JPH0723754U - 画像形成機の用紙積載装置 - Google Patents
画像形成機の用紙積載装置Info
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- JPH0723754U JPH0723754U JP5401093U JP5401093U JPH0723754U JP H0723754 U JPH0723754 U JP H0723754U JP 5401093 U JP5401093 U JP 5401093U JP 5401093 U JP5401093 U JP 5401093U JP H0723754 U JPH0723754 U JP H0723754U
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- Japan
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- stacking
- sheet
- paper
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- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 上部機体を開放しても上部機体に設けられた
積載部に積載された用紙を落下することなく整列した状
態で保持でき、またどんなサイズの用紙でも着脱等の取
り扱いを容易にする。 【構成】 上部機体1aを水平軸2を中心に回動するこ
とにより、下部機体1bに対して開放可能な画像形成装
置において、上部機体の上面に用紙の積載部17を設
け、その積載部17の上方に間隔をおいて用紙押さえ部
材19,20を設ける。用紙押さえ部材の一部20は積
載部17とほぼ平行に移動可能で、大きな用紙の場合に
は引き出して、上部機体1aを開放したとき、用紙が積
載部17から落下するのを押さえる。また小さな用紙の
場合にも用紙押さえ部材20を押し込んでおいて、上記
と同様に落下するのを押さえるが、小さな用紙を積載部
17から取り出す際に、用紙押さえ部材20が邪魔にな
ることがないようにする。
積載部に積載された用紙を落下することなく整列した状
態で保持でき、またどんなサイズの用紙でも着脱等の取
り扱いを容易にする。 【構成】 上部機体1aを水平軸2を中心に回動するこ
とにより、下部機体1bに対して開放可能な画像形成装
置において、上部機体の上面に用紙の積載部17を設
け、その積載部17の上方に間隔をおいて用紙押さえ部
材19,20を設ける。用紙押さえ部材の一部20は積
載部17とほぼ平行に移動可能で、大きな用紙の場合に
は引き出して、上部機体1aを開放したとき、用紙が積
載部17から落下するのを押さえる。また小さな用紙の
場合にも用紙押さえ部材20を押し込んでおいて、上記
と同様に落下するのを押さえるが、小さな用紙を積載部
17から取り出す際に、用紙押さえ部材20が邪魔にな
ることがないようにする。
Description
【0001】
本考案は、プリンタや複写機等の画像形成機に関し、特にその用紙積載部にお いて用紙の落下防止する機構に関するものである。
【0002】
従来のプリンタや複写機等の画像形成機において、機体が上下に分割され、上 部機体を水平軸を中心に回動させて開放できるものが知られている。例えば複写 機では、上部機体に原稿の自動給紙装置を備える一方、その上部機体を開放して 手操作で原稿を下部機体の上面の原稿露光面に載せることができるようになって いる。またプリンタでは、修理や部品交換のために上部機体が下部機体に対して 開放できるようになっているものがある。
【0003】
しかしながら、上記のような従来の画像形成装置においては、用紙の積載部を 上部機体に設けた場合、上部機体を開放する際にその上面にある用紙が落下して しまうために、予め用紙を取り除いてから上部機体を開放する必要があり、作業 性が悪かった。
【0004】 これを解決するために、上部機体を開放した際に用紙の上面を押さえるストッ パーを設けることが提案される。しかし用紙サイズには種々のものがあり、スト ッパーを小さくすると、大きな用紙にはストッパーで用紙を十分に押さえること ができず、ストッパーを大きくすると、小さな用紙に対しては用紙の着脱等の操 作の邪魔になる。
【0005】 本考案は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、上部機体に 用紙の積載部を設けたものにおいて、どんなサイズの用紙でも上部機体の開放時 に落下することを防止し、かつ用紙の着脱等の取り扱いがしやすい画像形成機を 提供することを目的としている。
【0006】
