止できる。
【0061】また、請求項2の発明によれば、データ通
信回線側のラインコネクタと外部インターフェイス制御
部側の自己コネクタとを介してデータ通信回線と外部イ
ンターフェイス制御部とを接続分離可能に形成し、ライ
ンコネクタに代えて自己コネクタに接続分離可能な自己
印字実行指令コネクタ体と,接続確認制御手段と,前回
実行識別データ記憶手段と,前回実行識別データ記憶制
御手段と,実行順序データ記憶手段と,プログラム特定
制御手段と,特定自己印字実行制御手段とを設け、自己
印字実行指令コネクタ体を自己コネクタに装着接続する
だけで、予め記憶された実行順序に従って自己印字プロ
グラムを次々に実行できる構成とされているので、1つ
の自己印字実行指令コネクタ体を所有する者のみが所望
の自己印字を迅速に特定実行させられる。したがって、
第1実施例の場合と同様にキー操作をしないでもよいか
ら取扱いが非常に容易であるとともにプリンタ全体の小
型軽量化,低コスト化を達成でき、実行済および実行未
了の自己印字プログラムを暗記しておく必要もなくな
る。さらに、他人のキー操作ミス等により自己印字が偶
然的に実行されてしまうことも防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す全体構成図である。
【図2】同じく、自己印字実行指令コネクタ体を説明す
るための図である。
【図3】同じく、識別データ記憶手段を説明するための
図である。
【図4】同じく、動作を説明するためのフローチャート
である。
【図5】本発明の第2実施例を示す全体構成図である。
【図6】同じく、自己印字実行指令コネクタ体を説明す
るための図である。
【図7】同じく、実行順序データ記憶手段を説明するた
めの図である。
【図8】同じく、前回実行識別データ記憶手段を説明す
るための図である。
【図9】同じく、動作を説明するためのフローチャート
である。
【図10】従来例を説明するための全体構成図である。
【符号の説明】
1 データ通信回線 2 ラインコネクタ 10 プリンタ 20 制御部 21 CPU(識別データ判別制御手段,プログラム選
択制御手段,選択自己印字実行制御手段,接続確認制御
手段,プログラム特定制御手段,特定自己印字実行制御
手段) 22 ROM(識別データ判別制御手段,プログラム選
択制御手段,選択自己印字実行制御手段,接続確認制御
手段,プログラム特定制御手段,特定自己印字実行制御
手段) 22SP 自己印字プログラム格納手段 22LP ライン印字プログラム格納手段 22SQ 実行順序データ記憶手段 23 RAM 24 EEPROM 24ID 識別データ記憶手段 24F 前回実行識別データ記憶手段 26 外部インターフェイス制御部 27 自己コネクタ 27A〜27J 接合部 30 印字部 31 印字駆動部 32 用紙送り駆動部 33 操作パネル 33K1〜33K3 キー 34 表示器 40 自己印字実行指令コネクタ体 40A〜40J 接合部 41A〜41J 記憶素子 50 自己印字実行指令コネクタ体 50A〜50J 接合部 51A〜51J 記憶素子 100 上位機器 DPR 印字データ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ通信回線を介して接続された上位
    機器とプリンタとから形成され、プリンタに上位機器か
    ら伝送されかつ自己側の外部インターフェイス制御部を
    介して受信した印字データに基づくライン印字機能と自
    己内に格納された複数の自己印字プログラムに基づく自
    己印字機能とを設けた印字装置において、 前記データ通信回線側のラインコネクタと前記外部イン
    ターフェイス制御部側の自己コネクタとを介してデータ
    通信回線と外部インターフェイス制御部とを接続分離可
    能に形成し、前記各自己印字プログラムごとの識別デー
    タを記憶させた識別データ記憶手段と,1以上の識別デ
    ータを記憶しかつ該ラインコネクタに代えて該自己コネ
    クタに接続分離可能とされた複数の自己印字実行指令コ
    ネクタ体と,自己コネクタに接続された自己印字実行指
    令コネクタ体へ判別信号を送信して読取った当該識別デ
    ータが該識別データ記憶手段に記憶されているいずれの
    識別データであるかを判別する識別データ判別制御手段
    と,判別された識別データに対応する自己印字プログラ
    ムを選択するプログラム選択制御手段と,選択された自
    己印字プログラムに基づく自己印字を実行させる選択自
    己印字実行制御手段とを設けた、ことを特徴とする印字
    装置。
  2. 【請求項2】 データ通信回線を介して接続された上位
    機器とプリンタとから形成され、プリンタに上位機器か
    ら伝送されかつ自己側の外部インターフェイス制御部を
    介して受信した印字データに基づくライン印字機能と自
    己内に格納された複数の自己印字プログラムに基づく自
    己印字機能とを設けた印字装置において、 前記データ通信回線側のラインコネクタと前記外部イン
    ターフェイス制御部側の自己コネクタとを介してデータ
    通信回線と外部インターフェイス制御部とを接続分離可
    能に形成し、該ラインコネクタに代えて該自己コネクタ
    に接続分離可能な自己印字実行指令コネクタ体と,接続
    確認信号を送信して該自己コネクタに該自己印字実行指
    令コネクタ体が接続されているか否かを判別する接続確
    認制御手段と,前回に実行された自己印字プログラムの
    識別データを前回実行識別データ記憶手段に記憶する前
    回実行識別データ記憶制御手段と,前記各自己印字プロ
    グラムの実行順序データを記憶する実行順序データ記憶
    手段と,該接続確認制御手段によって自己印字実行指令
    コネクタ体が接続されていることが確認されたことを条
    件に該前回実行識別データ記憶手段から前回実行識別デ
    ータを読出すとともに該実行順序データ記憶手段を検索
    して読出された前回実行識別データに対応する今回に実
    行すべき自己印字プログラムを特定するプログラム特定
    制御手段と,特定された自己印字プログラムに基づく自
    己印字を実行させる特定自己印字実行制御手段とを設け
    た、ことを特徴とする印字装置。
JP6031429A 1994-03-01 1994-03-01 印字装置 Pending JPH07242043A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009290773A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Ntt Docomo Inc 電子装置、外部接続電子機器、系統切換え方法、および、判定用信号変換方法

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JP2009290773A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Ntt Docomo Inc 電子装置、外部接続電子機器、系統切換え方法、および、判定用信号変換方法

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