JPH07236296A - 1個の位置検知素子により3相の位置検知信号を得る装置 - Google Patents

1個の位置検知素子により3相の位置検知信号を得る装置

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JPH07236296A
JPH07236296A JP6061929A JP6192994A JPH07236296A JP H07236296 A JPH07236296 A JP H07236296A JP 6061929 A JP6061929 A JP 6061929A JP 6192994 A JP6192994 A JP 6192994A JP H07236296 A JPH07236296 A JP H07236296A
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Itsuki Ban
五紀 伴
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Secoh Giken Co Ltd
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K29/00Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices
    • H02K29/06Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices with position sensing devices
    • H02K29/08Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices with position sensing devices using magnetic effect devices, e.g. Hall-plates, magneto-resistors
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    • H02K29/06Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices with position sensing devices
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/14Electronic commutators
    • H02P6/16Circuit arrangements for detecting position

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  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1個の位置検知素子により3相の直流電動機
に使用される3相の位置検知信号の発生装置を得ること
が目的である。 【構成】 電動機と同期回転する回転子の外周に物理的
性質の異なる第1,第2,第3の区間を順次に設け、第
1,第2,第3の区間はそれぞれ電気角で120度の巾
とする。本体に固定した1個の位置検知素子を第1,第
2,第3の区間に対向し、該区間が通過することによ
り、第1,第2,第3の区間に対応する3相の位置検知
信号を得る構成となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】リラクタンス型の電動機及びブラ
シレス直流電動機の位置検知装置として利用することが
できる。
【従来の技術】1個の位置検知素子を使用した電動機は
すでに周知で例えば本件出願人による特許登録番号第1
167494号がある。しかしこれらの技術は電動機が
起動するときに不安定な出力トルクとなる問題点があ
る。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】第1の課題 3相の直
流電動機の回転子の位置を検出して位置検知信号を得る
為の位置検知素子の数は3個である。従って電気部品の
数が多く対応して電気回路も錯雑となる不都合がある。
第2の課題 特に小型の電動機(径が20ミリメートル
位)では上述した問題点は更に大きく解決困難な現状に
ある。
【0003】
【課題を解決するための手段】第1の手段 電動機と同
期回転する導体円板と、該円板の円周面に電気角で24
