JPH07240473A - 半導体記憶装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置およびその製造方法

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JPH07240473A
JPH07240473A JP6031611A JP3161194A JPH07240473A JP H07240473 A JPH07240473 A JP H07240473A JP 6031611 A JP6031611 A JP 6031611A JP 3161194 A JP3161194 A JP 3161194A JP H07240473 A JPH07240473 A JP H07240473A
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memory cell
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Taiji Ema
泰示 江間
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Fujitsu Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体基板表面上に、メモりセルアレイ領域
に対応して多重ウェル構造を有し、さらに多重ウェル構
造に対応してリセス表面を形成された半導体記憶装置
を、少ないマスク工程数で製造する半導体記憶装置の製
造方法を提供することを目的とする。 【構成】 半導体基板表面を、第1の導電型のウェルが
形成されたメモリセルアレイ中で逆導電型のウェルを形
成する予定の領域を除き、マスクパターンで保護し、イ
オン注入を行なって前記逆導電型のウェルを前記第1の
導電型のウェル内部に形成する。次いで、同一のマスク
パターンを使って前記逆導電型のウェル表面を酸化し、
厚い酸化膜を形成し、ついでこれをエッチングにより除
去する。その際、前記逆導電型のウェルを形成する拡散
工程と、前記厚い酸化膜を形成する酸化工程とは同時に
実行される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般に半導体記憶装置に
関し、特にメモリセル内にキャパシタを有し、情報を前
記キャパシタ中に電荷の形で蓄積する、ダイナミックラ
ンダムアクセスメモリ(DRAM)に関する。
【0002】DRAMのように、情報を電荷の形でメモ
リセルキャパシタに蓄積する半導体記憶装置では、放射
線、特にα線の入射により引き起こされる記憶情報の破
壊の問題を回避するため、メモリセルを一の導電型のウ
ェル中に形成された他の導電型のウェル中に形成した構
成の多重ウェル構造を採用することがある。かかる構成
によれば、α線の入射により形成される正電荷および負
電荷がそれぞれの導電型のウェルを介して吸収され、メ
モリセル中に収集される量が減少する。その結果、放射
線の入射に伴って形成された電荷により、メモリセルキ
ャパシタ中に保持されている情報が破壊されることが軽
減される。かかる多重ウェル構成をDRAMの周辺回路
部に適用した例が、 Yoshikawa S. et al., Dig. Tech.
Papers,Symp. VLSI Technology 1989, pp.67 - 68 に
記載されている。 一方、集積密度の向上に伴ってDR
AMを構成する個々のメモリセルキャパシタの容量は必
然的に減少するため、情報の保持に必要な容量を確保し
ようとすると、製造が比較的容易なスタック型セルでも
メモリセルキャパシタの高さを増加させざるをえない。
しかし、メモリセルキャパシタの高さが増大すると、D
RAMチップ上においてメモリセルアレイを構成する領
域の高さが、センスアンプやその他の周辺回路を形成さ
れる周辺部領域よりも高くなってしまうため、メモりセ
ルアレイ領域から周辺部領域に延在する導体パターンの
露光が、特に微細なデザインルールを使って行う場合
に、露光に使われる光学系の焦点深度の点で、非常に困
難になる。この問題を解決するため、DRAMチップ上
において、メモリセルアレイ領域の基板レベルが周辺部
領域の基板レベルよりも低くなるように形成し、メモリ
セルアレイ領域から周辺部領域に延在する配線導体パタ
ーンの段差を最小化することが提案されている。例え
ば、 Sagara, K., et al. Dig. Tech. Papers, Symp.VL
SI Technology, 1992, pp.10 - 11 は、セル領域を選
択的に厚く酸化し、ついで形成された酸化膜を完全に除
去することによる、かかるリセス構造の形成工程を開示
している。
【0003】
【従来の技術】図5(A)〜(D)は、シリコン基板1
1上に多重ウェルを形成する従来の工程を示す図であ
る。図5の基板11はDRAMに使われるもので、メモ
リセルアレイに対応する部分に多重ウェルが形成されて
おり、周辺回路部に対応する部分にはp型およびn型の
ウェルが互いに隣接して形成されている。
【0004】図5(A)を参照するに、p型シリコン基
板11上には薄い酸化膜12が乾燥雰囲気中における熱
酸化工程により形成される。酸化膜12上にはレジスト
層(図示せず)が同様に全面にわたり、スピンコート法
により形成される。このようにして形成されたレジスト
層をフォトリソグラフィック工程によりパターニングす
ることにより、レジストパターン13が形成される。さ
らに、パターン13をマスクとして、基板11中に熱酸
化膜12を介してAsやP等のn型不純物のイオン注入
を行い、n型ウェル11aおよび11bを形成する。そ
の結果、図5(A)の構造が得られる。ここで、ウェル
11aは周辺回路部に対応し、一方ウェル11bはメモ
リセルアレイ形成領域に対応する。
【0005】次に、図5(B)の工程において、レジス
トパターン13を除去した後、不純物拡散のための熱処
理を施し、次いで、新たなレジストパターン14が形成
される。この工程においても、熱酸化膜12上にレジス
ト層が堆積され、フォトリソグラフィック工程によりパ
ターニングされる。さらに、パターン14をマスクとし
てB等のp型不純物をイオン注入することにより、周辺
回路部領域に、n型ウェル11aに隣接するようにp型
ウェル11cを形成し、さらにメモリセルアレイ領域に
おいて前記n型ウェル11b中にp型ウェル11dを形
成する。その結果図5(B)に示す構造が得られる。
【0006】さらに、図5(B)の構造においてパター
ン14を除去し、不純物拡散のための熱処理を行なった
後、熱酸化膜12上にあらたにSiN層およびレジスト
層(図示せず)を堆積し、さらにこれらをフォトリソグ
ラフィック工程によりパターニングすることによりSi
Nパターン15が形成される。SiNパターン15が形
成された後レジストパターンは除去され、ついでパター
ン15をマスクにしてウェット雰囲気中における熱酸化
工程が実行される。その結果、基板11の、マスク15
で保護されていない部分に厚い酸化膜16が、図5
(C)に示すように形成される。次いで、図5(C)の
構造において熱酸化膜16をエッチングにより除去する
ことにより、図5(D)に示すように、メモリセルアレ
イ領域にリセスが形成された構造が得られる。さらに、
図5(E)に示すように、p型ウェル11d上にメモリ
セルキャパシタMCおよびこれを覆う絶縁膜19が形成
され、絶縁膜19中にはウェル11dをバイアスするた
めのコンタクトホール19aが形成される。その結果、
ウェル11dはコンタクトホール19aを埋める電極2
0により、所定電位にバイアスされる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図5(A)〜(D)に
示す従来の工程では、メモリセルアレイ領域に多重ウェ
ル構造を備え、同時にリセス構造を有する基板を形成す
る際に、図5(A),(B),(C)に示したように、
三つの異なったマスク工程が必要である。各々のマスク
工程は、SiN層およびレジスト層の形成、フォトリソ
グラフィック法によるレジスト層のパターニング、レジ
ストパターンをマスクとしたSiN層のパターニング、
レジストパターンおよびSiNパターンの除去等が含ま
れるため、かかる従来の工程によるDRAMの製造コス
トは必然的に高くなってしまう。
【0008】また、図5(E)に示すように、図5
(D)に示す構造上にメモリセルキャパシタを形成した
場合、ウェル11dをバイアスするために、メモリセル
キャパシタを覆う厚い絶縁層19中に、コンタクトホー
ル19aを、非常に大きいアスペクト比を有するように
形成する必要があるが、かかる深いコンタクトホール
を、焦点深度の限られた高解像度露光系により形成する
のは非常に困難である。また、かかる大きなアスペクト
比を有するコンタクトホールを電極で埋めるのは困難で
あり、不良の発生する原因となる。
【0009】そこで、本発明は、上記の課題を解決した
新規で有用な半導体記憶装置の製造方法を提供すること
を概括的目的とする。
【0010】本発明のより具体的な目的は、多重ウェル