この目的を達成するために、本考案は、上部機体と、下部機体とからなり、上 部機体が水平な軸を中心に回動することにより、下部機体に対して開放可能な画 像形成機において、 前記上部機体の上面に設けた、用紙を積載する積載部と、その積載部の上方に 間隔をおいて位置し、前記上部機体が所定角度を越えて回動したとき前記積載部 から落下しようとする用紙を押さえる用紙押え部材とを備え、その用紙押え部材 の少なくとも一部を前記積載部とほぼ平行な方向に移動可能としたものである。
【0007】
上記の構成により本考案の画像形成機においては、用紙は積載部と用紙押え部 材の間に収容され、上部機体を開放したとき、落下しようとする用紙を用紙押え 部材で押さえることができる。用紙押え部材は用紙サイズに応じて移動できるの で、大きな用紙の落下を防止することができるとともに、小さな用紙でも着脱等 の取り扱いを用紙押え部材に邪魔されることなく容易に行うことができる。
【0008】
以下、本考案を複写機に具体化した実施例を図面を参照して説明する。
【0009】 複写機は、上部機体1aと下部機体1bとから構成され、図1において右側を 前面とし、オペレータはこの側から操作することができる。上部機体1aは、下 部機体1bに後面側で左右方向にのびる水平軸2で回動可能に支持され、図1に 2点鎖線で示すように上部機体の後側を支点として前側を上方へもち上げるよう に開放することができる。
【0010】 下部機体1bは、上面に原稿載置用のガラス13(図2)を備え、内部に周知 の複写機と同様に露光装置、電子写真方式による印刷装置等を有する。
【0011】 上部機体1aは、上面の左側(前面から見て)に原稿14aを載置するトレー 5を、また右側に用紙積載装置を備える。その用紙積載装置は、右端の立ち上が った壁15に、上部機体の上面に向けて開口する排出口16を有し、その排出口 16に隣接する上部機体上面を積載部17としている。また積載部17の後縁部 、すなわち軸2の上方部分に、用紙の側縁が当接する立ち上がり壁18を有する 。その壁18の上端から前方へ用紙押え部材19,20がのびている。用紙押え 部材19,20は、排出口16よりも上方に、積載部17と間隔をおいて位置し 、積載部17との間の空間を前方へ開放している。
【0012】 その用紙押え部材19,20は前後に分けた2個の部材からなり、後部分19 は後端および右端を壁18,15に一体に固定され、前部分20は以下のように 積載部17と平行に前後方向へ移動可能である。
【0013】 前部分20は2本のステム21,21の前端に固定され、その各ステム21は 、後部分19から突出した2個のピン22,22に長孔21a(図4)を前後ス ライド可能に嵌合して支持されている。長孔21aは複数箇所に弾性変形可能な 4個の突起21bを有し、この突起21b間にピン22を弾性挟持させることに より、ステム21を適宜の位置にクリックストップ的に係止することができる。 つまり前部分20は少なくとも後部分19と接した位置、最も前方へ引出した位 置にそれぞれ係止することができる。必要に応じて突起21bを追加することに より、両位置の中間でも係止することができる。
【0014】 トレー5に載せられた原稿14は、ローラ6により1枚ずつ給紙され、ベルト 搬送装置7によりガラス13に沿って搬送され、排出口16から積載部17へ排 出される。
【0015】 上部機体1aを軸2を中心に回動して開放すると、積載部17上の原稿はその 側縁を立ち上がり壁18に当接して横すべりを止められるが、さらに所定角度を 越えたとき、原稿は用紙押え部材19,20に上面を当接して落下してしまうの を止められる。大きな原稿の場合、前部分20を図3に2点鎖線で示すように、 前方へ引き出して、大きな原稿を広い幅をもって押さえる。また小さな原稿の場 合、前部分20を後部分19と接する後方位置へ押え込んで使用する。前部分2 0が後方位置にあることにより、小さな原稿を機体の前方から取り出す際に、前 部分20が邪魔にならず、作業性がよい。
【0016】 上記実施例において、トレー5にも同様の用紙押さえ部材19,20を設ける ことができる。また、複写機以外のプリンタでも実施することができる。例えば 、プリンタの内部点検、部品交換のために上部機体を開放可能とし、内部の印刷 装置で印刷された用紙を、上部機体の排出口から積載部へ排出する構成において も同様に実施することができる。
【0017】
以上のように本考案の画像形成装置においては、上部機体を開放しても、上部 機体の積載部に積載された用紙は落下することなく整列状態に保持される。した がって従来のように上部機体を開放する都度、用紙を取り除いておく必要がなく 、作業性がよい。また、どんなサイズの用紙でも落下を防止できるとともに、小 さい用紙の着脱等の取り扱いを容易にできる。
【図1】図1は、本考案を複写機に実施した斜視図であ
る。
る。
【図2】図2は、要部破断正面図である。
