JPH05105274A - 給紙補助用摩擦シート - Google Patents

給紙補助用摩擦シート

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JPH05105274A
JPH05105274A JP27292491A JP27292491A JPH05105274A JP H05105274 A JPH05105274 A JP H05105274A JP 27292491 A JP27292491 A JP 27292491A JP 27292491 A JP27292491 A JP 27292491A JP H05105274 A JPH05105274 A JP H05105274A
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JP
Japan
Prior art keywords
sheet
cut
paper
paper feed
assisting
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP27292491A
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English (en)
Inventor
Fusao Iwagami
総緒 岩上
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Publication of JPH05105274A publication Critical patent/JPH05105274A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリンタ等に使用される給紙装置において、
給紙ミスを確実に防止する。 【構成】 給紙カセット内に収容されたカット紙の下
に、給紙補助用摩擦シート50を敷く。給紙補助用摩擦
シート50は、カット紙と同材質の厚紙からなり、給紙
カセットの底板に開口された検出用穴に対応する部分に
検出用補助穴51が開口されている。この検出用補助穴
51を開口したことにより、検出用レバーの一端側が検
出用補助穴51を通して給紙カセットの底板に開口され
た検出用穴に進入できるので、このような検出用レバー
を備えたペーパーエンプティ検出機構によるカット紙の
空状態検出に支障を来すことがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ、複写機、フ
ァクシミリ装置等の画像形成装置に使用される給紙カセ
ット内にカット紙と共に収容され、該カット紙の給紙ミ
スを防止するために用いられる給紙補助用摩擦シートに
関する。
【0002】
【従来の技術】図5はプリンタに多用される給紙装置を
示す。プリンタ本体にセットされる給紙カセット10内
には複数枚のカット紙40が積層されており、該給紙カ
セット10の前部上側に配置されたピックアップローラ
20が給紙カセット10内のカット紙40を上から順に
1枚ずつ機内へ給紙する構成になっている。
【0003】給紙カセット10は、スプリング15によ
り上方へ付勢された傾動式の底板12を有し、底板12
により最上層のカット紙40がピックアップローラ20
に当接され、ピックアップローラ20の回転により該カ
ット紙40が給紙される。底板12には最下層のカット
紙40を適正な摩擦力で給紙カセット10内に保持する
ために、コルクシートやクラリーノシート(株式会社ク
ラレの商品名)等からなる摩擦部材12aがピックアッ
プローラ20に対向して貼付けられている。
【0004】最終のカット紙40が給紙カセット10か
ら給紙されると、所謂ペーパーエンプティ検出機構が動
作する。図6に示すように、該ペーパーエンプティ検出
機構30は、検出用レバー31を用いた接触式のセンサ
により構成されている。すなわち、検出用レバー31の
一端側は、給紙カセット10内にカット紙40があると
きは、該カット紙40により移動が阻止されて、フォト
インタラプタ32を非遮蔽状態とする。最終のカット紙
40が給紙カセット10から給紙されると、検出用レバ
ー31の一端側が、底板21に設けた検出用穴12bに
進入し、これに伴い該検出用レバー31の他端側に連結
されたシャッタ33がフォトインタラプタ32を遮弊す
る。これにより、フォトインタラプタ32がOFF状態
からON状態に切り換えられるので、給紙カセット10
が空になったことが検出される。給紙カセット10が空
になると、給紙動作が停止され、オペレータに給紙カセ
ット10の交換(カット紙40の補給)を促すために
に、例えば用紙補給ランプ等が点灯される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような給紙装置で
は、給紙動作が繰り返されると、紙粉等により、トレイ
10の底板12に貼り付けられた摩擦部材12aの摩擦
係数が経時的に変化し、最終枚のカット紙40に対する
