JPH07241039A - バッテリー残量検出装置 - Google Patents

バッテリー残量検出装置

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JPH07241039A
JPH07241039A JP6325064A JP32506494A JPH07241039A JP H07241039 A JPH07241039 A JP H07241039A JP 6325064 A JP6325064 A JP 6325064A JP 32506494 A JP32506494 A JP 32506494A JP H07241039 A JPH07241039 A JP H07241039A
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signal
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cpu
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  • Communication Control (AREA)
  • Tests Of Electric Status Of Batteries (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電源を供給する電池の種別の相違に対応して適
切な電源残量情報を提供する。 【構成】電池の種別に応じた負荷曲線特性図を用い、検
出された電源の電圧と装置が正常に動作しなくなる電圧
値とから、電池容量の残量を、電池残量使用可能時間と
して算出する。算出した電池残量使用時間を用い、さら
に、無線機の受信可能時間、および送信可能な送信信号
のビット数を算出し、表示する。また、送信不可能な送
信因業は、記憶部に退避させ、退避された送信信号のア
ドレスを表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バッテリー残量検出装
置に関し、特に、携帯用無線モデムのバッテリー残量推
定およびその表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の携帯用無線モデムのバッ
テリー残量推定およびその表示装置は、例えば、特開平
4−36817号公報(文献1)に示されている。
【0003】すなわち、文献1には、バッテリー電流を
検出する電流検出部およびバッテリー電圧を検出する電
圧検出部を備える電池パックが記載されている。また、
電池パックは、検出された電流値と電圧値とを予め定め
られた時間積分し、バッテリー容量の残量を推定する容
量検知部を備える。電池パックを備えた無線モデムが接
続される電子機器には表示部が備えられ、バッテリー容
量の残量推定値を電池パックから入力し、表示する。
【0004】以上説明したように、モデムと接続される
電子機器は、推定したバッテリー容量の残量を表示する
構成を採用しており、したがって、使用者は、表示部に
表示されるバッテリー容量の残量、例えば、”60%残
量”を確認することができ、表示部の表示に基づき、バ
ッテリーの交換時期を知ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
バッテリー残量推定およびその表示装置では、バッテリ
ー容量の残量を表示することができるものの、後どれく
らいバッテリーが使用可能であるか、あるいは、無線モ
デムがどれくらいの情報量を送受信することができるの
かという事項を推定することができない。
【0006】また、無線モデムが接続される電子機器で
は、データモデム毎に種類の違う電池、例えば、マンガ
ン電池、アルカリマンガン電池等がバッテリーとして装
着されるため、電池種別毎の負荷曲線特性の相違に起因
し、バッテリー容量の残量を正確に推定することができ
ないという課題を有する。
【0007】本発明の目的は、上述した課題を解決し、
バッテリー容量の残量を無線モデムの送受信可能な情報
量として推定するとともに、異なった種別の電池が装着
されたとしても正確にバッテリー容量の残量を推定する
ことができるバッテリー残量検出装置を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明によるバッテリー残量検出装置は、使用
されている電池の種別を特定する特定手段と、特定され
た電池の種別に基づき電池容量の残量を検出する残量検
出手段とを備える。電池容量の残量は、電池の使用可能
時間として検出され、電池の使用可能時間は、送受信可
能な信号の情報量としても検出可能に構成する。さら
に、検出した電池容量の残量は、表示部に表示される。
