JPH07237282A - 装飾フイルム - Google Patents
装飾フイルムInfo
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- JPH07237282A JPH07237282A JP19645494A JP19645494A JPH07237282A JP H07237282 A JPH07237282 A JP H07237282A JP 19645494 A JP19645494 A JP 19645494A JP 19645494 A JP19645494 A JP 19645494A JP H07237282 A JPH07237282 A JP H07237282A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B44—DECORATIVE ARTS
- B44C—PRODUCING DECORATIVE EFFECTS; MOSAICS; TARSIA WORK; PAPERHANGING
- B44C1/00—Processes, not specifically provided for elsewhere, for producing decorative surface effects
- B44C1/16—Processes, not specifically provided for elsewhere, for producing decorative surface effects for applying transfer pictures or the like
- B44C1/165—Processes, not specifically provided for elsewhere, for producing decorative surface effects for applying transfer pictures or the like for decalcomanias; sheet material therefor
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Decoration By Transfer Pictures (AREA)
- Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 3次元的物体の装飾に必要な伸長能力ならび
に適切な耐溶剤性を備えた装飾フイルムにおいて、直接
加工方法において、薄いフイルムの加工に使用するよう
な比較的低い圧力をかけるだけで、装飾すべき基材に装
飾フイルムをきれいに、確実に張ることができるように
する。 【構成】 支持体フイルム1と、少なくとも1つのラッ
カー層で構成された装飾層からなる装飾フイルムの支持
体フイルム1をPA6,PA66等のポリアミドフイル
ムで構成する。支持体フイルム1上に剥離層2、および
保護ラッカー層4と飾りラッカー層5と接着剤層6とか
らなる装飾層3を設ける。
に適切な耐溶剤性を備えた装飾フイルムにおいて、直接
加工方法において、薄いフイルムの加工に使用するよう
な比較的低い圧力をかけるだけで、装飾すべき基材に装
飾フイルムをきれいに、確実に張ることができるように
する。 【構成】 支持体フイルム1と、少なくとも1つのラッ
カー層で構成された装飾層からなる装飾フイルムの支持
体フイルム1をPA6,PA66等のポリアミドフイル
ムで構成する。支持体フイルム1上に剥離層2、および
保護ラッカー層4と飾りラッカー層5と接着剤層6とか
らなる装飾層3を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、支持体フイルム、およ
び少なくとも1つのラッカー層で構成された装飾層から
なる装飾フイルムに関する。
び少なくとも1つのラッカー層で構成された装飾層から
なる装飾フイルムに関する。
【0002】
【従来の技術】装飾フイルムは、例えば熱エンボスフイ
ルム(Heisspraegefolie)のような熱転写フイルムまたは
ラミネートフイルムとして知られている。熱転写ないし
熱エンボスフイルムでは、装飾層を圧力と熱の作用によ
り、支持体フイルムから装飾すべき、あるいは模様を付
けるべき基材に移行させる。
ルム(Heisspraegefolie)のような熱転写フイルムまたは
ラミネートフイルムとして知られている。熱転写ないし
熱エンボスフイルムでは、装飾層を圧力と熱の作用によ
り、支持体フイルムから装飾すべき、あるいは模様を付
けるべき基材に移行させる。
【0003】とくに3次元的な物体を熱エンボスフイル
ムで装飾する場合、きれいな装飾を達成するには、装飾
層、すなわち装飾フイルム全体が物体の表面にできるだ