【図3】図3は、図1の要部拡大斜視図である。
【図4】図4は、図3の要部拡大水平断面図である。
1a 上部機体 1b 下部機体 16 排出口 17 積載部 18 立ち上がり壁 19,20 用紙押さえ部材 21 ステム
Claims (6)
- 【請求項1】 上部機体と、下部機体とからなり、上部
機体が水平な軸を中心に回動することにより、下部機体
に対して開放可能な画像形成機において、 前記上部機体の上面に設けた、用紙を積載する積載部
と、その積載部の上方に間隔をおいて位置し、前記上部
機体が所定角度を越えて回動したとき前記積載部から落
下しようとする用紙を押さえる用紙押え部材とを備え、
その用紙押え部材の少なくとも一部を前記積載部とほぼ
平行な方向に移動可能としたことを特徴とする用紙積載
装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記積載部の端部に
用紙が挿通する開口を設け、前記用紙押え部材の移動可
能な一部は前記開口の幅方向に移動可能であることを特
徴とする画像形成機の用紙積載装置。 - 【請求項3】 請求項1において、前記積載部の一側に
用紙の側縁が当接する立ち上がり壁を備え、前記用紙押
え部材はその立ち上がり壁に一端を固定し、前記積載部
とほぼ平行に延び、前記用紙押え部材の移動可能な一部
は前記立ち上がり壁に対して接近離隔する方向に移動可
能であることを特徴とする画像形成機の用紙積載装置。 - 【請求項4】 請求項3において、前記立ち上がり壁は
画像形成機の後面側に位置し、前記用紙押え部材と積載
部の間は画像形成機の前面側に開放していることを特徴
とする画像形成装置。 - 【請求項5】 請求項4において、前記立ち上がり壁と
隣接する前記積載部の端部に用紙が挿通する開口を有す
る壁を立ち上がり状に備えることを特徴とする画像形成
装置。 - 【請求項6】 請求項1または5において、前記開口は
用紙の排出口であることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993054010U JP2598677Y2 (ja) | 1993-10-05 | 1993-10-05 | 画像形成機の用紙積載装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993054010U JP2598677Y2 (ja) | 1993-10-05 | 1993-10-05 | 画像形成機の用紙積載装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0723754U true JPH0723754U (ja) | 1995-05-02 |
JP2598677Y2 JP2598677Y2 (ja) | 1999-08-16 |
Family
ID=12958623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993054010U Expired - Fee Related JP2598677Y2 (ja) | 1993-10-05 | 1993-10-05 | 画像形成機の用紙積載装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2598677Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09255210A (ja) * | 1996-01-17 | 1997-09-30 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置の原稿排紙部の構造 |
JP2013249184A (ja) * | 2012-06-01 | 2013-12-12 | Canon Inc | 画像読取装置及び画像形成装置 |
-
1993
- 1993-10-05 JP JP1993054010U patent/JP2598677Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09255210A (ja) * | 1996-01-17 | 1997-09-30 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置の原稿排紙部の構造 |
JP2013249184A (ja) * | 2012-06-01 | 2013-12-12 | Canon Inc | 画像読取装置及び画像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2598677Y2 (ja) | 1999-08-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |