JPH07240682A - 分周器 - Google Patents
分周器Info
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- JPH07240682A JPH07240682A JP6029378A JP2937894A JPH07240682A JP H07240682 A JPH07240682 A JP H07240682A JP 6029378 A JP6029378 A JP 6029378A JP 2937894 A JP2937894 A JP 2937894A JP H07240682 A JPH07240682 A JP H07240682A
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- JP
- Japan
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- clock signal
- divided
- frequency
- logic circuit
- circuit
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数種類の分周クロック信号から動作クロッ
ク信号を選択して切り換えるとともに、この動作クロッ
ク信号の切り換え時の位相を保障して出力することがで
きる分周器を提供する。 【構成】 源発振クロック信号CLKと、このクロック
信号に非同期な複数の入力信号IN1,IN2が入力さ
れる分周器であって、複数種類の分周クロック信号2C
LK,4CLK,8CLKを生成するフリップフロップ
回路FF1,FF2などによる第1の論理回路1と、複
数の分周クロックセレクト信号2S,4S,8Sを生成
するフリップフロップ回路FF3〜FF7などによる第
2の論理回路2と、これらの分周クロック信号を分周ク
ロックセレクト信号により選択して所定の周波数による
動作クロック信号CLOCKを出力するクロックドイン
バータ回路CN1〜CN3などによる第3の論理回路3
とから構成されている。
ク信号を選択して切り換えるとともに、この動作クロッ
ク信号の切り換え時の位相を保障して出力することがで
きる分周器を提供する。 【構成】 源発振クロック信号CLKと、このクロック
信号に非同期な複数の入力信号IN1,IN2が入力さ
れる分周器であって、複数種類の分周クロック信号2C
LK,4CLK,8CLKを生成するフリップフロップ
回路FF1,FF2などによる第1の論理回路1と、複
数の分周クロックセレクト信号2S,4S,8Sを生成
するフリップフロップ回路FF3〜FF7などによる第
2の論理回路2と、これらの分周クロック信号を分周ク
ロックセレクト信号により選択して所定の周波数による
動作クロック信号CLOCKを出力するクロックドイン
バータ回路CN1〜CN3などによる第3の論理回路3
とから構成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、周期的な源発振クロッ
ク信号から所定の周波数による動作クロック信号を生成
する分周器に関し、特にLSI動作時に動作クロック信
号の周波数の切り換えが必要とされる場合に、複数種類
の分周クロック信号を選択して出力できるとともに、こ
の切り換え時におけるクロック位相の保障が可能とされ
る分周器に適用して有効な技術に関する。
ク信号から所定の周波数による動作クロック信号を生成
する分周器に関し、特にLSI動作時に動作クロック信
号の周波数の切り換えが必要とされる場合に、複数種類
の分周クロック信号を選択して出力できるとともに、こ
の切り換え時におけるクロック位相の保障が可能とされ
る分周器に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、LSIの動作クロック信号を
生成する回路で使用される分周器としては、一般的に使
われている回路として、図3に示すように、源発振クロ
ック信号CLKを2分周回路で2分周し、さらにフリッ
プフロップ回路FF11で4分周クロック信号4CLK
を生成した後、この2つの2分周クロック信号2CL
K、4分周クロック信号4CLKをクロックドインバー
タ回路CN11,CN12にそれぞれ入力する。
生成する回路で使用される分周器としては、一般的に使
われている回路として、図3に示すように、源発振クロ
ック信号CLKを2分周回路で2分周し、さらにフリッ
プフロップ回路FF11で4分周クロック信号4CLK
を生成した後、この2つの2分周クロック信号2CL
K、4分周クロック信号4CLKをクロックドインバー
タ回路CN11,CN12にそれぞれ入力する。
【0003】そして、これらの分周クロック信号を選択
するための入力信号IN11で、クロックドインバータ
回路CN11,CN12の出力を切り換えることによ
り、2分周クロック信号2CLKまたは4分周クロック
信号4CLKの選択を行っている。また、動作クロック
信号の切り換わるタイミングは、入力信号IN11を4
分周クロック信号4CLKでフリップフロップ回路FF
12を使ってラッチしてタイミングをとっている。
するための入力信号IN11で、クロックドインバータ
回路CN11,CN12の出力を切り換えることによ
り、2分周クロック信号2CLKまたは4分周クロック
信号4CLKの選択を行っている。また、動作クロック
信号の切り換わるタイミングは、入力信号IN11を4
分周クロック信号4CLKでフリップフロップ回路FF
12を使ってラッチしてタイミングをとっている。
【0004】なお、このような分周回路としては、たと
えば特開平3−216018号公報などによって公知で
