JP2000062284A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

Info

Publication number
JP2000062284A
JP2000062284A JP11215824A JP21582499A JP2000062284A JP 2000062284 A JP2000062284 A JP 2000062284A JP 11215824 A JP11215824 A JP 11215824A JP 21582499 A JP21582499 A JP 21582499A JP 2000062284 A JP2000062284 A JP 2000062284A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flat cable
carriage
flexible flat
printer
end part
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11215824A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Kawakami
秀樹 川上
Naoki Asai
直樹 浅井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP11215824A priority Critical patent/JP2000062284A/ja
Publication of JP2000062284A publication Critical patent/JP2000062284A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Electric Cable Arrangement Between Relatively Moving Parts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】フラットケーブル6をキャリッジ2に取り付け
るとき、キャリッジ2の端部にフラットケーブルが当接
する箇所を、キャリッジの移動方向に伴って変更させ、
フラットケーブル6の耐久性および信頼性の向上を実現
する。 【解決手段】キャリッジ6がフラットケーブル6を取り
付ける側のキャリッジ軸3の端部に移動したとき、フラ
ットケーブル6の下面とキャリッジ2の端部Eが当接す
る。一方、キャリッジ6がフラットケーブルを取り付け
る側と反対側のキャリッジ軸3の端部に移動したとき、
フラットケーブル6の上面とキャリッジ2に取り付けた
補強板8の端部とが当接する。補強板8の端部とキャリ
ッジ2の端部Eとは、フラットケーブル6を挟んで互い
に異なる場所である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フラットケーブル
を使用して、固定部と往復移動する可動部との間の電気
信号のやりとりを行っている電子機器における、フラッ
トケーブルの保持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フラットケーブルは、様々な電子機器に
使用されているが、ここでは小型プリンタの場合を例に
とり、従来のこのようなフラットケーブルの保持構造を
図に基づいて説明する。
【0003】図9、図10、図11および図12に、プ
リンタにおける従来のフラットケーブルの保持構造を示
す。キャリッジ2に固定された印字ヘッド1は、キャリ
ッジ2がキャリッジ軸3およびキャリッジガイド軸4に
沿って方向Aに往復移動するのに従って往復移動をし、
キャラクタ信号に基づいたドットマトリックスを打ち出
して印字を行う。この時、ドットマトリックスを打ち出
すのに必要なキャラクタ信号は、外部装置で作られ、フ
レーム5に取り付けられている回路基板に取り込まれた
後、フラットケーブル6を介して印字ヘッド1に伝えら
れている。
【0004】フラットケーブル6は、U字型に湾曲させ
られ一端をフレーム5に、他端をキャリッジ2のB部に
キャリッジ2の往復移動方向Aと平行に保持されてい
る。キャリッジ2のB部では、同じ位置にエッジを持つ
爪CおよびDによって、上下方向から挟み込むことによ
り、フラットケーブル6を挟持している。また、フラッ
トケーブル6のキャリッジ2側の端は、前述のようにキ
ャリッジ2のB部に保持された後、180度折り曲げら
れることにより90度向きを変え印字ヘッド1につなが
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ように同じ位置にエッジのある二つの爪などで挟み込む
ことにより、フラットケーブル6を挟持するような従来
の構造においては、キャリッジ2がキャリッジ軸3およ
びキャリッジガイド軸4に沿って方向Aに往復移動する
ことにより発生するフラットケーブル6の変形が、図1
1および図12に示すように、方向Aの左右どちらに移
動しても保持部のエッジE付近を支点に両振り屈曲状態
で発生してしまい、その結果としてフラットケーブル6