【0009】また、本発明は、電池容量の残量が予め定
められた残量以下になったことを使用者に警報する警報
手段をも備える。
【0010】さらに、本発明では、特定手段が、送受信
に係わる少なくとも2つ以上の負荷状態における電池の
電圧値を検出する電圧検出手段と、検出された電圧値に
基づき使用されている電池の種別を選定する選定手段と
を有する。
【0011】
【作用】上述した構成の採用において、本発明は、2つ
以上の負荷状態における電池の電圧を検出し、その差電
圧を検出を求める。検出された差電圧は、電池の種別に
よりそれぞれ異なった特性を有する負荷特性曲線にあて
はめられ、使用されている電池の種別が特定される。
【0012】また、残量検出手段が、検出された電圧値
と、特定された電池の有する負荷特性曲線とから電池容
量の残量を検出する。そして、この検出された電池容量
の残量は、その検出に負荷特性曲線を用いているため、
電池の使用可能時間として検出され、さらに、残量検出
手段が、送受信信号の情報量に基づき、送受信可能な情
報量を算出し、表示部に表示させる。
【0013】
【実施例】次に本発明について図面を参照して詳細に説
明する。
【0014】図1は、本発明の一実施例を示す無線モデ
ムおよび電子機器のブロック図である。
【0015】図において、無線モデム20は、送受信デ
ータバス16あるいはアラームデータバス18を介し
て、パーソナルコンピュータ12と信号のやりとりを行
うデータインターフェイス22を備える。無線部24
は、送信部36および受信部38とから構成される。送
信部36は、送信信号で搬送波を変調し、変調信号をア
ンテナ34を介し送信する。一方、無線部38は、アン
テナ34が受信した受信信号を復調し、復調信号を出力
する。電池部26には、電池が装着され、電源を無線部
24、アナログ/デジタルコンバータ(A/D)28、
インターフェイスおよびCPU30に供給する。なお、
電源の送信部36への供給においては、送信部36が、
送信信号を入力しているときにのみ、電源が供給され
る。A/D28は、電池部26に収められる電池の出力
電圧をデジタル電圧値に変換する。CPU30は、デジ
タル電圧値を入力することにより、バッテリー容量の残
量を、後述するように算出する。また、CPU30は、
デジタル電圧値を入力処理し、無線部24を後述するよ
うに制御する。さらに、CPU30は、データを一時退
避させるRAM32とデータのやりとりを行う。
【0016】端末機器本体10は、送受信データの指示
内容を表示する表示部13を備える。制御部14は、表
示部13への表示の設定および送受信の実行を行う。ま
た、パーソナルコンピュータ12、送受信データバス1
6、およびインターフェイス22を介して、CPU13
と信号のやりとりを行う。コンピュータ12は、図示し
ないキー操作部が備えられ、使用者により、コマンドが
入力される。。次に、CPU13の動作について図2〜
7を用い、説明する。
【0017】図2は、CPU30による電源電圧の検出
方法を説明するフローチャートである。
【0018】図において、まず、無線部24の負荷状態
が、予め定められた第1の負荷状態に設定される(S1
01)。第1の負荷状態では、無線部38がスイッチオ
ンに設定され、送信部36がスイッチオフに設定されて
いる。無線部38が、第1の負荷状態に設定された後、
CPU30は、デジタル電圧値を入力することにより、
電源電圧値を検出する(S102)。検出された電源電
圧値は、CPU30により、第1の電源電圧値として、
RAM32に記憶される(S103)。つづいて、無線
部24の負荷状態が、予め定められた第2の負荷状態に
設定される(S104)。第2の負荷状態では、無線部
38および送信部36がスイッチオンに設定されてい
る。なお、第2の負荷状態の方が、第1の負荷状態より
も重い負荷に設定されている。無線部38が、第2の負
荷状態に設定された後、CPU30は、デジタル電圧値
を入力することにより、電源電圧値を検出する(S10
5)。検出された電源電圧値は、CPU30により、第
2の電源電圧値として、RAM32に記憶される(S1
06)。CPU30は、無線部24の第2の負荷状態を
解除し(S107)、第1および第2の電源電圧値から
推定される電池容量残量の安全臨界電圧値VTを、無線
部24に設定する(S108)。なお、安全臨界電圧値
VTについては、後述する。CPU30は、第2の電源
電圧値と、安全臨界電圧値VTとを比較する(S10
9)。この比較において、第2の電源電圧値の方が、安
全臨界電圧値VTよりも大きいときは、CPU30は電
源電圧の検出処理を中止する(終了)。一方、安全臨界
電圧値VTの方が、第2の電源電圧値よりもおおきいと
きは、CPU30は、後述するアラーム割り込み処理に