構造を有し、メモリセルアレイ領域にリセスを形成され
た半導体記憶装置の製造方法において、工程数を減少さ
せた製造方法、およびかかる製造方法により製造された
半導体記憶装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題
を、第1の導電型を有する半導体基板表面の第1の領域
に、第2の導電型を有する第1のウェルを形成する工程
と;前記半導体基板表面上に、前記第1の領域中に含ま
れる第2の領域を露出するようにマスクパターンを形成
するマスク工程と;前記半導体基板の表面に、前記第2
の領域に対応して、前記マスクパターンをマスクとし
て、前記第1の導電型を形成する不純物を導入する不純
物導入工程と;前記不純物を前記半導体基板中において
拡散させて、前記第1のウェルの内部に、前記第2の領
域に対応して、前記第1の導電型を有する第2のウェル
を形成する拡散工程と;前記マスクパターンをマスクに
して、前記基板の表面を酸化することにより、前記第2
のウェル上に酸化物層を形成する酸化工程と;前記酸化
物層を除去することにより、前記半導体基板上に、前記
第2の領域に対応して、前記第1の領域の表面よりも低
い高さレベルにリセス表面を形成するリセス工程とより
なることを特徴とする半導体記憶装置の製造方法によ
り、または周辺回路部を形成された周辺回路領域と、メ
モリセルアレイを形成されたメモりセルアレイ領域とを
画成された半導体基板を有する半導体記憶装置におい
て;前記半導体基板中に前記メモリセルアレイ領域に対
応して形成された、第1のレベルに第1の表面を有する
第1の導電型の第1のウェルと;前記第1のウェルの内
部に形成され、前記第1の導電型とは逆の第2の導電型
を有し、前記第1のレベルよりも低い第2のレベルに前
記第1の表面から段差部で隔てられた第2の表面を有す
る第2のウェルと;前記第2のウェル上に形成されたメ
モリセルトランジスタと;前記第2のウェル上に、前記
第2の表面から上方に延在するように形成されたメモリ
セルキャパシタと;前記メモリセルアレイ領域上に形成
され、前記メモリセルトランジスタと前記メモリセルキ
ャパシタとを覆う絶縁膜と;前記半導体基板中に、前記
第2の表面から前記第1の表面に、前記段差部を超えて
延在するように形成された導電領域と;前記絶縁膜中
に、前記第1の表面に対応して形成され、前記導電領域
を露出するコンタクトホールと;前記導電領域に前記第
1の表面で接続され、前記コンタクトホールを埋める電
極とよりなることを特徴とする半導体記憶装置により解
決する。
【0012】
【作用】請求項1記載の本発明の特徴によれば、前記第
2のウェルを形成するためのマスク工程と、前記基板表
面を酸化してリセス表面を形成するためのマスク工程と
が実質的に共通になるため、図5(D)に示すようなメ
モりセルアレイ領域に多重ウェル構造を有し、同時にメ
モリセルアレイ領域にリセス表面を形成された基板構造
を形成する際の工程数が減少する。その結果、半導体記
憶装置の製造費用を低減することが可能である。かかる
リセス表面にキャパシタ電極を形成することにより、先
に説明した、キャパシタ電極の高さに起因する露光時の
焦点深度の問題を軽減することが出来る。また、かかる
構成ではメモりセルキャパシタは多重ウェル構造上に形
成されるため、放射線が入射しても誤動作をする可能性
が少ない。
【0013】請求項2記載の本発明の特徴によれば、前
記第2のウェルの形成のための拡散工程と前記酸化物層
の形成が実質的に同時に行われるため、装置製造のスル
ープットが向上する。
【0014】請求項3記載の本発明の特徴によれば、前
記リセス表面にメモりセルアレイを形成した後平坦化工
程を行うことにより、平坦化絶縁体層表面上において周
辺回路部とメモリセルアレイ部との間の段差が減少す
る。その結果、周辺回路部とメモリセルアレイ部との間
を延在する導体パターンを、そのパターン幅がサブミク
ロンのオーダーであっても、高い解像力を有する露光装
置を使って、焦点深度の不足による露光パターンのぼけ
を生じることなく露光することが出来る。
【0015】請求項4および7記載の本発明の特徴によ
れば、前記リセス表面から前記第1の領域まで、前記第
1の領域と前記第2の領域の間に形成された段部を横切
って延在する導電領域を形成し、前記導電領域に接続す
るコンタクトホールを前記第1の領域において形成する
ことにより、前記コンタクトホールの深さを前記第2の
領域に形成した場合に比べて実質的に減少させることが
できる。このため、深いコンタクトホールを形成するこ
とに伴う焦点深度の問題が軽減され、またコンタクトホ
ールを埋める電極のステップカバレージが向上する。
【0016】請求項5および6記載の本発明の特徴によ
れば、前記第1のウェルを形成する際に、単一のマスク
工程を使って前記第1の領域に前記第1のウェルを形成
すると同時に、これに隣接する第3の領域に前記第1の
ウェルとは逆導電型の別のウェルを形成することが可能
である。その結果、メモリセルアレイ領域に前記際1の
ウェルを形成する際に、同じマスクを使って周辺回路領
域に、前記第1のウェルに隣接して、逆導電型のウェル
を形成することが出来る。また、前記第1のウェルを形
成すると同時に、同じマスクを使って、前記第1のウェ
ルと同じ導電型のウェルを周辺回路領域に形成すること
も可能である。
【0017】本発明のその他の特徴および利点は、以下
の図面を参照しながら行なう好ましい実施例についての
詳細な説明よりあきらかとなろう。
【0018】
【実施例】図1(A)〜(E)、および図2(F)〜
(H)は本発明の第1実施例による半導体記憶装置の製
造工程を示す。
【0019】図1(A)を参照するに、1000゜Cの
ドライ酸素雰囲気中で実行される熱酸化工程により、p
型半導体基板21表面上に約50nmの厚さの酸化シリ
コン層22が形成され、さらにCVD法により、酸化シ
リコン層22上にSiN層が約100nmの厚さに形成
される。さらにSiN層上にフォトレジストストをスピ
ンコート法により形成し、これを露光および現像するこ
とにより、基板21上の周辺回路領域のうち、後程p型
ウェルを形成する予定の部分に対応してレジストパター
ン23が形成される。さらにレジストパターン23をマ
スクにして前記SiN層を例えばCF4 /O2 系のエッ
チングガスを使った反応性イオンエッチング(RIE)
によりエッチングすることにより、図1(A)に示すよ
うに、SiNパターン24が、レジストパターン23の
下に、レジストパターン23に対応して形成される。そ
の際、パターン23および24は、薄い酸化膜22で覆
われた基板21の表面のうちメモりセルアレイが形成さ
れる領域100、および周辺回路領域101のうちn型
ウェルが形成される領域101を露出させるように形成
される。
【0020】さらに、レジストパターン23およびその
下のSiNパターン24をマスクとして、P+ あるいは
As+ 等のn型ドーパントが、イオン注入法により、基
板21上のマスクで保護されていない部分に注入され
る。P+ を使う場合、イオン注入は、150keVの加
速電圧のもとで、約2×1013/cm2 のドーズ量で実
行される。
【0021】次に、図1(B)の工程で、レジストパタ
ーン23が溶解・除去され、SiNパターン24をマス
クに、900゜Cのウェット酸素雰囲気中で熱酸化膜2
5が、約200nmの厚さに形成される。かかる熱酸化
工程においては、熱酸化膜25の形成と同時に図1
(A)の工程で導入されたn型不純物が基板中に拡散
し、周辺回路領域に対応してn型ウェル21aが、また
メモリセル領域に対応してn型ウェル21bが形成され
る。
【0022】次に、図1(C)の工程において、SiN
パターン24が熱燐酸溶液によりエッチング・除去さ
れ、さらに厚い酸化膜25をマスクにして基板21中
に、酸化膜22を介したB+ のイオン注入が行なわれ
る。典型的な場合、イオン注入は25keVの加速電圧
で1×1013/cm2 のドーズ量で実行される。さら
に、約1000゜C〜1200゜Cでの拡散工程によ
り、注入されたBイオンを拡散させてp型ウェル21c
を形成した後、酸化シリコン膜22および25をHFに
よるウェットエッチング工程により除去し、図1(D)
の構造を得る。
【0023】次に、このようにして得られた図1(D)
の構造上に、SiN層およびレジスト層を順次形成し、
フォトリソグラフィー工程によりパターニングする。よ
り具体的には、基板21の全面にCVD法によりSiN
層を約100nmの厚さに堆積し、その上にレジスト層
をスピンコート法により形成する。さらに、このように
して形成されたレジスト層を露光・現像することによ
り、レジストパターン27を、前記周辺回路領域101
およびメモリセル領域100中の周辺領域100aをも
覆うように形成する。さらに、レジストパターン27を
マスクにしてその下のSiN層をパターニングすること
により、図1(E)に示すように、周辺回路領域101
を保護するSiNパターン28が得られる。図1(E)
の構造では、メモリセル領域100のうち、周辺領域1
00aを除いた主領域100bは露出されている。図1