の保持部エッジE付近に応力が集中してしまう。最悪の
場合、このような応力集中を何度も繰り返すと、フラッ
トケーブル6の内部の導線が疲労破壊を起こしてしま
い、固定部と可動部との間の電気的な交信ができなくな
ってしまうという、プリンタとしては致命的な故障につ
ながる恐れがある。
【0006】本発明はこのような課題を解決するために
なされたものであり、その目的とするところは、フラッ
トケーブルの耐久性および信頼性を向上させることにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のプリンタは、 (1)軸に沿って移動可能なキャリッジと、前記キャリ
ッジ上に配設され、印字を行う印字ヘッドと、前記印字
ヘッドに信号を伝達し、前記軸方向に配置される可撓性
フラットケーブルと、前記可撓性フラットケーブルの第
1の端部をプリンタに固定する固定部と、前記可撓性フ
ラットケーブルの第2の端部を前記キャリッジに保持す
る保持部と、を備え、前記可撓性フラットケーブルは、
前記キャリッジの移動方向に応じて、前記可撓性フラッ
トケーブルの上面と下面との2カ所が前記保持部近傍の
前記キャリッジの端部に当接し、前記2カ所の当接位置
は、前記可撓性フラットケーブルを挟んで互いに異なる
位置であることを特徴とする。
【0008】(2)さらに、前記当接位置は、前記可撓
性フラットケーブルを取り付ける側に前記キャリッジが
移動するとき前記可撓性フラットケーブルの上面側であ
り、前記可撓性フラットケーブルの取り付け側と反対側
に前記キャリッジが移動するとき前記可撓性フラットケ
ーブルの下面側であることを特徴とする。
【0009】(3)また、前記当接位置は、前記可撓性
フラットケーブルを下側に押すように前記キャリッジが
移動するとき前記可撓性フラットケーブルの下面側であ
り、前記可撓性フラットケーブルを上側に押すように前
記キャリッジが移動するとき前記可撓性フラットケーブ
ルの上面側であることを特徴とする。
【0010】
【作用】上記のように構成されたプリンタによれば、キ
ャリッジがフラットケーブルの取り付け側に移動したと
きと、反対側に移動したときとで、フラットケーブルの
1カ所への応力集中を防ぎ、フラットケーブル内部の導
線の疲労破壊を防ぎ、フラットケーブルの耐久性および
信頼性を向上させることができるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明を用いた実施例を図に基づ
き説明する。
【0012】図1は、本発明の実施例である小型プリン
タの斜視図であり、図2はプリンタの可動部の分解図で
ある。また、図3ないし図5には、可動部が各々の位置
に移動した時の、フラットケーブル6の保持部周辺の状
態を示している。
【0013】図1および図2において、印字ヘッド1
は、キャリッジ2に印字ヘッド固定ネジ7で固定され、
キャリッジ2がキャリッジ軸3およびキャリッジガイド
軸4に沿って方向Aに往復移動するに従い、方向Aに往
復移動をしキャラクタ信号に基づきドットマトリックス
を打ち出して印字を行う。この時、ドットマトリックス
を打ち出すのに必要なキャラクタ信号は、外部装置で作
られフレーム5に取り付けられている回路基板に取り込
まれた後、フラットケーブル6を介して印字ヘッド1に
伝えられている。フラットケーブル6は、図に示すよう
にU字型に湾曲させられ、一端をフレーム5に、他端を
キャリッジ2のB部にキャリッジ2の往復移動方向Aと
平行に、それぞれ保持されている。キャリッジ2のB部
では、同じ位置にエッジを持つ爪CおよびDによって、
フラットケーブル6を補強板8と共に補強板8を上にし
て、挟み込み保持している。
【0014】この時補強板8は、保持部よりフラットケ
ーブル6の湾曲部側にガイドしているような剛体であ
り、かつキャリッジ2が移動することによって生じるフ
ラットケーブル6の変形を、キャリッジ2が左側(フラ
ットケーブル6の湾曲部側)に移動したときは図4に示
すように保持部爪のエッジE付近を支点に発生させ、キ
ャリッジ2が右側(フラットケーブル6湾曲部の反対
側)に移動したときは図5に示すように補強板8の先端
F付近を支点に発生させるような補強板8である。
【0015】すなわち、キャリッジ2が往復移動をした
ときに発生する変形は2箇所での片振り屈曲状態とな
り、1箇所での変形量は従来の半分となる。従って、集
中する応力も従来の半分となり、応力集中の繰り返しに
よるフラットケーブル6の内部導線の疲労破壊を防ぐこ
とができ、フラットケーブル6の耐久性および信頼性を
向上させることができる。
【0016】また他の実施例として、図6に示すように
フラットケーブル6の下面側に補強板8を配置したとき
も、前述の実施例と同様な効果を得ることができる。た
だし、この時の応力集中は、キャリッジ2が左側に移動
したときは補強板8の先端G付近で発生し、右側に移動
したときは、保持部爪のエッジF付近で発生することに
なる。
【0017】さらに他の実施例として、図7に示すよう
に、前実施例における補強板8を使用する代わりに、キ
ャリッジ2の保持部上下の爪HおよびIのエッジをあら
かじめずらしておき、フラットケーブル6を異なる位置
にエッジを持つ爪HおよびIで挟み込み保持することに
より、補強板8を使用した前述の実施例と同様な状態を
作ることができ、フラットケーブル6の耐久性および信
頼性を向上させることができる。
【0018】また、図8に示すように、補強板8を弾性
体としフラットケーブル6より小さな可撓性を有する補
強板とすることにより、キャリッジ2が右側に移動した
ことによって発生するフラットケーブル6の変形が、図
8のJ部に示すように、補強板8により矯正され、補強
板8に沿った曲率の小さな広い範囲での変形となる。こ
のことにより、補強板8の先端付近で集中していた応力
は、J部全体に分散することになる。その結果、応力集
中は少なくなり、応力集中の繰り返しによるフラットケ
ーブル6の内部導線の疲労破壊を防ぎ、フラットケーブ
ル6の耐久性および信頼性を向上させることができる。
【0019】
【発明の効果】以上、述べたように本発明のプリンタに
よれば、フラットケーブルへの応力の集中を減らし、あ
るいは分散させ、応力集中の繰り返しによるフラットケ
ーブル内部導線の疲労破壊を防ぎ、フラットケーブルが
断線してしまうというプリンタにおける致命的な故障を
防ぐことができ、フラットケーブルの耐久性および信頼
性の向上を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すプリンタの斜視図。
【図2】本発明の一実施例を示すプリンタの分解図。
【図3】本発明の一実施例おけるプリンタのフラットケ
ーブル保持部周辺の側面図。
【図4】本発明の一実施例におけるキャリッジ2が左側
に移動したときのフラットケーブル保持部周辺の側面
図。
【図5】本発明の一実施例におけるキャリッジ2が右側
に移動したときのフラットケーブル保持部周辺の側面
図。
【図6】本発明の一実施例おけるプリンタのフラットケ
ーブル保持部周辺の側面図。
【図7】本発明の一実施例おけるプリンタのフラットケ
ーブル保持部周辺の側面図。
【図8】本発明の一実施例におけるキャリッジ2が右側
に移動したときのフラットケーブル保持部周辺の側面
図。
【図9】従来の技術例を示すプリンタの斜視図。
【図10】従来技術例おけるプリンタのフラットケーブ
ル保持部周辺の側面図。
【図11】従来技術例におけるキャリッジ2が左側に移
動したときのフラットケーブル保持部周辺の側面図。
【図12】従来技術例におけるキャリッジ2が右側に移
動したときのフラットケーブル保持部周辺の側面図。
【符号の説明】
1 印字ヘッド 2 キャリッジ 3 キャリッジ軸 4 キャリッジガイド軸 5 フレーム 6 フラットケーブル 7 印字ヘッド固定ネジ 8 補強板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸に沿って移動可能なキャリッジと、 前記キャリッジ上に配設され、印字を行う印字ヘッド
    と、 前記印字ヘッドに信号を伝達し、前記軸方向に配置され
    る可撓性フラットケーブルと、 前記可撓性フラットケーブルの第1の端部をプリンタに
    固定する固定部と、 前記可撓性フラットケーブルの第2の端部を前記キャリ
    ッジに保持する保持部と、を備え、 前記可撓性フラットケーブルは、前記キャリッジの移動
    方向に応じて、前記可撓性フラットケーブルの上面と下
    面との2カ所が前記保持部近傍の前記キャリッジの端部
    に当接し、 前記2カ所の当接位置は、前記可撓性フラットケーブル
    を挟んで互いに異なる位置であることを特徴とするプリ
    ンタ。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記当接位置は、前記可撓性フラットケーブルを取り付
    ける側に前記キャリッジが移動するとき前記可撓性フラ
    ットケーブルの上面側であり、前記可撓性フラットケー
    ブルの取り付け側と反対側に前記キャリッジが移動する
    とき前記可撓性フラットケーブルの下面側であることを
    特徴とするプリンタ。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、 前記当接位置は、前記可撓性フラットケーブルを下側に
    押すように前記キャリッジが移動するとき前記可撓性フ
    ラットケーブルの下面側であり、前記可撓性フラットケ
    ーブルを上側に押すように前記キャリッジが移動すると
    き前記可撓性フラットケーブルの上面側であることを特
    徴とするプリンタ。
JP11215824A 1999-07-29 1999-07-29 プリンタ Pending JP2000062284A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11215824A JP2000062284A (ja) 1999-07-29 1999-07-29 プリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11215824A JP2000062284A (ja) 1999-07-29 1999-07-29 プリンタ

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21432892A Division JPH0655804A (ja) 1992-08-11 1992-08-11 フラットケーブルの保持構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000062284A true JP2000062284A (ja) 2000-02-29

Family

ID=16678876

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11215824A Pending JP2000062284A (ja) 1999-07-29 1999-07-29 プリンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000062284A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010187992A (ja) * 2009-02-19 2010-09-02 Okumura Yu-Ki Co Ltd 遊技機
WO2018174888A1 (en) * 2017-03-23 2018-09-27 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Engagement tab on cable for carriage device with a deflector

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010187992A (ja) * 2009-02-19 2010-09-02 Okumura Yu-Ki Co Ltd 遊技機
WO2018174888A1 (en) * 2017-03-23 2018-09-27 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Engagement tab on cable for carriage device with a deflector
CN110462953A (zh) * 2017-03-23 2019-11-15 惠普发展公司,有限责任合伙企业 用于具有偏转器的载架装置的线缆上的接合片
US10897128B2 (en) 2017-03-23 2021-01-19 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Engagement tab on cable for carriage device with a deflector

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3741934B2 (ja) フレキシブル基板の端子接続装置
US6733317B2 (en) Recording apparatus
US4750881A (en) Easily assembled carriage mechanism of printer
KR100385987B1 (ko) 잉크젯 프린터의 전기적 접점장치
JP2000062284A (ja) プリンタ
JPH0655804A (ja) フラットケーブルの保持構造
JPH03203136A (ja) タイプライター、プリンター等のキーボード
US5123759A (en) Dot matrix print head
JP2709555B2 (ja) 電気装置におけるケーブルの固定構造
JPH07242039A (ja) プリンタの印字信号伝達機構
JPH0637538Y2 (ja) プリンタ
US20040184114A1 (en) Flatbed scanner and scan module thereof
JPH10337928A (ja) プリンタ
JPH0623757U (ja) シリアルプリンタ
EP0529652A1 (en) Impact dot printer
JPH051903Y2 (ja)
JPH11314428A (ja) 平形多心ケーブルの取付け構造
JP4627127B2 (ja) クリップ端子および該クリップ端子を具備する液晶表示素子
KR200172895Y1 (ko) 입출력신호전달펜
JP2837133B2 (ja) サーマルプリントヘッド
JPS6164475A (ja) 印字装置の用紙押え機構
JPH04148941A (ja) ワイヤドットプリンタヘッド
JP2791654B2 (ja) サーマルプリントヘッド
JPH0346918Y2 (ja)
JPH0557912A (ja) インパクトドツトヘツド