JPH0739889Y2 - 自動原稿給送装置 - Google Patents

自動原稿給送装置

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JPH0739889Y2
JPH0739889Y2 JP14214989U JP14214989U JPH0739889Y2 JP H0739889 Y2 JPH0739889 Y2 JP H0739889Y2 JP 14214989 U JP14214989 U JP 14214989U JP 14214989 U JP14214989 U JP 14214989U JP H0739889 Y2 JPH0739889 Y2 JP H0739889Y2
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JP14214989U
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義之 武田
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三田工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、静電写真複写機等の画像処理装置に装備され
る自動原稿給送装置に関する。
〔従来の技術〕
複写操作等における原稿の取り扱いを自動化するため
に、自動原稿給送装置を画像処理装置に装備することが
広く実施されるに至っている。
かゝる自動原稿給送装置として、原稿載置台上の原稿を
送り出す送出ローラを遊端側に備えたアームを上下に揺
動自在に設けると共に、当該揺動アームまたはこれに連
設の部材に係止して前記送出ローラを供給部上方の所定
位置に持ち上げるアーム持ち上げ手段を設け、かつ、前
記送出ローラと揺動アーム、及び、前記送出ローラによ
って繰り出された原稿の重送を防止して給紙する重送防
止給紙手段と、重送防止後の原稿を所定のタイミングて
給紙するレジスト手段を、カバーで覆う一方、原稿をコ
ンタクトガラス上の所定位置に搬送し且つ原稿画像の走
査後に原稿をトレイに排紙する給排紙手段を設けて成る
ものがある。
上記構成の自動原稿給送装置において、前記送出ローラ
と揺動アーム、及び、前記重送防止給紙手段の上部側送
出ローラと、前記レジスト手段の上部側レジストローラ
の四者は、これらを覆うカバーと一体に揺動自在に構成
され、かつ、上部側の給送要素としてのガイド板も上記
の四者を保持する部材に取り付けられており、而して、
カバーと一体に上記の四者とガイド板が持ち上げられて
原稿給送系が開放されることで、当該原稿給送系でのジ
ャム処理を簡易に行うことができる。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、上記の四者とガイド板がカバーと一体になっ
ているので、前記送出ローラの交換に際して従来は、上
記四者を保持する部材にビス止めされているカバーを取
り外すと共に、送出ローラまわりのガイド板がローラ取
り外しの邪魔にならないように、前記揺動アームを上方
に揺動させて送出ローラをガイド板上方の広い空間部に
持ち上げ、かつ、そのアームを持ち上げ姿勢を保持した
状態で送出ローラを交換しており、送出ローラの交換に
手間取る上に作業性が悪い点で改善の余地があった。
本考案は、簡単な改良技術によって上記の不都合を一挙
に解消した自動原稿給送装置を提供することを目的とし
ている。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために本考案は、前記カバーの内
面部に縦リブから成る上部側の給送要素を設けると共
に、当該カバーを前記送出ローラと揺動アームと重送防
止給紙手段およびレジスト手段とは別体にして原稿載置
台側の横軸まわりで揺動開閉自在に構成し、かつ、この
カバーの開放に連動して前記送出ローラを前記所定位置
よりも上方に持ち上げ保持するローラ持ち上げ部材をカ
バーに連設した点に特徴を有する。
〔作用〕
上記の特徴構成によれば、カバーの開放に伴って上部側
の給送要素である縦リブが持ち上げられ、原稿給送系が
給排紙手段側で開放されると共に、当該カバーの開放に
連動して送出ローラが広い空間部に持ち上げ保持され
る。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図は静電写真複写機の上部ハウジング1に装備され
た自動原稿給送装置Aの概略を示し、原稿給送手段A
1と、この原稿給送手段A1から給紙された原稿をコンタ
クトガラス2上の所定位置に搬送し且つ原稿画像の走査
後に原稿をトレイ3に排紙する給排紙手段A2から成り、
この内の前記原稿給送手段A1は次のように構成されてい
る。
即ち、第1図及び第3,4図にも示すように、前記ハウジ
ング1の長手方向一側(図において左側)に斜設された
原稿載置台4の下流側部分に、原稿先端の位置決めスト
ッパー5を兼用構成した下部側の給送要素としてのガイ
ド板6を設けると共に、前記原稿載置台4上の原稿を下
流側に繰り出し給紙する送出手段7を前記ストッパー5
の上方部位に配置し、かつ、前記送出手段7から繰り出
し給紙された原稿の重送を防止して給紙する重送防止給
紙手段8と、重送防止後の原稿を所定のタイミングで給
排紙手段A2に向けて給紙するレジスト手段9を、前記ス
トッパー5の下流側に順次配置すると共に、これら送出
手段7と重送防止給紙手段8およびレジスト手段9の三
者を覆う箱状のカバー10を、当該三者7,8,9とは別体に
して原稿載置台4側の横軸11まわりで揺動開閉自在に設
けて成る。
前記重送防止給紙手段8は、上部側の送出ローラ12を備
えた駆動軸13と、下部側の戻しローラ14を枢着した揺動
アーム15の駆動支軸16を、カバー10両側のケース部材17
に保持させると共に、前記揺動アーム15を上下揺動させ
るための揺動手段18を設け、かつ、前記下部側戻しロー
ラ14の枢着軸19に滑りクラッチ構造等のトルク制御手段
20を設けると共に、このトルク制御手段20と前記駆動支
軸16とにわたって連動手段21を設けてある。
そして、前記上部側送出ローラ12と下部側戻しローラ14
の摩擦係数を原稿どうしの摩擦係数よりも大に設定する
と共に、前記レジスト手段9による給紙時に前記揺動手
段18で揺動アーム15を下降揺動させるように構成してあ
る。
而して、前記送出手段7から二枚重ねの状態で重送防止
給紙手段8に原稿が給紙された際には、前記両ローラ1
2,14の摩擦係数の差を基にして送出ローラ12側の原稿の
みが下流側に給紙されると共に、前記レジスト手段9に
よる給紙下においては、前記揺動アーム15を下降揺動さ
せて下部側戻しローラ14を上部側送出ローラ12から離間
させることで、前記レジスト手段9に無駄な駆動負荷を
掛けさせないようにしてある。
前記送出手段7は次のように構成されている。即ち、上
部側送出ローラ12の駆動軸13に2本のアーム24を揺動自
在に枢着すると共に、この揺動アーム24の遊端にわたっ
て頭付き支軸25を回転自在に設け、かつ、前記駆動軸13
の回転動力を前記支軸25に伝達する伝動機構26を当該駆
動軸13と支軸25とにわたって設けると共に、この支軸25
に2個の供給作用部を備えた送出ローラ27を設けてあ
る。
そして、前記揺動アーム24の一方に舌片aを折り曲げ連
設すると共に、当該舌片aに下方から係止して前記送出
ローラ27を供給部上方の所定位置に持ち上げるアーム持
ち上げ手段(ケース部材17に架設された回動軸28と、当
該回動軸28に固着され且つ前記舌片aに係止する操作爪
29から成る)30を設け、かつ、原稿の給紙開始から給紙
終了の間、前記揺動アーム24を下降移動させるように、
前記アーム持ち上げ手段30を駆動させる制御手段(図
外)を設けてある。
前記送出手段7と重送防止給紙手段8およびレジスト手
段9の三者を覆うカバー10は、その内部に上部側の給送
要素を構成する複数枚の縦リブ31とレジスト手段9への
ガイド板部32を備えると共に、当該カバー10の両側に枢
支連結用の横軸11を連設してあり、かつ、この横軸11を
前記ケース部材17の原稿載置台4側に枢着して、当該横
軸11まわりでの前記カバー10の開放に伴って縦リブ31と
ガイド板部32を一体に持ち上げさせると共に、上下部の
給送要素(縦リブ31とガイド板部32、及び、ガイド板
6)による原稿給送系を給排紙手段A2側で開放させるこ
とで、前記原稿給送系でのジャム処理を簡易に行うこと
ができるようにしてある。
また、前記カバー10の開放に連動して前記所定位置にあ
る送出ローラ27を上方に持ち上げ保持するローラ持ち上
げ部材(カバー10の原稿載置台4側に垂下連動されたカ
バー部分で兼用構成してある)34をカバー10に連設し
て、前記カバー10の開放に伴って前記送出ローラ27を広
い空間部に持ち上げ保持するようにしてある(第4図参
照)。而して、前記送出ローラ27が広い空間部に持ち上
げ保持されるので、従来のように揺動アーム24の持ち上
げ姿勢を保持する必要がなく、前記送出ローラ27の交換
を作製性の良い状態で簡易に行うことができる。
この送出ローラ27の交換は、第1図に示すように、前記
頭付き支軸25に対するEリングbの脱着操作と、前記揺
動アーム24ならびに送出ローラ27に対する支軸25の挿抜