0度の巾で互いに電気角で120度離間して配設された
複数個の突出部と、該突出部の回転面と僅かな空隙を介
してコイル面が対向して本体に固定された1個の位置検
知素子となるコイルと、突出部の回転面の電気角で12
0度の巾と次の120度の巾の部分とコイル面との空隙
長を異ならしめてコイルのインピーダンスを異ならしめ
る手段と、コイル面を通過する突出部の上記した電気角
で120度の第1の区間及び次の120度の第2の区間
及び次の120度の突出部のない第3の区間におけるコ
イルのインピーダンスの差をコイルに印加された高周波
交流の通電電流値の変化により検出して、第1,第2,
第3の区間に対応する第1,第2,第3の相の位置検知
信号を得る電気回路とより構成されたものである。第2
の手段 電動機と同期回転する円板と、該円板の円周面
に電気角で120度の巾で隣接して設けられたN,S磁
極のマグネットが互いに電気角で120度離間して配設
されたマグネット回転子と、該マグネット回転子のN,
S磁極面と僅かな空隙を介して対向して本体に固定され
た位置検知素子となる1個のホール素子と、該ホール素
子を通過するマグネット回転子の電気角で120度の巾
の磁極の第1の区間及び次の120度の巾の磁極の第2
の区間及び次の120度の巾の磁極の無い第3の区間を
通過したときにおけるホール素子の第1の出力信号及び
第2の出力信号及び第3の出力信号を検出して、第1,
第2,第3の区間に対応する3個の電気信号の隣接する
電気信号曲線間の空隙を無くした第1,第2,第3の相
の位置検知信号を得る電気回路とより構成されたもので
ある。
【0004】
【作用】電動機と同期回転する回転子の外周に物理的な
性質の異なる第1,第2,第3の区間を設け、それぞれ
の区間は電気角で120度の巾とする。本体に固定した
1個の位置検知素子を第1,第2,第3の区間が通過す
ることにより、対応した第1,第2,第3の位置検知信
号が得られるので、該信号により対応する第1,第2,
第3の相の電機子コイルの通電制御を行なうことにより
電動機を回転せしめることができる。従来の手段による
と、3個の位置検知素子が必要となるが、本発明の手段
によると1個でよいので構成が簡素化され、径が20ミ
リメートル位の小型の電動機に適用すると特に有効な手
段となる。
【0005】
【実施例】図1以降について本発明の実施例を説明す
る。各図面の同一記号のものは同一部材なので、その重
複した説明は省略する。以降の角度表示はすべて電気角
で表示する。次に本発明が適用される3相片波のリラク
タンス型の電動機の構成について説明する。図1は、固
定電機子と回転子の平面図である。図1において、記号
1は回転子で、その突極1a,1b,…の巾は180
度、それぞれは360度の位相差で等しいピッチで配設
されている。回転子1は、珪素鋼板を積層した周知の手
段により作られている。記号5は回転軸である。固定電
機子16には、磁極16a,16b,16c,16d,
16e,16fが、それ等の巾が180度で、等しい離
間角で配設されている。突極と磁極の巾は180度で等
しくされている。突極数は8個,磁極数は6個である。
電機子16も回転子1と同じ手段により作られている。
【0006】磁極16a,16b,…には、電機子コイ
ル17a,17b,…がそれぞれ捲着されている。図4
は、図1の磁極と回転子の展開図である。図4におい
て、円環部16及び磁極16a,16b,…は、図示し
ない外筺に固定されて固定電機子となる。記号16の部
分は磁路となる磁心である。電機子コイル17a,17
dは直列若しくは並列に接続され、この接続体を電機子
コイルKと呼称する。電機子コイル17b,17e及び
電機子コイル17c,17fも同様に接続され、これ等
をそれぞれ電機子コイルL,電機子コイルMと呼称す
る。電機子コイルLが通電されていると、突極1b,1
fが吸引されて、矢印A方向に回転子1が回転する。6
0度回転すると、電機子コイルLの通電が断たれ、電機
子コイルMが通電される。更に120度回転すると、電
機子コイルMの通電が断たれて、電機子コイルKが通電
される。通電モードは120度の回転毎に、電機子コイ
ルK→電機子コイルL→電機子コイルM→とサイクリッ
クに交替され、3相片波の電動機として駆動される。こ
のときに軸対称の位置にある磁極は、図示のようにN,
S極に着磁されている。励磁される2個の磁極が常に異
極となっている為に、非励磁磁極を通る洩れ磁束は互い
に反対方向となり、反トルクの発生が防止される。
【0007】電機子コイルK,L,Mをそれぞれ第1,
