JPH0810491Y2 - エンジン、ミッション組み付け装置 - Google Patents
エンジン、ミッション組み付け装置Info
- Publication number
- JPH0810491Y2 JPH0810491Y2 JP1989148419U JP14841989U JPH0810491Y2 JP H0810491 Y2 JPH0810491 Y2 JP H0810491Y2 JP 1989148419 U JP1989148419 U JP 1989148419U JP 14841989 U JP14841989 U JP 14841989U JP H0810491 Y2 JPH0810491 Y2 JP H0810491Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- mission
- support base
- motor
- pallet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Automatic Assembly (AREA)
- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はエンジン、ミッション組み付け装置に関する
ものである。
ものである。
[従来の技術] 四輪自動車用等の製造工程の一つに、エンジンとミッ
ションとを互いに組み付ける工程がある。
ションとを互いに組み付ける工程がある。
エンジンにミッションを取り付けるには、例えばエン
ジンを台上に固定しておく一方、ミッションをバランサ
ーで吊ったり、作業員が手で持ったりして、エンジンに
対する位置決めを行ない、こののち両者をボルトで結合
する方法がある。
ジンを台上に固定しておく一方、ミッションをバランサ
ーで吊ったり、作業員が手で持ったりして、エンジンに
対する位置決めを行ない、こののち両者をボルトで結合
する方法がある。
[考案が解決しようとする課題] ところで、上述の如き組み付け方法では、バランサー
の操作に熟練を要したり、多人数の作業員を要するため
作業能率が悪く、さらに上記方法では、エンジンとミッ
ションとの軸線を正確に合致させることができないた
め、製品の品質低下を招く虞れがあった。
の操作に熟練を要したり、多人数の作業員を要するため
作業能率が悪く、さらに上記方法では、エンジンとミッ
ションとの軸線を正確に合致させることができないた
め、製品の品質低下を招く虞れがあった。
本考案は上記実状に鑑みて、エンジンとミッションと
結合作業を、能率良く、かつ正確に行なうことのできる
エンジン、ミッション組み付け装置を提供することを目
的とする。
結合作業を、能率良く、かつ正確に行なうことのできる
エンジン、ミッション組み付け装置を提供することを目
的とする。
[課題を解決するための手段] そこで、本考案では、エンジン支持台をエンジン搬入
位置と組み付け作業位置との間を移動自在に設けるとと
もに、上面部に複数個のフリーベアリングを有するミッ
ション支持台を上記組み付け作業位置に占位したエンジ
ン支持台の近傍に設置しており、さらにミッション支持
台を上下動させるモータ、およびモータを起動させるス
イッチ手段を備え、かつモータの駆動軸に取り付けた円
盤の同一円周上に等間隔で形成された検出孔を検出する
光電管、フリップフロップ、モータ駆動回路、および正
逆転切り替えスイッチを有し、スイッチ手段の操作が行
われる毎に上記ミッション支持台を所定の寸法だけ移動
させるべくモータを動作させる制御手段を備えて成る上
下位置調整手段を設けるとともに、ミッションを載置支
持するパレットを上記ミッション支持台のフリーベアリ
ング上において上記エンジン支持台に対し近接離反する
方向へ移動させるパレット移動手段を設けることによっ
て上記目的を達成した。
位置と組み付け作業位置との間を移動自在に設けるとと
もに、上面部に複数個のフリーベアリングを有するミッ
ション支持台を上記組み付け作業位置に占位したエンジ
ン支持台の近傍に設置しており、さらにミッション支持
台を上下動させるモータ、およびモータを起動させるス
イッチ手段を備え、かつモータの駆動軸に取り付けた円
盤の同一円周上に等間隔で形成された検出孔を検出する
光電管、フリップフロップ、モータ駆動回路、および正
逆転切り替えスイッチを有し、スイッチ手段の操作が行
われる毎に上記ミッション支持台を所定の寸法だけ移動
させるべくモータを動作させる制御手段を備えて成る上
下位置調整手段を設けるとともに、ミッションを載置支
持するパレットを上記ミッション支持台のフリーベアリ
ング上において上記エンジン支持台に対し近接離反する
方向へ移動させるパレット移動手段を設けることによっ
て上記目的を達成した。
[作用] 上記構成によれば、エンジン支持台にエンジンを載置
支持させる一方、上記ミッション支持台にミッションを
載置支持し、上記上下位置調整手段によりミッション支
