JP4075513B2 - シリアルバス接続機器ならびにドライバソフトウェア - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パーソナルコンピューター等のホストコンピュータにシリアルバスによって接続して使用する周辺機器であって、特に、USB(Universal Serial Bus)により接続するUSB接続機器ならびにドライバソフトウェアに関する。
【0002】
【従来の技術】
ホストコンピュータとプリンタ、スキャナー、オーディオプロセッサー等のコンピュータ周辺機器を接続するシリアルバスには、USB、IEEE1394等の様々な規格がある。シリアルバスを備えるコンピュータ周辺機器を、シリアルバス接続機器という。シリアルバス接続においては、シリアルバス接続機器の制御手段上で動作するファームウェアが、ホストコンピュータと共同してバス接続を行う。ホストコンピュータ上で動作するドライバソフトウェアは、バス接続後にロードされ、シリアルバス接続機器の動作をファームウェアとともに制御する。
【0003】
これらのシリアルバス接続機器では、ホストコンピュータならびにハブといったホスト側ハードウェアからシリアルバス接続機器へ電源供給が可能なものがある。その中でも、USB規格として規格化されているUSBを備えるコンピュータ周辺機器を、USB接続機器という。USB接続機器では、ホスト側ハードウェアからUSB接続機器へ電源供給が可能で、USB規格に基づけば、自己電源を持たないUSB接続機器であってもホストコンピュータに接続して使用する周辺機器として動作する。このようなUSB接続機器をバスパワーデバイスといい、USBから電流を供給される状態をバスパワーモードという。
【0004】
USBでは、USB規格上で設けられている各ポートへの供給電流の最大設定値の他に、ホストコンピュータならびにUSBハブといったホスト側ハードウェアによってバス電源への最大供給電流値が設けられている。つまり、ホスト側ハードウェアの保護のために、USBの各ポートには、USB規格の最大設定値以上またはUSBのバス電源への供給能力を超える電源電流が供給されないようになっている。その結果、バスパワーデバイスをUSB端子に接続しても、そのバスパワーデバイスに電流を供給することによってホスト側の電源供給能力が不足する場合には、USB接続が拒否され、USB接続機器として認識されずに使用できないことがある。
【0005】
USB接続機器には、バッテリーやトランス、ACアダプタ等の自己電源を備えるセルフパワーデバイスがあり、これらは、USBから電流を供給されないセルフパワーモードで動作できる。一部のセルフパワーデバイスは、バスパワーモードでも動作が可能であるが、その多くは自己電源を使用したセルフパワーモードで動作する。これは、セルフパワーデバイスの負荷が大きいときに(例えば、USB接続機器がオーディオプロセッサーであって、増幅器にスピーカーが接続され、高い音圧レベルを得るために増幅器が高出力を要する場合等)負荷回路の最大消費電流が比較的に大きく、上記のバスパワーモードの最大供給電流値では不足することがあるためである。従って、セルフパワーモードの場合には、ホスト側の消費電流に影響を与えないので、USBのバス電源電流が不足してUSB接続機器として認識されずに接続できないといった不都合は生じない。
【0006】
しかし、セルフパワーモードでUSB接続したセルフパワーデバイスは、備えられた自己電源を使用するので、省電力を図ることができない。特に、バッテリーを自己電源として備えるセルフパワーデバイスでは、バッテリーを消費してしまう結果、長時間使用できないという欠点がある。
【0007】
さらに、上記の通り一部のセルフパワーデバイスは、セルフパワーデバイスであっても、その負荷が小さい場合、つまり、負荷回路の消費電流が上記のバスパワーモードの供給電流の最大設定値よりも小さい通常使用時には、バスパワーモードでUSB接続することが可能なことがある。しかし、そのような場合であっても、USB機器の使用にあたって消費電流が大きくなる場合には、電力不足のためにUSB機器として十分な動作ができない。加えて、これらのセルフパワーデバイスは、元来に電源の消費電流が比較的に大きいので、その負荷が小さい通常使用時であっても、既に他のUSB接続機器がUSB接続されている場合などには、ホスト側ハードウェアのUSBのバス電源への電流供給能力の不足から、バスパワーモードではUSB接続することができない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の従来の技術が有する問題を解決するためになされたものであり、その目的は、ホストコンピュータとのシリアルバス接続において、バス電源への電流供給能力に関わらずバス接続が可能で、かつ、自己電源を使用しても、消費電力を抑えて長時間使用することができるシリアルバス接続機器ならびにドライバソフトウェアを提供することにある。特に、ホストコンピュータならびにUSBハブといったホスト側ハードウェアの制限によらずUSB接続が可能で、かつ、自己電源を使用しても、消費電力を抑えて長時間使用ができるUSB接続機器機器ならびにドライバソフトウェアを提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
【0010】
本発明によれば、本発明のシリアルバス接続機器は、ホスト側ハードウェアおよび他の接続機器とシリアルバスにより接続し動作するシリアルバス接続機器であって、制御手段と、自己電源と、自己電源またはバス電源を切換える電源切換手段と、バス接続を制御するバス接続切断手段とを備え、ホスト側ハードウェアとのバス接続開始時において、自己電源を使用する状態でバス接続を行い、ホストコンピュータ上で動作するドライバソフトウェアおよび制御手段上で動作するファームウェアが、ホストコンピュータに格納されたバス電源供給電流設定および接続された全てのシリアルバス接続機器の消費電流設定を読み出すことにより、ホスト側ハードウェアのバス電源への電流供給能力を調査し、調査の結果、バス電源への電流供給能力に余裕がない場合には、電源切換手段によりバス接続を維持し、バス電源への電流供給能力に余裕がある場合には、電源切換手段およびバス接続切断手段によりバス電源を使用する状態に変更してバス再接続を行う。
【0012】
さらに、本発明によれば、本発明のシリアルバス接続機器は、上記のシリアルバス接続機器であって、ドライバソフトウェアおよび前記バス電源供給電流設定を格納した前記ホストコンピュータとUSBにより接続し動作するUSB接続機器であり、制御手段としてのマイコンと、ファームウェアを格納した記憶部とを備え、ホストコンピュータとのUSB接続開始時において、ファームウェアが、消費電流設定を含むUSBファンクション設定をセルフパワーモードとし、バス接続切断手段によりUSB接続し、ドライバソフトウェアに対して通信を行い、ホストコンピュータの記憶手段に格納されたバス電源供給電流設定をロードさせ、ドライバソフトウェアおよび該ファームウェアが、ホストコンピュータに格納されたバス電源供給電流設定および接続された全てのシリアルバス接続機器の消費電流設定を読み出すことにより、ホストコンピュータのバス電源供給電流設定および接続されたUSB接続機器のUSBファンクション設定を調査し、調査の結果、バス電源への電流供給能力に余裕がない場合には、バス接続切断手段によりUSB接続を維持し、バス電源への電流供給能力に余裕がある場合には、バス接続切断手段によりUSB接続を切断し、USBファンクション設定をバスパワーモードとして再設定し、電源切換手段により該自己電源から該バス電源へ切換え、該バス接続切断手段によりUSB接続を再接続する。
【0015】
さらに、本発明によれば、ホストコンピュータ上で動作するドライバソフトウェアであって、上記のシリアルバス接続機器の制御手段上で動作するファームウェアと共同して、ホスト側ハードウェアのバス電源への電流供給能力を調査するドライバソフトウェアが提供される。
【0016】
以下、本発明の作用について説明する。
【0017】
本発明のシリアルバス接続機器は、制御手段と、自己電源と、自己電源またはバス電源を切換える電源切換手段と、バス接続を制御するバス接続切断手段を備え、ホスト側ハードウェアとのバス接続開始時において、自己電源を使用する状態でバス接続を行う。従って、本発明のシリアルバス接続機器は、自己電源を備えるので、シリアルバスの電源状態によらずにバス接続ができる。さらに、本発明のシリアルバス接続機器ならびにドライバソフトウェアは、ホストコンピュータ上で動作するドライバソフトウェアとシリアルバス接続機器の制御手段上で動作するファームウェアが、ホストコンピュータに格納されたバス電源供給電流設定および接続された全てのシリアルバス接続機器の消費電流設定を読み出すことにより、共同してホスト側ハードウェアのバス電源への電流供給能力を調査し、上記の調査の結果に応じて、電源切換手段およびバス接続切断手段によってバス接続を維持し、または、バス電源を使用する状態に変更してバス再接続を行う。従って、本発明のシリアルバス接続機器は、シリアルバス接続機器のバス接続を確実にするとともに該自己電源の省電力化を図ることができる。
【0018】
代表的には、本発明のシリアルバス接続機器はUSB接続機器であって、USB接続端子と、USBファンクション設定処理手段と、ファームウェアを格納した記憶部と、処理手段としてのマイコンと、自己電源と、自己電源またはバス電源を切換える電源切換手段と、USB接続を制御するバス接続切断手段を備える。ドライバソフトウェアおよびバス電源供給電流設定を格納したホストコンピュータと本発明のUSB接続機器とがUSB接続をする際に、上記ファームウェアが、消費電流設定を含むUSBファンクション設定をセルフパワーモードとし、バス接続切断手段によりUSB接続する。従って、本発明のUSB接続機器は、自己電源を備え、かつ、USBファンクション設定をセルフパワーモードとしているので、必ずセルフパワーデバイスとして認識され、USB接続機器として認識されずに接続できないといった不都合を生じない。
【0019】
同時に、本発明のUSB接続機器においては、ファームウェアが、ドライバソフトウェアに対して通信を行い、ホストコンピュータの記憶手段に格納されたバス電源供給電流設定をロードさせ、ドライバソフトウェアおよびファームウェアが、ホストコンピュータに格納されたバス電源供給電流設定および接続された全てのシリアルバス接続機器の消費電流設定を読み出すことにより、ホストコンピュータのバス電源供給電流設定および接続されたUSB接続機器のUSBファンクション設定を調査し、バス電源への電流供給能力についての調査結果を得る。従って、本発明のUSB接続機器は、この調査結果に応じて、USB接続をセルフパワーモードとして維持する、あるいは、消費電力を抑えて長時間使用することができるようにバスパワーモードとして再接続することができる。つまり、ホスト側ハードウェアのUSBのバス電源への電流供給能力に余裕がある場合には、バス接続切断手段によりUSB接続を切断し、USBファンクション設定をバスパワーモードとして再設定し、電源切換手段により自己電源からバス電源へ切換え、バス接続切断手段によりUSB接続を再接続することができる。従って、本発明のUSB接続機器は、セルフパワーモードまたはバスパワーモードで必ずUSB接続することが可能である。バスパワーモードとして再接続された本発明のUSB接続機器は、備えられた自己電源を使用しないので、省電力を図ることができる。特に、バッテリーを自己電源として備えるUSB接続機器では、バッテリーの消費が減少するので、長時間使用できるようになる利点を有する。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施形態によるシリアルバス接続機器ならびにドライバソフトウェアについて説明するが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。特に好ましい実施形態の一例として、USB接続機器について説明する。
【0022】
図1および図2は、本発明の好ましい実施形態について説明する図である。図1は、USB3に対して、本発明のUSB接続機器1、ホストコンピューター2、USBハブ4および他のUSB接続機器5のそれぞれが、USBケーブル31を介して接続されていることを例示する図である。このようにUSB接続では、ホストコンピュータ2に多数のUSB接続機器を接続するために、ホスト側ハードウェアであるUSBハブ4を介してもよい。図1で図示した例の場合には、本発明のUSB接続機器1は、増幅器を内蔵するオーディオプロセッサーであり、スピーカー6が接続されている。他のUSB接続機器5の一例としては、キーボード、マウス、プリンタ、スキャナー等であり、これらのUSB接続機器は、それぞれが自己電源を有するセルフパワーデバイスか、または自己電源を有さないバスパワーデバイスである。自己電源の有無は、それぞれのUSB接続機器における機能および消費電力の兼合いから決定されている。セルフパワーデバイスは、バッテリーやトランス、ACアダプタ等の自己電源から電力の供給を受けて動作する。また、バスパワーデバイスは、USB3から電力の供給を受けて動作する。USB3のバス電源には、ホストコンピュータ2およびUSBハブ4といったホスト側ハードウェアによって電流が供給される。なお、本発明のUSB接続機器1は、例示したオーディオプロセッサーに限られるものではなく、また、上記の他のUSB接続機器に限られるものでもない。
【0023】
図2は、本発明のUSB接続機器1およびホストコンピュータ2の接続を表すブロックダイアグラムである。本発明のUSB接続機器1は、USB接続端子11と、USBファンクション設定処理手段と、ファームウェアを格納した記憶手段と、制御手段としてのマイコンとを備え、自己電源と、自己電源またはバス電源を切換える電源切換手段12と、USB接続を制御するバス接続切断手段を備える。さらに、本発明のUSB接続機器1は、その機能に応じて負荷回路を備える。例えば、増幅器を内蔵するオーディオプロセッサーの場合には、USB3を介して伝送されたオーディオデータを音声信号に変換する変換回路、スピーカー6が接続される増幅器等が負荷回路に相当する。ホストコンピュータ2は、USB接続端子21と、MPUと、記憶手段を備え、本発明のドライバソフトウェアが記憶手段に格納される。
【0024】
ホスト側ハードウェアのUSB接続端子21と、USB接続機器1のUSB接続端子11とが、USBケーブル31で接続される。USBケーブル31は、電源ライン、データライン、グランドラインを含み、USB3を構成する。USBケーブル31が接続されると、ホストコンピュータ2と接続されたUSB接続機器1との間で接続機器認識のための通信が始まり、この通信によってホストコンピュータ2は、接続されたUSB接続機器1がどのような種類の機器であるかを自動的に認識しようとする。つまり、ホストコンピュータ2のMPUとUSB接続機器1のマイコンが、USB3のデータラインを介して通信を行うことにより、USB接続を確立する。さらに、バス接続後は、ホストコンピュータ2の記憶手段に格納されたドライバソフトウェアがロードされ、このドライバソフトウェアと、USB接続機器1のマイコンで動作するファームウェアとが通信を行う。USB接続機器1は、このようにして使用可能となる。
【0025】
より詳細には、以下の通りである。USB接続機器1がUSB3に接続されると、上記のファームウェアはドライバソフトウェアに対して通信を行い、ホストコンピュータ2の記憶手段に格納されたバス電源供給電流設定をロードさせ、USB接続機器1のUSBファンクション設定を機能させる。バス電源供給電流設定は、ホスト側ハードウェアのUSBのバス電源への電流供給能力の最大値として設定された電流供給最大値を含み、ホストコンピュータ2の記憶手段に格納されている。USB規格では、各ポートのバス電源供給電流の最大値および動作モードが規定されており、ホストコンピュータ2によるバスパワーモードの場合は、その動作モードには、上記の最大値を100mAとするローパワーモードと、500mAとするハイパワーモードの2種類がある。なお、ホスト側ハードウェアがUSBハブ4の場合には、USBハブ4がバスパワーデバイスであれば上記の最大値を100mAとするローパワーモード、USBハブ4がセルフパワーデバイスであれば最大値を500mAとするハイパワーモード、もしくは最大値を100mAとするローパワーモードで動作が可能である。つまり、上記のバス電源供給電流設定においては、電流供給の最大値ならびに電源動作モードの種別が記憶されている。また、USBファンクション設定は、USB接続機器1の電源動作モードおよび最大消費電流値を規定するものであり、USB接続機器1のUSBファンクション設定処理部で設定され、USB3を介してホストコンピュータ2へ伝送される。従って、ホストコンピュータ2は、上記バス電源供給電流設定および接続されたUSB接続機器のUSBファンクション設定から、ドライバソフトウェアによってUSB接続機器の接続及び動作を管理する。
【0026】
以下に、本発明の好ましい実施形態によるUSB接続機器を、ホストコンピュータとUSB接続し、動作させる手順について、具体的に説明する。図3は、ホストコンピュータ2上のドライバソフトウェアならびにUSB接続機器1上のファームウェアが共同して行う手順を示すフローチャートである。
【0027】
本発明のUSB接続機器1をUSB3によりホストコンピュータ2に接続する場合、最初に、USB接続機器1は、ファームウェアにより自己電源を使用したセルフパワーモードで動作するように設定される。ファームウェアは、電源切換手段によって電源を自己電源へ切換え、さらに消費電流設定を含むUSBファンクション設定をセルフパワーモードとする。次に、ファームウェアは、バス接続切断手段を機能させてUSB接続を行う。USB接続機器1は、セルフパワーデバイスであり、かつ、USBファンクション設定をセルフパワーモードとしているので、ホストコンピュータ2は、必ずセルフパワーデバイスとして認識する。つまり、USB接続機器1は、バス電源を使用しないので、ホストコンピュータ2のUSBのバス電源への電流供給能力に関わらずUSB接続が可能で、認識されずに接続できないといった不都合が生じない。
【0028】
USB接続したUSB接続機器1のファームウェアは、ホストコンピュータ2上のドライバソフトウェアと共同して、ホストコンピュータ2のバス電源供給電流設定および接続された全てのUSB接続機器のUSBファンクション設定を読み出す。ドライバソフトウェアおよびファームウェアは、読み出して得られた情報をUSBを介して通信し、そのホスト側ハードウェアのバス電源への電流供給能力についての調査結果を得る。つまり、ドライバソフトウェアおよびファームウェアは、USB接続機器1が接続されているのが、ホストコンピュータ2であるか、あるいはUSBハブ4であるか、また、USBハブ4に接続されているのであれば、そのUSBハブ4はセルフパワーデバイスか、あるいはバスパワーデバイスか、および、各USBポートのバス電源供給電流の最大値が500mAか、あるいは100mAかであることを調べ、相互に通信する。その結果、ドライバソフトウェアおよびUSB接続機器1のファームウェアは、ホストコンピュータ2のバス電源供給電流設定および接続された全てのUSB接続機器のUSBファンクション設定から、各USBポートのバス電源供給電流に余裕があるか無いかを判断することにより、この調査結果を得る。ドライバソフトウェアおよびファームウェアは、通信することにより共同しているので、この調査結果の判断は、ホストコンピュータ2のMPUで行ってもよく、USB接続機器1のマイコンで行ってもよい。
【0029】
電流供給能力に余裕が無い場合とは、ホスト側ハードウェアでさらに電流供給可能と設定された電流値よりも、接続されたUSB接続機器1の消費電流設定の設定値の方が大きい場合である。この場合には、本発明のUSB接続機器1は、USB接続をセルフパワーモードとして維持する。例えば、接続されたUSBハブ4がバスパワーデバイスでバス電源供給電流の最大値が100mAであるのに対し、本発明のUSB接続機器1の消費電流設定の設定値が300mAであるときは、本発明のUSB接続機器1は、セルフパワーモードとして維持される。あるいは、例えば、接続されたホストコンピュータ2のバス電源供給電流の最大値が500mAであるのに対して、消費電流設定の設定値が400mAの他のUSB接続機器5が既に接続されているときには、本発明のUSB接続機器1の消費電流設定の設定値が300mAであれば、本発明のUSB接続機器1は、上記と同様にセルフパワーモードとして維持される。
【0030】
電流供給能力に余裕がある場合とは、ホスト側ハードウェアでさらに電流供給可能と設定された電流値の方が、接続されたUSB接続機器1の消費電流設定の設定値よりも大きい場合である。この場合には、本発明のUSB接続機器1は、バス接続切断手段によりUSB接続を切断し、USBファンクション設定をバスパワーモードとして再設定し、電源切換手段により自己電源からバス電源へ切換え、バス接続切断手段によりUSB接続を再接続する。例えば、接続されたホストコンピュータ2のバス電源供給電流の最大値が500mAであるのに対して、消費電流設定の設定値が150mAの他のUSB接続機器5が既に接続されているときには、さらに350mAのUSB接続機器をUSB接続できるので、本発明のUSB接続機器1の消費電流設定の設定値が300mAの場合には、セルフパワーモードで接続されたものをバスパワーモードとして再接続することができる。従って、本発明のUSB接続機器は、セルフパワーモードまたはバスパワーモードで必ずUSB接続することが可能で、認識されずに接続できないといった不都合が生じない。バスパワーモードとして再接続された本発明のUSB接続機器1は、備えられた自己電源を使用しないので、省電力を図ることができる。特に、バッテリーを自己電源として備えるUSB接続機器では、バッテリーの消費が減少するので、長時間使用できるようになる利点を有する。
【0031】
図4は、本発明のさらに好ましい実施形態のUSB接続機器1を表すブロックダイアグラムである。USB接続機器1は、さらに、充電機能を有する自己電源と自己電源へ充電する充電手段13を備えている。バスパワーモードとして再接続された本発明のUSB接続機器1は、上記の調査の結果で、ホスト側ハードウェアのUSBのバス電源への電流供給能力を把握している。従って、バス電源への電流供給能力についての調査結果に応じて、上記バス電源への電流供給能力の余裕の範囲で、充電手段により自己電源へ充電することができる。
【0032】
例えば、接続されたホストコンピュータ2のバス電源供給電流の最大値が500mAであるのに対して、本発明のUSB接続機器1の消費電流が300mAの場合には、さらに100mA程度を自己電源へ充電するのに充てることができる。その際には、本発明のUSB接続機器1の消費電流設定の設定値を、あらためて400mAとしてUSBファンクション設定処理部で設定し、バス接続切断手段によりUSB接続を切断し、その後に再接続する。その結果、USB接続機器1は、バスパワーモードで動作するのと同時に、充電手段13により自己電源へ既に消費した電力を補うことができる。従って、本発明のUSB接続機器1は、セルフパワーモードに戻った場合においても、長時間使用できるという利点を有する。
【0033】
図5は、本発明のさらに好ましい実施形態のUSB接続機器1を示すブロックダイアグラムである。USB接続機器1は、さらに、USB接続機器の消費電流を検出する消費電流検出処理手段14と、自己電源からUSB接続機器の負荷回路へ電流を供給する電流供給手段15を備えている。上記の通り、バスパワーモードとして再接続された本発明のUSB接続機器1は、上記の調査の結果、ホスト側ハードウェアのUSB3のバス電源への電流供給能力を把握している。従って、本発明のUSB接続機器1は、上記調査結果および消費電流検出処理手段14の出力に応じて、電流供給手段15によりバス電源での不足電流を自己電源から供給することができる。
【0034】
例えば、接続されたホストコンピュータ2のバス電源供給電流の最大値が500mAであるのに対して、USB接続機器の消費電流がその負荷が小さい通常使用時には300mA、負荷が大きい使用時には700mAという場合には、従来にはバスパワーモードでは電力不足のためにUSB機器として十分な動作ができない。USB接続機器が増幅器を内蔵するオーディオプロセッサーの場合、通常の使用形態である比較的に小さな音量の場合は、負荷回路の消費電力は小さくなる。しかし、増幅器に接続されたスピーカーから高い音圧レベルを得る必要があるときは負荷回路の消費電力が大きくなる。本発明のUSB接続機器1は、バスパワーモードで動作していても、消費電流が大きくなる場合にも、消費電流検出処理手段14の出力に応じて、電流供給手段15により自己電源から不足電流400mAを負荷回路へ供給できるので、電力不足のためにUSB機器として十分な動作ができなくなることがない。その際には、本発明のUSB接続機器1の消費電流設定の設定値を、あらためて300mAとしてUSBファンクション設定処理部で設定し、バス接続切断手段によりUSB接続を切断し、その後にバスパワーモードでUSB接続を再接続する。バスパワーモードとして再接続された本発明のUSB接続機器1は、備えられた自己電源を消費電流が大きくなる場合のみ使用するので、省電力を図ることができる。特に、バッテリーを自己電源として備えるUSB接続機器では、バッテリーの消費が減少するので、長時間使用できるようになる利点を有する。
【0035】
本発明のシリアルバス接続機器は、電源供給が可能な電源ラインを含むシリアルバス接続であればよく、上記のUSB接続機器に限られるものではない。他の電源供給が可能な電源ラインを含むシリアルバス接続としては、IEEE1394などの規格があり、本発明はこれらの規格においても有用である。例えば、IEEE1394においては、バス電源供給電流の最大値が1.5Aと規定されているので、シリアルバス接続機器をバスに接続したとしても、ホスト側ハードウェアのバス電源の電流供給能力に余裕がなければ、上記に説明した従来のUSBの場合と同様にバス接続機器として認識されずに接続できないといった不都合が生じる場合があるが、本発明のIEEE1394接続機器では、シリアルバス接続機器のバス接続を確実にするとともに該自己電源の省電力化を図ることができる。
【0036】
また、上記の本発明のドライバソフトウェアは、ホストコンピュータ2の記憶手段にシリアルバス接続の際に予め格納されていればよい。もちろん、本発明のシリアルバス接続機器を接続した際に、必要に応じて、本発明のドライバソフトウェアが格納された記録媒体またはコンピュータネットワークを介して、本発明のドライバソフトウェアをホストコンピュータ2の記憶手段に格納してもよい。
【0037】
【発明の効果】
本発明のシリアルバス接続機器ならびにドライバソフトウェアは、ホスト側ハードウェアのバス電源への電流供給能力に関わらず、バス接続が可能である。さらに、本発明のシリアルバス接続機器ならびにドライバソフトウェアは、ホスト側ハードウェアのバス電源への電流供給可能な電流値を調査することができるので、この調査の結果に応じて、バス接続を維持する、あるいは、消費電力を抑えて長時間使用することができるように自己電源へ切換えて再接続することができる。
【0038】
特に、本発明のUSB接続機器ならびにドライバソフトウェアは、ホストコンピュータならびにUSBハブといったホスト側ハードウェアのUSBのバス電源への電流供給能力に関わらずUSB接続が可能であり、認識されずに接続できないといった不都合を生じない。さらに、これらホスト側ハードウェアのUSBのバス電源への電流供給可能な電流値を調査することができるので、バス電源への電流供給能力に余裕が無い場合にはバス接続切断手段によりUSB接続を維持し、余裕がある場合にはバス接続切断手段によりUSB接続を切断し、USBファンクション設定をバスパワーモードとして再設定し、電源切換手段により自己電源からバス電源へ切換え、バス接続切断手段によりUSB接続を再接続することができる。従って、本発明により、消費電力を抑えて長時間使用することができるUSB接続機器が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施形態によるUSB接続機器とホストコンピューターおよび他のUSB接続機器とのUSB接続方法を示す図である。
【図2】本発明の好ましい実施形態によるUSB接続機器およびホストコンピュータの接続を表すブロックダイアグラムである。
【図3】本発明の好ましい実施形態によるホストコンピュータ上のドライバソフトウェアならびにUSB接続機器上のファームウェアが共同して行う手順を示すフローチャートである。
【図4】本発明の別の好ましい実施形態によるUSB接続機器を表すブロックダイアグラムである。
【図5】本発明のさらに別の好ましい実施形態によるUSB接続機器を表すブロックダイアグラムである。
【符号の説明】
1 本発明のUSB接続機器
2 ホストコンピューター
3 USB
4 USBハブ
5 USB接続機器
6 スピーカー
11 USB接続端子
12 電源切換手段
13 充電手段
14 消費電流検出処理手段
15 電流供給手段
31 USBケーブル

Claims (2)

  1. ホスト側ハードウェアおよび他の接続機器とシリアルバスにより接続し動作するシリアルバス接続機器であって、
    制御手段と、自己電源と、自己電源またはバス電源を切換える電源切換手段と、バス接続を制御するバス接続切断手段とを備え、
    該ホスト側ハードウェアとのバス接続開始時において、
    該自己電源を使用する状態でバス接続を行い、
    ホストコンピュータ上で動作するドライバソフトウェアおよび該制御手段上で動作するファームウェアが、該ホストコンピュータに格納されたバス電源供給電流設定および接続された全てのシリアルバス接続機器の消費電流設定を読み出すことにより、該ホスト側ハードウェアの該バス電源への電流供給能力を調査し、
    該調査の結果、
    該バス電源への電流供給能力に余裕がない場合には、該電源切換手段により該バス接続を維持し、
    該バス電源への電流供給能力に余裕がある場合には、該電源切換手段および該バス接続切断手段により該バス電源を使用する状態に変更してバス再接続を行う
    シリアルバス接続機器。
  2. 請求項1のシリアルバス接続機器であって、
    該シリアルバス接続機器は、前記ドライバソフトウェアおよび前記バス電源供給電流設定を格納した前記ホストコンピュータとUSBにより接続し動作するUSB接続機器であり、
    前記制御手段としてのマイコンと、ファームウェアを格納した記憶部とを備え、
    該ホストコンピュータとのUSB接続開始時において、
    該ファームウェアが、消費電流設定を含むUSBファンクション設定をセルフパワーモードとし、前記バス接続切断手段によりUSB接続し、該ドライバソフトウェアに対して通信を行い、該ホストコンピュータの記憶手段に格納された該バス電源供給電流設定をロードさせ、
    該ドライバソフトウェアおよび該ファームウェアが、該ホストコンピュータに格納された該バス電源供給電流設定および接続された全てのシリアルバス接続機器の消費電流設定を読み出すことにより、該ホストコンピュータの該バス電源供給電流設定および接続されたUSB接続機器の該USBファンクション設定を調査し、
    該調査の結果、
    前記バス電源への電流供給能力に余裕がない場合には、前記バス接続切断手段によりUSB接続を維持し、
    前記バス電源への電流供給能力に余裕がある場合には、該バス接続切断手段によりUSB接続を切断し、前記USBファンクション設定をバスパワーモードとして再設定し、該電源切換手段により該自己電源から該バス電源へ切換え、該バス接続切断手段によりUSB接続を再接続する
    シリアルバス接続機器。
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