第2,第3の相の電機子コイルと呼称する。次に第1,
第2,第3の相の電機子コイルの通電を制御する為に突
極1a,1b,…の回転位置を検知して位置検知信号を
発生する手段について説明する。図2は、本発明装置の
側面図である。図2において、記号3は、固定電機子1
6,16a,16b,…が内周面に固定された外筺であ
る。回転軸5の右端には、回転円板15の中心が固定さ
れ、回転子1(図示せず)と同期回転する。回転円板1
5の平面図が図3に示されている。図3において、回転
円板15は、アルミニユームのような金属導体で作ら
れ、その外周回転面には、突出部15a,15b,…が
設けられる。突出部15a,15b,…の巾は120度
で、それぞれの突出部は互いに240度離間している。
【0008】突出部15a,15b,…に隣接して斜線
部の突出部16a,16b,…が設けられ、突出部15
a,15b,…に対して突出部16a,16b,…は所
定長だけ表面が後退している。突出部16a,16b,
…の巾も120度となり空隙部の巾も120度となって
いる。突出部15a,15b,…と突出部16a,16
b,…の数は8個で突極1a,1b,…の数は8個であ
る。点線23a,23bは、かかる突出部が設けられて
いることを略示したものである。図2の点線Cで示す筺
体には、位置検知素子となる小径の偏平なコイル10が
載置され、コイル面は突出部15a,15b,…及び突
出部16a,16b,…に空隙を介して対向している。
【0009】回転円板15とコイル10の展開図が図5
に示されている。矢印Aは回転方向で、図4の矢印Aと
同じ方向である。矢印Dの巾は120度、矢印Eの巾も
120度である。空隙部の巾も120度である。次にコ
イル10より位置検知信号を得る手段について説明す
る。コイルは5ミリメートル径で50ターン位の空心の
ものである。図7に、コイル10より、3相の位置検知
信号を得る為の装置が示されている。
【0010】図7において、コイル10,抵抗9a,9
b,9c,…9eはブリッジ回路となり、コイル10が
突出部15a,15b,…に対向していないときには平
衡するように調整されている。即ちダイオード11a,
コンデンサ12aならびにダイオード11b,コンデン
サ12bよりなるローパスフイルタの出力は等しく、オ
ペアンプ13bの出力はローレベルとなる。記号7は発
振器で1メガサイクル位の発振が行なわれている。コイ
ル10が突出部15a,15b,…に対向すると、鉄損
(渦流損とヒステリシス損)により、インピーダンスが
減少するので、抵抗9aの電圧降下が大きくなり、オペ
アンプ13bの出力はハイレベルとなる。
【0011】オペアンプ13aの+,−端子の入力を説
明する。コイル10の面を突出部15aが通過したとき
にそのインピーダンスが最少となり、次に突出部16a
を通過すると空隙長が大きいので、インピーダンスが増
大し、次に空間部を通過すると更に増大する。空間部を
通過したときに図7のオペアンプ13bの+,−の端子
の入力は等しくなるようになっているので、その出力は
ローレベルとなる。このときに、オペアンプ13aの−
端子の入力は、抵抗9dの電圧降下分だけ上昇している
のでオペアンプ13aの出力もローレベルとなってい
る。ダイオード11c,コンデンサ12cは平滑回路で
ある。突出部15a,16aにコイル10が順次に対向
すると、オペアンプ13bの出力波形は、図9のグラフ
の曲線27aとなる。曲線の下部の巾は240度、点線
Gの部分では120度である。オペアンプ13aの−端
子の入力は前述したように抵抗9dの電圧降下分だけ上
昇しているので、オペアンプ13aの出力は図9の点線
Gの上の部分だけの出力となり、図9の曲線28aとな
り、120度の巾となる。
【0012】コイル10が他の突出部と対向したときの
オペアンプ13b,13aの出力も同様で、これ等の出
力が曲線27b,27c,…,曲線28b,28c,…
として図9に示されている。オペアンプ13bの出力は
240度の巾であるが、曲線28a,28b,…の信号
が、反転回路25aを介してアンド回路26に入力され
ているのでアンド回路26の出力は曲線29a,29
b,…の曲線となる。オペアンプ13bの+端子の入力
即ち図9の曲線27a,27b,…を反転回路25bで
反転した信号が図9の曲線30a,30b,…となる。
以上の説明より理解されるように、図7の端子6a,6
b,6cの出力はそれぞれ図9の曲線28a,28b,
…と曲線29a,29b,…と曲線30a,30b,…