持台の高さを調整して、エンジンとミッションとの位置
を整合させるとともに、上記パレット移動手段によって
パレットを水平移動させて、ミッションをエンジンに結
合させることにより、エンジンとミッションとの組み付
け作業を容易かつ正確に行なうことができる。
支持させる一方、上記ミッション支持台にミッションを
載置支持し、上記上下位置調整手段によりミッション支
持台の高さを調整して、エンジンとミッションとの位置
を整合させるとともに、上記パレット移動手段によって
パレットを水平移動させて、ミッションをエンジンに結
合させることにより、エンジンとミッションとの組み付
け作業を容易かつ正確に行なうことができる。
[実施例] 以下、本考案の具体的な構成を、一実施例を示す図面
に基づいて詳細に説明する。
に基づいて詳細に説明する。
第1図は、本考案に係るエンジン、ミッション組み付
け装置1を示しており、該装置1は、エンジン支持機構
100とミッション支持機構200とを有している。
け装置1を示しており、該装置1は、エンジン支持機構
100とミッション支持機構200とを有している。
上記エンジン支持機構100は、パレットP1を介してエ
ンジンEを支持するエンジン支持台10を有しており、こ
のエンジン支持台10はパレット搬送用のトラバーサを備
えたエンジン受け台11に、シリンダアクチュエータ11a
を介して上下動自在に設置されている。
ンジンEを支持するエンジン支持台10を有しており、こ
のエンジン支持台10はパレット搬送用のトラバーサを備
えたエンジン受け台11に、シリンダアクチュエータ11a
を介して上下動自在に設置されている。
また、上記エンジン支持機構100は、床面上に設置さ
れたベースフレーム12を有しており、このベースフレー
ム12には、図中左右方向に延びるカイドレール12aと、
駆動手段13とが設置されている。
れたベースフレーム12を有しており、このベースフレー
ム12には、図中左右方向に延びるカイドレール12aと、
駆動手段13とが設置されている。
上記エンジン受け台11は、上記ガイドレール12aに案
内されつつ、上記駆動手段13の動作により、図中実線で
示す組み付け作業位置と、該組み付け作業位置に対して
図中左方域に存する図示していないエンジン搬入位置と
の間を移動する。これにより、エンジン支持台10も上記
エンジン受け台11を介して組み付け作業位置とエンジン
搬入位置との間を移動する。
内されつつ、上記駆動手段13の動作により、図中実線で
示す組み付け作業位置と、該組み付け作業位置に対して
図中左方域に存する図示していないエンジン搬入位置と
の間を移動する。これにより、エンジン支持台10も上記
エンジン受け台11を介して組み付け作業位置とエンジン
搬入位置との間を移動する。
一方、上記ミッション支持機構200は、パレットP2を
介してミッションMを支持するミッション支持台20を有
している。
介してミッションMを支持するミッション支持台20を有
している。
上記ミッション支持台20は、上記エンジン支持台10の
図中右方域、詳しくは組み付け作業位置に占位している
エンジン支持台10に近接して配設されている。
図中右方域、詳しくは組み付け作業位置に占位している
エンジン支持台10に近接して配設されている。
また、上記ミッション支持台20の上面には、複数個の
フリーベアリング21,21,…が配列設置されており、該フ
リーベアリング21,21…に載置されたパレットP2は上記
フリーベアリング21の作用によって水平方向に自由に移
動することができる。
フリーベアリング21,21,…が配列設置されており、該フ
リーベアリング21,21…に載置されたパレットP2は上記
フリーベアリング21の作用によって水平方向に自由に移
動することができる。
上記ミッション支持台20は、スライドフレーム22にシ
リンダアクチュエータ22aを介して上下動自在に設置さ
れており、該スライドフレーム22は、ベースフレーム23
に立設されたガイドポスト24,24に案内されて上下方向
に移動自在に設置されている。
リンダアクチュエータ22aを介して上下動自在に設置さ
れており、該スライドフレーム22は、ベースフレーム23
に立設されたガイドポスト24,24に案内されて上下方向
に移動自在に設置されている。
上記スライドフレーム22には、上記ベースフレーム23
に回転自在に支承され図中上下方向に延びるスクリュー
ロッド25が螺合している一方、上記ベースフレーム23に
は、上記ガイドポスト24,24を介してモータ26が設置さ
れている。
に回転自在に支承され図中上下方向に延びるスクリュー
ロッド25が螺合している一方、上記ベースフレーム23に
は、上記ガイドポスト24,24を介してモータ26が設置さ
れている。
上記スクリューロッド25は、ベベルギヤ対27を介して
上記モータ26により回転動作され、かくすることによっ
て、上記スライドフレーム22が上下動する。