保持力が変わる。そのため、最後枚のカット紙40が正
常に給紙されずに給紙カセット10内に残るとか、その
上のカット紙40と共に給紙されてしまう所謂重送送り
といった給紙ミスが生じ易くなる。
【0006】特に、熱転写方式のプリンタにあっては、
カット紙40の表面に設けられたコート層のため、ピッ
クアップローラ20とカット紙40との間の摩擦力が小
さいため、僅かな保持力の変化によっても、容易に給紙
ミスが生じる。
【0007】本発明は上記従来の問題を解決するもので
あり、その目的は、最終枚のカット紙に対する保持力を
適正に維持でき、給紙ミスの発生を確実に防止できる給
紙補助用摩擦シートを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の給紙補助用摩擦
シートは、給紙カセット内に積層された複数枚のカット
紙を上から順に給紙し、該給紙カセット内の該カット紙
が空になったことを検出するために、該給紙カセットの
底面に形成された検出用穴を利用して該カットの空状態
を検出するセンサを備えた給紙装置に使用される給紙補
助用摩擦シートであって、該給紙カセット内の最下層の
該カット紙の下に収容され、該カット紙側の表面に該カ
ット紙と略同一の摩擦係数を有すると共に、該検出用穴
に相当する部分に検出用補助穴が形成されてなり、その
ことにより上記目的が達成される。
【0009】
【作用】本発明の給紙補助用摩擦シートを使用すること
により、給紙カセット内では、見掛け上は該給紙補助用
摩擦シートが最終枚のカット紙となる。そして、この給
紙補助用摩擦シートには、検出用補助穴が形成されてい
るので、検出手段として上記のような検出レバーを有す
るペーパーエンプティ検出機構にあっては、給紙カセッ
トの空状態を支障なく検出できる。そして、空状態が検
出されると、以後給紙動作が停止されるので、結局、全
てのカット紙の給紙動作が終了すると、給紙カセット内
には、給紙補助用摩擦シートのみが残留する。従って、
この給紙補助用摩擦シートを、カット紙の交換時に取り
替えれば、交換された最終枚のカット紙に対する保持力
が適正に維持される。
【0010】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。
【0011】図3はプリンタに多用される給紙装置を示
しており、プリンタ本体にセットされる給紙カセット1
0内には複数枚のカット紙40が積層されており、該給
紙カセット10の前部上側に配置されたピックアップロ
ーラ20が給紙カセット10内のカット紙40を上から
順に1枚ずつ機内へ給紙する構成になっている。最下層
のカット紙40の下には本発明給紙補助用摩擦シート5
0が収容される。
【0012】給紙カセット10はスプリング15により
上方に押し上げられる傾動式の底板12と、該給紙カセ
ット10をプリンタ本体にセットする際にストッパーと
して機能する一対の爪13、13(図4参照)とを有す
る。
【0013】図4に示すように、底板12の前端部にお
ける上面には、給紙カセット10の幅方向3箇所の位置
に上記従来例同様の摩擦部材12a、12a、12aが
貼り付けられている。更に、中央の摩擦部材12aの側
方には長穴状の検出用穴12bが開口されている。この
検出用穴12bは、図6に示す従来例同様のペーパーエ
ンプティ検出機構でカット紙40の空状態を検出するた
めに利用される。但し、本実施例においては、後述する
ように給紙カセット10の空状態において、底板12上
に給紙補助用摩擦シート50が残留する。
【0014】給紙補助用摩擦シート50は、図1に示す
ように、給紙カセット10内に収容されるカット紙40
と同寸法の長方形に裁断された紙片からなる。該給紙補
助用摩擦シート50は、カット紙40と共に給紙カセッ
ト10内に収容される。具体的には、最下層のカット紙
40の下に収容される。給紙補助用摩擦シート50の底
板12の前記検出用穴12bに対応する部分には、同形
状の検出用補助穴51が開口されている。
【0015】該給紙補助用摩擦シート50の紙質は、カ
ット紙40の紙質と同一である。従って、その摩擦係数
は、カット紙40の摩擦係数に等しい。但し、厚みは、
給紙補助用摩擦シート50が給紙カセット10から誤っ
て排出されるのを防ぐために、カット紙40よりも厚く
されている。それ故、給紙補助用摩擦シート50として
は、具体的には厚紙を用いればよい。
【0016】給紙補助用摩擦シート50は、例えば、図
2に示すように、カット紙40の束を包装紙41で包装
する際に、その束の下に敷かれる。このようにして包装
されたカット紙40の束を開封して、その束を給紙カセ
ット10にセットすれば、最下層のカット紙40の下に
給紙補助用摩擦シート50が底板12に接してセットさ
れる。
【0017】カット紙40および給紙補助用摩擦シート
50が上記のようにして収納された給紙カセット10を
プリンタにセットし、ピックアップローラ20を駆動す
ると、下から2枚目までのカット紙40は、給紙補助用