となる。曲線の巾は120度で位相が120度づつおく
れているので、3相の位置検知信号となる。
【0013】上述した位置検知信号により通電制御の行
なわれる電機子コイルの説明をする。上述した位置検知
信号は、一般の手段によると、3個の120度離間した
位置検知素子により得ているが、本発明によると、1個
の位置検知素子により得られるので位置検知装置の構成
が簡素化される作用効果がある。回転円板15の代り
に、マグネット回転子とホール素子を利用しても同じ目
的が達成される。次にその説明をする。図3において、
回転軸5には、プラスチック円板16が固定され、その
外周には、円環状のマグネットが固定される。上述した
マグネットの展開図が図6に示される。図6において、
120度の巾のN,S磁極(記号23a,23b,…と
記号24a,24b,…)が配設され、斜線部は無磁極
部で120度の巾となっている。矢印D,Eの巾は12
0度である。
【0014】ホール素子10aは磁極に対向し、図6の
矢印A方向にマグネットが回転することにより対応して
出力が得られる。次にその説明をする。図5、図6の回
転体はそれぞれ図3の回転子15と16の外周側面若し
くは外周面のいづれに設けてもよい。図8において、ホ
ール素子10aがN,S磁極に対向したときの2個の出
力信号は増幅回路により増幅されて、フリップフロップ
回路25aに入力される。フリップフロップ回路を以降
はFF回路と略称する。FF回路25aの出力の1つは
トランジスタ回路25cを介して端子6aより導出さ
れ、ホール素子の他の1つの出力もFF回路25aに入
力される。FF回路25aの他の1つの出力もトランジ
スタ回路25bを介して端子6bより導出される。ホー
ル素子10aの左右の2つの出力は、それぞれダイオー
ド26a,26bを介して反転回路26に入力され、そ
の出力はトランジスタ回路25b,25cの制御入力と
なり、反転回路26の出力は端子6cより導出される。
ホール素子10aが図6のN極に対向すると端子6aよ
り磁極巾と同じ巾の120度の巾の位置検知信号が得ら
れる。次に図6のS極に対向すると、FF回路25aの
下側の出力により、端子6bより120度の巾の位置検
知信号が得られる。このときに、ダイオード26a若し
くはダイオード26bを介する反転回路26の入力はハ
イレベルなので端子6cの出力はローレベルとなってい
る。ホール素子10aが図6の120度の巾の無磁界部
(斜線部)に対向すると、ホール素子10aの出力が消
滅するので、FF回路25aの2つの入力もローレベル
となる。FF回路25aの出力の1つはハイレベルに保
持されたままとなるが、ダイオード26aまたはダイオ
ード26bを介する反転回路26の入力がハイレベルと
なっているのでその出力がローレベルとなり、トランジ
スタ回路25b,25cの制御入力もローレベルとな
る。従ってトランジスタ回路25b,25cは不導通に
保持されるので、端子6a,6bの出力もローレベルと
なる。ホール素子10aが、電源を投入したときに図6
の120度の巾の無磁界部に対向しているときでも、F
F回路25aの2つの出力が得られるが、このときには
ダイオード26a,26bを介する出力はローレベルと
なるので、トランジスタ回路25b,25cの制御入力
がなく不導通に保持され、従って端子6a,6bの出力
はローレベルとなる。ホール素子10aの左右の2つの
出力は増幅されてダイオード26a,26bの入力とな
り、ダイオード26a,26bの出力は小容量のコンデ
ンサにより両者の出力の境界の電圧が零値となることを
防止している。以上の説明により理解されるように、ホ
ール素子10aが図6のN極,S極,無磁界部に対向す
ることに対応して端子6a,6b,6cより120度の
巾の矩形波の位置検知信号を得ることができる。上述し
た手段により、矩形波の境界の信号の空隙が無くなる作
用がある。空隙があると、この位置にホール素子10a
が対向したときに出力がなく、従って起動が不安定とな
る欠点が発生するが、本発明の手段によるとこの欠点が
除去される作用がある。
【0015】図8の端子6a,6b,6cの出力信号は
図10のグラフにおいてそれぞれ曲線31a,31b,
…と曲線32a,32b,…と曲線33a,33b,…
として示され、図8の反転回路26の入力信号は図10
のグラフの曲線34a,34b,…として示されてい
る。上述した説明より理解されるように、図6のマグネ
ットが電動機の回転子と同期回転すると、端子6a,6
b,6cより3相の120度の巾の位置検知信号が得ら
れる。この信号の第1,第2,第3の相の120度の巾
の位置検知信号は互いに連続し、空隙がないので安定確
実に起動する電動機が得られる作用効果がある。本発明
装置は3相のマグネット回転子を有する片波通電の直流
電動機の位置検知装置としても利用することができる。
【0016】
【発明の効果】位置検知素子が1個となるので電動機の
制御装置が簡素化される効果がある。特に径の小さい2
0ミリメートル位の径の電動機の場合に有効な手段とな
る。大きい出力の3相リラクタンス型の電動機の場合に
は、位置検知素子としてコイル10を利用することによ
り、磁極の発生する強い磁界の影響を受けることなく良
質な位置検知信号が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】リラクタンス型電動機の電機子と回転子の平面
【図2】本発明装置の外観を示す側面図
【図3】回転子15,16の説明図
【図4】本発明装置の電機子と回転子の展開図
【図5】コイルを利用した位置検知装置の展開図
【図6】マグネットを使用した位置検知装置の展開図
【図7】図5の位置検知装置の電気回路図
【図8】図6の位置検知装置の電気回路図
【図9】図5の位置検知装置の位置検知信号のグラフ
【図10】図6の位置検知装置の位置検知信号のグラフ
【符号の説明】
1,1a,1b,… 回転子と突出部 5 回転軸 16,16a,16b,… 電機子と磁極 17a,17b,… 電機子コイル 3 外筺 15 円板 15a,15b,…,16a,16b,… 突出部 16 回転子 10 コイル 10a ホール素子 23a,23b,…,24a,24b,… N,S磁極 7 発振器 13a,13b オペアンプ 25a,25b フリップフロップ回路 27a,27b,… コイル10の出力信号 28a,28b,…,29a,29b,…,30a,3
0b,… 位置検知信号曲線 31a,31b,…,32a,32b,…,33a,3
3b,… 位置検知信号曲線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動機と同期回転する導体円板と、該円板
    の円周面に電気角で240度の巾で互いに電気角で12
    0度離間して配設された複数個の突出部と、該突出部の
    回転面と僅かな空隙を介してコイル面が対向して本体に
    固定された1個の位置検知素子となるコイルと、突出部
    の回転面の電気角で120度の巾と次の120度の巾の
    部分とコイル面との空隙長を異ならしめてコイルのイン
    ピーダンスを異ならしめる手段と、コイル面を通過する
    突出部の上記した電気角で120度の第1の区間及び次
    の120度の第2の区間及び次の120度の突出部のな
    い第3の区間におけるコイルのインピーダンスの差をコ
    イルに印加された高周波交流の通電電流値の変化により
    検出して、第1,第2,第3の区間に対応する第1,第
    2,第3の相の位置検知信号を得る電気回路とより構成
    されたことを特徴とする1個の位置検知素子により3相
    の位置検知信号を得る装置。
  2. 【請求項2】電動機と同期回転する円板と、該円板の円
    周面に電気角で120度の巾で隣接して設けられたN,
    S磁極のマグネットが互いに電気角で120度離間して
    配設されたマグネット回転子と、該マグネット回転子の
    N,S磁極面と僅かな空隙を介して対向して本体に固定
    された位置検知素子となる1個のホール素子と、該ホー
    ル素子を通過するマグネット回転子の電気角で120度
    の巾の磁極の第1の区間及び次の120度の巾の磁極の
    第2の区間及び次の120度の巾の磁極の無い第3の区
    間を通過したときにおけるホール素子の第1の出力信号
    及び第2の出力信号及び第3の出力信号を検出して、第
    1,第2,第3の区間に対応する3個の電気信号の隣接
    する電気信号曲線間の空隙を無くした第1,第2,第3
    の相の位置検知信号を得る電気回路とより構成されたこ
    とを特徴とする1個の位置検知素子により3相の位置検
    知信号を得る装置。
JP6061929A 1994-02-22 1994-02-22 1個の位置検知素子により3相の位置検知信号を得る装置 Pending JPH07236296A (ja)

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