(E)の工程では、さらにレジストパターン27および
SiNパターン28をマスクとして、メモリセル領域1
00中の主領域100bに、B+ のイオン注入が実行さ
れる。典型的な場合、B+ のイオン注入は150keV
の加速電圧を使い、1.5×1013/cm2 のドーズ量
になるように実行される。
【0024】次に、図2(F)の工程において、レジス
トパターン27は溶解・除去され、SiNパターン28
を耐酸化マスクとして、基板21を1100〜1200
゜Cのウェット酸素雰囲気中で酸化することにより、前
記基板表面の領域100bに対応して約800nmの厚
さの厚い酸化膜29が形成される。かかる厚い酸化膜2
9の形成にともない、領域100bにおけるシリコン基
板表面Sは、図2(F)に示すように、領域100aの
高さよりも約400nm低い位置にリセス表面として形
成され、領域100aと領域100bとの間には段差部
Tが形成される。同様な段差部は、p型ウェル21cと
n型ウェル21aとの間、およびp型ウェル21cと領
域100aとの間にも形成されるが、段差部Tにおける
段差は他の段差部よりもはるかに大きい。後で説明する
ように、段差部Tにおける段差の大きさは、メモリセル
アレイ領域100中の主領域100bに形成されるメモ
リセルキャパシタの高さに対応するように設定される。
また、図2(F)の工程では、酸化膜29の形成と同時
に、注入されたBイオンが拡散してn型ウェル21bの
内部にp型ウェル21dが形成される。
【0025】さらに、図2(G)の工程において、Si
Nマスク28は熱燐酸溶液により溶解・除去され、次い
で酸化膜29がHF溶液によりエッチング・除去され
る。さらに、このようにして露出されたシリコン基板2
1の表面に、乾燥酸素雰囲気中で熱酸化工程を約100
0゜Cの温度で実行することにより、約10nmの厚さ
の熱酸化膜30が形成される。熱酸化膜30は、後の工
程でメモりセルアレイ領域100および周辺回路領域1
01に形成される種々のMOSトランジスタのゲート酸
化膜を形成する。
【0026】さらに、図2(H)の工程において、前記
p型ウェル21dに対応するリセス表面S上に、メモリ
セルキャパシタMCが、また、周辺回路領域101中の
n型ウェル21a、p型ウェル21cに対応して、周辺
回路を構成するトランジスタが形成される。その際、メ
モりセルキャパシタMCの高さは、領域100中の周辺
領域100aと主領域100bとの間の段差に対応する
ような高さに設定される。さらに、メモリセルトランジ
スタMCを埋めるように、基板21上にSOG等の平坦
化膜31を形成することにより、平坦化膜31上を周辺
回路からメモリセルに延在する導体パターンの段差を最
小化することが出来る。すなわち、図2(H)の構成の
DRAMでは、かかる導体パターンを光学的露光装置を
使って露光する際の焦点深度の不足の問題が解消する。
【0027】図1(A)〜1(E)および図2(F)〜
2(G)の工程では、ウェル21aおよび21bを形成
するのに図1(A)および(B)のマスク工程が使わ
れ、さらにp型ウェル21dをn型ウェル21b中に形
成するのに図1(E)および図2(F)のマスク工程が
使われる。その際、図1(E)および図2(F)のマス
ク工程はリセス表面Sを形成するためのマスク工程と共
用されるため、全体の工程数が減少する。各々のマスク
工程はSiN層の堆積、レジスト層の堆積、レジスト層
の露光・現像によるレジストパターンの形成、レジスト
パターンを使ったSiN層のパターニング、等の工程を
含むため、上記の実施例による製造工程は実質的な数の
工程の減少をもたらす。
【0028】図3は図1(A)〜図2(G)の工程で形
成された半導体基板上に形成されたDRAMの構成を詳
細に示す図である。ただし、図4中、先に説明した部分
には対応する参照符号を付し、その説明を省略するもの
とする。
【0029】図3を参照するに、DRAMは周知のフィ
ン型蓄積電極を有する構成のものであり、周辺回路領域
101にはセンスアンプ等を構成するトランジスタが、
またメモりセルアレイ領域100にはメモリセルトラン
ジスタが、フィールド酸化膜42により画成された活性
領域中に形成されている。このうち、周辺回路領域10
1上のn型ウェル21aには、pチャネルトランジスタ
のソースあるいはドレインを形成するp+ 型の拡散領域
41aが、またp型ウェル21cにはnチャネルMOS
トランジスタのソースあるいはドレインを形成するn+
型の拡散領域41bが形成されており、またこれらの拡
散領域の間に形成されたチャネル領域に対応して、MO
