JP2004023599A - 分周回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】高周波PSK変調時の90度位相差を生成するのに必要なデュティー比を50%にするための分周回路を提供する。
【解決手段】各種電子回路の動作タイミングを発生するための基準信号となる入力クロックを一方の入力信号とする掛算回路とその掛算回路の出力を新たなクロック入力とする2分周回路とし、その分周回路をデータ信号とする。ここでデータ信号を前記入力クロックでタイミングを決定するフリップフロップ回路を備え、そのフリップフロップ回路の出力を前出の掛算回路の他方の入力信号とし、そのフリップフロップ回路から分周信号を得るようにした。
【選択図】 図1
【解決手段】各種電子回路の動作タイミングを発生するための基準信号となる入力クロックを一方の入力信号とする掛算回路とその掛算回路の出力を新たなクロック入力とする2分周回路とし、その分周回路をデータ信号とする。ここでデータ信号を前記入力クロックでタイミングを決定するフリップフロップ回路を備え、そのフリップフロップ回路の出力を前出の掛算回路の他方の入力信号とし、そのフリップフロップ回路から分周信号を得るようにした。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は比較的に高周波PSK変調時の90度位相差を生成するのに必要なデュティー比を50%にするための分周回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4は従来の3分周回路の構成を示す回路図であり、図4に示す回路の動作を表すタイミングチャートを図5に示す。図4においてフリップフロップ回路のQ出力を入力に帰還することで2分周回路を構成し、そのQ出力とそれを入力とするインバータ回路の出力で2相クロックを生成している。そして、出力信号mのレベル変化に応答して選択的に出力する信号選択回路と、出力信号mのレベル変化を信号選択回路の出力信号dにより決定するタイミングゲートとを備え、出力信号mを分周信号としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
図4に示した3分周回路の従来例においては、入力クロックXINを2分周回路により周波数を1/2にして高速動作を実現しているが、その2分周回路の出力端においてインバータを用いて2相のクロックを生成するため、信号選択回路によって選択された信号にインバータの動作遅延時間による位相差が生じてしまう。
【0004】
更に、従来回路例では信号選択回路に多くの電子回路を必要とする。
【0005】
したがって、本発明の目的はより少ない電子回路によって、位相差の無いクロックを用いて、分周出力を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために本発明の3/6分周回路は1.5分周するタイミングを1つの位相(Input若しくはA信号)によって生成し、それは各々の信号のタイミングでラッチされたフリップフロップの出力とそれ自身の掛算で実現することができ、わずか掛算回路のみによって構成しうる。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1記載の分周回路は、各種電子回路の動作タイミングを発生するための基準信号となる入力クロックに対して、その周波数を3分周して前記入力クロックに基づく分周信号をデュティー比50%で出力する回路であって、前記入力クロックを一方の入力信号とする掛算回路とその掛算回路の出力をクロック入力とする2分周回路とその分周回路をデータ信号とし、そのデータ信号を前記入力クロックでタイミングを決定するフリップフロップ回路を備え、そのフリップフロップ回路の出力を前出の掛算回路の他方の入力信号とし、そのフリップフロップ回路から分周信号を得るようにした構成とする。
【0008】
本発明の請求項2記載の分周回路は、各種電子回路の動作タイミングを発生するための基準信号となる入力クロックに対して、その周波数を6分周して前記入力クロックに基づく分周信号をデュティー比50%で出力する回路で、この実施の形態によると入力クロックをあらかじめ2分周しているので、第1の実施の形態にくらべ、より高い周波数で安定した動作が得られる。
【0009】
【発明の効果】
一般的に高周波特性がCMOS素子よりも優れているBipolar素子によって容易に構成し得るフリップフロップ回路と掛算回路にて実現し、初段で2分周する事でそれ以降の動作周波数を半減している。更に、掛算回路の入力信号は同じ周波数で動作しているフリップフロップの出力信号を用いているので掛算回路の安定動作を実現し、掛算回路の出力は2分周回路の入力クロックとしているのでその信号のH/L期間にノイズが存在しても2分周回路のクロックは立上りに意味があるのでノイズに強い。
【0010】
これにより、奇数(n=3/3×2)分周の高速化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の3分周回路の構成を示す回路図
【図2】本発明の第2の実施の形態の6分周回路の構成を示す回路図
【図3】図1,2の分周回路のタイミングチャート
【図4】従来の3分周回路の構成を示す回路図
【図5】図4の分周回路のタイミングチャート
【発明の属する技術分野】
本発明は比較的に高周波PSK変調時の90度位相差を生成するのに必要なデュティー比を50%にするための分周回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4は従来の3分周回路の構成を示す回路図であり、図4に示す回路の動作を表すタイミングチャートを図5に示す。図4においてフリップフロップ回路のQ出力を入力に帰還することで2分周回路を構成し、そのQ出力とそれを入力とするインバータ回路の出力で2相クロックを生成している。そして、出力信号mのレベル変化に応答して選択的に出力する信号選択回路と、出力信号mのレベル変化を信号選択回路の出力信号dにより決定するタイミングゲートとを備え、出力信号mを分周信号としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
図4に示した3分周回路の従来例においては、入力クロックXINを2分周回路により周波数を1/2にして高速動作を実現しているが、その2分周回路の出力端においてインバータを用いて2相のクロックを生成するため、信号選択回路によって選択された信号にインバータの動作遅延時間による位相差が生じてしまう。
【0004】
