JPH0723642A - 刈払機 - Google Patents

刈払機

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Publication number
JPH0723642A
JPH0723642A JP5170178A JP17017893A JPH0723642A JP H0723642 A JPH0723642 A JP H0723642A JP 5170178 A JP5170178 A JP 5170178A JP 17017893 A JP17017893 A JP 17017893A JP H0723642 A JPH0723642 A JP H0723642A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operator
scattered
net
frame
brush cutter
Prior art date
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Pending
Application number
JP5170178A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Ueshima
徹 上嶋
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Individual
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Publication of JPH0723642A publication Critical patent/JPH0723642A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 刈払作業に支障を来すことがなく、刈払作業
中に刈払機が重く感じられることもなく、しかも、飛散
物が作業者に衝突することを充分に防止することのでき
る刈払機を提供する。 【構成】 平面視において略楕円形の枠体6に網体7を
張設する。枠体6を、刈払機の操作杆3の、ハンドル5
と可撓線条刃2aとのほぼ中間付近の位置に、取付部材
10を介して取り付ける。これにより、可撓線条刃2a
による飛散物の作業者への飛行経路を網体7によって遮
断でき、飛散物の大半を網体7に衝突させて落下させた
りその飛行方向を変えさせたりできるので、飛散物の作
業者への衝突を防止することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転刃による飛散物から
作業者を保護できる刈払機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】刈払機による刈払作業中に、回転刃によ
って後方に跳ね飛ばされた小石や草など飛散物が作業者
に衝突するのは危険であり、また、作業者にとって不快
極まりないことであるので、従来の刈払機においては、
例えば図6に示すようにエンジン1の回転を回転刃2に
伝達するドライブシャフト(不図示)が挿通された操作
杆3の回転刃2の近傍に、回転刃2の後部上面を覆う保
護カバー4を取り付け、回転刃2により跳ね飛ばされた
飛散物を保護カバー4の内面に衝突させることにより飛
散物が作業者に衝突するのを防止している。5は操作杆
3に取り付けられたハンドルである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような刈
払機では保護カバーが回転刃の近傍に回転刃の後部上面
を覆うように設けられているので、保護カバーを飛散物
の作業者への衝突を充分に防止できる寸法とすると、保
護カバーが土面に当たったり保護カバーが邪魔になって
回転刃が作業者から見えなくなったりして刈払作業に支
障を来すという問題があった。また、保護カバーが操作
杆の先端近くにあるので、刈払作業をするとき刈払機が
重く感じられ、作業者の疲労が激しくなるという問題も
あった。
【0004】本発明は前記のような問題を鑑み、保護カ
バーが土面に当たったり回転刃が作業者から見えなくな
ったりして刈払作業に支障を来すことがなく、刈払作業
中に刈払機が重く感じられることもなく、しかも、飛散
物が作業者に衝突することを充分に防止することのでき
る刈払機を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、操作杆の先端に回転刃を設けてなる刈払
機において、操作杆の中間部に取付部材を介して枠体を
取り付け、この枠体に適宜な大きさの網目を有する網体
を張設したことを特徴とするものである。なお、「適宜
な大きさの網目を有する網体」とは、少なくとも作業者
に衝突すると危険であるような大きさの飛散物を通過さ
せないか、もしくはそのような飛散物の大半に接触して
その飛行方向を変えさせることのできる網体という意味
であり、作業者に衝突しても危険の少ない微細な飛散物
は網体を通過してもよいことを意味するものである。
【0006】
【作用】本発明に係る刈払機によれば、回転刃による飛
散物の作業者への飛行経路を網体によって遮断すること
により、飛散物の大半を網体に衝突させて落下させたり
その飛行方向を変えさせたりできて、飛散物が作業者に
衝突するのを防ぐことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例に係る刈払機を図面
に基づき説明する。図1は刈払機の斜視図、図2は図1
の要部拡大平面図、図3は図1の要部拡大側面図、図4
は図3のA−A線断面図、図5は枠体を取付リング側か
ら見た側面図である。これらの図において、1はエンジ
ン、2aは可撓線条刃(回転刃の一例)、3は操作杆、
5はハンドルであり、以上は刈払機の公知の構成要素で
ある。なお、図1および図2における矢印イは、可撓線
条刃2aが回転する向きを示している。
【0008】また、平面視において略楕円形の枠体6に
は網体7が張設されている。網体7は互いに直交する方
向に張られた多数のナイロン糸からなり、その網目の大
きさは約10mm程度である。枠体6には連結杆8が突設
されており、連結杆8の先端には後述する取付部材への
取付リング9が固設されている。なお、図5に示す、枠
体6の網体張設面と取付リング9の取り付け面とのなす
角度θは約45°となっている。
【0009】そして、刈払機の操作杆3の中間部(ハン
ドル5と可撓線条刃2aとの中間より若干可撓線条刃2
a寄りの位置が望ましい)に取り付けられた取付部材1
0の上面に、取付リング9をワッシャ11および取付ボ
ルト12によって取り付けることにより、枠体6が操作
杆3に装着されている。
【0010】本実施例は以上のような構成なので、取付
ボルト12を軸として枠体6が回動でき、かつ、任意の
角度で固定可能であるが、可撓線条刃2aが矢印イ方向
に回転する場合、一般的には図1〜図3に示すように、
作業者から見て操作杆3の左側に枠体6を固定する。す
なわち、可撓線条刃2aによる飛散物は可撓線条刃2a
の周囲に全方向に飛散するものと考えられるが、そのう
ち作業者に衝突する可能性があるのは、矢印ロで示すよ
うに、作業者から見て可撓線条刃2aの左側から斜め上
方に向かって飛行する飛散物のみである。したがって、
前記のような位置に枠体6を固定することにより、飛散
物の作業者への飛行経路を網体7によって遮断すること
ができる。
【0011】本実施例では、網体7の網目の大きさを約
10mmとしたので、例えば直径10mm以上の小石はもち
ろん網体7を通過できないが、直径10mm未満の小石で
あっても、そのほとんどが網体7に接触して飛行方向が
変わったり飛行速度が低下したりするので、作業者まで
達するものは僅かであり、それも衝突しても危険の少な
いごく小径の飛散物のみとなる。また、本実施例では図
3に示すように飛散物の飛行方向ロに対して網体7が斜
めになっているので、飛行方向ロに対して網体7が垂直
に設けられている場合に比べて飛散物が網体7を通過し
にくくなり、実質的に網目を小さくしたのと同じ効果が
得られる。一方、作業者の可撓線条刃2aを見る視線は
図3の矢印ハに示すように、飛散物の飛行方向ロに比べ
て、より大きい角度をもって網体7と交わるので、網体
7を通して可撓線条刃2aを見るとき、視線が網体7に
遮られる程度が軽微で済む。また、何らかの理由で網体
7が破損した場合は、枠体6ごと新しいものに交換して
もよく、破損した網体7を除去したのち、市販されてい
る金網や不要となったパンティーストッキングその他の
網体を枠体6に張設して使用することも可能である。
【0012】なお、本発明に係る刈払機の実施態様が前
記実施例に限定されるものではなく、例えば枠体の形
状、枠体の刈払機操作杆への装着方法、網体の材質およ
び張設方法、その他細部は任意である。また、実施例で
は回転刃が可撓線条刃の場合について説明したが、本発
明が回転刃が金属製その他の場合においても適用できる
ことはいうまでもない。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る刈払機
によれば、回転刃による飛散物の作業者への飛行経路を
網体によって遮断することにより、飛散物の大半を網体
に衝突させて落下させたりその飛行方向を変えさせたり
できて、飛散物が作業者に衝突するのを防ぐことがで
き、作業者を保護することが可能となる。
【0014】また、本発明に係る刈払機は、従来のよう
に回転刃の近傍に回転刃を覆うように保護カバーを設け
たものではなく、操作杆の中間部に網体を張設した枠体
を設けたものなので、枠体が土面に当たることがなく、
しかも、作業者は網体を通して回転刃を見ることができ
るので、刈払作業に支障を来す虞れがない。
【0015】さらに、網体を用いているので重量を軽く
でき、しかも、それを操作杆の中間部に設けているの
で、刈払作業をするとき刈払機が重く感じられて作業者
の疲労が激しくなるという問題が生じない。また、網体
に飛散物を衝突させるので、板状のものに飛散物を衝突
させる場合と異なり衝突時の衝撃で割れることがなく、
衝撃音が小さく、しかも衝突後の飛散物の撥ね返りが弱
められるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る刈払機の斜視図であ
る。
【図2】図1の要部拡大平面図である。
【図3】図1の要部拡大側面図である。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】枠体を取付リング側から見た側面図である。
【図6】従来の刈払機の斜視図である。
【符号の説明】
2 回転刃 2a 可撓線条刃(回転刃) 3 操作杆 6 枠体 7 網体 10 取付部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作杆の先端に回転刃を設けてなる刈払
    機において、操作杆の中間部に取付部材を介して枠体を
    取り付け、この枠体に適宜な大きさの網目を有する網体
    を張設したことを特徴とする刈払機。
JP5170178A 1993-07-09 1993-07-09 刈払機 Pending JPH0723642A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5170178A JPH0723642A (ja) 1993-07-09 1993-07-09 刈払機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5170178A JPH0723642A (ja) 1993-07-09 1993-07-09 刈払機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0723642A true JPH0723642A (ja) 1995-01-27

Family

ID=15900140

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5170178A Pending JPH0723642A (ja) 1993-07-09 1993-07-09 刈払機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0723642A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012239410A (ja) * 2011-05-18 2012-12-10 Saburo Kaneda 刈払機の飛散防止装置
JP2019170163A (ja) * 2018-03-26 2019-10-10 匡則 佐藤 草刈機用安全カバー及び草刈機

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012239410A (ja) * 2011-05-18 2012-12-10 Saburo Kaneda 刈払機の飛散防止装置
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