上記モータ26により回転動作され、かくすることによっ
て、上記スライドフレーム22が上下動する。
上記モータ26の駆動軸26aには、円盤28が固設されて
おり、この円盤28には、同一円周上に等間隔に複数個の
検出孔28a,28a…が形成されている。
おり、この円盤28には、同一円周上に等間隔に複数個の
検出孔28a,28a…が形成されている。
上記円盤28の検出孔28aを検出するための光電管から
成る検出器29が設置されており、この検出器29は円盤28
を挟むようにして図示していない光源と対向配置されて
いる。一方、上記ベースフレーム23には、フットスイッ
チ30が取り付けられている。
成る検出器29が設置されており、この検出器29は円盤28
を挟むようにして図示していない光源と対向配置されて
いる。一方、上記ベースフレーム23には、フットスイッ
チ30が取り付けられている。
第2図は、上記検出器29とフットスイッチ30との出力
信号に基づいて、上記モータ26を制御する制御手段とし
ての回路を概念的に示しており、駆動手段としての上記
モータ26およびスイッチ手段としての上記フットスイッ
チ30と、上記制御手段35を構成する検出器(光電管)2
9、フリップフロップ31、モータ駆動回路32、および正
逆転切り換えスイッチ33とによって、上下位置調整手段
40が構成されている。
信号に基づいて、上記モータ26を制御する制御手段とし
ての回路を概念的に示しており、駆動手段としての上記
モータ26およびスイッチ手段としての上記フットスイッ
チ30と、上記制御手段35を構成する検出器(光電管)2
9、フリップフロップ31、モータ駆動回路32、および正
逆転切り換えスイッチ33とによって、上下位置調整手段
40が構成されている。
一方、ベースフレーム23には、上記ミッション支持台
20の図中左右両域に、それぞれパレット移送用のレール
が設置されているとともに、上記ミッション支持台20の
右方域には、上記パレットP2を移動させるためのシリン
ダアクチュエータ50が取り付けられている。このシリン
ダアクチュエータ50は、パレットP2に設けられた爪P2a
と係合するブロック51を有している。
20の図中左右両域に、それぞれパレット移送用のレール
が設置されているとともに、上記ミッション支持台20の
右方域には、上記パレットP2を移動させるためのシリン
ダアクチュエータ50が取り付けられている。このシリン
ダアクチュエータ50は、パレットP2に設けられた爪P2a
と係合するブロック51を有している。
いま、上記装置1が稼働を開始すると、エンジン搬入
位置に占位しているエンジン支持台10に、エンジンEを
載置したパレットP1が搬入され、次いで上記エンジン支
持台10は、図中右方へ移動しつつ、上記パレットP1をト
ラバーサから離隔させるべく鎖線で示す位置から実線で
示す位置へ上昇し、エンジンEを第1図に示す組み付け
作業位置に占位させる。
位置に占位しているエンジン支持台10に、エンジンEを
載置したパレットP1が搬入され、次いで上記エンジン支
持台10は、図中右方へ移動しつつ、上記パレットP1をト
ラバーサから離隔させるべく鎖線で示す位置から実線で
示す位置へ上昇し、エンジンEを第1図に示す組み付け
作業位置に占位させる。
一方、図示していないミッション搬入位置に占位して
いるミッション支持台20には、ミッションMを載置した
パレットP2が搬入され、次いで上記ミッション支持台20
は、上記エンジン支持台10と対向する位置まで移動す
る。こののち上記ミッション支持台20は、上記パレット
P2をパレット移送用のレールから離隔させるべく、シリ
ンダアクチュエータ22aの作動によって、鎖線で示す位
置から実線で示す位置まで上昇される。
いるミッション支持台20には、ミッションMを載置した
パレットP2が搬入され、次いで上記ミッション支持台20
は、上記エンジン支持台10と対向する位置まで移動す
る。こののち上記ミッション支持台20は、上記パレット
P2をパレット移送用のレールから離隔させるべく、シリ
ンダアクチュエータ22aの作動によって、鎖線で示す位
置から実線で示す位置まで上昇される。
こののち、作業員によってフットスイッチ30が操作さ
れると、上記制御手段35のフリップフロップ31がセット
され、この結果、切り替えスイッチ33が正回転を指示し
ている場合には、上記モータ駆動回路32が上記モータ26
を正転作動させ、これにより上記ミッション支持台20が
上昇するとともに、円盤28が一方方向に回転する。
れると、上記制御手段35のフリップフロップ31がセット
され、この結果、切り替えスイッチ33が正回転を指示し
ている場合には、上記モータ駆動回路32が上記モータ26
を正転作動させ、これにより上記ミッション支持台20が
上昇するとともに、円盤28が一方方向に回転する。
上記円盤28の検出孔28aが、検出器29の設定位置に到
達するまでモータ26が作動すると、検出器29よりON信号