更に、従来回路例では信号選択回路に多くの電子回路を必要とする。
【0005】
したがって、本発明の目的はより少ない電子回路によって、位相差の無いクロックを用いて、分周出力を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために本発明の3/6分周回路は1.5分周するタイミングを1つの位相(Input若しくはA信号)によって生成し、それは各々の信号のタイミングでラッチされたフリップフロップの出力とそれ自身の掛算で実現することができ、わずか掛算回路のみによって構成しうる。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1記載の分周回路は、各種電子回路の動作タイミングを発生するための基準信号となる入力クロックに対して、その周波数を3分周して前記入力クロックに基づく分周信号をデュティー比50%で出力する回路であって、前記入力クロックを一方の入力信号とする掛算回路とその掛算回路の出力をクロック入力とする2分周回路とその分周回路をデータ信号とし、そのデータ信号を前記入力クロックでタイミングを決定するフリップフロップ回路を備え、そのフリップフロップ回路の出力を前出の掛算回路の他方の入力信号とし、そのフリップフロップ回路から分周信号を得るようにした構成とする。
【0008】
本発明の請求項2記載の分周回路は、各種電子回路の動作タイミングを発生するための基準信号となる入力クロックに対して、その周波数を6分周して前記入力クロックに基づく分周信号をデュティー比50%で出力する回路で、この実施の形態によると入力クロックをあらかじめ2分周しているので、第1の実施の形態にくらべ、より高い周波数で安定した動作が得られる。
【0009】
【発明の効果】
一般的に高周波特性がCMOS素子よりも優れているBipolar素子によって容易に構成し得るフリップフロップ回路と掛算回路にて実現し、初段で2分周する事でそれ以降の動作周波数を半減している。更に、掛算回路の入力信号は同じ周波数で動作しているフリップフロップの出力信号を用いているので掛算回路の安定動作を実現し、掛算回路の出力は2分周回路の入力クロックとしているのでその信号のH/L期間にノイズが存在しても2分周回路のクロックは立上りに意味があるのでノイズに強い。
【0010】
これにより、奇数(n=3/3×2)分周の高速化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の3分周回路の構成を示す回路図
【図2】本発明の第2の実施の形態の6分周回路の構成を示す回路図
【図3】図1,2の分周回路のタイミングチャート
【図4】従来の3分周回路の構成を示す回路図
【図5】図4の分周回路のタイミングチャート
Claims (2)
- 各種電子回路の動作タイミングを発生するための基準信号となる入力クロックに対して、その周波数を3分周して前記入力クロックに基づく分周信号を出力する回路であって、前記入力クロックを一方の入力信号とする掛算回路とその掛算回路の出力をクロック入力とする2分周回路とその分周回路をデータ信号とし、そのデータ信号を前記入力クロックでタイミングを決定するフリップフロップ回路を備え、そのフリップフロップ回路の出力を前出の掛算回路の他方の入力信号とすることを特徴とした分周回路。
- 各種電子回路の動作タイミングを発生するための基準信号となる入力クロックに対して、その周波数を6分周して前記入力クロックに基づく分周信号を出力する回路であって、前記入力クロックを2分周する回路とその出力を一方の入力信号とする掛算回路とその掛算回路の出力をクロック入力とする2分周回路とその分周回路をデータ信号とし、そのデータ信号を前記入力クロックでタイミングを決定するフリップフロップ回路を備え、そのフリップフロップ回路の出力を前出の掛算回路の他方の入力信号とすることを特徴とした分周回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002178102A JP2004023599A (ja) | 2002-06-19 | 2002-06-19 | 分周回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002178102A JP2004023599A (ja) | 2002-06-19 | 2002-06-19 | 分周回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004023599A true JP2004023599A (ja) | 2004-01-22 |
Family
ID=31175924
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002178102A Pending JP2004023599A (ja) | 2002-06-19 | 2002-06-19 | 分周回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004023599A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100682266B1 (ko) | 2006-04-10 | 2007-02-15 | 엘지전자 주식회사 | 차동 출력 tspc d-타입 플립플롭 및 이를 이용한주파수 분주기 |
US20140211895A1 (en) * | 2011-08-05 | 2014-07-31 | St-Ericsson Sa | Frequency Division |
-
2002
- 2002-06-19 JP JP2002178102A patent/JP2004023599A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100682266B1 (ko) | 2006-04-10 | 2007-02-15 | 엘지전자 주식회사 | 차동 출력 tspc d-타입 플립플롭 및 이를 이용한주파수 분주기 |
US20140211895A1 (en) * | 2011-08-05 | 2014-07-31 | St-Ericsson Sa | Frequency Division |
US9485079B2 (en) * | 2011-08-05 | 2016-11-01 | St-Ericsson Sa | Frequency division |
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