け密に接していなければならない。しかしながら、熱エ
ンボスフイルムにこれまで一般的に使用されている支持
体材料、特にポリエステルの場合、約60〜100%の
比較的わずかな伸長性しか有していないので、装飾フイ
ルム全体を物体の表面に接しめることは不可能である。
それでも十分に平らな装飾を得ようとすると、支持体フ
イルムが裂け、基材の装飾が損なわれ、不良品が形成さ
れるおそれがある。
ムで装飾する場合、きれいな装飾を達成するには、装飾
層、すなわち装飾フイルム全体が物体の表面にできるだ
け密に接していなければならない。しかしながら、熱エ
ンボスフイルムにこれまで一般的に使用されている支持
体材料、特にポリエステルの場合、約60〜100%の
比較的わずかな伸長性しか有していないので、装飾フイ
ルム全体を物体の表面に接しめることは不可能である。
それでも十分に平らな装飾を得ようとすると、支持体フ
イルムが裂け、基材の装飾が損なわれ、不良品が形成さ
れるおそれがある。
【0004】比較的高い伸長能力を有する装飾層の製造
が可能(DE 2916723 C2)になって以来こ
れまで、熱エンボスフイルムの飾り層を、本来の空間的
な変形の前に、ロールがけ工程またはそのような方法に
より、平らな、適度の伸長性のある、すなわち深絞りで
きる支持体(例えば深絞りできるABSフイルム)上に
移行させている。次いで、この熱エンボスフイルムの飾
り層を備えたABSフイルムをさらに処理する前に、熱
エンボスフイルムの支持体フイルムを取り除く。この方
法には明らかに、物体の本来の装飾の前に、追加の作業
工程、すなわち装飾層を比較的厚い伸長能力のあるAB
Sフイルム上に移行させる工程が必要であるという欠点
がある。
が可能(DE 2916723 C2)になって以来こ
れまで、熱エンボスフイルムの飾り層を、本来の空間的
な変形の前に、ロールがけ工程またはそのような方法に
より、平らな、適度の伸長性のある、すなわち深絞りで
きる支持体(例えば深絞りできるABSフイルム)上に
移行させている。次いで、この熱エンボスフイルムの飾
り層を備えたABSフイルムをさらに処理する前に、熱
エンボスフイルムの支持体フイルムを取り除く。この方
法には明らかに、物体の本来の装飾の前に、追加の作業
工程、すなわち装飾層を比較的厚い伸長能力のあるAB
Sフイルム上に移行させる工程が必要であるという欠点
がある。
【0005】木材加工工業では、すでにPVCラミネー
トを必要な身長性を有する薄膜プレスに使用している。
しかしながら、PVC材料には多くの欠点がある。第一
に、PVCの製造時に、環境に有害な塩素化炭化水素が
放出される。燃焼の際には、塩化水素、さらに特定の条
件下では、他の非常に有害な化合物も放出されるので、
環境上の理由からPVCの使用が極力抑えられている。
さらに、PVC基材は塗料業界で使用されている溶剤に
対して比較的不安定なので、エンボスフイルムの飾り層
を製造するためにPVC支持体フイルムを印刷する際に
問題が生じることがある。PVCのこの溶剤に対する不
安定性のために、そのようなフイルムを張り合わせた成
形部品を清掃する際にも、溶剤の使用によりPVCの層
が剥離し、そのために必要とする保護効果が損なわれる
という問題が生じる。
トを必要な身長性を有する薄膜プレスに使用している。
しかしながら、PVC材料には多くの欠点がある。第一
に、PVCの製造時に、環境に有害な塩素化炭化水素が
放出される。燃焼の際には、塩化水素、さらに特定の条
件下では、他の非常に有害な化合物も放出されるので、
環境上の理由からPVCの使用が極力抑えられている。
さらに、PVC基材は塗料業界で使用されている溶剤に
対して比較的不安定なので、エンボスフイルムの飾り層
を製造するためにPVC支持体フイルムを印刷する際に
問題が生じることがある。PVCのこの溶剤に対する不
安定性のために、そのようなフイルムを張り合わせた成
形部品を清掃する際にも、溶剤の使用によりPVCの層
が剥離し、そのために必要とする保護効果が損なわれる
という問題が生じる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
み、熱転写フイルムであっても、ラミネートフイルムで
あっても、3次元的物体の装飾に必要な伸長能力ならび
に適切な耐溶剤性を備えた装飾フイルムであって、直接
加工方法(例えば高圧および/または低圧による)にお
いて、薄いフイルムの加工に使用するような比較的低い
圧力をかけるだけで、装飾すべき基材に装飾フイルムを
きれいに、確実に張ることができる装飾フイルムを提供
することを目的とするものである。
み、熱転写フイルムであっても、ラミネートフイルムで
あっても、3次元的物体の装飾に必要な伸長能力ならび
に適切な耐溶剤性を備えた装飾フイルムであって、直接