移行する(S110)。
【0019】なお、上述した実施例では、S108にお
いて、CPU30が、第2の電源電圧値と安全臨界電圧
値VTとを比較しているが、送信部36がスイッチオフ
に設定され、受信部38のみがスイッチオンに設定され
ているとき、すなわち、無線モデム20が、受信動作の
みを行っているときは、CPU30が、第1の電源電圧
値と安全臨界電圧値VTとの比較を実行する。
【0020】図3は、無線部24の送受信時間の設定方
法を説明するフローチャートである。
【0021】図において、まず、CPU30が、第1の
電源電圧値をRAM32から読み込む(S201)。さ
らに、CPU30は、第2の電源電圧値をRAM32か
ら読み込む(S202)。CPU30は、読み込んだ第
1および第2の電源電圧値の電圧差から、使用されてい
る電池部26の種別を決定する(S203)。すなわ
ち、後述する図4に示すように電池は、その種別によ
り、負荷曲線特性が相違しているため、CPU30は、
第1および第2の電源電圧値の電圧差から、電池の種別
を決定することができる。つづいて、CPU30は、R
AM32に記憶されている電池の種別毎の負荷曲線特性
図から、S203において決定された電池の負荷曲線特
性図を読み込む(S204)。その後、CPU30は、
無線部24のその後の処理に応じて、すなわち、受信の
みの処理か、あるいは送受信両者の処理かに応じて、第
1あるいは第2の負荷状態のいづれかを、無線部24に
設定する(S205)。さらに、CPU30は、デジタ
ル電圧値を入力し、現時点における電池部26の電源電
圧値を検出する(S206)。CPU30は、検出した
電源電圧値と読み込んだ負荷曲線特税図から判定される
安全臨界電圧値VTとから後述する電池残量使用可能時
間を推定する(S207)。推定された電池残量使用時
間は、RAM32に記憶されるととともに、インターフ
ェース22およびコンピュータ12を介して制御部14
に入力され、制御部14の設定により、再びコンピュー
タ12を介して表示部13に表示される(S208)。
【0022】図4は、図3に示したフローチャートの処
理方法を説明するための電池の負荷曲線特性図である。
【0023】図4(A)は、マンガン電池あるいは同様
の特性、すなわち内部抵抗の大きい電池の負荷特性曲線
を示す。一方、図4(B)は、アルカリマンガン電池あ
るいは同様の特性、すなわちマンガン電池と比較して内
部抵抗の小さい電池の負荷特性曲線を示す。
【0024】両図において、VNは、CPUが仮に仮想
する電池電圧標準値を示し、VTは、無線モデム20が
正常に動作することができる電源電圧の安全臨界値を示
す。VDは、無線モデム20が動作できなくなる電源電
圧を示し、VW1およびVW2は、それぞれ第1および
第2の電源電圧値の差を示しており、第1の負荷状態に
おける第1の電源電圧値が、上述したVNになるときの
両者の電源電圧差を示す。TVN1およびTVN2は、
それぞれ、第1の負荷状態において、第1の電源電圧値
が上述したVNになる時刻を、負荷曲線特性図より推定
した時刻を示す。TVT1およびTVT2は、それぞ
れ、第2の負荷状態において、第2の電源電圧値が上述
したVTになる時刻を、負荷曲線特性図より推定した時
刻を示す。さらに、TL1およびTL2は、上述した時
刻TVN1からTVT1に至るまでの時間、およびTV
N2からTVT2に至るまでの時間を示す。
【0025】なお、上述した実施例において、第2の負
荷状態における負荷が無線部24にかかる最大の負荷の
ため、最も短時間で、電源電圧値が安全臨界値に達する
までの時間TL1およびTL2を、電池交換時までに正
常に無線モデム20を動作させる電池残量使用可能時間
とする。
【0026】再び図3において、処理S203で、CP
U30による電池種別は、第1および第2の負荷状態の
第1および第2の電源電圧値の差から決定される旨を示
したが、その電圧差は、図4に示すVW1およびVW2
に相当する。すなわち、CPU30は、第1および第2
の電源電圧の差と、VW1、VW2あるいは、本実施例
では示さなかったが、それ以上のVWX(ただしX=
3、4、・・・)とを比較し、両者の値の最も近いもの
を使用されている電池であると決定する。
【0027】また、処理S207で、CPU30による
電池残量使用可能時間の推定について示したが、その推
定方法に関し詳述すると、S204において読み込まれ
た負荷曲線特性図に、S206において検出した電源電
圧値を書き込む。なお、この書き込まれた電圧値に相当
する時刻で、TVN1あるいはTVN2を書き換える。
さらに、CPU30は、書き換えたTVN1あるいはT
VN2と、TVT1あるいはTVT2に基づき、TL1