Sトランジスタのゲート電極を形成するポリシリコンパ
ターン43が、基板表面上に図2(G)の工程で形成さ
れた酸化シリコン膜30上に形成されている。勿論、酸
化シリコン膜30はMOSトランジスタのゲート酸化膜
として作用する。
【0030】これに対し、メモりセルアレイ領域100
においては、メモりセルトランジスタはn型ウェル21
b中に形成されたp型ウェル21d中に形成され、先に
も説明したように、p型ウェル21dは、 周辺回路領域
101あるいはメモリセルアレイ領域100中の周辺領
域100aの基板表面レベルよりも低いリセス表面S
が、レベルLに形成されている。p型ウェル21d中に
は、フィールド酸化膜42で画成された活性領域中に、
メモりセルトランジスタを形成するnチャネルMOSト
ランジスタのドレインとなるn+ 型拡散領域41cと、
ソースとなるn+型拡散領域41dとが形成されてお
り、ドレイン領域41cからは、リセス表面S上に形成
された背の高いフィン型蓄積電極46が上方に延在す
る。これに対し、ソース領域41d上には、ビット線を
構成するポリシリコンパターン45が形成される。さら
に、ソース領域41dとドレイン領域41cの間のチャ
ネル領域に対応して、酸化シリコン膜30により形成さ
れるゲート絶縁膜上に、ポリシリコンパターン43より
なるゲート電極が形成される。また、メモリセルアレイ
領域100中においては、ワード線を構成するポリシリ
コンパターン44がフィールド酸化膜42上を延在す
る。
【0031】フィン型蓄積電極を有するDRAMでは、
ポリシリコンパターン43〜45は例えばCVD法によ
り堆積された酸化シリコン層中に埋込まれ、フィン型蓄
積電極47は、かかる酸化シリコン層に、前記ドレイン
領域41cに対応してコンタクトホール46aを形成
し、ポリシリコン層を前記酸化シリコン層上に、コンタ
クトホール46aを埋めるように堆積し、さらに堆積し
たポリシリコン層をパターニングすることにより形成さ
れる。蓄積電極46上には酸化シリコンあるいはSiN
よりなる誘電体膜47が、熱酸化工程あるいはCVD法
により、数nm程度の厚さに形成され、その上にポリシ
リコンよりなる対向電極48が堆積される。さらに対向
電極48を覆うように、基板全面にわたりSOG等の平
坦化絶縁膜49bが形成される。さらに絶縁膜49aお
よび49bには周辺回路領域101中の拡散領域41
a,41bに対応してコンタクトホールが形成され、コ
ンタクトホールを介して、Al等の導電体50に接続さ
れる。また、平坦化絶縁膜上にはAl等の導体パターン
50が形成される。
【0032】図3の構成のDRAMでは、メモリセル領
域100において、リセス表面Sが、周辺回路領域10
1の基板表面よりも低いレベルに形成されているため、
背の高いメモりセルキャパシタ46を形成しても、平坦
化絶縁膜49bの表面に現れる段差は大きくならない。
その結果、導体パターン50を高い解像度を有する光学
系を使って露光しても、焦点深度の不足による露光パタ
ーンのぼけは生じない。
【0033】図3の構成においては、メモリセル領域1
00中のp型ウェル21dは、絶縁層49aおよび49
bを貫通するコンタクトホール(図示せず)を介してバ
イアスされる。かかる構成においては、絶縁層49aお
よび49bの厚さは必然的に厚くなってしまうため、高
い解像度でかかるコンタクトホールを形成することは困
難である。更に、Al等の導電体膜をカバレッジ良くホ
ール内に配することも困難である。これを防ぐためにコ
ンタクトホールを大きく形成することもできるが、ウェ
ルをバイアスするためのコンタクトホールは基板上で、
大きな面積を占有してしまう。
【0034】図4はかかる問題点を解決した、本発明の
第2実施例によるDRAMを示す。ただし図4中、図3
と共通の部分には同一の参照符号を付し、説明を省略す
る。
【0035】図4を参照するに、メモリセルアレイ領域
101中のリセス面Sが形成された主領域100bと、
周辺回路部101の基板表面と実質的に同じレベルに表
面を有する周辺領域100aとの間には、領域100a
と100bとの間に形成された段部Tを超えて、p+
の拡散領域41eが形成される。拡散領域41eは前記
リセス表面Sに対応したp型ウェル21dから周辺領域
100aを構成するn型ウェル21cまで延在し、絶縁
層49a,49bを貫通するコンタクトホール49cお
よびこれに接続するAl等の導電体52を介して所定の
バイアス電圧を供給される。その結果、前記p型ウェル
21dも電極52に供給されたバイアス電圧のレベルに