加工方法(例えば高圧および/または低圧による)にお
いて、薄いフイルムの加工に使用するような比較的低い
圧力をかけるだけで、装飾すべき基材に装飾フイルムを
きれいに、確実に張ることができる装飾フイルムを提供
することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明により、支持体フイルムとしてポリアミド
(PA)フイルムを使用することを提案するが、その
際、数多くの公知のポリアミドから、応用目的および加
工条件に応じて好適な材料を選択することができる。多
くの場合、特に熱エンボスフイルムにおける支持体フイ
ルムとしては、PA6またはPA66が、とりわけ耐熱
性に関して、これまで使用されているPETPフイルム
に匹敵するので、これらの材料を使用するのが有利であ
ることが分かった。
に、本発明により、支持体フイルムとしてポリアミド
(PA)フイルムを使用することを提案するが、その
際、数多くの公知のポリアミドから、応用目的および加
工条件に応じて好適な材料を選択することができる。多
くの場合、特に熱エンボスフイルムにおける支持体フイ
ルムとしては、PA6またはPA66が、とりわけ耐熱
性に関して、これまで使用されているPETPフイルム
に匹敵するので、これらの材料を使用するのが有利であ
ることが分かった。
【0008】本発明で意図するように、装飾層が熱転写
法で支持体フイルムから剥離できる層である場合、熱エ
ンボスフイルムが得られる。そのような場合、支持体フ
イルムは通常厚さが10〜200μm 、好ましくは約5
0μm である。
法で支持体フイルムから剥離できる層である場合、熱エ
ンボスフイルムが得られる。そのような場合、支持体フ
イルムは通常厚さが10〜200μm 、好ましくは約5
0μm である。
【0009】この場合、それ自体公知の方法により、装
飾層が支持体フイルムから始まって、透明な保護ラッカ
ー層、少なくとも1つの飾り層ならびに接着剤層を備え
るように装飾層を構成することができ、その際、飾り層
は所望により装飾的に形成された、着色されたラッカー
層から構築されている、および/または少なくとも部分
的に金属であってもよい。
飾層が支持体フイルムから始まって、透明な保護ラッカ
ー層、少なくとも1つの飾り層ならびに接着剤層を備え
るように装飾層を構成することができ、その際、飾り層
は所望により装飾的に形成された、着色されたラッカー
層から構築されている、および/または少なくとも部分
的に金属であってもよい。
【0010】そのような飾り層の構造に関しては、例え
ばDE 3527404 C1のような熱エンボスフイ
ルムに関する多くの文献がある。飾り層中に金属被覆を
行う場合、飾り層をDE 2916723 C2により
構築することが有利である。
ばDE 3527404 C1のような熱エンボスフイ
ルムに関する多くの文献がある。飾り層中に金属被覆を
行う場合、飾り層をDE 2916723 C2により
構築することが有利である。
【0011】もちろん、本発明はラミネートフイルムに
も応用でき、その場合、装飾層は支持体フイルム上に堅
く粘着させる。ラミネートフイルムでは、支持体フイル
ムの厚さは50μm 〜2mm、好ましくは約0.5mmであ
る。
も応用でき、その場合、装飾層は支持体フイルム上に堅
く粘着させる。ラミネートフイルムでは、支持体フイル
ムの厚さは50μm 〜2mm、好ましくは約0.5mmであ
る。
【0012】装飾層の構成、厚さ、ないし特性に関して
特に考慮することは無いので、ラミネートフイルムから
公知の装飾層を使用することができる。
特に考慮することは無いので、ラミネートフイルムから
公知の装飾層を使用することができる。
【0013】
【作用および発明の効果】本発明による装飾フイルム
は、支持体フイルムを3次元物体の装飾に必要な伸長力
および適切な耐溶剤性を有するポリアミドフイルムとし
たため、直接加工法において、比較的低い圧力をかける
だけで、装飾すべき基材に装飾フイルムをきれいに確実
に張ることができる。
は、支持体フイルムを3次元物体の装飾に必要な伸長力
および適切な耐溶剤性を有するポリアミドフイルムとし
たため、直接加工法において、比較的低い圧力をかける
だけで、装飾すべき基材に装飾フイルムをきれいに確実
に張ることができる。
【0014】
【実施例】以下に図面を参照して本発明の実施例につい
て詳細に説明する。なお、図面には装飾層の部分断面を
示しているが、簡便のため個々の層の厚さを正確に表示
してはいない。
て詳細に説明する。なお、図面には装飾層の部分断面を
示しているが、簡便のため個々の層の厚さを正確に表示
してはいない。
【0015】図1の熱エンボスフイルムは、それ自体公
知の方法により形成される。熱エンボスフイルムは支持