あるいはTL2を算出し、電池残量使用可能時間を推定
する。なお、無線部24に、第1の負荷状態が設定され
ているときは、電池残量使用可能時間は、第1の負荷状
態時における第1の電源電圧値に基づき、算出される。
【0028】再び図2において、S109で、第2の電
源電圧値が、安全臨界電圧値よりも低いとき、S110
に示したアラーム割り込み処理が開始される旨を示した
が、無線部24に、第1の負荷状態が設定されていると
きは、第1の負荷状態時における第1の電源電圧値が、
安全臨界電圧値と比較される。
【0029】次に、アラーム割り込み処理について、図
5に示すフローチャートを用い、説明する。
【0030】前述したように、アラーム割り込み処理が
要求されると、CPU30は、送受信信号を、RAM3
2に退避させる(S301)。つづいて、CPU30
は、アラーム信号を図示しない相手無線局および制御部
14に出力する(S302)。CPU30は、相手無線
局および制御部14からの応答信号を入力すると(S3
03)、相手無線局および制御部14に、RAM32に
退避させた送受信信号のアドレスを出力する(S30
4)。CPU30は、退避させた送受信信号のアドレス
を出力した後、送受信動作を終了させ(S305)、電
池部26の電源交換を促すために、警報音あるいは表示
部を点灯させる(S306)。
【0031】図6は、CPU30による相手無線局との
着信接続動作を説明するフローチャートである。
【0032】図において、無線部24が、アンテナ34
を介して、着信信号を受信すると(S401)、無線部
24は、着信応答信号をCPU30に出力する。着信応
答信号に応答し、CPU30が、無線モデム20に設定
されているバッテリーセイビング効率を向上させるため
のモード、すなわち、スリープモードを解除する(S4
02)。さらに、CPU30が、着信信号をインターフ
ェイス22、受信データバス16およびコンピュータ1
2を介し、出力する(S403)。さらに、CPU30
が、A/D28からデジタル電圧値を入力する(S40
4)。デジタル電圧値を入力することにより、CPU3
0は、前述したように、電池の種別の決定、無線部24
に設定される負荷状態に基づく電池残量使用可能時間の
算出を行う(S405)。なお、着信信号には、無線部
24に設定される負荷状態に関する情報が含まれてい
る。CPU30は、制御部14の出力する着信応答信号
に応答した受信可能信号を入力し(S406)、算出し
た電池残量使用可能時間を制御部14に出力する(S4
07)。さらに、CPU30は、送信部36およびアン
テナを介し、受信可能信号を相手無線局に送信する(S
408)。受信可能信号に応答して送信された相手無線
局からの受信信号を、アンテナ34、受信部38を介し
入力すると、CPU30は、受信処理動作を開始し始
め、受信信号は、送信データバス16を介し、コンピュ
ータ12に出力される(S409)。
【0033】図7は、CPU30による相手無線局への
送信接続動作を説明するフローチャートである。
【0034】図において、まず、CPU30が、コンピ
ュータ12および送受信データバス16を介して制御部
14から送信起動信号を入力すると(S501)、無線
部24をスイッチオンに制御する(S502)。つづい
て、CPU30は、電源電圧値を検出するために、デジ
タル電圧値を入力し(S503)、バッテリーセイビン
グのために、一旦、無線部24をスイッチオフに制御す
る(S504)。CPU30は、デジタル電圧値を入力
することにより、前述したように、電池の種別の決定、
無線部24に設定される負荷状態に基づく電池残量使用
可能時間の算出を行う(S505)。CPU30は、送
信可能な送信ファイル量を示す送信可能時間として、電
池残量使用可能時間を、制御部14に出力する(S50
6)。制御部14の電池残量使用可能時間の入力に応答
した送信接続要求信号を、CPU30は入力し(S50
7)、再び無線部24をスイッチオンに制御する(S5
08)とともに、アンテナ34を介し、相手無線局に送
信接続要求信号を送出する(S509)。相手無線局の
送信接続要求信号に応答した応答信号をアンテナ34お
よび受信部38を介して入力することにより(S51
0)、CPU30は、送信可能信号を制御部14に出力
する(S511)。送信可能信号を入力することによ
り、制御部14は送信信号をコンピュータ12、送受信
データバス16、およびインターフェイス22を介して
CPU30に出力し、CPU30は、送信信号を送信部
36およびアンテナ34を介して相手無線局に送信し、
送信処理動作が開始される。
【0035】図8は、制御部14の無線モデム20から
の受信信号の入力動作を説明するフローチャートであ
る。
【0036】図において、まず、制御部14は、送受信
データバス16を介して相手無線局からの着信信号を入
力する(S601)。着信信号の入力により、制御部1
4は、受信信号を記憶するための受信ファイルを設定し
(S602)、さらにコンピュータ22を受信状態に設
定する(S603)。つづいて、制御部14は、無線モ
デム20に受信可能信号を出力する(S604)。制御
部14は、電池残量使用可能時間を入力し(S60
5)、表示部13に受信可能時間および受信信号を受信
する旨を表示させる(S606)。受信信号が、送受信
データバス16を介し、端末機器本体10に入力される
と、制御部14は受信信号の処理を開始する(S60
7)。
【0037】図9は、制御部14の端末機器本体10か
ら無線モデム20への送信信号の出力動作を説明するフ
ローチャートである。
【0038】コンピュータ12の図示しないキーボード
から入力される送信起動信号を、制御部14が入力する
と(S701)、送信起動要求信号をCPU30に、送
受信データバス16およびインターフェイス22を介し
て出力する(S702)。つづいて、制御部14は、C
PU30から電池残量使用可能時間を入力し(S70
3)、無線モデム20に出力可能な送信信号のビット数
を算出し(S704)、さらに表示部13に表示させる
(S705)。使用者によって選択される送信信号が、
上記送信可能なビット数以内であるならば(S70
6)、制御部14は、送信接続要求信号を無線モデム2
0に出力する(S708)。一方、制御部14は、送信
可能なビット数を越えると、警報音を発生させ、送信信
号のビット数を減らすか、あるいは電池部26の交換の
必要性を使用者に通知する(S708)。送信接続要求
信号に応答して無線モデム20が出力する送信可能信号
を入力することにより(S709)、制御部14は、送
信信号の送信処理を開始する(S710)。
【0039】制御部14が、無無線モデム20から割り
込み要求を受けると、制御部14が、電池部26の電源
が不足していることを認知する。ここで、図10を用
い、割り込み要求を受けたときの、制御部14の割り込
み処理を説明する。
【0040】図において、まず無線モデム20からの割
り込みを要求するARM割り込み信号を入力すると(S
801)、制御部14は、送受信処理を行っている送受
信信号を、RAM32に退避させる(S802)。続い
て、制御部14は、無線モデム20からのARM情報信
号を入力することにより(S803)、受信部24が、
送受信信号を送受信中であったのかを検出し(S80
4)、さらに、送信部36が送信信号を送信中であった
のかを検出する(S805)。S804およびS805
においてともにYesの場合、すなわち、送信部36
が、送信信号を送信中に、割り込み処理が実行されると
き、制御部14は、送信部36の送信動作を停止させる
(S806)。制御部14は、さらに、「無線モデム停
止」もしくは「電池交換」の旨を示すメッセージをを表
示部13に表示させ(S807)、無線モデム20にA
RM情報応答信号を出力する(S808)。制御部14
が、無線モデム20から、RAM32に退避された送信
信号のアドレスを入力すると(S809)、退避された
送信信号のファイル名、送信先、およびそのアドレスを
表示するように表示部13を制御する(S810)。そ
して、制御部14は、コンピュータ12からの次のコマ
ンドの入力を待つ(S811)。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるバッ
テリー残量検出装置は、推定したバッテリー残量を、バ
ッテリー使用可能時間として算出する構成を採用したた
め、使用者は、表示されるバッテリー使用時間を確認す
ることにより、正確にバッテリー交換時期を認知するこ
とができるとともに、バッテリー残量の範囲内で送信信
号を送信することができ、送信信号の抜け落ちを防止す
ることができる。
【0042】さらに、本発明は、バッテリーの種別毎に
相違する負荷曲線特性から、バッテリー残量を推定する
構成を採用したため、種別の違う複数バッテリーが装着
可能な電子機器においても、電池容量残量を正確に推定
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す無線モデムと端末機器
本体のブロック図。
【図2】CPUによる電池の電源電圧の検出方法につい
て説明するフローチャート
【図3】CPUによる無線部の送受信時間の設定方法を
説明するフローチャート。
【図4】図3に示したフローチャートの処理方法を説明
するための電池の負荷曲線特性図。
【図5】CPUによるアラーム割り込み処理を説明する
フローチャート。
【図6】CPUによる相手無線局との着信接続動作を説
明するフローチャート。