が出力され、これによってフリップフロップ31がリセッ
トされ、モータ駆動回路32によりモータ26が停止する。
達するまでモータ26が作動すると、検出器29よりON信号
が出力され、これによってフリップフロップ31がリセッ
トされ、モータ駆動回路32によりモータ26が停止する。
このようにフットスイッチ30が操作されると、円盤28
が隣り合う検出孔28aの成す中心角だけ回転し、これに
よって上記ミッション支持台20が所定量だけ上昇する。
なお、この実施例の装置では、フットスイッチ30を一回
操作する毎に、上記ミッション支持台20が1mmずつ移動
するよう設定されている。
が隣り合う検出孔28aの成す中心角だけ回転し、これに
よって上記ミッション支持台20が所定量だけ上昇する。
なお、この実施例の装置では、フットスイッチ30を一回
操作する毎に、上記ミッション支持台20が1mmずつ移動
するよう設定されている。
したがって、上記フットスイッチ30を適宜回数操作す
ることによって、ミッションMの入力軸の高さ位置と、
エンジンEの出力軸の高さ位置とを一致させるべく、ミ
ッション支持台20の高さ位置を調整することができる。
ることによって、ミッションMの入力軸の高さ位置と、
エンジンEの出力軸の高さ位置とを一致させるべく、ミ
ッション支持台20の高さ位置を調整することができる。
なお、上記ミッション支持台20を上昇させ過ぎた場合
等には、上記切り替えスイッチ33を逆回転側に操作した
のち、上記フットスイッチ30を操作して上記ミッション
支持台20を順次下降させればよい。また、以後、同機種
のエンジンとミッションとの組み付け作業を続けて行な
う場合には、上述した上下位置調整手段40によるミッシ
ョン支持台20の高さ位置の調整は不要である。すなわち
上記調整作業は、ワークの機種を変更した際の初回の作
業時にだけ実施すれば良い。
等には、上記切り替えスイッチ33を逆回転側に操作した
のち、上記フットスイッチ30を操作して上記ミッション
支持台20を順次下降させればよい。また、以後、同機種
のエンジンとミッションとの組み付け作業を続けて行な
う場合には、上述した上下位置調整手段40によるミッシ
ョン支持台20の高さ位置の調整は不要である。すなわち
上記調整作業は、ワークの機種を変更した際の初回の作
業時にだけ実施すれば良い。
ミッション支持台20の高さ位置の調整が完了したの
ち、シリンダアクチュエータ50を伸張させてミッション
MをパレットP2とともに図中左方へ移動させ、ミッショ
ンMの入力軸とエンジンEの出力軸、およびミッション
MのスタッドボルトとエンジンEのボルト孔とを係合さ
せる。
ち、シリンダアクチュエータ50を伸張させてミッション
MをパレットP2とともに図中左方へ移動させ、ミッショ
ンMの入力軸とエンジンEの出力軸、およびミッション
MのスタッドボルトとエンジンEのボルト孔とを係合さ
せる。
こののち、ミッションMをエンジンEにボルト締めす
ることによって、エンジンEとミッションMとの組み付
け作業が完了する。
ることによって、エンジンEとミッションMとの組み付
け作業が完了する。
エンジンEとミッションMとの結合体を、バランサー
で吊り上げて払い出した後、作業員が再始動スイッチを
ONすることにより、エンジン支持台10はエンジン搬入位
置に復帰し、空パレットの返却と新たなエンジンを乗せ
たパレットの搬入が行なわれる一方、ミッション支持台
20もミッション搬入位置に復帰し、空パレットの返却と
新たなミッションを乗せたパレットの搬入が行なわれ
る。
で吊り上げて払い出した後、作業員が再始動スイッチを
ONすることにより、エンジン支持台10はエンジン搬入位
置に復帰し、空パレットの返却と新たなエンジンを乗せ
たパレットの搬入が行なわれる一方、ミッション支持台
20もミッション搬入位置に復帰し、空パレットの返却と
新たなミッションを乗せたパレットの搬入が行なわれ
る。
以下、上述したエンジン、ミッション組み付け装置の
動作が繰り返されることによって、次々と、エンジンと
ミッションとを結合した製品が作られてゆく。
動作が繰り返されることによって、次々と、エンジンと
ミッションとを結合した製品が作られてゆく。
[考案の効果] 以上、詳述した如く、本考案に関わるエンジン、ミッ
ション組み付け装置では、エンジン支持台をエンジン搬
入位置と組み付け作業位置との間を移動自在に設けると
ともに、上面部に複数個のフリーベアリングを有するミ
ッション支持台を上記組み付け作業位置に占位したエン
ジン支持台の近傍に設置しており、さらに、ミッション
支持台を上下動させるモータ、およびモータを起動させ
るスイッチ手段を備え、かつモータの駆動軸に取り付け
た円盤の同一円周上に等間隔で形成された検出孔を検出
する光電管、フリップフロップ、モータ駆動回路、およ
び正逆転切り替えスイッチを有し、スイッチ手段の操作
が行われる毎に上記ミッション支持台を所定の寸法だけ