操作によって行われるものであって、前記支軸25のセレ
ーションcに送出ローラ27が係止することで、当該送出
ローラ27と支軸25とが相対回転不能の状態で一体化され
るようになっている。
次に、前記給排紙手段A2は、原稿をコンタクトガラス2
上の所定位置に搬送するエンドレスの搬送ベルト35と、
画像走査後の原稿をトレイ3に排紙する排紙ローラ36を
備えた排紙手段37から成り、かつ、前記画像走査後の原
稿を排紙手段37の排紙経路下流側に切り換え給紙させる
経路切り換え手段38と、当該経路の切り換え下において
前記排紙ローラ36を逆転駆動させる制御手段(図外)と
を備え、必要に応じて画像走査後の原稿を表裏反転させ
て再度コンタクトガラス2上に再給紙できるように構成
されている。
尚、実施例では、前記ローラ持ち上げ部材34をカバー10
の一部で兼用構成しているが、ローラ持ち上げ専用の部
材34をカバー10に連設する構成とするもよい。
また、前記重送防止給紙手段8の下部側戻しローラ14に
代えて、これを例えばガイド板6に連設のブラケットに
固定的に取り付けられる摩擦パッドや、あるいは、一方
向伝達手段を介して例えば給紙完了の度に反給紙方向に
小角度ずつ被動回転される摩擦ローラ等に変更可能であ
る。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案による自動原稿給送装置によ
れば、カバーの開放に伴って上部側の給送要素である縦
リブが持ち上げられ、原稿給送系が給排紙手段側で開放
されるので、当該原稿給送系でのジャム処理を簡易に行
うことができる。
しかも、前記カバーの開放に連動して送出ローラが広い
空間部に持ち上げ保持されるので、従来のように揺動ア
ームを持ち上げ保持することなく当該送出ローラの交換
を作業性の良い状態で簡易に行うことができるのであ
り、全体として、上部側の給送要素の縦リブを設けたカ
バーを単体で揺動開閉自在に設けると共に、そのカバー
10の開放に連動させて前記送出ローラを上方に持ち上げ
保持させる合理的な改良技術によって、従来の自動原稿
給送装置における不都合を解消できるに至ったのであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は原稿給送手段のカバー開放状態を示す斜視図、
第2図は自動原稿給送装置の概略縦断側面図、第3図は
原稿給送手段の縦断側面図、第4図は原稿給送手段のカ
バー開放状態を示す断面図である。 2……コンタクトガラス、3……トレイ、4……原稿載
置台、8……重送防止給紙手段、9……レジスト手段、
10……カバー、11……横軸、24……揺動アーム、27……
送出ローラ、30……アーム持ち上げ手段、31……縦リ
ブ、34……ローラ持ち上げ部材、a……舌片(アームに
連設の部材)、A2……給排紙手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿載置台上の原稿を送り出す送出ローラ
    を遊端側に備えたアームを上下に揺動自在に設けると共
    に、当該揺動アームまたはこれに連設の部材に係止して
    前記送出ローラを供給部上方の所定位置に持ち上げるア
    ーム持ち上げ手段を設け、かつ、前記送出ローラと揺動
    アーム、及び、前記送出ローラによって繰り出された原
    稿の重送を防止して給紙する重送防止給紙手段と、重送
    防止後の原稿を所定のタイミングて給紙するレジスト手
    段を、カバーで覆う一方、原稿をコンタクトガラス上の
    所定位置に搬送し且つ原稿画像の走査後に原稿をトレイ
    に排紙する給排紙手段を設けた自動原稿給送装置であっ
    て、前記カバーの内面部に縦リブから成る上部側の給送
    要素を設けると共に、当該カバーを前記送出ローラと揺
    動アームと重送防止給紙手段およびレジスト手段とは別
    体にして原稿載置台側の横軸まわりで揺動開閉自在に構
    成し、かつ、このカバーの開放に連動して前記送出ロー
    ラを前記所定位置よりも上方に持ち上げ保持するローラ
    持ち上げ部材をカバーに連設してあることを特徴とする
    自動原稿給送装置。
JP14214989U 1989-12-09 1989-12-09 自動原稿給送装置 Expired - Lifetime JPH0739889Y2 (ja)

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JPH0382336U JPH0382336U (ja) 1991-08-22
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