ある。
えば特開平3−216018号公報などによって公知で
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記のよう
な技術においては、2分周クロック信号2CLKまたは
4分周クロック信号4CLKを選択し、この2種類の分
周クロック信号のどちらかを切り換えて出力することが
できるものの、近年のようなスリープモードや待機モー
ドなどでパワーダウンが必要とされる場合に、さらに細
分周された分周クロック信号の生成が要求されてきてい
る。
な技術においては、2分周クロック信号2CLKまたは
4分周クロック信号4CLKを選択し、この2種類の分
周クロック信号のどちらかを切り換えて出力することが
できるものの、近年のようなスリープモードや待機モー
ドなどでパワーダウンが必要とされる場合に、さらに細
分周された分周クロック信号の生成が要求されてきてい
る。
【0006】そこで、本発明者は、従来の分周器に改良
を加え、その場合に動作クロック信号の切り換え時に位
相が変化することなく動作させるためには、セレクト信
号での切り換えタイミングが問題であることに配慮し、
細分周された分周クロック信号の生成が可能とされるこ
とを見い出した。
を加え、その場合に動作クロック信号の切り換え時に位
相が変化することなく動作させるためには、セレクト信
号での切り換えタイミングが問題であることに配慮し、
細分周された分周クロック信号の生成が可能とされるこ
とを見い出した。
【0007】すなわち、LSIの動作クロック信号とし
て、複数種類の分周クロック信号を切り換えるために
は、複数の入力信号を用いて切り換え可能になることに
着目し、この複数の入力信号による複数のデコード値を
セレクト信号としてさらに細分周された分周クロック信
号を切り換えることで可能になる。
て、複数種類の分周クロック信号を切り換えるために
は、複数の入力信号を用いて切り換え可能になることに
着目し、この複数の入力信号による複数のデコード値を
セレクト信号としてさらに細分周された分周クロック信
号を切り換えることで可能になる。
【0008】そこで、本発明の目的は、このセレクト信
号を生成し、このセレクト信号で複数種類の分周クロッ
ク信号から動作クロック信号を選択して切り換えるとと
もに、この切り換えタイミングを生成して動作クロック
信号の切り換え時の位相を保障して出力することができ
る分周器を提供することにある。
号を生成し、このセレクト信号で複数種類の分周クロッ
ク信号から動作クロック信号を選択して切り換えるとと
もに、この切り換えタイミングを生成して動作クロック
信号の切り換え時の位相を保障して出力することができ
る分周器を提供することにある。
【0009】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0011】すなわち、本発明の分周器は、周期的な源
発振クロック信号から所定の周波数による動作クロック
信号を生成する分周器に適用されるものであり、源発振
クロック信号と、この源発振クロック信号に非同期な複
数の入力信号とが分周器に入力される場合に、源発振ク
ロック信号から所定の周波数に分周した複数種類の分周
クロック信号を生成する第1の論理回路と、複数の入力
信号から所定のパルス幅による複数の分周クロックセレ
クト信号を生成する第2の論理回路と、第1の論理回路
により生成された複数種類の分周クロック信号を第2の
論理回路により生成された複数の分周クロックセレクト
信号により選択して所定の周波数による動作クロック信
号を出力する第3の論理回路とを有するものである。
発振クロック信号から所定の周波数による動作クロック
信号を生成する分周器に適用されるものであり、源発振
クロック信号と、この源発振クロック信号に非同期な複
数の入力信号とが分周器に入力される場合に、源発振ク
ロック信号から所定の周波数に分周した複数種類の分周
クロック信号を生成する第1の論理回路と、複数の入力
信号から所定のパルス幅による複数の分周クロックセレ
クト信号を生成する第2の論理回路と、第1の論理回路
により生成された複数種類の分周クロック信号を第2の
論理回路により生成された複数の分周クロックセレクト
信号により選択して所定の周波数による動作クロック信
号を出力する第3の論理回路とを有するものである。
【0012】この場合に、分周クロック信号の切り換わ
りにおける動作クロック信号の位相を保障するために、
第2の論理回路を、第1の論理回路により生成された複
数種類の分周クロック信号のうちの最も低い周波数によ
る分周クロック信号に同期させて動作させるようにした
ものである。
りにおける動作クロック信号の位相を保障するために、
第2の論理回路を、第1の論理回路により生成された複
数種類の分周クロック信号のうちの最も低い周波数によ
る分周クロック信号に同期させて動作させるようにした
ものである。
【0013】これらの論理回路の主な構成要素として、
簡単な回路構成とするために、たとえば第1の論理回路
および第2の論理回路をフリップフロップ回路により構
成し、また第3の論理回路をクロックドインバータ回路
により構成するようにしたものである。
簡単な回路構成とするために、たとえば第1の論理回路
および第2の論理回路をフリップフロップ回路により構
成し、また第3の論理回路をクロックドインバータ回路
により構成するようにしたものである。
【0014】
【作用】前記した分周器によれば、第1の論理回路、第
2の論理回路および第3の論理回路が備えられることに
より、入力される源発振クロック信号から複数種類の分
周クロック信号を生成し、一方入力される複数の入力信