移動させるべくモータを動作させる制御手段を備えて成
る上下位置調整手段を設けるとともに、ミッションを載
置支持するパレットを上記ミッション支持台のフリーベ
アリング上において上記エンジン支持台に対し近接離反
する方向へ移動させるパレット移動手段を設けている。
ション組み付け装置では、エンジン支持台をエンジン搬
入位置と組み付け作業位置との間を移動自在に設けると
ともに、上面部に複数個のフリーベアリングを有するミ
ッション支持台を上記組み付け作業位置に占位したエン
ジン支持台の近傍に設置しており、さらに、ミッション
支持台を上下動させるモータ、およびモータを起動させ
るスイッチ手段を備え、かつモータの駆動軸に取り付け
た円盤の同一円周上に等間隔で形成された検出孔を検出
する光電管、フリップフロップ、モータ駆動回路、およ
び正逆転切り替えスイッチを有し、スイッチ手段の操作
が行われる毎に上記ミッション支持台を所定の寸法だけ
移動させるべくモータを動作させる制御手段を備えて成
る上下位置調整手段を設けるとともに、ミッションを載
置支持するパレットを上記ミッション支持台のフリーベ
アリング上において上記エンジン支持台に対し近接離反
する方向へ移動させるパレット移動手段を設けている。
かかる構成によれば、エンジン支持台にエンジンを載
置支持させる一方、上記パレット上にミッションを載置
支持し、上記上下位置調整手段によりミッション支持台
の高さを調整して、エンジンとミッションとの位置を調
整するとともに、上記パレット移動手段によってパレッ
トを水平移動させて、エンジンとミッションとを結合さ
せることにより、エンジンとミッションとの組み付け作
業を容易かつ正確に行なうことができる。
置支持させる一方、上記パレット上にミッションを載置
支持し、上記上下位置調整手段によりミッション支持台
の高さを調整して、エンジンとミッションとの位置を調
整するとともに、上記パレット移動手段によってパレッ
トを水平移動させて、エンジンとミッションとを結合さ
せることにより、エンジンとミッションとの組み付け作
業を容易かつ正確に行なうことができる。
この結果、本考案に関わるエンジン、ミッション組み
付け装置によれば、エンジンとミッションとの結合作業
を、能率良く、かつ正確に行なうことが可能となる。
付け装置によれば、エンジンとミッションとの結合作業
を、能率良く、かつ正確に行なうことが可能となる。
第1図は本考案に関わるエンジン、ミッション組み付け
装置の一部を破断して示す概念的な全体側面図であり、
第2図は本考案の装置における上下位置調整手段を示す
ブロック図である。 1…エンジン、ミッション組み付け装置、10…エンジン
支持台、20…ミッション支持台、21…フリーベアリン
グ、25…スクリューロッド、26…モータ、26a…駆動
軸、27…ベベルギヤ対、28…円盤、28a…検出孔、29…
検出器(光電管)、30…フットスイッチ(スイッチ手
段)、35…制御手段、40…上下位置調整手段、50…シリ
ンダアクチュエータ、100…エンジン支持機構、200…ミ
ッション支持機構、P1,P2…パレット、E…エンジン、
M…ミッション。
装置の一部を破断して示す概念的な全体側面図であり、
第2図は本考案の装置における上下位置調整手段を示す
ブロック図である。 1…エンジン、ミッション組み付け装置、10…エンジン
支持台、20…ミッション支持台、21…フリーベアリン
グ、25…スクリューロッド、26…モータ、26a…駆動
軸、27…ベベルギヤ対、28…円盤、28a…検出孔、29…
検出器(光電管)、30…フットスイッチ(スイッチ手
段)、35…制御手段、40…上下位置調整手段、50…シリ
ンダアクチュエータ、100…エンジン支持機構、200…ミ
ッション支持機構、P1,P2…パレット、E…エンジン、
M…ミッション。
Claims (1)
- 【請求項1】エンジンを載置支持し、かつエンジン搬入
位置と組み付け作業位置との間を移動自在に設けられた
エンジン支持台と、 上記組み付け作業位置に占位した上記エンジン支持台の
近傍に設置され、かつ上面部に複数個のフリーベアリン
グを有するミッション支持台と、 上記ミッション支持台を上下動させるモータ、および上
記モータを起動させるスイッチ手段を備え、かつ上記モ
ータの駆動軸に取り付けた円盤の同一円周上に等間隔で
形成された検出孔を検出する光電管、フリップフロッ
プ、モータ駆動回路、および正逆転切り替えスイッチを
有し、上記スイッチ手段の操作が行われる毎に上記ミッ
ション支持台を所定の寸法だけ移動させるべく上記モー
タを動作させる制御手段を備えて成る上下位置調整手段
と、 ミッションを載置支持したパレットを、上記ミッション
支持台の上記フリーベアリング上において、上記エンジ
ン支持台に対し近接離反する方向へ移動させるパレット
移動手段と、 を備えて成ることを特徴とするエンジン、ミッション組