バイアスされる。その際、コンタクトホール49は、周
辺領域100aに形成されるため深さが浅く、高解像度
の露光装置を使って、微細なパターンに、容易に露光を
行なうことが出来、更に、Al等の導電体のカバレッジ
も改善される。また、n型ウェル21c中には、前記p
+ 型拡散領域41eに隣接して、n+ 型の拡散領域41
fが形成され、絶縁層49a,49bには、領域41f
に対応したコンタクトホール49dが形成され、その結
果n型ウェル21cは、コンタクトホール49dに接続
するAl等の導電体53に印加されたバイアス電圧に応
じてバイアスされる。コンタクトホール49dもまた、
リセス表面Sを避けて形成されているため、深さが浅
く、微細なパターンに容易に露光することが出来、Al
等の導電体のカバレッジも問題とならない。
【0036】以上、本発明を好ましい実施例により説明
したが、本発明はかかる実施例に限定されるものではな
く、本発明の要旨内において様々な変形・変更が可能で
ある。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、半導体基板中に多重ウ
ェル構造を形成するために使われるマスクを、半導体基
板中に前記多重ウェルに対応してリセス表面を形成する
際のマスクとしても使用するため、メモリセルアレイお
よび周辺回路部を覆う絶縁層の表面が平坦化された半導
体記憶装置を、より少ないマスク工程で形成することが
可能になる。かかる半導体記憶装置では、絶縁層の表面
が平坦化されているため、絶縁層表面上に、メモリセル
アレイと周辺回路部との間を延在する導体パターンを、
焦点深度は小さいが高い解像力を有する露光系により露
光することにより形成することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)〜(E)は、本発明の第1実施例による
DRAMの製造工程を示す図(その一)である。
【図2】(F)〜(H)は、本発明の第1実施例による
DRAMの製造工程を示す図(その二)である。
【図3】本発明の第1実施例によるDRAMの構造を示
す図である。
【図4】本発明の第2実施例によるDRAMの構造を示
す図である。
【図5】(A)〜(E)は、基板中に多重ウェルを有
し、多重ウェルに対応してリセス表面を形成された従来
のDRAMの製造工程を示す図である。
【符号の説明】
11,21 半導体基板 11a,11b,11c,11d,21a,21b,2
1c,21d,41a,41b,41c,41d,41
e,41f 拡散領域 12,22,30 熱酸化膜 13,15,23,27 レジストパターン 14,16,17,24,28 SiNマスクパターン 18,25,29 酸化膜 19,31 絶縁膜 19a コンタクトホール 20 電極 42 フィールド絶縁膜 43 ゲート電極 44 ワード線 45 ビット線 46 ポリシリコン蓄積電極 47 誘電体膜 48 ポリシリコン対向電極 49a 酸化シリコン膜 49b SOG膜 49c,49d コンタクトホール 50 Al配線層 51,52,53 ポリシリコン電極 100 メモリセルアレイ領域 100a メモりセルアレイ周辺領域 100b メモリセルアレイ主領域 101 周辺回路領域 MC メモリセルキャパシタ S リセス表面 T 段差部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の導電型を有する半導体基板表面の
    第1の領域に、第2の導電型を有する第1のウェルを形
    成する工程と;前記半導体基板表面上に、前記第1の領
    域中に含まれる第2の領域を露出するようにマスクパタ
    ーンを形成するマスク工程と;前記半導体基板の表面
    に、前記第2の領域に対応して、前記マスクパターンを
    マスクとして、前記第1の導電型を形成する不純物を導
    入する不純物導入工程と;前記不純物を前記半導体基板
    中において拡散させて、前記第1のウェルの内部に、前
    記第2の領域に対応して、前記第1の導電型を有する第
    2のウェルを形成する拡散工程と;前記マスクパターン
    をマスクにして、前記基板の表面を酸化することによ
    り、前記第2のウェル上に酸化物層を形成する酸化工程
    と;前記酸化物層を除去することにより、前記半導体基
    板上に、前記第2の領域に対応して、前記第1の領域の
    表面よりも低い高さレベルにリセス表面を形成するリセ
    ス工程とよりなることを特徴とする半導体記憶装置の製
    造方法。
  2. 【請求項2】 前記拡散工程と前記酸化工程とは、実質
    的に同時に実行されることを特徴とする請求項1記載の
    半導体記憶装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 さらに、前記リセス表面上にメモりセル
    トランジスタと、対応するメモリセルキャパシタとを形
    成することにより前記第2の領域にメモリセルアレイを
    形成するメモりセルアレイ形成工程と;前記半導体基板
    上に、前記メモリセルトランジスタおよびメモリセルキ
    ャパシタを覆うように、平坦化された表面を有する絶縁
    体層を形成する平坦化工程とを含むことを特徴とする請
    求項1記載の半導体記憶装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 さらに、前記半導体基板中に、前記リセ
    ス表面から前記第1の領域の表面まで延在するように、
    導電領域を形成する工程と;前記平坦化工程で形成され
    た絶縁層中に、前記第1の領域に対応して前記導電領域
    を露出するように、コンタクトホールを形成する工程
    と;前記露出された導電領域に電気的に接続されるよう
    に、前記コンタクトホールを埋める電極を形成する工程
    とを特徴とする請求項3記載の半導体記憶装置の製造方
    法。
  5. 【請求項5】 前記第1のウェルを形成する工程は、前
    記半導体基板表面上に、前記第1の領域を露出するよう
    に、前記マスクパターンとは別の第2のマスクパターン
    を形成する工程と;前記第2のマスクパターンをマスク
    として、前記半導体基板中の前記第1の領域に、前記半
    導体基板中において第2の導電型を形成する不純物を導
    入する工程と;前記第2の導電型を形成する不純物を前
    記第1の領域において拡散させる工程とを含むことを特
    徴とする請求項1記載の半導体記憶装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 さらに、前記第2のマスクパターンをマ
    スクとして前記半導体基板を酸化して、前記第1の領域
    に前記半導体基板表面を覆うように酸化膜を形成する工
    程と;前記第2のマスクパターンを前記第3の領域から
    除去する工程と;前記第3の領域に、前記酸化膜をマス
    クとして、前記半導体基板中で第1の導電型を形成する
    不純物を導入する工程と;前記第1の導電型を形成する
    不純物を前記第3の領域において拡散させる工程とを含
    み、前記第1の領域を覆う酸化膜を形成する工程は、前
    記第1の領域において前記第2の導電型を形成する不純
    物を拡散させる工程と同時に実行されることを特徴とす
    る請求項5記載の半導体記憶装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 周辺回路部を形成された周辺回路領域
    と、メモリセルアレイを形成されたメモりセルアレイ領
    域とを画成された半導体基板を有する半導体記憶装置に
    おいて;前記半導体基板中に前記メモリセルアレイ領域
    に対応して形成された、第1のレベルに第1の表面を有
    する第1の導電型の第1のウェルと;前記第1のウェル
    の内部に形成され、前記第1の導電型とは逆の第2の導
    電型を有し、前記第1のレベルよりも低い第2のレベル
    に前記第1の表面から段差部で隔てられた第2の表面を
    有する第2のウェルと;前記第2のウェル上に形成され
    たメモリセルトランジスタと;前記第2のウェル上に、
    前記第2の表面から上方に延在するように形成されたメ
    モリセルキャパシタと;前記メモリセルアレイ領域上に
    形成され、前記メモリセルトランジスタと前記メモリセ
    ルキャパシタとを覆う絶縁膜と;前記半導体基板中に、
    前記第2の表面から前記第1の表面に、前記段差部を超
    えて延在するように形成された導電領域と;前記絶縁膜
    中に、前記第1の表面に対応して形成され、前記導電領
    域を露出するコンタクトホールと;前記導電領域に前記
    第1の表面で接続され、前記コンタクトホールを埋める
    電極とよりなることを特徴とする半導体記憶装置。
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