体フイルム1を含み、その支持体フイルム1に、剥離層
2(例えばワックス層)を介して、装飾層3が固定され
ている。装飾層3も、それ自体公知の方法により、透明
な保護ラッカー層4と、着色された飾り層を形成する飾
りラッカー層5と、好ましくは熱により活性化し得る、
または熱またはUV放射の作用により硬化する接着剤か
らなる接着剤層6とで構成されている。
知の方法により形成される。熱エンボスフイルムは支持
体フイルム1を含み、その支持体フイルム1に、剥離層
2(例えばワックス層)を介して、装飾層3が固定され
ている。装飾層3も、それ自体公知の方法により、透明
な保護ラッカー層4と、着色された飾り層を形成する飾
りラッカー層5と、好ましくは熱により活性化し得る、
または熱またはUV放射の作用により硬化する接着剤か
らなる接着剤層6とで構成されている。
【0016】図1に示すフイルムの特徴は、支持体フイ
ルム1としてポリアミドフイルム、好ましくはPA6ま
たはPA66を使用し、その際、このフイルムは通常の
用途には10〜200μm 、好ましくは約50μm の厚
さを有することである。
ルム1としてポリアミドフイルム、好ましくはPA6ま
たはPA66を使用し、その際、このフイルムは通常の
用途には10〜200μm 、好ましくは約50μm の厚
さを有することである。
【0017】ラッカー層4、5ないし接着剤層6の構成
はそれぞれの用途により異なる。当業者なら、好適な材
料を容易に選択することができる。例えば、保護ラッカ
ー層4および飾りラッカー層5ならびに接着剤層6に
は、DE 2916723C2に記載されている材料を
使用することができる。
はそれぞれの用途により異なる。当業者なら、好適な材
料を容易に選択することができる。例えば、保護ラッカ
ー層4および飾りラッカー層5ならびに接着剤層6に
は、DE 2916723C2に記載されている材料を
使用することができる。
【0018】図2に示すの熱エンボスフイルムは、その
構造において、基本的にDE 2916723 C2の
図2のフイルムに対応するが、そこでは本質的に同じ材
料を使用することができる。DE 2916723 C
2の図2に示すフイルムに対して2つの変更点があるだ
けで、その一つは、前述した図1を参照して説明したよ
うに、支持体フイルム1がポリアミドフイルムであるこ
とである。もう一つは、装飾層3′が、透明な保護ラッ
カー層4′および接着剤層6′に加えて、特殊な飾り層
を含むことであり、この装飾層は、片側が着色したラッ
カー層5′で、反対側が部分的に、このラッカー層5′
と透明な保護ラッカー層4′との間にある金属被覆から
構成されており、それによって特殊な効果が達成され
る。金属層7は基本的にDE 2916723 C2か
ら公知の方法により施すことができるが、その際、適当
な方法により金属層を部分的に除去し、部分的な金属被
覆7を形成する必要がある。対応する方法も一般的に公
知であり、例えばDE 3430111C2に説明され
ている。
構造において、基本的にDE 2916723 C2の
図2のフイルムに対応するが、そこでは本質的に同じ材
料を使用することができる。DE 2916723 C
2の図2に示すフイルムに対して2つの変更点があるだ
けで、その一つは、前述した図1を参照して説明したよ
うに、支持体フイルム1がポリアミドフイルムであるこ
とである。もう一つは、装飾層3′が、透明な保護ラッ
カー層4′および接着剤層6′に加えて、特殊な飾り層
を含むことであり、この装飾層は、片側が着色したラッ
カー層5′で、反対側が部分的に、このラッカー層5′
と透明な保護ラッカー層4′との間にある金属被覆から
構成されており、それによって特殊な効果が達成され
る。金属層7は基本的にDE 2916723 C2か
ら公知の方法により施すことができるが、その際、適当
な方法により金属層を部分的に除去し、部分的な金属被
覆7を形成する必要がある。対応する方法も一般的に公
知であり、例えばDE 3430111C2に説明され
ている。
【0019】最後に、図3は図1および2の熱エンボス
フイルムの支持体フイルム1よりも本質的に厚い支持体
フイルム1′からなるラミネートフイルムを示す。この
支持体フイルムは、ラミネートフイルム用なので、厚さ
が50μm 〜2mm、好ましくは約0.5mmである。な
お、図3の左側半分に示すフイルムでは支持体フイルム
が外側になり、図3の右側半分の実施例では、装飾層が
外側になる。
フイルムの支持体フイルム1よりも本質的に厚い支持体
フイルム1′からなるラミネートフイルムを示す。この
支持体フイルムは、ラミネートフイルム用なので、厚さ
が50μm 〜2mm、好ましくは約0.5mmである。な
お、図3の左側半分に示すフイルムでは支持体フイルム
が外側になり、図3の右側半分の実施例では、装飾層が
外側になる。
【0020】支持体フイルム1′には、装飾層8が堅く
接着されているが、そこでは通常多くの、重なり合って
配置されたラッカー層が含まれる。そのような装飾層も
同様に良く知られており、したがってここでは詳細な説
明は省略する。
接着されているが、そこでは通常多くの、重なり合って
配置されたラッカー層が含まれる。そのような装飾層も
同様に良く知られており、したがってここでは詳細な説
明は省略する。
【0021】図3の左側に示すラミネートフイルムの実
施例では、ラミネートフイルムを基材上に固定するため
の接着剤層9を含む。
施例では、ラミネートフイルムを基材上に固定するため
の接着剤層9を含む。
【0022】図3の右側の実施例では、支持体フイルム
1′の、装飾層8と反対側に、対応する接着剤層9′が
ある。
1′の、装飾層8と反対側に、対応する接着剤層9′が
ある。
【0023】図3の左側のラミネートフイルムで作業を
行うと、完成した製品は支持体フイルム1′が表面にな
り、これにより装飾層8が保護される。それに対して、
図3の右側に示すラミネートフイルムの実施例を使用す
ると、表面は装飾層8となり、支持体フイルム1′は基
材に固定される。そのような実施例は、特定の用途に有
利である場合がある。
行うと、完成した製品は支持体フイルム1′が表面にな
り、これにより装飾層8が保護される。それに対して、
図3の右側に示すラミネートフイルムの実施例を使用す
ると、表面は装飾層8となり、支持体フイルム1′は基
材に固定される。そのような実施例は、特定の用途に有
利である場合がある。
【0024】もちろん、装飾層8が適当な粘着性の材料
からなるのであれば、接着剤層9を省略することもでき
る。
からなるのであれば、接着剤層9を省略することもでき
る。
【図1】通常の着色装飾層を有する熱エンボスフイルム
を表す図
を表す図
【図2】飾り層が部分的に金属被覆されている熱エンボ
スフイルムを表す図
スフイルムを表す図
【図3】ラミネートフイルムの2種類の実施例を表す図
1、1′ 支持体フイルム 3、3′ 装飾層 4、4′ 保護ラッカー層 5、5′ 装飾層 6、6′ 接着剤層 7 金属層 8 装飾層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B44C 1/165 E 7361−3K
Claims (10)
- 【請求項1】 支持体フイルムおよび少なくとも1つの
ラッカー層で構成された装飾層からなる装飾フイルムで
あって、前記支持体フイルムがポリアミド(PA)フイ
ルムであることを特徴とする装飾フイルム。 - 【請求項2】 前記支持体フイルムがPA6からなるこ
とを特徴とする請求項1記載の装飾フイルム。 - 【請求項3】 前記支持体フイルムがPA66からなる
ことを特徴とする請求項1記載の装飾フイルム。 - 【請求項4】 前記装飾層が、前記支持体フイルムから
熱転写法により剥離できる層であることを特徴とする請
求項1〜3のいずれか1項記載の装飾フイルム。 - 【請求項5】 前記支持体フイルムの厚さが10〜20
0μm 、好ましくは50μm であることを特徴とする請
求項4記載の装飾フイルム。 - 【請求項6】 前記装飾層が、前記支持体フイルムから
始まって、透明な保護ラッカー層、少なくとも1つの飾
り層および接着剤層を有することを特徴とする請求項4
または5記載の装飾フイルム。 - 【請求項7】 前記飾り層が、所望により装飾的に形成
された、着色されたラッカー層からなることを特徴とす
る請求項6記載の装飾フイルム。 - 【請求項8】 前記飾り層が少なくとも部分的に金属層
であることを特徴とする請求項6または7記載の装飾フ
イルム。 - 【請求項9】 前記装飾層が前記支持体フイルム上に堅
く粘着していることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
か1項記載の装飾フイルム。 - 【請求項10】 前記支持体フイルムの厚さが50μm
〜2mm、好ましくは略0.5mmであることを特徴とする
請求項9記載の装飾フイルム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE9312475.9 | 1993-08-20 | ||
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JP2013154505A (ja) * | 2012-01-27 | 2013-08-15 | Dainippon Printing Co Ltd | 熱転写箔およびその製造方法 |
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