み付け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989148419U JPH0810491Y2 (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | エンジン、ミッション組み付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989148419U JPH0810491Y2 (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | エンジン、ミッション組み付け装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0387536U JPH0387536U (ja) | 1991-09-05 |
JPH0810491Y2 true JPH0810491Y2 (ja) | 1996-03-29 |
Family
ID=31694868
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989148419U Expired - Fee Related JPH0810491Y2 (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | エンジン、ミッション組み付け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0810491Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5477847B2 (ja) * | 2009-09-30 | 2014-04-23 | ダイハツ工業株式会社 | 組立搬送設備 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0665449B2 (ja) * | 1986-07-30 | 1994-08-24 | 日産自動車株式会社 | 部品組付方法 |
JPS6326620U (ja) * | 1986-08-04 | 1988-02-22 |
-
1989
- 1989-12-22 JP JP1989148419U patent/JPH0810491Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0387536U (ja) | 1991-09-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2506459B2 (ja) | 平坦物体移送及び配向装置 | |
JPS6399151A (ja) | 工作機械のパレツト供給装置 | |
JPS641264B2 (ja) | ||
US6510751B2 (en) | Glass container inspection machine | |
KR100346866B1 (ko) | 금속성형기,특히반송프레스의반송장치 | |
US5701651A (en) | Composite stringer and skin panel assembly machine | |
US5160079A (en) | Apparatas and method for lifting and transporting palletized workpieces | |
JPH0810491Y2 (ja) | エンジン、ミッション組み付け装置 | |
JPH0788749A (ja) | 自動搬送装置 | |
JPH08108353A (ja) | H形鋼用面研削装置 | |
JPH055611B2 (ja) | ||
JPH0538714A (ja) | 自動石材加工機 | |
CN215709810U (zh) | 一种整体式升降下料装置 | |
CN221868954U (zh) | 一种自动喷漆系统 | |
JPH08141793A (ja) | ロータリテーブルを有する多頭式液圧プレス装置 | |
JPS6045018B2 (ja) | 被加工物の自動送り装置 | |
CN113428627A (zh) | 一种整体式升降下料装置 | |
JPH01321212A (ja) | 被搬送物の移載装置 | |
JPH0710674B2 (ja) | 重量物搭載装置 | |
JPH0742592Y2 (ja) | 板材加工機における板材クランプ装置 | |
JPH0698581B2 (ja) | ワークストッカ | |
JPH0655419A (ja) | リフト・アンド・キャリー・トランスファ装置 | |
JPH0755668B2 (ja) | 重量物搭載装置 | |
JPH0130675B2 (ja) | ||
JPH10297709A (ja) | 収納棚におけるパレット搬入出方法およびその装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |