JP2002171361A - 通信アダプタ、通信アダプタの制御方法および記録媒体 - Google Patents

通信アダプタ、通信アダプタの制御方法および記録媒体

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JP2002171361A
JP2002171361A JP2000369205A JP2000369205A JP2002171361A JP 2002171361 A JP2002171361 A JP 2002171361A JP 2000369205 A JP2000369205 A JP 2000369205A JP 2000369205 A JP2000369205 A JP 2000369205A JP 2002171361 A JP2002171361 A JP 2002171361A
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JP2000369205A
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Tomoko Matsuki
智子 松木
Yoshiyuki Iwai
好之 岩井
Masashi Onogawa
雅士 小野川
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NTT Docomo Shikoku Inc
Original Assignee
NTT Docomo Shikoku Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 停電等により電源の供給が一時的に停止した
場合でも、データ通信動作が中断されないための通信ア
ダプタを提供する。 【解決手段】データ通信の処理を実行する通信データ処
理部34に対して電源を供給する手段を、通信アダプタ
3に電源が供給されている場合(外部電源が通常時状態
時)と、停電等により電源が供給されなくなった場合
(外部電源が非常時状態時)とにおいて切換える。具体
的には、通信アダプタ3に二次電池35を設け、外部電
源が通常時状態にある時に二次電池35を充電させる。
そして、停電等により外部電源が非常時状態になった場
合、充電させた二次電池35から通信データ処理部34
に電源を供給させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話等の移動
端末のデータ通信を実行する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話等の移動型の端末(以下、移動
端末)に対して、ユーザの必要に応じ、電話番号や住所
といったデータを供給させるデータ通信形態が知られて
いる。図5は、パーソナルコンピュータ(以下、PC)
91と移動端末95との間に通信アダプタ93を介在さ
せ、PC91から移動端末95に対してデータ通信を行
う場合の各装置およびその接続状態を示す図である。図
5において、PC91と通信アダプタ93はケーブル9
2により接続され、通信アダプタ93と移動端末95は
ケーブル94により接続されている。PC91から出力
される通信データはケーブル92を介して通信アダプタ
93に供給され、その後、ケーブル94を介して移動端
末95に出力される。この際、通信アダプタ93におい
ては、データ通信速度の調整やパラレル/シリアル変換
等の所定の信号処理が行われデータ通信の実効が図られ
ている。このため、通信アダプタ93には外部から電力
を供給させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、データ通信を実
行している途中で停電が起こり、通信アダプタ92に電
源が一時的に供給されなった場合、データ通信も中断し
てしまう問題があった。長時間にわたりデータ通信を行
っている途中で停電が起こった場合、ユーザははじめか
ら再度データ通信をやり直さなければならず、不便であ
った。また、ユーザは、停電中はデータ通信を開始する
ことができず、停電の解除を待ってデータ通信を行わな
ければならなかった。
【0004】本発明は上記問題点を考慮してなされたも
のであり、停電等により外部からの電源供給が中断した
場合においても、データ通信動作は中断しないようにす
ることができる通信アダプタ、通信アダプタの制御方法
および通信アダプタを制御するためのプログラムが記憶
された記録媒体を提供することを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載の構成は、通信元端末と通信先端末
との間に介在させ、前記通信元端末から前記通信先端末
に対するデータ通信を実行させるための通信アダプタで
あって、前記通信元端末から供給される通信データを前
記通信先端末に出力する通信データ処理部と、外部から
電源が供給され、第1駆動用電源及び充電用電源を供給
する外部電源供給部と、前記充電用電源が供給されると
電力を一時的に蓄え、第2駆動電源を供給する蓄電部
と、前記外部電源供給部に外部から電源が供給されてい
る場合は、前記第1駆動用電源を前記通信データ処理部
に供給させ、かつ、前記充電用電源を前記蓄電部に供給
させ、前記外部電源供給部に外部から電源が供給されな
い場合は、前記蓄電部から前記第2駆動電源を前記通信
データ処理部に供給させる電源選択部と、を備えること
を特徴とする。
【0006】請求項2に記載の構成は、通信先端末に対
してデータ通信を行うための通信アダプタであって、前
記通信先端末に送信すべき通信データを格納する格納部
と、前記通信データを前記通信先端末に出力する通信デ
ータ処理部と、外部から電源が供給され、第1駆動用電
源及び充電用電源を供給する外部電源供給部と、前記充
電用電源が供給されると電力を一時的に蓄え、第2駆動
電源を供給する蓄電部と、前記外部電源供給部に外部か
ら電源が供給されている場合は、前記第1駆動用電源を
前記通信データ処理部に供給させ、かつ、前記充電用電
源を前記蓄電部に供給させ、前記外部電源供給部に外部
から電源が供給されない場合は、前記蓄電部から前記第
2駆動電源を前記通信データ処理部に供給させる電源選
択部と、を備えることを特徴とする。
【0007】請求項3に記載の構成は、請求項1または
請求項2に記載の構成おいて、前記電源選択部は、前記
外部電源供給部に供給される電源の電源電圧値を測定
し、前記電源電圧値が予め決められたしきい値よりも大
きいか否かにより、前記通信データ処理部に供給させる
電源の選択を行うことを特徴とする。
【0008】請求項4に記載の構成は、請求項1ないし
請求項3のいずれかに記載の構成において、前記電源選
択部は、前記電源供給部に外部から電源が供給されてい
る場合は、前記通信先端末に対する充電動作も併せて行
うことを特徴とする。
【0009】請求項5に記載の構成は、請求項1ないし
請求項4のいずれかに記載の構成において、前記蓄電部
は二次電池、コンデンサのいずれかであることを特徴と
する。
【0010】請求項6に記載の構成は、通信元端末と通
信先端末との間に介在させ、前記通信元端末から前記通
信先端末に対するデータ通信を実行させるための通信ア
ダプタの制御方法であって、外部から電源が供給されて
いるか否かを判断する電源供給判断過程と、外部から電
源が供給されている場合に、当該電源を利用して、前記
通信元端末から供給される通信データを前記通信先端末
に出力させ、かつ、当該電源を前記通信アダプタ内の蓄
電部に供給させて電力を一時的に蓄える通常時過程と、
外部から電源が供給されない場合に、前記蓄電部に蓄え
た電力を利用して、前記通信元端末から供給される通信
データを前記通信先端末に出力させる非常時過程とを有
することを特徴とする。
【0011】請求項7に記載の構成は、通信先端末に対
してデータ通信を行うための通信アダプタの制御方法で
あって、外部から電源が供給されているか否かを判断す
る電源供給判断過程と、外部から電源が供給されている
場合に、当該電源を利用して、前記通信アダプタ内に格
納されている通信データを前記通信先端末に出力させ、
かつ、当該電源を前記通信アダプタ内の蓄電部に供給さ
せて電力を一時的に蓄える通常時過程と、外部から電源
が供給されない場合に、前記蓄電部に蓄えた電力を利用
して、前記通信アダプタ内に格納されている通信データ
を前記通信先端末に出力させる非常時過程とを有するこ
とを特徴とする。
【0012】請求項8に記載の構成は、請求項6又は請
求項7のいずれかに記載の構成において、前記電源供給
判断過程は、外部から供給される電源の電源電圧値を測
定し、当該電源電圧値と予め決められたしきい値とを比
較する過程を有することを特徴とする。
【0013】請求項9に記載の構成は、請求項6ないし
請求項8のいずれかに記載の通信アダプタの制御方法に
おいて、前記通常時過程は、前記通信先端末に対する充
電動作を行う過程を有することを特徴とする。
【0014】請求項10に記載の構成は、通信元端末と
通信先端末との間に介在させ、前記通信元端末から前記
通信先端末に対するデータ通信を実行させるための通信
アダプタの制御プログラムが記憶された記録媒体であっ
て、外部から電源が供給されているか否かを判断し、外
部から電源が供給されている場合に、当該電源を利用し
て、前記通信元端末から供給される通信データを前記通
信先端末に出力させ、かつ、当該電源を前記通信アダプ
タ内の蓄電部に供給させて電力を一時的に蓄え、外部か
ら電源が供給されない場合に、前記蓄電部に蓄えた電力
を利用して、前記通信元端末から供給される通信データ
を前記通信先端末に出力させることを特徴とする。
【0015】請求項11に記載の構成は、通信先端末に
対してデータ通信を行うための通信アダプタの制御プロ
グラムが記憶された記憶媒体であって、外部から電源が
供給されているか否かを判断し、外部から電源が供給さ
れている場合に、当該電源を利用して、前記通信アダプ
タ内に格納されている通信データを前記通信先端末に出
力させ、かつ、当該電源を前記通信アダプタ内の蓄電部
に供給させて電力を一時的に蓄え、外部から電源が供給
されない場合に、前記蓄電部に蓄えた電力を利用して、
前記通信アダプタ内に格納されている通信データを前記
通信先端末に出力させることを特徴とする。
【0016】請求項12に記載の構成は、請求項10又
は請求項11のいずれかに記載の構成において、外部か
ら電源が供給されているか否かを判断する手段は、外部
から供給される電源の電源電圧値を測定し、当該電源電
圧値と予め決められたしきい値とを比較することで行う
ものであることを特徴とする。
【0017】請求項13に記載の構成は、請求項10な
いし請求項12のいずれかに記載の構成において、外部
から電源が供給されている場合は、当該電源を利用し、
前記通信アダプタ内に格納されている通信データを前記
通信先端末に出力させ、当該電源を前記通信アダプタ内
の蓄電部に供給させて電力を一時的に蓄え、かつ、前記
通信先端末に対する充電動作も行うようにすることを特
徴とする。
【0018】A:実施形態の構成 図1は、本発明の実施形態に係る通信アダプタ3の構成
および通信アダプタ3の周辺装置の接続状態を示す図で
ある。図1において、PC1と通信アダプタ3はケーブ
ル2により接続されている。また、通信アダプタ3と移
動端末5とはケーブル4により接続されている。
【0019】PC1は、移動端末5に供給すべき通信デ
ータを格納するためのメモリ機能を有しており、ケーブ
ル2を介して通信アダプタ3との間でデータ授受を行う
装置である。PC1は、インターネット上のサーバ(図
示せず)にアクセスし、各種データを取得する機能を有
するものであってもよい。この場合は、インターネット
を介して取得したデータが、ケーブル2を介して通信ア
ダプタ3に出力される。
【0020】移動端末5は、例えば携帯電話やPHS
(Personal Handy-phone System;登録商標)であり、
ケーブル4を介して通信アダプタ3との間でデータ授受
を行う装置である。
【0021】ケーブル2は、PC1および通信アダプタ
3に共通のインターフェース(例えばRS(Recommende
d Standard)−232C規格)に対応したケーブルであ
る。ケーブル2を介して、PC1と通信アダプタ3との
間のデータ授受が実行される。ケーブル4は、通信アダ
プタ3および移動端末5に共通のインターフェース(例
えばRS232C規格)に対応したケーブルである。ケ
ーブル4を介して、通信アダプタ3と移動端末5との間
のデータ授受が実行される。本実施形態において、ケー
ブル2とケーブル4のインターフェースの異同は問わな
い。インターフェースが異なる場合は、後述する通信ア
ダプタ3内の通信データ処理部34においてインターフ
ェース変換が行われることになる。
【0022】次に本発明を特徴付ける通信アダプタ3の
説明を行う。図1に示すように、通信アダプタ3は、移
動端末用端子31、PC用端子32、外部電源供給部3
3、通信データ処理部34、二次電池35、電源制御部
36と、を備えている。移動端末用端子31は、通信ア
ダプタ3と移動端末5とをコネクタ4を介して接続する
ための手段である。PC用端子32は、通信アダプタ3
とPC1とをコネクタ2を介して接続するための手段で
ある。外部電源供給部33は、通信アダプタ3に外部か
ら電源を供給するための手段である。
【0023】通信データ処理部34は、PC1から供給
されたデータに対して所定の処理を行い、当該データを
移動端末5に出力する手段である。ここで所定の処理と
は、シリアル/パラレル変換や、データ通信速度の変換
等をいう。
【0024】二次電池35は、電圧が印加され、充電電
流が流れることにより一時的に電力を蓄える手段であ
る。例えば、二次電池35としてリチウムイオン二次電
池を使用した場合、電圧が印加されると、電池内部のリ
チウムイオンが活性化され、充電電流が発生することに
より充電動作が行われる。また、二次電池15に対し
て、いわゆるリミッタ電圧以上の電圧を印加した場合、
デンドラント(樹枝状結晶)が析出し、内部短絡の現象
が起こり電池の寿命が短くなる性質がある。このため、
図1では図示していないが、二次電池15に対してリミ
ッタ電圧以上の電圧が印加しないよう、リミッタ回路を
設けておくのが好ましい。
【0025】電源制御部36は、外部電源供給部33に
供給された電源、あるいは、二次電池35に蓄えられた
電源のうち、いずれかを通信データ処理部34に供給さ
せる手段である。具体的には、外部電源供給部33に一
定の電源電圧(例えば15V)が供給されている場合
は、外部電源供給部33に供給された電源を通信データ
処理部34に供給させる。また、外部電源供給部33に
電源が供給されていない場合は、二次電池35に蓄えら
れた電源を通信データ処理部34に供給させることにな
る。
【0026】以下の説明において、外部電源供給部33
に一定の電源電圧(例えば15V)が供給されている場
合を「通常時状態」という。また、外部電源供給部33
に一定の電源電圧(例えば15V)が供給されていない
場合を「非常時状態」という。
【0027】さらに詳述すると、図1に示すように、電
源制御部36は、スイッチ36a〜36cおよび電源状
態検出部36dを備えている。電源電圧検出部36は、
外部電源供給部33に供給される電源電圧の値が所定の
しきい値(例えば5V)以上であるか否かを検出し、検
出結果を出力する手段である。ここで、電源電圧の値を
検出するにあたっては、例えばコンパレータを使ってハ
ード的に検出してもよい。電源状態検出部36dの出力
端子は、外部電源供給部33に供給される電源電圧の値
が所定値以上のときはハイレベル(5V)、所定値以下
のときはローレベル(0V)の電圧値になる。
【0028】スイッチ36a〜36cは、2端子間を接
続/非接続状態にするON/OFF制御を行うための手
段である。スイッチ36a〜36cは、トランジスタに
より構成されている。また、スイッチ36a〜36cに
は、状態の切換え制御を行うための制御端子を有してお
り、電源状態検出部36dの出力端子と接続されてい
る。スイッチ36a、スイッチ36cについては、制御
端子の電圧値が所定値(例えば2.5V)以上の場合は
オン状態となり、所定値(例えば2.5V)に満たない
場合はオフ状態となる。また、スイッチ36bについて
は、制御端子の電圧値が所定値(例えば2.5V)以上
の場合はオフ状態となり、所定値(例えば2.5V)に
満たない場合はオン状態となる。
【0029】スイッチ36aのオン/オフにより、当該
スイッチが接続される外部電源供給部33と二次電池3
5とが電気的に接続/非接続状態になる。スイッチ36
bのオン/オフにより、当該スイッチが接続される二次
電池35と通信データ処理部34とが電気的に接続/非
接続状態になる。また、スイッチ36cのオン/オフに
より、当該スイッチが接続される外部電源供給部33と
通信データ処理部34とが電気的に接続/非接続状態に
なる。このスイッチ36a〜36cの具体的な切換え動
作内容については後述する。
【0030】B:実施形態の動作 ユーザは、PC1から移動端末5に対してデータ通信を
行う場合、図1に示すように各装置を通信アダプタ3に
接続させる。また、通信アダプタ3に外部から電源を供
給させる。そして、各装置において所定の操作を行うこ
とにより、実際にPC1から移動端末5に対するデータ
通信を開始させる。以下、図面を用い、通信アダプタ3
に外部から電源が供給されている場合(通常時)の通信
アダプタ3内の動作、そして、通信アダプタ3に外部か
ら電源が供給されなくなった場合(非常時)の通信アダ
プタ3内の動作についてそれぞれ説明する。
【0031】通常時においては、外部電源供給部33に
電源が供給されているため、電源状態検出部36dの出
力端子はハイレベル(5V)になる。このため、電源制
御部スイッチ36aおよびスイッチ36cはオン状態に
なり、スイッチ36bはオフ状態になる。図2は、この
場合のスイッチ36a〜36cの状態を示した図であ
る。スイッチ36cがオン状態になるため、外部から供
給された電源は、通信データ処理部34に供給される。
そして、通信データ処理部34が動作することにより、
PC1から移動端末5に対するデータ通信が実行され
る。また、スイッチ36aがオン状態になるため、外部
から供給された電源は、二次電池35にも供給される。
このため、二次電池35は充電される。
【0032】次に、データ通信時において停電等が起こ
り、外部電源供給部33に外部電源が供給されなくなっ
た場合(非常時状態になった場合)を想定する。この場
合、電源状態検出部36dの出力端子はローレベル(0
V)になる。このため、電源制御部スイッチ36aおよ
びスイッチ36cはオフ状態になり、スイッチ36bを
オン状態になる。図3は、この場合のスイッチ36a〜
36cの状態を示した図である。スイッチ36bがオン
状態になるため、この場合、二次電池35から、通信デ
ータ処理部34に電源が供給されることになる。よっ
て、外部電源供給部33に外部電源が供給されなくなっ
た場合であっても、通信データ処理部34は動作し続け
る。すなわち、PC1から移動端末5に対するデータ通
信は正常に動作し続ける。
【0033】以上説明したように、データ通信を行って
いる途中で停電等が起こり、外部電源の供給が中断した
場合であっても、PC1から移動端末5に対するデータ
通信の動作は中断されないため、ユーザはデータ通信の
やり直しをする必要がない。また、上述したスイッチ3
6a〜36c等の切換え制御は、自動的に行われるた
め、ユーザに対する便宜性も図ることができる。
【0034】C:変形例 以上、本発明の実施形態についての説明を行ったが、本
実施形態はあくまで一例であり、任意に変形を加えるこ
とができる。以下に変形例を示す。
【0035】(1)変形例1 上述した実施形態においては、外部電源供給部33に電
源が供給されている場合(通常時状態)に、二次電池3
5の充電を併せて行っているが、さらに移動端末5に対
する充電も行うようにしてもよい。図4は、この場合に
おける各装置の接続状態を示す図である。図4は、外部
電源が通常時状態にある場合の各スイッチの状態を示し
たものである。図4に示すように、この場合、データ通
信が行われるとともに、二次電池35の充電と、移動端
末5に対する充電も併せて行われる。そして、外部電源
が非常時状態になった場合、上述実施形態と同様、スイ
ッチの切換え制御により、二次電池35から通信データ
処理部に電源が供給されるため、データ通信は正常に動
作し続けることになる。
【0036】(2)変形例2 上述した実施形態においては、説明の便宜上、有線ケー
ブルを用いたデータ通信形態の例を用いて説明をしてい
るが、IrDA(Infrared Data Association)やBlue
tooth等といった無線データ通信に対しても、本発明を
適用させることができる。
【0037】(3)変形例3 また、USB(Universal Serial Bus)やIEEE13
94といった複数のインターフェースに対応したコネク
タ端子を通信アダプタに設け、種々の装置間においての
データ通信が実行できるようにしてもよい。この場合に
おいても、上述実施形態のように、通信アダプタ内部に
二次電池を設け、外部電源の状態(通常時/非常時)に
応じた制御を行うことにより、同様の効果を得ることが
できる。
【0038】(4)変形例4 通信アダプタ3内にメモリを設け、移動端末5に通信す
べき各種データを格納することができるようにしてもよ
い。
【0039】(5)変形例5 二次電池35は、蓄電することができるものであればよ
く、例えばコンデンサに置きかえる可能である。二次電
池35とコンデンサとを併設するようにしてもよい。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
停電等により電源の供給が一時的に停止した場合でも、
移動端末に対するデータ通信の動作が中断されないため
の通信アダプタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る通信アダプタ3の構
成および接続状態を示す図である。
【図2】 同通信アダプタ3の動作を説明するための図
である。
【図3】 同通信アダプタ3の動作を説明するための図
である。
【図4】 変形例を説明するための図である。
【図5】 従来においてPCと移動端末との間でデータ
通信を行うに際しての周辺装置およびその接続状態を例
示する図である。
【符号の説明】 1……PC、 2……ケーブル、 3……通信アダプタ、 4……ケーブル、 5……移動端末、 31……移動端末用端子、 32……PC用端子、 33……外部電源供給部、 34……通信データ処理部、 35……二次電池、 36……電源制御部、 36a……スイッチ、 36b……スイッチ、 36c……スイッチ、 36d……電源状態検出部、 91……PC1、 92……ケーブル、 93……通信アダプタ、 94……ケーブル、 95……移動端末。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/723 H04B 7/26 109M (72)発明者 小野川 雅士 香川県高松市天神前9番1号 株式会社エ ヌ・ティ・ティ・ドコモ四国内 Fターム(参考) 5B011 DA06 DA13 EA02 EA10 GG04 GG12 JB02 5G015 FA16 GB02 JA07 JA32 JA52 5K027 AA11 BB06 GG04 GG05 KK02 5K067 AA27 BB04 DD27 EE02 FF19 HH22 KK05 KK06 5K101 KK20 LL12 MM06 NN43

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信元端末と通信先端末との間に介在さ
    せ、前記通信元端末から前記通信先端末に対するデータ
    通信を実行させるための通信アダプタであって、 前記通信元端末から供給される通信データを前記通信先
    端末に出力する通信データ処理部と、 外部から電源が供給され、第1駆動用電源及び充電用電
    源を供給する外部電源供給部と、 前記充電用電源が供給されると電力を一時的に蓄え、第
    2駆動電源を供給する蓄電部と、 前記外部電源供給部に外部から電源が供給されている場
    合は、前記第1駆動用電源を前記通信データ処理部に供
    給させ、かつ、前記充電用電源を前記蓄電部に供給さ
    せ、前記外部電源供給部に外部から電源が供給されない
    場合は、前記蓄電部から前記第2駆動電源を前記通信デ
    ータ処理部に供給させる電源選択部と、を備えることを
    特徴とする通信アダプタ。
  2. 【請求項2】 通信先端末に対してデータ通信を行うた
    めの通信アダプタであって、 前記通信先端末に送信すべき通信データを格納する格納
    部と、 前記通信データを前記通信先端末に出力する通信データ
    処理部と、 外部から電源が供給され、第1駆動用電源及び充電用電
    源を供給する外部電源供給部と、 前記充電用電源が供給されると電力を一時的に蓄え、第
    2駆動電源を供給する蓄電部と、 前記外部電源供給部に外部から電源が供給されている場
    合は、前記第1駆動用電源を前記通信データ処理部に供
    給させ、かつ、前記充電用電源を前記蓄電部に供給さ
    せ、前記外部電源供給部に外部から電源が供給されない
    場合は、前記蓄電部から前記第2駆動電源を前記通信デ
    ータ処理部に供給させる電源選択部と、を備えることを
    特徴とする通信アダプタ。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の通信ア
    ダプタにおいて、 前記電源選択部は、前記外部電源供給部に供給される電
    源の電源電圧値を測定し、前記電源電圧値が予め決めら
    れたしきい値よりも大きいか否かにより、前記通信デー
    タ処理部に供給させる電源の選択を行うことを特徴とす
    る通信アダプタ。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載の通信アダプタにおいて、 前記電源選択部は、前記電源供給部に外部から電源が供
    給されている場合は、前記通信先端末に対する充電動作
    も併せて行うことを特徴とする通信アダプタ。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載の通信アダプタにおいて、 前記蓄電部は二次電池、コンデンサのいずれかであるこ
    とを特徴とする通信アダプタ。
  6. 【請求項6】 通信元端末と通信先端末との間に介在さ
    せ、前記通信元端末から前記通信先端末に対するデータ
    通信を実行させるための通信アダプタの制御方法であっ
    て、 外部から電源が供給されているか否かを判断する電源供
    給判断過程と、 外部から電源が供給されている場合に、当該電源を利用
    して、前記通信元端末から供給される通信データを前記
    通信先端末に出力させ、かつ、当該電源を前記通信アダ
    プタ内の蓄電部に供給させて電力を一時的に蓄える通常
    時過程と、 外部から電源が供給されない場合に、前記蓄電部に蓄え
    た電力を利用して、前記通信元端末から供給される通信
    データを前記通信先端末に出力させる非常時過程とを有
    することを特徴とする通信アダプタの制御方法。
  7. 【請求項7】 通信先端末に対してデータ通信を行うた
    めの通信アダプタの制御方法であって、 外部から電源が供給されているか否かを判断する電源供
    給判断過程と、 外部から電源が供給されている場合に、当該電源を利用
    して、前記通信アダプタ内に格納されている通信データ
    を前記通信先端末に出力させ、かつ、当該電源を前記通
    信アダプタ内の蓄電部に供給させて電力を一時的に蓄え
    る通常時過程と、 外部から電源が供給されない場合に、前記蓄電部に蓄え
    た電力を利用して、前記通信アダプタ内に格納されてい
    る通信データを前記通信先端末に出力させる非常時過程
    とを有することを特徴とする通信アダプタの制御方法。
  8. 【請求項8】 請求項6又は請求項7のいずれかに記載
    の通信アダプタの制御方法において、 前記電源供給判断過程は、外部から供給される電源の電
    源電圧値を測定し、当該電源電圧値と予め決められたし
    きい値とを比較する過程を有することを特徴とする通信
    アダプタの制御方法。
  9. 【請求項9】 請求項6ないし請求項8のいずれかに記
    載の通信アダプタの制御方法において、 前記通常時過程は、前記通信先端末に対する充電動作を
    行う過程を有することを特徴とする通信アダプタの制御
    方法。
  10. 【請求項10】 通信元端末と通信先端末との間に介在
    させ、前記通信元端末から前記通信先端末に対するデー
    タ通信を実行させるための通信アダプタの制御プログラ
    ムが記憶された記録媒体であって、 外部から電源が供給されているか否かを判断し、 外部から電源が供給されている場合に、当該電源を利用
    して、前記通信元端末から供給される通信データを前記
    通信先端末に出力させ、かつ、当該電源を前記通信アダ
    プタ内の蓄電部に供給させて電力を一時的に蓄え、 外部から電源が供給されない場合に、前記蓄電部に蓄え
    た電力を利用して、前記通信元端末から供給される通信
    データを前記通信先端末に出力させることを特徴とする
    通信アダプタの制御プログラムが記憶された記録媒体。
  11. 【請求項11】 通信先端末に対してデータ通信を行う
    ための通信アダプタの制御プログラムが記憶された記憶
    媒体であって、 外部から電源が供給されているか否かを判断し、 外部から電源が供給されている場合に、当該電源を利用
    して、前記通信アダプタ内に格納されている通信データ
    を前記通信先端末に出力させ、かつ、当該電源を前記通
    信アダプタ内の蓄電部に供給させて電力を一時的に蓄
    え、 外部から電源が供給されない場合に、前記蓄電部に蓄え
    た電力を利用して、前記通信アダプタ内に格納されてい
    る通信データを前記通信先端末に出力させることを特徴
    とする通信アダプタの制御プログラムが記憶された記録
    媒体。
  12. 【請求項12】 請求項10又は請求項11のいずれか
    に記載の通信アダプタの制御プログラムが記憶された記
    録媒体において、 外部から電源が供給されているか否かを判断する手段
    は、外部から供給される電源の電源電圧値を測定し、当
    該電源電圧値と予め決められたしきい値とを比較するこ
    とで行うものであることを特徴とする通信アダプタの制
    御プログラムが記憶された記録媒体。
  13. 【請求項13】 請求項10ないし請求項12のいずれ
    かに記載の通信アダプタの制御プログラムが記憶された
    記録媒体において、 外部から電源が供給されている場合は、当該電源を利用
    し、前記通信アダプタ内に格納されている通信データを
    前記通信先端末に出力させ、当該電源を前記通信アダプ
    タ内の蓄電部に供給させて電力を一時的に蓄え、かつ、
    前記通信先端末に対する充電動作も行うようにすること
    を特徴とする通信アダプタの制御プログラムが記憶され
    た記録媒体。
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