【図7】CPUによる相手無線局への送信接続動作を説
明するフローチャート。
【図8】制御部による無線モデムからの受信信号の入力
動作を説明するフローチャート。
【図9】制御部による端末機器本体から無線モデムへの
送信信号の出力動作を説明するフローチャート。
【図10】CPUによる割り込み処理を説明するフロー
チャート。
【符号の説明】
10 ・・・ 端末機器本体 12 ・・・ パーソナルコンピュータ 13 ・・・ 表示部 16 ・・・ 送受信データ 18 ・・・ アラームデータバス 20 ・・・ 無線モデム 22 ・・・ データインターフェイス 24 ・・・ 無線部 26 ・・・ 電池部 28 ・・・ アナログ/デジタル変換部 30 ・・・ CPU 32 ・・・ RAM 34 ・・・ アンテナ 36 ・・・ 送信部 38 ・・・ 受信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01M 10/48 P H04L 29/10

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】使用されている電池の種別を特定する特定
    手段と、 特定された電池の種別に基づき電池容量の残量を検出す
    る残量検出手段とを備えることを特徴とするバッテリー
    残量検出装置。
  2. 【請求項2】前記電池容量の残量が、前記電池の使用可
    能時間として検出されることを特徴とする請求項1記載
    のバッテリー残量検出装置。
  3. 【請求項3】信号の送受信を行う送受信手段を備え、前
    記残量検出手段が、送受信可能な信号の情報量を、前記
    電池容量の残量として検出することを特徴とする請求項
    2記載のバッテリー残量検出装置。
  4. 【請求項4】前記電池容量の残量を表示する表示部を備
    えることを特徴とする請求項1記載のバッテリー残量検
    出装置。
  5. 【請求項5】前記電池容量の残量が予め定められた残量
    以下になったことを使用者に警報する警報手段を備える
    ことを特徴とする請求項1記載のバッテリー残量検出装
    置。
  6. 【請求項6】前記電池容量の残量を表示する表示手段を
    備えることを特徴とする請求項2記載のバッテリー残量
    検出装置。
  7. 【請求項7】前記送受信可能な信号の情報量を表示する
    表示手段を備えることを特徴とする請求項3記載のバッ
    テリー残量検出装置。
  8. 【請求項8】前記送受信可能な信号の情報量が予め定め
    られた情報量以下になったことを使用者に警報する警報
    手段を備えることを特徴とする請求項7記載のバッテリ
    ー残量検出装置。
  9. 【請求項9】前記特定手段が、前記送受信に係わる少な
    くとも2つ以上の負荷状態における前記電池の電圧値を
    検出する電圧検出手段と、 前記検出された電圧値に基づき前記使用されている電池
    の種別を選定する選定手段とを備えることを特徴とする
    請求項1記載のバッテリー残量検出装置。
  10. 【請求項10】前記検出手段が、前記信号の送受信を行
    う送信部および受信部がともに電源オンに設定されてい
    る第1の負荷状態と、前記信号の受信を行う受信部のみ
    が電源オンに設定されている第2の負荷状態における前
    記電池の電圧値を検出することを特徴とする請求項9記
    載のバッテリー残量検出装置。
  11. 【請求項11】前記特定手段が、前記検出された電圧値
    の1つから、前記特定された電池の種別に基づく予め定
    められた電圧値に達するまでの時間を算出する算出手段
    を備えることを特徴とする請求項9記載のバッテリー残
    量検出装置。
  12. 【請求項12】信号の送受信を行う送受信手段を備え、
    前記残量検出手段が、送受信可能な信号の情報量を、前
    記電池容量の残量として検出することを特徴とする請求
    項11記載のバッテリー残量検出装置。
  13. 【請求項13】前記送受信手段が、データ端末機器に接
    続される無線モデムを構成することを特徴とする請求項
    3記載のバッテリー残量検出装置。
  14. 【請求項14】前記送受信手段が、データ端末機器に接
    続される無線モデムを構成することを特徴とする請求項
    10記載のバッテリー残量検出装置。
  15. 【請求項15】前記送受信手段が、データ端末機器に接
    続される無線モデムを構成することを特徴とする請求項
    12記載のバッテリー残量検出装置。
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