摩擦シート50に関係なく、上から順に機内に給紙され
る。最終のカット紙40は、同紙質の給紙補助用摩擦シ
ート50の上に載っているので、下から2枚目までのカ
ット紙40と同じ条件で給紙が行われる。
【0018】最終のカット紙40が給紙されると、底板
12上には給紙補助用摩擦シート50のみが残留する。
この時、給紙補助用摩擦シート50の検出用補助穴51
は検出用穴12aに一致した状態にある。従って、最終
の給紙補助用摩擦シート50が給紙されると、ペーパー
エンプティ検出機構の検出レバーの一端側が検出用補助
穴51を通して検出用穴12に進入し、これに伴い検出
レバーの他端側に連結されたシャッタがフォトインタラ
プタを遮蔽するので、これによりカット紙40の空状態
が検出される。そして、以後、ピックアップローラ20
の駆動が停止され、オペレータに給紙カセット10の交
換を促すために、用紙補給ランプ等が点灯される。
【0019】給紙カセット10の底板12上に残留する
給紙補助用摩擦シート50は、新たなカット紙40の束
を給紙カセット10にセットする際に破棄され、新たな
カット紙40の束と共に包装された新たな給紙補助用摩
擦シート50に交換される。このような構成によれば、
摩擦部材12bが給紙補助用摩擦シート50によって覆
われているので、カット紙40の紙粉等によって給紙カ
セット10の保持力が経時的に変化することがない。従
って、本発明によれば、最終のカット紙40の給紙を確
実に行えると共に、重送送りを生じることがない。
【0020】上記実施例では、底板12に摩擦部材12
bを貼り付けることとしたが、給紙補助用摩擦シート5
0として、底板12側の表面に大きな摩擦係数を有する
ものを用いれば、かかる摩擦部材12bは不要になる。
【0021】
【発明の効果】本発明の給紙補助用摩擦シートは、この
ように、給紙カセット内の最終のカット紙の下に位置し
て、該カット紙に対する保持力を常に適正に維持するの
で、最終カット紙の給紙ミスや重送送りといった給紙ミ
スを確実に防止できる。従って、ピックアップローラと
カット紙表面の摩擦力が低下しやすい熱転写方式のプリ
ンタに適用する場合は、特に有効なものになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明給紙補助用摩擦シートの斜視図。
【図2】カット紙と共に包装された給紙補助用摩擦シー
トを示す斜視図。
【図3】給紙補助用摩擦シートを使用した状態の給紙装
置を模式的に示す側面図。
【図4】給紙カセットを示す斜視図。
【図5】プリンタに多用される給紙装置を模式的に示す
側面図。
【図6】ペーパーエンプティ検出機構を給紙カセットと
共に模式的に示す側面図。
【符号の説明】
10 給紙カセット 12 底板 12a 検出用穴 12b 摩擦部材 20 ピックアップローラ 30 ペーパーエンプティ検出機構 40 カット紙 50 給紙補助用摩擦シート 51 検出用補助穴

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給紙カセット内に積層された複数枚のカッ
    ト紙を上から順に給紙し、該給紙カセット内の該カット
    紙が空になったことを検出するために、該給紙カセット
    の底面に形成された検出用穴を利用して該カットの空状
    態を検出するセンサを備えた給紙装置に使用される給紙
    補助用摩擦シートであって、 該給紙カセット内の最下層の該カット紙の下に収容さ
    れ、該カット紙側の表面に該カット紙と略同一の摩擦係
    数を有すると共に、該検出用穴に相当する部分に検出用
    補助穴が形成された給紙補助用摩擦シート。
JP27292491A 1991-10-21 1991-10-21 給紙補助用摩擦シート Withdrawn JPH05105274A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100430996B1 (ko) * 2002-09-02 2004-05-20 삼성전자주식회사 용지 감지장치
KR100449106B1 (ko) * 2002-09-18 2004-09-18 삼성전자주식회사 화상형성기의 용지검출장치
US7823874B2 (en) * 2007-08-31 2010-11-02 Kyocera Mita Corporation Paper feeder

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KR100449106B1 (ko) * 2002-09-18 2004-09-18 삼성전자주식회사 화상형성기의 용지검출장치
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Date Code Title Description
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Effective date: 19990107