号から複数の分周クロックセレクト信号を生成し、これ
らの生成された複数種類の分周クロック信号を複数の分
周クロックセレクト信号により選択して、所望の分周ク
ロック信号を動作クロック信号として出力することがで
きる。
2の論理回路および第3の論理回路が備えられることに
より、入力される源発振クロック信号から複数種類の分
周クロック信号を生成し、一方入力される複数の入力信
号から複数の分周クロックセレクト信号を生成し、これ
らの生成された複数種類の分周クロック信号を複数の分
周クロックセレクト信号により選択して、所望の分周ク
ロック信号を動作クロック信号として出力することがで
きる。
【0015】すなわち、動作クロック信号の切り換えタ
イミングは、第2の論理回路において、非同期な所定の
パルス幅の複数の入力信号を、まず1段目のフリップフ
ロップ回路を用いてラッチし、これらの信号をデコード
して分周クロックセレクト信号を生成する。この分周ク
ロックセレクト信号を動作クロック信号の位相が変わら
ないタイミング、すなわち最も低い周波数の分周クロッ
ク信号による同期で、2段目のフリップフロップ回路を
用いてラッチをかけて所定のパルス幅の複数のセレクト
信号を生成し、これらのセレクト信号により動作クロッ
ク信号の切り換えを行うことができる。
イミングは、第2の論理回路において、非同期な所定の
パルス幅の複数の入力信号を、まず1段目のフリップフ
ロップ回路を用いてラッチし、これらの信号をデコード
して分周クロックセレクト信号を生成する。この分周ク
ロックセレクト信号を動作クロック信号の位相が変わら
ないタイミング、すなわち最も低い周波数の分周クロッ
ク信号による同期で、2段目のフリップフロップ回路を
用いてラッチをかけて所定のパルス幅の複数のセレクト
信号を生成し、これらのセレクト信号により動作クロッ
ク信号の切り換えを行うことができる。
【0016】一方、分周クロック信号の生成は、第1の
論理回路において、源発振クロック信号を、まずたとえ
ばフリップフロップ回路などによる2分周回路により2
分周した後、1段目のフリップフロップ回路を用いてラ
ッチして4分周し、2段目のフリップフロップ回路を用
いてラッチして8分周し、さらに16分周、・・・、と
いうように細分周することにより、所定の周波数に分周
した複数種類の分周クロック信号を生成することができ
る。これにより、第3の論理回路において、複数種類の
分周クロック信号に対応する複数のクロックドインバー
タ回路により、第1の論理回路により生成された複数種
類の分周クロック信号を、第2の論理回路により生成さ
れた複数の分周クロックセレクト信号により選択して所
定の周波数による所望の動作クロック信号を出力するこ
とができる。
論理回路において、源発振クロック信号を、まずたとえ
ばフリップフロップ回路などによる2分周回路により2
分周した後、1段目のフリップフロップ回路を用いてラ
ッチして4分周し、2段目のフリップフロップ回路を用
いてラッチして8分周し、さらに16分周、・・・、と
いうように細分周することにより、所定の周波数に分周
した複数種類の分周クロック信号を生成することができ
る。これにより、第3の論理回路において、複数種類の
分周クロック信号に対応する複数のクロックドインバー
タ回路により、第1の論理回路により生成された複数種
類の分周クロック信号を、第2の論理回路により生成さ
れた複数の分周クロックセレクト信号により選択して所
定の周波数による所望の動作クロック信号を出力するこ
とができる。
【0017】この結果、簡単な回路構成によって、分周
クロックセレクト信号で、複数種類の分周クロック信号
から動作クロック信号を選択し、所望の分周クロック信
号に切り換えて動作クロック信号を出力するとともに、
この切り換えタイミングを生成して動作クロック信号の
切り換え時の位相を保障して出力することができる。
クロックセレクト信号で、複数種類の分周クロック信号
から動作クロック信号を選択し、所望の分周クロック信
号に切り換えて動作クロック信号を出力するとともに、
この切り換えタイミングを生成して動作クロック信号の
切り換え時の位相を保障して出力することができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面の基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
【0019】図1は本発明の一実施例である分周器を示
す論理回路図、図2は本実施例の分周器におけるタイム
チャート図である。
す論理回路図、図2は本実施例の分周器におけるタイム
チャート図である。
【0020】まず、図1により本実施例の分周器の構成
を説明する。
を説明する。
【0021】本実施例の分周器は、たとえば周期的な源
発振クロック信号から所定の周波数による動作クロック
信号を生成する分周器とされ、複数種類の分周クロック
信号を生成する第1の論理回路1と、複数の分周クロッ
クセレクト信号を生成する第2の論理回路2と、複数種
類の分周クロック信号を複数の分周クロックセレクト信
号により選択して所定の周波数による動作クロック信号
を出力する第3の論理回路3とから構成されている。
発振クロック信号から所定の周波数による動作クロック
信号を生成する分周器とされ、複数種類の分周クロック
信号を生成する第1の論理回路1と、複数の分周クロッ
クセレクト信号を生成する第2の論理回路2と、複数種
類の分周クロック信号を複数の分周クロックセレクト信
号により選択して所定の周波数による動作クロック信号
を出力する第3の論理回路3とから構成されている。
【0022】第1の論理回路1は、たとえばフリップフ
ロップ回路などによる2分周回路4、フリップフロップ
回路FF1,FF2、インバータ回路N1,N2、エク
スクルーシブオア回路EXOR1から構成され、外部か
ら入力される源発振クロック信号CLKから所定の周波
数に分周した3種類の2分周クロック信号2CLK、4
分周クロック信号4CLK、8分周クロック信号8CL
Kが生成されるようになっている。
ロップ回路などによる2分周回路4、フリップフロップ
回路FF1,FF2、インバータ回路N1,N2、エク
スクルーシブオア回路EXOR1から構成され、外部か
ら入力される源発振クロック信号CLKから所定の周波
数に分周した3種類の2分周クロック信号2CLK、4
分周クロック信号4CLK、8分周クロック信号8CL
Kが生成されるようになっている。
【0023】この源発振クロック信号CLKは2分周回
路4に入力され、この2分周回路4からの2分周クロッ
ク信号2CLKがフリップフロップ回路FF1,FF2
の入力端子CKに入力されている。この一方のフリップ
フロップ回路FF1の出力端子QNからは、4分周クロ
ック信号4CLKが第3の論理回路3に出力されるとと
もに、この4分周クロック信号4CLKはこの入力端子
Dに帰還されている。さらに、他方の出力端子Qからの
4分周クロック信号4CLKNは、他方のフリップフロ
ップ回路FF2および第2の論理回路2に出力されてい
る。
路4に入力され、この2分周回路4からの2分周クロッ
ク信号2CLKがフリップフロップ回路FF1,FF2
の入力端子CKに入力されている。この一方のフリップ
フロップ回路FF1の出力端子QNからは、4分周クロ
ック信号4CLKが第3の論理回路3に出力されるとと
もに、この4分周クロック信号4CLKはこの入力端子
Dに帰還されている。さらに、他方の出力端子Qからの
4分周クロック信号4CLKNは、他方のフリップフロ
ップ回路FF2および第2の論理回路2に出力されてい
る。
【0024】また、他方のフリップフロップ回路FF2
においては、この出力端子Qから8分周クロック信号8
CLKが第2の論理回路2および第3の論理回路3に出
力されるとともに、この8分周クロック信号8CLK
が、フリップフロップ回路FF1の出力端子Qからの4
分周クロック信号4CLKNとともにエクスクルーシブ
オア回路EXOR1に入力され、インバータ回路N1,
N2を介してこの入力端子Dに帰還されている。
においては、この出力端子Qから8分周クロック信号8
CLKが第2の論理回路2および第3の論理回路3に出
力されるとともに、この8分周クロック信号8CLK
が、フリップフロップ回路FF1の出力端子Qからの4
分周クロック信号4CLKNとともにエクスクルーシブ
オア回路EXOR1に入力され、インバータ回路N1,
N2を介してこの入力端子Dに帰還されている。
【0025】第2の論理回路2は、たとえば前段のフリ
ップフロップ回路FF3,FF4、アンド回路AND
1,AND2、インバータ回路N3、エクスクルーシブ
オア回路EXOR2、後段のフリップフロップ回路FF
5〜FF7、ディレイ用インバータ回路DN1,DN2
から構成され、外部から入力される2つの入力信号IN
1,IN2から所定のパルス幅による3つの2分周クロ
ックセレクト信号2S、4分周クロックセレクト信号4
S、8分周クロックセレクト信号8Sが生成されるよう
になっている。なお、前段および後段のフリップフロッ
プ回路FF3〜FF7は、動作開始時のリセット信号R
ESETにより初期リセットされる。
ップフロップ回路FF3,FF4、アンド回路AND
1,AND2、インバータ回路N3、エクスクルーシブ
オア回路EXOR2、後段のフリップフロップ回路FF
5〜FF7、ディレイ用インバータ回路DN1,DN2
から構成され、外部から入力される2つの入力信号IN
1,IN2から所定のパルス幅による3つの2分周クロ
ックセレクト信号2S、4分周クロックセレクト信号4
S、8分周クロックセレクト信号8Sが生成されるよう
になっている。なお、前段および後段のフリップフロッ
プ回路FF3〜FF7は、動作開始時のリセット信号R
ESETにより初期リセットされる。
【0026】この2つの入力信号IN1,IN2は、た
とえばレジスタ設定または外部入力ピンなどから源発振
クロック信号CLKに非同期で所定のパルス幅で入力さ
れ、アンド、オア動作により2分周、4分周、8分周ク
ロックセレクト信号2S,4S,8Sが生成されるよう
になっており、このうちの一方の入力信号IN1は、前
段のフリップフロップ回路FF3の入力端子Dに入力さ
れ、また他方の入力信号IN2はフリップフロップ回路
FF4の入力端子Dに入力されている。これらのフリッ
プフロップ回路FF3,FF4の他方の入力端子CKに
は、第1の論理回路1のフリップフロップ回路FF1か
らの4分周クロック信号4CLKNが入力されている。
とえばレジスタ設定または外部入力ピンなどから源発振
クロック信号CLKに非同期で所定のパルス幅で入力さ
れ、アンド、オア動作により2分周、4分周、8分周ク
ロックセレクト信号2S,4S,8Sが生成されるよう
になっており、このうちの一方の入力信号IN1は、前
段のフリップフロップ回路FF3の入力端子Dに入力さ
れ、また他方の入力信号IN2はフリップフロップ回路
FF4の入力端子Dに入力されている。これらのフリッ
プフロップ回路FF3,FF4の他方の入力端子CKに
は、第1の論理回路1のフリップフロップ回路FF1か
らの4分周クロック信号4CLKNが入力されている。
【0027】前段のフリップフロップ回路FF3,FF
4の出力端子Q,QNからの出力信号は、アンド回路A
ND1,AND2、インバータ回路N3、エクスクルー
シブオア回路EXOR2の入力端子にそれぞれ入力さ
れ、その出力信号はデコード値として後段のフリップフ
ロップ回路FF5〜FF7の入力端子Dにそれぞれ入力
される。これらのフリップフロップ回路FF5〜FF7
の他方の入力端子CKには、第1の論理回路1のフリッ
プフロップ回路FF2からの8分周クロック信号8CL
Kがディレイ用インバータ回路DN1,DN2を介して
遅延されて入力されている。
4の出力端子Q,QNからの出力信号は、アンド回路A
ND1,AND2、インバータ回路N3、エクスクルー
シブオア回路EXOR2の入力端子にそれぞれ入力さ
れ、その出力信号はデコード値として後段のフリップフ
ロップ回路FF5〜FF7の入力端子Dにそれぞれ入力
される。これらのフリップフロップ回路FF5〜FF7
の他方の入力端子CKには、第1の論理回路1のフリッ
プフロップ回路FF2からの8分周クロック信号8CL
Kがディレイ用インバータ回路DN1,DN2を介して
遅延されて入力されている。
【0028】後段のフリップフロップ回路FF5〜FF
7からのそれぞれの出力信号は、フリップフロップ回路
FF7の出力端子QNから2分周クロックセレクト信号
2S、フリップフロップ回路FF6の出力端子Qから4
分周クロックセレクト信号4S、フリップフロップ回路
FF5の出力端子Qから8分周クロックセレクト信号8
Sが第3の論理回路3に出力される。
7からのそれぞれの出力信号は、フリップフロップ回路
FF7の出力端子QNから2分周クロックセレクト信号
2S、フリップフロップ回路FF6の出力端子Qから4
分周クロックセレクト信号4S、フリップフロップ回路
FF5の出力端子Qから8分周クロックセレクト信号8
Sが第3の論理回路3に出力される。
【0029】第3の論理回路は、たとえばクロックドイ
ンバータ回路CN1〜CN3、インバータ回路N4〜N
6から構成され、第1の論理回路1により生成された3
種類の2分周クロック信号2CLK、4分周クロック信
号4CLK、8分周クロック信号8CLKが、第2の論
理回路2により生成された3つの2分周クロックセレク
ト信号2S、4分周クロックセレクト信号4S、8分周
クロックセレクト信号8Sにより選択されて所定の周波
数による動作クロック信号CLOCKが外部に出力され
るようになっている。
ンバータ回路CN1〜CN3、インバータ回路N4〜N
6から構成され、第1の論理回路1により生成された3
種類の2分周クロック信号2CLK、4分周クロック信
号4CLK、8分周クロック信号8CLKが、第2の論
理回路2により生成された3つの2分周クロックセレク
ト信号2S、4分周クロックセレクト信号4S、8分周
クロックセレクト信号8Sにより選択されて所定の周波
数による動作クロック信号CLOCKが外部に出力され
るようになっている。
【0030】クロックドインバータ回路CN1において
は、2分周クロック信号2CLKが入力され、一方にイ
ンバータ回路N4を介した2分周クロックセレクト信号
2Sに同期して動作され、またクロックドインバータ回
路CN2は、4分周クロック信号4CLKが入力されて
一方にインバータ回路N5を介した4分周クロックセレ
クト信号4Sに同期して動作され、さらにクロックドイ
ンバータ回路CN3は、8分周クロック信号8CLKが
入力されて一方にインバータ回路N6を介した8分周ク
ロックセレクト信号8Sに同期して動作され、これらの
クロックドインバータ回路CN1〜CN3を介して2分
周クロック信号2CLK、4分周クロック信号4CL
K、8分周クロック信号8CLKのいずれかが選択され
て出力される。
は、2分周クロック信号2CLKが入力され、一方にイ
ンバータ回路N4を介した2分周クロックセレクト信号
2Sに同期して動作され、またクロックドインバータ回
路CN2は、4分周クロック信号4CLKが入力されて
一方にインバータ回路N5を介した4分周クロックセレ
クト信号4Sに同期して動作され、さらにクロックドイ
ンバータ回路CN3は、8分周クロック信号8CLKが
入力されて一方にインバータ回路N6を介した8分周ク
ロックセレクト信号8Sに同期して動作され、これらの
クロックドインバータ回路CN1〜CN3を介して2分
周クロック信号2CLK、4分周クロック信号4CL
K、8分周クロック信号8CLKのいずれかが選択され
て出力される。
【0031】以上のように構成される分周器は、たとえ
ばLSIの動作クロック信号CLOCKを生成する回路
で使用される分周器として用いられ、LSIの他の集積
回路とともに1枚の半導体基板上に搭載されて、1個の
LSIパッケージに内蔵されて形成されている。
ばLSIの動作クロック信号CLOCKを生成する回路
で使用される分周器として用いられ、LSIの他の集積
回路とともに1枚の半導体基板上に搭載されて、1個の
LSIパッケージに内蔵されて形成されている。
【0032】たとえば、LSIの通常の動作時には、ク
ロックドインバータ回路CN1による2分周クロック信
号2CLKが選択され、またスリープモードや待機モー
ドなどでパワーダウンが可能な場合には、クロックドイ
ンバータ回路CN3による8分周クロック信号8CLK
が選択され、これによって通常の動作時以外は低消費電
力による動作が可能となっている。
ロックドインバータ回路CN1による2分周クロック信
号2CLKが選択され、またスリープモードや待機モー
ドなどでパワーダウンが可能な場合には、クロックドイ
ンバータ回路CN3による8分周クロック信号8CLK
が選択され、これによって通常の動作時以外は低消費電
力による動作が可能となっている。
【0033】次に、本実施例の作用について、図2のタ
イムチャートに基づいて回路動作を説明する。
イムチャートに基づいて回路動作を説明する。
【0034】まず、第1の論理回路1において、源発振
クロック信号CLKから2分周回路4により2分周クロ
ック信号2CLKを作り、この2分周クロック信号2C
LKからフリップフロップ回路FF1,FF2を用いて
ラッチして4分周クロック信号4CLK、8分周クロッ
ク信号8CLKを生成し、これによって自乗的に細分周
された3種類の2分周、4分周、8分周クロック信号2
CLK,4CLK,8CLKが生成される。
クロック信号CLKから2分周回路4により2分周クロ
ック信号2CLKを作り、この2分周クロック信号2C
LKからフリップフロップ回路FF1,FF2を用いて
ラッチして4分周クロック信号4CLK、8分周クロッ
ク信号8CLKを生成し、これによって自乗的に細分周
された3種類の2分周、4分周、8分周クロック信号2
CLK,4CLK,8CLKが生成される。
【0035】そして、これらの生成された2分周クロッ
ク信号2CLK、4分周クロック信号4CLK、8分周
クロック信号8CLKを、第3の論理回路3の対応する
クロックドインバータ回路CN1〜CN3にそれぞれ同
位相で入力する。
ク信号2CLK、4分周クロック信号4CLK、8分周
クロック信号8CLKを、第3の論理回路3の対応する
クロックドインバータ回路CN1〜CN3にそれぞれ同
位相で入力する。
【0036】一方、第2の論理回路2において、入力信
号IN1,IN2を4分周クロック信号4CLKNによ
りフリップフロップ回路FF3,FF4を用いてラッチ
し、このラッチされた2つの信号をアンド回路AND
1,AND2、インバータ回路N3、エクスクルーシブ
オア回路EXOR2に入力する。
号IN1,IN2を4分周クロック信号4CLKNによ
りフリップフロップ回路FF3,FF4を用いてラッチ
し、このラッチされた2つの信号をアンド回路AND
1,AND2、インバータ回路N3、エクスクルーシブ
オア回路EXOR2に入力する。
【0037】そして、これらのアンド回路AND1,A
ND2、インバータ回路N3、エクスクルーシブオア回
路EXOR2からの出力によるデコード信号をフリップ
フロップ回路FF5〜FF7により、ディレイ用インバ
ータ回路DN1,DN2を介して8分周クロック信号8
CLKにディレイを持たせた信号によりラッチして、2
分周クロックセレクト信号2S、4分周クロックセレク
ト信号4S、8分周クロックセレクト信号8Sを生成す
る。
ND2、インバータ回路N3、エクスクルーシブオア回
路EXOR2からの出力によるデコード信号をフリップ
フロップ回路FF5〜FF7により、ディレイ用インバ
ータ回路DN1,DN2を介して8分周クロック信号8
CLKにディレイを持たせた信号によりラッチして、2
分周クロックセレクト信号2S、4分周クロックセレク
ト信号4S、8分周クロックセレクト信号8Sを生成す
る。
【0038】この2分周、4分周、8分周クロックセレ
クト信号2S,4S,8Sにより、クロックドインバー
タ回路CN1〜CN3のうちの1つを選択することによ
り、2分周クロック信号2CLK、4分周クロック信号
4CLK、8分周クロック信号8CLKのいずれかを動
作クロック信号CLOCKとして出力させることができ
る。
クト信号2S,4S,8Sにより、クロックドインバー
タ回路CN1〜CN3のうちの1つを選択することによ
り、2分周クロック信号2CLK、4分周クロック信号
4CLK、8分周クロック信号8CLKのいずれかを動
作クロック信号CLOCKとして出力させることができ
る。
【0039】この場合に、これらの2分周、4分周、8
分周クロックセレクト信号2S,4S,8Sは、クロッ
クドインバータ回路CN1〜CN3のそれぞれイネーブ
ル信号になっており、入力信号IN1,IN2を変化さ
せると2分周、4分周、8分周クロックセレクト信号2
S,4S,8Sが変化するので、出力されるクロックド
インバータ回路CN1〜CN3が切り換わり、出力する
動作クロック信号CLOCKを切り換えることができ
る。
分周クロックセレクト信号2S,4S,8Sは、クロッ
クドインバータ回路CN1〜CN3のそれぞれイネーブ
ル信号になっており、入力信号IN1,IN2を変化さ
せると2分周、4分周、8分周クロックセレクト信号2
S,4S,8Sが変化するので、出力されるクロックド
インバータ回路CN1〜CN3が切り換わり、出力する
動作クロック信号CLOCKを切り換えることができ
る。
【0040】また、2分周、4分周、8分周クロックセ
レクト信号2S,4S,8Sは、少し遅れた8分周クロ
ック信号8CLKの立ち上がりに同期して変化するた
め、動作クロック信号CLOCKの切り換わりもそれに
同期して切り換わり、この動作クロック信号CLOCK
の切り換えるタイミングを一番遅い8分周クロック信号
8CLKに同期させることにより、動作クロック信号C
LOCKの切り換わり時のクロック位相が保障できる。
レクト信号2S,4S,8Sは、少し遅れた8分周クロ
ック信号8CLKの立ち上がりに同期して変化するた
め、動作クロック信号CLOCKの切り換わりもそれに
同期して切り換わり、この動作クロック信号CLOCK
の切り換えるタイミングを一番遅い8分周クロック信号
8CLKに同期させることにより、動作クロック信号C
LOCKの切り換わり時のクロック位相が保障できる。
【0041】従って、本実施例の分周器によれば、複数
の入力信号IN1,IN2をフリップフロップ回路FF
3,FF4を用いてラッチし、さらにこの信号のデコー
ドした値をフリップフロップ回路FF5〜FF7を用い
てラッチすることによって2分周、4分周、8分周クロ
ックセレクト信号2S,4S,8Sを生成し、この信号
で同位相の2分周、4分周、8分周クロック信号2CL
K,4CLK,8CLKが入力されているそれぞれのク
ロックドインバータ回路CN1〜CN3の出力を切り換
えることにより、簡単な回路によって所望の分周クロッ
ク信号に切り換えて動作クロック信号CLOCKを出力
させることができ、かつこの動作クロック信号CLOC
Kの切り換え時のクロック位相を保障することができ
る。
の入力信号IN1,IN2をフリップフロップ回路FF
3,FF4を用いてラッチし、さらにこの信号のデコー
ドした値をフリップフロップ回路FF5〜FF7を用い
てラッチすることによって2分周、4分周、8分周クロ
ックセレクト信号2S,4S,8Sを生成し、この信号
で同位相の2分周、4分周、8分周クロック信号2CL
K,4CLK,8CLKが入力されているそれぞれのク
ロックドインバータ回路CN1〜CN3の出力を切り換
えることにより、簡単な回路によって所望の分周クロッ
ク信号に切り換えて動作クロック信号CLOCKを出力
させることができ、かつこの動作クロック信号CLOC
Kの切り換え時のクロック位相を保障することができ
る。
【0042】また、この分周器は、たとえばLSIの動
作クロック信号CLOCKを生成する回路として構成さ
れ、スリープモードや待機モードなどでパワーダウンが
可能な場合には、8分周クロック信号8CLKを選択し
て低い周波数に切り換えて動作を抑えることができるの
で、低消費電力対策が可能となっている。
作クロック信号CLOCKを生成する回路として構成さ
れ、スリープモードや待機モードなどでパワーダウンが
可能な場合には、8分周クロック信号8CLKを選択し
て低い周波数に切り換えて動作を抑えることができるの
で、低消費電力対策が可能となっている。
【0043】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0044】たとえば、本実施例の分周器については、
2分周、4分周、8分周クロック信号2CLK,4CL
K,8CLKを切り換えて、このいずれかによる動作ク
ロック信号CLOCKを出力する場合について説明した
が、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、1
6分周など、他の分周クロック信号を出力させる場合に
ついて適用可能である。
2分周、4分周、8分周クロック信号2CLK,4CL
K,8CLKを切り換えて、このいずれかによる動作ク
ロック信号CLOCKを出力する場合について説明した
が、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、1
6分周など、他の分周クロック信号を出力させる場合に
ついて適用可能である。
【0045】また、分周器の回路構成については、図1
に示すようなフリップフロップ回路FF1〜FF7、ク
ロックドインバータ回路CN1〜CN3などによる回路
構成に限定されるものではなく、分周クロック信号、分
周クロックセレクト信号が生成できる回路要素であれ
ば、他の回路構成についても適用可能であることはいう
までもない。
に示すようなフリップフロップ回路FF1〜FF7、ク
ロックドインバータ回路CN1〜CN3などによる回路
構成に限定されるものではなく、分周クロック信号、分
周クロックセレクト信号が生成できる回路要素であれ
ば、他の回路構成についても適用可能であることはいう
までもない。
【0046】以上の説明では、主として本発明者によっ
てなされた発明をその利用分野であるLSIの動作クロ
ック信号を生成する回路に用いられる分周器に適用した
場合について説明したが、これに限定されるものではな
く、動作クロック信号の切り換えが必要とされる他の回
路または装置についても広く適用可能である。
てなされた発明をその利用分野であるLSIの動作クロ
ック信号を生成する回路に用いられる分周器に適用した
場合について説明したが、これに限定されるものではな
く、動作クロック信号の切り換えが必要とされる他の回
路または装置についても広く適用可能である。
【0047】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0048】(1).第1の論理回路により入力される源発
振クロック信号から複数種類の分周クロック信号を生成
し、第2の論理回路により入力される複数の入力信号か
ら複数の分周クロックセレクト信号を生成し、第3の論
理回路によりこれらの生成された複数種類の分周クロッ
ク信号を複数の分周クロックセレクト信号により選択す
ることにより、所望の分周クロック信号に切り換えて回
路動作に必要な動作クロック信号としての出力が可能と
なる。
振クロック信号から複数種類の分周クロック信号を生成
し、第2の論理回路により入力される複数の入力信号か
ら複数の分周クロックセレクト信号を生成し、第3の論
理回路によりこれらの生成された複数種類の分周クロッ
ク信号を複数の分周クロックセレクト信号により選択す
ることにより、所望の分周クロック信号に切り換えて回
路動作に必要な動作クロック信号としての出力が可能と
なる。
【0049】(2).前記(1) において、最も低い周波数に
よる分周クロック信号に同期させて、分周クロックセレ
クト信号を生成する第2の論理回路を動作させることに
より、分周クロック信号の切り換わりにおける動作クロ
ック信号の位相を保障することが可能となる。
よる分周クロック信号に同期させて、分周クロックセレ
クト信号を生成する第2の論理回路を動作させることに
より、分周クロック信号の切り換わりにおける動作クロ
ック信号の位相を保障することが可能となる。
【0050】(3).前記(1) において、フリップフロップ
回路により第1の論理回路および第2の論理回路を構成
し、クロックドインバータ回路により第3の論理回路を
構成することにより、動作クロック信号の出力を簡単な
回路構成により実現することが可能となる。
回路により第1の論理回路および第2の論理回路を構成
し、クロックドインバータ回路により第3の論理回路を
構成することにより、動作クロック信号の出力を簡単な
回路構成により実現することが可能となる。
【0051】(4).前記(1) 〜(3) により、簡単な回路構
成によって所望の分周クロック信号に切り換えて動作ク
ロック信号を出力することができるとともに、この動作
クロック信号の切り換え時のクロック位相の保障が可能
とされる分周器を得ることができる。
成によって所望の分周クロック信号に切り換えて動作ク
ロック信号を出力することができるとともに、この動作
クロック信号の切り換え時のクロック位相の保障が可能
とされる分周器を得ることができる。
【0052】(5).前記(4) において、特にこの分周器を
LSIの動作クロック信号の生成のために用いる場合
に、スリープモードや待機モードなどでパワーダウンが
可能なときに低い周波数に切り換えて回路動作を抑える
ことができるので、低消費電力対策が可能となる。
LSIの動作クロック信号の生成のために用いる場合
に、スリープモードや待機モードなどでパワーダウンが
可能なときに低い周波数に切り換えて回路動作を抑える
ことができるので、低消費電力対策が可能となる。
【図1】本発明の一実施例である分周器を示す論理回路
図である。
図である。
【図2】本実施例の分周器におけるタイムチャート図で
ある。
ある。
【図3】従来技術の一例である分周器を示す論理回路図
である。
である。
1 第1の論理回路 2 第2の論理回路 3 第3の論理回路 4 2分周回路 FF1〜FF7 フリップフロップ回路 N1〜N6 インバータ回路 EXOR1,EXOR2 エクスクルーシブオア回路 AND1,AND2 アンド回路 DN1,DN2 ディレイ用インバータ回路 CN1〜CN3 クロックドインバータ回路 CLK 源発振クロック信号 IN1,IN2 入力信号 2CLK 2分周クロック信号 4CLK 4分周クロック信号 4CLKN 4分周クロック信号 8CLK 8分周クロック信号 2S 2分周クロックセレクト信号 4S 4分周クロックセレクト信号 8S 8分周クロックセレクト信号 CLOCK 動作クロック信号 RESET リセット信号 FF11,FF12 フリップフロップ回路 CN11,CN12 クロックドインバータ回路 IN11 入力信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03K 21/08 Z 21/10
Claims (3)
- 【請求項1】 周期的な源発振クロック信号から所定の
周波数による動作クロック信号を生成する分周器であっ
て、前記分周器に、前記源発振クロック信号と、該源発
振クロック信号に非同期な複数の入力信号が入力され、
前記源発振クロック信号から所定の周波数に分周した複
数種類の分周クロック信号を生成する第1の論理回路
と、前記複数の入力信号から所定のパルス幅による複数
の分周クロックセレクト信号を生成する第2の論理回路
と、前記第1の論理回路により生成された複数種類の分
周クロック信号を前記第2の論理回路により生成された
複数の分周クロックセレクト信号により選択して所定の
周波数による動作クロック信号を出力する第3の論理回
路とを有することを特徴とする分周器。 - 【請求項2】 前記第2の論理回路を、前記第1の論理
回路により生成された複数種類の分周クロック信号のう
ちの最も低い周波数による分周クロック信号に同期させ
て動作させ、前記分周クロック信号の切り換わりにおけ
る前記動作クロック信号の位相を保障することを特徴と
する請求項1記載の分周器。 - 【請求項3】 前記第1の論理回路および前記第2の論
理回路をフリップフロップ回路により構成し、前記第3
の論理回路をクロックドインバータ回路により構成する
ことを特徴とする請求項1または2記載の分周器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6029378A JPH07240682A (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 分周器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6029378A JPH07240682A (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 分周器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07240682A true JPH07240682A (ja) | 1995-09-12 |
Family
ID=12274491
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6029378A Withdrawn JPH07240682A (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 分周器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07240682A (ja) |
-
1994
- 1994-02-28 JP JP6029378A patent/JPH07240682A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010508 |