JPH07237172A - 駆動装置 - Google Patents
駆動装置Info
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- JPH07237172A JPH07237172A JP2686794A JP2686794A JPH07237172A JP H07237172 A JPH07237172 A JP H07237172A JP 2686794 A JP2686794 A JP 2686794A JP 2686794 A JP2686794 A JP 2686794A JP H07237172 A JPH07237172 A JP H07237172A
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- ball screw
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、被駆動体に昇降動作と旋回動作と
を行なわせるための駆動装置に関するものであり、製造
コストの低減を達成し得る駆動装置を提供することを目
的としている。 【構成】 本発明に関わる駆動装置100では、ボール
ネジナット21Aを駆動回転させて被駆動体としてのワ
ーク保持手段50を昇降動作させるためのサーボモータ
23Bを有する一方、エアーシリンダ24Bを備えて成
るエアー駆動手段24を用いることにより、スプライン
ナット22Aを駆動回転させ、上記ワーク保持手段50
を旋回動作させている。
を行なわせるための駆動装置に関するものであり、製造
コストの低減を達成し得る駆動装置を提供することを目
的としている。 【構成】 本発明に関わる駆動装置100では、ボール
ネジナット21Aを駆動回転させて被駆動体としてのワ
ーク保持手段50を昇降動作させるためのサーボモータ
23Bを有する一方、エアーシリンダ24Bを備えて成
るエアー駆動手段24を用いることにより、スプライン
ナット22Aを駆動回転させ、上記ワーク保持手段50
を旋回動作させている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被駆動体に昇降動作と
旋回動作とを行なわせるための駆動装置に関するもので
ある。
旋回動作とを行なわせるための駆動装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】例えば、ワークローダ等において、ワー
クハンドに昇降動作と旋回動作とを実施させるための駆
動装置には、図16に示すように被駆動体としてのワー
クハンドHを支持して上下方向に延びる支軸Aと、この
支軸Aに嵌合するボールネジナットBおよびスプライン
ナットSとを備えたものがある。上記支軸Aの外周面に
は、ボールネジAbと軸方向に延びるスプラインAsと
が形成されており、ボールネジAbには上記ボールネジ
ナットBが係合し、スプラインAsには上記スプライン
ナットSが係合している。ボールネジナットBにはサー
ボモータMbが連係しており、このモータMbでボール
ネジナットBを駆動回転させることによって、ワークハ
ンドHが昇降動作する。一方、スプラインナットSには
サーボモータMsが連係しており、このモータMsでス
プラインナットSを駆動回転させることによって、ワー
クハンドHが旋回動作する。
クハンドに昇降動作と旋回動作とを実施させるための駆
動装置には、図16に示すように被駆動体としてのワー
クハンドHを支持して上下方向に延びる支軸Aと、この
支軸Aに嵌合するボールネジナットBおよびスプライン
ナットSとを備えたものがある。上記支軸Aの外周面に
は、ボールネジAbと軸方向に延びるスプラインAsと
が形成されており、ボールネジAbには上記ボールネジ
ナットBが係合し、スプラインAsには上記スプライン
ナットSが係合している。ボールネジナットBにはサー
ボモータMbが連係しており、このモータMbでボール
ネジナットBを駆動回転させることによって、ワークハ
ンドHが昇降動作する。一方、スプラインナットSには
サーボモータMsが連係しており、このモータMsでス
プラインナットSを駆動回転させることによって、ワー
クハンドHが旋回動作する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来の駆
動装置では、ワークハンドHを昇降させるためのサーボ
モータMb、およびワークハンドHを旋回させるための
サーボモータMsの、合計2台のサーボモータを採用し
ているので、サーボモータ1台当たりの単価が極めて高
いことに因って駆動装置の製造コストが嵩む不都合を免
れなかった。本発明は上記実状に鑑みて、製造コストの
不用意な増大を抑えつつ、被駆動体に昇降動作と旋回動
作とを行なわせることのできる駆動装置を提供すること
を目的とする。
動装置では、ワークハンドHを昇降させるためのサーボ
モータMb、およびワークハンドHを旋回させるための
サーボモータMsの、合計2台のサーボモータを採用し
ているので、サーボモータ1台当たりの単価が極めて高
いことに因って駆動装置の製造コストが嵩む不都合を免
れなかった。本発明は上記実状に鑑みて、製造コストの
不用意な増大を抑えつつ、被駆動体に昇降動作と旋回動
作とを行なわせることのできる駆動装置を提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に関わる駆動装置
では、ボールネジナットを駆動回転させて被駆動体を昇
降させるためのサーボモータを有する一方、エアーシリ
ンダあるいはエアー揺動モータを要素としたエアー駆動
手段を用いることにより、スプラインナットを駆動回転
させて被駆動体を旋回させている。
では、ボールネジナットを駆動回転させて被駆動体を昇
降させるためのサーボモータを有する一方、エアーシリ
ンダあるいはエアー揺動モータを要素としたエアー駆動
手段を用いることにより、スプラインナットを駆動回転
させて被駆動体を旋回させている。
【0005】
【作用】上記構成によれば、駆動装置を構成するサーボ
モータの台数が、従来の駆動装置に比べて削減されるこ
ととなる。
モータの台数が、従来の駆動装置に比べて削減されるこ
ととなる。
【0006】
【実施例】以下、実施例を示す図面に基づいて、本発明
を詳細に説明する。図1ないし図3は、エンジン生産ラ
インのワーク積込み設備において、複数種のシリンダヘ
ッド用粗材をパレットに搬送するためのワークローダ
に、本発明に関わる駆動装置を適用した例を示してい
る。
を詳細に説明する。図1ないし図3は、エンジン生産ラ
インのワーク積込み設備において、複数種のシリンダヘ
ッド用粗材をパレットに搬送するためのワークローダ
に、本発明に関わる駆動装置を適用した例を示してい
る。
【0007】上記ワーク積込み設備1は、図1ないし図
3に示す如くフロアに構築された本体フレーム2を備
え、この本体フレーム2にはワーク搬入域2Aおよびパ
レット収容域2H,2I,2Jが設けられており、フロ
アに設置されたコンベア3、反転機4、およびコンベア
5を介して上記ワーク搬入域2Aに送り込まれたワーク
(シリンダヘッド用粗材)Wは、上記本体フレーム2に
設けられたワークローダ10の動作によって、上記パレ
ット収容域2H,2I,2Jに位置した各パレットPへ
搬送されて行く。
3に示す如くフロアに構築された本体フレーム2を備
え、この本体フレーム2にはワーク搬入域2Aおよびパ
レット収容域2H,2I,2Jが設けられており、フロ
アに設置されたコンベア3、反転機4、およびコンベア
5を介して上記ワーク搬入域2Aに送り込まれたワーク
(シリンダヘッド用粗材)Wは、上記本体フレーム2に
設けられたワークローダ10の動作によって、上記パレ
ット収容域2H,2I,2Jに位置した各パレットPへ
搬送されて行く。
【0008】上記パレットPは、図3に示す如き無人搬
送車Vの走行に基づいて、本体フレーム2における各パ
レット収容域2H,2I,2Jへの進入・進出が為され
るもので、その上部には複数段、複数列に亘るワーク収
容域Pa,Pa…を備え、これらワーク収容域Pa,P
a…の一側面はワークWの収容・取出しを実施するべく
解放されている。
送車Vの走行に基づいて、本体フレーム2における各パ
レット収容域2H,2I,2Jへの進入・進出が為され
るもので、その上部には複数段、複数列に亘るワーク収
容域Pa,Pa…を備え、これらワーク収容域Pa,P
a…の一側面はワークWの収容・取出しを実施するべく
解放されている。
【0009】一方、図4ないし図8に示すように、上記
ワークローダ10は、本体フレーム2に対して左右(パ
レット収容域2H,2I,2Jの並設されている方向)
へ移動可能に設けられた左右走行フレーム11と、この
左右走行フレーム11に対して前後方向へ移動可能に設
けられた前後走行フレーム12とを具備している。
ワークローダ10は、本体フレーム2に対して左右(パ
レット収容域2H,2I,2Jの並設されている方向)
へ移動可能に設けられた左右走行フレーム11と、この
左右走行フレーム11に対して前後方向へ移動可能に設
けられた前後走行フレーム12とを具備している。
【0010】上記左右走行フレーム11は、図5ないし
図7に示すように、本体フレーム2に設けられたラック
ギヤ2Gと噛合する走行ギヤ11Aを、駆動モータ11
Bにより減速機11Cを介して回転させることで、本体
フレーム2に設けられたガイドレール2R、2Rに案内
されつつ左右に移動する。
図7に示すように、本体フレーム2に設けられたラック
ギヤ2Gと噛合する走行ギヤ11Aを、駆動モータ11
Bにより減速機11Cを介して回転させることで、本体
フレーム2に設けられたガイドレール2R、2Rに案内
されつつ左右に移動する。
【0011】一方、上記前後走行フレーム12は、図4
および図8に示すように、左右走行フレーム11に設け
られたラックギヤ11Gと噛合する走行ギヤ12Aを、
駆動モータ12Bにより減速機12Cを介して回転させ
ることで、左右走行フレーム11に設けられたガイドレ
ール11R、11R(図5参照)に案内されつつ前後に
移動する。
および図8に示すように、左右走行フレーム11に設け
られたラックギヤ11Gと噛合する走行ギヤ12Aを、
駆動モータ12Bにより減速機12Cを介して回転させ
ることで、左右走行フレーム11に設けられたガイドレ
ール11R、11R(図5参照)に案内されつつ前後に
移動する。
【0012】図8に示すように、本発明における装置本
体としての前後走行フレーム12には、垂直方向に延在
する支軸20が上下方向に沿って貫挿されており、この
支軸20の下方端部には、後に詳述する被駆動体として
のワーク保持手段50が取り付けられている。
体としての前後走行フレーム12には、垂直方向に延在
する支軸20が上下方向に沿って貫挿されており、この
支軸20の下方端部には、後に詳述する被駆動体として
のワーク保持手段50が取り付けられている。
【0013】上記支軸20の外周面には、上端部から下
端部に亘ってボールネジ20Bが形成されているととも
に、上下方向に沿って延びるスプライン20Sが形成さ
れており、さらに上記支軸20は前後走行フレーム12
に設けられたサポートスリーブ13に、ボールネジナッ
トユニット21とスプラインナットユニット22とを介
して、前後走行フレーム12に対し昇降および回転自在
に支承されている。
端部に亘ってボールネジ20Bが形成されているととも
に、上下方向に沿って延びるスプライン20Sが形成さ
れており、さらに上記支軸20は前後走行フレーム12
に設けられたサポートスリーブ13に、ボールネジナッ
トユニット21とスプラインナットユニット22とを介
して、前後走行フレーム12に対し昇降および回転自在
に支承されている。
【0014】上記ボールネジナットユニット21は、支
軸20のボールネジ20Bに係合するボールネジナット
21Aと、該ボールネジナット21Aをベアリング(図
示せず)を介して支持するハウジング21Bとを有して
おり、このハウジング21Bはサポートスリーブ13に
固設され、もって上記ボールネジナット21Aは前後走
行フレーム12に回転自在かつ上下移動不能に支持され
ている。
軸20のボールネジ20Bに係合するボールネジナット
21Aと、該ボールネジナット21Aをベアリング(図
示せず)を介して支持するハウジング21Bとを有して
おり、このハウジング21Bはサポートスリーブ13に
固設され、もって上記ボールネジナット21Aは前後走
行フレーム12に回転自在かつ上下移動不能に支持され
ている。
【0015】一方、上記スプラインナットユニット22
は、支軸20のスプライン20Sと係合するスプライン
ナット22Aと、このスプラインナット22Aをベアリ
ング(図示せず)を介して支持するハウジング22Bと
を有し、該ハウジング22Bはサポートスリーブ13に
固設されており、上記スプラインナット22Aは前後走
行フレーム12に対して回転自在かつ上下移動不能に支
持されている。
は、支軸20のスプライン20Sと係合するスプライン
ナット22Aと、このスプラインナット22Aをベアリ
ング(図示せず)を介して支持するハウジング22Bと
を有し、該ハウジング22Bはサポートスリーブ13に
固設されており、上記スプラインナット22Aは前後走
行フレーム12に対して回転自在かつ上下移動不能に支
持されている。
【0016】図8および図11に示すように、ボールネ
ジナットユニット21のボールネジナット21Aには、
タイミング従動プーリ23Aが固設されている一方、前
後走行フレーム12にはブラケット12Aを介してブレ
ーキ付きサーボモータ23Bが取付けられており、この
サーボモータ23Bにはタイミング駆動プーリ23Cが
装着されている。
ジナットユニット21のボールネジナット21Aには、
タイミング従動プーリ23Aが固設されている一方、前
後走行フレーム12にはブラケット12Aを介してブレ
ーキ付きサーボモータ23Bが取付けられており、この
サーボモータ23Bにはタイミング駆動プーリ23Cが
装着されている。
【0017】上記タイミング駆動プーリ23Aとタイミ
ング従動プーリ23Cとには、タイミングベルト23D
が巻き掛けられており、上記サーボモータ23Bの運転
に基づいて上記ボールネジナット21Aを駆動回動させ
ることにより、上記支軸20は垂直軸方向に沿って昇降
動作する。
ング従動プーリ23Cとには、タイミングベルト23D
が巻き掛けられており、上記サーボモータ23Bの運転
に基づいて上記ボールネジナット21Aを駆動回動させ
ることにより、上記支軸20は垂直軸方向に沿って昇降
動作する。
【0018】一方、図8および図12に示すように、ス
プラインナットユニット22のスプラインナット22A
にはリンクブロック24Aが取り付けられ、かつ前後走
行フレーム12にはエアーシリンダ24Bがブラケット
12Bを介して揺動支持されており、該エアーシリンダ
24Bの作動ロッド24Baは、上記リンクブロック2
4Aのリンクアーム24Aaとピン結合している。
プラインナットユニット22のスプラインナット22A
にはリンクブロック24Aが取り付けられ、かつ前後走
行フレーム12にはエアーシリンダ24Bがブラケット
12Bを介して揺動支持されており、該エアーシリンダ
24Bの作動ロッド24Baは、上記リンクブロック2
4Aのリンクアーム24Aaとピン結合している。
【0019】上記リンクブロック24Aおよびエアーシ
リンダ24Bによってエアー駆動手段24が構成されて
おり、エアーシリンダ24Bにおける作動ロッド24B
aの伸張・縮退動作に基づき、スプラインナット22A
を回動させることにより上記支軸20は垂直軸を中心と
して回動する。
リンダ24Bによってエアー駆動手段24が構成されて
おり、エアーシリンダ24Bにおける作動ロッド24B
aの伸張・縮退動作に基づき、スプラインナット22A
を回動させることにより上記支軸20は垂直軸を中心と
して回動する。
【0020】さらに、図8および図12に示す如く、上
記リンクブロック24Aには爪部材24Cが固設されて
いる一方、上記前後走行フレーム12にはストッパ24
D、24Eが設けられており、上記スプラインナット2
2Aが回動した際、上記ストッパ24Dあるいは24E
に上記爪部材24Cが当接することによって、上記支軸
20における回動範囲の規制、言い換えれば上記支軸2
0に支持されているワーク保持手段50の位置決めが行
なわれる。
記リンクブロック24Aには爪部材24Cが固設されて
いる一方、上記前後走行フレーム12にはストッパ24
D、24Eが設けられており、上記スプラインナット2
2Aが回動した際、上記ストッパ24Dあるいは24E
に上記爪部材24Cが当接することによって、上記支軸
20における回動範囲の規制、言い換えれば上記支軸2
0に支持されているワーク保持手段50の位置決めが行
なわれる。
【0021】上述した前後走行フレーム12、支軸2
0、ボールネジナット21A、スプラインナット22
A、サーボモータ23Bおよびエアー駆動手段24等に
よって、上記支軸20に支持されたワーク保持手段50
を昇降かつ旋回させるための駆動装置100が構成され
ている。
0、ボールネジナット21A、スプラインナット22
A、サーボモータ23Bおよびエアー駆動手段24等に
よって、上記支軸20に支持されたワーク保持手段50
を昇降かつ旋回させるための駆動装置100が構成され
ている。
【0022】一方、上記前後走行フレーム12には図
8,図9および図12に示すように、3本のガイドロッ
ド30がそれぞれガイドスリーブ31を介して昇降自在
に貫挿されており、各ガイドロッド31の上端部は頂部
フレーム32を介して互いに連結されている一方、各ガ
イドロッド30の下端はワーク保持手段50に固設され
ている。
8,図9および図12に示すように、3本のガイドロッ
ド30がそれぞれガイドスリーブ31を介して昇降自在
に貫挿されており、各ガイドロッド31の上端部は頂部
フレーム32を介して互いに連結されている一方、各ガ
イドロッド30の下端はワーク保持手段50に固設され
ている。
【0023】図10に示す如く、上記前後走行フレーム
12にはブラケット(図示せず)を介してバランサ用エ
アーシリンダ35が取り付けられており、該エアーシリ
ンダ35の作動ロッド35aは上記ワーク保持手段50
に固設されている。
12にはブラケット(図示せず)を介してバランサ用エ
アーシリンダ35が取り付けられており、該エアーシリ
ンダ35の作動ロッド35aは上記ワーク保持手段50
に固設されている。
【0024】また、上記前後走行フレーム12には、昇
降位置検出用スイッチ40が固設されているとともに、
上下方向に延びる昇降ロッド41が遊嵌しており、この
昇降ロッド41の上端はブラケット32Aを介して頂部
フレーム32に固定され、下端はワーク保持手段50に
固設されているとともに、外周面には位置検出用ドグ4
2A,42Bが取り付けられている。
降位置検出用スイッチ40が固設されているとともに、
上下方向に延びる昇降ロッド41が遊嵌しており、この
昇降ロッド41の上端はブラケット32Aを介して頂部
フレーム32に固定され、下端はワーク保持手段50に
固設されているとともに、外周面には位置検出用ドグ4
2A,42Bが取り付けられている。
【0025】さらに、図8および図12に示すように、
前後走行フレーム12には、シリンダ45によって揺動
されるロックレバー46が設けられており、このレバー
46は上昇端に位置しているワーク保持手段50と係合
するよう動作して、上述したタイミングベルト23D
(図11参照)が切れた場合にワーク保持手段50が自
重によって落下することを未然に防止するものである。
前後走行フレーム12には、シリンダ45によって揺動
されるロックレバー46が設けられており、このレバー
46は上昇端に位置しているワーク保持手段50と係合
するよう動作して、上述したタイミングベルト23D
(図11参照)が切れた場合にワーク保持手段50が自
重によって落下することを未然に防止するものである。
【0026】図13および図14に示す如く、被駆動体
としてのワーク保持手段50は、ベースプレート51と
旋回フレーム52とを具備しており、上記旋回フレーム
52は、複数のベアリングを備えた旋回支持機構53を
介して、上記ベースプレート51に垂直軸を中心として
旋回自在に支持されている。
としてのワーク保持手段50は、ベースプレート51と
旋回フレーム52とを具備しており、上記旋回フレーム
52は、複数のベアリングを備えた旋回支持機構53を
介して、上記ベースプレート51に垂直軸を中心として
旋回自在に支持されている。
【0027】また、上記ベースプレート51には、上述
した各ガイドロッド30の下端が固設されている一方、
上記旋回フレーム52における旋回中心には、上述した
支軸20の下端が固設されている。
した各ガイドロッド30の下端が固設されている一方、
上記旋回フレーム52における旋回中心には、上述した
支軸20の下端が固設されている。
【0028】上記旋回フレーム52には、ステー52a
を介して載置プレート53が取り付けられており、この
載置プレート53における上部には、対向配置された一
対のガイドプレート54,54が設けられている一方、
載置プレート53の下部には、接触ロッド55および位
置決めロッド56が設けられている。
を介して載置プレート53が取り付けられており、この
載置プレート53における上部には、対向配置された一
対のガイドプレート54,54が設けられている一方、
載置プレート53の下部には、接触ロッド55および位
置決めロッド56が設けられている。
【0029】さらに、上記旋回フレーム52には、ロッ
ドレス型のシリンダ57が設けられており、該シリンダ
57の移動体57Aには、上記一対のガイドプレート5
4,54間に載置されたワークW(図示せず)を押出す
ためのプッシャ58が設けられている。
ドレス型のシリンダ57が設けられており、該シリンダ
57の移動体57Aには、上記一対のガイドプレート5
4,54間に載置されたワークW(図示せず)を押出す
ためのプッシャ58が設けられている。
【0030】上記構成のワーク積込み設備1では、その
作動待機状態において、図1ないし図3に示す如くワー
クローダ10が本体フレーム2におけるワーク搬入域2
Aの最奥方に位置するとともに、上記ワークローダ10
におけるワーク保持手段50が上昇端に位置しており、
さらに上記ワーク保持手段50は接触ロッド55および
位置決めロッド56をコンベア5に向けた姿勢で停止し
ている。
作動待機状態において、図1ないし図3に示す如くワー
クローダ10が本体フレーム2におけるワーク搬入域2
Aの最奥方に位置するとともに、上記ワークローダ10
におけるワーク保持手段50が上昇端に位置しており、
さらに上記ワーク保持手段50は接触ロッド55および
位置決めロッド56をコンベア5に向けた姿勢で停止し
ている。
【0031】一方、上記本体フレーム2におけるパレッ
ト収容域2H,2I,2Jには、それぞれワークWの種
類に応じたパレットPが、無人搬送車Vよってパレット
収容域2H,2I,2Jにおける所定の位置に搬入され
ている。
ト収容域2H,2I,2Jには、それぞれワークWの種
類に応じたパレットPが、無人搬送車Vよってパレット
収容域2H,2I,2Jにおける所定の位置に搬入され
ている。
【0032】上記ワーク積込み設備1が稼働を開始する
と、上記ワークローダ10におけるワーク保持手段50
が、上述した駆動装置100によって上昇端から上記コ
ンベア5に対向する高さ位置まで下降され、上記コンベ
ア3から反転機4およびコンベア5を介してワーク搬入
域2Aに送り込まれたワークWを受け取る。
と、上記ワークローダ10におけるワーク保持手段50
が、上述した駆動装置100によって上昇端から上記コ
ンベア5に対向する高さ位置まで下降され、上記コンベ
ア3から反転機4およびコンベア5を介してワーク搬入
域2Aに送り込まれたワークWを受け取る。
【0033】次いで、上記ワークローダ10のワーク保
持手段50は、接触ロッド55および位置決めロッド5
6をパレットPに対向させるべく、上述した駆動装置1
00によって90°の角度範囲に亘って旋回したのち、
ワーク保持手段50に搬入されたワークの種類に基づ
く、左右走行フレーム11および前後走行フレーム12
の水平移動と、上述した駆動装置100による昇降動作
との協働によって、上記ワーク保持手段50は所定のパ
レットPにおける所定のワーク収容域Paに対向する位
置まで移動される。
持手段50は、接触ロッド55および位置決めロッド5
6をパレットPに対向させるべく、上述した駆動装置1
00によって90°の角度範囲に亘って旋回したのち、
ワーク保持手段50に搬入されたワークの種類に基づ
く、左右走行フレーム11および前後走行フレーム12
の水平移動と、上述した駆動装置100による昇降動作
との協働によって、上記ワーク保持手段50は所定のパ
レットPにおける所定のワーク収容域Paに対向する位
置まで移動される。
【0034】ワーク保持手段50が所定のワーク収容域
Paに対向した状態で、接触ロッド55と位置決めロッ
ド56とによりワーク保持手段50が所定の位置に占位
していることが確認されると、シリンダ57の動作に基
づくプッシャ58の移動により、ワークWが上記パレッ
トPにおけるワーク収容域Paへ押し込まれる。
Paに対向した状態で、接触ロッド55と位置決めロッ
ド56とによりワーク保持手段50が所定の位置に占位
していることが確認されると、シリンダ57の動作に基
づくプッシャ58の移動により、ワークWが上記パレッ
トPにおけるワーク収容域Paへ押し込まれる。
【0035】ワーク保持手段50からワークWが払い出
されたのち、左右走行フレーム11および前後走行フレ
ーム12の水平移動と、上述した駆動装置100による
昇降動作との協働によって、上記ワーク保持手段50は
コンベア5のワーク搬出側にまで移動するとともに、上
記駆動装置100によって接触ロッド55と位置決めロ
ッド56とを上記コンベア5に向けるべく、90°の角
度範囲に亘って旋回動作され、以下、上述した動作が繰
り返し実施されることにより、各パレットP,P…の各
ワーク収容域Pa,Pa…に、それぞれ対応したワーク
Wが収容されることとなる。
されたのち、左右走行フレーム11および前後走行フレ
ーム12の水平移動と、上述した駆動装置100による
昇降動作との協働によって、上記ワーク保持手段50は
コンベア5のワーク搬出側にまで移動するとともに、上
記駆動装置100によって接触ロッド55と位置決めロ
ッド56とを上記コンベア5に向けるべく、90°の角
度範囲に亘って旋回動作され、以下、上述した動作が繰
り返し実施されることにより、各パレットP,P…の各
ワーク収容域Pa,Pa…に、それぞれ対応したワーク
Wが収容されることとなる。
【0036】ここで、上述したワークローダ10におけ
るワーク保持手段50を、駆動装置100によって昇降
動作させる際には、サーボモータ23Bのみを回転駆動
すればよい。すなわち、スプラインナット22Aを停止
させた状態において、タイミング駆動プーリ23Aから
タイミングベルト23Dおよびタイミング従動プーリ2
3Cを介してボールネジナット21Aを回転させること
により、該ボールネジナット21Aの回転方向に基づい
て、支軸20はスプラインナット22Aに案内されつ
つ、回転することなく上方あるいは下方へ移動すること
となる。かくして、サーボモータ23Bを回転駆動する
ことによって、支軸20に支持されたワーク保持手段5
0が、旋回することなく昇降動作することとなる。
るワーク保持手段50を、駆動装置100によって昇降
動作させる際には、サーボモータ23Bのみを回転駆動
すればよい。すなわち、スプラインナット22Aを停止
させた状態において、タイミング駆動プーリ23Aから
タイミングベルト23Dおよびタイミング従動プーリ2
3Cを介してボールネジナット21Aを回転させること
により、該ボールネジナット21Aの回転方向に基づい
て、支軸20はスプラインナット22Aに案内されつ
つ、回転することなく上方あるいは下方へ移動すること
となる。かくして、サーボモータ23Bを回転駆動する
ことによって、支軸20に支持されたワーク保持手段5
0が、旋回することなく昇降動作することとなる。
【0037】一方、ワークローダ10におけるワーク保
持手段50を、駆動装置100によって旋回動作させる
際には、エアー駆動手段24におけるエアーシリンダ2
4Bの作動ロッド24Baを伸張・縮退させればよい。
すなわち、エアーシリンダ24Bにより、リンクブロッ
ク24Aを介してスプラインナット22Aを回転させる
ことにより、上記支軸20はスプラインナット22Aと
ともに同方向へ回転することとなる。かくして、エアー
シリンダ24Bを駆動することによって、支軸20に支
持されたワーク保持手段50が、任意の方向へ旋回する
こととなる。
持手段50を、駆動装置100によって旋回動作させる
際には、エアー駆動手段24におけるエアーシリンダ2
4Bの作動ロッド24Baを伸張・縮退させればよい。
すなわち、エアーシリンダ24Bにより、リンクブロッ
ク24Aを介してスプラインナット22Aを回転させる
ことにより、上記支軸20はスプラインナット22Aと
ともに同方向へ回転することとなる。かくして、エアー
シリンダ24Bを駆動することによって、支軸20に支
持されたワーク保持手段50が、任意の方向へ旋回する
こととなる。
【0038】ここで、上記ワーク保持手段50の旋回
時、言い換えれば支軸20の回転時において、リンクブ
ロック24Aに設けられた爪部材24Cが、ストッパ2
4Dあるいは24Eと当接することにより、上記ワーク
保持手段50はコンベア5に対向する姿勢と各パレット
Pに対向する姿勢との間において、90°の角度範囲に
亘り旋回動作することとなる。
時、言い換えれば支軸20の回転時において、リンクブ
ロック24Aに設けられた爪部材24Cが、ストッパ2
4Dあるいは24Eと当接することにより、上記ワーク
保持手段50はコンベア5に対向する姿勢と各パレット
Pに対向する姿勢との間において、90°の角度範囲に
亘り旋回動作することとなる。
【0039】ところで、スプラインナット22Aを回転
させた場合、支軸20は上述の如くスプラインナット2
2Aと共に回転するのであるが、ボールネジナット21
Aとの相対回転によって、支軸20は上下方向へも移動
することとなる。具体的には、支軸20におけるホール
ネジ20Bのピッチが50mmの場合、ワーク保持手段5
0を90°の角度範囲に亘って旋回させると、該ワーク
保持手段50は上下方向へ12.5mm移動してしまう。
このため、上述した実施例のワークローダ10では、上
記ワーク保持手段50の旋回動作時において、エアーシ
リンダ24Bによってスプラインナット22Aを回転さ
せるとともに、サーボモータ23Bによりボールネジナ
ット21Aを回転させることによって、上記ワーク保持
手段50が所定の高さ位置に占位するよう支軸20の上
下移動を補償している。
させた場合、支軸20は上述の如くスプラインナット2
2Aと共に回転するのであるが、ボールネジナット21
Aとの相対回転によって、支軸20は上下方向へも移動
することとなる。具体的には、支軸20におけるホール
ネジ20Bのピッチが50mmの場合、ワーク保持手段5
0を90°の角度範囲に亘って旋回させると、該ワーク
保持手段50は上下方向へ12.5mm移動してしまう。
このため、上述した実施例のワークローダ10では、上
記ワーク保持手段50の旋回動作時において、エアーシ
リンダ24Bによってスプラインナット22Aを回転さ
せるとともに、サーボモータ23Bによりボールネジナ
ット21Aを回転させることによって、上記ワーク保持
手段50が所定の高さ位置に占位するよう支軸20の上
下移動を補償している。
【0040】上述した駆動装置100では、ボールネジ
ナット21Aを駆動回転させるためにサーボモータ23
Bを使用しているものの、エアーシリンダ24Bを備え
たエアー駆動手段24によって、ワーク保持手段50を
旋回させるべくスプラインナット22Aを駆動回転させ
ているので、駆動装置全体におけるサーボモータの使用
台数は可及的に抑えられたものとなっている。
ナット21Aを駆動回転させるためにサーボモータ23
Bを使用しているものの、エアーシリンダ24Bを備え
たエアー駆動手段24によって、ワーク保持手段50を
旋回させるべくスプラインナット22Aを駆動回転させ
ているので、駆動装置全体におけるサーボモータの使用
台数は可及的に抑えられたものとなっている。
【0041】上記サーボモータは、1台当たりの単価が
極めて高いばかりでなく、その使用に際しては適宜な減
速機と組み合わせる必要があり、よって駆動装置全体に
おけるサーボモータの使用台数が少ないことに基づい
て、上述した駆動装置100では、製造コストの不用意
な増大、および装置外観の不用意な大型化を未然に防止
することが可能となる。
極めて高いばかりでなく、その使用に際しては適宜な減
速機と組み合わせる必要があり、よって駆動装置全体に
おけるサーボモータの使用台数が少ないことに基づい
て、上述した駆動装置100では、製造コストの不用意
な増大、および装置外観の不用意な大型化を未然に防止
することが可能となる。
【0042】なお、上述した実施例では、ストッパ24
Dおよび24Eの働きによって、ワーク保持手段50を
90°の角度範囲に亘って旋回動作させているが、ワー
ク保持手段50の旋回範囲は90°にのみ限定されるも
のではなく、ストッパ24Dおよび24E等の一対のメ
カストッパの設置位置を任意に設定することにより、予
設定した所定の角度範囲に亘って旋回動作させることが
可能である。
Dおよび24Eの働きによって、ワーク保持手段50を
90°の角度範囲に亘って旋回動作させているが、ワー
ク保持手段50の旋回範囲は90°にのみ限定されるも
のではなく、ストッパ24Dおよび24E等の一対のメ
カストッパの設置位置を任意に設定することにより、予
設定した所定の角度範囲に亘って旋回動作させることが
可能である。
【0043】図15に示す駆動装置100′では、装置
本体としての前後走行フレーム12にエアー揺動モータ
61が設置され、このエアー揺動モータ61に設けられ
た駆動ギヤ62Aには、スプラインナットユニット22
におけるスプラインナット22Aに設けられた従動ギヤ
62Bが噛合しており、上記エアー揺動モータ61と、
上記駆動ギヤ62Aおよび従動ギヤ62Bから成る回転
伝動手段62とによって、上記スプラインナット22A
を回転動作させるためのエアー駆動手段60が構成され
ている。
本体としての前後走行フレーム12にエアー揺動モータ
61が設置され、このエアー揺動モータ61に設けられ
た駆動ギヤ62Aには、スプラインナットユニット22
におけるスプラインナット22Aに設けられた従動ギヤ
62Bが噛合しており、上記エアー揺動モータ61と、
上記駆動ギヤ62Aおよび従動ギヤ62Bから成る回転
伝動手段62とによって、上記スプラインナット22A
を回転動作させるためのエアー駆動手段60が構成され
ている。
【0044】なお、上述したエアー駆動手段60に関わ
る構成以外は、図1ないし図14に示した駆動装置10
0と基本的に変わるところは無いので、上記駆動装置1
00における構成要素と同一の作用を為す構成要素に
は、図1ないし図14と同一の符号を付すことによって
詳細な説明を省略する。
る構成以外は、図1ないし図14に示した駆動装置10
0と基本的に変わるところは無いので、上記駆動装置1
00における構成要素と同一の作用を為す構成要素に
は、図1ないし図14と同一の符号を付すことによって
詳細な説明を省略する。
【0045】上記スプラインナット22Aには、図12
に示した爪部材24Cと同様の爪部材(図示せず)設け
られている一方、前後走行フレーム12にも、図12に
示したストッパ24Dおよび24Eと同様のメカストッ
パ(図示せず)設けられており、上記メカストッパに爪
部材が当接することによって、ワーク保持手段50の旋
回方向における位置決めが為される。
に示した爪部材24Cと同様の爪部材(図示せず)設け
られている一方、前後走行フレーム12にも、図12に
示したストッパ24Dおよび24Eと同様のメカストッ
パ(図示せず)設けられており、上記メカストッパに爪
部材が当接することによって、ワーク保持手段50の旋
回方向における位置決めが為される。
【0046】ここで、上記エアー揺動モータ61は、エ
アーシリンダの直線運動をラック・ピニオンによって出
力軸の回転運動に変換して取り出すものであり、その構
成は既に周知なので詳細な説明は省略する。
アーシリンダの直線運動をラック・ピニオンによって出
力軸の回転運動に変換して取り出すものであり、その構
成は既に周知なので詳細な説明は省略する。
【0047】上記構成の駆動装置100′においては、
エアー揺動モータ61の動作に基づいて、90°前後の
角度範囲は勿論のこと、180°前後に及ぶ角度範囲、
さらには180°を越える広い角度範囲に亘って、上記
ワーク保持手段50を旋回動作させることが可能であ
る。
エアー揺動モータ61の動作に基づいて、90°前後の
角度範囲は勿論のこと、180°前後に及ぶ角度範囲、
さらには180°を越える広い角度範囲に亘って、上記
ワーク保持手段50を旋回動作させることが可能であ
る。
【0048】ところで、上述したエアー駆動手段60に
おいては、駆動ギヤ62Aと従動ギヤ62Bとのギヤ列
から成る回転伝動手段62に代えて、上記エアー揺動モ
ータと上記スプラインナットとの間に、タイミング駆動
プーリ、タイミング従動プーリおよびタイミングベルト
とを備えて成る回転伝動手段、すなわち巻掛け伝動機構
を採用し得ることは勿論であり、上記構成においてもギ
ヤ列から成る回転伝動手段を採用した場合と同等の作用
効果が得られることは言うまでもない。
おいては、駆動ギヤ62Aと従動ギヤ62Bとのギヤ列
から成る回転伝動手段62に代えて、上記エアー揺動モ
ータと上記スプラインナットとの間に、タイミング駆動
プーリ、タイミング従動プーリおよびタイミングベルト
とを備えて成る回転伝動手段、すなわち巻掛け伝動機構
を採用し得ることは勿論であり、上記構成においてもギ
ヤ列から成る回転伝動手段を採用した場合と同等の作用
効果が得られることは言うまでもない。
【0049】なお、上述した実施例では、エンジン生産
ラインのワーク積込み設備におけるワークローダに、本
発明に関わる駆動装置を適用した例を示したが、被駆動
体を上下方向における任意の1ポイント、あるいは多数
のポイントにおいて精度良く停止させる必要がある一
方、旋回方向に関しては角度範囲の両端をメカストッパ
ーによる位置決め精度でも十分とする機器を対象とし
て、有効に適用し得るものであることは言うまでもな
い。
ラインのワーク積込み設備におけるワークローダに、本
発明に関わる駆動装置を適用した例を示したが、被駆動
体を上下方向における任意の1ポイント、あるいは多数
のポイントにおいて精度良く停止させる必要がある一
方、旋回方向に関しては角度範囲の両端をメカストッパ
ーによる位置決め精度でも十分とする機器を対象とし
て、有効に適用し得るものであることは言うまでもな
い。
【0050】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明に関わる
駆動装置では、ボールネジナットを駆動回転させて被駆
動体を昇降させるためのサーボモータを有する一方、エ
アーシリンダあるいはエアー揺動モータを要素としたエ
アー駆動手段を用いることにより、スプラインナットを
駆動回転させて被駆動体を旋回させるよう構成したの
で、駆動装置を構成するサーボモータの台数が、従来の
駆動装置に比べて削減されることとなり、もって製造コ
ストの不用意な増大を抑えつつ、被駆動体に昇降動作と
旋回動作とを行なわせることが可能となった。
駆動装置では、ボールネジナットを駆動回転させて被駆
動体を昇降させるためのサーボモータを有する一方、エ
アーシリンダあるいはエアー揺動モータを要素としたエ
アー駆動手段を用いることにより、スプラインナットを
駆動回転させて被駆動体を旋回させるよう構成したの
で、駆動装置を構成するサーボモータの台数が、従来の
駆動装置に比べて削減されることとなり、もって製造コ
ストの不用意な増大を抑えつつ、被駆動体に昇降動作と
旋回動作とを行なわせることが可能となった。
【図1】本発明に関わる駆動装置を採用したワーク積込
み設備を示す全体正面図。
み設備を示す全体正面図。
【図2】ワーク積込み設備を示す全体平面図。
【図3】ワーク積込み設備を示す全体側面図。
【図4】ワーク積込み設備を示す要部平面図。
【図5】図4の V−V 線断面図。
【図6】図4を矢印 VI から観た図。
【図7】図6の VII−VII 線断面図。
【図8】本発明に関わる駆動装置を示す図4の VIII −
VIII 線断面図。
VIII 線断面図。
【図9】図8を矢印 IX から観た図。
【図10】図4の X−X 線断面図。
【図11】図4の XI − XI 線断面図。
【図12】図8の XII−XII 線断面図。
【図13】ワーク保持手段の要部断面側面図。
【図14】ワーク保持手段の要部断面正面図。
【図15】本発明に関わる駆動装置の他の実施例を示す
要部概念図。
要部概念図。
【図16】従来の駆動装置を示す概念図。
1…駆動装置、 10…ワークローダ、 11…左右走行フレーム、 12…前後走行フレーム、 20…支軸、 20A…ボールネジ、 20B…スプライン、 21A…ボールネジナット、 22A…スプラインナット 23B…サーボモータ、 24…エアー駆動手段、 24A…リンクブロック、 24Aa…リンクアーム、 24B…エアーシリンダ、 50…ワーク保持手段(被駆動体)、 60…エアー駆動手段、 61…エアー揺動モータ、 62…回転伝動手段、 100,100′…駆動装置。
Claims (3)
- 【請求項1】 装置本体に対し上下方向に貫挿さ
れ、かつ被駆動体を支持するとともに、外周面に上下方
向へ延びるスプラインおよびボールネジを備えた支軸
と、 上記支軸における上記ボールネジと係合するとともに、
上記装置本体に対して回転自在かつ上下移動不能に支持
されたボールネジナットと、 上記支軸における上記スプラインと係合するとともに、
上記装置本体に対して回転自在かつ上下移動不能に支持
されたスプラインナットと、 上記ボールネジナットを上記装置本体に対して駆動回転
させることによって、上記被駆動体を上記装置本体に対
して昇降させるサーボモータと、 上記スプラインナットを上記装置本体に対して駆動回転
させることによって、上記被駆動体を上記装置本体に対
して旋回させるエアー駆動手段と、 を具備して成ることを特徴とする駆動装置。 - 【請求項2】 上記エアー駆動手段は、上記スプラ
インナットに設けられたリンクアームを有し、かつ上記
リンクアームと連携するエアーシリンダを備えて成るこ
とを特徴とする請求項1記載の駆動装置。 - 【請求項3】 上記エアー駆動手段は、エアー揺動
モータを有するとともに、上記エアー揺動モータと上記
スプラインナットとの間に介装された回転動伝機構を備
えて成ることを特徴とする請求項1記載の駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2686794A JPH07237172A (ja) | 1994-02-24 | 1994-02-24 | 駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2686794A JPH07237172A (ja) | 1994-02-24 | 1994-02-24 | 駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07237172A true JPH07237172A (ja) | 1995-09-12 |
Family
ID=12205246
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2686794A Pending JPH07237172A (ja) | 1994-02-24 | 1994-02-24 | 駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07237172A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2080935A3 (en) * | 2008-01-15 | 2010-01-20 | JTEKT Corporation | Ball screw unit |
JP2013119482A (ja) * | 2011-12-06 | 2013-06-17 | Hyundai Motor Co Ltd | 移動装置 |
-
1994
- 1994-02-24 JP JP2686794A patent/JPH07237172A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2080935A3 (en) * | 2008-01-15 | 2010-01-20 | JTEKT Corporation | Ball screw unit |
US7905157B2 (en) | 2008-01-15 | 2011-03-15 | Jtekt Corporation | Ball screw unit |
JP2013119482A (ja) * | 2011-12-06 | 2013-06-17 | Hyundai Motor Co Ltd | 移動装置 |
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