JPH07242039A - プリンタの印字信号伝達機構 - Google Patents

プリンタの印字信号伝達機構

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Publication number
JPH07242039A
JPH07242039A JP3242994A JP3242994A JPH07242039A JP H07242039 A JPH07242039 A JP H07242039A JP 3242994 A JP3242994 A JP 3242994A JP 3242994 A JP3242994 A JP 3242994A JP H07242039 A JPH07242039 A JP H07242039A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printer
ffc
signal transmission
transmission mechanism
print
Prior art date
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Pending
Application number
JP3242994A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuki Maekawa
信喜 前川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP3242994A priority Critical patent/JPH07242039A/ja
Publication of JPH07242039A publication Critical patent/JPH07242039A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高価なFFCを最小限に抑え、また複雑な折
り曲げ加工を必要としないプリンタの印字信号伝達を提
供すること。 【構成】 高屈曲性が必要な部分にのみFFC5を配
し、導電性のみ必要な部分には安価なリード線4を配
し、その中継接続手段にPCB3を用いることによりプ
リンターのコストを抑えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリンターの印字信号伝
達に関し、より詳しくはケーブルの取り付け構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のプリンターの印字信号伝達
を示す要部斜視図である。図4において、キャリッジ1
2に搭載された印字ヘッド11に制御基板13からの信
号を伝達する為にヘッドケーブル15が必要になる。従
来のヘッドケーブル15は一般的にFFC(フレキシブ
ル・フラット・ケーブルの略で以降FFCと記す)と呼
ばれ、印字ヘッド11のピン数またはドット数分の信号
線と電源線をを極薄のプラスチックシートにてフラット
に包み込んだものである。
【0003】印字ヘッド11を搭載したキャリッジ12
は、前記制御基板13からのキャリッジ駆動信号により
印字桁方向,図中矢印A方向に往復移動され、印字する
構造になっている為、前記FFC15はキャリッジ12
の往復移動回数分だけ屈曲運動することになり、特に屈
曲耐久特性に優れた材質にて構成する必要がある。
【0004】このFFC15は、フレーム16に設けら
れた所要の穴を通して、プリンタ内部の凹凸を回避しな
がら引き回され前記制御基板13上に設けられたコネク
タ13aに直接挿入されることで電気的接続がなされて
いる。また、固定板17により、前記フレーム16に固
定し、以降前記制御基板13までの間ではFFC15が
振動しないように配慮している。
【0005】図3は前記FFC15を前記制御基板13
まで引き回す為に行うFFC15のフォーミング処理を
示す平面図で、このフォーミングをする結果、FFC1
5の長さはプリンターの機種により異なるが、需要の多
い136桁機においては1200mm以上も必要となる
ことがある。
【0006】この結果、FFC15自体の抵抗値が無視
できなくなる。例えば、1ドットだけを印字する場合
と、24ドットを同時に印字する場合では、FFC15
の電源線に流れる電流値は略24倍も変化するわけで、
FFC15での電圧降下の違いにより、印字濃度等が変
化し、この電圧降下が大きくなるとドット抜け等の印字
不良、さらには、インパクドットプリンタでは、ワイヤ
の追従が遅くなりワイヤによるインクリボン引っ掛けを
起こしてしまう虞もある。
【0007】また、このFFC15は前述のように十数
本の導電線を有しており、プリンターの機構レイアウト
によっては何箇所もの折り曲げ箇所が必要で、組立時に
膨大な工数を必要とする。この工程を蔑ろにして安易な
引き回しをすると、導電線の断線を招いてしまう。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこの様な問題
に鑑みてなされたものであって、その目的とするところ
は、組立および分解が容易な構造で、かつ印字信号伝達
ケーブルでの電圧降下を低減することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のプリンタの印字
信号伝達機構は、印字ヘッドを印字桁方向に移動させ記
録を行うプリンタの印字信号伝達機構において、前記印
字ヘッドと制御基板との間を、少なくとも2種類の材質
のケーブルで接続する構成としたことを特徴とする。
【0010】また、稼働部がFFCで、非稼働部がリー
ド線であることを特徴とする。
【0011】
【作用】キャリッジの移動に伴い屈曲性が必要でとなる
部分をFFCで構成し、それ以降制御基板までの配線を
引き回しの容易なケーブルで行う構成にすることで、従
来のフォーミング処理が不要となり、また、制御基板ま
での配線が短くなるから電圧降下も小さくすることがで
きる。
【0012】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。印字ヘッド,キャリッジ等は従来技術の項にて
その役割、動き等を説明しているので、ここでは説明を
省略する。
【0013】図1は本発明のプリンターの印字信号伝達
を示す要部斜視図で、図1において、高屈曲性能が求め
られるプリンターのメカ側には屈曲耐久性能に優れたF
FC5を配し、電気的に導通だけが求められる制御基板
側には中継基板3(以降PCBと記す)上に設けたリー
ド線4の他端をまとめたコネクタ4aを挿入する構成と
してある。
【0014】図2は、このPCB3を説明した図で、図
2において前記PCB3には、FFC5を挿入する為の
コネクター5aが実装されており、更にコネクタ5aの
各端から引き出されたPCB3上には、リード線4を挿
入する穴を設けたランドが形成されており、リード線4
の先端を該穴に挿入し半田付けするようになっている。
【0015】PCB3のフレームへの固定は小ネジ一本
で充分であり、フレームにガイドピンをプレス等により
構成し接着してもよい。前記リード線4は凸凹したプリ
ンターケース内を引き回すにはとても有効で従来のFF
C15のような断線や配線に関する心配が全くない。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明の構成によれ
ば、屈曲性が必要となる部分にはFFCを用い、以降制
御基板までの接続を引き回しが容易で安価なケーブルを
用いる構成にしたので、伝送距離を短くでき、信号線で
の電圧降下を最小限に抑えることができる。
【0017】また従来のようなFFCの折り曲げ加工を
施す必要がなく、複数枚のFFC構成であってもPCB
上のコネクターを変えて実装しておけば簡単に対応可能
であり、プリンタの機構部と制御部とを容易に着脱で
き、FFCの断線時等の対応が極めてスピーディーに実
行できる。
【0018】更には、非常に高価なFFCの使用を最小
限に抑えることが可能でコスト低減もできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるプリンタの印字信号伝達を示す
要部斜視図である。
【図2】本発明にかかる中継基板を説明する図である。
【図3】従来のプリンタのFFCフォーミングを示す平
面図である。
【図4】従来のプリンタの印字信号伝達を示す要部斜視
図である。
【符号の説明】
11 ・・・・・印字ヘッド 12 ・・・・・キャリッジ 13 ・・・・・制御基板 3 ・・・・・PCB 4 ・・・・・リード線 5 ・・・・・FFC

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印字ヘッドを印字桁方向に移動させ記録を
    行うプリンタの印字信号伝達機構において、 前記印字ヘッドと制御基板との間を、少なくとも2種類
    の材質のケーブルで接続する構成としたことを特徴とす
    るプリンタの印字信号伝達機構。
  2. 【請求項2】稼働部がFFCで、非稼働部がリード線で
    あることを特徴とする請求項1記載のプリンタの印字信
    号伝達機構。
JP3242994A 1994-03-02 1994-03-02 プリンタの印字信号伝達機構 Pending JPH07242039A (ja)

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JP3242994A JPH07242039A (ja) 1994-03-02 1994-03-02 プリンタの印字信号伝達機構

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JPH07242039A true JPH07242039A (ja) 1995-09-19

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JP (1) JPH07242039A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009258407A (ja) * 2008-04-17 2009-11-05 Ricoh Co Ltd 装置ユニット、定着装置、及び、画像形成装置
EP3378662A1 (en) * 2017-03-22 2018-09-26 Seiko Epson Corporation Liquid discharging apparatus

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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